第5回柔道整復師国家試験の問題と解答を全て掲載します。
【午前問題】第5回柔道整復師国家試験
問題1 拮抗筋の組合せはどれか。
- 上腕二頭筋 ─── 上腕筋
- 腸腰筋 ─── 大殿筋
- 大腿二頭筋 ─── 半腱様筋
- 下腿三頭筋 ─── 後脛骨筋
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2.腸腰筋 ─── 大殿筋
問題2 肺の栄養血管はどれか。
- 肋間動脈
- 気管支動脈
- 肺動脈
- 肺静脈
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2.気管支動脈
問題3 脳神経でないのはどれか。
- 顔面神経
- 舌咽神経
- 横隔神経
- 舌下神経
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3.横隔神経
問題4 体表から触れないのはどれか。
- 棘突起
- 上前腸骨棘
- 外果
- 椎体
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4.椎体
問題5 正中神経と尺骨神経とで支配をうけるのはどれか。
- 短母指屈筋
- 母指内転筋
- 短母指外転筋
- 母指対立筋
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1.短母指屈筋
問題6 梨状筋下孔を通過するのはどれか。
- 上殿神経
- 大腿神経
- 閉鎖神経
- 坐骨神経
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4.坐骨神経
問題7 左静脈角に注ぐのはどれか。
- 右リンパ本幹
- 外頸静脈
- 奇静脈
- 胸管
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4.胸管
問題8 小腸に存在するのはどれか。
- 腹膜垂
- 輪状ヒダ
- 大網ヒモ
- 間膜ヒモ
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2.輪状ヒダ
問題9 膀胱について誤っているのはどれか。
- 膀胱は骨盤腔にある。
- 膀胱三角にはヒダがある。
- 粘膜の上皮は移行上皮である。
- 筋層は平滑筋である。
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2.膀胱三角にはヒダがある。
問題10 永久歯の数について誤っている組合せはどれか。
- 切歯 ─── 8本
- 犬歯 ─── 8本
- 小臼歯 ─── 8本
- 大臼歯 ─── 12本
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2.犬歯 ─── 8本
問題11 下行性伝導路はどれか。
- 錐体路
- 後索路
- 脊髄視床路
- 脊髄小脳路
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1.錐体路
問題12 頸神経叢から出る神経はどれか。
- 肩甲背神経
- 肩甲上神経
- 筋皮神経
- 鎖骨上神経
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4.鎖骨上神経
問題13 内耳にあるのはどれか。
- 蝸牛
- 鼓膜
- 耳管
- 耳小骨
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1.蝸牛
問題14 器官の配列で正しいのはどれか。
- 口腔 → 咽頭 → 空腸 → 食道
- 喉頭 → 気管 → 気管支 → 肺胞
- 腎盤 → 膀胱 → 尿管 → 尿道
- 終脳 → 中脳 → 間脳 → 橋
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2.喉頭 → 気管 → 気管支 → 肺胞
問題15 心臓の部位と出入する血管との組合せで正しいのはどれか。
- 右心房 ─── 肺静脈
- 右心室 ─── 冠状静脈洞
- 左心房 ─── 肺動脈
- 左心室 ─── 大動脈
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4.左心室 ─── 大動脈
問題16 副鼻腔と開口部との組合せで正しいのはどれか。
- 前頭洞 ─── 上鼻道
- 篩骨洞 ─── 下鼻道
- 上顎洞 ─── 中鼻道
- 蝶形骨洞 ─── 下鼻道
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3.上顎洞 ─── 中鼻道
問題17 女性生殖器について誤っているのはどれか。
- 卵巣と卵管とは直接連続する。
- 子宮の両側に卵巣がある。
- 子宮の前に膀胱がある。
- 膣の前に尿道がある。
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1.卵巣と卵管とは直接連続する。
問題18 誤っているのはどれか。
- 松果体は中脳にある。
- 甲状腺は頸の前面下部にある。
- 副腎は腎臓の上に位置している。
- ランゲルハンス島は膵臓にある。
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1.松果体は中脳にある。
問題19 誤っているのはどれか。
- 表皮は重層扁平上皮である。
- 爪は真皮の変形したものである。
- 腋窩の皮膚にはアポクリン汗腺がある。
- 皮下組織には多数の脂肪細胞がある。
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2.爪は真皮の変形したものである。
問題20 体表から拍動を触れないのはどれか。
- 腕頭動脈
- 総頸動脈
- 橈骨動脈
- 大腿動脈
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1.腕頭動脈
問題21 上腕骨にないのはどれか。
- 解剖頸
- 三角筋粗面
- 滑車切痕
- 肘頭窩
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3.滑車切痕
問題22 大腿骨にないのはどれか。
- 大結節
- 殿筋粗面
- 転子窩
- 顆間窩
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1.大結節
問題23 蛋白質の合成に関係するのはどれか。
- ライソゾーム
- 中心小体
- ミトコンドリア
- リボゾーム
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4.リボゾーム
問題24 関節唇があるのはどれか。
- 顎関節
- 胸鎖関節
- 股関節
- 膝関節
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3.股関節
問題25 腎臓について誤っているのはどれか。
- 形はソラマメ状である。
- 左は右よりも高位にある。
- 全周が腹膜でつつまれる。
- 皮質には多数の腎小体がある。
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3.全周が腹膜でつつまれる。
問題26 外分泌腺はどれか。
- 上皮小体
- 甲状腺
- 舌下腺
- 松果体
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3.舌下腺
問題27 肩甲骨の部位で体表から触れないのはどれか。
- 肩峰
- 烏口突起
- 肩甲棘
- 肩甲下窩
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4.肩甲下窩
問題28 脳神経について誤っているのはどれか。
- 外転神経は運動性である。
- 内耳神経は感覚性である。
- 副神経は感覚性である。
- 迷走神経は混合性である。
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3.副神経は感覚性である。
問題29 筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。
- 上腕二頭筋長頭 ─── 上腕骨小結節
- 上腕二頭筋短頭 ─── 肩甲骨烏口突起
- 烏口腕筋 ─── 尺骨粗面
