第28回柔道整復師国家試験の問題と解答をすべて掲載します。
【午前問題】第28回柔道整復師国家試験
問題1 自他共栄で正しいのはどれか。
- 特定の人の利益になるように働くこと。
 - 他人を助けるにはまず自分が幸福になること。
 - 自己の精力が及ぶ限り大なる効力を他に顕すこと。
 - 多数の人と話し合い助け合いながら共同の目的を達成すること。
 
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4.多数の人と話し合い助け合いながら共同の目的を達成すること。
問題2 柔道の礼法で正しいのはどれか。
- 立礼は上体を約60度曲げる。
 - 礼の時間は一呼吸である。
 - 坐礼は臀部を踵から離す。
 - 正坐から立つときは左足から立つ。
 
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2.礼の時間は一呼吸である。
問題3 定型的鎖骨骨折でみられないのはどれか。
- 屈曲転位
 - 延長転位
 - 側方転位
 - 短縮転位
 
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2.延長転位
問題4 定型的鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
- セイヤー絆創膏固定
 - ハンギングキャスト固定
 - 8字帯固定
 - T字状副子固定
 
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2.ハンギングキャスト固定
問題5 上腕骨外科頸外転型骨折の後でよくみられるのはどれか。
- 骨化性筋炎
 - ズデック(Sudeck)骨萎縮
 - 関節拘縮
 - 阻血性壊死
 
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3.関節拘縮
問題6 上腕骨外科頸外転型骨折の整復操作で正しいのはどれか。
- 第一助手は牽引用の帯で外方に引いて肩を固定する。
 - 第二助手は末梢牽引しながら内転させる。
 - 術者は両手で遠位骨片を内方へ圧迫する。
 - 術者は遠位骨片を前方へ圧迫する。
 
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2.第二助手は末梢牽引しながら内転させる。
問題7 三角筋付着部より遠位での上腕骨骨幹部骨折で正しい固定肢位はどれか。
- 肩関節外転70度
 - 肩関節水平屈曲50度
 - 肘関節屈曲120度
 - 前腕回外位
 
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1.肩関節外転70度
問題8 コーレス(Colles)骨折の典型的な変形はどれか。
- 近位骨片の背側突出
 - 遠位骨片の尺側偏位
 - 橈骨茎状突起の突出
 - 手関節横径の増大
 
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4.手関節横径の増大
問題9 コーレス(Colles)骨折に続発するのはどれか。
- 尺骨茎状突起骨折
 - 舟状骨骨折
 - 月状骨脱臼
 - 長母指伸筋腱断裂
 
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4.長母指伸筋腱断裂
問題10 中手骨頸部骨折で伸展位に固定するのはどれか。
- 手関節
 - MP関節
 - PIP関節
 - DIP関節
 
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1.手関節
問題11 肋骨骨折の屋根瓦状絆創膏固定で正しいのはどれか。
- 胸部全周に貼付する。
 - 完全呼気時に貼付する。
 - 順次下方に向かって貼付する。
 - 絆創膏交換は不要である。
 
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2.完全呼気時に貼付する。
問題12 肩鎖関節上方脱臼の固定法で正しいのはどれか。
- リング固定法
 - ギプス固定法
 - クラーメル固定法
 - 絆創膏固定法
 
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4.絆創膏固定法
問題13 肩関節烏口下脱臼で正しいのはどれか。
- 頭部は健側に傾けている。
 - 上腕は軽度内転、内旋している。
 - 整復前に鎖骨下動脈の拍動を確認する。
 - 上腕外側の感覚障害の有無を確認する。
 
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4.上腕外側の感覚障害の有無を確認する。
問題14 肩関節烏口下脱臼の外観と類似しているのはどれか。
- 上腕骨解剖頸骨折
 - 上腕骨外科頸外転型骨折
 - 上腕骨大結節単独骨折
 - 上腕骨骨幹部骨折
 
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2.上腕骨外科頸外転型骨折
問題15 肩関節烏口下脱臼の整復で正しい組合せはどれか。
- クーパー法-挙上法
 - コッヘル法-回転法
 - スティムソン法-槓杆法
 - モーテ法-吊り下げ法
 
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2.コッヘル法-回転法
問題16 肘関節後方脱臼で正しいのはどれか。
- ヒュータ一三角は正常である。
 - 肘関節は直角位に固定される。
 - 前腕長は短縮して見える。
 - 自動運動は可能である。
 
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3.前腕長は短縮して見える。
問題17 肘内障で正しいのはどれか。
- 橈骨近位部に変形がみられる。
 - 前腕回外強制で疼痛の増強がみられる。
 - 腕尺関節に限局した圧痛がみられる。
 - 肘関節部に腫脹がみられる。
 
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2.前腕回外強制で疼痛の増強がみられる。
問題18 スミス(Smith)骨折の遠位骨片転位はどれか。
- 掌側・尺側・短縮・回内転位
 - 掌側・尺側・短縮・回外転位
 - 掌側・橈側・短縮・回内転位
 - 掌側・橈側・短縮・回外転位
 
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3.掌側・橈側・短縮・回内転位
問題19 インピンジメントサインで検者の立ち位置はどれか。
- 健側前方
 - 健側後方
 - 患側前方
 - 患側後方
 
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4.患側後方
問題20 急性期の肩腱板損傷で陽性となるのはどれか。
- ドロップアームテスト
 - スピードテスト
 - ルーステスト
 - モーリーテスト
 
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1.ドロップアームテスト
問題21 ヤーガソンテストで抵抗を加える時の患者への動作指示はどれか。
- 肘の屈曲
 - 肘の伸展
 - 前腕の回内
 - 前腕の回外
 
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4.前腕の回外
問題22 大腿部前面打撲の合併症で正しいのはどれか。
- 骨化性筋炎
 - 関節強直
 - 脂肪塞栓症
 - フォルクマン(Volkmann)拘縮
 
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1.骨化性筋炎
問題23 膝関節内側側副靱帯損傷の所見はどれか。
- 軋轢音が著明である。
 - 内側に限局した圧痛を認める。
 - 嵌頓症状を認める。
 - 内反動揺性が出現する。
 
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2.内側に限局した圧痛を認める。
問題24 膝関節側副靱帯損傷の検査法はどれか。
- ラックマンテスト
 - 牽引アプライテスト
 - マックマレーテスト
 - 前方引き出しテスト
 
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2.牽引アプライテスト
問題25 前十字靱帯損傷で受傷直後にみられないのはどれか。
- 運動痛
 - 後方落込徴候
 - 不安定感
 - スポーツ活動の続行困難
 
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2.後方落込徴候
問題26 ラックマンテストで被験者の姿勢はどれか。
- 背臥位
 - 側臥位
 - 腹臥位
 - 坐位
 
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1.背臥位
問題27 急性期の半月板損傷でみられないのはどれか。
- 腫脹
 - 圧痛
 - 不安定性
 - 運動制限
 
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3.不安定性
問題28 膝関節内側側副靱帯損傷の固定肢位はどれか。
- 膝関節完全伸展位
 - 膝関節軽度屈曲位
 - 膝関節60度屈曲位
 - 膝関節直角位
 
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2.膝関節軽度屈曲位
問題29 下腿三頭筋肉ばなれで痛みが誘発されない足関節運動はどれか。
- 自動屈曲
 - 自動伸展
 - 他動屈曲
 - 他動伸展
 
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3.他動屈曲
問題30 足関節外側側副靱帯Ⅰ度損傷でみられないのはどれか。
- 疼痛
 - 腫脹
 - 圧痛
 - 不安定性
 
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4.不安定性
問題31 足関節外側側副靱帯完全断裂時の固定期間で正しいのはどれか。
- 約1週
 - 約3週
 - 約7週
 - 約12週
 
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3.約7週
問題32 巻軸包帯を図に示す。矢印部の名称はどれか。

- 帯頭
 - 帯身
 - 帯表
 - 帯尾
 
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1.帯頭
問題33 ギプス包帯の目的で誤っているのはどれか。
- 整復位の保持
 - 可動域の制限
 - 関節拘縮の予防
 - 変形の矯正
 
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3.関節拘縮の予防
問題34 基本包帯法で誤っているのはどれか。
- 環行帯-第1行の上にそのまま重ねて第2行を巻く。
 - 螺旋帯-包帯が重ならないように間隔をあけて巻く。
 - 亀甲帯-屈側で交差させ8の字を描くように巻く。
 - 麦穂帯-8の字の交点が順次少しずれるように巻く。
 
