第12回柔道整復師国家試験【問題と解答】

第12回柔道整復師国家試験

第12回柔道整復師国家試験の問題と解答を全て掲載します。

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国家資格4種取得、最年少院長

【取得資格一覧】

柔道整復師(国家資格)
鍼師(国家資格)
(国家資格)
あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
アスレチックトレーナー(民間資格)

現在は都内の整骨院チェーン店にて最年少院長を務める。

目次

【午前問題】第12回柔道整復師国家試験

問題1 細胞分裂が始まると消失するのはどれか。

  1. ミトコンドリア
  2. 染色体
  3. 核膜
  4. リボソーム
回答はこちらをタップ

3.核膜

問題2 内胚葉由来のものはどれか。

  1. 汗腺
  2. 膵島(ランゲルハンス島)
  3. 内皮細胞
  4. 空腸平滑筋
回答はこちらをタップ

2.膵島(ランゲルハンス島)

問題3 眼窩と鼻腔の両方の構成に関与する骨はどれか。

  1. 上顎骨
  2. 鼻骨
  3. 頬骨
  4. 口蓋骨
回答はこちらをタップ

1.上顎骨

4.口蓋骨

問題4 内側翼突筋の停止部はどれか。

  1. 眼突起
  2. オトガイ
  3. 下顎頸
  4. 下顎角内面
回答はこちらをタップ

1.上顎骨

4.口蓋

問題5 尺骨に存在するのはどれか。

  1. 滑車切痕
  2. 尺骨切痕
  3. 肘頭窩
  4. 橈骨神経溝
回答はこちらをタップ

1.滑車切痕

問題6 尺骨神経支配の筋はどれか。

  1. 長母指屈筋
  2. 短母指外転筋
  3. 母指内転筋
  4. 母指対立筋
回答はこちらをタップ

1.滑車切痕

問題7 外側縦足弓を構成するのはどれか。

  1. 楔状骨
  2. 距骨
  3. 立方骨
  4. 舟状骨
回答はこちらをタップ

3.立方骨

問題8 小転子に停止するのはどれか。

  1. 大殿筋
  2. 中殿筋
  3. 腸骨筋
  4. 恥骨筋
回答はこちらをタップ

3.腸骨筋

問題9 上腕動脈の枝はどれか。

  1. 前上腕回旋動脈
  2. 胸骨峰動脈
  3. 上腕深動脈
  4. 内胸動脈
回答はこちらをタップ

3.上腕深動脈

問題10 門脈系を体循環系静脈との吻合がみられないのはどれか。

  1. 食堂の下部
  2. 膀胱
  3. 直腸
回答はこちらをタップ

3.膀胱

問題11 括約筋が存在するのはどれか。

  1. 噴門
  2. 幽門
  3. 十二指腸空腸曲
  4. 回盲部
回答はこちらをタップ

2,幽門

問題12 食道について正しいのはどれか。

  1. 舌骨の高さで咽頭から続く。
  2. 胃の幽門へ続く。
  3. 粘膜は内腔へ向かって輪状ヒダをつくる。
  4. 気管の後ろを下がる。
回答はこちらをタップ

4.気管の後ろを下がる。

問題13 正しいのはどれか。

  1. 気管の後壁には軟骨がみられない。
  2. 大動脈弓は気管の右側を通る。
  3. 吸入された異物は左気管支に入りやすい。
  4. 気管の粘膜上皮は絨毛を有する。
回答はこちらをタップ

1.気管の後壁には軟骨がみられない。

問題14 右肺にあって左肺にないのはどれか。

  1. 水平裂
  2. 心圧痕
  3. 肺尖
  4. 肺門
回答はこちらをタップ

1.水平裂

問題15 膀胱について正しいのはどれか。

  • 外表面全周が腹膜で覆われている。
  • 筋層は横紋筋で作られている。
  • 粘膜の上皮は重層扁平上皮である。
  • 膀胱三角は平滑である。
回答はこちらをタップ

4.膀胱三角は平滑である。

問題16 腎門に出入りする構造を前方からみて正しい順番はどれか。

  1. 腎静脈 → 腎動脈 → 尿管
  2. 腎動脈 → 尿管  → 腎静脈
  3. 尿管  → 腎動脈 → 腎静脈
  4. 尿管  → 腎静脈 → 腎動脈
回答はこちらをタップ

1.腎静脈 → 腎動脈 → 尿管

問題17 直接連結されている気管の組合せはどれか。

  1. 精巣   ─── 精官
  2. 卵巣   ─── 卵管
  3. 射精官  ─── 尿道
  4. 大前庭線 ─── 膣
回答はこちらをタップ

3.射精官  ─── 尿道

問題18 正しいのはどれか。

  1. セルトリ細胞は男性ホルモンを分泌する。
  2. 精巣縦隔は左と右の精巣を分ける。
  3. 精子の産生は精上皮で行われる。
  4. 精巣の白膜は腹膜に由来する。
回答はこちらをタップ

3.精子の産生は精上皮で行われる。

問題19 下垂体門脈系について正しいのはどれか。

  1. 前葉で毛細血管になった血管が後葉でふたたび毛細血管になる。
  2. 後葉で毛細血管になった血管が前葉でふたたび毛細血管になる。
  3. 視床下部で毛細血管になった血管が後葉でふたたび毛細血管になる。
  4. 視床下部で毛細血管になった血管が前葉でふたたび毛細血管になる。
回答はこちらをタップ

4.視床下部で毛細血管になった血管が前葉でふたたび毛細血管になる。

問題20 交感神経節前線維が多く分布するのはどれか。

  1. 下垂体前葉
  2. 下垂体後葉
  3. 副腎皮質
  4. 副腎髄質
回答はこちらをタップ

4.副腎髄質

問題21 視床と視床下部とに分けられるのはどれか。

  1. 間脳
  2. 大脳半球
  3. 中脳
  4. 小脳
回答はこちらをタップ

1.間脳

問題22 橋に存在する脳神経核はどれか。

  1. 動眼神経核
  2. 三叉神経核
  3. 舌咽神経核
  4. 舌下神経核
回答はこちらをタップ

2.三叉神経核

問題23 錐体外路系に属さないのはどれか。

  1. 線条体
  2. 海馬
  3. 網様体
  4. 黒質
回答はこちらをタップ

2.海馬

問題24 脳神経とその機能との組合せで正しいのはどれか。

  1. 三叉神経 ─── 舌の触覚
  2. 舌下神経 ─── 舌下線の分泌調節
  3. 顔面神経 ─── 舌の後1/3の味覚
  4. 舌咽神経 ─── 舌の運動
回答はこちらをタップ

1.三叉神経 ─── 舌の触覚

問題25 腕神経叢の枝はどれか。

  1. 横隔神経
  2. 腋窩神経
  3. 白交通枝
  4. 鎖骨上神経
回答はこちらをタップ

2.腋窩神経

問題26 神経とその通路との組合せで正しいのはどれか。

  1. 橈骨神経 ─── 外側腋窩隙
  2. 尺骨神経 ─── 手根管
  3. 大腿神経 ─── 鼠径管
  4. 陰部神経 ─── 小坐骨孔
回答はこちらをタップ

4.陰部神経 ─── 小坐骨孔

問題27 眼球について正しいのはどれか。

  1. 繊維膜は角膜と強膜とに分けられる。
  2. 虹彩には血管が分布しない。
  3. 毛様体筋の収縮によって水晶体が薄くなる。
  4. 網膜の杆状体は色を感じる。
回答はこちらをタップ

