第21回柔道整復師国家試験【問題と解答】

第21回柔道整復師国家試験

第21回柔道整復師国家試験の問題と解答をすべて掲載します。

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国家資格4種取得、最年少院長

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柔道整復師(国家資格)
鍼師(国家資格)
(国家資格)
あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
アスレチックトレーナー(民間資格)

現在は都内の整骨院チェーン店にて最年少院長を務める。

目次

【午前問題】第21回柔道整復師国家試験

問題1 内膜と外膜の二重の膜に包まれているのはどれか。

  1. 核小体
  2. ゴルジ装置
  3. リボゾーム
  4. ミトコンドリア
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4.ミトコンドリア

問題2 胸大動脈の分枝はどれか。

  1. 左鎖骨下動脈
  2. 肋間動脈
  3. 肺動脈
  4. 下横隔動脈
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2.肋間動脈

問題3 椎間円板がないのはどれか。

  1. 第1頸椎と第2頸椎との間
  2. 第7頸椎と第1胸椎との間
  3. 第12胸椎と第1腰椎との間
  4. 第5腰椎と仙骨との間
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1.第1頸椎と第2頸椎との間

問題4 脊髄神経とその走行部位との組合せで正しいのはどれか。

  1. 橈骨神経-手根管
  2. 腕神経叢-斜角筋隙
  3. 正中神経-肘部管
  4. 大腿神経-梨状筋下孔
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2.腕神経叢-斜角筋隙

問題5 DNAの塩基配列にしたがって生成されるのはどれか。

  1. 糖質
  2. 脂質
  3. 蛋白質
  4. 電解質
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3.蛋白質

問題6 酸素を多く含む血液が流れているのはどれか。

  1. 門脈
  2. 肺静脈
  3. 腎静脈
  4. 上大静脈
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2.肺静脈

問題7 ステロイドホルモンはどれか。

  1. アドレナリン
  2. インスリン
  3. エストロゲン
  4. オキシトシン
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3.エストロゲン

問題8 動筋の関節運動と逆の働きをする筋はどれか。

  1. 中和筋
  2. 拮抗筋
  3. 共同筋
  4. 固定筋
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2.拮抗筋

問題9 外因と疾患との組合せで正しいのはどれか。

  1. アスベスト-悪性中皮腫
  2. サリドマイド-スモン(亜急性脊髄視神経障害)
  3. プリオン-骨軟化症
  4. 有機水銀-アザラシ肢症
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1.アスベスト-悪性中皮腫

問題10 基本的人権のうち、生存権にかかわる日本国憲法第25条に規定された次の条文の()にあてはまるのはどれか。「すべて国民は、()な最低限度の生活を営む権利を有する」

  1. 基本的
  2. 無差別平等
  3. 健康で文化的
  4. 身体的、精神的、社会的
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3.健康で文化的

問題11 正しい組合せはどれか。

  1. 成文法-判例法
  2. 不文法-条例
  3. 公法-柔道整復師法
  4. 私法-行政法
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3.公法-柔道整復師法

問題12 徒手筋力テストで若干の抵抗に打ち勝って完全に運動できる筋力の表示はどれか。

  1. N・正常
  2. G・優
  3. F・良
  4. P・可
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2.G・優

問題13 パーキンソン(PArkinson)病にみられる歩行異常はどれか。

  1. はさみ状歩行
  2. 突進歩行
  3. 失調性歩行
  4. 間欠性跛行
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2.突進歩行

問題14 体表から触知できない関節はどれか。

  1. 環軸関節
  2. 胸鎖関節
  3. 手根中手関節
  4. 仙腸関節
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1.環軸関節

問題15 循環血液量異常によるショックの症状で誤っているのはどれか。

  1. 冷汗
  2. 呼吸不全
  3. 顔面紅潮
  4. 脈拍触知不可
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3.顔面紅潮

問題16 脆弱性骨折で頻度の高いのはどれか。

  1. 鎖骨骨折
  2. 上腕骨外科頸骨折
  3. 脛骨骨折
  4. 踵骨骨折
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2.上腕骨外科頸骨折

問題17 急性塑性変形が発生しやすい時期はどれか。

  1. 幼小児
  2. 青年
  3. 壮年
  4. 老年
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1.幼小児

問題18 青年の骨折治療に比べて高齢者骨折の治療計画で正しいのはどれか。

  1. 固定は長期間行う。
  2. 固定力の強度は強固にする
  3. 安静臥床は長期間にする。
  4. 運動療法を早期から行う。
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4.運動療法を早期から行う。

問題19 骨折の整復法で正しいのはどれか。

  1. 近位骨片の長軸方向に牽引する。
  2. 捻転転位は最後に整復する。
  3. 遠位骨片に近位骨片を合わせる。
  4. 屈曲整復法は側方転位に用いる。
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1.近位骨片の長軸方向に牽引する。

問題20 脱臼の整復障害でないのはどれか。

  1. 筋の弛緩
  2. 種子骨の介在
  3. 整復支点の骨欠損
  4. ボタン穴機構
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1.筋の弛緩

問題21 骨折の治療で正しいのはどれか。

  1. 後療法は固定直後から開始する。
  2. 固定は筋萎縮を回復させる。
  3. 手技療法は血流を停滞させる。
  4. 運動療法は筋力を低下させる。
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1.後療法は固定直後から開始する。

問題22 肋骨骨折に対する屋根瓦状絆創膏固定で正しいのはどれか。

  1. 吸気時に貼付する。
  2. 正中線を越えないように貼付する。
  3. 順次上方に向かって貼付する。
  4. 骨折部に限局して貼付する。
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3.順次上方に向かって貼付する。

問題23 上腕骨外科頸骨折で正しいのはどれか。

  1. 肩峰下に骨頭を触知する。
  2. 三角筋部の膨隆が消失する。
  3. 肩峰が突出する。
  4. 弾発性固定がみられる。
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1.肩峰下に骨頭を触知する。

問題24 上腕骨顆上伸展型骨折と肘関節後方脱臼との鑑別に有用なのはどれか。

  1. 受傷機序
  2. 外観
  3. 弾発性固定の有無
  4. 末梢神経損傷の有無
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3.弾発性固定の有無

問題25 骨折線が関節内に及ばないのはどれか。

  1. コーレス(Colles)骨折
  2. バートン(BArton)骨折
  3. ベネット(Bennett)骨折
  4. コットン(Cotton)骨折
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1.コーレス(Colles)骨折

問題26 中手骨頸部に起こるのはどれか。

  1. ボクサー骨折
  2. ショウファー骨折
  3. チロー(TillAux)骨折
  4. ローランド(RolAnd)骨折
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1.ボクサー骨折

問題27 体育の授業中に負傷し、直ちに来所した14歳の肩関節初回脱臼患者に対し、徒手整復後に行う柔道整復師の説明で適切なのはどれか。

  1. 数日は様子をみて痛みがなければ治癒とします。
  2. 明日からは肩を挙げる運動を積極的に行いましょう。
  3. 再発を防ぐ目的で肩伸展位ギプス固定を3週間施行します。
  4. 応急的に整復しましたが専門医に診ていただきましょう。
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4.応急的に整復しましたが専門医に診ていただきましょう。

問題28 大腿骨頸部内側骨折で誤っているのはどれか。

  1. 大転子部を強打して発生する事が多い。
  2. 多くは内転型骨折である。
  3. 患側の転子果長は短縮する。
  4. 大腿長軸圧を加えると強い疼痛がみられる。
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3.患側の転子果長は短縮する。

問題29 ラックマンテストで正しいのはどれか。

  1. 膝関節完全伸展位で実施する。
  2. 陳旧例の評価には不適切である。
  3. エンドポイントがなければ陽性と評価する。
  4. ハムストリングスを緊張させると評価しやすい。
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3.エンドポイントがなければ陽性と評価する。

問題30 正しいのはどれか。

  1. 中足骨骨幹部骨折は介達外力で発生することが多い。
  2. 中足骨骨幹部疲労骨折は第1中足骨に好発する。
  3. 第5中足骨基部の裂離骨折は長腓骨筋の急激な収縮により発生する。
  4. 第5中足骨近位骨幹部にジョーンズ(Jones)骨折が起こる。
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4.第5中足骨近位骨幹部にジョーンズ(Jones)骨折が起こる。

