第8回柔道整復師国家試験の問題と解答を全て掲載します。
【午前問題】第8回柔道整復師国家試験
問題1 正常な血液1mm3中に一番多く含まれる白血球はどれか。
- リンパ球
- 好中球
- 好酸球
- 好塩基球
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2.好中球
問題2 重層扁平上皮が存在する部位はどれか。
- 歯肉
- 十二指腸
- 膀胱
- 甲状腺
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1.歯肉
問題3 副神経と脊髄神経によって支配されるのはどれか。
- 僧帽筋
- 広背筋
- 前鋸筋
- 大胸筋
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1.僧帽筋
問題4 筋とその起始との組合せで誤っているのはどれか。
- 大腿二頭筋短頭 ─── 大腿骨粗線外側唇
- 大腿直筋 ─── 腸骨下前腸骨棘
- 指伸筋 ─── 上腕骨外側上顆
- 尺側手根伸筋 ─── 上腕骨内側上顆
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4.尺側手根伸筋 ─── 上腕骨内側上顆
問題5 関節内靭帯のある関節はどれか。
- 股関節
- 肩関節
- 胸鎖関節
- 環椎後頭関節
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1.股関節
問題6 関節を構成する組合せはどれか。
- 大腿骨 ─── 腓骨
- 脛骨 ─── 踵骨
- 腓骨 ─── 立方骨
- 距骨 ─── 舟状骨
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4.距骨 ─── 舟状骨
問題7 卵円孔はどこにあるか。
- 右心房と左心房との間
- 左心室と右心室との間
- 右心房と右心室との間
- 左心房と左心室との間
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1.右心房と左心房との間
問題8 心臓で正しいのはどれか。
- 心底は横隔膜に接する。
- 冠状溝は心房と心室とを区別する。
- 肺動脈弁は腱索によって乳頭筋につながる。
- 房室結節は上大静脈開口部にある。
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2.冠状溝は心房と心室とを区別する
問題9 下行大動脈から出る壁側枝はどれか。
- 気管支動脈
- 腹腔動脈
- 腰動脈
- 腎動脈
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3.腰動脈
問題10 消化管の筋層が3層で構成されているのはどれか。
- 胃
- 十二指腸
- 空腸
- 回腸
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1.胃
問題11 膵臓で正しいのはどれか。
- 間膜によって後腹壁につながる。
- 膵管は空腸に開く。
- 膵臓を通った血液は肝臓に注ぐ。
- メラトニンを分泌する。
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3.膵臓を通った血液は肝臓に注ぐ。
問題12 喉頭軟骨で対になっているのはどれか。
- 甲状軟骨
- 輪状軟骨
- 喉頭蓋軟骨
- 披裂軟骨
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4.披裂軟骨
問題13 縦隔に存在する臓器はどれか。
- 肺
- 甲状腺
- 大動脈弓
- 横隔膜
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3.大動脈弓
問題14 腎臓と接していない筋はどれか。
- 横隔膜
- 大腰筋
- 腸骨筋
- 腰方形筋
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3.腸骨筋
問題15 腎臓で正しいのはどれか。
- 腎小体は皮質に分布している。
- 集合管は著しく迂曲する。
- 小葉間動脈は皮質と髄質との間を走る。
- 弓状静脈は腎乳頭の先端から出る。
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1.腎小体は皮質に分布している。
問題16 ライディッヒ細胞が存在する器官はどれか。
- 精巣上体
- 精巣
- 精管
- 精嚢
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2.精巣
問題17 正しいのはどれか。
- 子宮頸は膣に包まれている。
- 子宮は後屈している。
- 子宮壁には横紋筋が存在する。
- 子宮前面は恥骨結合に接する。
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1.子宮頸は膣に包まれている。
問題18 皮質と髄質とに分かれている内分泌器はどれか。
- 下垂体
- 松果体
- 甲状腺
- 副腎
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4.副腎
問題19 正しい組合せはどれか。
- 下垂体後葉 ─── 成長ホルモン
- 甲状腺 ─── 副腎皮質刺激ホルモン
- 副腎皮質 ─── アドレナリン
- 卵巣 ─── エストロゲン
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4.卵巣 ─── エストロゲン
問題20 大脳核はどれか。
- 薄束核
- オリーブ核
- 歯状核
- 尾状核
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4.尾状核
問題21 脈絡叢が存在しない部位はどれか。
- 側脳室
- 第3脳室
- 中脳水道
- 第4脳室
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3.中脳水道
問題22 正しい組合せはどれか。
- 大脳 ─── 視床
- 間脳 ─── 上丘
- 中脳 ─── 赤核
- 小脳 ─── 被殻
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3.中脳 ─── 赤核
問題23 脳神経と支配筋との組合せで正しいのはどれか。
- 視神経 ─── 毛様体筋
- 三叉神経 ─── 咀嚼筋
- 外転神経 ─── 鼓膜張筋
- 動眼神経 ─── 上斜筋
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2.三叉神経 ─── 咀嚼筋
問題24 神経叢と神経との組合せで正しいのはどれか。
- 頸神経叢 ─── 横隔神経
- 腕神経叢 ─── 鎖骨上神経
- 腰神経叢 ─── 坐骨神経
- 仙骨神経叢 ─── 閉鎖神経
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1.頸神経叢 ─── 横隔神経
問題25 正しい組合せはどれか。
- 大腿神経 ─── 大腿二頭筋
- 上殿神経 ─── 大殿筋
- 坐骨神経 ─── 大腿筋膜張筋
- 閉鎖神経 ─── 大内転筋
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4.閉鎖神経 ─── 大内転筋
問題26 色を感受するのはどれか。
- 色素上皮細胞
- 双極細胞
- 視神経細胞
- 錐状体細胞
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4.錐状体細胞
問題27 聴覚に関与しないのはどれか。
- 蝸牛
- 前庭
- 耳小骨
- 鼓膜
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2.前庭
問題28 大腿骨で体表から触れないのはどれか。
- 大転子
- 小転子
- 内側上顆
- 外側上顆
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2.小転子
問題29 体表から触れないのはどれか。
- 乳様突起
- 腸骨稜
- 仙骨岬角
- 脛骨内果
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3.仙骨岬角
問題30 下顎角で体表から触れないのはどれか。