1.繊維膜は角膜と強膜とに分けられる。

問題28 正しいのはどれか。

  1. 半規管は前庭と蝸牛との間にある。
  2. コルチ器は外リンパの中にある。
  3. 内リンパと外リンパは前庭で交通している。
  4. 外リンパは骨迷路と膜迷路との間を満たす。
回答はこちらをタップ

4.外リンパは骨迷路と膜迷路との間を満たす

問題29 体表から触知できるのはどれか。

  1. 環軸関節
  2. 椎間円版
  3. 恥骨結合
  4. 大腿骨頭靱帯
回答はこちらをタップ

3.恥骨結合

問題30 後頭骨で体表から触れない部分はどれか。

  1. 後頭鱗
  2. 後頭顆
  3. 外後頭隆起
  4. 上項線
回答はこちらをタップ

2.後頭顆

問題31 ホメオスタシス機構に関係しないのはどれか。

  1. 循環機能
  2. 生殖機能
  3. 呼吸機能
  4. 神経機能
回答はこちらをタップ

2.生殖機能

問題32 止血に関係しないのはどれか。

  1. プラスミン
  2. ハーゲマン因子
  3. フィブリノゲン
  4. カルシウムイオン
回答はこちらをタップ

1.プラスミン

問題33 心電図について誤っている組合せはどれか。

  1. (a)房室間興奮伝導時間
  2. (b)田原結節の脱分極
  3. (c)心室の再分極
  4. (d)電気的心室興奮時間
回答はこちらをタップ

3.(c)心室の再分極

問題34 脈官系の機能について正しい組合せはどれか。

  1. 大動脈  ─── 交換血管
  2. 細動脈  ─── 弾性血管
  3. 大静脈  ─── 容量血管
  4. 毛細血管 ─── 抵抗血管
回答はこちらをタップ

3.大静脈  ─── 容量血管

問題35 ヘモグロビンの酸素解離曲線の偏移について誤っている組合せはどれか。

  1. ボーア効果 ─── 右下方
  2. 温度上昇  ─── 右下方
  3. DPG増加 ─── 左上方
  4. PH上昇   ─── 左上方
回答はこちらをタップ

3.DPG増加 ─── 左上方

問題36 血液ガスの検出について正しい組合せはどれか。

  1. 頸動脈小体   ─── O2含有量
  2. 頸動脈洞    ─── Co2分圧
  3. 大動脈弓    ─── Co2含有量
  4. 大動脈(小)体 ─── O2分圧
回答はこちらをタップ

4.大動脈(小)体 ─── O2分圧

問題37 ATP生成に関与しないのはどれか。

  1. クレブス回路
  2. トムソン効果
  3. ローマン反応
  4. エムデン・マイヤーホフ経路
回答はこちらをタップ

2.トムソン効果

問題38 基礎代謝の比較で誤っているのはどれか。

  1. 冬期>夏期
  2. 女性>男性
  3. 過食>飢餓
  4. 乳児>老人
回答はこちらをタップ

2.女性>男性

問題39 誤っている組合せはどれか。

  1. 唾液 ─── プチアリン
  2. 胃液 ─── ペプシノーゲン
  3. 膵液 ─── トリプシノーゲン
  4. 腸液 ─── サッカラーゼ
回答はこちらをタップ

4.腸液 ─── サッカラーゼ

問題40 消化管の運動について誤っている組合せはどれか。

  1. 食道 ─── 蠕動運動
  2. 胃  ─── 総(大)蠕動
  3. 小腸 ─── 分節運動
  4. 大腸 ─── 振子運動
回答はこちらをタップ

2.胃  ─── 総(大)蠕動

問題41 解熱時の変化で誤っているのはどれか。

  1. 皮膚血管の拡張
  2. 筋緊張の低下
  3. アドレナリン分泌の増大
  4. 発汗の増大
回答はこちらをタップ

3.アドレナリン分泌の増大

問題42 インスリンの作用でないのはどれか。

  1. ホルモン感受性リパーゼ活性促進
  2. グリコーゲン合成促進
  3. 蛋白合成促進
  4. 細胞膜担体数増加
回答はこちらをタップ

1.ホルモン感受性リパーゼ活性促進

問題43 分泌調節に下垂体前葉が関与しないのはどれか。

  1. グルカゴン
  2. プロゲステロン
  3. グルココルチコイド
  4. トリヨードサイロニン
回答はこちらをタップ

1.グルカゴン

問題44 ホルモンとその分泌細胞について誤っているのはどれか。

  1. カルシトニン  ─── 傍ろ胞細胞
  2. オキシトシン  ─── 神経細胞
  3. アルドステロン ─── クロム親和性細胞
  4. プロゲステロン ─── 黄体細胞
回答はこちらをタップ

3.アルドステロン ─── クロム親和性細胞

問題45 カルシウム代謝に関与しないのはどれか。

  1. エストロジェン
  2. 上皮小体ホルモン
  3. サイモシン
  4. ビタミンD
回答はこちらをタップ

3.サイモシン

問題46 神経細胞の活動電位を図で示す。(a)の時期に透過性が増大するのはどれか。

  1. Na+
  2. K+
  3. Ca2+
  4. Mg2+
回答はこちらをタップ

2.K+

問題47 強さ-時間曲線を図で示す。クロナキシーはどれか。

  1. 2.5mA
  2. 5.0mA
  3. 0.25msec
  4. 0.5msec
回答はこちらをタップ

4.0.5msec

問題48 未梢遠心性線維の化学物質でないのはどれか。

  1. セロトニン
  2. アセチルコリン
  3. ノルアドレナリン
  4. アドレナリン
回答はこちらをタップ

1.セロトニン

問題49 姿勢反射でないのはどれか。

  1. 前庭反射
  2. 伸張反射
  3. 屈曲反射
  4. 頸反射
回答はこちらをタップ

3.屈曲反射

問題50 寡動を主症状とするのはどれか。

  1. パーキンソン病
  2. ハンチントン舞踏病
  3. バリスムス
  4. ジストニー
回答はこちらをタップ

1.パーキンソン病

問題51 歩調取り細胞の活動電位はどれか。

回答はこちらをタップ

4

問題52 基準臭でないのはどれか。

  1. 花香
  2. 汗臭
  3. 糞臭
  4. 尿臭
回答はこちらをタップ

4.尿臭

問題53 図のような視野の欠損(灰色部)を示す損傷部位はどれか。

  1. 視神経
  2. 視交叉
  3. 視策
  4. 外側膝状体
回答はこちらをタップ

2.視交叉

問題54 苦味に対する反応閾値が最も低い部位はどれか。

  1. (a)
  2. (b)
  3. (c)
  4. (d)
回答はこちらをタップ

4.(d)

問題55 誤っている組合せはどれか。

  1. 排卵抑制     ─── ドーパミン
  2. 胎児・胎盤単位  ─── エストロジェン
  3. ファーガソン反射 ─── オキシトシン
  4. 妊娠反応     ─── HCG
回答はこちらをタップ

1.排卵抑制     ─── ドーパミン

問題56 基本的立位姿勢の身体運動と運動面との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 顔を横に向ける   ─── 水平面
  2. 頭を横に倒す    ─── 矢状面
  3. 上肢を外側に上げる ─── 前頭面
  4. 足部を背屈する   ─── 矢状面
回答はこちらをタップ

2.頭を横に倒す    ─── 矢状面

問題57 図の状態で釣り合っているとき、上腕二頭筋の力Fはどれか。ただし、荷重点cにかかる重さRは2.4kgw、支点aと力点bの距離と力点bと荷重点cの距離との比は2:13とする。