問題31 脳脊髄液がくも膜下腔に流出する部位はどれか。

  1. 側脳室
  2. 室間孔
  3. 第三脳室
  4. 第四脳室
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4.第四脳室

問題32 中胚葉から分化するのはどれか。

  1. 表皮
  2. 腎臓
  3. 膵臓
  4. 脊髄
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2.腎臓

問題33 上肢帯の骨に起始し、上腕骨に停止する筋はどれか。

  1. 大菱形筋
  2. 棘下筋
  3. 小胸筋
  4. 僧帽筋
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2.棘下筋

問題34 血管および神経の走行部位で正しいのはどれか。

  1. 筋皮神経は上腕骨外科頸に沿って走行する。
  2. 上腕動脈は上腕骨の後面を通る
  3. 大腿動脈は大腿骨頸に沿って走行する。
  4. 尺骨神経は上腕骨内側上顆の後面を通る
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4.尺骨神経は上腕骨内側上顆の後面を通る

問題35 股関節で誤っているのはどれか。

  1. 臼状関節である。
  2. 関節円板がある。
  3. 大腿骨頭靭帯がある。
  4. 大腿骨頭には骨頭窩がある。
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2.関節円板がある。

問題36 腸脛靭帯に停止する筋はどれか。

  1. 大殿筋
  2. 中殿筋
  3. 小殿筋
  4. 腸腰筋
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1.大殿筋

問題37 腱索をもつ弁はどれか。2つ選べ。

  1. 大動脈弁
  2. 肺動脈弁
  3. 僧帽弁
  4. 腸腰筋
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3.僧帽弁

4.腸腰筋

問題38 外頸動脈の起始部からの最初の分枝はどれか。

  1. 上甲状腺動脈
  2. 舌動脈
  3. 顔面動脈
  4. 甲状頸動脈
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1.上甲状腺動脈

問題39 静脈で正しいのはどれか。

  1. 精巣静脈は左右ともに下大静脈へ流入する。
  2. 右肋間静脈は奇静脈へ流入する。
  3. 腕頭静脈は右のみに存在する。
  4. 大伏在静脈は膝窩静脈へ流入する。
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2.右肋間静脈は奇静脈へ流入する。

問題40 脾臓で誤っているのはどれか

  1. 腹腔の左上部にある。
  2. 横隔膜と接する。
  3. 脾動脈は脾門から入る。
  4. 腹膜後器官である。
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4.腹膜後器官である。

問題41 消化管で正しいのはどれか。

  1. 食道の筋層には横紋筋がない。
  2. 胃体の下端部を胃底という。
  3. 十二指腸空腸曲にはトライツ靭帯がある。
  4. 回腸にはオッディ括約筋がある。
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3.十二指腸空腸曲にはトライツ靭帯がある。

問題42 小弯側にあるのはどれか。

  1. 短胃動脈
  2. 右胃動脈
  3. 右胃大網動脈
  4. 左胃大網動脈
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2.右胃動脈

問題43 腸間膜を有するのはどれか。

  1. 十二指腸
  2. 上行結腸
  3. S状結腸
  4. 直腸
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3.S状結腸

問題44 気管の分岐レベルはどれか。

  1. 第6〜7頸椎
  2. 第2〜3胸椎
  3. 第4〜5胸椎
  4. 第6〜7胸椎
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3.第4〜5胸椎

問題45 正しいのはどれか。

  1. 気管支動脈は肺の栄養血管である。
  2. 肺動脈には動脈血が流れる。
  3. 気管支静脈は上大静脈へ流入する。
  4. 肺静脈は右心房へ流入する。
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1.気管支動脈は肺の栄養血管である。

問題46 ゲロータ筋膜に包まれるのはどれか。

  1. 副腎
  2. 脾臓
  3. 膵臓
  4. 卵巣
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1.副腎

問題47 正しいのはどれか。

  1. 尿細管は毛細血管によって取り巻かれる。
  2. 糸球体傍細胞は輸出細動脈の血管壁にある。
  3. 緻密斑はレニンを分泌する。
  4. 腎小体は糸球体と尿細管で構成される。
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1.尿細管は毛細血管によって取り巻かれる。

問題48 テストステロンを分泌するのはどれか。

  1. ルテイン細胞
  2. パネート細胞
  3. セルトリ細胞
  4. ライディッヒ細胞
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4.ライディッヒ細胞

問題49 卵巣で正しいのはどれか。

  1. 原始卵胞は全て成熟卵胞になる。
  2. 排卵の際に卵子は卵管内に放出される。
  3. 卵巣動脈は内腸骨動脈の枝である。
  4. 黄体は排卵後に形成される。
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4.黄体は排卵後に形成される。

問題50 近接している内分泌器官の組合せで正しいのはどれか。

  1. 下垂体-松果体
  2. 甲状腺-上皮小体
  3. 副腎-膵臓
  4. 腎臓-卵巣
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2.甲状腺-上皮小体

問題51 膵島(ランゲルハンス島)の分布で正しいのはどれか。

  1. 膵臓の頭部に多い。
  2. 膵臓の体部に多い。
  3. 膵臓の尾部に多い。
  4. 膵臓全体に一様に分布している。
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3.膵臓の尾部に多い。

問題52 脳の被膜でないのはどれか。

  1. 硬膜
  2. 漿膜
  3. くも膜
  4. 軟膜
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2.漿膜

問題53 運動性失語症と関連するのはどれか。

  1. ブローカ中枢
  2. ウェルニッケ中枢
  3. 海馬
  4. レンズ核
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1.ブローカ中枢

問題54 大脳脚があるのはどれか。

  1. 延髄
  2. 中脳
  3. 間脳
  4. 大脳髄質
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2.中脳

問題55 頸動脈小体および頸動脈洞に関わる脳神経はどれか。

  1. 三叉神経
  2. 顔面神経
  3. 舌咽神経
  4. 副神経
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3.舌咽神経

問題56 デルマトームで誤っているのはどれか。

  1. 前頭部はC2支配である。
  2. 母指はC6支配である。
  3. 臍のレベルはT10支配である。
  4. 足の小指はS1支配である。
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1.前頭部はC2支配である。

問題57 光が角膜から網膜に達するまでの経路で正しいのはどれか。

  1. 角膜→水晶体→硝子体→眼房→網膜
  2. 角膜→水晶体→眼房→硝子体→網膜
  3. 角膜→眼房→水晶体→硝子体→網膜
  4. 角膜→硝子体→眼房→水晶体→網膜
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3.角膜→眼房→水晶体→硝子体→網膜

問題58 嗅覚系で正しいのはどれか。

  1. 嗅細胞は脳内にある。
  2. 嗅細胞の先端は自由神経終末である。
  3. 嗅神経は篩骨の篩板を通る。
  4. 嗅神経は嗅索内の神経細胞とシナプス接合をする。
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3.嗅神経は篩骨の篩板を通る。

問題59 体表から拍動を触れるのはどれか。

  1. 椎骨動脈
  2. 舌動脈
  3. 外腸骨動脈
  4. 後脛骨動脈
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4.後脛骨動脈

問題60 皮膚線条の形成に関与しないのはどれか。

  1. 妊娠
  2. 肥満
  3. 成長
  4. 静脈瘤
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4.静脈瘤

問題61 細胞膜の機能でないのはどれか。

  1. ホルモンの情報受容
  2. 電子伝達系
  3. ナトリウムポンプ
  4. 脂質の拡散
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2.電子伝達系

問題62 膠質浸透圧を生じるのはどれか。

  1. グルコース
  2. ナトリウムイオン
  3. バゾプレッシン
  4. アルブミン
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4.アルブミン

問題63 寿命を終えた赤血球を破壊する主な臓器はどれか。

  1. 脾臓
  2. 骨髄
  3. 心臓
  4. 腎臓
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1.脾臓

問題64 左心室の駆出期に認められるのはどれか。

  1. 大動脈弁は開いている。
  2. 心室内容積は変化しない。
  3. 心電図上でP波がみられる。
  4. 心室内圧は最も低くなる。
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1.大動脈弁は開いている。

