柔道整復師国家試験過去問【一般臨床医学:聴診】

柔道整復師国家試験過去問【一般臨床医学:聴診】

柔道整復師国家試験、一般臨床医学部分別問題聴診の範囲になります。

この範囲では聴診について出題されています。一般臨床医学においては問題の振り分けが難しいので違う問題が分布されていることが多々あります。その際はお問合せから教えていただけると幸いです。

聴診では問題数が少なくなっています。腹部や心音がかなり多く出題されているのでしっかりと押さえて問題に答えられるようにしておくといいと思います。

この過去問を利用してぜひ学習してください。

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国家資格4種取得、最年少院長

【取得資格一覧】

元大手整骨院グループ20代院長を務める。

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目次

一般臨床医学:聴診

問題105 腹部の触診で誤っているのはどれか。

  1. 緊張をとくように話し掛ける。
  2. 温かい手で触れる。
  3. 患者の膝は軽く曲げる。
  4. 痛みのある部位から始める。
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4.痛みがある部位から始める。

問題106 心雑音が聴取されるのはどれか。

  1. 弁膜症
  2. 狭心性
  3. 心筋梗塞
  4. 心タンポナーデ
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4.心タンポナーデ

問題101 打診および聴診について誤っているのはどれか。

  1. 腹水が貯留すると濁音を呈する。
  2. 健常者心濁音界の左縁は左鎖骨中線のやや内側である。
  3. 気管支喘息では異常呼吸音が聴かれる。
  4. 麻痺性イレウスではグル音は亢進する。
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4.麻痺性イレウスではグル音は亢進する

問題103 聴診について誤っているのはどれか。

  1. 胸膜炎ではラ音が聴取される。
  2. 肺気腫では心音は減弱する。
  3. 腸管の狭窄でグル音は増強する。
  4. 大動脈炎症候群で血管雑音を聴取する。
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1.胸膜炎ではラ音が聴取される

問題105 聴診で誤っているのはどれか。

  1. 気胸では患側の呼吸音が減弱する。
  2. 甲状腺機能亢進症では心音は亢進する。
  3. 麻痺性イレウスではグル音は増強する。
  4. 大動脈炎症候群では血管雑音を聴取する。
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3.麻痺性イレウスではグル音は増強する。

問題120 聴診で誤っているのはどれか。

  1. 心音のⅠ音は心室収縮と同時に起こる音である。
  2. 肺気腫では心音は増強する。
  3. 心膜摩擦音は心膜炎で聴取される。
  4. 血管雑音は大動脈炎症候群で聴取される。
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2.肺気腫では心音は増強する。

問題106 誤っている組合せはどれか。

  1. 気胸      ─── 呼吸音減弱
  2. 胸水貯留    ─── 声音増強
  3. 甲状腺機能亢進 ─── 収縮期雑音
  4. 麻痺性イレウス ─── 腸蠕動音消失
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2.胸水貯留    ─── 声音増強

問題103 肺の聴診で呼吸音が減弱するのはどれか。2つ選べ。

  1. 胸水貯留
  2. 肺結核
  3. 気胸
  4. 肺気腫
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1.胸水貯留

3.気胸

問題145 胸部の聴診で正しいのはどれか。

  1. 肺の聴診は静かな呼吸状態で行う。
  2. 気胸では声音が増強して聴かれる。
  3. 右心不全の診断には呼吸音の聴診が重要である。
  4. 機能性雑音は臨床的意義が少ない。
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4.機能性雑音は臨床的意義が少ない。

問題147 聴診所見で誤っている組合せはどれか。

  1. 肺線維症 ─── 異常呼吸音
  2. 大動脈炎症候群 ─── 血管雑音
  3. 気胸 ─── 声音増強
  4. 急性腹膜炎 ─── ぐる音消失
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3.気胸 ─── 声音増強

問題148 触診で正しいのはどれか

  1. 三叉神経の圧痛点は頸部に認める。
  2. 良性の皮下腫瘤は一般的に可動性がよい。
  3. 胃潰瘍では上腹部触診の意義は低い。
  4. 触診は疼痛部位から始めると診断時間が短縮できる。
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2.良性の皮下腫瘤は一般的に可動性がよい。

問題150 心臓の聴診部位で大動脈領域に相当するのはどれか。

  1. 胸骨右縁第2肋間
  2. 胸骨左縁第2肋間
  3. 胸骨左縁第4・5肋間
  4. 心尖部
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1.胸骨右縁第2肋間

問題145 健常者の聴診所見はどれか。

  1. 肺胞呼吸音
  2. 連続性ラ音
  3. 断続性ラ音
  4. 胸膜摩擦音
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1.肺胞呼吸音

問題150 聴診で正しいのはどれか。

  1. 聴診では直接法を用いることが一般的である。
  2. 高周波数の音を聴く時にはベル型を用いる。
  3. 胸部の異常呼吸音ではグル音に注意する。
  4. Ⅱ音は半月弁によって発生する。
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4.Ⅱ音は半月弁によって発生する。

問題156 聴診所見で正しいのはどれか。

  1. 小脳の疾患では、筋肉に特有な抵抗が減弱している。
  2. シャルコー・マリー・トゥース(Charcot-Marie-Tooth)病では、四肢遠位の筋萎る。
  3. デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。
  4. パーキンソン(Parkinson)病では、関節を屈曲させると、ある時点で急に抵抗がなくなる。
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3.デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーでは、四肢近位の筋萎縮がある。

問題157 健常者で聴取されない心音はどれか。

  1. Ⅰ音
  2. Ⅱ音
  3. Ⅲ音
  4. Ⅳ音
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4.Ⅳ音

まとめ

この範囲では心音や内臓音について出題されています。この範囲は同じ問題がおく出題されているため、問題を覚えておき理解を高めておくといいと思います。

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