柔道整復師国家試験解剖学のポイント
今回は柔道整復師国家試験の運動学です。この科目は例年通りではれば10問ほど出題され、第28回では15問出題されています。生理学のあとに出題され管理人的には比較的簡単で点をとりやすい科目の1つだと思います。
解いていけばわかると思うのですが問題数10問の中で重複している問題が数多く存在しています。出題されやすいのが力のてこの問題、反射の問題、筋肉の起始停止の問題です。
理解ができない問題は教科書を読み学習が必要ですが、管理人はどんどん問題を解くことをおすすめします!
まずは正答率80%を目指していきましょう!!
第1回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 肩の腱板を構成する筋群として正しいのはどれか。
- 棘上筋、棘下筋、三角筋、大円筋
- 棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋
- 棘上筋、棘下筋、大円筋、肩甲下筋
- 棘上筋、小円筋、大円筋、肩甲下筋
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2.棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋
問題57 肩関節の運動について誤っているのはどれか。
- 肩関節の運動に肩甲骨は関与しない。
- 棘上筋は骨頭を関節窩に引きつけ固定する作用がある。
- 烏口肩峰靭帯は上腕骨頭の上方への転移を防いでいる。
- 回旋腱板の働きがないと大結節が肩峰に当たる。
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1.肩関節の運動に肩甲骨は関与しない
問題58 正しい組合せはどれか。
- 長母指外転筋 ─── 母指中手指節関節の屈曲
- 短母指伸筋 ─── 母指指節間関節の伸展
- 虫様筋 ─── 母指掌側内転
- 深指屈筋 ─── 指の遠位指節間関節の屈曲
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4.深指屈筋 ─── 指の遠位指節間関節の屈曲
問題59 下肢の筋肉の働きについて誤っているのはどれか。
- 縫工筋は膝を屈曲しながら股関節の屈曲、外転および外旋運動を行う。
- 中殿筋は股関節の外転運動を行う。
- 大腿筋膜張筋は股関節伸展位からの内転運動を行う。
- 大腿四頭筋は膝関節の伸展運動を行う。
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3.大腿筋膜張筋は股関節伸展位からの内転運動を行う。
問題60 呼吸運動について誤っているのはどれか。
- 腹式呼吸とは横隔膜による腹部の運動の著名な呼吸である。
- 吸気筋は主に横隔膜、外肋間筋であり、呼気筋は内肋間筋、腹横筋である。
- 吸気は胸郭の前後、左右、上下方向への拡大によって行う。
- 努力呼吸以外の平常の呼吸は吸気筋、呼気筋の活動によって行う。
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4.努力呼吸以外の平常の呼吸は吸気筋、呼気筋の活動によって行う。
問題61 体幹の運動について誤っているのはどれか。
- 回旋は主に胸椎で行われる。
- 屈曲運動は骨盤の前後傾運動と腰椎の屈曲運動との協調により行う。
- 屈筋群が骨盤の傾斜度に関係するのは、骨盤を前方に引き上げるからである。
- 内・外腹斜筋の右側の筋は右に、左側の筋は左に体幹をねじる。
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4.内・外腹斜筋の右側の筋は右に、左側の筋は左に体幹をねじる。
問題62 運動について正しいのはどれか。
a.人間の運動は神経系により制御された骨、関節、筋肉などの運動器の機能により発現する。
b.α運動(遠心)性神経線維は筋線維を支配し、γ運動(遠心)性神経線維は筋紡錘内の錘内筋線維を支配している。
c.Ⅱ群線維は腱紡錘における、腱に加わる張力による反射運動の求心線維である。
d.随意収縮をしている筋はα運動(遠心)性線維が興奮し、γ運動(遠心)性線維は興奮しない。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a.b
問題63 正常歩行時の下肢の各関節の屈曲、伸展運動で誤っているのはどれか。
- 股、膝、足関節は歩行周期の各位相でそれぞれ屈曲、伸展運動を行う。
- 股関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う。
- 膝関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う。
- 足関節は一歩行周期に背屈、底屈をそれぞれ二回行う。
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3.膝関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う。
問題64 身体運動の基本面について正しいのはどれか。
a.矢状面 b.垂直面 c.後頭面 d.前額面
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a.d
問題65 正常歩行の重心移動について正しいのはどれか。
a.歩行時の上下移動において重心点は踵接地期に最高になり立脚中気に最低となる。
b.上下と左右移動の両方向への重心の描く振幅を小さくして歩くと省力化した歩行となる。
c.歩行による重心点の位置移動の軌跡は上下と左右の正弦曲線を描く。