- 下顎頭
- 筋突起
- オトガイ隆起
- 下顎角
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2.筋突起
問題31 細胞膜蛋白質の機能でないのはどれか。
- 免疫抗体
- カルシウムイオンチャンネル
- ナトリウムポンプ
- ホルモンレセプター
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1.免疫抗体
問題32 血漿で誤っているのはどれか。
- 細胞外液の1区分である。
- 0.9%食塩水と等張である。
- 血清からフィブリノゲンを除いたものである。
- 二酸化炭素運搬機能がある。
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3.血清からフィブリノゲンを除いたものである。
問題33 心臓の機能で誤っているのはどれか。
- 心室内圧が心房内圧より低くなると房室弁が閉じる。
- 収縮刺激は洞結節で発生する。
- 静脈圧の増加によって1回拍出量が増加する。
- 迷走神経の興奮によって心拍数は減少する。
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1.心室内圧が心房内圧より低くなると房室弁が閉じる
問題34 吸息時にみられないのはどれか。
- 横隔膜の収縮
- 胸郭内容積の増大
- 内肋間筋の収縮
- 胸膜腔内陰圧の増加
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3.内肋間筋の収縮
問題35 二酸化炭素の運搬に関与しないのはどれか。
- 炭酸脱水酵素
- ヘモグロビン
- カルバミノ化合物
- 血漿カルシウムイオン
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4.血漿カルシウムイオン
問題36 体表面積に比例するのはどれか。
- 基礎代謝量
- 酸素消費量
- 尿中窒素量
- 二酸化炭素排出量
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1.基礎代謝量
問題37 膵液分泌調節に関与しないのはどれか。
- 迷走神経
- 骨盤内臓神経
- セクレチン
- コレシストキニン
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2.骨盤内臓神経
問題38 肝臓で産生されないのはどれか
- フィブリノゲン
- ヘパリン
- 尿素
- レニン
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4.レニン
問題39 体熱の産生に関与しないのはどれか。
- サイロキシン
- アドレナリン
- パラソルモン
- プロゲステロン
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3.パラソルモン
問題40 発熱作用がないのはどれか。
- インターロイキン1
- プロスタグランジン
- 温ニューロン活動促進
- 交感神経活動増大
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3.温ニューロン活動促進
問題41 尿細管再吸収が能動輸送でないのはどれか。※解なし
- 塩素イオン
- ナトリウムイオン
- グルコース
- アミノ酸
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問題42 排尿で誤っているのはどれか。
- 膀胱壁収縮
- 横隔膜弛緩
- 尿道括約筋弛緩
- 腹筋収縮
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2.横隔膜弛緩
問題43 視床下部ホルモンによる調節を受けないのはどれか。
- プロラクチン
- バゾプレシン
- 黄体形成ホルモン
- 成長ホルモン
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2.バゾプレシン
問題44 ステロイドホルモンはどれか。
- 副腎皮質刺激ホルモン
- 黄体形成ホルモン
- アルドステロン
- アドレナリン
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3.アルドステロン
問題45 ビタミンDに関係がないのはどれか。※解なし
- 紫外線
- 上皮小体
- 腎臓
- くる病
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問題46 パラソルモンの生理作用はどれか。
- 血漿中のカルシウムイオン濃度を低下させる。
- 腎尿細管からのカルシウムイオンの排泄を促す。
- 肝臓からのカルシウムイオンの排泄を抑える。
- 腸管からのカルシウムイオンの吸収を促す。
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4.腸管からのカルシウムイオンの吸収を促す。
問題47 静止膜電位の発生に必要でないのはどれか。
- ナトリウムポンプ
- 膜の選択的イオン透過性
- ナトリウムイオンチャンネルの開放
- 膜内外のカリウムイオン濃度差
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3.ナトリウムイオンチャンネルの開放
問題48 舌咽神経の機能でないのはどれか。
- 舌の後1/3の味覚
- 咽頭筋の運動
- 耳下腺からの唾液分泌
- 舌の運動
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4.舌の運動
問題49 副交感神経支配を受けるのはどれか。
- 副腎髄質
- 瞳孔括約筋
- 立毛筋
- 汗腺
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2.瞳孔括約筋
問題50 誤っているのはどれか。
- 筋の強縮は活動電位の加重によって起こる。
- 骨格筋の通常の収縮は強縮である。
- 強縮による張力は筋の長さに依存する。
- 筋は弛緩の際にもATPを消費する。
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3.強縮による張力は筋の長さに依存する。
問題51 平滑筋で誤っているのはどれか。
- アクチンの量が骨格筋より少ない。
- ATPの量が骨格筋より多い。
- 収縮速度は骨格筋より遅い。
- 収縮張力が骨格筋より弱い。
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2.ATPの量が骨格筋より多い。
問題52 皮膚の2点弁別閾の最小値を示すのはどれか。
- 胸部
- 腹部
- 手掌
- 大腿
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3.手掌
問題53 受容器と適刺激との組合せで誤っているのはどれか。
- 半規管 ─── 回転加速度
- 杆状体 ─── 光
- パチニ小体 ─── 皮膚の歪み
- 頸動脈小体 ─── 動脈血圧
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4.頸動脈小体 ─── 動脈血圧
問題54 誤っているのはどれか。
- 卵巣周期と月経周期は長さが等しい。
- 性周期はゴナドトロピン分泌のリズムによって起こる。
- 黄体の寿命は約14日である。
- 卵巣周期は左右それぞれ約28日である。
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4.卵巣周期は左右それぞれ約28日である。
問題55 誤っているのはどれか。
- 受精卵は着床してから細胞分裂を始める。
- 胎盤の内腔は母体の血液で満たされている。
- 乳頭吸引刺激によってプロラクチン分泌が増す。
- 陣痛はオキシトシン分泌増加によって起こる。
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1.受精卵は着床してから細胞分裂を始める。
問題56 膝蓋腱反射で誤っているのはどれか。
- 感覚受容器は大腿四頭筋の筋紡錘である。
- 反射の種類は伸張反射である。
- 反射弓に含まれるシナプスは3個である。
- 反射の中枢は脊髄にある。
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3.反射弓に含まれるシナプスは3個である。