- 上腕筋 ─── 橈骨粗面
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2.上腕二頭筋短頭 ─── 肩甲骨烏口突起
問題30 誤っているのはどれか。
- マイスネル小体は真皮にある。
- 角膜は脈絡膜と連続している。
- 嗅粘膜は上鼻道にある。
- 舌には味蕾がある。
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2.角膜は脈絡膜と連続している。
問題31 細胞内情報伝達系でないのはどれか。
- GTP結合蛋白質
- 環状AMP
- 電子伝達系
- 受容体
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3.電子伝達系
問題32 恒常性がみられないのはどれか。
- 体液の浸透圧
- 血漿膠質浸透圧
- 尿のpH
- 細胞外液量
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3.尿のpH
問題33 血中で最も数が多いのはどれか。
- 血小板
- 好中球
- 単球
- 赤血球
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3.単球
問題34 刺激伝導系に含まれないのはどれか。
- 横行小管
- 房室結節
- 左脚
- 洞房結節
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1.横行小管
問題35 血液中の酸素運搬に関与しないのはどれか。
- ヘモグロビン
- 血漿蛋白濃度
- 酸素分圧
- pH
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2.血漿蛋白濃度
問題36 努力性呼息運動に関与するのはどれか。
- 横隔神経の興奮
- 腹壁筋の収縮
- 外肋間筋の収縮
- 胸骨の挙上
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2.腹壁筋の収縮
問題37 水溶性ビタミンはどれか。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
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2.ビタミンC
問題38 基礎代謝量について誤っているのはどれか。
- 女性より男性の方が大きい。
- 体表面積に比例する。
- 冬期に低下する。
- 甲状腺ホルモンにより上昇する。
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3.冬期に低下する。
問題39 肝臓の機能について誤っているのはどれか。
- 血漿ナトリウム濃度の維持
- 血液凝固因子の生成
- 血液の貯蔵
- 解毒作用
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1.血漿ナトリウム濃度の維持
問題40 唾液に含まれるのはどれか。
- トリプシン
- アミラーゼ
- リパーゼ
- ペプシン
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2.アミラーゼ
問題41 体熱の放散に関与しないのはどれか。
- 皮膚血管拡張
- 発汗
- 不感蒸泄
- ふるえ
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4.ふるえ
問題42 腎臓の糸球体ろ液中に最も多く含まれるのはどれか。
- カルシウムイオン
- ナトリウムイオン
- アンモニウムイオン
- カリウムイオン
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2.ナトリウムイオン
問題43 尿細管の再吸収でアルドステロンによって調節されるのはどれか。
- ナトリウムイオン
- ブドウ糖
- 水
- 塩素イオン
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1.ナトリウムイオン
問題44 テストステロンの作用で誤っているのはどれか。
- 蛋白合成促進
- 性欲増進
- 第二次性徴発現
- 間質細胞刺激
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4.間質細胞刺激
問題45 副腎髄質ホルモンについて誤っているのはどれか。
- 心機能促進作用がある。
- ステロイドホルモンである。
- 神経性調節を受ける。
- 緊急反応時に急増する。
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2.ステロイドホルモンである。
問題46 カルシウム代謝調節に関与しないのはどれか。
- カルシトニン
- 上皮小体ホルモン
- オキシトシン
- ビタミンD
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3.オキシトシン
問題47 有髄神経のみで起こる興奮伝導はどれか。
- 跳躍伝導
- 絶縁性伝導
- 不減衰伝導
- 両側性伝導
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1.跳躍伝導
問題48 延髄にないのはどれか。
- 呼吸中枢
- 嚥下中枢
- 循環中枢
- 縮瞳中枢
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4.縮瞳中枢
問題49 視床下部による調節を受けないのはどれか。
- 肺胞換気量
- 血糖値
- 体温
- 細胞外液量
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1.肺胞換気量
問題50 骨格筋の特徴でないのはどれか。
- 強縮が多い。
- 絶対不応期が長い。
- 刺激閾値が低い。
- 疲労しやすい。
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2.絶対不応期が長い。
問題51 筋収縮に必要でないのはどれか。
- アデノシン3リン酸
- ミオシンフィラメント
- カルシウムイオン
- フィブリン線維
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4.フィブリン線維
問題52 速い痛みに関与しないのはどれか。
- 刺す痛み
- 短い潜時
- ポリモーダル侵害受容器
- Aδ線維
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3.ポリモーダル侵害受容器
問題53 正しい組合せはどれか。
- 加速度 ─── 杆状体
- 光 ─── 有毛細胞
- 空気振動 ─── 嗅細胞
- 化学物質 ─── 味細胞
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4.化学物質 ─── 味細胞
問題54 乳汁分泌に関与するのはどれか。
- サイロキシン
- アンドロゲン
- プロラクチン
- プロゲステロン
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3.プロラクチン
問題55 誤っているのはどれか。
- 精液は精細管でつくられる。
- セルトリ細胞は精細胞に栄養を与える。
- 間質細胞はテストステロンをつくる。
- 精子は遺伝情報を担っている。
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1.精液は精細管でつくられる。
問題56 足の内がえし作用がないのはどれか。
- 足の母指外転筋
- 足の長母指屈筋
- 足の長指屈筋
- 前脛骨筋
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1.足の母指外転筋
問題57 神経筋接合部の伝達物質はどれか。
- ノルアドレナリン
- ドーパミン
- セロトニン
- アセチルコリン
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4.アセチルコリン
問題58 歩行について正しいのはどれか。
a.立脚相は加速期と減速期とがある。
b.歩行率は1分当りの歩数で表す。