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2.螺旋帯-包帯が重ならないように間隔をあけて巻く。
問題35 デゾー包帯で「三角帯」を用いるのはどれか。
- 第1帯
 - 第2帯
 - 第3帯
 - 第4帯
 
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3.第3帯
問題36 患部と固定包帯の組合せで誤っているのはどれか。
- 肘関節部-5裂
 - 肩関節部-4裂
 - 胸部-3裂
 - 足関節部-2裂
 
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4.足関節部-2裂
問題37 基本包帯で表巻きと裏巻きを交互に繰り返すのはどれか。
- 亀甲帯
 - 折転帯
 - 麦穂帯
 - 螺旋帯
 
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2.折転帯
問題38 インフォームド・コンセントはどれか。
- 患者を差別しないこと。
 - 患者の優先順位を決定すること。
 - 患者の治療歴を聴取すること。
 - 患者に説明して同意を得ること。
 
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4.患者に説明して同意を得ること。
問題39 個人情報の保護に関する法律で個人情報取扱事業者になるのはどれか。
- 厚生労働省
 - 東京都
 - 接骨院
 - 国立がん研究センター
 
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3.接骨院
問題40 医療現場においてインシデントはどれか。
- ヒヤリ・ハット
 - 医療事故
 - 医療過誤
 - 医療過失
 
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1.ヒヤリ・ハット
問題41 医療におけるリスクマネジメントの概念で誤っているのはどれか。
- 医療事故の防止
 - 危機管理
 - 医療に対する苦情対応
 - 利益の誘導
 
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4.利益の誘導
問題42 柔道整復師法に規定されている免許の欠格事由で、意見の聴取が行われるのはどれか。
- 麻薬中毒
 - 精神機能障害
 - 罰金以上の刑
 - 柔道整復の業務の不正行為
 
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2.精神機能障害
問題43 業務独占と名称独占の両方を有する資格はどれか。
- 柔道整復師
 - はり師
 - 理学療法士
 - 医師
 
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4.医師
問題44 柔道整復師法で医師の同意が必要な施術はどれか。
- 骨折・脱臼の応急処置
 - 骨折・脱臼の後療法
 - 打撲・捻挫の応急処置
 - 打撲・捻挫の後療法
 
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2.骨折・脱臼の後療法
問題45 柔道整復師の施術における医師の同意で誤っているのはどれか。
- 同意は書面でも口頭でもよい。
 - 患者が医師から同意を得てもよい。
 - 同意は歯科医師でもよい。
 - 医師の診察は必要である。
 
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3.同意は歯科医師でもよい。
問題46 柔道整復師法の施術所の構造設備基準で専用でなければならないと規定されているのはどれか。
- 受付
 - 更衣室
 - 待合室
 - 施術室
 
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4.施術室
問題47 柔道整復師法で広告できないのはどれか。
- 施術所の案内図
 - 各種保険取扱い
 - 予約施術の実施
 - 駐車場の有無
 
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2.各種保険取扱い
問題48 医療法に規定されていない施設はどれか。
- 病院
 - 歯科医院
 - 助産所
 - 接骨院
 
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4.接骨院
問題49 柔道整復師が支給申請できないのはどれか。
- 骨折
 - 脱臼
 - 挫傷
 - 肩こり
 
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4.肩こり
問題50 柔道整復師療養費の受領委任(協定・契約)で正しいのはどれか。
- 登録・承諾施術所以外でも請求ができる。
 - 柔道整復師は療養費の支給を保険者に申請することができる。
 - 患者の一部負担金は減免できる。
 - 施術録は施術完結日から1年間保存する。
 
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2.柔道整復師は療養費の支給を保険者に申請することができる。
問題51 上皮組織で正しい組合せはどれか。
- 食道-単層円柱上皮
 - 気管支-多列線毛円柱上皮
 - 尿細管-移行上皮
 - 血管-単層立方上皮
 
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2.気管支-多列線毛円柱上皮
問題52 中胚葉由来はどれか。
- 脳
 - 肺
 - 肝臓
 - 腎臓
 
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4.腎臓
問題53 筋の起始で正しいのはどれか。
- 筋の両端で動きの大きい方
 - 体肢の筋では体幹に近い方
 - 体幹の筋で起始と停止が明確でない筋では脊柱から遠い方
 - 体幹の筋で上下方向に走る筋では骨盤から遠い方
 
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2.体肢の筋では体幹に近い方
問題54 頭蓋を構成する骨の数はどれか。
- 21
 - 23
 - 25
 - 27
 
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2.23
問題55 矢印で示す部位に付く筋を支配する神経はどれか。

- 三叉神経
 - 第6頸神経
 - 顔面神経
 - 副神経
 
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4.副神経
問題56 椎間円板で正しいのはどれか。
- 硝子軟骨を含む。
 - 老化により肥厚する。
 - 髄核は70〜80%の水分を含む。
 - 後面で黄色靱帯と接する。
 
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3.髄核は70〜80%の水分を含む。
問題57 胸郭で正しいのはどれか。
- 肋骨は長管骨に分類される。
 - 第10胸椎は下肋骨窩を欠く。
 - 胸骨の肋骨切痕は12対ある。
 - 胸骨角は第2胸椎の高さにある。
 
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2.第10胸椎は下肋骨窩を欠く。
問題58 肩関節の内旋と内転に働く筋はどれか。
- 棘上筋
 - 棘下筋
 - 小円筋
 - 大円筋
 
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4.大円筋
問題59 閉鎖動脈と関わりがあるのはどれか。
- 坐骨大腿靱帯
 - 大腿骨頭靱帯
 - 恥骨大腿靱帯
 - 腸骨大腿靱帯
 
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2.大腿骨頭靱帯
問題60 矢印で示す動脈が栄養するのはどれか。

- 視床
 - 内包
 - 後頭葉
 - 延髄外側部
 
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4.延髄外側部
問題61 奇静脈に注ぐのはどれか。
- 肝静脈
 - 肋間静脈
 - 脾静脈
 - 腎静脈
 
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2.肋間静脈
問題62 一次リンパ器官はどれか。
- 胸腺
 - 脾臓
 - 扁桃
 - リンパ節
 
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1.胸腺
問題63 舌の分界線の前に一列に並んでいるのはどれか。
- 糸状乳頭
 - 茸状乳頭
 - 有郭乳頭
 - 葉状乳頭
 
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3.有郭乳頭
問題64 胃潰瘍や胃癌の好発部位はどれか。
- 噴門部
 - 角切痕周囲
 - 大弯側
 - 幽門部
 
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2.角切痕周囲
問題65 集合リンパ小節(パイエル板)がみられるのはどれか。
- 回腸
 - 盲腸
 - 結腸
 - 直腸
 
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1.回腸
問題66 喉頭隆起を形成するのはどれか。
- 甲状軟骨
 - 喉頭蓋軟骨
 - 披裂軟骨
 - 輪状軟骨
 
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1.甲状軟骨
問題67 肺で正しいのはどれか。
- 肺門は肺胸膜でおおわれる。
 - 肺尖は胸郭の内部にある。
 - 気管支動脈は肺動脈から分枝する。
 - 胸膜腔の内圧は外気圧より低い。
 
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4.胸膜腔の内圧は外気圧より低い。
問題68 腎臓の髄質にみられるのはどれか。
- 糸球体
 - 近位曲尿細管
 - 遠位曲尿細管
 - ヘンレのワナ
 
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4.ヘンレのワナ
問題69 尿管に存在する狭窄部の数はどれか。
- 1
 - 2
 - 3
 - 4
 
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3.3
問題70 精巣導帯に相当するのはどれか。
- 卵管
 - 卵巣堤索
 - 子宮広間膜
 - 子宮円索
 
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4.子宮円索
問題71 プロゲステロンを分泌するのはどれか。
- セルトリ細胞
 - パネート細胞
 - ルテイン細胞
 - ライディッヒ細胞
 
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3.ルテイン細胞
問題72 下垂体後葉ホルモンはどれか。
- オキシトシン
 - 成長ホルモン
 - 副腎皮質刺激ホルモン
 - プロラクチン
 
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1.オキシトシン
問題73 ウェルニッケ野はどれか。

- a
 - b
 - c
 - d
 
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4.d
問題74 写真(別冊NO.1)を別に示す。矢印で示す部位のドーパミン作動性ニューロンが投射するのはどれか。