問題57 正常運動発達と年齢との組合せで誤っているのはどれか。
- 独り歩きができる ─── 1歳ころ
- 転倒しないで走れる ─── 2歳ころ
- 片足立ちができる ─── 3歳ころ
- 成人型歩行となる ─── 4歳ころ
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4.成人型歩行となる ─── 4歳ころ
問題58 基本的立位姿勢の運動と運動面との組合せで誤っているのはどれか。
- 頸部の側屈運動 ─── 水平面
- 前腕の回内運動 ─── 水平面
- 体幹の前屈運動 ─── 矢状面
- 下肢の外転運動 ─── 前額面
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1.頸部の側屈運動 ─── 水平面
問題59 肩関節の内旋に作用する筋で誤っているのはどれか。
- 広背筋
- 大円筋
- 小円筋
- 肩甲下筋
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3.小円筋
問題60 肩甲骨の運動と筋との組合せで誤っているのはどれか。
- 外転(屈曲) ─── 前鋸筋
- 内転(伸展) ─── 小胸筋
- 上方回旋 ─── 僧帽筋下部線維
- 下方回旋 ─── 菱形筋
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2.内転(伸展) ─── 小胸筋
問題61 足関節の内返しに作用しないのはどれか。
- 長指伸筋
- 長母指屈筋
- 前脛骨筋
- 後脛骨筋
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1.長指伸筋
問題62 膝関節の靭帯で誤っているのはどれか。
- 膝横靭帯は内・外側半月を前面で結合する。
- 前十字靭帯は大腿骨顆間窩と脛骨前顆間部とを結ぶ。
- 後十字靭帯は脛骨の後方への滑り出しを防ぐ。
- 外側側副靭帯は膝関節屈曲位で緊張する。
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4.外側側副靭帯は膝関節屈曲位で緊張する。
問題63 延髄に中枢をもつ反射・反応はどれか。
- 緊張性迷路反射
- 交差反射
- 伸張反射
- 踏み直り反応
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1.緊張性迷路反射
問題64 股関節の伸展に作用するのはどれか。
- 大腿直筋
- 大殿筋
- 腸腰筋
- 縫工筋
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2.大殿筋
問題65 パーキンソン病様歩行はどれか。
- 円書き歩行
- 小きざみ歩行
- トレンデレンブルグ歩行
- 酩酊歩行
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2.小きざみ歩行
問題66 血栓症の原因でないのはどれか。
- リウマチ性心内膜炎
- 静脈瘤
- 広範な熱傷
- 潰瘍性大腸炎
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4.潰瘍性大腸炎
問題67 浮腫の原因でないのはどれか。
- ネフローゼ症候群
- レイノー病
- フィラリア症
- 低蛋白血症
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2.レイノー病
問題68 誤っている組合せはどれか。
- 線維素性炎 ─── ジフテリア
- 化膿性炎 ─── 膿胸
- 出血性炎 ─── 間質性肺炎
- 腐敗性炎 ─── 肺壊疽
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3.出血性炎 ─── 間質性肺炎
問題69 肉芽腫性炎でないのはどれか。
- 肺膿瘍
- 肺結核
- ハンセン病
- サルコイドーシス
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1.肺膿瘍
問題70 B細胞の抗体産生細胞への分化を促進するのはどれか。
- 細胞障害性T細胞
- 遅延型過敏反応T細胞
- ヘルパーT細胞
- サプレッサーT細胞
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3.ヘルパーT細胞
問題71 免疫グロブリンで正しいのはどれか。
- 免疫グロブリンにはIgYがある。
- 免疫グロブリンは構造上H鎖とL鎖とからなる。
- L鎖には、κ、λ、δ鎖の3種類がある。
- マクロファージが免疫グロブリンを産生する。
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2.免疫グロブリンは構造上H鎖とL鎖とからなる
問題72 良性腫瘍の特徴でないのはどれか。
- 増殖速度が遅い。
- 膨張性に発育する。
- 予後は良い。
- 転移を起こす。
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4.転移を起こす。
問題73 上皮性腫瘍はどれか。
- 腺腫
- 血管腫
- 骨腫
- 神経鞘腫
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1.腺腫
問題74 ヒトパピローマウイルスが原因であるのはどれか。
- 子宮頸部扁平上皮癌
- バーキットリンパ腫
- 成人T細胞白血病
- 鼻咽頭癌
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1.子宮頸部扁平上皮癌
問題75 先天性異常で誤っている組合せはどれか。
- 先天性風疹症候群 ─── ウイルス感染
- 小頭症 ─── 放射線
- フェニルケトン尿症 ─── アスピリン
- アザラシ肢症 ─── サリドマイド
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3.フェニルケトン尿症 ─── アスピリン
問題76 菌交代現象が起こるのはどれか。
- 複数菌の混合感染
- 抗生物質の長期投与
- 不顕性感染
- 経胎盤感染
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2.抗生物質の長期投与
問題77 正しい組合せはどれか。
- 蒙古斑 ─── リポフスチン
- 閉塞性黄疸 ─── ヘモジデリン
- 青銅糖尿病 ─── ビリルビン
- けい肺 ─── 遊離ケイ酸
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4.けい肺 ─── 遊離ケイ酸
問題78 誤っている組合せはどれか。
- 無為萎縮 ─── ギプス固定
- 圧迫萎縮 ─── 胸腺退縮
- 褐色萎縮 ─── 老化
- 内分泌萎縮 ─── 乳腺
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2.圧迫萎縮 ─── 胸腺退縮
問題79 感染症成立の疫学的条件に含まれないのはどれか。
- 感染源
- 感染経路
- 感受性宿主
- 潜伏期間
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4.潜伏期間
問題80 ヒトからヒトへ直接伝播しないのはどれか。
- インフルエンザ
- 破傷風
- 百日咳
- 麻疹
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2.破傷風
問題81 正しい組合せはどれか。
- 日本脳炎 ─── リケッチア
- 梅毒 ─── スピロヘータ
- 猩紅熱 ─── マイコプラズマ
- つつが虫病 ─── クラミジア
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2.梅毒 ─── スピロヘータ
問題82 皮膚の消毒に適切でないのはどれか。
- 紫外線
- エタノール
- ヨードチンキ
- 逆性石けん
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1.紫外線
問題83 学校伝染病(第二類)でないのはどれか。
- 水痘
- 風疹
- 結核
- 急性灰白髄炎
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4.急性灰白髄炎
