柔道整復師国家試験、衛生学・公衆衛生学の部分別問題感染症予防の範囲になります。
感染症は出題数がかなり多いです。また難しい範囲でもあります。予防接種や感染予防に関しては衛生学特有の範囲なのでここで覚えておくようにしておきましょう。
この過去問を利用してぜひ学習してください。
衛生・公衆衛生学:感染症の予防
問題84 急性伝染病流行の予防について誤っているのはどれか。
- 感染源対策として健康保菌者は放置してもよい。
- 感染経路対策として手洗いを励行させる。
- 宿主対策として栄養摂取、休養に注意する。
- 食物を介して起こる伝染病は爆発流行することが多い。
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1.感染源対策として健康保菌者は放置してもよい。
問題90 法定伝染病でないのはどれか。
- 猩紅熱
- インフルエンザ
- 日本脳炎
- コレラ
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2.インフルエンザ
問題84 予防接種法で誤っているのはどれか。
- 日本脳炎の予防接種は定期に実施される。
- インフルエンザの予防接種は臨時に実施される。
- 風しんの予防接種は女児に実施される。
- 予防接種は生後3か月以降に実施される。
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1.日本脳炎の予防接種は定期に実施される。
問題85 ウイルスによる感染症はどれか。
- ジフテリア
- コレラ
- 赤痢
- 日本脳炎
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4.日本脳炎
問題81 法定伝染病はどれか。
- 狂犬病
- 麻疹
- 破傷風
- 赤痢
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4.赤痢
問題82 感染症対策について誤っているのはどれか。
- 予防接種(ワクチン)は感受性対策である。
- 患者の隔離は感染源対策である。
- 水の消毒は感染経路対策である。
- 手洗いは感受性対策である。
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4.手洗いは感受性対策である。
問題84 検疫伝染病でないのはどれか。※解なし
- 黄熱
- コレラ
- 痘瘡
- ラッサ熱
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問題85 誤っている組合せはどれか。
- ジフテリア ─── 桿菌
- トキソプラズマ ─── 真菌
- 日本脳炎 ─── ウイルス
- オウム病 ─── クラミジア
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2.トキソプラズマ ─── 真菌
問題86 エイズ感染について誤っているのはどれか。
- 性交感染
- 血液感染
- 飛沫感染
- 母子感染
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3.飛沫感染
問題82 人の感染症と動物との組合せで誤っているのはどれか。
- 顎口虫症 ─── ウシ
- 有鉤条虫症 ─── ブタ
- アニサキス症 ─── サバ
- 肺吸虫症 ─── モクズガニ
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1.顎口虫症 ─── ウシ
問題88 正しい組合せはどれか。
- 真菌 ─── マラリア
- 原虫 ─── ヘルペス
- リケッチア ─── 風疹
- スピロヘータ ─── 梅毒
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4.スピロヘータ ─── 梅毒
問題89 予防接種法による定期予防接種の対象疾病はどれか。
- インフルエンザ
- 結核
- 日本脳炎
- 流行性耳下腺炎
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3.日本脳炎
問題84 予防接種が有効でないのはどれか。
- 急性灰白髄炎
- 赤痢
- 百日咳
- 破傷風
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2.赤痢
問題85 性行為感染症の原因はどれか。
- 抗酸菌
- マイコプラズマ
- リケッチア
- クラミジア
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4.クラミジア
問題79 感染症成立の疫学的条件に含まれないのはどれか。
- 感染源
- 感染経路
- 感受性宿主
- 潜伏期間
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4.潜伏期間
問題80 ヒトからヒトへ直接伝播しないのはどれか。
- インフルエンザ
- 破傷風
- 百日咳
- 麻疹
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2.破傷風
問題81 正しい組合せはどれか。
- 日本脳炎 ─── リケッチア
- 梅毒 ─── スピロヘータ
- 猩紅熱 ─── マイコプラズマ
- つつが虫病 ─── クラミジア
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2.梅毒 ─── スピロヘータ
問題87 感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)の一類感染症でないのはどれか。
- マールブルグ熱
- ラッサ熱
- コレラ
- ペスト
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3.コレラ
問題88 不顕性感染を起こす割合が最も高いのはどれか。
- 麻疹ウイルス
- ポリオウイルス
- 水痘帯状疱疹ウイルス
- 風疹ウイルス
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2.ポリオウイルス
問題89 芽胞を形成する細菌はどれか。
- 結核菌
- 溶血性連鎖球菌
- ジフテリア菌
- ボツリヌス菌
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4.ボツリヌス菌
問題88 感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)における三類感染症はどれか。
- ペスト
- コレラ
- 結核
- 腸管出血性大腸菌感染症
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4.腸管出血性大腸菌感染症