c.重複歩は一歩行周期である。
d.立脚相と遊脚相との比は1対1である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題59 手の内在筋でないのはどれか。
- 短母指屈筋
- 短母指伸筋
- 短母指外転筋
- 母指内転筋
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2.短母指伸筋
問題60 二関節筋でないのはどれか。
- 薄筋
- 長内転筋
- 縫工筋
- 大腿筋膜張筋
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2.長内転筋
問題61 前骨間神経の支配を受けるのはどれか。
- 方形回内筋
- 円回内筋
- 長掌筋
- 浅指屈筋
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1.方形回内筋
問題62 抗重力筋でないのはどれか。
- 脊柱起立筋
- 梨状筋
- 大腿四頭筋
- ヒラメ筋
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2.梨状筋
問題63 運動の第2法則について誤っているのはどれか。
- 加速度は力の働く方向と同一方向に働く。
- 加速度は力の強さに正比例する。
- 加速度は物体の質量に反比例する。
- 加速度は物体の慣性によって生じる。
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4.加速度は物体の慣性によって生じる
問題64 最大運動負荷に対するトレーニングの結果で誤っているのはどれか。
- 酸素摂取量の増加
- 血中乳酸濃度の増加
- 心拍数の増加
- 分時換気量の増加
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3.心拍数の増加
問題65 膝について誤っているのはどれか。
- 膝には屈曲、伸展および回旋運動がある。
- 大腿骨の外側顆は内側顆より大きい。
- 外側半月は外側側副靭帯と結合している。
- 内側半月はC字状である。
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3.外側半月は外側側副靭帯と結合している。
問題66 自己免疫異常でないのはどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- カリニ肺炎
- 慢性関節リウマチ
- 多発性結節性動脈炎
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2.カリニ肺炎
問題67 後天性免疫不全を起こさないのはどれか。
- ホジキン病
- がん
- 白血病
- 大動脈瘤
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4.大動脈瘤
問題68 アレルギーⅠ型でないのはどれか。
- 血清病
- 花粉症
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
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1.血清病
問題69 悪性上皮性腫瘍はどれか。
- 神経鞘腫
- 類表皮癌
- 子宮筋腫
- 血管肉腫
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2.類表皮癌
問題70 奇形の原因でないのはどれか。
- 風疹
- 梅毒
- 結核
- トキソプラズマ症
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3.結核
問題71 再生能力のないのはどれか。
- 神経細胞
- 造血細胞
- 肝細胞
- 表皮細胞
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1.神経細胞
問題72 創傷治癒について誤っているのはどれか。
- 肉芽組織には毛細血管が豊富である。
- 肉芽組織は最終的には瘢痕となる。
- 骨折は偽関節を形成して治癒する。
- 創傷治癒は組織の修復現象である。
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3.骨折は偽関節を形成して治癒する。
問題73 特異性炎でないのはどれか。
- 結核
- らい
- サルコイドーシス
- 膿瘍
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4.膿瘍
問題74 出血について誤っているのはどれか。
- 出血とは血液の全成分が血管外に出ることである。
- 血管の損傷による出血を破綻性出血という。
- タール便は下部消化管からの出血を意味する。
- 組織内に限局した出血塊を血腫と呼ぶ。
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3.タール便は下部消化管からの出血を意味する
問題75 他覚症状でないのはどれか。
- 赤沈亢進
- 悪心
- 白血球減少
- 脾腫
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2.悪心
問題76 誤っている組合せはどれか。
- ビタミンA ─── 壊血病
- ビタミンB1 ─── 脚気
- ビタミンB12 ─── 悪性貧血
- ビタミンD ─── くる病
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1.ビタミンA ─── 壊血病
問題77 誤っている組合せはどれか。
- 梅毒 ─── スピロヘータ
- マラリア ─── 原虫
- トラコーマ ─── クラミジア
- ツツガムシ病 ─── ウイルス
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4.ツツガムシ病 ─── ウイルス
問題78 誤っているのはどれか。
- 塞栓は血流によって運ばれる異物である。
- 血栓は生体の血管内血液凝固である。
- 血小板血栓には赤血球が含まれる。
- 梗塞は動脈の閉塞による虚血性壊死である。
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3.血小板血栓には赤血球が含まれる。
問題79 誤っている組合せはどれか。
- 受療率 ─── 患者調査
- 有病率 ─── 医療施設調査
- 離婚率 ─── 人口動態調査
- 有訴率 ─── 国民生活基礎調査
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2.有病率 ─── 医療施設調査
問題80 保健医療における第3次予防はどれか。
- がん検診
- 禁煙教育
- 予防接種
- 機能訓練
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4.機能訓練
問題81 職業病について誤っている組合せはどれか。
- 珪肺 ─── 採石作業
- 腰痛症 ─── 重量物運搬作業
- 頸肩腕障害 ─── VDT作業
- 白ろう病 ─── 塗装作業
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4.白ろう病 ─── 塗装作業
問題82 人の感染症と動物との組合せで誤っているのはどれか。
- 顎口虫症 ─── ウシ
- 有鉤条虫症 ─── ブタ
- アニサキス症 ─── サバ
- 肺吸虫症 ─── モクズガニ
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1.顎口虫症 ─── ウシ
問題83 コレラ患者が使用した食器の消毒法で適切なのはどれか。
- 日光消毒法
- 煮沸消毒法
- クレゾール石けん液消毒法
- エチレンオキサイド消毒法
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2.煮沸消毒法
問題84 母子保健統計について正しいのはどれか。
- 周産期死亡は妊娠満28週以後の死産をいう。
- 早期新生児死亡は生後4週未満の死亡をいう。
- 死産率は出産千に対する割合である。
- 乳児死亡率は人口千に対する割合である。