問題84 人口統計で正しいのはどれか。
- 国勢調査は人口動態統計である。
- 婚姻率は人口静態統計である。
- 乳児死亡率は衛生状態を示している。
- 平均余命は老年人口を示している。
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3.乳児死亡率は衛生状態を示している。
問題85 労働衛生の3管理に含まれないのはどれか。
- 人事管理
- 健康管理
- 作業管理
- 作業環境管理
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1.人事管理
問題86 都道府県知事に策定が義務づけられているのはどれか。
- ゴールドプラン
- エンゼルプラン
- トータルヘルスプロモーションプラン
- 医療計画
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4.医療計画
問題87 住居環境で誤っているのはどれか。
- 必要換気量は30m3/時である。
- 気積は10m3である。
- 採光の開角は最小限28度である。
- 屋内気温は22~25℃がよい。
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2.気積は10m3である。
問題88 環境温度で誤っているのはどれか。
- 不快指数は乾球温度と湿球温度から計算される。
- 不快指数が75を越えると半数以上の人が不快に感じる。
- 感覚温度は輻射熱を考慮している。
- 黒球温度計は熱輻射を測定する。
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3.感覚温度は輻射熱を考慮している。
問題89 下水処理で正しいのはどれか。
- 活性汚泥法は嫌気性菌を用いる。
- 消化槽は有機固型物を処理する。
- 処理水は検査しないで放流する。
- 生物化学的酸素要求量は測定しない。
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2.消化槽は有機固型物を処理する。
問題90 精神保健福祉法の立法の目的でないのはどれか。
- 精神的健康の保持増進
- 精神障害者の社会復帰
- 精神障害者の保護
- 精神障害者の隔離
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4.精神障害者の隔離
問題91 柔道整復師の免許で正しいのはどれか。
- 柔道整復師は免許証の携帯義務がある。
- 指定登録機関理事長が免許を与える。
- 免許を与えるとは柔道整復師名簿に登録することである。
- 旧法による免許は新規登録をしなければならない。
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3.免許を与えるとは柔道整復師名簿に登録することである。
問題92 免許を取り消されたときの免許証の返納期間は何日以内か。
- 5日
- 10日
- 20日
- 30日
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1.5日
問題93 柔道整復師の業で正しいのはどれか。
- 事実上反復の行為をもって施術を行うこと。
- 事実上継続した行為をもって施術を行うこと。
- 反復継続の行為をもって施術を行うこと。
- 反復継続の意志をもって施術を行うこと。
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4.反復継続の意志をもって施術を行うこと。
問題94 正しいのはどれか。
- 柔道整復師は医師の同意を得れば、エックス線撮影ができる。
- 無報酬であれば、だれでも柔道整復を業としてできる。
- 柔道整復師が施術できるのは施術所内に限られる。
- 医師は柔道整復の業務ができる。
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4.医師は柔道整復の業務ができる。
問題95 柔道整復師の応急手当で正しいのはどれか。
- 医師の同意を得ないで骨折の整復を行う。
- 医師の同意を得ないで鎮痛剤を投与する。
- 医師の同意を得て止血剤を注射する。
- 医師の同意を得て患部を切開する。
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1.医師の同意を得ないで骨折の整復を行う。
問題96 施術所を開設したときに届け出なければならない期限はどれか。
- 直ちに
- 5日以内
- 10日以内
- 30日以内
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3.10日以内
問題97 誤っている組合せはどれか。
- 診療所 ─── 患者19人以下の収容施設
- 助産所 ─── 妊婦・産婦・じょく婦9人以下の収容施設
- 地域医療支援病院 ─── 患者200人以上の収容施設
- 特定機能病院 ─── 患者500人未満の収容施設
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4.特定機能病院 ─── 患者500人未満の収容施設
問題98 施術所を直接監督するのはどれか。
a.市町村長 b.保健所を設置する市の市長 c.都道府県知事 d.厚生大臣
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題99 業務独占でないのはどれか。
- 助産婦
- 保健婦
- はり師
- 柔道整復師
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2.保健婦
問題100 専用の施術室の基準で正しいのはどれか。
- 3.3平方メートル以上
- 6.6平方メートル以上
- 9.9平方メートル以上
- 13.2平方メートル以上
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2.6.6平方メートル以上
【午後問題】
問題101 中心性肥満を呈するのはどれか。
- クッシング症候群
- シーハン症候群
- マルファン症候群
- アジソン病
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1.クッシング症候群
問題102 意識状態をあらわす用語はどれか。
- せん妄
- 痴呆
- 抑うつ
- 不安
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1.せん妄
問題103 正しい組合せはどれか。
a.満月様顔貌 ─── 全身性エリテマトーデス
b.ヘリオロトープ疹 ─── 皮膚筋炎
c.仮面様顔貌 ───汎発性強皮症
d.蝶形紅斑 ─── 慢性関節リウマチ
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題104 3歳の男児。つま先で動揺性に歩き、ふくらはぎが肥大している。最も考えられるのはどれか。
- デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィー
- 福山型先天性筋ジストロフィー
- 筋緊張性ジストロフィー
- 小児性皮膚筋炎
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1.デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィー
問題105 聴診で誤っているのはどれか。
- 気胸では患側の呼吸音が減弱する。
- 甲状腺機能亢進症では心音は亢進する。
- 麻痺性イレウスではグル音は増強する。
- 大動脈炎症候群では血管雑音を聴取する。
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3.麻痺性イレウスではグル音は増強する。
問題106 弛張熱を認めるのはどれか。
a.腸チフス b.肝腫瘍 c.敗血症 d.マラリア
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題107 誤っている組合せはどれか。
- 頻脈 ─── バセドウ病
- 徐脈 ─── アダムス・ストークス症候群
- 速脈 ─── 僧帽弁狭窄症
- 交互脈 ─── 心筋炎
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3.速脈 ─── 僧帽弁狭窄症