問題65 運動時に血流量が減少するのはどれか。

  1. 肝臓
  2. 心臓
  3. 骨格筋
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1.肝臓

問題66 吸息時に起こらないのはどれか。

  1. 胸膜腔内圧の陽圧化
  2. 横隔膜の収縮
  3. 肺胞壁弾性力の増大
  4. 肺胞内の陰圧化
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1.胸膜腔内圧の陽圧化

問題67 ヘーリング-ブロイエル反射で正しいのはどれか。

  1. 求心性末梢神経は舌咽神経である。
  2. 反射中枢は視床下部である。
  3. 反射的に吸息が増強する。
  4. 受容器は肺伸展受容器である。
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4.受容器は肺伸展受容器である。

問題68 糖質摂取後に血中濃度が低下するのはどれか。

  1. 乳酸
  2. グルコース
  3. インスリン
  4. グルカゴン
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4.グルカゴン

問題69 呼吸商はどれか。

  1. 酸素摂取量/酸素消費量
  2. 二酸化炭素排出量/酸素消費量
  3. 呼息にかかる時間/吸息にかかる時間
  4. 運動開始時の酸素不足/運動後に返済される酸素負債
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2.二酸化炭素排出量/酸素消費量

問題70 胃酸の分泌を抑制するのはどれか。

  1. アセチルコリン
  2. ガストリン
  3. セクレチン
  4. ヒスタミン
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3.セクレチン

問題71 肝臓の役割で誤っているのはどれか。

  1. 血液凝固因子を生成する。
  2. Tリンパ球の成熟の場となる。
  3. グルコースからグリコーゲンを合成する。
  4. グリコーゲンを分解してグルコースを産生する。
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2.Tリンパ球の成熟の場となる。

問題72 発熱状態から解熱する際にみられるのはどれか。

  1. ふるえ
  2. 立毛筋の収縮
  3. 皮膚血管の拡張
  4. アドレナリンの分泌増加
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3.皮膚血管の拡張

問題73 腎動脈血と腎静脈血の間で最も濃度変化の大きい物質はどれか。ただし、血漿は等張とする。

  1. クレアチニン
  2. ナトリウムイオン
  3. アルブミン
  4. カルシウムイオン
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1.クレアチニン

問題74 下垂体前葉ホルモンはどれか。

  1. オキシトシン
  2. サイロキシン
  3. ノルアドレナリン
  4. プロラクチン
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4.プロラクチン

問題75 糖質コルチコイドの作用はどれか。

  1. 炎症促進
  2. グリコーゲン合成抑制
  3. 蛋白質合成促進
  4. 糖取り込み抑制
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4.糖取り込み抑制

問題76 閉経によって上昇するホルモンはどれか。

  1. エストロゲン
  2. 糖質コルチコイド
  3. ゴナドトロピン
  4. バゾプレッシン
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3.ゴナドトロピン

問題77 ビタミンDの活性化に重要な太陽光線はどれか。

  1. 紫外線
  2. 赤外線
  3. 可視光線
  4. エックス線
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1.紫外線

問題78 カルシウムの生理作用で誤っているのはどれか。

  1. 筋肉収縮
  2. 止血促進
  3. 脱分極の発生
  4. 浸透圧維持
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4.浸透圧維持

問題79 伝導速度が最も速いのはどれか。

  1. 痛覚の求心性線維
  2. 筋紡錘の求心性線維
  3. 温覚の求心性線維
  4. 触覚の求心性線維
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2.筋紡錘の求心性線維

問題80 姿勢反射のうち脊髄反射はどれか。

  1. 前庭迷路反射
  2. 陽性支持反射
  3. 立ち直り反射
  4. 踏み直り反射
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2.陽性支持反射

問題81 無酸素的な筋肉の収縮で起こるのはどれか。

  1. グリコーゲンの蓄積
  2. ミトコンドリアの機能亢進
  3. 乳酸の生成
  4. 筋蛋白の生成
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3.乳酸の生成

問題82 核袋線維で正しいのはどれか。

  1. 腱紡錘の中に存在する。
  2. 線維の両端に多くの核が集まっている。
  3. 線維の中央部は収縮が起こらない。
  4. 錐外筋線維と直列に並んでいる。
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3.線維の中央部は収縮が起こらない。

問題83 感覚受容器が自由神経終末でないのはどれか。

  1. 触圧覚
  2. 温覚
  3. 冷覚
  4. 痛覚
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1.触圧覚

問題84 身体の平衡に関係しない感覚情報はどれか。

  1. 視覚
  2. 聴覚
  3. 前庭感覚
  4. 足底部の触圧覚
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2.聴覚

問題85 女性への性分化で誤っている組合せはどれか。

  1. 生殖隆起-卵巣
  2. ウォルフ管-子宮
  3. 生殖結節-陰核
  4. 尿道ヒダ-小陰唇
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2.ウォルフ管-子宮

問題86 力の単位で誤っているのはどれか。

  1. 力の重力単位は質量1kgの物体に作用する地球の引力を1kgwという。
  2. 力の重力単位の測定には測定場所の指定が必要となる。
  3. 力の(絶対)単位にはニュートン(N)が用いられる。
  4. 力の(絶対)単位ダイン(dyn)はMKS単位である。
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4.力の(絶対)単位ダイン(dyn)はMKS単位である。

問題87 多軸性関節でないのはどれか。

  1. 肩関節
  2. 手根間関節
  3. 股関節
  4. 距腿関節
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4.距腿関節

問題88 下肢の運動に関与する大脳皮質はどれか。

  1. 頭頂葉前上部
  2. 前頭葉後上部
  3. 後頭葉下部
  4. 側頭葉上部
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2.前頭葉後上部

問題89 頭部を体幹に対して回旋させると顔面の向いた側の四肢が伸展し後頭側の四肢が屈曲した姿勢になるのはどれか。

  1. モロー反射
  2. 交差性伸展反射
  3. 非対称性緊張性頸反射
  4. 対称性緊張性頸反射
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3.非対称性緊張性頸反射

問題90 随意運動で正しいのはどれか。

  1. 運動プログラムとは活動する筋群名をいう。
  2. 随意運動ではまず意志の発動がある。
  3. 体性感覚は運動プログラムに関与しない。
  4. 姿勢保持に運動プログラムは関与しない。
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2.随意運動ではまず意志の発動がある。

問題91 呼吸筋と脊髄レベルとの組合せで誤っているのはどれか。

  1. 横隔膜-第9胸髄〜第11胸髄
  2. 肋骨挙筋-第8頸髄〜第11胸髄
  3. 胸横筋-第2胸髄〜第6胸髄
  4. 外肋間筋-第1胸髄〜第11胸髄
解答はこちらをタップ

1.横隔膜-第9胸髄〜第11胸髄

問題92 肩甲骨に付着しないのはどれか。

  1. 大胸筋
  2. 前鋸筋
  3. 上腕二頭筋
  4. 上腕三頭筋
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1.大胸筋

問題93 姿勢保持で正しいのはどれか。

  1. 脊柱が後方へ曲がるように働く重力に対抗し脊柱起立筋群が活動する。
  2. 立位姿勢では抗重力筋が働き左右動揺が起こる。
  3. 踏み直り反射の感覚受容器は前庭迷路である。
  4. 視覚は姿勢制御に関与しない。
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3.踏み直り反射の感覚受容器は前庭迷路である。

問題94 上肢運動の発達で、目的物に手を伸ばしてつかみ手から手へ持ちかえることができるようになる時期はどれか。

  1. 3か月
  2. 6か月
  3. 1歳6か月
  4. 2歳
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2.6か月

問題95 歩行で正しいのはどれか。

  1. 一側の踵が接地して次に同側の踵が接地するまでの動作を1歩という
  2. 1歩の距離を歩隔という
  3. 単位時間あたりの歩行距離を歩行率という。
  4. 踏み出した足の長軸と進行方向のなす角度を足角という。
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4.踏み出した足の長軸と進行方向のなす角度を足角という。

問題96 誤っている組合せはどれか。

  1. 電子顕微鏡観察-遺伝子配列の同定
  2. 免疫染色(免疫組織化学)-タンパク質局在の探索
  3. 分子生物学的方法/ISH-メッセンジャーRNAの同定
  4. ヘマトキシリン・エオジン染色-組織構造の観察
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1.電子顕微鏡観察-遺伝子配列の同定