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3.死産率は出産千に対する割合である。
問題85 近年の小学生の健康状態について正しいのはどれか。
- むし歯(う歯)の保有率は増加している。
- 肥満傾向は減少している。
- 視力低下(1.0未満)は増加している。
- 負傷の種類別では骨折が50%以上を占めている。
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3.視力低下(1.0未満)は増加している。
問題86 気候について正しいのはどれか。
- 不快指数は、ふく射熱から計算される。
- 気流は体熱の放散に影響を及ぼす。
- 海洋気候は気温の昼夜間の差が大きい。
- 気湿が高くなると呼吸器疾患が多発する。
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2.気流は体熱の放散に影響を及ぼす。
問題87 上水道について正しいのはどれか。
- 普及率は全国平均で47%である。
- 1人1日平均使用量は年々減少している。
- 水道水の消毒はアルコール消毒がよい。
- 大腸菌群は検出されてはならない。
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4.大腸菌群は検出されてはならない。
問題88 廃棄物について正しいのはどれか。
- 一般廃棄物の1人1日当たりの排出量は最近横ばいである。
- 一般廃棄物処理では焼却が2割である。
- し尿処理では農村還元が最も多い。
- 産業廃棄物の処理は市区町村長の責任で行われる。
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1.一般廃棄物の1人1日当たりの排出量は最近横ばいである。
問題89 老人保健法に基づく事業の対象について正しいのはどれか。
- 基本健康診査は40歳以上である。
- 機能訓練は50歳以上である。
- 健康手帳の交付は60歳以上である。
- 訪問指導は60歳以上である。
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1.基本健康診査は40歳以上である。
問題90 誤っている組合せはどれか。
- 保健所 ─── 地域保健法
- 老人保健施設 ─── 老人保健法
- 福祉事務所 ─── 医療法
- 特別養護老人ホーム ─── 老人福祉法
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3.福祉事務所 ─── 医療法
問題91 柔道整復師免許について正しいのはどれか。
- 免許証明書を紛失した場合には柔道整復業務はできない。
- 柔道整復師名簿に登録されると柔道整復業務ができる。
- 取り消されると再免許は与えられない。
- 日本国籍が必要である。
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2.柔道整復師名簿に登録されると柔道整復業務ができる。
問題92 正しいのはどれか。
a.医師は柔道整復の業務をすることができる。
b.柔道整復師はエックス線写真によって診断することができる。
c.柔道整復師は応急手当として外科手術ができる。
d.柔道整復師の免許は業務独占である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題93 柔道整復師の施術として誤っているのはどれか。
- 医師の同意を得て注射をする。
- 医師の同意を得ないで上腕骨骨折の患部に応急手当をする。
- 医師の同意を得て大腿骨骨折の患部に施術する。
- 医師の同意を得ないで下腿打撲の患部に施術する。
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1.医師の同意を得て注射をする。
問題94 柔道整復師が行うことができるのはどれか。
- 保健所長の許可を得て施術所にエックス線撮影装置を設置する。
- 医師の指示を受けて人体にエックス線を照射する。
- 医師の同意を得て脱臼の患部に施術する。
- 医師の同意を得て鎮痛薬を投与する。
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3.医師の同意を得て脱臼の患部に施術する。
問題95 医師の同意について誤っているのはどれか。
a.医師は患者を診察しなくてもよい。
b.施術者が直接医師から得なければならない。
c.口頭で得てもよい。
d.内科の医師でもよい。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題96 施術所について正しいのはどれか。
- 施術室の面積は8平方メートル以上でなければならない。
- 柔道整復師以外の者は開設することができない。
- 開設するときは保健所長の許可を受けなければならない。
- 休止したときは都道府県知事に届け出なければならない。
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4.休止したときは都道府県知事に届け出なければならない
問題97 施術所として広告できる事項はどれか。
- 「○○学会会員」
- 「ほねつぎ」
- 「○○で5年間研修」
- 「○○式療法」
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2.「ほねつぎ」
問題98 柔道整復師の免許申請で必要なのはどれか。
a.戸籍の謄本又は抄本 b.医師の診断書 c.柔道整復師養成施設の卒業証明書 d.住民票
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題99 免許資格と法律との組合せで誤っているのはどれか。
a.作業療法士 ─── 理学療法士及び作業療法士法
b.薬剤師 ─── 薬事法
c.歯科医師 ─── 医師法
d.保健婦 ─── 保健婦助産婦看護婦法
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題100 正しいのはどれか。
- 病院は患者10人以上の収容施設を有する。
- 診療所は患者の収容施設を有しない。
- 法人は病院を開設することができない。
- 特定機能病院は高度の医療を提供する。
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4.特定機能病院は高度の医療を提供する
【午後問題】
問題101 打診および聴診について誤っているのはどれか。
- 腹水が貯留すると濁音を呈する。
- 健常者心濁音界の左縁は左鎖骨中線のやや内側である。
- 気管支喘息では異常呼吸音が聴かれる。
- 麻痺性イレウスではグル音は亢進する。
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4.麻痺性イレウスではグル音は亢進する
問題102 生命徴候について正しいのはどれか。
a.体温が37.0℃を越えることを発熱という。
b.収縮期血圧と拡張期血圧との差を脈圧という。
c.呼気時に弱くなる脈を奇脈という。
d.深く大きい頻呼吸をチェーン・ストーク呼吸という。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題103 理学的検査について誤っているのはどれか。
- 最高血圧は触診法で測定できる。
- 肺活量は体位によって変動する。
- 心電図は心筋の収縮力を表す。
- 脳波はてんかんの診断に有用である。
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3.心電図は心筋の収縮力を表す。
問題104 眼瞼下垂を認めるのはどれか。
a.動眼神経麻痺 b.重症筋無力症 c.ギラン・バレー症候群 d.ベル麻痺
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題105 振戦を認めないのはどれか。
- パーキンソン病
- 肝性昏睡
- クレチン病
- ウィルソン病
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3.クレチン病
問題106 表在反射はどれか。
a.咽頭反射 b.下顎反射 c.橈骨反射 d.腹壁反射
