柔道整復師国家試験、外科学部分別問題移植と出血と止血の範囲になります。
この分野では出血と止血の問題について出題されています。止血の出血も組み合わせ問題を中心に出題される傾向があります。出題数は少なく頻度は低いですが出題されればチャンスの問題なので必ず解けるようにしておきましょう。
この過去問を利用してぜひ学習してください。
目次
外科学:出血と止血
問題124 止血について誤っているのはどれか。
- 緊縛法
- 電気凝固法
- 免疫療法
- 圧迫タンポナーデ
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3.免疫療法
問題121 正しいのはどれか。
- 創傷の二次的治癒とは縫合によるものである。
- 血流障害は創傷治癒を遅らせる局所因子である。
- 気道熱傷はほとんど無症状に経過する。
- Ⅲ度熱傷は水疱形成を特徴とする。
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2.血流障害は創傷治癒を遅らせる局所因子である。
問題124 誤っているのはどれか。
- 循環血液量の35~45%の出血は生命に危険を及ぼす。
- 喀血は内出血に含まれる。
- 輸血をする際は交差適合試験を行う。
- 成分輸血は病態に応じて適用される。
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2.喀血は内出血に含まれる。
問題123 止血法について誤っているのはどれか。
- 出血部位を直接圧迫するのを結紮法という。
- 駆血帯などで止血するのを緊縛法という。
- ガーゼなどをつめて止血するのを圧迫タンポン法という。
- 内視鏡などを用いて塞栓・硬化させるのを血管内塞栓法という。
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1.出血部位を直接圧迫するのを結紮法という。
問題122 止血法で誤っている組合せはどれか。
- 圧迫タンポナーデ ─── びまん性出血
- 結紮法 ─── 動静脈の出血
- 緊縛法 ─── 四肢の動脈出血
- 電気凝固法 ─── 大血管の出血
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4.電気凝固法 ─── 大血管の出血
問題125 止血法で正しいのはどれか。
- 顔面損傷の場合はベロックのタンポン法による。
- 骨からの出血は結紮する。
- 手指切創の出血は電気凝固法を実施する。
- 深層からの出血はミクリッツタンポン法による。
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4.深層からの出血はミクリッツタンポン法による
問題126 正しいのはどれか。
- 血液の全成分が血管外に流出することを出血という。
- 全血液の10~20%の急性出血でショックを起こす。
- 下部消化管からの出血はタール様である。
- 胃癌では大量吐血はみられない。
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1.血液の全成分が血管外に流出することを出血という。
問題127 外出血がみられるのはどれか。
- 複雑骨折
- 血胸
- 脾破裂
- 硬膜外血腫
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1.複雑骨折
問題122 誤っているのはどれか。
- 動脈性出血では緊急止血操作がひつようである。
- 動脈性出血では出血血管の中枢側を圧迫する。
- 静脈生出血は非拍動作である。
- 毛細血管性出血の止血操作には緊縛法が適している。
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4.毛細血管性出血の止血操作には緊縛法が適している
問題171 誤っている組合せはどれか。
- 食道静脈瘤破裂 ─── ブレークモアのチューブ
- 急性動脈閉塞 ─── フォーガティのカテーテル
- 難治性鼻出血 ─── ベロックのタンポン
- 拍動性胃潰瘍出血 ─── ゼラチンフォーム
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4.拍動性胃潰瘍出血 ─── ゼラチンフォーム
問題170 出血で正しい組合せはどれか。
- 血尿 ─── 腎損傷
- タール便 ─── 下部消化管出血
- 喀血 ─── 胃潰瘍
- 外出血 ─── 腹腔内出血
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1.血尿 ─── 腎損傷
問題166 正しい組合せはどれか。
- 静脈性出血-拍動性
- くも膜下出血-外出血
- 上部消化管出血-タール便
- 喀血-内出血
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3.上部消化管出血-タール便
問題171 止血法と適応との組合せで正しいのはどれか。
- 緊縛法-内臓出血に行う。
- 電気擬固法-大血管の出血に行う。
- 指圧法-動脈の末梢側を圧迫する。
- 圧迫タンポナーデ-びまん性出血に行う。
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4.圧迫タンポナーデ-びまん性出血に行う。
問題169 内出血はどれか。
- 下血
- 血尿
- 皮下出血
- 鼻出血
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3.皮下出血
問題170 出血で正しい組合せはどれか。
- 内出血-吐血
- 外出血-血胸
- 静脈性出血-鮮紅色
- 動脈性出血-拍動性噴出
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4.動脈性出血-拍動性噴出
問題170 出血時の一次止血に関与するのはどれか。
- 白血球
- 赤血球
- 血小板
- フィブリン
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3.血小板
問題168 止血法で誤っているのはどれか。
- 鼻出血ではベロックのタンポン法を用いる。
- 食道静脈瘤では硬化療法を用いる。
- 静脈性出血では中枢側を圧迫する。
- 緊縛法では一時的に止血帯を緩める。
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3.静脈性出血では中枢側を圧迫する。
問題182 外出血で誤っているのはどれか。
- 鼻出血
- 肺結核
- 皮下出血
- 消化性潰瘍
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3.皮下出血
問題180 外出血の部位と症候の組合せで誤っているのはどれか。
- 気管ーー喀血
- 小腸ーー吐血
- 膀胱ーー血尿
- 子宮ーー性器出血
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2.小腸ーー吐血
問題 181 出血と症状や処置の組合せで正しいのはどれか。
- 鼻出血-嚥下を促す。
- 吐血-気管からの出血である。
- 静脈性出血-勢いよく拍動性に噴出する。
- 四肢の比較的太い動脈からの出血-緊縛法を用いる。
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4. 四肢の比較的太い動脈からの出血-緊縛法を用いる。
まとめ
出血と止血の問題では外科学の問題の中ではかなり簡単な分野に分類されます。出題数が少ない外科学ですがこの問題が出題される回はチャンスなのでしっかりと勉強しておきましょう。



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