問題97 誤っている組合せはどれか。

  1. 脂肪肝-適応障害
  2. 尿毒症-代謝異常
  3. アレルギ-免疫異常
  4. ショック-循環障害
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1.脂肪肝-適応障害

問題98 女性よりも男性に頻度の高い疾患はどれか。

  1. 関節リウマチ
  2. 骨粗鬆症
  3. 胆石症
  4. 痛風
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4.痛風

問題99 アルコール性肝障害でみられるのはどれか。

  1. アミロイド変性
  2. 硝子滴変性
  3. 脂肪変性
  4. フィブリノイド変性
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3.脂肪変性

問題100 壊死で正しいのはどれか。

  1. 乾酪壊死は融解壊死に属する。
  2. 脳梗塞では凝固壊死がみられる。
  3. ガス壊疽は壊死組織への腐敗菌感染による。
  4. 壊死による組織欠損は修復されない。
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3.ガス壊疽は壊死組織への腐敗菌感染による。

問題101 誤っているのはどれか。

  1. うっ血は静脈血の還流障害によって起こる。
  2. 肝うっ血では小葉辺縁帯にうっ血が強い。
  3. 肺うっ血は左心不全によって起こる。
  4. 肝硬変で門脈圧は亢進する。
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2.肝うっ血では小葉辺縁帯にうっ血が強い。

問題102 誤っているのはどれか。

  1. 多血症では血栓形成が起こりやすい。
  2. 静脈血栓症の好発部位は上肢の静脈である。
  3. 血栓は血流が緩徐な部分で形成されやすい。
  4. 播種性血管内凝固症候群ではフィブリン微小血栓の形成がみられる。
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2.静脈血栓症の好発部位は上肢の静脈である。

問題103 創傷治癒過程の出現順序で正しいのはどれか。

  1. 肉芽形成→瘢痕→線維化
  2. 線維化→瘢痕→肉芽形成
  3. 肉芽形成→線維化→瘢痕
  4. 線維化→肉芽形成→瘢痕
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3.肉芽形成→線維化→瘢痕

問題104 正しい組合せはどれか。

  1. ジフテリア菌-出血性炎
  2. 結核菌-ゴム腫
  3. らい菌-肉芽腫性炎
  4. 淋菌-乾酪壊死
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3.らい菌-肉芽腫性炎

問題105 Ⅳ型アレルギー(遅延型過敏反応)はどれか。

  1. 花粉症
  2. RH不適合輸血
  3. ツベルクリン反応
  4. 血清病
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3.ツベルクリン反応

問題106 悪性腫瘍の特徴で誤っているのはどれか。

  1. 過形成
  2. 自律性増殖
  3. 組織破壊
  4. 悪液質
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1.過形成

問題107 関連性の低い組合せはどれか。

  1. ヘリコバクター・ピロリ菌-胃癌
  2. α-フェトプロテイン-肝癌
  3. 癌胎児性抗原-大腸癌
  4. エプスタイン・バーウイルス-子宮頚部癌
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4.エプスタイン・バーウイルス-子宮頚部癌

問題108 常染色体優性遺伝を示す疾患はどれか。

  1. 緑赤色盲
  2. 家族性大腸ポリポーシス
  3. ウィルソン(Willson)病
  4. 伴性無ガンマグロブリン血症
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2.家族性大腸ポリポーシス

問題109 地域保健活動を実施する上で、最初に行うのはどれか。

  1. 地域のニーズの把握
  2. コストベネフィットの評価
  3. コストエフェクティブネスの評価
  4. 活動の優先順位の決定
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1.地域のニーズの把握

問題110 誤っている組合せはどれか。

  1. 結核の集団検診-二次予防
  2. リハビリテーション-三次予防
  3. ポリオの予防接種-一次予防
  4. 薬の予防内服-二次予防
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4.薬の予防内服-二次予防

問題111 誤っているのはどれか。

  1. 生後1年未満の死亡を乳児死亡という。
  2. 生後4週未満の死亡を早期新生児死亡という。
  3. 死産は人工死産と自然死産とに分けられる。
  4. わが国の妊産婦死亡率はこの60年間で著しく改善した。
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2.生後4週未満の死亡を早期新生児死亡という。

問題112 学校保健で正しいのはどれか。

  1. 校長は学校保健活動の計画を策定する。
  2. 教職員は定期健康診断の対象外である。
  3. 学校薬剤師は学校環境の衛生検査を行う。
  4. 学校医は学校伝染病に罹っている者の出席を停止する。
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3.学校薬剤師は学校環境の衛生検査を行う。

問題113 職業病に関する要因と疾患との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 手持ち振動工具-白ろう病
  2. 鉱物性粉じん-じん肺
  3. カドミウム-白血病
  4. VDT(VisuAldisPlAyterminAl)作業-頸肩腕障害
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3.カドミウム-白血病

問題114 介護保険制度で正しいのはどれか。

  1. 社会保険制度の一つである。
  2. 一号被保険者は40歳以上の者である。
  3. 要介護認定は都道府県が行う。
  4. 被保険者は無料ですべてのサービスが利用できる。
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1.社会保険制度の一つである。

問題115 経胎盤感染により胎児に白内障、先天性心疾患、難聴などを起こすのはどれか。

  1. 麻疹
  2. 風疹
  3. B型肝炎
  4. 梅毒
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2.風疹

問題116 感染源対策はどれか。

  1. 手洗い
  2. 予防接種
  3. 患者の隔離
  4. コンドーム使用
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3.患者の隔離

問題117 正しいのはどれか。

  1. 防腐は微生物を死滅させて腐敗を防ぐ。
  2. 殺菌はすべての微生物を死滅させて除去する。
  3. 滅菌は生体に有害な病原微生物だけを殺滅または減少させる。
  4. 消毒は人体に有害な病原微生物を選択的に減少または死滅させる。
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4.消毒は人体に有害な病原微生物を選択的に減少または死滅させる。

問題118 喫煙による屋内の空気汚染に関連する物質でないのはどれか。

  1. 一酸化炭素
  2. 窒素酸化物
  3. 浮遊粒子状物質
  4. 光化学オキシダント
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4.光化学オキシダント

問題119 水道法による水質基準で検出されてはならないのはどれか。

  1. 塩化物イオン
  2. 硝酸態(性)および亜硝酸態(性)窒素
  3. 大腸菌
  4. 遊離残留塩素
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3.大腸菌

問題120 廃棄物処理の理念で「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に規定されていないのはどれか。

  1. 再生の抑制
  2. 処理施設の確保
  3. 適正処理の確保
  4. 廃棄物の減量化
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1.再生の抑制

午後問題

問題121 柔道整復師名簿の登録事項でないのはどれか。

  1. 生年月日
  2. 試験日
  3. 試験合格の年月
  4. 登録年月日
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2.試験日

問題122 柔道整復研修試験財団で誤っているのはどれか。

  1. 指定登録機関である。
  2. 指定試験機関である。
  3. 不服審査請求を受ける。
  4. 役員・職員は秘密保持義務がある。
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3.不服審査請求を受ける。

問題123 柔道整復師法で医師の同意のもとに行える施術はどれか。

  1. 薬品を投与する。
  2. 外科手術をする。
  3. 止血薬を注射する。
  4. 骨折患部を整復する。
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4.骨折患部を整復する。

問題124 施術所の構造設備基準で正しいのはどれか。

  1. 換気口を設けること
  2. 5.5㎡以上の施術室があること
  3. 3.3㎡以上の待合室があること
  4. 温度を一定に保つこと
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3.3.3㎡以上の待合室があること

問題125 使用できる名称で正しいのはどれか。

  1. 整骨医
  2. 整骨院
  3. 接骨医
  4. 接骨院
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4.接骨院

問題126 国民健康保険法で正しいのはどれか。

  1. 市町村および特別区(東京23区)は保険者である。
  2. 法の目的は介護サービスの確保である。
  3. 国民健康保険組合の設立には厚生労働大臣の認可が必要である。
  4. 公務員は被保険者である。
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1.市町村および特別区(東京23区)は保険者である。

問題127 厚生労働大臣の承認が必要なのはどれか。

  1. 特定機能病院
  2. 地域医療支援病院
  3. 病院
  4. 助産所
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1.特定機能病院