  1. 15.6kgw
  2. 18.0kgw
  3. 31.2kgw
  4. 36.0kgw
回答はこちらをタップ

2.18.0kgw

問題58 膝関節半月の機能で誤っているのはどれか。

  1. 荷重分布を均等化する。
  2. 衝撃に対して緩衝作用がある。
  3. 膝関節の適合性を良好にする。
  4. 滑液を荷重部分に集中させる。
回答はこちらをタップ

4.滑液を荷重部分に集中させる。

問題59 誤っている組合せはどれか。

  1. 中心前回 ─── 運動野
  2. 中心後回 ─── 体性感覚野
  3. 辺緑系  ─── 聴覚中枢
  4. 後頭葉  ─── 視覚中枢
回答はこちらをタップ

3.辺緑系  ─── 聴覚中枢

問題60 大脳皮質に中枢がある反射・反応はどれか。

  1. 踏み直り反応
  2. 陽性支持反応
  3. 緊張性迷路反射
  4. 屈曲反射
回答はこちらをタップ

1.踏み直り反応

問題61 腰部の前屈に作用しないのはどれか。

  1. 内腹斜筋
  2. 外腹斜筋
  3. 腰方形筋
  4. 腹直筋
回答はこちらをタップ

3.腰方形筋

問題62 股間接の内旋に作用するのはどれか。

  1. 小殿筋
  2. 大殿筋
  3. 長内転筋
  4. 恥骨筋
回答はこちらをタップ

1.小殿筋

問題63 足部の背屈に作用しないのはどれか。

  1. 前脛骨筋
  2. 長腓骨筋
  3. 第三腓骨筋
  4. 長指伸筋
回答はこちらをタップ

2.長腓骨筋

問題64 成人の立位姿勢で正しいのはどれか。

  1. 重心は足底から計測して身長の45%の高さにある。
  2. 重心の位置は第5腰椎の後方にある。
  3. 重心線は膝蓋骨の前面を通る。
  4. 重心線は外果の前部を通る。
回答はこちらをタップ

4.重心線は外果の前部を通る

問題65 歩行周期について誤っているのはどれか。

  1. 一側の踵接地から次の他側の踵接地までの距離を歩幅という。
  2. 踵接地から次の同側の踵接地までの動作を重複歩という。
  3. 歩行時の両足の前頭面での間隔を歩隔という。
  4. 単位時間当たりの重複歩数を歩行率という。
回答はこちらをタップ

4.単位時間当たりの重複歩数を歩行率という

問題66 後天性疾患はどれか。

  1. ファロー四徴症
  2. フェニルケトン尿症
  3. ダウン症候群
  4. アルツハイマー病
回答はこちらをタップ

4.アルツハイマー病

問題67 女性より男性に頻度の高い疾患はどれか。

  1. 胃癌
  2. 鉄欠乏性貧血
  3. 骨粗鬆症
  4. 全身性エリテマトーデス
回答はこちらをタップ

1.胃癌

問題68 正しい組合せはどれか。

  1. 変性萎縮  ─── 長期間のギプス固定
  2. 無為萎縮  ─── 進行性筋ジストロフィー
  3. 圧迫萎縮  ─── 水腎症
  4. 神経性萎縮 ─── 急性黄色肝萎縮
回答はこちらをタップ

3.圧迫萎縮  ─── 水腎症

問題69 死後に生じる変化で誤っているのはどれか。

  1. 体温低下
  2. 黄疸
  3. 関節硬直
  4. 自己融解
回答はこちらをタップ

2.黄疸

問題70 うっ血の組合せで誤っているのはどれか。

  1. 肺  ─── 心臓病細胞
  2. 肝  ─── にくずく肝
  3. 脾  ─── サゴ脾
  4. 下肢 ─── 静脈瘤
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3.脾  ─── サゴ脾

問題71 代償性肥大がみられるのはどれか。

  1. 前立腺
  2. 腎臓
  3. 心臓
  4. 子宮
回答はこちらをタップ

2.腎臓

問題72 特異性炎でないのはどれか。

  1. 肝硬変
  2. 結核
  3. サルコイドーシス
  4. 梅毒
回答はこちらをタップ

1.肝硬変

問題73 細胞性免疫系の異常はどれか。

  1. ダウン症候群
  2. ディジョージ症候群
  3. 伴性無ガンマグロブリン血症
  4. ウィルソン病
回答はこちらをタップ

2.ディジョージ症候群

問題74 自己免疫疾患でないのはどれか。

  1. 全身性エリテマトーデス
  2. 皮膚筋炎
  3. 関節リウマチ
  4. 後天性免疫不全症候群
回答はこちらをタップ

4.後天性免疫不全症候群

問題75 腺癌でないのはどれか。

  1. 粘液癌
  2. 印環細胞
  3. 小細胞癌
  4. 硬癌
回答はこちらをタップ

3.小細胞癌

問題76 発癌に関係のないウイウスはどれか。

  1. EBウイルス
  2. ヒトパピローマウイルス
  3. C型肝炎
  4. コクサッキーウイルス
回答はこちらをタップ

4.コクサッキーウイルス

問題77 単因子遺伝の形式をとる疾患はどれか。

  1. マルファン症候群
  2. ターナー症候群
  3. クラインフェルター症候群
  4. クッシング症候群
回答はこちらをタップ

1.マルファン症候群

問題78 先天性風疹症候群でみられるのはどれか。

  1. 巨大結腸
  2. 心・大血管奇形
  3. 軟骨形成不全
  4. アザラシ肢
回答はこちらをタップ

2.心・大血管奇形

問題79 WHOの国際障害分類で機能障害(インペアメント)に該当するのはどれか。

  1. 段差のために車椅子が通れない。
  2. 事故のため片足が失われた。
  3. 障害のため就職の機会がない。
  4. 脳梗塞のあと入浴が一人でできない。
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2.事故のため片足が失われた

問題80 正常大気の成分で最も少ないのはどれか。

  1. 酸素
  2. 二酸化炭素
  3. 窒素
  4. アルゴン
回答はこちらをタップ

2.二酸化炭素

問題81 居住環境について誤っているのはどれか。

  1. 室内の空気汚染の指標として二酸化炭素濃度が用いられる。
  2. 自然換気は室内外の温度差と外気の風力によって生じる。
  3. 室内の気流が増せば感覚温度は下がる。
  4. 採光における入射角は最小限4~5度を必要とする。
回答はこちらをタップ

4.採光における入射角は最小限4~5度を必要とする

問題82 正しい組合せはどれか。2つ選べ。

  1. PCBによるカネミ油症     ─── 大気と土壌の複合汚染
  2. 水俣湾沿岸のメチル水銀中毒   ─── 土壌汚染
  3. 四日市のいおう酸化物による喘息 ─── 大気汚染
  4. 神通川下流域のカドミウム中毒  ─── 水質と土壌の複合汚染
回答はこちらをタップ

3.四日市のいおう酸化物による喘息 ─── 大気汚染

4.神通川下流域のカドミウム中毒  ─── 水質と土壌の複合汚染

問題83 我が国の母子保健指標について正しいのはどれか。

  1. 早期新生児死亡は乳児死亡に含まれない。
  2. 周産期死亡の中で早期新生児死亡の割合が大きい。
  3. 人工妊娠中絶件数は死産統計に含まれない。
  4. 産じょくに直接関連する疾病による母親の死亡は妊産婦死亡に含まれる。
回答はこちらをタップ

