柔道整復師国家試験過去問【体温と調節】

柔道整復師国家試験過去問 生理学 体温と調節

柔道整復師国家試験、生理学の部分別問題体温と調節の範囲になります。

体温と調節はかなり広い範囲になりますが、イメージさえできればかなり点数のとりやすい範囲になていると思います。本番で忘れないように学習しておきましょう。

この過去問を利用してぜひ学習してください。

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国家資格4種取得、最年少院長

【取得資格一覧】

元大手整骨院グループ20代院長を務める。

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目次

生理学:体温と調節

問題39 体温の調節について誤っているのはどれか。

  1. 外気温が35℃以上では水分の蒸発だけが調節作用として有効である。
  2. 体温調節中枢は間脳の視床下部にある。
  3. 外気温が下がり臨界温度以下になると甲状腺ホルモンやアドレナリンの分泌が低下する。
  4. 43℃以上の高体温が数時間続くと蛋白質の変性が起こり生命に危険が生じる。
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3.外気温が下がり臨界温度以下になると甲状腺ホルモンやアドレナリンの分泌が低下する。

問題43 発汗について誤っているのはどれか。

  1. 日常生活にみられる発汗には間脳の視床下部にある発汗中枢が関与する。
  2. 温熱性発汗は一定の潜伏期間をおいて全身の皮膚に同時に起こる。
  3. 精神感動時には手掌、足底および腋窩における発汗が著しい。
  4. 汗腺に興奮を伝えて発汗を起こさせるのは汗腺に分布する交感神経である。
解答はこちらをタップ

2.温熱性発汗は一定の潜伏期間をおいて全身の皮膚に同時に起こる。

問題41 正しいのはどれか。二つ選べ。

  1. 体熱の産生と放散とは中脳にある中枢により調節される。
  2. 皮膚からの熱放散は体温付近では主に放射による。
  3. 水分蒸発による熱放散は発汗により増加する。
  4. 筋の緊張の増加は体熱の増産の効果が大きい。
回答はこちらをタップ

3.水分蒸発による熱放散は発汗により増加する。

4.筋の緊張の増加は体熱の増産の効果が大きい。

問題40 体熱産生に直接関与しないのはどれか。

  1. 特異動的作用
  2. ふるえ
  3. 基礎代謝
  4. 発汗
回答はこちらをタップ

4.発汗

問題42 精神性発汗が起こらないのはどれか。

  1. 手掌
  2. 腋窩
  3. 足底
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2.額

問題49 体熱の産生に関与しないのはどれか。

  1. 甲状腺ホルモンの作用
  2. 褐色脂肪組織の代謝
  3. 温熱性発汗
  4. 皮膚血管の収縮
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3.温熱性発汗

問題41 体熱の放散に関与しないのはどれか。

  1. 皮膚血管拡張
  2. 発汗
  3. 不感蒸泄
  4. ふるえ
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4.ふるえ

問題34 暑熱順化について誤っているのはどれか。

  1. 発汗量増大
  2. 皮膚血流量増大
  3. 代謝量低下
  4. 皮膚脂肪増大
回答はこちらをタップ

4.皮膚脂肪増大

問題34 常温で体熱放散の割合が最も多いのはどれか。

  1. 蒸発
  2. 対流
  3. 伝導
  4. 輻射
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4.輻射

問題41 体温調節に関与しないのはどれか。

  1. 非ふるえ産熱
  2. 皮膚血管運動
  3. 視床下部
  4. アポクリン腺
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4.アポクリン腺

問題39 体熱の産生に関与しないのはどれか。

  1. サイロキシン
  2. アドレナリン
  3. パラソルモン
  4. プロゲステロン
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3.パラソルモン

問題40 発熱作用がないのはどれか。

  1. インターロイキン1
  2. プロスタグランジン
  3. 温ニューロン活動促進
  4. 交感神経活動増大
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3.温ニューロン活動促進