問題128 医師法で正しいのはどれか。

  1. 診察をしなくても処方箋は交付できる。
  2. 被保佐人は免許が与えられない。
  3. 医業は医師でなくても出来る。
  4. 診療録の保存期間は3年である。
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2.被保佐人は免許が与えられない。

問題129 臨床研修が義務付けられているのはどれか。

  1. 歯科医師
  2. 柔道整復師
  3. 診療放射線技師
  4. 薬剤師
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1.歯科医師

問題130 厚生労働大臣による行政処分者に対する再教育研修がないのはどれか。

  1. 医師
  2. 歯科医師
  3. 薬剤師
  4. 柔道整復師
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4.柔道整復師

問題131 リハビリテーションの説明で正しいのはどれか。

  1. 疾病の治癒を目標とする。
  2. 基本的な意思の決定は医療者側が行う。
  3. 個人の経済的問題には介入しない。
  4. 身体的能力の回復は目的の一つである。
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4.身体的能力の回復は目的の一つである。

問題132 呼吸器障害のうち拘束性障害はどれか。

  1. 気道狭窄
  2. 肺気腫
  3. %肺活量低下
  4. 1秒率低下
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3.%肺活量低下

問題133 機能形態障害に対するアプローチでないのはどれか。

  1. 義肢装着訓練
  2. 排尿訓練
  3. 呼吸訓練
  4. 筋力増強訓練
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1.義肢装着訓練

問題134 身体計測で正しいのはどれか。

  1. 前腕長は肘頭から橈骨茎状突起までの距離である。
  2. 前腕長は前腕回内位で計測する。
  3. 下肢長は上前腸骨棘から足底までの距離である。
  4. 下肢長は内側膝関節裂隙から内果までの距離である。
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4.下肢長は内側膝関節裂隙から内果までの距離である。

問題135 日常生活動作評価でFIMにあって、バーセル指数にない項目はどれか。

  1. 整容
  2. 排便
  3. 記憶
  4. 階段昇降
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3.記憶

問題136 マッサージの効果でないのはどれか。

  1. リンパ流の減少
  2. 組織血液量の増加
  3. 疼痛域値の上昇
  4. 筋緊張の緩和
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1.リンパ流の減少

問題137 物理療法で正しいのはどれか。

  1. 関節リウマチ患者の腫脹関節にホットパックを行った。
  2. 観血的整復固定術後の骨折部位にジアテルミ-を行った。
  3. 高度の血行障害により安静時痛がある足部にホットパックを行った。
  4. 関節可動域訓練の前に渦流浴を行った。
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4.関節可動域訓練の前に渦流浴を行った。

問題138 片麻痺患者のADL指導で正しいのはどれか。

  1. 車いすからベッドに移るときは麻痺側がベッドに接する方向で近づく。
  2. 更衣は麻痺側から着て非麻痺側から脱ぐ。
  3. 階段を昇るときは麻痺側下肢から上げる。
  4. 浴槽に入るときは麻痺側下肢から入る。
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2.更衣は麻痺側から着て非麻痺側から脱ぐ。

問題139 脊椎側弯症に対する装具はどれか。

  1. ナイト型装具
  2. ミルウォーキーブレース
  3. テイラー型装具
  4. ウィリアムズ型装具
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2.ミルウォーキーブレース

問題140 二次的に血管れん縮を生じる危険が高い疾患はどれか。

  1. アテローム血栓性脳梗塞
  2. 心原性脳塞栓症
  3. ラクナ梗塞
  4. くも膜下出血
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4.くも膜下出血

問題141 72歳の男性。前立腺癌の既往がある。3か月前から背部痛があったが我慢していた。2週前から右足のしびれが出現し施術を受けていたところ、昨日から下肢に力が入らず歩行困難になったと訴えている。診察では左下肢の運動は可能だが、右膝関節の伸展および足関節の自動運動が困難で、胸部以下に感覚障害を認めた。正しいのはどれか。

  1. 完全麻痺の状態である。
  2. 下位腰椎の病変が疑われる。
  3. 圧迫性脊髄障害が疑われる。
  4. 腰椎の間欠牽引を実施する。
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3.圧迫性脊髄障害が疑われる。

問題142 マン-ウェルニッケ姿勢で正しいのはどれか。

  1. 麻痺側肘関節屈曲
  2. 麻痺側前腕回外
  3. 麻痺側膝関節屈曲
  4. 麻痺側足関節背屈
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1.麻痺側肘関節屈曲

問題143 心臓性失神はどれか。

  1. アダムス-ストークスAdAms-Stokes)症候群
  2. ネフローゼ症候群
  3. クッシング(Cushing)症候群
  4. シェーグレン(Sjögren)症候群
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1.アダムス-ストークスAdAms-Stokes)症候群

問題144 ミオクローヌスはどれか。

  1. 単一または複数の筋肉の目的のない反復する運動
  2. 一部の筋肉の突発的なすばやい収縮
  3. ゆっくりと持続性のある運動
  4. リズミカルに動くふるえ
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2.一部の筋肉の突発的なすばやい収縮

問題145 レイノー現象をきたす疾患はどれか。

  1. 気管支喘息
  2. 肝硬変
  3. 多発性骨髄腫
  4. 全身性硬化症(強皮症)
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4.全身性硬化症(強皮症)

問題146 スプーン状爪をきたす疾患はどれか。

  1. 肺気腫
  2. 皮膚筋炎
  3. 鉄欠乏性貧血
  4. 感染性心内膜炎
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3.鉄欠乏性貧血

問題147 感染症とその口腔内所見との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 猩紅熱-イチゴ舌
  2. ジフテリア-咽頭偽膜形成
  3. 麻疹-コプリック斑
  4. 風疹-ハンター舌炎
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4.風疹-ハンター舌炎

問題148 肺気腫でみられるのはどれか。

  1. 鳩胸
  2. 漏斗胸
  3. 扁平胸
  4. 樽状胸
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4.樽状胸

問題149 打診で濁音を呈するのはどれか。

  1. 胸水
  2. 肺気腫
  3. 気胸
  4. 鼓腸
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1.胸水

問題150 心臓の聴診部位で大動脈領域に相当するのはどれか。

  1. 胸骨右縁第2肋間
  2. 胸骨左縁第2肋間
  3. 胸骨左縁第4・5肋間
  4. 心尖部
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1.胸骨右縁第2肋間

問題151 気管支喘息発作時にみられる呼吸はどれか。

  1. チェーン‐ストークス呼吸
  2. 起坐呼吸
  3. クスマウル呼吸
  4. ビオー呼吸
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2.起坐呼吸

問題152 深部感覚で正しいのはどれか。

  1. 位置覚は音叉を骨の突起部にあてて検査する。
  2. ロンベルグ試験が有用な検査である。
  3. 深部痛覚は脊髄癆で過敏になる。
  4. 位置覚と振動覚はともに脊髄の側索を伝わる。
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2.ロンベルグ試験が有用な検査である。

問題153 角膜反射の求心性神経はどれか。

  1. 視神経
  2. 動眼神経
  3. 三叉神経
  4. 顔面神経
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3.三叉神経

問題154 足外果の後ろから下を回って足背外側をこすると出現する病的反射はどれか。

  1. オッペンハイム反射
  2. チャドック反射
  3. バビンスキー反射
  4. ゴードン反射
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2.チャドック反射

問題155 急性虫垂炎の圧痛点で、右上前腸骨棘と臍を結ぶ線上で前者から約5cm内方に位置する点はどれか。

  1. キュンメル点
  2. ランツ点
  3. マックバーネ点
  4. ムンロー点
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3.マックバーネ点

問題156 ウイルス性肝炎で正しいのはどれか。

  1. A型は慢性化しやすい。
  2. B型は劇症化しやすい。
  3. C型は経口感染しやすい。
  4. E型は血液感染しやすい。
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2.B型は劇症化しやすい。

問題157 悪性貧血の原因となるのはどれか。

  1. ビタミンA欠乏症
  2. ビタミンB2欠乏症
  3. ビタミンB12欠乏症
  4. ビタミンC欠乏症
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2.B型は劇症化しやすい。

問題158 血友病Bで正しいのはどれか。

  1. 女性患者が多い。
  2. 後天性の疾患である。
  3. 血液凝固第Ⅶ因子の欠乏による。
  4. 血液凝固第Ⅸ因子の欠乏による。
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4.血液凝固第Ⅸ因子の欠乏による。