問題108 深部感覚はどれか。
- 温度覚
- 位置覚
- 触覚
- 痛覚
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2.位置覚
問題109 気管支喘息で誤っているのはどれか。
- 気道内感染で誘発される。
- 喘鳴を伴う呼吸困難がみられる。
- 呼気時に呼吸困難がみられる。
- 喀痰に好酸球を認める。
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3.呼気時に呼吸困難がみられる。
問題110 50歳の男性。高血圧の既往あり、ヘビースモーカー。仕事中に突然左前胸部の激しい絞扼痛が20分以上持続した。最も考えられるのはどれか。
- 急性心膜炎
- 急性大動脈解離
- 労作狭心症
- 急性心筋梗塞
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4.急性心筋梗塞
問題111 正しい組合せはどれか。
a.ファロー四徴症 ─── 先天性疾患
b.僧帽弁狭窄症 ─── ウイルス感染
c.バージャー病 ───梅毒
d.大動脈瘤 ─── アテローム動脈硬化症
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題112 重症筋無力症の症状はどれか。
- 食事の終わりになるとむせ易い。
- 手を握りしめると開きづらい。
- 歩行で下肢痛が出現し、休むと消失する。
- 線維束性収縮を伴った筋萎縮がみられる。
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1.食事の終わりになるとむせ易い。
問題113 60歳の男性。3年前から右手のふるえに気付く。書字が小さくなり、最近ボタンの掛けはずしが不器用になってきた。最も考えられるのはどれか。
- ハンチントン舞踏病
- ウィルソン病
- パーキンソン病
- バセドウ病
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3.パーキンソン病
問題114
23歳の男性。1週間前に下痢があった。昨日から両下肢の脱力と足先にしびれ感を自覚し、今日になって両手筋力も弱くなり歩行も不自由になった。最も考えられるのはどれか。
- 多発筋炎
- 脳血管障害
- バージャー病
- ギラン・バレー症候群
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4.ギラン・バレー症候群
問題115 正しい組合せはどれか。
a.血友病 ─── 発熱
b.特発性血小板減少性紫斑病 ─── リンパ節腫大
c.急性白血病 ───出血傾向
d.慢性白血病 ─── 脾腫
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題116 高血圧を伴うのはどれか。
a.原発性アルドステロン症 b.橋本病 c.アジソン病 d.クッシング症候群
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題117 誤っている組合せはどれか。
- 悪性貧血 ─── ビタミンB1
- 鉄欠乏性貧血 ─── 月経過多
- 再生不良性貧血 ─── 放射線
- 溶血性貧血 ─── 自己抗体
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1.悪性貧血 ─── ビタミンB1
問題118 糖尿病性腎症で尿中に増加するのはどれか。
- ケトン体
- 蛋白
- 白血球
- ウロビリノゲン
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2.蛋白
問題119 肝硬変の合併症でないのはどれか。
- 肝細胞癌
- 消化管出血
- 播種性血管内凝固症候群
- 血性腹水
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4.血性腹水
問題120 正しい組合せはどれか。
- 膿尿 ─── 急性糸球体腎炎
- 血尿 ─── 尿管腫瘍
- 蛋白尿 ─── 前立腺肥大症
- 褐色尿 ─── 腎結石
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2.血尿 ─── 尿管腫瘍
問題121 創傷治癒を促進させる局所的因子で正しいのはどれか。
- 細菌汚染
- デブリドマン
- 壊死組織
- 血流障害
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2.デブリドマン
問題122 術後感染症はどれか。
- 縫合糸膿瘍
- 癤(せつ)
- 毛嚢炎
- ひょう疽
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1.縫合糸膿瘍
問題123 輸液の目的で誤っているのはどれか。
- 臓器不全時の大量輸液
- 栄養成分の補給
- 膠質浸透圧の是正と維持
- 水分・電解質バランスの是正と維持
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1.臓器不全時の大量輸液
問題124 誤っているのはどれか。
- 消毒とは病原微生物を死滅させることである。
- 滅菌とはすべての微生物を死滅させることである。
- 高圧蒸気滅菌法は光学レンズの滅菌に有用である。
- プラスチック・ゴム製品はエチレンオキサイドガスで滅菌する。
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3.高圧蒸気滅菌法は光学レンズの滅菌に有用である。
問題125 正しいのはどれか。
- 腰椎麻酔は全身麻酔である。
- 静脈麻酔は局所麻酔である。
- 脊椎麻酔は胸部の手術に適している。
- 浸潤麻酔は感染部位では禁忌である。
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4.浸潤麻酔は感染部位では禁忌である
問題126 正しいのはどれか。
- 救急蘇生法はまず気道を確保する。
- 気道異物を疑ったらまずハイムリッヒ法を行う。
- 頸動脈の拍動は胸鎖乳突筋の外側で触知する。
- 閉胸的心臓マッサージは胸骨の下1/3の部位を圧迫する。
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1.救急蘇生法はまず気道を確保する。
4.閉胸的心臓マッサージは胸骨の下1/3の部位を圧迫する。
問題127
19歳の男性。バイクで転倒し頭部を強打した。その直後、一時的な意識消失があった。来診したときは歩いたり話したりできたが、受傷後12時間を経て意識が障害してきた。最も考えられる損傷はどれか。
- 硬膜外血腫
- 頭蓋底骨折
- 脳挫傷
- 脳内出血
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1.硬膜外血腫
問題128 胸部鈍的外傷で嗄声がみられた。損傷臓器はどれか。
- 胸膜
- 気管
- 気管支
- 肺
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2.気管
問題129 最も緊急に処置を要するのはどれか。
- 開放性気胸
- 血気胸
- 緊張性気胸
- 閉鎖性気胸
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3.緊張性気胸
問題130 クモ膜下出血で特徴的な初発症状はどれか。
- 嘔吐
- 意識障害
- 上肢麻痺
- 頭痛
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4.頭痛
問題131 膝関節で正しいのはどれか。
- 完全伸展時、脛骨は大腿骨に対して内旋する。
- 半月は外側の可動性が大きい。
- 前十字靭帯は完全伸展位で弛緩する。
- 膝蓋骨の関節面は内側が外側より大きい。
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2.半月は外側の可動性が大きい。
問題132 関節運動で誤っているのはどれか。
- 母指と他指とのつまみ動作を対向運動という。
- 肘関節の良肢位は屈曲90度である。
- 前腕の回旋運動を回内・回外という。
- 肩関節の屈曲とは後方挙上のことである。
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4.肩関節の屈曲とは後方挙上のことである。