問題41 誤っているのはどれか。

  1. 1日のうちで最も体温が高いのは午後3~6時である。
  2. 温熱性発汗は全身で起こる。
  3. 熱産生が最も多いのは骨格筋である。
  4. 放熱機能が不足するとうつ熱になる。
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2.温熱性発汗は全身で起こる。

問題41 高温環境での体温調節に有効でないのはどれか。

  1. エクリン腺発汗
  2. 視床下部温ニューロンの活動
  3. 対向流熱交換系
  4. 不感蒸泄
回答はこちらをタップ

3.対向流熱交換系

問題40 体温について誤っているのはどれか。

  1. 殻(shell)の温度は温環境で高くなる。
  2. 1日の中では夕方に高くなる。
  3. 月経周期では卵胞期に高くなる。
  4. 食事後30~90分に高くなる。
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3.月経周期では卵胞期に高くなる。

問題41 解熱時の変化で誤っているのはどれか。

  1. 皮膚血管の拡張
  2. 筋緊張の低下
  3. アドレナリン分泌の増大
  4. 発汗の増大
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3.アドレナリン分泌の増大

問題48 常温で熱放散量が最も多いのはどれか。

  1. 輻射
  2. 伝導
  3. 対流
  4. 蒸発
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1.輻射

問題49 発熱を起こさないのはどれか。

  1. インターロイキン1
  2. 細菌毒素
  3. コレシストキニン
  4. プロスタグランジン
回答はこちらをタップ

3.コレシストキニン

問題70 体温調節に関係しないのはどれか。

  1. 対向流熱交換系
  2. 手掌の汗腺
  3. 視床下部前部
  4. 交感神経
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2.手掌の汗腺

問題72 低温に曝露されたときに起こるのはどれか。

  1. 立毛筋の収縮
  2. 代謝低下
  3. 発汗
  4. 皮膚血管拡張
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1.立毛筋の収縮

問題73 精神性発汗が起こりやすいのはどれか。

  1. 腹部
  2. 背部
  3. 手掌
  4. 大腿
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3.手掌

問題71 体温を下げるときに現れるのはどれか。2つ選べ

  1. 皮膚血管の拡張
  2. 発汗
  3. アドレナリン分泌
  4. ふるえ
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1.皮膚血管の拡張

2.発汗

問題70 無風の高温環境下で、最も重要な体熱放散機構はどれか。

  1. 伝導
  2. 対流
  3. 輻射
  4. 蒸発
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4.蒸発

問題71 マクロファージが分泌する内因性発熱物質はどれか。

  1. アセチルコリン
  2. アドレナリン
  3. インターロイキン1
  4. インターフェロン
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3.インターロイキン1

問題68 基礎代謝量で正しいのはどれか。

  1. 夏は冬より高い。
  2. 甲状腺ホルモンによって低下する。
  3. 思春期には成人より高い。
  4. 飢餓によって上昇する。
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3.思春期には成人より高い。

問題71 気温25℃で体熱放散の割合が最も多いのはどれか。

  1. 蒸発
  2. 対流
  3. 伝導
  4. 輻射
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4.輻射

問題71 体温で正しいのはどれか。

  1. 腋窩温は直腸温より高い。
  2. 一日のうちで正午頃が最も高くなる。
  3. 月経周期で卵胞期に高くなる。
  4. 食事後30~90分に高くなる。
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4.食事後30~90分に高くなる。

問題66 基礎代謝を測定する条件で誤っているのはどれか。

  1. 摂食後12〜14時間
  2. 室温20〜25℃
  3. 睡眠状態
  4. 肉体的安静状態
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3.睡眠状態

問題70 非ふるえ熱産生が顕著にみられるのはどれか。

  1. 骨格筋
  2. 血管平滑筋
  3. 褐色脂肪組織
  4. 甲状腺
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3.褐色脂肪組織