4.産じょくに直接関連する疾病による母親の死亡は妊産婦死亡に含まれる

問題84 職業病について正しい組合せはどれか。2つ選べ。

  1. 騒音性難聴 ─── 4000Hzの聴力低下
  2. 減圧症   ─── 炭酸ガスの気泡化
  3. 放射線障害 ─── 体温調節の障害
  4. 騒動障害  ─── 未梢血管の異常収縮
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1.騒音性難聴 ─── 4000Hzの聴力低下

4.騒動障害  ─── 未梢血管の異常収縮

問題85 我が国の衛生行政機構で正しいのはどれか。

  1. 国 → 都道府県    → 保健所
  2. 国 → 都道府県労働局 → 市町村
  3. 国 → 学校      → 都道府県教育委員会
  4. 国 → 労働基準監督署 → 都道府県労働局
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1.国 → 都道府県    → 保健所

問題86 正しいのはどれか。

  1. 精神病院の入院患者で最も多い疾患は神経症である。
  2. うつ病における抑うつ気分は夕方に強い。
  3. 発症に精神的要因の関与が大きい身体疾患を心身症という。
  4. PTSD(心的外傷後ストレス障害)は被害妄想を特徴とする。
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3.発症に精神的要因の関与が大きい身体疾患を心身症という。

問題87 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)で二類感染症でないのはどれか。

  1. ジフテリア
  2. 急性灰白髄炎
  3. インフルエンザ
  4. コレラ
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3.インフルエンザ

問題88 誤っている組合せはどれか。

  1. 単純ヘルペスウイルス ─── ヘルパンギーナ
  2. ライノウイルス    ─── 感冒
  3. アデノウイルス    ─── 咽頭結膜炎
  4. EBウイルス     ─── 伝染性単核症
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1.単純ヘルペスウイルス ─── ヘルパンギーナ

問題89 トキソイドを予防接種に用いるのはどれか。2つ選べ。

  1. ジフテリア
  2. B型肝炎
  3. 破傷風
  4. 腸チフス
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1.ジフテリア

3.破傷風

問題90 ヨウ素系の消毒剤はどれか。

  1. リゾール
  2. イソジン
  3. オスバン
  4. ヒビテン
回答はこちらをタップ

2.イソジン

問題91 柔道整復師の免許申請に必要な書類はどれか。2つ選べ

  1. 住民票
  2. 戸籍謄本
  3. 卒業証明書
  4. 医師の診断書
回答はこちらをタップ

2.戸籍謄本

4.医師の診断書

問題92 柔道整復師の守秘義務について正しいのはどれか。

  1. 業務上知り得た人の秘密を漏らした罪は親告罪である。
  2. 患者本人の同意を得ずに保険会社に報告した。
  3. 柔道整復師の守秘義務は刑法に規定される。
  4. 市町村長の命令は守秘義務に優先する。
回答はこちらをタップ

1.業務上知り得た人の秘密を漏らした罪は親告罪である

問題93 柔道整復師の業について正しいのはどれか。

  1. レントゲン写真を読影し、その診断を患者に告げた。
  2. 患者に求められたので鎮痛剤を投与した。
  3. 応急手当のためにエックス線撮影を行った。
  4. 内科の医師から同意を得て旋術を行った。
回答はこちらをタップ

4.内科の医師から同意を得て旋術を行った。

問題94 旋術所の構造設備について規定にないのはどれか。

  1. 手指等の消毒設備
  2. 冷暖房設備
  3. 6.6㎡以上の専用旋術室
  4. 3.3㎡以上の待合室
回答はこちらをタップ

2.冷暖房設備

問題95 旋術所で衛生上必要な措置はどれか。2つ選べ。

  1. 室温を適切に保つ。
  2. 常に清潔に保つ。
  3. 温度を適切に保つ。
  4. 換気を充分にする。
回答はこちらをタップ

2.常に清潔に保つ

4.換気を充分にする。

問題96 使用できる名称はどれか。

  1. 接骨院
  2. 治療院
  3. 接骨医
  4. 整骨医
回答はこちらをタップ

1.接骨院

問題97 医療法による医療提供理念の内容に入るのはどれか。2つ選べ。

  1. 疾病予防
  2. 自立補助
  3. ノーマライゼーション
  4. リハビリテーション
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1.疾病予防

4.リハビリテーション

問題98 医師法で正しいのはどれか。

  1. 正当な事由がなければ診療を拒んではならない。
  2. 自ら診察をせず処方せんを交付した。
  3. 自ら立ち会わず出産証明書を交付した。
  4. 診療録は7年間保存しなけばならない。
回答はこちらをタップ

1.正当な事由がなければ診療を拒んではならない。

問題99 厚生労働大臣のしてする医療用具でただしいのはどれか。2つ選べ。

  1. 人の体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とする。
  2. 業として製造は自由にできる。
  3. 柔道整復師は患者の求めがあれば自由に販売できる。
  4. 使用の期限が記載されている。
回答はこちらをタップ

1.人の体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とする。

4.使用の期限が記載されている。

問題100 保健医療で正しいのはどれか。

  1. 柔道整復師の業務は保健医療と関係しない。
  2. 診療録の記載は手書きで行わなければならない。
  3. 複数の健康保険組合に加入することができる。
  4. 保険医は療養上必要な事項を療養の世話をする人に説明する。
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4.保険医は療養上必要な事項を療養の世話をする人に説明する

午後問題

問題101 レイノー現象を示さないのはどれか。

  1. うっ血性心不全
  2. 全身性進行性硬化症
  3. 頸助
  4. 振動病
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1.うっ血性心不全

問題102 腹水があるときの腹部所見で誤っているのはどれか。

  1. 打診上濁音
  2. 視診上膨隆
  3. 聴診上有響性金属音
  4. 触診上波動
回答はこちらをタップ

3.聴診上有響性金属音

問題103 肺の聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。2つ選べ。

  1. 胸水貯留
  2. 肺結核
  3. 気胸
  4. 肺気腫
回答はこちらをタップ

1.胸水貯留

3.気胸

問題104 低体温になるのはどれか。

  1. 全身性エリテマトーデス
  2. 髄膜炎
  3. 甲状腺機能低下症
  4. マラリア
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3.甲状腺機能低下症

問題105 徐脈になるのはどれか。

  1. 起立性低血圧
  2. 貧血
  3. 甲状腺機能亢進
  4. 脳圧亢進
回答はこちらをタップ

4.脳圧亢進

問題106 呼吸期と無呼吸期とが交互に繰り返されるのはどれか。2つ選べ。

  1. チェーン・ストークス呼吸
  2. クスマウル呼吸
  3. ビオー呼吸
  4. 過換気呼吸
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1.チェーン・ストークス呼吸

3,ビオー呼吸

問題107 過換気症候群でみられないのはどれか。

  1. テタニー症状
  2. 不安・恐怖感
  3. 四肢のしびれ感
  4. ミオクローヌス
回答はこちらをタップ

4.ミオクローヌス

問題108 心電図を示す。正しいのはどれか。

  1. 心房細動
  2. 上室性期外収縮
  3. 心室性期外収縮
  4. 心室頻拍
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3.心室性期外収縮

問題109 嘔吐と疾患との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 糞臭吐物  ─── 腸閉塞
  2. 血液混入  ─── マロリー・ワイス症候群
  3. 胆汁混入  ─── 消化性潰瘍瘢痕狭窄症
  4. 噴射性嘔吐 ─── 先天性幽門狭窄症
回答はこちらをタップ

