柔道整復師国家試験、一般臨床医学部分別問題内分泌疾患の範囲になります。
この範囲では内分泌疾患について出題されています。一般臨床医学においては問題の振り分けが難しいので違う問題が分布されていることが多々あります。その際はお問合せから教えていただけると幸いです。
内分泌疾患は横文字が多く覚えずらいと思います。そういう時は語呂やリズムで覚えるとかなり覚えやすいです。それでも覚えられないという方は問題ごと覚えるようにしてください。選択肢に出ていると高確率正答なホルモン名が何個か出てきます。自信がない方は問題ごと覚えることで点数を取るようにしましょう。ただ覚えておくと便利なので試験の後でもいいので覚えておきましょう。
この過去問を利用してぜひ学習してください。
一般臨床医学:内分泌疾患
問題112 バセドウ病の三主徴で誤っているのはどれか。
- 眼球突出
- 甲状腺腫
- 体重増加
- 頻 脈
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3.体重増加
問題108 誤っている組合せはどれか。
- クレチン病 ─── 低血圧
- クッシング病 ─── 満月様顔貌
- バセドウ病 ─── 徐脈
- アジソン病 ─── 色素沈着
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3.バセドウ病 ─── 徐脈
問題117 誤っている組合せはどれか。
- 粘液水腫 ─── 頻脈
- バセドウ病 ─── 速脈
- アジソン病 ─── 低血圧
- 褐色細胞腫 ─── 高血圧
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1.粘液水腫 ─── 頻脈
問題117 誤っている組合せはどれか。
- アジソン病 ─── 色素沈着
- 褐色細胞腫 ─── 高血圧
- クッシング症候群 ─── 体重減少
- 粘液水腫 ─── 徐脈
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3.クッシング症候群 ─── 体重減少
問題105 振戦を認めないのはどれか。
- パーキンソン病
- 肝性昏睡
- クレチン病
- ウィルソン病
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3.クレチン病
問題110 誤っている組合せはどれか。
- 橋本病 ─── 甲状腺腫大
- 粘液水腫 ─── 浮腫状顔貌
- クレチン病 ─── 末端肥大
- バセドウ病 ─── 発汗
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3.クレチン病 ─── 末端肥大
問題111 誤っている組合せはどれか。
- クッシング症候群 ─── 満月様顔貌
- アジソン病 ─── 黒色斑
- 褐色細胞腫 ─── 眼球結膜黄染
- 肺気腫 ─── 太鼓ばち指
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3.褐色細胞腫 ─── 眼球結膜黄染
問題116 口腔内の視診について正しい組合せはどれか。
- コプリック斑 ─── 猩紅熱
- イチゴ舌 ─── ジフテリア
- アフタ ─── ベーチェット病
- 歯肉色素沈着 ─── 悪性貧血
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3.アフタ ─── ベーチェット病
問題101 中心性肥満を呈するのはどれか。
- クッシング症候群
- シーハン症候群
- マルファン症候群
- アジソン病
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1.クッシング症候群
問題103 正しい組合せはどれか。
a.満月様顔貌 ─── 全身性エリテマトーデス
b.ヘリオロトープ疹 ─── 皮膚筋炎
c.仮面様顔貌 ───汎発性強皮症
d.蝶形紅斑 ─── 慢性関節リウマチ
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題107
23歳の女性。身長158cm、体重53kgであったが、3か月で4kgの体重減少、手指振戦、発汗過多および動悸を認めた。最も考えられるのはどれか。
- 糖尿病
- シーハン症候群
- 甲状腺機能亢進症
- アジソン病
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3.甲状腺機能亢進症
問題113 小人症をきたさないのはどれか。
- 先天性下垂体機能低下症
- 先天性甲状腺機能低下症
- 骨軟骨異栄養症
- マルファン症候群
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4.マルファン症候群
問題103 28歳の女性。出産後1か月で10kgの体重減少、無気力、腋毛の脱落、皮膚乾燥および出産後半年たっても無月経である。考えられるのはどれか。
- 副甲状腺機能亢進症
- シーハン症候群
- 神経性食思不振症
- 橋本病
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2.シーハン症候群