- 歯状核
 - オリーブ核
 - 赤核
 - 被殻
 
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4.被殻
問題75 内側膝状体が関与しているのはどれか。
- 嗅覚路
 - 視覚路
 - 聴覚路
 - 味覚路
 
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3.聴覚路
問題76 脳幹の背面から出ているのはどれか。
- 動眼神経
 - 滑車神経
 - 外転神経
 - 顔面神経
 
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2.滑車神経
問題77 脊髄神経で正しいのはどれか。
- 梨状筋上孔を通る神経は大殿筋を支配する。
 - 鼡径靱帯下の筋裂孔を通る神経は大腿屈筋群を支配する。
 - 足根管を通る神経は足背の筋を支配する。
 - 前脛骨動脈に沿う神経は足関節背屈筋を支配する。
 
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4.前脛骨動脈に沿う神経は足関節背屈筋を支配する。
問題78 尺骨神経の障害はどれか。
- 第1指と第2指で正円を作れない。
 - 手関節の背屈ができない。
 - 第4指MP関節が屈曲する。
 - 骨間筋が萎縮する。
 
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4.骨間筋が萎縮する。
問題79 白内障の病変部位はどれか。
- 虹彩
 - 水晶体
 - 硝子体
 - 視神経乳頭
 
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2.水晶体
問題80 手関節部の掌側尺側面で触れるのはどれか。
- 舟状骨
 - 月状骨
 - 有頭骨
 - 豆状骨
 
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4.豆状骨
問題81 細胞膜でのグルコースの移動を担うのはどれか。
- 拡散
 - 受容体
 - チャネル
 - 輸送体
 
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4.輸送体
問題82 代謝性アシドーシスの血中PHと一次性変化の組合せで正しいのはどれか。
- (PH)7.65-(HCO3-)増加
 - (PH)7.50-(HCO3-)減少
 - (PH)7.32-(HCO3-)増加
 - (PH)7.31-(HCO3-)減少
 
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4.(PH)7.31-(HCO3-)減少
問題83 分解されてビリルビンになるのはどれか。
- ヘム
 - グロビン
 - グロブリン
 - アルブミン
 
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1.ヘム
問題84 フィブリノゲンをフィブリンに変換するのはどれか。
- コラーゲン
 - セロトニン
 - トロンビン
 - プラスミン
 
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3.トロンビン
問題85 スターリングの心臓の法則はどれか。
- 心室拡張期容積が増加すると1回拍出量が増加する。
 - 電気的興奮は刺激伝導系によって心室全体に拡がる。
 - 心臓は外部からの刺激がなくても自発的に興奮・収縮する。
 - プラトー相に細胞内へ流入するCA2+が収縮の引き金となる。
 
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1.心室拡張期容積が増加すると1回拍出量が増加する。
問題86 ジョギングをしている時の循環系の変化で正しいのはどれか。
- 静脈還流量は減少する。
 - 胃や腸への動脈は拡張する。
 - 下肢筋群への動脈は拡張する。
 - 収縮期血圧は低下する。
 
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3.下肢筋群への動脈は拡張する。
問題87 死腔量が150mlのとき1分間当たりの肺胞換気量が最も大きい組合せはどれか。
- (呼吸数)8/分-(1回換気量)750ml
 - (呼吸数)10/分-(1回換気量)650ml
 - (呼吸数)12/分-(1回換気量)550ml
 - (呼吸数)15/分-(1回換気量)450ml
 
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2.(呼吸数)10/分-(1回換気量)650ml
問題88 ヘモグロビンの酸素親和性を低下させる因子の組合せはどれか。
- (血中PH)上昇-(体温)上昇
 - (血中PH)上昇-(体温)低下
 - (血中PH)低下-(体温)上昇
 - (血中PH)低下-(体温)低下
 
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3.(血中PH)低下-(体温)上昇
問題89 胃液の分泌を促進するのはどれか。
- アセチルコリン
 - アドレナリン
 - オキシトシン
 - セクレチン
 
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1.アセチルコリン
問題90 膵液に含まれないのはどれか。
- アミラーゼ
 - トリプシノーゲン
 - ペプシノーゲン
 - リパーゼ
 
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3.ペプシノーゲン
問題91 不足すると骨軟化症の原因となるのはどれか。
- ビタミンA
 - ビタミンB1
 - ビタミンC
 - ビタミンD
 
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4.ビタミンD
問題92 体温調節中枢に作用してセットポイントを上昇させる物質はどれか。
- エリスロポエチン
 - コルチゾール
 - ヒスタミン
 - プロスタグランジン
 
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4.プロスタグランジン
問題93 ACTH分泌を抑制するのはどれか。
- 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
 - コルチゾール
 - ストレス負荷
 - 睡眠からの覚醒
 
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2.コルチゾール
問題94 バゾプレッシン分泌を抑制するのはどれか。
- 血圧低下
 - 血糖値低下
 - 循環血液量減少
 - 体液浸透圧低下
 
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4.体液浸透圧低下
問題95 インスリンがグルコースの取り込みを促進させるのはどれか。
- 骨格筋
 - 腸粘膜
 - 腎尿細管細胞
 - 大脳皮質のニューロン
 
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1.骨格筋
問題96 性染色体異常はどれか。
- ダウン(Down)症候群
 - バセドウ(Basedow)病
 - ギラン・バレー(Guillain-Barré)症候群
 - クラインフェルター(Klinefelter)症候群
 
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4.クラインフェルター(Klinefelter)症候群
問題97 テストステロンの作用はどれか。
- 精細管への分化
 - ウォルフ管の発達
 - ミュラー管の発達
 - ライディッヒ細胞への分化
 
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2.ウォルフ管の発達
問題98 カルシウムで正しいのはどれか。
- 結腸から吸収される。
 - 腎臓では再吸収されない。
 - 身体内の約50%が骨組織にある。
 - 血漿イオン濃度の低下で骨格筋の興奮性が亢進する。
 
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4.血漿イオン濃度の低下で骨格筋の興奮性が亢進する。
問題99 伝導速度が最も速いのはどれか。
- 侵害受容器からの求心性線維
 - 温受容器からの求心性線維
 - 筋紡錘からの求心性線維
 - 自律神経遠心性線維
 
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3.筋紡錘からの求心性線維
問題100 アドレナリン作動性線維はどれか。
- 交感神経の節前線維
 - 副交感神経の節前線維
 - 交感神経の節後線維
 - 副交感神経の節後線維
 
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3.交感神経の節後線維
問題101 一次運動野で最も内側に再現されている身体部位はどれか。
- 唇
 - 肩
 - 手指
 - 足首
 
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4.足首
問題102 骨格筋の収縮時に長さが変わらないのはどれか。
- A帯
 - H帯
 - I帯
 - 筋節
 
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1.A帯
問題103 ゴルジ腱紡錘(腱器官)を受容器とするのはどれか。
- 足底反射
 - アキレス腱反射
 - バビンスキー反射
 - 折りたたみナイフ反射
 
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4.折りたたみナイフ反射
問題104 近くの対象を見るときの眼の調節で正しいのはどれか。
- 水晶体が薄くなる。
 - 水晶体が前方に移動する。
 - 毛様体筋が収縮する。
 - 毛様体小帯が緊張する。
 
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3.毛様体筋が収縮する。
問題105 左下肢の温度覚を伝える線維が上行する部位はどれか。
- 左側の脊髄後索
 - 左側の脊髄前側索
 - 右側の脊髄後索
 - 右側の脊髄前側索
 
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4.右側の脊髄前側索
問題106 解剖学的立位姿勢で正しいのはどれか。
- 顔面を上方に向ける。
 - 踵を離す。
 - つま先を閉じる。
 - 前腕を回外する。
 
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4.前腕を回外する。
問題107 筋収縮で筋長が長くなっていくのはどれか。
- 求心性収縮
 - 遠心性収縮
 - 静止性収縮
 - 等尺性収縮
 
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2.遠心性収縮
問題108 多シナプス反射はどれか。
- 膝蓋腱反射
 - 伸張反射
 - 屈筋反射
 - アキレス腱反射
 
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3.屈筋反射
問題109 痙性片麻痺で健側下肢を外転させると患側下肢が外転するのはどれか。
- レミスト反応
 - 対側性連合反応
 - 屈筋共同運動
 - 伸筋共同運動
 
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1.レミスト反応
2.対側性連合反応
問題110 長胸神経麻痺による翼状肩甲の原因となる筋はどれか。
- 菱形筋
 - 前鋸筋
 - 小胸筋
 - 鎖骨下筋
 
