柔道整復師国家試験、外科学部分別問題消毒と滅菌の範囲になります。
この分野では消毒と滅菌について出題されます。消毒方法や薬剤の名前等が多く出題されます。何度も同じような問題が出題されており、一番は手洗いの問題が出題されやすいと思います。組み合わせ問題で何が何に適応されているのか理解して解くようにしておきましょう。
この過去問を利用してぜひ学習してください。
目次
外科学:消毒と滅菌
問題128 消毒法で誤っている組合せはどれか。
- 煮沸消毒法 ─── 金属製手術器具
- エチレンオキサイドガス ─── 気管支鏡
- ポビドンヨード(イソジン) ─── 皮膚
- オートクレーブ ─── プラスチック製品
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4.オートクレーブ ─── プラスチック製品
問題129 損傷部の処置について正しいのはどれか。
- 汚染された開放性損傷では、創傷部の清浄化を優先する。
- 化膿した創部には副腎皮質ホルモン剤を使用すると治癒が促進する。
- 感染のない創部に対する包帯交換は頻回に行う。
- 受傷後早期にはデブリドマンを行わない。
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1.汚染された開放性損傷では、創傷部の清浄化を優先する。
問題125 滅菌、消毒について誤っている組合せはどれか。
- 鉗子 ─── 高圧蒸気
- 縫合糸 ─── エチレンオキサイドガス
- 手指 ─── ホルマリン液
- 手術野 ─── ポビドンヨード(イソジン)
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3.手指 ─── ホルマリン液
問題121 消毒・滅菌法について誤っているのはどれか。
- ヨードホルム消毒法 ─── 手指・創傷
- 煮沸滅菌法 ─── 手術野・熱傷
- ガス滅菌法 ─── 光学レンズ・ゴム製品
- 高圧蒸気滅菌法 ─── 手術器具・ガーゼ
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2.煮沸滅菌法 ─── 手術野・熱傷
問題121 手指創傷の消毒法で使用されないのはどれか。
- ヨードホール
- エチレンオキサイド
- クロルヘキシジン(ヒビテン液)
- 逆性石鹸
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2.エチレンオキサイド
問題124 誤っているのはどれか。
- 消毒とは病原微生物を死滅させることである。
- 滅菌とはすべての微生物を死滅させることである。
- 高圧蒸気滅菌法は光学レンズの滅菌に有用である。
- プラスチック・ゴム製品はエチレンオキサイドガスで滅菌する。
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3.高圧蒸気滅菌法は光学レンズの滅菌に有用である。
問題168 消毒と滅菌で正しいのはどれか。
- 消毒薬自体が汚染されることはない。
- 微生物によって消毒薬の適用が異なる。
- 高圧蒸気滅菌は光学機器の滅菌に有用である。
- アルコールは粘膜の消毒に有用である。
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2.微生物によって消毒薬の適用が異なる。
問題166 消毒で正しいのはどれか。
- 消毒薬中で微生物は繁殖しない。
- アルコールは粘膜の消毒に用いる。
- ポビドンヨードは皮膚消毒に用いる。
- 高圧蒸気滅菌は医療用に用いない。
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3.ポビドンヨードは皮膚消毒に用いる。
問題168 消毒と滅菌で誤っているのはどれか。
- 消毒薬そのものにも微生物汚染は起こる。
- 消毒用エタノールは粘膜に用いる。
- 光学レンズはガス滅菌を行う。
- オートクレーブは高圧蒸気滅菌装置である。
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2.消毒用エタノールは粘膜に用いる。
問題167 消毒と滅菌で正しいのはどれか。
- 消毒薬はすべての細菌に有効である。
- 損傷皮膚は消毒用エタノールで消毒する。
- 金属は高圧蒸気滅菌を行う。
- 病室はホルムアルデヒドガスで燻蒸する。
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3.金属は高圧蒸気滅菌を行う。
問題167 生体に対して使用できない消毒薬はどれか。
- アルコール
- グルタラール
- ポビドンヨード
- クロルヘキシジン
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2.グルタラール
問題166 滅菌効果があるのはどれか。
- アルコール
- 酸化エチレンガス
- クロルヘキシジン
- 次亜塩素酸ナトリウム
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2.酸化エチレンガス
問題171 ポビドンヨードの殺菌力を低下させるのはどれか。
- 脂肪
- 蛋白質
- 炭水化物
- アルコール
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2.蛋白質
問題168 クロルヘキシジンで殺菌効果が期待できないのはどれか。
- 結核菌
- 多剤耐性菌
- グラム陽性球菌
- B型肝炎ウイルス
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4.B型肝炎ウイルス
問題179 消毒と滅菌で誤っているのはどれか。
- オートクレーブは高圧蒸気滅菌装置である。
- グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
- クロルヘキシジンはMRSAに対して有効である。
- ポビドンヨードは蛋白質の存在下で殺菌力が低下する。
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2.グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
問題178 消毒あるいは滅菌の説明で誤っているのはどれか。
- 消毒薬自体が汚染されることがある。
- アルコールは皮膚の消毒に使用できる。
- 高圧蒸気は光学機器の滅菌に有用である。
- 滅菌はすべての微生物を死滅させることである。
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3.高圧蒸気は光学機器の滅菌に有用である。
問題179 消毒と滅菌で誤っているのはどれか。
- グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
- クロルヘキシジンはMRSAに対して有効である。
- 次亜塩素酸ソーダはウイルスに対する効果が高い。
- ポビドンヨードはタンパク質の存在下で殺菌力が低下する。
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1.グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
問題 179 消毒と滅菌で正しいのはどれか。
- 消毒薬自体が汚染されることはない。
- 微生物によって消毒薬が異なる。
- 光学機器の滅菌には高圧蒸気を用いる。
- 粘膜の消毒にはアルコールを用いる。
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2. 微生物によって消毒薬が異なる。
まとめ
この範囲では昔の過去問も近年でもあまり出題傾向が変わりません。過去問を解いた分だけ点数に結びつくので組み合わせや出題傾向を理解して得点を取れるようにしましょう。



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