3.胆汁混入  ─── 消化性潰瘍瘢痕狭窄症

問題110 急性膵炎の原因とならないのはどれか。

  1. 流行性耳下腺炎
  2. 胆石症
  3. 副甲状腺機能亢進賞
  4. 急性ウイルス性肝炎
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4.急性ウイルス性肝炎

問題111 血友病Aで誤っているのはどれか。

  1. 常染色体劣性遺伝をする。
  2. 血液凝固第Ⅷ因子が欠乏する。
  3. 筋肉内や関節内に出血する。
  4. 止血後の再出血を起こしやすい。
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1.常染色体劣性遺伝をする。

問題112 低血糖がみられるのはどれか。

  1. 褐色細胞腫
  2. アジソン病
  3. 原発性副甲状腺機能低下症
  4. 原発性アルドステロン症
回答はこちらをタップ

2.アジソン病

問題113 悪性腫瘍を最も合併しやすいのはどれか。

  1. 全身性進行性硬化症
  2. 皮膚肝炎
  3. 全身性エリテマトーデス
  4. 関節リウマチ
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2.皮膚肝炎

問題114 脳塞栓を識別する上で重要な所見はどれか。

  1. 緩徐な発症
  2. 心房細動
  3. 突然の頭痛
  4. 意識障害
回答はこちらをタップ

2.心房細動

問題115 パーキーソン病について誤っているのはどれか。

  1. L-ドーパは基本的な治療薬である。
  2. 手の振戦は物を取ろうとするときに増強する。
  3. 発症時の症状には通常左右差がみられる。
  4. 歩行時に突進現象がみられる。
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2.手の振戦は物を取ろうとするときに増強する

問題116 筋萎縮性側索硬化症でみられるのはどれか。

  1. 眼球運動障害
  2. 感覚障害
  3. 膀胱障害
  4. 構音障害
回答はこちらをタップ

4.構音障害

問題117 ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。

  1. 上気道、消火器感染が先行することが多い。
  2. 免疫グロブリン療法が有効である。
  3. バビンスキー微候が陽性となる。
  4. 呼吸障害に十分気を付けなければならない。
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3.バビンスキー微候が陽性となる。

問題118 アルツハイマー病で正しいのはどれか。

  1. ほとんどは遺伝歴がある。
  2. 反社会的行動をとりやすい。
  3. 近時記憶の障害が強い。
  4. 失語が初期症状であることが多い。
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3.近時記憶の障害が強い。

問題119 45歳の女性。子宮筋腫があり、月経量が多い。2ヶ月前から動悸、息切れがあり、顔面が蒼白である。爪がスプーンのようになり、柔らかい。考えられるのはどれか。

  1. 鉄欠乏性貧血
  2. 悪性貧血
  3. 急性白血病
  4. 多発性骨髄腫
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1.鉄欠乏性貧血

問題120 16歳の男子。2週前に扁桃腺炎に罹患。昨日から顔面浮腫と高血圧を認める。この疾患の尿所見でみられないのはどれか。

  1. 蛋白尿
  2. 乏尿
  3. 血尿
  4. ビリルビン尿
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4.ビリルビン尿

問題121 腹部打撲に対して直ちに行う検査でないのはどれか。

  1. 腹部血管造影検査
  2. 腹部単純エックス線検査
  3. 血液一般・生化学検査
  4. 腹部超音波検査
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1.腹部血管造影検査

問題122 誤っているのはどれか。

  1. 動脈性出血では緊急止血操作がひつようである。
  2. 動脈性出血では出血血管の中枢側を圧迫する。
  3. 静脈生出血は非拍動作である。
  4. 毛細血管性出血の止血操作には緊縛法が適している。
回答はこちらをタップ

4.毛細血管性出血の止血操作には緊縛法が適している

問題123 SIRS(全身性炎症反応症候群)の診断基準の項目に含まれないのはどれか。

  1. 体温
  2. 意識
  3. 脈拍数
  4. 白血球数
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2.意識

問題124 正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 静脈麻酔は全身麻酔である。
  2. 表面麻酔は消化管内視鏡検査で行われる。
  3. 脊椎麻酔では筋弛緩薬を用いる。
  4. 皮膚感染部位には浸潤麻酔が適している。
回答はこちらをタップ

1.静脈麻酔は全身麻酔である

2.表面麻酔は消化管内視鏡検査で行われる。

問題125 正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 気道確保には頭部後屈あご先挙上法を行う。
  2. 口-口人工呼吸では頭部を前屈する。
  3. 心肺蘇生はハイムリッヒ法で行う。
  4. 心マッサージの圧迫部位は胸骨の下1/3である。
回答はこちらをタップ

1.気道確保には頭部後屈あご先挙上法を行う

4.心マッサージの圧迫部位は胸骨の下1/3である。

問題126 意識清明期(lucidinterval)がみられるのはどれか。

  1. 急性硬膜下血腫
  2. 外傷性クモ膜下出血
  3. 急性硬膜外血腫
  4. 脳内血腫
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3.急性硬膜外血腫

問題127 誤っているのはどれか。

  1. 自家移植は生着率が高い。
  2. 同系移植は組織適合抗体がすべて同一である。
  3. 親子・兄弟同士での移植は同種移植である。
  4. 黄色人種と白色人種との間での移植は異種移植である。
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4.黄色人種と白色人種との間での移植は異種移植である。

問題128 縦隔が健側へ移動するのはどれか。

  1. 無気肺
  2. 緊張性気胸
  3. 胸膜炎
  4. 膿胸
回答はこちらをタップ

2.緊張性気胸

問題129 胸部外傷について誤っているのはどれか。

  1. 胸壁動揺では奇異呼吸が見られる。
  2. ショック肺は受傷直後から発症する。
  3. 心タンポナーデでは頻脈がみられる。
  4. 多くはハンドル外傷である。
回答はこちらをタップ

2.ショック肺は受傷直後から発症する。

問題130 後腹膜血腫について誤っているのはどれか。

  1. 腹部外傷時の骨盤骨折に合併する。
  2. 腸官麻痺を伴うことはまれである。
  3. 腹部単純エックス線写真では腸腰筋陰影の消失が診断に役立つ。
  4. 手術適応の判定には血管造影所見が役立つ。
回答はこちらをタップ

2.腸官麻痺を伴うことはまれである

問題131 骨折を起こしやすいのはどれか。2つ選べ。

  1. 軟骨無形成症
  2. 骨形成不全症
  3. 大理石病
  4. マルファン症候群
回答はこちらをタップ

2.骨形成不全症

3.大理石病

問題132 関節可動域を記載する上で誤っているのはどれか。

  1. 基本肢位を0度とする。
  2. 通常1度刻みで測定する。
  3. 他動運動による測定値を表記する。
  4. 参考可動域が示されている。
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2.通常1度刻みで測定する

問題133 ガス壊疸について誤っているのはどれか。

  1. 抗菌薬の投与は有効である。
  2. 高圧酸素療法は無効である。
  3. 起炎菌はクロストリジウムである。
  4. 死の転帰をとり得る。
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2.高圧酸素療法は無効である。

問題134 初期の腰椎分離症で、骨癒合の可能性をみるのに効果的な検査はどれか。2つ選べ。

  1. シンチグラム(99mTc)
  2. 単純エックス線
  3. 超音波
  4. MRI
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1.シンチグラム(99mTc)

4.MRI

問題135 腱鞘炎について正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 強剛母指ではMP関節の伸展が制限される。
  2. 透析患者の手指の弾発現象は屈筋腱鞘滑膜の肥厚が原因である。
  3. ド・ケルバン(deQuervain)病は第1伸筋区画での狭窄性腱鞘炎である。
  4. 交叉性腱鞘炎は短母指伸筋腱と尺側手根伸筋腱との摩擦で生じる。
回答はこちらをタップ