問題133 誤っているのはどれか。
- 骨シンチグラフィは炎症と悪性腫瘍との鑑別に有用である。
- CTは骨破壊の状態把握に有用である。
- MRIは骨壊死の診断に有用である。
- 超音波検査はガングリオンの診断に有用である。
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1.骨シンチグラフィは炎症と悪性腫瘍との鑑別に有用である。
問題134 直達牽引でないのはどれか。
- キルシュナー鋼線牽引
- クラッチフィールド牽引
- グリッソン係蹄牽引
- ハロー・ペルビック牽引
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3.グリッソン係蹄牽引
問題135 小児の骨折で偽関節発生頻度が高いのはどれか。
- 上腕骨顆上骨折
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
- 上腕骨外顆骨折
- 上腕骨遠位骨端離開
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3.上腕骨外顆骨折
問題136 男性に多いのはどれか。
a.痛風 b.ヘバーデン結節 c.変形性膝関節症 d.強直性脊椎炎
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題137 軟部腫瘍で誤っているのはどれか。
- 脂肪腫は発生頻度が高い。
- ガングリオンは類腫瘍である。
- 神経鞘腫のアントニーB型は悪性である。
- グロームス腫瘍は疼痛が著しい。
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3.神経鞘腫のアントニーB型は悪性である
問題138 女性の骨転移癌で頻度が高いのはどれか。
- 肺癌
- 胃癌
- 子宮癌
- 乳癌
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4.乳癌
問題139 腰椎椎間板ヘルニアで誤っているのはどれか。
- 第4・5腰椎間の椎間板に好発する。
- 下肢伸展挙上テストが陽性である。
- 感覚障害が下腿および足の外側にある。
- 単純エックス線写真で確定診断できる。
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4.単純エックス線写真で確定診断できる
問題140 正しい組合せはどれか。
- ヘバーデン結節 ─── 指の変形性関節症
- フォルクマン拘縮 ─── 橈骨神経麻痺
- デュピュートレン拘縮 ─── 母指に好発
- マーデルング変形 ─── 中年男性に好発
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1.ヘバーデン結節 ─── 指の変形性関節症
問題141 国際障害分類で能力低下に含まれないのはどれか。
- 人の話を聴く。
- 文字を読む。
- 旅行をする。
- 腹を着替える。
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3.旅行をする。
問題142 三角筋の徒手筋力テストで、座位で肘関節伸展位を保ち徒手による抵抗がなければ肩関節を完全に屈曲できる筋力はどれか。
- 4(Good)
- 3(Fair)
- 2(Poor)
- 1(Trace)
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2.3(Fair)
問題143 関節可動域増大訓練で伸張運動を行ってもよいのはどれか。
- 慢性関節リウマチの活動期
- 化膿性関節炎
- 新鮮骨折
- 痙性尖足拘縮
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4.痙性尖足拘縮
問題144 マッサージの適応はどれか。
- 切断端硬結
- 深部静脈血栓
- 悪性腫瘍
- 膿瘍
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1.切断端硬結
問題145 疾患と体幹装具との組合せで適切でないのはどれか。
- 胸椎圧迫骨折 ─── ジュウェット型
- 腰痛症 ─── ナイト型
- 腰部脊柱管狭窄症 ─── ウィリアムズ型
- 脊椎分離症 ─── ボストン型
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4.脊椎分離症 ─── ボストン型
問題146 ウェルニッケ失語(感覚性失語)で誤っているのはどれか。
- 理解力は保たれている。
- 自発語は多弁である。
- 発語は流暢である。
- ジャーゴンがみられる。
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1.理解力は保たれている
問題147 疾患とその評価法との組合せで誤っているのはどれか。
- パーキンソン病 ─── ヤール分類
- 脳卒中片麻痺 ─── ブルンストローム回復段階
- 脊髄損傷 ─── スタインブロッカー分類
- 慢性関節リウマチ ─── ランズバリー指数
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3.脊髄損傷 ─── スタインブロッカー分類
問題148 運動失調に対する治療法でないのはどれか。
- フレンケル体操
- 温熱療法
- 重錘負荷
- 装具療法
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2.温熱療法
問題149 脊髄損傷で安定した残尿量としての目標はどれか。
- 10ml
- 50ml
- 100ml
- 200ml
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2.50ml
問題150 心疾患の症候限界性運動負荷試験で運動中止徴候でないのはどれか。
- 収縮期血圧の低下
- 呼吸困難
- 発汗
- 筋虚血による下肢痛
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3.発汗
問題151 重複骨折はどれか。

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3
問題152 骨折でリモデリングが期待できないのはどれか。
- 短縮転位
- 側方転位
- 捻転転位
- 屈曲転位
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3.捻転転位
問題153 小児骨折で正しいのはどれか。
a.脱臼に比較して骨折の頻度が高い。
b.治癒過程で骨の過成長が起こる。
c.関節骨折は保存療法が原則である。
d.骨端軟骨損傷は成長障害の発生頻度が高い。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題154 ソルター・ハリス(Salter&Harris)の骨端損傷分類で発生頻度の高いのはどれか。

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1
問題155 骨折の二次性合併症(後遺症)でないのはどれか。
- 皮下気腫
- 関節強直
- 偽関節
- 骨化性筋炎
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1.皮下気腫
問題156 脱臼の整復障害にならないのはどれか。
- ボタン穴機構
- 補強靭帯の弛緩
- 種子骨の嵌入
- 関節包の整復路閉鎖
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2.補強靭帯の弛緩
問題157 反復性脱臼の発生頻度が低いのはどれか。
- 顎関節
- 肩甲上腕関節
- 膝蓋大腿関節
- 距腿関節
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4.距腿関節
問題158 骨折固定の目的で誤っているのはどれか。
- 骨癒合の促進
- 再転位の防止
- 患部の安静保持
- 関節拘縮の防止
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4.関節拘縮の防止
問題159 温熱療法の適応はどれか。
- 関節拘縮
- 急性炎症
- 皮膚腫瘍
- 感覚障害
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1.関節拘縮
