柔道整復師国家試験過去問【外科学：移植と免疫】

柔道整復師国家試験、外科学部分別問題移植と免疫の範囲になります。

この分野では移植と免疫について出題せれています。よく出題されるのは移植の種類の問題です。この分野では出題傾向がにた問題が多く点数をかなり取りやすい範囲になります。外科学の問題は出題数が多いですがここで解けるようにしておきましょう。

この過去問を利用してぜひ学習してください。

外科学：移植と免疫

問題127 自家移植されるのはどれか。

1. 皮膚
2. 角膜
3. 肝
4. 腎

問題129 脳死判定基準として適切でないのはどれか。

1. 深昏睡
2. 自発呼吸数減少
3. 対光反射消失
4. 平坦脳波

問題125　供血者として適切でないのはどれか。　

a．妊娠7か月　b．年齢60歳　c．体重100kg　d．肝炎の既往

1. a、b
2. a、d
3. b、c
4. c、d

問題127　誤っているのはどれか。

1. 自家移植は生着率が高い。
2. 同系移植は組織適合抗体がすべて同一である。
3. 親子・兄弟同士での移植は同種移植である。
4. 黄色人種と白色人種との間での移植は異種移植である。

問題154　親子の間での移植はどれか。

1. 自家移植
2. 同系移植
3. 同種移植
4. 異種移植

問題170　正しいのはどれか。

1. 角膜移植では拒絶反応は起こらない。
2. 同種移植では組織適合性抗原がすべて同一である。
3. 同系移植では免疫抑制剤は不要である。
4. 黄色人種と白色人種の間での移植は異種移植である。

問題173　脳死判定規準に含まれないのはどれか。

1. 平担脳波
2. 対光反射の消失
3. 四肢腱反射の消失
4. 深昏睡

問題175　正しいのはどれか。2つ選べ。

1. マルファン（Marfan）症候群は常染色体劣性遺伝である。
2. 軟骨無形成症はX脚変形が特徴的である。
3. モルキオ（Morquio）病は体幹短縮型の小人である。
4. エーラース・ダンロス（Ehlers-Danlos）症候群はコラーゲン合成の異常による。

問題167 同系移植で正しいのはどれか。

1. 同一個体内
2. 一卵性双生児間
3. ヒト対ヒト
4. ヒト対チンパンジー

問題175 軟骨無形成症について、正しいのはどれか。2つ選べ

1. 骨端の異常である
2. 常染色体優生遺伝である
3. 体幹短縮型小人症である
4. Ｏ脚変形を伴う

問題168 移植臓器で使用されないのはどれか。

1. 肝
2. 腎
3. 副腎
4. 小腸

問題169 一卵性双生児間の臓器移植はどれか。

1. 自家移植
2. 同系移植
3. 異系移植
4. 異種移植

問題166 移植で正しいのはどれか。

1. 改正臓器移植法では15歳未満の脳死判定は行わない。
2. 移植臓器の生着には主要組織適合抗原は関係しない。
3. 臓器保存可能時間は各臓器とも一定である。
4. 免疫抑制薬の副作用として二次発癌がある，

問題172 急性拒絶反応の出現時期として正しいのはどれか。

1. 24時間以内
2. 1週間以内
3. 2か月以内
4. 4か月以内

問題181 移植で使用されない臓器はどれか。

1. 小腸
2. 副腎
3. 腎臓
4. 肝臓

問題180 組織適合性抗原がすべて同じである2個体間での移植はどれか。

1. 自家移植
2. 同系移植
3. 同種移植
4. 異種移植

まとめ

出題数が元々少ない外科学ですがこの範囲はかなり点数が取りやすい分野になります。移植の問題が出たら逃さないようにしっかりと対策しておきましょう。