2.透析患者の手指の弾発現象は屈筋腱鞘滑膜の肥厚が原因である

3.ド・ケルバン(deQuervain)病は第1伸筋区画での狭窄性腱鞘炎である。

問題136 アキレス腱断裂について正しいのはどれか。

  1. 保存療法では足関節自然下垂位で固定する。
  2. 手術療法は保存療法の約半分の期間でスポーツに復帰できる。
  3. アキレス腱周囲炎はアキレス腱断裂に移行しやすい。
  4. バドミントンよりもラグビー等のコンタクトスポーツに多い。
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1.保存療法では足関節自然下垂位で固定する。

問題137 65歳の男性。4ヶ月前から腰痛あり近医受診。腰痛症と診断され鎮痛剤の投与を受ける。しかし腰痛は増悪し、頑固な疼痛となり専門医を受診。単純エックス線で第2・第3腰椎全体に骨硬化像を認めるも変形は少ない。骨シンチグラムでは多発性の集積像を認める。考えられるのはどれか。

  1. 腰椎椎間板炎
  2. 肝癌骨転移
  3. 前立腺癌骨転移
  4. 腰椎分離症
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3.前立腺癌骨転移

問題138 第4・第5腰椎間の椎間板内圧が最も高くなる姿勢はどれか。

  1. 腰掛け座位
  2. 側臥位
  3. 直立立位
  4. 前傾立位
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4.前傾立位

問題139 デュピュイトラン(Dupuytren)拘縮について正しいものはどれか。

  1. 好発部位は示指である。
  2. 運動障害が強い場合はまず保存療法を行う。
  3. 手術後の再発はほとんど見られない。
  4. 手掌腱膜の肥厚・収縮による指の屈曲拘縮である。
回答はこちらをタップ

4.手掌腱膜の肥厚・収縮による指の屈曲拘縮である

問題140 30歳の男性。ジャンプの着地で右膝の膝くずれを生じ近医受診。自力歩行不能。疼痛および腫脹は膝部前面にある。前後および側方動揺性に左右さなく膝蓋跳動も明らかでない。受傷2日目のエックス線写真(別冊A、B)とMRI(別冊C)とを別に示す。考えられるのはどれか。

  1. 膝前十字靱帯断裂
  2. 膝蓋骨脱臼
  3. 膝関節内骨折
  4. 膝蓋腱断裂
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4.膝蓋腱断裂

問題141 リハビリテーションの意味で適切でないのはどれか。

  1. 復職
  2. 復権
  3. 名誉回復
  4. 機能訓練
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4,機能訓練

問題142 言語の理解力が強く障害されるのはどれか。

  1. ブローカ失語
  2. ウェルニッケ失語
  3. 伝導失語
  4. 健忘失語
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2.ウェルニッケ失語

問題143 障害と治療アプローチとの組合せで誤っているのはどれか。

  1. 形態異常  ─── 神経発達的アプローチ
  2. 機能障害  ─── 生体力学的アプローチ
  3. 能力低下  ─── 代償的アプローチ
  4. 社会的不利 ─── 環境整備的アプローチ
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1.形態異常  ─── 神経発達的アプローチ

問題144 能力低下への対応で適切でないのはどれか。

  1. 日常生活動作の改善
  2. 家屋改造
  3. 残存機能の利用
  4. 自助具・補装具の使用
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2.家屋改造

問題145 運動発達とその時期との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 首がすわる     ─── 4か月
  2. 寝返りをする    ─── 5か月
  3. 支えなしで坐る   ─── 7か月
  4. つかまり立ちをする ─── 11か月
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4.つかまり立ちをする ─── 11か月

問題146 右利き患者に対する作業療法の訓練で適切でないのはどれか。

  1. 手指巧緻性訓練のためにペグボードを用いる。
  2. 前腕回上筋の筋力増強のためにネジ締め作業を行う。
  3. 手指屈筋群の持久力改善のために彫金による表札作りを行う。
  4. 指の協調運動のためにサンディング訓練を行う。
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4.指の協調運動のためにサンディング訓練を行う

問題147 腰部脊柱管狭窄症に処方されるのはどれか。

  1. ダーメンコルセット
  2. テイラー型体幹装具
  3. ナイト型体幹装具
  4. ウィリアムズ型体幹装具
回答はこちらをタップ

4.ウィリアムズ型体幹装具

問題148 車椅子の目的でないのはどれか。

  1. 足の代用
  2. 移動用具
  3. 坐射保持機器
  4. 健常者との共生
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3.坐射保持機器

問題149 手指のブルンストロームステージで誤っているのはどれか。2つ選べ。

  1. 2では指屈曲は可能である。
  2. 3では集団指伸展は可能である。
  3. 4では横つまみは可能である。
  4. 5では手掌つまみは可能である。
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1.2では指屈曲は可能である。

3.4では横つまみは可能である。

問題150 18歳の男性。交通事故による頸椎脱臼骨折で観血的整復固定術を受けた。術後5か月経過し四肢麻痺であるが、第5頸髄節まで機能残存。1か月後に退院の予定である。可能な動作はどれか。

  1. 上衣の着脱
  2. ベッド上での寝返り
  3. プッシュアップ
  4. 自助具を用いた食事
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4.自助具を用いた食事

問題151 完全骨折はどれか。

  1. 若木骨折
  2. 陥没骨折
  3. 亀裂骨折
  4. 竹節状骨折
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2.陥没骨折

問題152 誤っている組合せはどれか。

  1. 過剰仮骨形成   ─── 大血腫の存在
  2. 偽関節      ─── 粉砕骨折による骨の欠損
  3. 外傷性骨化性筋炎 ─── 交感神経障害
  4. フォルクマン拘縮 ─── 阻血性循環障害
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3.外傷性骨化性筋炎 ─── 交感神経障害

問題153 骨折の固有症状はどれか。

  1. 腫脹
  2. 機能障害
  3. 異常可動性
  4. 疼痛
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3.異常可動性

問題154 癒合に不利なのはどれか。

  1. 関節包内骨折
  2. 海綿骨の骨折
  3. 噛合した骨折
  4. 骨折面の密着した斜骨折
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1.関節包内骨折

問題155 誤っている組合せはどれか。

  1. 上腕骨外科頸骨折  ─── 三角筋麻痺
  2. 上腕骨骨幹部骨折  ─── 鷲手変形
  3. 前腕両骨骨幹部骨折 ─── 橋状仮骨
  4. 大腿骨頸部骨折   ─── 偽関節
回答はこちらをタップ

2.上腕骨骨幹部骨折  ─── 鷲手変形

問題156 母指IP関節伸展障害を残しやすいのはどれか。2つ選べ。

  1. コーレス(Colles)骨折
  2. モンテギア(Monteggia)骨折
  3. 上腕骨内側上顆骨折
  4. 肘頭骨折
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1.コーレス(Colles)骨折

2.モンテギア(Monteggia)骨折

問題157 病的脱臼はどれか。2つ選べ。

  1. 反復性脱臼
  2. 麻痺性脱臼
  3. 拡張性脱臼
  4. 随意性脱臼
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2.麻痺性脱臼

3.拡張性脱臼

問題158 長管骨骨幹部骨折で介達外力によるのはどれか。2つ選べ。

  1. 縦骨折
  2. 横骨折
  3. 斜骨折
  4. 螺旋状骨折
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3.斜骨折