問題160 関節の靭帯損傷第1度にみられないのはどれか。
- 圧痛
- 腫脹
- 機能障害
- 不安定性
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4.不安定性
問題161 肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。
- 体部の骨折は大きな転位を示す。
- 直達外力が主要な原因である。
- 肋骨骨折の合併を考慮する。
- 腱板損傷と類似の症状を呈する。
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1.体部の骨折は大きな転位を示す。
問題162 鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
- 小児では第三骨片が多発する。
- 介達外力によって多発する。
- 大胸筋の牽引で短縮転位する。
- 整復位固定保持が困難である。
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1.小児では第三骨片が多発する。
問題163 誤っている組合せはどれか。
- 上腕骨骨幹部骨折 ─── ハンギングキャスト
- 外傷性股関節脱臼 ─── コッヘル法
- 胸腰椎移行部圧迫骨折 ─── ベーラー法
- 頸椎脱臼骨折 ─── ダーメンコルセット
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4.頸椎脱臼骨折 ─── ダーメンコルセット
問題164 伸展型モンテギア骨折で誤っているのはどれか。
- 小児より成人に多くみられる。
- 橈骨輪状靭帯の損傷を伴う。
- 橈骨頭は前外方に脱臼する。
- 橈骨神経麻痺を後遺する。
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1.小児より成人に多くみられる
問題165 ガレアッチ(Galeazzi)骨折で誤っているのはどれか。
- 橈骨は骨幹部で骨折する。
- 骨折部は掌側へ屈曲する。
- 遠位橈尺関節が脱臼する。
- 橈骨神経麻痺が多くみられる。
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4.橈骨神経麻痺が多くみられる。
問題166 橈骨骨幹部が円回内筋付着部の遠位で骨折している場合、正しい固定肢位はどれか。

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3
問題167 上腕骨顆上伸展型骨折で誤っているのはどれか。
- 骨折線は前方から後上方に走行する。
- 肘関節後方脱臼の外観と類似する。
- 肘関節屈曲70~80度に固定する。
- 後遺症に内反肘変形がある。
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3.肘関節屈曲70~80度に固定する。
問題168 誤っている組合せはどれか。
- ペルテス病 ─── 膝蓋骨
- 第1ケーラー病 ─── 足舟状骨
- 第2ケーラー病 ─── 第2中足骨
- キーンベック病 ─── 月状骨
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1.ペルテス病 ─── 膝蓋骨
問題169 手の舟状骨骨折で誤っているのはどれか。
- 手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
- 手関節の橈背屈で痛みは軽減する。
- snuffbox部の圧痛を認める。
- 阻血性壊死の発生頻度が高い。
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2.手関節の橈背屈で痛みは軽減する
問題170 ベンネット骨折で正しいのはどれか。
- 第1中手骨基底部橈側面の脱臼骨折である。
- 遠位骨片は大菱形骨と正常な位置関係を保つ。
- 近位骨片は橈側に転位する。
- 長母指外転筋によって再転位する。
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4.長母指外転筋によって再転位する。
問題171 中手骨頸部骨折で誤っているのはどれか。
- 背側凸の屈曲転位を示す。
- 第4・5中手骨に好発する。
- 中手指節関節伸展位で整復する。
- 固定は中手指節関節を屈曲位とする。
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3.中手指節関節伸展位で整復する。
問題172 中節骨骨幹部が浅指屈筋腱付着部の近位で骨折している場合、最も適切な固定肢位はどれか。

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1
問題173 肩関節脱臼の組合せで誤っているのはどれか。
- 前方脱臼 ─── 烏口下脱臼
- 後方脱臼 ─── 肩峰下脱臼
- 下方脱臼 ─── 棘下脱臼
- 上方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
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3.下方脱臼 ─── 棘下脱臼
問題174 誤っている組合せはどれか。
- 肩関節前方脱臼 ─── 上腕骨大結節骨折
- 肘関節後方脱臼 ─── 肘頭骨折
- 股関節中心性脱臼 ─── 寛骨臼骨折
- 足関節前方脱臼 ─── 脛骨前縁部骨折
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2.肘関節後方脱臼 ─── 肘頭骨折
問題175 月状骨脱臼で正しいのはどれか。
- 高齢者に好発する。
- 手関節の過度伸展で発生する。
- 背側脱臼が多発する。
- 合併症に橈骨神経損傷がある。
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2.手関節の過度伸展で発生する
問題176 第1中手指節関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 掌側脱臼より背側脱臼が多い。
- 種子骨が嵌入したものを垂直脱臼という。
- 水平脱臼の徒手整復は困難である。
- 掌側脱臼は階段状変形を呈する。
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2.種子骨が嵌入したものを垂直脱臼という
問題177 棘上筋損傷の症状で正しいのはどれか。
- 外転160~180度の運動時痛
- 肩甲骨の挙上不能
- ドロップアーム徴候陽性
- 小結節部の限局性圧痛
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3.ドロップアーム徴候陽性
問題178 指の損傷と症状との組合せで誤っているのはどれか。
- 正中索断裂 ─── ボタン穴変形
- 側副靭帯損傷 ─── スワンネック変形
- 深指屈筋腱断裂 ─── DIP関節自動屈曲不能
- 終止腱断裂 ─── 槌指変形
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4.終止腱断裂 ─── 槌指変形
問題179 図のテスト法で橈骨側方部の疼痛が増強した。該当する腱はどれか。

- 長母指外転筋腱・短母指伸筋腱
- 長橈側手根伸筋腱・長母指外転筋腱
- 短橈側手根伸筋腱・長母指伸筋腱
- 長母指伸筋腱・短母指外転筋腱
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1.長母指外転筋腱・短母指伸筋腱
問題180 腰椎の圧迫骨折の症状はどれか。
- 間欠性跛行がみられる。
- 疼痛性側彎が著名である。
- 腰椎棘突起に著名な叩打痛がある。
- 下肢伸展挙上テストが強い陽性である。
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3.腰椎棘突起に著名な叩打痛がある
問題181 剥離骨折の部位と関与する筋との組合せで正しいのはどれか。
- 腸骨稜 ─── 大腿二頭筋長頭
- 上前腸骨棘 ─── 外腹斜筋
- 下前腸骨棘 ─── 大腿直筋
- 坐骨結節 ─── 縫工筋
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4.坐骨結節 ─── 縫工筋