問題87 誤っている組合せはどれか。
- 破傷風菌 ─── 嫌気性菌感染症
- クラミジア ─── 性行為感染症(STD)
- レジオネラ菌 ─── ラッサ熱
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) ─── 院内感染症
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3.レジオネラ菌 ─── ラッサ熱
問題87 誤っている組合せはどれか。
- 破傷風菌 ─── 嫌気性菌感染症
- クラミジア ─── 性行為感染症(STD)
- レジオネラ菌 ─── ラッサ熱
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) ─── 院内感染症]
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3.レジオネラ菌 ─── ラッサ熱
問題87 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)で二類感染症でないのはどれか。
- ジフテリア
- 急性灰白髄炎
- インフルエンザ
- コレラ
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3.インフルエンザ
問題89 トキソイドを予防接種に用いるのはどれか。2つ選べ。
- ジフテリア
- B型肝炎
- 破傷風
- 腸チフス
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1.ジフテリア
3.破傷風
問題96 正しい組合せはどれか。
- ブドウ球菌 ─── 芽胞
- 連鎖球菌 ─── Dick毒素
- 緑膿菌 ─── 嫌気性菌
- 髄膜炎菌 ─── グラム陽性菌
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2.連鎖球菌 ─── Dick毒素
問題97 豚肉の生食によって感染するのはどれか。
- 日本住血吸虫
- アニサキス
- 有鉤条虫
- 肝吸虫
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3.有鉤条虫
問題98 感染症法での一類感染症はどれか。
- マールブルグ病
- 急性灰白髄炎
- ジフテリア
- 高病原性鳥インフルエンザ
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1.マールブルグ病
問題99 予防接種に生ワクチンが用いられるのはどれか。2つ選べ。
- 百日咳
- 急性灰白髄炎
- 麻疹
- B型肝炎
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2.急性灰白髄炎
3.麻疹
問題113 フロンガス空中放出に伴い増加が予想されるのはどれか。
- 皮膚癌
- 肺癌
- 肝臓癌
- 大腸癌
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1.皮膚癌
問題118 誤っている組合せはどれか。
- 単純ヘルペスウイルス ─── 角膜炎
- HHV-6 ─── 突発性発疹
- EBウイルス─ ─── 伝染性単核球症
- サイトメガロウイルス ─── 亜急性硬化性全脳炎
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4.サイトメガロウイルス ─── 亜急性硬化性全脳炎
問題119 トキソイドワクチンが用いられるのはどれか。2つ選べ。
- 麻疹
- ジフテリア
- 流行性耳下腺炎
- 破傷風
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2.ジフテリア
4.破傷風
問題118 原虫感染症でないのはどれか。
- フィラリア症
- クリプトスポリジウム症
- トキソプラズマ症
- マラリア
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1.フィラリア症
問題119 垂直感染を起こすのはどれか。2つ選べ。
- A型肝炎ウイルス
- パラインフルエンザウイルス
- サイトメガロウイルス
- 風疹ウイルス
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3.サイトメガロウイルス
4.風疹ウイルス
問題117 蚊によって媒介される感染症はどれか。
- エボラ出血熱
- クリミア・コンゴ出血熱
- デング熱
- ラッサ熱
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3.デング熱
問題118 トキソイドワクチンが使われるのはどれか。
- 結核
- 日本脳炎
- B型肝炎
- 破傷風
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4.破傷風
問題119 人畜共通感染症の組合せで誤っているのはどれか。
- 日本脳炎 ─── ブタ
- トキソプラズマ症 ─── ネコ
- 包虫症(エキノコックス症) ─── ニワトリ
- 狂犬病 ─── イヌ
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3.包虫症(エキノコックス症) ─── ニワトリ
問題115 病原体が寄生虫でないのはどれか。
- 回虫症
- アニサキス症
- ツツガムシ病
- エキノコックス症
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3.ツツガムシ病
問題116 感染経路対策でないのはどれか。
- 予防接種
- 学級閉鎖
- マスクの使用
- 上水道の塩素消毒
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1.予防接種
問題117 疾患と感染経路との組合せで誤っているのはどれか。
- インフルエンザ ─── 飛沫感染
- A型肝炎 ─── 血液感染
- 後天性免疫不全症候群(AIDS) ─── 垂直感染
- 皮膚真菌症 ─── 接触感染
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2.A型肝炎 ─── 血液感染
問題116 感染症成立の3要因でないのはどれか。
- 感染源
- 感染経路
- 潜伏期
- 感受性宿主
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3.潜伏期
問題114 潜伏期間の最も短いのはどれか。
- 腸炎ビブリオ食中毒
- マイコプラズマ肺炎
- 結核
- 後天性免疫不全症候群(AIDS)
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1.腸炎ビブリオ食中毒