4.螺旋状骨折

問題159 外固定の目的で一般的でないのはどれか。

  1. 整復位の保持
  2. 関節可動域の維持
  3. 変形の矯正
  4. 変形の防止
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2.関節可動域の維持

問題160 肋骨骨折で正しいのはどれか。

  1. 幼児では虐待を疑う。
  2. 第11肋骨、第12肋骨に好発する。
  3. 直達外力では骨片が胸郭外方に転移する。
  4. 上位肋骨の絆創膏固定は呼吸時に行う。
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1.幼児では虐待を疑う

問題161 上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。2つ選べ。

  1. 骨頭壊死を起こす。
  2. 腋窩神経損傷を合併する。
  3. 肩関節外転制限がみられる。
  4. 鎖骨下動脈圧迫損傷がみられる。
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1.骨頭壊死を起こす。

4.鎖骨下動脈圧迫損傷がみられる

問題162 上腕骨骨折で近位骨片が内転する骨折部位はどれか。

  1. 広背筋付着部と大胸筋付着部との間
  2. 大胸筋付着部より近位
  3. 大胸筋付着部と三角筋付着部との間
  4. 三角筋付着部より遠位
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3.大胸筋付着部と三角筋付着部との間

問題163 上腕骨顆上骨折について正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 肘頭高位の計測は肘関節屈曲位で行う。
  2. 内反肘変形は自家矯正される。
  3. フォルクマン拘縮では前腕屈筋群が障害される。
  4. 外観は肘関節後方脱臼と酷似している。
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3.フォルクマン拘縮では前腕屈筋群が障害される

4.外観は肘関節後方脱臼と酷似している。

問題164 ヒューター線と肘頭との位置関係で正しいのはどれか。ただし、(A)上腕骨顆上伸展型骨折、(B)肘関節後方脱臼とする。

  1. (A)でも(B)でも乱れない。
  2. (A)では乱れるが(B)では乱れない。
  3. (A)では乱れないが(B)では乱れる。
  4. (A)でも(B)でも乱れる。
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3.(A)では乱れないが(B)では乱れる。

問題165 伸展型モンテギア(Monteggia)骨折はどれか

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1

問題166 坐骨結節剥離骨折に関与しない筋はどれか。

  1. 大腿二頭筋長頭
  2. 半腱様筋
  3. 半膜様筋
  4. 薄筋
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4.薄筋

問題167 恥骨上枝単独骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.介達外力による骨折が多い。

2.皮下出血班は鼠径部周辺に現れる。

3.合併症に尿道損傷がある。

4.著明な歩行障害を残す。

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2.皮下出血班は鼠径部周辺に現れる。

3.合併症に尿道損傷がある

問題168 大腿骨頸部外側骨折の症状について誤っているのはどれか。

  1. 下肢は内旋する
  2. 疼痛は大転子部に著明である。
  3. 棘果長は短縮する。
  4. 内反股を形成する。
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1.下肢は内旋する

問題169 大腿骨頸部内側骨折と股関節後方脱臼に共通しているのはどれか。

  1. 大転子部強打で発生する。
  2. 患肢は外旋位をとる。
  3. 高齢者に多い。
  4. 続発症として大腿骨頭無腐性壊死がある。
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4.続発症として大腿骨頭無腐性壊死がある

問題170 足関節果部骨折について正しいのはどれか。

  1. 外転型骨折より内転型骨折が多い。
  2. 内転型骨折の初期は足部内転位に固定する。
  3. 脛腓骨間離開があると変形性関節症をきたす。
  4. 腓骨単独骨折の固定では解剖学的整復を必要としない。
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3.脛腓骨間離開があると変形性関節症をきたす。

問題171 舟状骨骨折はどれか。

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3

問題172 足部の骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 第1、第2指基節骨骨折の遺残変形は足底凸である。
  2. 舟状骨骨折では第2ケーラー(Kohler)病との識別に注意する。
  3. 立方骨骨折では第1-3中足骨よりの介達痛がある。
  4. 第5中足骨骨幹部近位骨折では遷延治癒に陥りやすい。
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1.第1、第2指基節骨骨折の遺残変形は足底凸である。

4.第5中足骨骨幹部近位骨折では遷延治癒に陥りやすい

問題173 顎関節脱臼の分類で誤っているのはどれか。

  1. 前方脱臼
  2. 後方脱臼
  3. 下方脱臼
  4. 側方脱臼
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3.下方脱臼

問題174 外傷性肩関節脱臼について誤っているのはどれか。2つ選べ。

  1. 外傷性脱臼で最も頻度が高い。
  2. 若年者では上腕骨大結節骨折を伴いやすい。
  3. 高齢者では反復性脱臼となりやすい。
  4. 整復後約3週間の安静保持が必要である。
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2.若年者では上腕骨大結節骨折を伴いやすい

3.高齢者では反復性脱臼となりやすい。

問題175 肘内障について正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 肘関節は過伸展位となる。
  2. 前腕は回外位をとる。
  3. 発生に性差は無い。
  4. 受傷時に腫脹はない。
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3.発生に性差は無い

4.受傷時に腫脹はない

問題176 発生頻度の高い組合せはどれか。

  1. 肩関節脱臼   ─── 後方脱臼
  2. 橈骨頭脱臼   ─── 後方脱臼
  3. 月状骨脱臼   ─── 背側脱臼
  4. 指節間関節脱臼 ─── 背側脱臼
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4.指節間関節脱臼 ─── 背側脱臼

問題177 股関節後方脱臼の牽引法による整復操作で適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 患肢の股および膝関節を直角位に保持する。
  2. 患側股関節を外旋位に保持する。
  3. 大腿部を末梢方向に牽引する。
  4. 牽引を持続し股関節屈曲を増強する。
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1.患肢の股および膝関節を直角位に保持する

3.大腿部を末梢方向に牽引する。

問題178 膝蓋骨脱臼発生の要因になりにくいのはどれか。

  1. Qアングルの増大
  2. FTA(大腿脛骨外側角)の減少
  3. 膝蓋骨高位
  4. 大腿骨内顆形成不全
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4.大腿骨内顆形成不全

問題179 足第1指MP関節背側脱臼について誤っているのはどれか。

  1. 背屈(伸展)強制によるものが多い。
  2. IP関節は屈曲位をとる。
  3. 種子骨が介在する。
  4. 末梢牽引による整復が適切である。
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4.末梢牽引による整復が適切である。

問題180 むちうち損傷の臨床分類で誤っているのはどれか。

  1. 頸椎捻挫型
  2. 前斜角筋症候群型
  3. バレー・リュー(Barre-Lieou)型
  4. 神経根型
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2.前斜角筋症候群型

問題181 間欠性跛行を呈するのはどれか

  1. 腰部脊柱管狭窄症
  2. 椎間関節捻挫
  3. 脊椎カリエス
  4. 椎体圧迫骨折
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1.腰部脊柱管狭窄症

問題182 上腕二頭筋長頭腱の断裂について誤っているのはどれか。

  1. 中年の肉体労働者に多い。
  2. 主に直達外力によって発生する。
  3. 肘屈曲力減退が起こる。
  4. 上腕二頭筋の膨隆は末梢に移動する。
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2.主に直達外力によって発生する

問題183 ド・ケルバン(deQuervain)病で障害されるのはどれか。2つ選べ。

  1. 長母指外転筋腱
  2. 短母指伸筋腱
  3. 長母指伸筋腱
  4. 長橈側手根伸筋腱
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1.長母指外転筋腱