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題107 意識状態について正しい組合せはどれか。
- 昏睡 ─── いかなる刺激にも反応しない。
- 昏迷 ─── 強い痛み刺激に反応しない。
- 失神 ─── 意識障害が持続する。
- せん妄 ─── 外からの刺激に反応する。
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1.昏睡 ─── いかなる刺激にも反応しない
問題108 誤っている組合せはどれか。
- ハンター舌炎 ─── 口唇ヘルペス
- イチゴ舌 ─── 猩紅熱
- コプリック斑 ─── 麻疹
- 口唇チアノーゼ ─── ファロー四徴症
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1.ハンター舌炎 ─── 口唇ヘルペス
問題109 内臓触知部位について正しい組合せはどれか。
- 肝 ─── 臍囲部
- 膵 ─── 下腹部
- 脾 ─── 正中部
- 腎 ─── 側腹部
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4.腎 ─── 側腹部
問題110 誤っている組合せはどれか。
- 橋本病 ─── 甲状腺腫大
- 粘液水腫 ─── 浮腫状顔貌
- クレチン病 ─── 末端肥大
- バセドウ病 ─── 発汗
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3.クレチン病 ─── 末端肥大
問題111 誤っている組合せはどれか。
- クッシング症候群 ─── 満月様顔貌
- アジソン病 ─── 黒色斑
- 褐色細胞腫 ─── 眼球結膜黄染
- 肺気腫 ─── 太鼓ばち指
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3.褐色細胞腫 ─── 眼球結膜黄染
問題112 誤っている組合せはどれか。
- レイノー現象 ─── 強皮症
- 口腔アフタ ─── 全身性エリテマトーデス
- クモ状血管腫 ─── 肝硬変
- スプーン様爪 ─── 鉄欠乏性貧血
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2.口腔アフタ ─── 全身性エリテマトーデス
問題113 肺気腫について誤っているのはどれか。
- 加齢とともに増加する。
- 喫煙歴が病因として重要である。
- ビール樽状胸郭がみられる。
- 夜間発作性呼吸困難が見られる。
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4.夜間発作性呼吸困難が見られる。
問題114 心筋梗塞について正しいのはどれか。
a.一過性の心筋虚血である。
b.糖尿病は危険因子である。
c.発作時に特有の心電図変化がみられる。
d.狭心症に比べて死亡率は低い。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題115 四肢鉛管現象がみられるのはどれか。
- 小脳障害
- 錐体路障害
- 末梢神経障害
- 錐体外路障害
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4.錐体外路障害
問題116 食道癌の初発症状はどれか。
- 嗄声
- 嚥下困難
- 吃逆
- 上腹部痛
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2.嚥下困難
問題117 ウイルス性肝炎について正しいのはどれか。
- A型肝炎は血液製剤で感染する。
- B型肝炎は集団発生する。
- C型肝炎は経口感染する。
- 劇症肝炎は死亡率が高い。
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4.劇症肝炎は死亡率が高い。
問題118 肝硬変でみられないのはどれか。
- 食道静脈瘤
- 腹壁静脈怒張
- 腹水
- 下肢静脈瘤
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4.下肢静脈瘤
問題119 貧血の原因について誤っている組合せはどれか。
- 再生不良性貧血 ─── ベンゾール
- 悪性貧血 ─── 遺伝
- 鉄欠乏性貧血 ─── 痔疾
- 溶血性貧血 ─── 自己抗体
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2.悪性貧血 ─── 遺伝
問題120 AIDSについて誤っているのはどれか。
- 原因はレトロウイルスである。
- 潜伏期間は2~7週間である。
- 血中にHIV抗体が検出される。
- 呼吸器感染症を併発しやすい。
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2.潜伏期間は2~7週間である。
問題121 手指創傷の消毒法で使用されないのはどれか。
- ヨードホール
- エチレンオキサイド
- クロルヘキシジン(ヒビテン液)
- 逆性石鹸
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2.エチレンオキサイド
問題122 止血法で誤っている組合せはどれか。
- 圧迫タンポナーデ ─── びまん性出血
- 結紮法 ─── 動静脈の出血
- 緊縛法 ─── 四肢の動脈出血
- 電気凝固法 ─── 大血管の出血
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4.電気凝固法 ─── 大血管の出血
問題123 全身麻酔の前投薬の目的で誤っているのはどれか。
- 鎮静作用
- 気道の分泌抑制作用
- 筋弛緩作用
- 鎮痛作用
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3.筋弛緩作用
問題124 腹部鈍的外傷について誤っている組合せはどれか。
- 腸管破裂 ─── 腹腔内遊離ガス
- 腎損傷 ─── 血尿
- 肝破裂 ─── 吐血
- 膵損傷 ─── 後腹膜血腫
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3.肝破裂 ─── 吐血
問題125 腫瘍診断について正しい組合せはどれか。
- 超音波検査 ─── 骨腫瘍
- 核医学検査 ─── 胃腫瘍
- 内視鏡検査 ─── 甲状腺腫瘍
- バイオプシー(生検) ─── 結腸腫瘍
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4.バイオプシー(生検) ─── 結腸腫瘍
問題126 輸血について誤っている組合せはどれか。
- 不適合輸血 ─── 血尿
- 感染 ─── 血清肝炎
- アレルギー ─── AIDS
- 過剰投与 ─── 心不全
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3.アレルギー ─── AIDS
問題127 輸液剤について誤っている組合せはどれか。
- 血漿 ─── 膠質輸液
- 5%ブドウ糖液 ─── 高浸透圧
- 高カロリー輸液 ─── 栄養補給
- リンゲル液 ─── 電解質輸液
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2.5%ブドウ糖液 ─── 高浸透圧
問題128 頭蓋骨骨折について誤っている組合せはどれか。
- 複視 ─── 眼窩骨折
- 髄液漏出 ─── 頭蓋底骨折
- 咬合不全 ─── 下顎骨骨折
- 呼吸困難 ─── 頬骨弓骨折
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4.呼吸困難 ─── 頬骨弓骨折
問題129 心肺蘇生術で誤っているのはどれか。
- 心臓マッサージは柔らかいベッド上で行う。
- 心臓マッサージの効果は脈拍の触知で確認する。
- 気道確保は頭部後屈あご先挙上法で行う。
- 人工呼吸の効果は胸郭の動きで確認する。
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1.心臓マッサージは柔らかいベッド上で行う。
問題130 正しいのはどれか。
- 上位の頸髄損傷では四肢の麻痺をきたす。
- 胸髄損傷では麻痺筋により損傷部位の高位診断ができる。