問題72 発熱状態から解熱する際にみられるのはどれか。

  1. ふるえ
  2. 立毛筋の収縮
  3. 皮膚血管の拡張
  4. アドレナリンの分泌増加
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3.皮膚血管の拡張

問題68 特異動的作用の説明で正しいのはどれか。

  1. 摂食時に腸管に逆蠕動を生じる。
  2. 吸息時に心音のⅡ音が分裂して聞こえる。
  3. 摂食後に肝臓における熱産生が増加する。
  4. 大脳基底核の障害により不随意運動が出現する。
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3.摂食後に肝臓における熱産生が増加する。

問題70 成人健常者において最も体温が高くなる時間帯はどれか。

  1. 早朝(午前3〜6時)
  2. 昼(午前11時〜午後2時)
  3. 夕方(午後3時〜6時)
  4. 深夜(午後11時〜午前2時)
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3.夕方(午後3時〜6時)

問題71 発熱物質はどれか。

  1. アセチルコリン
  2. エリスロポエチン
  3. コレシストキニン
  4. プロスタグランジン
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4.プロスタグランジン

問題70 身体からの熱放散を増加させるのはどれか。

  1. 発汗
  2. ふるえ
  3. 特異動的作用
  4. 皮膚血管の収縮
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1.発汗

問題71 精神性発汗が最も顕著にみられる身体部位はどれか。

  1. 顔面
  2. 手掌
  3. 前胸部
  4. 臀部
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2.手掌

問題66 熱の放散を増加させるのはどれか。

  1. 発汗
  2. ふるえ
  3. 蛋白質摂収
  4. 皮膚血管の収縮
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1.発汗

問題72 熱中症への応急対応で誤っているのはどれか。

  1. 冷水を飲ます。
  2. 解熱薬を投与する。
  3. 日陰に移動させる。
  4. 身体を水で濡らして扇ぐ。
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2.解熱薬を投与する。

問題71 熱産生を増加させるホルモンはどれか。

  1. アドレナリン
  2. エストロゲン
  3. グルカゴン
  4. プロラクチン
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1.アドレナリン

問題71 体温調節中枢の設定温度が上昇したときに生じるのはどれか。

  1. 解熱
  2. 発汗
  3. ふるえ
  4. 皮膚血管の拡張
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3.ふるえ

問題88 ヘモグロビンの酸素親和性を低下させる因子の組合せはどれか。

  1. (血中PH)上昇-(体温)上昇
  2. (血中PH)上昇-(体温)低下
  3. (血中PH)低下-(体温)上昇
  4. (血中PH)低下-(体温)低下
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3.(血中PH)低下-(体温)上昇

問題92 体温調節中枢に作用してセットポイントを上昇させる物質はどれか。

  1. エリスロポエチン
  2. コルチゾール
  3. ヒスタミン
  4. プロスタグランジン
回答はこちらをタップ

4.プロスタグランジン

問題92 体温で正しいのはどれか。

  1. 早朝時が最も高い。
  2. 新生児では環境温の影響を受けやすい。
  3. 月経周期の排卵時に一時的に高くなる。
  4. 深部温として最も信頼性が高いのは腋窩温である。
回答はこちらをタップ

2.新生児では環境温の影響を受けやすい。

問題103 体温調節で正しいのはどれか。

  1. 体温の調節中枢は延髄にある。
  2. 黄体ホルモンは体温を低下させる。
  3. 皮膚血管は環境温が下がると拡張する。
  4. プロスタグランジンは体温上昇作用を持つ。
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4.プロスタグランジンは体温上昇作用を持つ。

問題 105 暑熱環境に暴露されたときに起こるのはどれか。

  1. 立毛筋の収縮
  2. 皮膚血管の収縮
  3. 四肢骨格筋のふるえ
  4. エクリン汗腺からの分泌増加
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4. エクリン汗腺からの分泌増加

まとめ

体温と調節の範囲では出題数も多く、とてもイメージしやすので点数の取りやすいい分野になります。わかりづらい範囲を繰り返し学習してください。

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