問題102 肥満を呈するのはどれか。
- インスリノーマ
- シーハン症候群
- バセドウ病
- クローン病
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1.インスリノーマ
問題117 38歳の女性。身長152cm、体重39kg。21歳時に肺結核の既往歴がある。数年前より全身倦怠感、脱毛、低血圧、歯肉の色素沈着を認める。考えられるのはどれか。
- アジソン病
- バセドウ病
- シーハン病
- 橋本病
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1.アジソン病
問題112 低血糖がみられるのはどれか。
- 褐色細胞腫
- アジソン病
- 原発性副甲状腺機能低下症
- 原発性アルドステロン症
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2.アジソン病
問題126 やせをきたさない疾患はどれか。
- クッシング(Cushing)症候群
- シーハン(Sheehan)症候群
- バセドウ(Basedow)病
- Ⅰ型糖尿病
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1.クッシング(Cushing)症候群
問題142 誤っている組合せはどれか。
- 痛風 ─── プリン体
- アジソン (Addison)病 ─── コルチゾール
- 褐色細胞腫 ─── カテコールアミン
- 尿崩症 ─── アルドステロン
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4.尿崩症 ─── アルドステロン
問題143 症候性肥満をきたすのはどれか。
- アジソン(Addison)病
- クッシング(Cushing)症候群
- 甲状腺機能亢進症
- 神経性食思不振症
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2.クッシング(Cushing)症候群
問題157 55歳の女性。半年前から全身倦怠感、嗄声、下腿に圧痕を残さない浮腫がみられ、最近1か月で5kgの体重増加を認めた。20歳代に甲状腺機能亢進症の治療歴がある。考えられるのはどれか。
- バセドウ(Basedow)病
- 橋本病
- ネフローゼ症候群
- 肝硬変
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2.橋本病
問題147 二次性高血圧をきたさないのはどれか。
- 褐色細胞腫
- 大動脈弁閉鎖不全症
- 原発性アルドステロン症
- 甲状腺機能低下症
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4.甲状腺機能低下症
問題157 誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 末端肥大症では内臓肥大がみられる。
- 末端肥大症は視床下部腫瘍が原因である。
- 下垂体性小人病では骨年齢は正常である。
- 尿崩症では低張尿が認められる。
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2.末端肥大症は視床下部腫瘍が原因である。
3.下垂体性小人病では骨年齢は正常である。
問題158 クッシング(Cushing)症候群の徴候でないのはどれか。
- 満月様顔貌
- 骨粗鬆症
- 下腿浮腫
- 高コレステロール血症
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3.下腿浮腫
問題148 前頚部の腫脹をきたす疾患はどれか。
- バセドウ(Basedow)病
- 副甲状腺機能亢進症
- 流行性耳下腺炎
- ターナー(Turner)症候群
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1.バセドウ(Basedow)病
問題153 低体温になるのはどれか。
- 虫垂炎
- マラリア
- 悪性リンパ腫
- 甲状腺機能低下症
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4.甲状腺機能低下症
問題159 疾患と血中に増加するホルモンとの組み合わせで、誤りはどれか。
- クッシング症候群 ─── コルチゾール
- アジソン病 ─── ACTH
- 先端巨大症 ─── チロキシン
- 尿崩症 ─── パゾプレシン
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3.先端巨大症 ─── チロキシン
4.尿崩症 ─── パゾプレシン
問題145 正しいのはどれか。
- アジソン(Addison)病では浮腫性肥満がみられる。
- 甲状腺機能低下症では著しいやせがみられる。
- 単純性肥満は肥満全体に占める割合が低い。
- 悪液質は予後不良の徴候である。
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4.悪液質は予後不良の徴候である。
問題158 甲状腺機能低下症の症状で正しいのはどれか。