- 胸・腰椎移行部損傷では呼吸麻痺を伴う。
- 頸部損傷では頭部を挙上して搬送する。
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1.上位の頸髄損傷では四肢の麻痺をきたす。
問題131 正しい組合せはどれか。
a.骨軟骨腫 ─── 四肢切断術
b.慢性関節リウマチ ─── 滑膜切除術
c.大腿骨頸部骨折 ─── 骨接合術
d.結核性膝関節炎 ─── 人工関節置換術
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題132 ペルテス病について正しいのはどれか。
- 女児に多い。
- 両側性が多い。
- MRIが早期診断に有効である。
- 全身状態は不良である。
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3.MRIが早期診断に有効である。
問題133 変形性膝関節症について誤っているのはどれか。
- 女性に多い。
- 外反変形が多い。
- 楔状足底板が有効である。
- 大腿四頭筋訓練が重要である。
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2.外反変形が多い。
問題134 腰椎椎間板ヘルニアについて誤っているのはどれか。
- 下位椎間板に好発する。
- ラセーグ徴候陽性となる。
- 急性期には安静臥床が必要である。
- 椎間板の髄核が前方に脱出する。
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4.椎間板の髄核が前方に脱出する。
問題135 骨軟骨腫について誤っているのはどれか。
- 多発性では常染色体優性遺伝をする。
- 長管骨では骨幹部に好発する。
- 骨腫瘍のうちで発生頻度が最も高い。
- 表層に軟骨キャップを有する。
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2.長管骨では骨幹部に好発する。
問題136 誤っている組合せはどれか。
- 骨軟化症 ─── ビタミンD
- 大腿骨骨頭壊死 ─── 副腎皮質ステロイド薬
- 偽性痛風 ─── ピロ燐酸カルシウム
- 軟骨無形成症 ─── ムコ多糖類
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4.軟骨無形成症 ─── ムコ多糖類
問題137 骨肉腫について正しいのはどれか。
- 10歳代に好発する。
- 肘周辺に多い。
- 化学療法は無効である。
- 肺に転移しない。
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1.10歳代に好発する。
問題138 画像診断について誤っているのはどれか。
- エックス線CTは断層撮影法である。
- MRIでは放射線被爆が少ない。
- 関節造影法は関節内軟部組織を描出する。
- 脊髄造影法はヨード造影剤を用いる。
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2.MRIでは放射線被爆が少ない。
問題139 牽引療法について正しいのはどれか。
a.直達牽引は骨に直達牽引力を働かせる。
b.絆創膏牽引は接触性皮膚炎を生じやすい。
c.クラッチフィールド牽引は腰椎脱臼に用いる。
d.グリソン牽引は直達牽引である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題140 脊髄性小児麻痺について誤っているのはどれか。
- ウイルスによる感染性疾患である。
- 尖足変形を生じやすい。
- 合併症に脊柱側彎がある。
- 痙直性麻痺を呈する。
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4.痙直性麻痺を呈する。
問題141 体幹装具の3点固定の支持部位でないのはどれか。
- 肩甲骨
- 胸骨
- 腰椎
- 恥骨
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1.肩甲骨
問題142 徒手筋力検査法で筋力3はどれか。
- 強度の抵抗に打ち勝って全可動域を動かせる。
- 軽度の抵抗に打ち勝って全可動域を動かせる。
- 重力を除くと全可動域を動かせる。
- 重力に抗して全可動域を動かせる。
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4.重力に抗して全可動域を動かせる。
問題143 6か月児で運動発達遅延を疑う所見はどれか。
- 座っていることができない。
- はいはいができない。
- 寝がえりができない。
- つかまり立ちができない。
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3.寝がえりができない
問題144 温熱療法で深達度が最も高いのはどれか。
- 超音波
- 遠赤外線
- 極超短波
- 温熱用レーザー
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1.超音波
問題145 脳性麻痺について誤っているのはどれか。
- 姿勢と運動の障害である。
- 原因は代謝異常である。
- 非進行性である。
- 病型は両麻痺が多い。
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2.原因は代謝異常である
問題146 手の変形の組合せで正しいのはどれか。
a.猿手 ─── 尺骨神経麻痺
b.下垂手 ─── 橈骨神経麻痺
c.尺側偏位 ─── 慢性関節リウマチ
d.鷲手 ─── 正中神経麻痺
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題147 作業療法に含まれないのはどれか。
- ADL訓練
- 歩行訓練
- 筋力増強訓練
- 自助具作製
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2.歩行訓練
問題148 脳卒中の早期リハビリテーションで誤っているのはどれか。
- 発症後3~5週から開始する。
- 関節可動域訓練を行う。
- バイタルサインの安定が開始の条件である。
- ADLの回復が主目的である。
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1.発症後3~5週から開始する
問題149 脳卒中による左片麻痺の障害で発生頻度が低いのはどれか。
- 半側無視
- 失語症
- 運動麻痺
- 排泄障害
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4.排泄障害
問題150 頸髄損傷の合併症で誤っているのはどれか。
- 関節拘縮
- 褥瘡
- 排尿障害
- 高次脳機能障害
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4.高次脳機能障害
問題151 偽関節の原因でないのはどれか。
- 骨片の欠損
- 固定期間の不足
- 骨折端間の離開
- 嵌入した骨折
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4.嵌入した骨折
問題152 骨折数による分類について正しい組合せはどれか。
- 重複骨折 ─── 二つ以上の骨が同時に骨折
- 単発骨折 ─── 並列した骨が同時に骨折
- 二重骨折 ─── 一つの骨が2か所で骨折
- 多発骨折 ─── 一つの骨が3か所で骨折
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3.二重骨折 ─── 一つの骨が2か所で骨折
問題153 自家矯正能力が期待できないのはどれか。
- 屈曲転位
- 短縮転位
- 捻転転位
- 側方転位
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3.捻転転位
問題154 屈曲整復法の適応となるのはどれか。
- 斜骨折
- 縦骨折
- 横骨折
- らせん状骨折
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3.横骨折
問題155 骨癒合遅延の因子でないのはどれか。
- 血腫
- 循環不全
- 運動麻痺
- 感染