問題159 HTLV-Ⅰウイルス感染が原因で発症するのはどれか。

  1. 急性骨髄性白血病
  2. 急性リンパ性白血病
  3. 成人T細胞白血病
  4. 慢性骨髄性白血病
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3.成人T細胞白血病

問題160 悪性腫瘍を最も合併しやすいのはどれか。

  1. 全身性硬化症(強皮症)
  2. 皮膚筋炎
  3. 全身性エリテマトーデス
  4. 関節リウマチ
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2.皮膚筋炎

問題161 疾患と尿所見との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 前立腺肥大症-乏尿
  2. 尿管結石-血尿
  3. 急性腎盂腎炎-膿尿
  4. ネフローゼ症候群-蛋白尿
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1.前立腺肥大症-乏尿

問題162 65歳の男性。40年以上、毎日2合程度の飲酒歴と1日20本の喫煙習慣がある。健康診断で高血圧、脂質異常症、肥満を指摘されている。以前から時々数分の胸痛発作を起こしていたが放置していた。今朝、急に30分以上持続する激しい前胸部痛と冷汗が出現したため救急車で来院した。来院時の心拍数は100/分、心電図上でⅡ、Ⅲ、AVF誘導でST-T上昇が認められた。この患者で正しいのはどれか。

  1. 電気的除細動を行う。
  2. 喫煙歴はこの疾患の危険因子ではない。
  3. この患者のBMIは20以下と推測できる。
  4. 胸痛に対し麻薬を用いる。
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4.胸痛に対し麻薬を用いる。

問題163 32歳の男性。以前から口腔内のアフタ性潰瘍や毛嚢炎が繰り返しみられていた。半年前から陰嚢の潰瘍もみられるようになった。3か月前から両眼に交互に霧視を自覚するようになり。眼科でブドウ膜炎と診断された。足関節や膝関節など3〜4か所に関節痛をきたしているが、リウマトイド因子や抗核抗体は陰性とのことである。考えられる疾患はどれか。

  1. 関節リウマチ
  2. 全身性エリテマトーデス
  3. ベーチェット(Behçet)病
  4. 結節性多発動脈炎
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3.ベーチェット(Behçet)病

問題164 創傷の種類と説明との組合せで正しいのはどれか。

  1. 切創-鋭利な器具による刺傷
  2. 挫創-鋭利な器具による切開創
  3. 裂創-引き裂かれた創傷
  4. 剥離創-咬まれた創傷
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3.裂創-引き裂かれた創傷

問題165 消毒薬で正しいのはどれか。

  1. アルコールは粘膜の消毒に有効である。
  2. クロルヘキシジンはMRSAに対して有効である。
  3. ポビドンヨードは塩分の存在下で殺菌力が低下する。
  4. グルタラールは粘膜に対して刺激性が弱い。
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2.クロルヘキシジンはMRSAに対して有効である。

問題166 縫合で誤っているのはどれか。

  1. 縫合糸は材料により天然と合成の2種類がある。
  2. 合成糸は組織反応が強い。
  3. 抜糸の時期は縫合部位により異なる。
  4. 縫合部に感染が生じたら直ちに抜糸する。
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2.合成糸は組織反応が強い。

問題167 腰椎麻酔に伴う合併症で正しいのはどれか。

  1. 悪性高熱症
  2. 頭痛
  3. 気管支けいれん
  4. 誤嚥性肺炎
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2.頭痛

問題168 移植臓器で使用されないのはどれか。

  1. 副腎
  2. 小腸
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3.副腎

問題169 内出血はどれか。

  1. 下血
  2. 血尿
  3. 皮下出血
  4. 鼻出血
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3.皮下出血

問題170 ショック状態にある原疾患と治療法との組合せで正しいのはどれか。

  1. 心タンポナーデ-胸腔穿刺
  2. 緊張性気胸-心嚢穿刺
  3. 汎発性腹膜炎-輸液
  4. 骨盤骨折-動脈塞栓術
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3.汎発性腹膜炎-輸液

問題171 頭部外傷で誤っているのはどれか。

  1. 帽状腱膜下血腫は高齢者に多い。
  2. 頭蓋底骨折で髄液漏を生じる。
  3. 急性硬膜外血腫で意識清明期がみられる。
  4. 急性硬膜下出血は予後不良である。
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1.帽状腱膜下血腫は高齢者に多い。

問題172 ジャパン・コーマスケールⅢ-100の状態で正しいのはどれか。

  1. 見当識障害がある。
  2. 開眼しているが自分の名前がいえない。
  3. 普通の呼びかけで容易に開眼する。
  4. 痛み刺激に対し払いのける動作をする。
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4.痛み刺激に対し払いのける動作をする。

問題173 けいれんが生じる可能性の高いのはどれか。

  1. 脳挫傷
  2. 脳しんとう
  3. 慢性硬膜下血腫
  4. 一過性脳虚血発作
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1.脳挫傷

問題174 18歳の男性。バイク運転中にスリップして転倒した。明らかな出血はみられないが動く気配がない。近くに居合わせた通行人が救急要請した。救急車到着を待つ間、最初に行うべきことは何か。

  1. 人工呼吸を行う。
  2. 心臓マッサージを行う。
  3. AEDを装着する。
  4. 声を掛けて開眼するか確認する。
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4.声を掛けて開眼するか確認する。

問題175 関節軟骨にみられるのはどれか。2つ選べ。

  1. フォルクマン管
  2. プロテオグリカン
  3. 毛細血管
  4. Ⅱ型コラーゲン
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2.プロテオグリカン

4.Ⅱ型コラーゲン

問題176 歩行異常と原因との組合せで正しいのはどれか。

  1. 分回し歩行-先天性股関節脱臼
  2. トレンデレンブルグ歩行-腰部脊柱管狭窄症
  3. 間欠性跛行-変形性股関節症
  4. はさみ状歩行-両下肢痙性麻痺
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4.はさみ状歩行-両下肢痙性麻痺

問題177 成長ホルモン分泌不全でみられるのはどれか。

  1. 四肢短縮
  2. 関節弛緩
  3. 二次性徴遅延
  4. 骨端早期閉鎖
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3.二次性徴遅延

問題178 発症1日目の乳児化膿性股関節炎の所見はどれか。

  1. 患肢を動かさない。
  2. ガワーズ徴候がある。
  3. アリス徴候がある。
  4. 単純エックス線検査で骨膜反応がみられる。
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1.患肢を動かさない。

問題179 関節リウマチの関節外症状でないのはどれか。

  1. 骨粗鬆症
  2. 心膜炎
  3. 満月様顔貌
  4. 間質性肺炎
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3.満月様顔貌

問題180 痛風の症状で誤っているのはどれか。

  1. 急性関節炎
  2. 腱鞘滑膜炎
  3. 朝のこわばり
  4. 皮下結節
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3.朝のこわばり

問題181 高齢者の急性膝痛の原因にならないのはどれか。

  1. 化膿性膝関節炎
  2. 変形性膝関節症
  3. 大腿骨顆部壊死
  4. 神経病性関節症
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4.神経病性関節症

問題182 ペルテス(Pertehes)病の初期症状でないのはどれか。

  1. 跛行
  2. 下肢長差
  3. 大腿部痛
  4. 股関節可動域制限
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2.下肢長差

問題183 多発性骨髄腫の症状でないのはどれか。

  1. 低血糖
  2. 易感染症
  3. 貧血
  4. 病的骨折
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1.低血糖

問題184 示指から小指までの深指屈筋のMMTが5で、フローマン徴候陽性の場合、考えられるのはどれか。

  1. 前骨間神経麻痺
  2. 後骨間神経麻痺
  3. 肘部管症候群
  4. ギヨン(Guyon)管症候群
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4.ギヨン(Guyon)管症候群

問題185 11か月の乳児。ハイハイをしていて急に泣いたため受診した。左下肢をあまり動かさない。受信時の両大腿骨単純エックス線写真(別冊No.1)を別に示す。2か月前にも似たような既往があり、右大腿骨骨折に対してギプス湖底による治療を受けたという。皮下出血など虐待を疑わせる所見はない。考えられる診断の合併症で誤っているのはどれか。

  1. 歯牙形成不全
  2. 青色強膜
  3. 三叉手
  4. 難聴
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3.三叉手