- 眼球突出
- 心拍増加
- 発汗過多
- 意欲低下
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4.意欲低下
問題157 血糖値を下げる作用をもつのはどれか。
- 成長ホルモン
- 副腎皮質ステロイド
- インスリン
- カテコールアミン
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3.インスリン
問題144 満月様顔貌がみられるのはどれか。
- 敗血症
- 先端肥大症
- クッシング(Cushing)症候群
- パーキンソン(PArkinson)病
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3.クッシング(Cushing)症候群
問題154 誤っている組合せはどれか。
- 痛風-プリン体
- アジソン(Addison)病-コルチゾール
- 褐色細胞腫-カテコラミン
- 尿崩症-アルドステロン
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4.尿崩症-アルドステロン
問題143 副腎皮質ステロイド薬を大量に長期間服用したときや、クッシング症候群でみられる特徴的な顔貌はどれか。
- 苦悶様顔貌
- 満月様顔貌
- ヒポクラテス顔貌
- 仮面様(マスク様)顔貌
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2.満月様顔貌
問題152 甲状腺機能低下症にみられるのはどれか。
- 甲状腺腫
- 眼球突出
- 手指振戦
- 発汗過多
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1.甲状腺腫
問題160 発汗過多、眼球突出、頻脈および手指振戦を示すのはどれか。
- アジソン(Addison)病
- クレチン病
- バセドウ(Basedow)病
- クッシング(Cushing)病
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3.バセドウ(Basedow)病
問題162 33歳の女性。5年前から日光過敏を自覚していた。1年前から口内炎を繰り返し、6か月前から両側の手関節の関節痛と脱毛を認めた。1か月前から発熱が持続したため来院した。体温38.2°C。尿所見では、タンパク陽性、潜血陽性。血液検査では、血小板減少、抗二本鎖DNA抗体陽性を認めた。最も考えられる疾患はどれか。
- 皮膚筋炎
- 全身性強皮症
- 全身性エリテマトーデス
- ベーチェット(Behcet)病
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3.全身性エリテマトーデス
問題153 翼状頸をきたす疾患はどれか。
- クッシング(Cushing)症候群
- バセドウ(Basedow)病
- ターナー(Turner)症候群
- パーキンソン(Parkinson)病
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3.ターナー(Turner)症候群
問題165 皮膚・粘膜の色素沈着が認められるのはどれか。
- 橋本病
- アジソン(Addison)病
- バセドウ (Basedow)病
- クッシング(Cushing)症候群
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2.アジソン(Addison)病
問題172 40歳の女性。1か月前から動悸と手の震えがあり、10日前からしゃがんだときに手すりをつかまないと立ち上がりにくくなった。脈拍112拍/分・整、頸部の腫大と眼球突出がある。 考えられる診断はどれか。
- 橋本病
- バセドウ(Basedow)病
- 原発性アルドステロン症
- パーキンソン(Parkinson)病
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2.バセドウ(Basedow)病
問題 153 正しいのはどれか。
- アジソン(Addison)病では浮腫性肥満がみられる。
- 甲状腺機能低下症では著しいやせがみられる。
- 単純性肥満は肥満全体に占める割合が低い。
- 悪液質は予後不良の特徴である。
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4. 悪液質は予後不良の特徴である。
問題 165 尿崩症で分泌異常がみられるのはどれか。
- エストロゲン
- コルチゾール
- テストステロン
- バソプレッシン
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4. バソプレッシン
まとめ
内分泌疾患は問題数がとにかく多いです。ホルモンなどの横文字は覚えづらいので語呂やリズムで覚えるようにしましょう。ホルモンは生理学等でも出題されるので重ねて学習すると覚えやすいです。ホルモンは覚えておくと後々便利です。試験の後でも覚えておくようにしておきましょう。
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