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2.前鋸筋
問題111 前腕の回内・回外運動で誤っているのはどれか。
- 尺骨が回旋する。
 - 腕橈骨筋は両方向の運動に作用する。
 - 肘関節90度屈曲位では両方向に90度可動する。
 - 肘関節伸展位では肩関節の運動が加わる。
 
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1.尺骨が回旋する。
問題112 姿勢の安定性で正しいのはどれか。
- 座位よりも立位の方が良い。
 - 分節構造よりも単一構造の方が良い。
 - 重心線の位置が支持基底の辺縁に近い方が良い。
 - 上位分節の重心線が下位分節との接触面外にある方が良い。
 
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2.分節構造よりも単一構造の方が良い。
問題113 自然歩行周期で遊脚相の占める比率はどれか。
- 10%
 - 20%
 - 40%
 - 60%
 
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3.40%
問題114 正常の立脚期で歩行を加速させるのはどれか。
- 前脛骨筋
 - 大腿四頭筋
 - ハムストリングス
 - 下腿三頭筋
 
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4.下腿三頭筋
問題115 生後10か月の正常児で認められるのはどれか。
- 手掌把握
 - モロー反射
 - 非対称性緊張性頸反射
 - パラシュート反応
 
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4.パラシュート反応
問題116 犯罪性のない異状死に対して死因の究明を目的に監察医が行う解剖はどれか。
- 系統解剖
 - 病理解剖
 - 司法解剖
 - 行政解剖
 
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4.行政解剖
問題117 原因による命名でない病名はどれか。
- ウイルス性肝炎
 - アルコール性肝炎
 - 薬剤性肝炎
 - 劇症肝炎
 
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4.劇症肝炎
問題118 好発年齢と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 新生児期-白血病
 - 乳児期-肺硝子膜症
 - 成長期-骨肉腫
 - 壮年期-肝芽腫
 
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3.成長期-骨肉腫
問題119 アミロイドタンパクの沈着がみられるのはどれか。
- アルツハイマー(Alzheimer)病
 - 結節性多発動脈炎
 - 細動脈硬化症
 - フォン・ギルケ(von Gierke)病
 
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1.アルツハイマー(Alzheimer)病
問題120 血中間接(非抱合型)ビリルビンが増加するのはどれか。
- 胆石症
 - デュビン・ジョンソン(Dubin-Johnson)症候群
 - 乳頭部癌
 - 溶血性貧血
 
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4.溶血性貧血
問題121 出血に関する組合せで正しいのはどれか。
- 血友病-微小血栓
 - 外傷-漏出性出血
 - 動脈瘤-破綻性出血
 - 血小板減少-新生児メレナ
 
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3.動脈瘤-破綻性出血
問題122 塞栓とその原因の組合せで誤っているのはどれか。
- 骨髄塞栓-心臓マッサージ
 - 空気塞栓-潜函病
 - 脂肪塞栓-外傷
 - 腫瘍塞栓-白血病
 
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4.腫瘍塞栓-白血病
問題123 出血性梗塞を起こしやすい臓器はどれか。
- 心臓
 - 肺臓
 - 脾臓
 - 腎臓
 
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2.肺臓
問題124 化生はどれか。
- トレーニングによって骨格筋の筋細胞の容積が増大した。
 - エストロゲンの作用によって乳腺組織が増大した。
 - 進行性筋ジストロフィーで下肢遠位筋組織内に脂肪が増えた。
 - 気管支粘膜の慢性炎症によって扁平上皮への置換が起こった。
 
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4.気管支粘膜の慢性炎症によって扁平上皮への置換が起こった。
問題125 血漿由来の炎症メディエーターはどれか
- セロトニン
 - ヒスタミン
 - ブラジキニン
 - ロイコトリエン
 
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3.ブラジキニン
問題126 エプスタイン・バーウイルス感染と関連があるのはどれか。
- 肝細胞癌
 - 子宮頸癌
 - 成人T細胞白血病
 - バーキット(Burkitt)リンパ腫
 
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4.バーキット(Burkitt)リンパ腫
問題127.悪姓非上皮性腫瘍はどれか。
- 乳頭腫
 - 腺癌
 - 骨肉腫
 - 血管腫
 
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3.骨肉腫
問題128 扁平上皮癌でみられるのはどれか。
- 印環細胞
 - 癌真珠
 - 腺腔形成
 - 粘液産生
 
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2.癌真珠
午後問題
問題129 癌とそのリスク因子の組合せで誤っているのはどれか。
- 胃癌-塩・塩蔵物
 - 大腸癌-肥満
 - 乳癌-ヒトパピローマウイルス
 - 食道癌-喫煙
 
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3.乳癌-ヒトパピローマウイルス
問題130 健康増進法との関連性が低いのはどれか。
- 健康日本21
 - 国民健康・栄養調査
 - 受動喫煙対策
 - 長寿医療制度
 
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4.長寿医療制度
問題131 喫煙と肺癌発生の疫学的因果関係の検討で正しい組合せはどれか。
- 関連の強固性-たばこの煙には様々な発がん物質が含まれる。
 - 関連の一致性-肺癌発生率は喫煙者が非喫煙者に比べ高い。
 - 関連の時間性-長期間の喫煙歴が肺癌の発生に先行する。
 - 関連の整合性-喫煙と肺癌発生の関連は、様々な国の研究で認められる。
 
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3.関連の時間性-長期間の喫煙歴が肺癌の発生に先行する。
問題132 近年の我が国の死因で最も多いのはどれか。
- 悪性新生物
 - 心疾患
 - 脳血管疾患
 - 老衰
 
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1.悪性新生物
問題133 介護予防対策で有用性が低いのはどれか。
- がん対策
 - スタンダード・プリコーションの実施
 - 生活習慣病の予防
 - ロコモティブシンドロームの予防
 
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2.スタンダード・プリコーションの実施
問題134 食中毒で正しいのはどれか。
- キノコは食中毒の原因となる。
 - 近年の我が国では黄色ブドウ球菌による件数が最も多い。
 - ボツリヌス菌は感染型の食中毒を起こす。
 - 食品を低温で保存すれば細菌は死滅する。
 
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1.キノコは食中毒の原因となる。
問題135 精神保健で正しいのはどれか。
- 保健所は精神保健福祉センターの指導援助を行う。
 - アルツハイマー型認知症は一般に急激に症状が進行する。
 - 自閉症スペクトラムではコミュニケーションの障害がみられる。
 - 自傷他害のおそれがあり、患者本人の同意がない場合は任意入院が行われる。
 
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3.自閉症スペクトラムではコミュニケーションの障害がみられる。
問題136 国民医療費で正しいのはどれか。
- 健康診断の費用が含まれる。
 - 国民医療費の財源には公費が含まれる。
 - 医科診療医療費のうち大部分は入院医療費が占める。
 - 人口一人当たりの国民医療費が最も高額な年齢階級は45〜64歳である。
 
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2.国民医療費の財源には公費が含まれる。
問題137 インフルエンザウイルスで誤っているのはどれか。
- 空気感染する。
 - 気道感染症を引き起こす。
 - 抗原性が容易に変化する。
 - パンデミックの原因となる。
 
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1.空気感染する。
問題138 消毒方法で誤っているのはどれか。
- 爪先は手洗いのミスが生じやすい。
 - 皮膚の消毒にフタラールを用いる。
 - 床の消毒に次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
 - 手指では機械的清拭法と化学的清拭法がある。
 
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2.皮膚の消毒にフタラールを用いる。
問題139 二酸化炭素の建築物環境衛生管理基準はどれか。
- 検出されてはならない
 - 0.001%以下
 - 0.1%以下
 - 10%以下
 
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3.0.1%以下
問題140 廃棄物処理法に基づく廃棄物の取り扱いで誤っているのはどれか。
- 産業廃棄物の処理の責任は事業者にある。
 - 家庭で飼っていた動物の死体は一般廃棄物として扱う。
 - 特別管理産業廃棄物の委託処理に管理票(マニフェスト)を使用する。
 - 医療機関において体液に汚染されたガーゼは一般ごみと共に廃棄してよい。
 
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4.医療機関において体液に汚染されたガーゼは一般ごみと共に廃棄してよい。
問題141 ICIDHで能力低下はどれか。
- 大腿四頭筋の徒手筋力テストが3である。
 - 足関節の背屈可動域がマイナス10度である。
 - 歩行距離が最大50mである。
 - 歩行可能範囲に商店がなく買い物ができない。
 