問題186 開放性骨折で正しいのはどれか。

  1. 創外に骨が露出している骨折をいう。
  2. 高度な粉砕骨折である。
  3. 外固定は禁忌である。
  4. goldenhour内の感染防止が重要である。
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4.goldenhour内の感染防止が重要である。

問題187 単純エックス線像により確定診断がしやすい骨折はどれか。

  1. 骨挫傷
  2. 竹節状骨折
  3. 骨軟骨骨折
  4. ソルターハリスX型骨折
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2.竹節状骨折

問題188 過剰仮骨形成の結果により生じるのはどれか。

  1. 異常可動性
  2. 脂肪塞栓
  3. 深部静脈血栓
  4. 関節運動障害
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4.関節運動障害

問題189 外傷とその形態指標との組合せで正しいのはどれか。

  1. 肘内側靭帯損傷-運搬角の減少
  2. 踵骨骨折-ベーラー角の増大
  3. 足関節内返し捻挫-距骨傾斜角の増大
  4. 大腿骨頸部外転型骨折-頸体角の減少
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3.足関節内返し捻挫-距骨傾斜角の増大

問題190 類似する病態と鑑別点との組合せで適切なのはどれか。

  1. 鎖骨外端骨折と肩鎖関節上方脱臼-肩外転制限の程度
  2. C8神経根症と肘部管症候群-骨間筋萎縮の有無
  3. 脛骨疾走型疲労骨折とシンスプリント-回内足の有無
  4. 前脛腓靭帯損傷と前距腓靭帯損傷-圧痛部位の差異
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4.前脛腓靭帯損傷と前距腓靭帯損傷-圧痛部位の差異

問題191 膝蓋骨脱臼で膝関節の肢位に関係なく脱臼しているのはどれか。

  1. 反復性脱臼
  2. 習慣性脱臼
  3. 恒久性脱臼
  4. 陳旧性脱臼
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3.恒久性脱臼

問題192 受傷直後の肩外転角を小さい順に並べたもので正しいのはどれか。

  1. 鎖骨下脱臼-腋窩脱臼-関節窩下脱臼
  2. 関節窩下脱臼-鎖骨下脱臼-腋窩脱臼
  3. 関節窩下脱臼-腋窩脱臼-鎖骨下脱臼
  4. 鎖骨下脱臼-関節窩下脱臼-腋窩脱臼
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1.鎖骨下脱臼-腋窩脱臼-関節窩下脱臼

問題193 末梢神経麻痺を合併するのはどれか。

  1. スワンネック変形
  2. ヘバーデン(Heberden)結節
  3. デュピュイトラン(DuPuytren)拘縮
  4. フォルクマン(VolkmAnn)拘縮
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4.フォルクマン(VolkmAnn)拘縮

問題194 ガレアジ(GAleAzzi)骨折で正しいのはどれか。

  1. 後骨間神経麻痺を合併しやすい。
  2. 近位橈尺関節部で橈骨頭が脱臼する。
  3. 尺骨骨幹部の骨折である。
  4. 前腕回内回外運動障害を残しやすい。
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4.前腕回内回外運動障害を残しやすい。

問題195 手関節伸展(背屈)位で手掌を衝いたことが原因でないのはどれか。

  1. コーレス(Colles)骨折
  2. 掌側バートン(BArton)骨折
  3. 舟状骨骨折
  4. 月状骨周囲脱臼
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2.掌側バートン(BArton)骨折

問題196 指PIP関節掌側脱臼の後遺症となるのはどれか。

  1. 手内筋プラス変形
  2. ボタン穴変形
  3. 槌指変形
  4. スワンネック変形
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2.ボタン穴変形

問題197 下前腸骨棘裂離骨折で誤っているのはどれか。

  1. サッカー選手にみられる。
  2. 疼痛が軽度なことが多い。
  3. 異常可動性を触知できる。
  4. 患肢荷重ができる。
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3.異常可動性を触知できる。

問題198 殿筋内に骨頭を触知し、股関節が屈曲・内転・内旋位で弾発性固定されている。この損傷で誤っているのはどれか。

  1. 臼蓋後縁骨折の合併がみられる。
  2. 大腿骨頭無腐性壊死がみられる。
  3. 反復性脱臼に移行しやすい。
  4. 外傷性股関節症を起こしやすい。
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3.反復性脱臼に移行しやすい。

問題199 小児における膝蓋跳動の原因でないのはどれか。

  1. 血友病
  2. 円板状半月
  3. 離断性骨軟骨炎
  4. 脛骨粗面骨端症
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4.脛骨粗面骨端症

問題200 足部の障害部位で同じ骨にみられるのはどれか。

  1. 外脛骨障害と第1ケーラー(Köhler)病
  2. 三角骨障害とセーバー(Sever)病
  3. 二分靭帯付着部裂離骨折と足関節離断性骨軟骨炎
  4. ジョーンズ(Jones)骨折とフライバーグ(Frelberg)病
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1.外脛骨障害と第1ケーラー(Köhler)病

問題201 足第1指が直角に屈曲していて他動的にも動かせないとき原因となるのはどれか。

  1. 足根管部の神経絞扼
  2. 距骨体部の後方転位
  3. 有痛性の外脛骨障害
  4. 中足骨頭の骨端症
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2.距骨体部の後方転位

問題202 足部の外転と回内作用を持つ筋に対し同作用の求心性収縮を行っているのはどれか。写真(別冊No.2)を別に示す。矢印はゴムチューブに対抗する運動方向を示している。

  1. a
  2. b
  3. c
  4. d
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2.b

問題203 ラウゲ・ハンセン分類の回内・外転損傷で正しいのはどれか。

  1. 足部は内転する。
  2. 足関節は背屈する。
  3. 距骨は外側へ脱臼する。
  4. 腓骨は頸部で骨折する。
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3.距骨は外側へ脱臼する。

問題204 病態と原因となる筋との組合せで正しいのはどれか。

  1. スラップ損傷-上腕三頭筋
  2. ベネット損傷-烏口腕筋
  3. リトルリーガー肘-円回内筋
  4. リトルリーガー肩-上腕筋
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3.リトルリーガー肘-円回内筋

問題205 下肢損傷の身体観察で正しいのはどれか。

  1. ズボンを履かせたままで観察する。
  2. 動的評価では痛みを我慢させる。
  3. 大腿周囲径は膝蓋骨の上縁から10cm上部で計測する。
  4. 下腿周囲径は下腿三頭筋の筋腱移行部で計測する。
解答はこちらをタップ

3.大腿周囲径は膝蓋骨の上縁から10cm上部で計測する。

問題206 軟部組織損傷と治療法との組合せで正しいのはどれか。

  1. 足底腱膜炎-足趾の他動的伸展運動
  2. 膝蓋腱炎-PTBギプス固定
  3. 足関節内返し捻挫-足関節内返し運動の強化
  4. 大腿部打撲-急性期のスクワット訓練
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1.足底腱膜炎-足趾の他動的伸展運動

問題207 物理療法の適応で正しい組合せはどれか。

  1. 氷のう-無菌性結合織炎
  2. 極超短波-骨端成長軟骨板損傷
  3. ホットパック-感覚脱失部位
  4. 超音波-ブラックアイ
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1.氷のう-無菌性結合織炎

問題208 肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。

  1. 上角骨折では小骨片が外上方に転位する。
  2. 下角骨折では小骨片が前外上方に転位する。
  3. 関節窩骨折では上腕骨頭が内方へ転位する。
  4. 外科頸骨折では遠位骨片が下前内方に転位する。
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1.上角骨折では小骨片が外上方に転位する。

問題209 骨折と骨片転位を起こす筋との組合せで正しいのはどれか。

  1. 肩甲骨上角骨折-棘上筋
  2. 上腕骨内側上顆骨折-回外筋
  3. ベネット(Bennett)骨折-長母指外転筋
  4. 中節骨骨幹部骨折-深指屈筋
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3.ベネット(Bennett)骨折-長母指外転筋