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1.血腫
問題156 誤っているのはどれか。
- 筋断裂では血腫形成が起こる。
- 腱板損傷では棘上筋が最も多い。
- 大腿の筋損傷では大腿四頭筋が最も多い。
- 下腿の筋損傷では下腿三頭筋が最も多い。
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3.大腿の筋損傷では大腿四頭筋が最も多い
問題157 四肢の打撲傷の初期処置で誤っているのはどれか。
- 患肢を安静に保つ。
- 患部に温罨法を行う。
- 圧迫包帯を施す。
- 患肢を高く保持する。
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2.患部に温罨法を行う。
問題158 阻血性拘縮の初期症状で誤っているのはどれか。
- 疼痛の増大
- 知覚の異常
- 脈拍の減弱
- 筋の萎縮
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4.筋の萎縮
問題159 骨折の後遺症で正しい組合せはどれか。
- 骨癒合遷延 ─── 血行不良
- 過剰仮骨 ─── 過度の牽引
- ズデック骨萎縮 ─── 細菌感染
- 無腐性骨壊死 ─── 自律神経障害
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1.骨癒合遷延 ─── 血行不良
問題160 胸骨骨折の好発部位はどれか。
- 柄
- 柄と体との境界部
- 体
- 体と剣状突起との境界部
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2.柄と体との境界部
問題161 肩鎖関節脱臼と誤りやすい鎖骨骨折の部位はどれか。
- 内端部
- 中央部
- 中・外1
- 外端部
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4.外端部
問題162 鎖骨骨折の合併症でないのはどれか。
- 腕神経叢損傷
- 胸郭出口症候群
- 変形治癒
- 偽関節
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2.胸郭出口症候群
問題163 肋骨骨折について誤っているのはどれか。
- 直達外力では骨折端が外方に突出する。
- 好発部位は第4~8肋骨である。
- 合併症に緊張性気胸がある。
- 絆創膏固定は呼気の状態で行う。
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1.直達外力では骨折端が外方に突出する。
問題164 肩甲骨体部骨折について正しいのはどれか。
a.縦骨折が多い。
b.発生機序は主に介達外力である。
c.患側の肩に外転制限が起こる。
d.合併症に肋骨骨折がある。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題165 小児の上腕骨顆上骨折で起こらないのはどれか。
- 下垂手
- 内反肘
- 偽関節
- 阻血性拘縮
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3.偽関節
問題166 上腕骨顆上伸展型骨折について誤っているのはどれか。
- 手掌をついて転倒して発生する。
- 骨折線は後方から前上方へ走る。
- 末梢骨片は後上方へ転位する。
- 肘関節後方脱臼の外観に類似する。
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2.骨折線は後方から前上方へ走る
問題167 上腕骨内側上顆骨折で誤っているのはどれか。
- 骨端線離開の型を呈する。
- 肘関節脱臼に合併して発生する。
- 回外筋の牽引力によって骨片は転位する。
- 骨片の関節内介在は観血療法の適応となる。
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3.回外筋の牽引力によって骨片は転位する。
問題168 肘頭骨折で正しいのはどれか。
- 幼児に好発する。
- 上腕三頭筋の牽引で延長転位を呈する。
- 肘関節の屈曲は不能となる。
- 肘関節後方脱臼の外観と類似する。
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2.上腕三頭筋の牽引で延長転位を呈する。
問題169 ガレアッチ骨折で誤っているのはどれか。
- 橈骨骨幹部に発生する。
- 遠位橈尺関節の脱臼を伴う。
- 逆モンテギア骨折という。
- 尺骨頭の脱臼は円回内筋による。
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4.尺骨頭の脱臼は円回内筋による。
問題170 橈骨下端部骨折で誤っているのはどれか。
- 高齢者に好発する。
- 高齢者の骨折は粉砕型が多い。
- スミス骨折の発生頻度は高い。
- バートン骨折は固定性が悪い。
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3.スミス骨折の発生頻度は高い。
問題171 コーレス骨折で正しいのはどれか。
- 主に直達外力によって発生する。
- 骨折線は背側から掌側上方へ走る。
- 末梢骨片は橈背側へ転位する。
- 合併症に長母指屈筋腱断裂がある。
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3.末梢骨片は橈背側へ転位する
問題172 手舟状骨骨折で正しいのはどれか。
- 手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
- 直達外力で発生することが多い。
- リスター結節に限局性圧痛がある。
- 偽関節は発生しない。
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1.手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
問題173 中手骨でボクサー骨折の好発部位はどれか。
- 基底部
- 骨幹部
- 頸部
- 骨頭部
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3.頸部
問題174 顎関節前方脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- 閉口不能
- 上顎歯列の前方転位
- 関節包内脱臼
- 女性に好発
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2.上顎歯列の前方転位
問題175 誤っている組合せはどれか。
- 肩鎖関節上方脱臼 ─── ピアノ・キー症状
- 肩関節肩峰下脱臼 ─── モーレンハイム窩の消失
- 肘関節後方脱臼 ─── 肘関節軽度屈曲位の弾発性固定
- 第1中手指節関節垂直脱臼 ─── Z字形の変形
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2.肩関節肩峰下脱臼 ─── モーレンハイム窩の消失
問題176 鎖骨脱臼で最も多いのはどれか。
- 胸鎖関節上方脱臼
- 胸鎖関節後方脱臼
- 肩鎖関節上方脱臼
- 肩鎖関節後方脱臼
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3.肩鎖関節上方脱臼
問題177 肩関節脱臼の発生頻度の高い理由について誤っているのはどれか。
- 関節窩が深い。
- 広い可動域を持つ。
- 補強靭帯にゆるみがある。
- 体表の突出した部にある。
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1.関節窩が深い。
問題178 肩関節脱臼について正しい組合せはどれか。
- 上方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
- 下方脱臼 ─── 鎖骨下脱臼
- 前方脱臼 ─── 棘下脱臼
- 後方脱臼 ─── 腋窩脱臼
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1.上方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