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3.歩行距離が最大50mである。
問題142 ICIDHの機能障害で正しいのはどれか。
- 病気や外傷によりもたらされる。
 - 同じ機能障害を持った人は同じ程度の能力低下を持つ。
 - 下肢切断をした人は歩けないという機能障害を持つ。
 - 下肢切断者に義足を処方することで軽減する。
 
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1.病気や外傷によりもたらされる。
問題143 線分二等分テストの結果を図に示す。正しいのはどれか。

- 右半空間無視
 - 左半側空間無視
 - 右同名半盲
 - 左同名半盲
 
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2.左半側空間無視
問題144 日常関連動作はどれか。
- 食事動作
 - 整容動作
 - 洗濯動作
 - 入浴動作
 
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3.洗濯動作
問題145 脳梗塞患者の頭部CT横断像(別冊No.1)を図に示す。この患者の症状はどれか。

- 右片麻痺
 - 左片麻痺
 - 四肢麻痺
 - 対麻痺
 
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2.左片麻痺
問題146 温熱の作用で誤っているのはどれか。
- 鎮痛
 - 筋痙縮の緩和
 - 膠原線維の伸張
 - 心拍出量の低下
 
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4.心拍出量の低下
問題147 腓骨神経麻痺に用いるのはどれか。
- 短下肢装具
 - 長下肢装具
 - 両側松葉杖
 - ニーブレース
 
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1.短下肢装具
問題148 ケーブルシステム及びハーネスを利用し把持動作を行う義手はどれか。
- 装飾用義手
 - 作業用義手
 - 体内力源義手
 - 体外力源義手
 
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3.体内力源義手
問題149 職種と用いるリハビリテーションの組合せで適切でないのはどれか。
- 理学療法士-運動療法、物理療法
 - 作業療法土-手芸、工作
 - 臨床心理士-嚥下機能評価
 - 言語聴覚士-コミュニケーション訓練
 
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3.臨床心理士-嚥下機能評価
問題150 脳卒中の急性期リハビリテーションで優先度が低いのはどれか。
- 関節可動域訓練
 - ベッド上動作訓練
 - 高次脳機能訓練
 - 歩行訓練
 
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3.高次脳機能訓練
問題151 65歳の男性。数年前から安静時の振戦があり、パーキンソン(Parkinson)病の診断を受けている。最近になって歩き始めの一歩が出にくくなり、歩き始めると止まれないことがあるため受診した。正しいのはどれか。
- 施設入所を勧める。
 - 可及的に安静を取るよう指示する。
 - 関節可動域訓練を主体としたリハビリテーションを行う。
 - 立位歩行訓練を主体としたリハビリテーションを行う。
 
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4.立位歩行訓練を主体としたリハビリテーションを行う。
問題152 診断へのプロセスとして最初に行うのはどれか。
- 鑑別診断を行う。
 - 自覚症状を聞く。
 - 臨床検査を行う。
 - 他覚的所見を診察する。
 
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2.自覚症状を聞く。
問題153 重症うっ血性心不全患者の姿勢はどれか。
- 起坐位
 - 仰臥位
 - 側臥位
 - 腹臥位
 
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1.起坐位
問題154 失調性歩行の症状はどれか。
- 足もとを目で確かめながら歩く。
 - 足を足底側に屈曲したまま歩く。
 - ちょこちょこと小刻みに歩く。
 - 動揺しながら歩く。
 
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1.足もとを目で確かめながら歩く。
4.動揺しながら歩く。
問題155 長期の気管支喘息患者でみられる胸郭変形はどれか。
- 樽状胸
 - 扁平胸
 - 鳩胸
 - 漏斗胸
 
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3.デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。
問題156 聴診所見で正しいのはどれか。
- 小脳の疾患では、筋肉に特有な抵抗が減弱している。
 - シャルコー・マリー・トゥース(Charcot-Marie-Tooth)病では、四肢遠位の筋萎る。
 - デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。
 - パーキンソン(Parkinson)病では、関節を屈曲させると、ある時点で急に抵抗がなくなる。
 
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3.デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。
問題157 腹部の触診で正しいのはどれか。
- 小脳の疾患では、筋肉に特有な抵抗が減弱している。
 - シャルコー・マリー・トゥース(Charcot-Marie-Tooth)病では、四肢遠位の筋萎る。
 - デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。
 - パーキンソン(Parkinson)病では、関節を屈曲させると、ある時点で急に抵抗がなくなる。
 
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3.デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。
問題158 腹部の触診で正しいのはどれか。
- 胃癌では手で圧迫した時より放した瞬間に強い痛みを訴える。
 - 健常者ではわずかに肝臓の上縁を触知できる。
 - 汎発性腹膜炎では腹壁全体が板のように硬くなる。
 - 胆嚢炎では左季助部に強い圧痛がある。
 
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3.汎発性腹膜炎では腹壁全体が板のように硬くなる。
問題159 体温が持続的に高く1℃以上の日内変動があるのはどれか。
- 弛張熱
 - 稽留熱
 - 波状熱
 - 間欠熱
 
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1.弛張熱
問題160 表在感覚はどれか。
- 位置覚
 - 温度覚
 - 振動覚
 - 2点識別覚
 
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2.温度覚
問題161 顔面神経が関与するのはどれか。
- 咽頭反射
 - 下顎反射
 - 角膜反射
 - 瞳孔反射
 
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3.角膜反射
問題162 突然の腹痛とともに下血(鮮血便)がみられるのはどれか。
- クローン(Crohn)病
 - 過敏性腸症候群
 - 虚血性大腸炎
 - 潰瘍性大腸炎
 
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3.虚血性大腸炎
問題163 逆流性食道炎で正しいのはどれか。
- 繰り返す嘔吐が原因である。
 - 胃酸の分泌を抑える治療を行う。
 - 日常の注意として臥床前に飲食するようにする。
 - ヘリコバクター・ピロリ菌の感染によって生じる。
 
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2.胃酸の分泌を抑える治療を行う。
問題164 肺結核で正しいのはどれか。
- 結核菌は空気感染する。
 - 結核菌PCR検査で陰性となる。
 - ツベルクリン反応は陰性となる。
 - インターフェロンγ遊離試験はBCG接種で陽性となる。
 
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1.結核菌は空気感染する。
問題165 急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。
- 心電図検査でST上昇を認める。
 - 血液検査でトロポニンの低下を認める。
 - 冠動脈造影検査で冠動脈の閉塞を認める。
 - 心エコー検査で心室の壁運動の低下を認める。
 
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2.血液検査でトロポニンの低下を認める。
問題166 鉄欠乏性貧血の症状でないのはどれか。
- 頻脈
 - 異食症
 - ばち指
 - 易疲労感
 
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3.ばち指
問題167 糖尿病の合併症として生じる神経障害でないのはどれか。
- 手指振戦
 - 振動覚低下
 - 起立性低血圧
 - 膝蓋腱反射消失
 
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1.手指振戦
問題168 関節リウマチで障害されやすいのはどれか。
- 頸椎環軸関節
 - 遠位指節間関節
 - 仙腸関節
 - 胸鎖関節
 
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1.頸椎環軸関節
問題169 腎糸球体を病変の主体とするのはどれか。
- 間質性腎炎
 - ネフローゼ症候群
 - 腎盂腎炎
 - 複雑性膀胱炎
 
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2.ネフローゼ症候群
問題170 筋力低下が数日から数週間で進行するのはどれか。
- ギラン・バレー(Guillain-Barré)症候群
 - ハンチントン(Huntington)病
 - メニエール(Meniere)病
 - レヴィ(Lewy)小体病
 
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1.ギラン・バレー(Guillain-Barré)症候群
問題171 後天性免疫不全症候群(AIDS)で正しいのはどれか。
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染後、数日で発症する。
 - 進行すると日和見感染症を合併する。
 - CD8陽性T細胞数が著しく減少する。
 - 母子間感染は起こらない。
 
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2.進行すると日和見感染症を合併する。
問題172 65歳の男性。50歳時に高血圧を指摘されたが放置していた。他に特記すべき既往歴はなく、下肢静脈瘤もない。30分前に突然、前胸部および背部の冷汗を伴う激しい疼痛が出現し、その後も持続している。右橈骨動脈で強く脈拍を触れるが、左橈骨動脈では脈拍を触知しない。可能性が高いのはどれか。
- 自然気胸
 - 急性心筋梗塞
 - 肺血栓塞栓症
 - 急性大動脈解離
 