問題182 大腿骨小転子骨折の診断に用いるテストはどれか。
- ルドルフテスト(Ludlofftest)
- トーマステスト(Thomastest)
- ニュートンテスト(Newtontest)
- パトリックテスト(Patricktest)
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1.ルドルフテスト(Ludlofftest)
問題183 膝蓋骨に多くみられる骨折型はどれか。

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4
問題184 腓骨頭骨折の後で足関節と足指の伸展が障害された。最も考えられる合併症はどれか。
- 腓腹神経麻痺
- 総腓骨神経麻痺
- 脛骨神経麻痺
- 坐骨神経麻痺
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2.総腓骨神経麻痺
問題185 スポーツ障害で最も起こりにくいのはどれか。
- 野球による上腕骨内側顆炎
- テニスによる上腕骨外側上顆炎
- マラソンによる第3中足骨骨幹部疲労骨折
- スノーボードによる距骨頸部疲労骨折
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4.スノーボードによる距骨頸部疲労骨折
問題186 膝蓋骨側方脱臼で正しいのはどれか。
- 高齢者に多発する。
- 内側脱臼が多発する。
- 要因にマルアライメントがある。
- 多くは随意性脱臼に移行する。
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3.要因にマルアライメントがある。
問題187 距腿関節脱臼の症状で誤っているのはどれか。
- 外側脱臼は内果が突出してみえる。
- 内側脱臼は足部が内反位を呈する。
- 後方脱臼は前足部が短縮してみえる。
- 前方脱臼は足関節が屈曲位を呈する。
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4.前方脱臼は足関節が屈曲位を呈する
問題188 図のトーマステスト(Thomastest)でみられる拘縮はどれか。

- 左股関節伸展拘縮
- 左股関節屈曲拘縮
- 右股関節伸展拘縮
- 右股関節屈曲拘縮
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4.右股関節屈曲拘縮
問題189 膝半月損傷で誤っているのはどれか。
- 半月の嵌頓によってロッキングが起こる。
- 断裂の程度によって荷重痛が著しい。
- 関節血腫を生じる。
- ラックマンテスト陽性となる。
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4.ラックマンテスト陽性となる。
問題190 アキレス腱断裂の好発部位はどれか。

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c
問題191 前距腓靭帯損傷時の圧痛点はどれか。

- a
- b
- c
- d
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1.a
問題192
24歳の男性。泥酔状態で転倒し右肩関節の受傷を主訴として来院した。肩関節前方脱臼と判断しコッヘル法で徒手整復した。整復感とともに脱臼の固有症状ならびに疼痛は消失したが、肩関節自動外転力が弱く、図の部位に感覚脱失領域を確認した。考えられる神経損傷はどれか。

- 副神経
- 腋窩神経
- 肩甲背神経
- 長胸神経
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2.腋窩神経
問題193
5歳の男児。鉄棒から落下して左肘を受傷した。初診時、左肘の変形、腫脹および異常可動性を確認し、徒手整復操作を数回行った。その直後、母指と示指の屈曲が不能で、中指の屈曲力も低下していた。考えられる神経損傷はどれか。
- 正中神経
- 尺骨神経
- 筋皮神経
- 橈骨神経
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1.正中神経
問題194
20歳の男性。握りこぶしで板を叩き、手背に腫脹を呈し来院した。こぶしを握らせると疼痛を訴え、第5中手骨骨頭隆起が消失していた。骨折と判断して整復を行った。固定肢位はどれか。
- MP関節伸展位、IP関節伸展位
- MP関節伸展位、IP関節屈曲位
- MP関節屈曲位、IP関節伸展位
- MP関節屈曲位、IP関節屈曲位
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4.MP関節屈曲位、IP関節屈曲位
問題195
30歳の男性。長期間にわたり腎透析を受けていたが、最近になって小さなものをつまみづらくなったと訴えて来院した。手関節を強く屈曲すると手掌、特に母指側に疼痛としびれ感が増加した。また、母指球筋に萎縮があり、母指の対立運動が障害されていた。考えられる障害はどれか。
- ギヨン管症候群
- 手根管症候群短母指外転筋断裂
- 母指内転筋拘縮
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2.手根管症候群
問題196
40歳の農家の主婦。ミカンの収穫でハサミを長時間使用した後で利き手の母指掌側の中手指節関節付近に母指の屈伸運動時の疼痛とひっかかり感を訴えて来院した。触診すると掌側第1中手指節関節付近に屈伸運動につれて移動する腫瘤状の膨隆を認めた。発赤や腫脹は認められず、他指に異常はなかった。最も考えられる障害はどれか。
- リウマチ性腱鞘炎
- ド・ケルバン病
- 弾発指
- 種子骨の骨折
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3.弾発指
問題197
11歳の男児。身長150cm、体重80kg。3週前柔道の練習中に払い腰をかけて転倒した。その後、大腿部から膝部にかけて運動痛が生じ、最近、股関節内旋時に疼痛が著しい。最も考えられるのはどれか。
- 大腿骨骨頭すべり症
- 股関節脱臼
- 大腿骨頸部骨折
- ペルテス病
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1.大腿骨骨頭すべり症
問題198
18歳の男子。バスケットボールの練習中に相手の足と交錯して転倒し、右膝に受傷して起立歩行困難となり、右膝前内側部の圧痛と運動痛を訴えて直ちに来院した。膝関節の伸展運動に制限があるため、軽度屈曲位で内・外転運動を試みると、外転運動で側方動揺による不安定性と同時に関節内側裂隙部に激痛が出現した。さらに膝関節直角位では脛骨の前方への動揺性が認められた。最も考えられる損傷部位はどれか。なお、図は膝関節の横断模式図である。
- 1 、2、 3
- 1 、2 、4
- 3 、5、 6
- 4、 5、 6

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4.4、 5、 6
問題199
16歳の女子。バスケットボール練習中、右膝関節を外転し内側側副靭帯を損傷した。膝関節軽度屈曲位で患部に圧迫包帯を行い、さらに大腿上部から足部までのクラーメル副子固定を施行した。初期の指導管理事項として誤っているのはどれか。
- 患部下肢の高挙
- ベッド上の下肢外旋位保持
- 足背動脈拍動の確認
- 松葉杖による免荷歩行
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2.ベッド上の下肢外旋位保持
問題200
30歳の女性。デパートの店員。1年前にスキーによる左下腿骨骨折で保存療法の既往歴がある。就眠時や起床時に異常はないが、最近就労中、時間の経過とともに左足底から足指底部にかけて放散する灼熱痛、圧痛および感覚異常などが出現し、長時間の立位や歩行によって疼痛が増強すると訴えて来院した。足指部に腫脹や浮腫はなく、足関節のROMは正常である。踵骨や足底アーチ部分に異常はないが、第3・4中足骨骨頭足底部付近に微小な腫瘤と圧痛が存在する。最も考えられる疾患はどれか。
- 足根管症候群
- 足底腱膜炎
- モートン病
- 第2ケーラー病
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2.足底腱膜炎
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