問題210 三角筋付着部より近位の上腕骨骨幹部骨折で近位骨片を内転させるのはどれか。

  1. 上腕二頭筋
  2. 上腕三頭筋
  3. 広背筋
  4. 烏口腕筋
解答はこちらをタップ

3.広背筋

問題211 前腕回外位で固定を施す骨折はどれか。

  1. 上腕骨顆上屈曲型骨折
  2. 円回内筋付着部より遠位の前腕両骨骨幹部骨折
  3. モンテギア(MonteggiA)伸展型骨折
  4. 掌側バートン(BArton)骨折
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3.モンテギア(MonteggiA)伸展型骨折

問題212 橈骨近位端部骨折でみられる肘部の症状で正しいのはどれか。

  1. 高度の腫脹
  2. 橈骨の長軸圧痛
  3. 内反の不安定性
  4. 屈曲時の疼痛増強
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2.橈骨の長軸圧痛

問題213 損傷と合併する末梢神経麻痺との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 有鉤骨鉤骨折-ギヨン(Guyon)管症候群
  2. モンテギア(MonteggiA)骨折-前骨間神経麻痺
  3. 肩関節脱臼-腋窩神経麻痺
  4. 月状骨脱臼-正中神経麻痺
解答はこちらをタップ

2.モンテギア(MonteggiA)骨折-前骨間神経麻痺

問題214 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。

  1. 結節部骨折はキーンベック(KIeNBOCK)病の原因となりやすい。
  2. 遠位1/3部骨折では近位骨片への栄養血管が断たれやすい。
  3. 腰部骨折では遠位骨片の無腐性壊死が生じやすい
  4. 近位1/3部骨折では偽関節が生じやすい。
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4.近位1/3部骨折では偽関節が生じやすい。

問題215 大腿骨頸部骨折が高齢者に発生しやすい理由で適切なのはどれか。

  1. 脊椎前弯による骨盤の前傾
  2. 骨粗鬆症による骨の脆弱性
  3. 臼蓋形成不全による不安定性
  4. 加齢による大腿骨頸体角の増大
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2.骨粗鬆症による骨の脆弱性

問題216 肩関節烏口下脱臼で正しいのはどれか。

  1. モーレンハイム窩の消失がみられる。
  2. 鎖骨下脱臼に比べ上腕骨頭がより内方に位置する。
  3. 上腕を胸壁につけた肩関節内転位で弾発性固定される。
  4. 上腕骨頭の後外側の欠損をバンカート損傷という。
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1.モーレンハイム窩の消失がみられる。

問題217 前腕両骨後方脱臼で誤っているのはどれか。

  1. 肘頭高位がみられる。
  2. 関節包前面が断裂する。
  3. 内側側副靱帯損傷が多くみられる。
  4. 肘関節伸展位で固定する。
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4.肘関節伸展位で固定する。

問題218 サファーによる月状骨脱臼の発生機序で正しいのはどれか。

  1. a
  2. b
  3. c
  4. d
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2.b

問題219 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. Q角が増大すると生じやすい。
  2. FTAが減少すると生じやすい。
  3. サギングを認める。
  4. 固定は膝関節完全伸展位で行う。
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1.Q角が増大すると生じやすい。

2.FTAが減少すると生じやすい。

問題220 疾患とその徴候との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 動揺性肩関節-サルカス徴候
  2. 円回内筋症候群-フローマン徴候
  3. 大腿骨頭すべり症-ドレーマン徴候
  4. 前十字靭帯損傷-ルドロフ徴候
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1.動揺性肩関節-サルカス徴候

3.大腿骨頭すべり症-ドレーマン徴候

問題221 42歳の男性。スノーボードで滑走中、ジャンプの着地に失敗し左肩部を強打した。初心時の外観写真(No.3)を別に示す。この患者で適切でないのはどれか。

  1. 鎖骨の異常可動性が蝕知できる。
  2. 第3骨片が形成されている可能性が高い。
  3. 変形癒合を残しやすい。
  4. 患部を通過する絆創膏で圧迫した。
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4.患部を通過する絆創膏で圧迫した。

問題222 23歳の男性。バイク走行中転倒し右肩を強打した。右肩部の隆起に気づき来所した。右鎖骨外端が上方突出している。肩の水平外転は保持でき、軋轢音は認めない。単純エックス線写真(別冊No.4)を別に示す。考えられるのはどれか。

  1. 鎖骨外1/3部骨折
  2. 棘上筋腱断裂
  3. 肩鎖関節上方脱臼
  4. 肩関節烏口下脱臼
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3.肩鎖関節上方脱臼

問題223 7歳の男児。5日前から右膝部痛を訴えている。運動会の練習が始まった時期で様子をみていたが、痛みに変化がなく、歩き方がおかしいので本日来所した。膝に、既往歴、炎症所見、可動域制限、運動痛および圧痛はみられなかった。適切なのはどれか。

  1. 体育の制限が必要ないことを説明する。
  2. 股関節の診察を行う必要性を説明する。
  3. 積極的な筋力訓練が必要であることを説明する。
  4. 生後の定期検診で異常がなければ問題ないことを説明する。
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2.股関節の診察を行う必要性を説明する。

問題224 50歳の男性。スキー滑走中に転倒、右下肢を負傷した。患肢の股関節および膝関節を軽度屈曲位でベッド上に背臥位で寝かせたところ、膝蓋骨は正面を向いているが、足部は軸が床面と平行で外側を向いていた。最も考えられる損傷はどれか。

  1. 大腿骨骨幹部骨折
  2. 膝蓋骨外側脱臼
  3. 脛・腓両骨骨幹部骨折
  4. 腓骨骨幹部骨折
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3.脛・腓両骨骨幹部骨折

問題225 34歳の男性。バレーボールの練習中、ジャンプでつま先から着地し足部を捻り来所した。足背部外側の腫脹と疼痛を訴える。受傷時の肢位を強制すると写真に示す部位の疼痛が増強し、同部に圧痛を認める。足関節の前方引き出し症状はない。写真(別冊No.5)を別に示す。考えられる損傷はどれか。

  1. 遠位前脛腓靱帯損傷
  2. 二分靱帯損傷
  3. 腓骨筋腱脱臼
  4. 前距腓靭帯損傷
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2.二分靱帯損傷

問題226 17歳の男子。陸上競技100M走でスタートした際、右股関節周囲に激痛が発生した。患者は股関節の屈曲時に激痛を訴え、膝を屈曲しながらの股関節の屈曲力、外転力や外旋力も低下していた。最も考えられるのはどれか。

  1. 腸骨翼単独骨折
  2. 上前腸骨棘裂離骨折
  3. 坐骨結節裂離骨折
  4. 大腿骨小転子骨折
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2.上前腸骨棘裂離骨折

問題227 30歳の女性。昨日、歩行中10cmほどの段差につまずき、足部に内がえしが強制された。リスフラン関節外側部に著明な腫脹があり来所した。他動的な内反の強制や、自動的な外反運動で疼痛が増強した。最も考えられる後遺症はどれか。

  1. 過剰仮骨形成
  2. 無腐性骨壊死
  3. 凹足変形
  4. 外方凸変形
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4.外方凸変形

問題228 51歳の女性。右肘関節外側部の疼痛と手関節の脱力感を訴えて来所した。前腕伸筋群の緊張は強く患側の握力は低下していた。中指伸展運動に抵抗を加えた結果、同部の疼痛が増強した。写真(No.6)を別に示す。圧迫バンドの適切な装着部位はどれか。

  1. A
  2. b
  3. c
  4. d
解答はこちらをタップ

2.b

問題229 20歳の女性。バレーボールの試合でスパイクを受け、母指MP関節を負傷した。母指MP関節尺側に疼痛、圧痛、腫脹皮下出血および側方動揺性を認めた。誤っているのはどれか。

  1. スキーでも同様の損傷が好発する。
  2. 母指が尺屈強制された。
  3. ピンチ動作が障害される。
  4. 側方動揺性検査はMP関節屈曲位で行う。
解答はこちらをタップ

2.母指が尺屈強制された。

問題230 18歳の男子。柔道の試合で軸足(左)を負傷した。前十字靭帯の単独断裂と診断された。柔道復帰のため1カ月後に手術を行うことになった。手術までの間、接骨院で施術を受けることにした。柔道整復師として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 関節可動域訓練を行う。
  2. クラーメル金属副子で固定する。
  3. ダッシュのトレーニング指導を行う。
  4. 大腿部筋の筋力増強訓練を行う。
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1.関節可動域訓練を行う。

4.大腿部筋の筋力増強訓練を行う。

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