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4.急性大動脈解離
問題173 56歳の女性。8か月前から徐々に歩行時の疲れやすさを自覚し、1か月前から階段を昇れなくなり、洗髪時に腕を挙げるのが難しくなった。胸腹部に異常を認めない。上眼瞼部に浮腫性の淡い紫色の紅斑を認める。血液検査でクレアチンキナーゼ(CK)が1870U/L(基準30〜140)であった。最も考えられるのはどれか。
- 結節性多発動脈炎
 - 皮膚筋炎
 - 強皮症
 - ベーチェット(Behcet)病
 
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2.皮膚筋炎
問題174 熱傷で誤ってるのはどれか。
- 低温熱傷は難治性である。
 - 成人の熱傷面積概算には「9の法則」を用いる。
 - 皮膚損傷の面積によってⅠ〜Ⅲ度に分類される。
 - 広範囲熱傷患者のストレス潰瘍をカーリング(Curling)潰瘍という。
 
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3.皮膚損傷の面積によってⅠ〜Ⅲ度に分類される。
問題175 外科的感染で誤っている組合せはどれか。
- 丹毒-A群溶連菌
 - ガス壊疽-ウェルシュ菌
 - 化膿性骨髄炎-黄色ブドウ球菌
 - IVHカテーテル感染-アスペルギルス
 
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4.IVHカテーテル感染-アスペルギルス
問題176 腫瘍で正しい組合せはどれか。
- 皮膚癌-腺癌
 - 大腸癌-扁平上皮癌
 - 卵巣転移-シュニッツラー転移
 - 機能性腫瘍-インスリノーマ
 
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4.機能性腫瘍-インスリノーマ
問題177 血液分布異常性ショックを起こしうるのはどれか。
- 熱傷
 - 肺血栓症
 - 心タンポナーデ
 - アナフィラキシー
 
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4.アナフィラキシー
問題178 輸血で正しいのはどれか。
- 血漿交換は劇症肝炎に有効である。
 - 新鮮血輸血では凝固因子の補給ができない。
 - 保存血輸血では血小板の補給が期待できる。
 - 血小板輸血は循環血漿量の補充に用いる。
 
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1.血漿交換は劇症肝炎に有効である。
問題179 消毒と滅菌で誤っているのはどれか。
- オートクレーブは高圧蒸気滅菌装置である。
 - グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
 - クロルヘキシジンはMRSAに対して有効である。
 - ポビドンヨードは蛋白質の存在下で殺菌力が低下する。
 
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2.グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
問題180 手術法で正しいのはどれか。
- 感染創では一次縫合を行う。
 - 血管吻合は内翻縫合で行う。
 - 皮膚切開はランゲル皮膚割線と平行に行う。
 - 神経縫合はアルベル・ランベール縫合で行う。
 
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3.皮膚切開はランゲル皮膚割線と平行に行う。
問題181 全身麻酔の導入で正しいのはどれか。
- 患者の不安を除去し鎮静を図る。
 - 抗コリン剤投与は気道分泌を促す。
 - 筋弛緩薬は気管内挿管を困難にする。
 - 栄養管理のため直前に経口摂取を行う。
 
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1.患者の不安を除去し鎮静を図る。
問題182 外出血で誤っているのはどれか。
- 鼻出血
 - 肺結核
 - 皮下出血
 - 消化性潰瘍
 
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3.皮下出血
問題183 腹部外傷で腹腔内遊離ガス像を認めるのはどれか。
- 肝損傷
 - 腎損傷
 - 脾損傷
 - 消化管穿孔
 
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4.消化管穿孔
問題184 49歳の男性。3年前に脳ドックで脳動脈瘤を指摘されていた。今朝、突然頭の中が爆発するような激しい頭痛が出現した。考えられるのはどれか。
- 脳梗塞
 - 脳内出血
 - 硬膜外血腫
 - くも膜下出血
 
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4.くも膜下出血
問題185 異常歩行の組合せで誤っているのはどれか。
- 鶏歩-腓腹筋麻痺
 - トレンデレンブルグ歩行-先天性股関節脱臼
 - 逃避歩行-腰椎椎間板ヘルニア
 - 分回し歩行-脳血管障害
 
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1.鶏歩-腓腹筋麻痺
問題186 スポーツ中の突然死に関連しないのはどれか。
- 脳しんとう
 - 心臓しんとう
 - 肥大型心筋症
 - 慢性硬膜下血腫
 
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4.慢性硬膜下血腫
問題187 関節リウマチの手指変形と原因となる関節の組合せで誤っているのはどれか。
- 尺側変位-手根中手関節
 - 下垂指変形-遠位橈尺関節
 - ボタン穴変形-近位指節間関節
 - スワンネック変形-中手指節関節
 
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1.尺側変位-手根中手関節
問題188 原発性骨粗鬆症で正しいのはどれか。
- 石灰化の障害によって骨が弱くなる疾患である。
 - やせが危険因子の一つである。
 - 若年者ではみられない。
 - 血清カルシウムは低値である。
 
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2.やせが危険因子の一つである。
問題189 常染色体劣性の遺伝形式を示すのはどれか。
- マルファン(Marfan)症候群
 - モルキオ(Morquio)病
 - 多発性神経線維腫症
 - 軟骨無形成症
 
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2.モルキオ(Morquio)病
問題190 静脈血栓塞栓症のリスクが低いのはどれか。
- 上肢手術
 - 人工股関節手術
 - 大腿骨骨折手術
 - 多発外傷
 
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1.上肢手術
問題191 肩腱板断裂の慢性期所見で正しいのはどれか。
- 上肢の挙上が不可能である。
 - 肩関節の回旋拘縮がある。
 - 肩峰骨頭間距離が広がる。
 - 夜間痛がある。
 
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4.夜間痛がある。
問題192 フォルクマン(Volkmann)拘縮で生じない変形はどれか。
- 前腕回内
 - IP関節屈曲
 - 母指橈側外転
 - 第2〜5MP関節過伸展
 
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3.母指橈側外転
問題193 スポーツによる骨盤周囲の裂離骨折と起因筋腱の組合せで正しいのはどれか。
- 上前腸骨棘-大腿直筋
 - 下前腸骨棘-ハムストリングス
 - 大腿骨大転子-大殿筋
 - 大腿骨小転子-腸腰筋
 
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4.大腿骨小転子-腸腰筋
問題194 前十字靭帯損傷の保存的治療後、歩行時に向きを変えたら膝くずれを起こし、膝関節が伸展できなくなった。病態で正しいのはどれか。
- 膝蓋骨脱臼
 - 半月板嵌頓
 - 膝蓋腱断裂
 - 膝関節内骨折
 
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2.半月板嵌頓
問題195 42歳の男性。ピロン骨折後、半日経過して創部疼痛に加え足に感覚障害が生じてきた。この感覚障害の部位で正しいのはどれか。
- 足底の内側
 - 前足部の内側
 - 母趾・第2趾間の背側
 - 後足部の外側
 
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3.母趾・第2趾間の背側
問題196 骨折の固有症状はどれか。
- 圧痛
 - 皮下出血斑
 - 転位
 - 機能障害
 
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3.転位
問題197 手掌橈側に感覚障害を生じるのはどれか。
- 筋皮神経損傷
 - 橈骨神経損傷
 - 正中神経損傷
 - 尺骨神経損傷
 
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3.正中神経損傷
問題198 周径の測定部位で誤っているのはどれか。
- 上腕周径は上腕の最も太い部位
 - 前腕周径は前腕の最も太い部位
 - 大腿周径は大腿の最も太い部位
 - 下腿周径は下腿の最も太い部位
 
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3.大腿周径は大腿の最も太い部位
問題199 柔道整復施術の対象となるのはどれか。
- 遠位骨片が外旋している上腕骨骨幹部骨折
 - 腋窩動脈損傷を伴った肩関節脱臼
 - 足先に感染創のある下腿打撲
 - 偽関節となった第5中足骨骨折
 
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1.遠位骨片が外旋している上腕骨骨幹部骨折
問題200 骨リモデリングに関与しないのはどれか。
- 年齢
 - 転位の形状
 - 骨折部位
 - 疼痛の程度
 