問題115 予防接種で誤っているのはどれか。
- 受けるように努めなければならない。
- 集団予防と個人予防とが目的である。
- インフォームド・コンセント(説明と同意)は不要である。
- 弱毒生ワクチンは抗体産生能を保持している。
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3.インフォームド・コンセント(説明と同意)は不要である。
問題117 院内感染対策として優先度が低いのはどれか。
- 疥癬(かいせん)虫
- スピロヘータ
- 結核菌
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
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2.スピロヘータ
問題116 感染源対策はどれか。
- 手洗い
- 予防接種
- 患者の隔離
- コンドーム使用
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3.患者の隔離
問題116 正しい組合せはどれか。
- マイコプラズマ-真菌
- ニューモシスチス-細菌
- レジオネラ-ウイルス
- マラリア-原虫
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4.マラリア-原虫
問題118 B型肝炎ウイルスに関する院内感染予防で誤っているのはどれか。
- 血液を扱う場合は使い捨てのゴム手袋を使用する。
- 手指の汚染にはグルコン酸クロルヘキシジンを用いる。
- 内視鏡は次亜塩素酸ナトリウム溶液に浸漬する。
- 耐熱性の器具の場合は高圧蒸気滅菌を行う。
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2.手指の汚染にはグルコン酸クロルヘキシジンを用いる。
3.内視鏡は次亜塩素酸ナトリウム溶液に浸漬する。
問題116 細菌感染による疾患はどれか。
- C型肝炎
- 鳥インフルエンザ
- 後天性免疫不全症候群
- 流行性脳脊髄膜炎
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4.流行性脳脊髄膜炎
問題117 感染症における感受性宿主対策はどれか。
- 手洗い
- 学級閉鎖
- 予防接種
- マスクの使用
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3.予防接種
問題115 感染症成立の3要因でないのはどれか。
- 環境
- 感染源
- 感染経路
- 感受性宿主
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1.環境
問題117 院内感染対策として優先度が低いのはどれか。
- 破傷風
- ウイルス性肝炎
- 後天性免疫不全症候群(AIDS)
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症
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1.破傷風
問題117 垂直感染するのはどれか。
- 麻しん
- B型肝炎
- インフルエンザ
- ノロウイルス感染症
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2.B型肝炎
問題118 施術における感染症予防で誤っているのはどれか。
- 施術所内を消毒する。
- 機械的清拭法により手を洗う。
- 皮膚の消毒に次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
- スタンダード・プリコーションにより対処する。
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3.皮膚の消毒に次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
問題118 感染経路と感染症の組合せで正しいのはどれか。
- 空気感染-インフルエンザ
- 産道感染-先天性風疹症候群
- 接触感染-梅毒
- 飛沫感染-麻疹
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3.接触感染-梅毒
問題137 インフルエンザウイルスで誤っているのはどれか。
- 空気感染する。
- 気道感染症を引き起こす。
- 抗原性が容易に変化する。
- パンデミックの原因となる。
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1.空気感染する。
問題137 蚊が媒介する感染症でないのはどれか。
- マラリア
- 日本脳炎
- アニサキス
- フィラリア
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3.アニサキス
問題136 不活化ワクチンはどれか。
- インフルエンザワクチン
- 水痘ワクチン
- 風疹ワクチン
- BCG ワクチン
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1.インフルエンザワクチン
問題135 寄生虫はどれか。
- カンジダ
- アニサキス
- クラミジア
- リケッチア
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2.アニサキス
問題136 予防接種で誤っているのはどれか。
- インフォームド・コンセントが行われる。
- A類疾患は集団予防目的に比重が置かれている。
- 痘瘡(天然痘)は予防接種によって根絶された。
- 不活化ワクチンは生きた病原性微生物を弱毒化している。
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4.不活化ワクチンは生きた病原性微生物を弱毒化している。
問題 135 ウイルスが病原体であるのはどれか。
- 足白癬
- 帯状疱疹
- トキソプラズマ症
- マイコプラズマ肺炎
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2. 帯状疱疹
問題 136 感染症法の類型と感染症の組合せで正しいのはどれか。
- 1類-急性灰白髄炎
- 2類-細菌性赤痢
- 3類-エボラ出血熱
- 4類-エムポックス(サル痘)
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4. 4類-エムポックス(サル痘)
まとめ
感染症は出題数が多いため、同じ選択肢のものがかなり多いです。問題の中からも問題や傾向を理解できるように勉強していきましょう。
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