問題179 肩関節烏口下脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- 肩関節は外転位に固定される。
- 肩関節は内旋位を呈する。
- 三角筋大胸筋三角が消失する。
- 三角筋部が膨隆する。
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4.三角筋部が膨隆する。
問題180 肘関節脱臼で最も多いのはどれか。
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 側方脱臼
- 開排脱臼
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2.後方脱臼
問題181 肘関節後方脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- 肘関節の自動運動は不能となる。
- 肘関節は過伸展位となる。
- 上腕三頭筋腱を索状に触れる。
- 肘頭はヒューター線より高位となる。
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2.肘関節は過伸展位となる。
問題182 モンテギア骨折について正しい組合せはどれか。
- 尺骨骨幹部上・中1/3部骨折-橈骨頭脱臼
- 尺骨骨幹部中・下1/3部骨折-橈骨頭脱臼
- 橈骨骨幹部上・中1/3部骨折尺骨脱臼
- 橈骨骨幹部中・下1部骨折尺骨脱臼
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1.尺骨骨幹部上・中1/3部骨折-橈骨頭脱臼
問題183 デュベルニー(Duverney)骨折の部位はどれか。
- 腸骨翼
- 上前腸骨棘
- 恥骨
- 坐骨
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1.腸骨翼
問題184 上前腸骨棘単独骨折の転位に関与するのはどれか。
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 縫工筋
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4.縫工筋
問題185 大腿骨頸部内側骨折の症状について正しいのはどれか。
- 内転骨折の下肢は内旋位を呈する。
- 内転骨折の棘果長は健側より短縮する。
- 外転骨折では内反股の状態を示す。
- 外側骨折と比べ腫脹は高度である。]
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2.内転骨折の棘果長は健側より短縮する。
問題186 膝関節に不安定性が出現しないのはどれか。
- 膝蓋靭帯断裂
- 前十字靭帯断裂
- 半月断裂
- 内側側副靭帯断裂
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3.半月断裂
問題187 大腿骨骨幹部骨折について正しいのはどれか。※解なし
- 上位骨折では中枢骨片が内転・内旋する。
- 中央部骨折の中枢骨片は屈曲・外転および外旋する。
- 下位骨折では延長転位を呈する。
- 下位骨折の末梢骨片は前方に転位する。
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問題188 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
- 疲労骨折の発生頻度が高い。
- 直達外力では前額面型骨折が多い。
- 介達外力では縦位型骨折が多い。
- 腱膜断裂を伴う際の骨片転位は大きい。
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4.腱膜断裂を伴う際の骨片転位は大きい。
問題189 下腿骨骨幹部骨折について誤っているのはどれか。
- 幼児は骨膜下骨折が多い。
- 定型的斜骨折の骨折線は前内方から後外上方へ走る。
- 両骨骨折より単独骨折が多い。
- 偽関節は中・下1/3境界部に多発する。
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3.両骨骨折より単独骨折が多い。
問題190 下腿骨果部骨折について正しい組合せはどれか。
a.ポット骨折 ─── 外転骨折
b.コットン骨折 ─── 内転骨折
c.チロー骨折 ─── 内転骨折
d.デュピュートレン骨折 ─── 外転骨折
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題191 外傷性股関節後方脱臼について誤っているのはどれか。
- 下肢の屈曲・外転および外旋位
- ローゼル・ネラトン線より大転子高位
- 殿部後上方部の膨隆
- 弾発性固定
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1.下肢の屈曲・外転および外旋位
問題192 外傷性膝関節脱臼で最も多いのはどれか。
- 側方脱臼
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 回旋脱臼
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2.前方脱臼
問題193 膝関節損傷で「不幸の三徴」といわれる組合せはどれか。
- 外側側副靭帯損傷 ─── 外側半月損傷 ─── 前十字靭帯損傷
- 内側側副靭帯損傷 ─── 内側半月損傷 ─── 後十字靭帯損傷
- 内側側副靭帯損傷 ─── 内側半月損傷 ─── 前十字靭帯損傷
- 外側側副靭帯損傷 ─── 外側半月損傷 ─── 後十字靭帯損傷
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3.内側側副靭帯損傷 ─── 内側半月損傷 ─── 前十字靭帯損傷
問題194 ラックマンテストで検査するのはどれか。
- 内側側副靭帯損傷
- 外側半月損傷
- 腸脛靭帯損傷
- 前十字靭帯損傷
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4.前十字靭帯損傷
問題195 外傷性足関節外方脱臼の発生外力で正しいのはどれか。
- 過度の外転と外旋
- 過度の外転と内旋
- 過度の内転と外旋
- 過度の内転と内旋
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1.過度の外転と外旋
問題196 リスフラン関節脱臼はどれか。
- 横足根関節脱臼
- 距腿関節脱臼
- 足根中足関節脱臼
- 中足指節関節脱臼
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3.足根中足関節脱臼
問題197 前距腓靭帯断裂の症状はどれか。
a.足関節の外転不安定性 b.外果前方の圧痛 c.足部の内がえし不安定性 d.足関節の過度背屈
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題198 足関節捻挫で最も多く損傷されるのはどれか。
- 脛腓靭帯
- 三角靭帯
- 踵腓靭帯
- 前距腓靭帯
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4.前距腓靭帯
問題199 7歳の男児。上腕骨顆上伸展型骨折で整復固定を受けたが、その夜から患者の蒼白、拍動消失とともに激しい痛みを訴えた。直ちに行うべき処置はどれか。
- 固定包帯をゆるめる。
- 氷嚢で冷やす。
- ギプスに変更する。
- 患肢を高挙する。
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1.固定包帯をゆるめる。
問題200 7歳の男児。上腕骨顆上伸展型骨折で整復固定を受けたが、その夜から患者の蒼白、拍動消失とともに激しい痛みを訴えた。1か月後に手指に拘縮と神経障害とを認めた。最も関連するのはどれか。
- 腋窩神経
- 筋皮神経
- 尺骨神経
- 正中神経
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4.正中神経
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