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4.疼痛の程度
問題201 急性塑性変形で正しいのはどれか。
- エックス線で骨折線がみられる。
 - 海綿骨の微細損傷である。
 - 仮骨形成がみられない。
 - 自家矯正が期待できない。
 
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4.自家矯正が期待できない。
問題202 小児の骨で正しいのはどれか。
- 肥大軟骨層で離開しやすい。
 - 類骨はコラーゲンが少ない。
 - 石灰化密度が高い。
 - 骨膜が薄い。
 
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1.肥大軟骨層で離開しやすい。
問題203 高齢者骨折の続発症で起こりにくいのはどれか。
- 褥瘡
 - 誤嚥性肺炎
 - 尿路感染
 - 外傷性皮下気腫
 
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4.外傷性皮下気腫
問題204 骨折の治癒過程で正しいのはどれか。
- 炎症期には類骨に石灰塩が沈着する。
 - 仮骨形成期には成熟した緻密質が作られる。
 - 仮骨硬化期には線維素網が作られる。
 - リモデリング期には力学的に有利な形態に順応する。
 
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4.リモデリング期には力学的に有利な形態に順応する。
問題205 脱臼の病態と発生部位の組合せで正しいのはどれか。
- 反復性脱臼-膝関節
 - 随意性脱臼-第2指MP関節
 - 拡張性脱臼-股関節
 - 恒久性脱臼-肘関節
 
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3.拡張性脱臼-股関節
問題206 関節部の損傷で正しいのはどれか。
- 大部分が直達外力によるものである。
 - 関節円板障害は足関節にみられる。
 - 捻挫は靭帯損傷として認識される。
 - 顎関節脱臼は関節包断裂を認める。
 
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3.捻挫は靭帯損傷として認識される。
問題207 RICE処置でCの目的はどれか。
- 患部の安静
 - 低酸素状態の抑制
 - 循環の改善
 - 浮腫の抑制
 
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4.浮腫の抑制
問題208 整復位が良肢位となるのはどれか。
- 上腕骨外科頸骨折
 - 上腕骨外顆骨折
 - 肘頭骨折
 - 橈骨遠位端伸展型骨折
 
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1.上腕骨外科頸骨折
問題209 電気療法で正しいのはどれか。
- 表在性の疼痛には低い周波数が適している。
 - 神経を興奮させることができる。
 - 刺激強度は筋収縮が得られるまでとする。
 - マイクロ波は電気療法の一つである。
 
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2.神経を興奮させることができる。
問題210 骨折治療を促進する力学的因子はどれか。
- 屈曲力
 - 牽引力
 - 剪断力
 - 圧迫力
 
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4.圧迫力
問題211 疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
- 頭蓋底骨折-ブラックアイ
 - 鼻骨骨折-バトル徴候
 - 顎関節症-ベル現象
 - 頸椎棘突起骨折-ホルネル徴候
 
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1.頭蓋底骨折-ブラックアイ
問題212 下位胸椎椎体圧迫骨折で正しいのはどれか。
- 椎体後方が圧迫変形する。
 - 多くの場合徒手整復を必要とする。
 - 棘突起部に叩打痛を認める。
 - 脊髄損傷を合併しやすい。
 
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3.棘突起部に叩打痛を認める。
問題213 腰椎肋骨突起骨折で誤っているのはどれか。
- 第3腰椎に多い。
 - 脊柱の運動制限がみられる。
 - 患側股関節は内転位をとる。
 - 直達外力では腎損傷の危険性が高い。
 
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3.患側股関節は内転位をとる。
問題214 鎖骨骨折で保存療法が最適となるものはどれか。
- 烏口鎖骨靭帯の断裂したもの
 - 楔状骨片の直立したもの
 - 粉砕骨折のあるもの
 - 小児で上方凸変形のあるもの
 
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4.小児で上方凸変形のあるもの
問題215 肩甲骨骨折の分類で誤っているのはどれか。
- 頸部骨折
 - 関節突起骨折
 - 下角骨折
 - 関節窩骨折
 
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2.関節突起骨折
問題216 関節内骨折はどれか。2つ選べ。
- コーレス骨折(Colles)骨折
 - バートン(Barton)骨折
 - 橈骨遠位端骨端線離開
 - ショウファー骨折
 
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2.バートン(Barton)骨折
4.ショウファー骨折
問題217 直達外力で起こりやすいのはどれか。
- 上腕骨内側上顆骨折
 - 橈骨近位端部骨折
 - 尺骨骨幹部骨折
 - 第1中手骨基部骨折
 
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3.尺骨骨幹部骨折
問題218 ベネット(Bennett)骨折で誤っているのはどれか。
- 第1中手指節関節の脱臼骨折である。
 - 遠位骨片は橈側に転位する。
 - 外観は内転屈曲変形を呈する。
 - 母指の内外転運動が不能である。
 
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1.第1中手指節関節の脱臼骨折である。
問題219 以下に示す徒手検査が陽性であったとき大腿骨小転子骨折を疑うのはどれか。
- パトリックテスト
 - トーマステスト
 - ニュートンテスト
 - ルドロフテスト
 
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4.ルドロフテスト
問題220 膝蓋骨骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力では横骨折を呈する。
 - 骨片は離開転位する。
 - 転位の軽度なものは絆創膏を用いて固定する。
 - 固定は屈曲60度とする。
 
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4.固定は屈曲60度とする。
問題221 関節動揺が出現しないのはどれか。
- 脛骨顆部骨折
 - 脛骨顆間隆起骨折
 - 脛骨粗面骨折
 - 腓骨頭骨折
 
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3.脛骨粗面骨折
問題222 踵骨体部骨折で正しいのはどれか。
- 凹足変形を呈する。
 - 爪先立ちは可能である。
 - ベーラー角は減少する。
 - 皮下出血斑の出現はわずかである。
 
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3.ベーラー角は減少する。
問題223 足根骨前部と中足骨部の図を示す。短腓骨筋が関与したと考えられるのはどれか。

- a
 - b
 - c
 - d
 
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2.b
問題224 顎関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 関節円板は関節窩より逸脱する。
 - 下顎頭は関節結節の後方に位置する。
 - 外側翼突筋は弛緩する。
 - 顔面神経麻痺を合併する。
 
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1.関節円板は関節窩より逸脱する。
問題225 肩関節脱臼の発生頻度が高い理由で誤っているのはどれか。
- 骨頭に対して関節窩が深い。
 - 各方向に広い可動域を持つ。
 - 関節の安定性は筋力に依存する。
 - 肩関節は突出し外力を受けやすい。
 
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1.骨頭に対して関節窩が深い。
問題226 股関節後方脱臼の合併症で誤っているのはどれか。
- 大腿骨頭壊死
 - 大腿骨頸部骨折
 - 大腿神経損傷
 - 外傷性股関節炎
 
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3.大腿神経損傷
問題227 膝関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 膝関節屈曲位で発生する。
 - 不全脱臼となることが多い。
 - 血管損傷に注意する。
 - 膝蓋骨骨折を合併する。
 
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3.血管損傷に注意する。
問題228 上肢の軟部組織損傷で誤っているのはどれか。
- 上腕二頭筋長頭腱損傷は結節間溝部での断裂が多い。
 - 動揺性肩関節の検査にサルカス徴候がある。
 - 内側型野球肘は遅発性尺骨神経麻痺を生じる。
 - SLAP損傷は上腕三頭筋長頭の拘縮を合併する。
 
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4.SLAP損傷は上腕三頭筋長頭の拘縮を合併する。
問題229 五十肩の病期分類にないのはどれか。
- 炎症期
 - 拘縮期
 - 萎縮期
 - 解氷期
 
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3.萎縮期
問題230 肘部管症候群の症状で正しいのはどれか。
- 感覚障害はない。
 - フローマン徴候は陽性となる。
 - 下垂指が出現する。
 - 母指対立筋の筋力低下が生じる。
 
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2.フローマン徴候は陽性となる。
問題231 ド・ケルバン(de Quervain)病で正しいのはどれか。
- 背側腱第2区画部の狭窄性腱鞘炎である。
 - 両側の発症は少ない。
 - 長母指伸筋腱部に圧痛を認める。
 - 単純エックス線検査で異常所見を認める。
 
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2.両側の発症は少ない。
問題232 幼児に多いのはどれか。
- 鼠径部痛症候群
 - 大腿骨頭すべり症
 - 単純性股関節炎
 - 大腿骨頭壊死症
 