2.短母指伸筋腱

問題184 母指IP関節と示指DIP関節の屈曲不能を起こす障害神経はどれか。

  1. 尺骨
  2. 橈骨神経
  3. 後骨間神経
  4. 前骨間神経
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4.前骨間神経

問題185 大腿四頭筋の肉離れで誤っているのはどれか。

  1. 大腿直筋に多い。
  2. 受傷直後に膝くずれ現象があることを示す。
  3. 皮下出血班の出現は筋断裂があることを示す。
  4. 軽度(I度)の損傷を放置すると患部硬結を触れる。
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3.皮下出血班の出現は筋断裂があることを示す。

問題186 膝関節内側半月辺緑部損傷で誤っているのはどれか。

  1. 前十字靱帯損傷との合併が多い。
  2. 膝関節筋伸展位での受傷が多い。
  3. 関節血腫を認める。
  4. ロッキングが出現する。
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2.膝関節筋伸展位での受傷が多い。

問題187 下腿のコンパートメント症候群について正しのはどれか。

  1. 三つのコンパートメントに分けられる。
  2. 深後方のコンパートメントに発生しやすい。
  3. 障害筋の他動伸展で疼痛が増強する。
  4. 安静時は疼痛が消失する。
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3.障害筋の他動伸展で疼痛が増強する

問題188 前距腓靱帯断裂で誤っているのはどれか。

  1. 足部の外転強制で距骨の後方移動が触知できる。
  2. 足部の内返し強制で外果先端と距骨との裂隙拡大が触知できる。
  3. 足部の内返し強制で足関節外側の疼痛が増強する。
  4. 外果下方に皮下出血班が出現する。
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1.足部の外転強制で距骨の後方移動が触知できる

問題189 足関節内返し捻挫の再発予防で神経筋促通が最も効果的なのはどれか。

  1. 前脛骨筋
  2. 長・短腓骨筋
  3. 後脛骨筋
  4. 下腿三頭筋
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2.長・短腓骨筋

問題190 成人にみられるのはどれか。

  1. キーンベック(Kienbock)病
  2. ペルテス(Perthes)病
  3. パンナー(Panner)病
  4. 第1ケーラー(kohler)病
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1.キーンベック(Kienbock)病

問題191 8歳の男児。転倒時、右手掌をつき骨折した。肘関節部の変形が強い。遠位骨折は騎乗して内側に強く転位し、神経損傷を合併している。最も障害されにくい運動はどれか。

  1. 肘関節屈曲
  2. 手関節伸展
  3. 示指屈曲
  4. 母子内転
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1.肘関節屈曲

問題192 50歳の女性。自宅で高所の物を取ろうとして脚立から落ち、左手掌をつき肘伸展、外反を強制された。肘部の疼痛を訴え来所した。肘部外側に腫脹、圧痛を認め、肘関節伸展時および前腕回旋時激痛を訴えた。誤っているのはどれか。

  1. 転位著明の場合は観血療法の適応である。
  2. 固定肢位は肘関節伸展位、前腕回外位とする。
  3. 機能回復には長時間を要する。
  4. 後遺症に肘関節の屈伸障害がある。
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2.固定肢位は肘関節伸展位、前腕回外位とする

問題193 60歳の女性。買い物帰りに歩道の溝につまずき右手掌をついて転倒した。手関節部の周辺に著明な腫脹を生じ、掌屈と前腕の回旋制限を認めた。最も可能性が低いのはどれか。

  1. 手は橈側に偏位する。
  2. 手関節部の横幅が増大する。
  3. 遠位骨片が回内する。
  4. 遠位骨片が背側に突出する。
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3.遠位骨片が回内する

問題194 18歳の男子。1か月前にラグビーの練習中、相手にタックルされ転倒、左手を負傷した。腫脹は軽度であったのでそのまま放置し練習を続けた。最近手関節部の運動痛と脱力感をおぼえるようになり来所した。症状はスナッフボックス部の限局性圧痛、母指と第2中手骨の骨軸に沿って軸圧痛を認めた。最も考えられる損傷はどれか。

  1. 三角線維軟骨(TFCC)損傷
  2. 月状骨周囲脱臼
  3. 舟状骨骨折
  4. 有鈎骨鈎骨折
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3.舟状骨骨折

問題195 50歳の女性。右第2、第3指を中心とする手掌の感覚障害、夜間痛を訴え来所した。前腕回外位で手根部掌側の叩打によって放散痛を認めた。両側手関節を掌屈して手背を互いに押し付けると約1分でしびれるような痛みを訴えた。この症状に最も関係する神経はどれか。

  1. 橈骨神経
  2. 尺骨神経
  3. 前骨間神経
  4. 正中神経
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4.正中神経

問題196 25歳の女性。乗用車の助手席に同乗。停車中のトラックに追突した。股関節90度屈曲、内外転中間位、膝関節90度屈曲位でダッシュボードに膝部を強く打ち付けた。発生頻度が高い損傷はどれか。2つ選べ。

  1. 股関節後方単独脱臼
  2. 臼蓋後縁骨折を伴う股関節後方脱臼
  3. 大腿骨頭骨折を伴う股関節後方脱臼
  4. 股関節中心性脱臼
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2.臼蓋後縁骨折を伴う股関節後方脱臼

3.大腿骨頭骨折を伴う股関節後方脱臼

問題197 13歳の男子。短距離走練習中、スタートの瞬間に股関節部に激痛を感じ来所した。最も考えられるのはどれか。

  1. 下前腸骨棘剥離骨折
  2. 上前腸骨棘剥離骨折
  3. 坐骨結節剥離骨折
  4. 恥骨結合剥離骨折
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2.上前腸骨棘剥離骨折

問題198 10歳の男児。就寝時、右股関節部の疼痛を訴えたがそのまま眠ってしまったので経過をみていた。翌朝起床後、股関節部の疼痛とともに跛行が目立つようになったので来所。前日、運動会の練習で50メートル徒競争を3回繰り返したという。右股関節はやや外転・外旋に拘縮、大腿部末梢内側の疼痛およびスカルパ三角部の圧痛を認めるが同部に著明な腫脹は認めない。可能性の低いのはどれか。

  1. 大腿骨近位骨端線離開
  2. 小児単純性股関節炎
  3. 臼蓋形成不全
  4. ペルテス(Perthes)病
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3.臼蓋形成不全

問題199 39歳の女性。ママさんバレーの試合でスパイクを打とうとしてジャンプしたところ、左足関節後方を強く叩かれた感じがして競技続行不能となった。歩行が可能であり疼痛も少なかったので、自分で湿布を続けていた。2ヵ月後、平地の歩行状態が改善されないと訴えて来所した。来所時、可能性の最も高い所見はどれか。

  1. 足関節の他動的背屈の増大がみられる。
  2. 歩行開始時、下腿三頭筋筋腹に疼痛が出現する。
  3. 階段は前足部に荷重し踵を浮かせて上がれる。
  4. 損傷部に隆起した硬結を触知する。
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1.足関節の他動的背屈の増大がみられる。

問題200 20歳の男性。バスケットボールの試合中シュートし着地の際、右足関節を外返しに捻転負傷した。足関節内果部および前方外側に圧痛がある。患部に外返しのストレスをかけると疼痛増強を認めるが動揺性はない。患部に変形および軌轢音なく荷重歩行は可能である。考えられるのはどれか。2つ選べ。

  1. 前距腓靱帯損傷
  2. 内果骨折
  3. 三角靱帯損傷
  4. 前脛腓靱帯損傷
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3.三角靱帯損傷

4.前脛腓靱帯損傷

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