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3.単純性股関節炎
問題233 大腿四頭筋の肉ばなれで正しいのはどれか。
- 求心性収縮で発生する。
 - 中間広筋に多発する。
 - 完全断裂では陥凹を触れる。
 - 受傷直後から皮下出血斑を認める。
 
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3.完全断裂では陥凹を触れる。
問題234 下腿コンパートメント症候群で誤っているのはどれか。
- 腫脹が著明である。
 - 安静時痛がある。
 - 足関節の屈曲運動ができる。
 - 動脈の拍動が触知できる。
 
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3.足関節の屈曲運動ができる。
問題235 圧痛部を別に示す。考えられる疾患はどれか。

- フライバーグ(Freiberg)病
 - 第1ケーラー(Köhler)病
 - モートン(Morton)病
 - 種子骨障害
 
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4.種子骨障害
問題236 15歳の男子。柔道の試合中に強引に背負い投げをかけた際、肩関節外転外旋が強制され肩関節を脱臼した。初めての脱臼だという。整復固定後、この患者への説明として適切なものはどれか。
- 「自分で固定を外して入浴可能です」
 - 「明日から肩の可動域訓練を行います」
 - 「競技復帰は3週後とします」
 - 「再発する可能性があります」
 
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4.「再発する可能性があります」
問題237 2歳の男児。公園の滑り台から転落し肩部を衝いたため来所した。患側の肩は下垂し、上肢は挙上不能。両腋窩を持って抱き上げたところ号泣した。最も考えられるのはどれか。
- 上腕骨顆上骨折
 - 肘内障
 - 鎖骨骨折
 - 橈骨遠位端部骨折
 
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3.鎖骨骨折
問題238 13歳の男子。転倒した際に肘関節伸展位で左手を地面に衝いて受傷した。肘関節内部に著名な腫脹と皮下出血斑を認める。同部に限局性圧痛を認め、肘関節の屈曲運動障害もみられる。受傷時の単純エックス線写真(別冊No,2)を示す。続発性で最も考えられるのはどれか。

- 前腕回外制限
 - 肘関節屈曲障害
 - 外反肘変形
 - 尺骨神経麻痺
 
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4.尺骨神経麻痺
問題239 20歳の男性。サッカーで相手選手と接触し、地面に左手の手掌を強く衝き、手関節部に強い疼痛を感じた。当日は自分で患部を冷やし、テーピングで固定した。1週間経過しても症状が改善されなかったので来所した。初検時、手関節部の腫脹は著明で、背屈制限、母指及び示指からの軸圧痛、スナッフボックス部の圧痛が認められた。専門医の診断を仰いだところ、骨折と診断された。単純エックス線写真(No.3)を示す。この骨折の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。

- 受傷直後のエックス線像で骨折を確認できないことがある。
 - 手関節部の変化が著名である。
 - 固定期間は比較的短期間である。
 - 骨癒合が遷延しやすい。
 
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1.受傷直後のエックス線像で骨折を確認できないことがある。
4.骨癒合が遷延しやすい。
問題240 30歳の男性。屋根の修理中バランスを崩し、落下した際に踵を強打し負傷した。腫脹は踵骨部に強く、足関節まで波及している。限局性圧痛も著明である。また疼痛のため、患側肢で立つことは出来ないが、足関節の屈伸運動は可能である。続発症として起こりにくいのはどれか。
- 慢性浮腫
 - ズデック(Sudeck)骨萎縮
 - 無腐性骨壊死
 - 腓骨筋腱鞘炎
 
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3.無腐性骨壊死
問題241 33歳の男性。3mの塀から飛び降りて受傷した。受傷部の写真(No.4)を別に示す。考えられるのはどれか。

- 内果裂離骨折
 - 三角靱帯断裂
 - 距骨退部骨折
 - ショパール関節脱臼
 
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3.距骨退部骨折
問題242 21歳の男性。柔道の稽古中、左足関節を内反し負傷した。翌日、足関節外側部の痛みが強いため来所した。写真(No.5)に示す部位に著名な圧痛と腫脹を認める。前方引き出しテストは陰性であった。考えられるのはどれか。

- 前距腓靭帯損傷
 - 三角靱帯損傷
 - リスフラン関節損傷
 - 踵骨前方突起骨折
 
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4.踵骨前方突起骨折
問題243 18歳の男子。野球練習中に右中指を突き指し受傷した。近医を受診したところ、骨折を指摘された。受傷時の単純エックス線写真(別冊No.6)を示す。正しいのはどれか。

- 骨片がみられるためⅡ型である。
 - DIP関節を過伸展位で固定する。
 - 固定期間は8-10週とする。
 - 掌側脱臼に注意する。
 
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4.掌側脱臼に注意する。
問題244 12歳の男児。野球のピッチャーである。毎日100球自主練習をし、週3回少年野球に参加している。1か月前から投球時に右肩部から上腕にかけて痛みが出現し、最近では日常生活でも痛みを感じるようになった。肩関節全体に痛みを訴えるが明らかな腫脹は認めない。大結節下方外側に圧痛と熱感がみられた。考えられるのはどれか。
- 腱板損傷
 - SLAP損傷
 - 骨端線離開
 - 化膿性関節炎
 
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3.骨端線離開
問題245 25歳の男性。草野球の試合中にボールが右示指の指尖に当たり、PIP関節が過伸展強制され受傷した。PIP関節部の自発痛と腫脹が著名である。PIP関節の運動は不能であるが、DIP関節の屈曲は可能である。受傷時の単純エックス線写真(別冊No.7)を示す。正しいのはどれか。

- 掌側板の損傷を伴っている。
 - ボタン穴変形の危険性がある。
 - 深指屈筋腱の断裂がある。
 - PIP関節伸展位での固定が必要である。
 
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1.掌側板の損傷を伴っている。
問題246 20歳の男性。自転車のタイヤ交換のためのレバーを強く握った際、左示指MP関節部に突然の痛みを自覚した。以降、MP関節の完全伸展が不能となり来所した。初検時、関節部に軽度の腫脹と中手骨撓側に圧痛を認めた。示指MP関節は-30度まで伸展は可能であるが、それ以上の他動的伸展は不能であった。外観写真(別冊No.8)を別に示す。他指の関節運動は正常である。最も考えられるのはどれか。

- 示指基節骨が背側に転位している。
 - MP関節内に掌側板が嵌入している。
 - 撓側側副靭帯が中手骨頭に乗りあげている。
 - 指伸筋腱が撓側に脱臼している。
 
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3.撓側側副靭帯が中手骨頭に乗りあげている。
問題247 20歳の男性。剣道部に所属している。半年前から竹刀を振る際に右手関節の違和感を自覚していた。その後、徐々に疼痛が出現したため来所した。手関節背側に腫脹と圧痛及び可動域制限と握力低下がみられた。手指の運動痛はない。写真(別冊No.9)に圧痛部位を示す。考えられるのはどれか。

- 月状骨軟化症
 - 月状骨脱臼
 - 尺骨茎状突起骨折
 - 長母指伸筋腱腱鞘炎
 
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1.月状骨軟化症
問題248 50歳の女性。右手関節部の疼痛があり、ボタンかけが不自由になり来所した。手関節部に軽度の腫脹および圧痛を認め、ファーレンテスト陽性、フィンケルスタインテスト陰性。PerfectOの不整がみられた。感覚障害がみられないのはどれか。
- 示指
 - 中指
 - 環指
 - 小指
 
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4.小指
問題249 17歳の男子。ハードル走の選手である。最近、練習中に右股関節の引っかかりを感じるようになった。関節に腫脹や疼痛はなく明らかな可動域制限もみられないが、股関節内転位で屈伸すると股関節部外側で轢音が聴取された。外傷の既往はない。最も考えられるのはどれか。
- 股関節唇の断裂
 - 大転子滑液包炎
 - 中殿筋の筋力低下
 - 大腿筋膜張筋の緊張増加
 
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4.大腿筋膜張筋の緊張増加
問題250 30歳の男性。3か月前からランニングを始めた。左膝の運動痛が出現したため来所した。膝関節の外側に軽度腫脹がみられた。膝蓋跳動は陰性であった。膝関節屈曲位で大腿骨外顆よりやや近位を圧迫しながら膝関節を伸展させると疼痛が再現された。考えられるのはどれか。
- 鵞足炎
 - 膝蓋下脂肪体炎
 - 大腿四頭筋腱炎
 - 腸脛靭帯炎
 
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4.腸脛靭帯炎



			
			
			
			
			
			
			
			
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