d.普通の歩行時に頭部の上下移動による重心の描く振幅は、速い歩行時より大きい。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b.c
第2回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 肩関節外旋筋はどれか。
- 小円筋
- 大円筋
- 広背筋
- 肩甲下筋
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1.小円筋
問題57 股関節の運動と筋肉との組合せで正しいのはどれか。
- 伸展 ─── 大腿二頭筋短頭
- 外旋 ─── 大腿薄筋
- 内転 ─── 中殿筋
- 屈曲 ─── 縫工筋
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4.屈曲 ─── 縫工筋
問題58 正しい組合せはどれか。
- 肩関節 ─── 楕円関節
- 近位橈尺関節 ─── 車軸関節
- 橈骨手根関節 ─── 鞍関節
- 第1手根中手関節 ─── 球関節
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2.近位橈尺関節 ─── 車軸関節
問題59 前額面で四肢が身体の中心に近づく運動はどれか。
- 屈曲
- 伸展
- 内転
- 外転
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3.内転
問題60 反射について正しいのはどれか。
- 意識的な努力によって変化することはない。
- 脊髄反射は姿勢制御には関与しない。
- 大脳皮質は反射運動には関与しない。
- 立ち直り反射は脊髄反射ではない
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4.立ち直り反射は脊髄反射ではない
問題61 随意運動について誤っているのはどれか。
- 大脳辺縁系が関与する情動により発動される。
- 運動準備段階と運動遂行段階との2つの段階の組合せで行われる。
- 制御形式として閉ループ制御と開ループ制御との2方式が考えられている。
- 0.2秒以内に終了する急速な運動は閉ループ制御でなされる。
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4.0.2秒以内に終了する急速な運動は閉ループ制御でなされる。
問題62 筋力増強訓練の結果で正しいのはどれか。
- 筋線維数の増加
- 筋線維の肥大
- 筋長の増大
- 運動単位数の増加
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2.筋線維の肥大
問題63 運動中に遊離脂肪酸の動員を促進するのはどれか。
- レニン
- アルドステロン
- カテコールアミン
- グルカゴン
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3.カテコールアミン
問題64 誤っているのはどれか。
- マラソン選手は遅筋(ST)線維を多く含んだ下肢筋群を持っている。
- 筋線維組成は男女によって異なる。
- 赤筋線維は白筋線維よりも有酸素性代謝能力において優れている。
- ヒラメ筋の大部分は遅筋(ST)線維で構成されている。
2
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2.筋線維組成は男女によって異なる。
問題65 起立位で主要姿勢制御筋でないのはどれか。
- 足関節背屈筋群
- 下腿三頭筋群
- 脊柱起立筋群
- ハムストリング筋群
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1.足関節背屈筋群
第3回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 求心性神経線維と反射との組合せで正しいのはどれか。
a.Ⅰa群線維 ─── 伸張反射
b.Ⅰb群線維 ─── 踏み直り反射
c.Ⅱ群線維 ─── 伸筋反射
d.Ⅲ群線維 ─── ひっかき反射
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題57 神経の伝導について誤っているのはどれか。
- シナプスは神経細胞間の情報伝達をする。
- 神経筋接合部の機構は神経細胞間と同様である。
- シナプスは神経細胞に1つずつある。
- 伝導速度は神経線維の太さに比例する。
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3.シナプスは神経細胞に1つずつある。
問題58 栄養と直接かかわる分野はどれか。
a.機能的運動学
b.生理的運動学
c.発達運動学
d.心理的運動学
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題59 好気的(有酸素)運動中に血中で増加するのはどれか。
- 遊離脂肪酸
- アミノ酸
- 尿酸
- 乳酸
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1.遊離脂肪酸
問題60 小児歩行の特徴で誤っているのはどれか。
- 足底を平らに全体で接地する。
- 支持基底面を広くする。
- 矢状面では不安定である。
- 歩行率(ケイデンス)が低い。
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4.歩行率(ケイデンス)が低い。
問題61 脳性小児麻痺でみられる異常歩行はどれか。
- 大殿筋歩行
- 踵骨歩行
- 中殿筋歩行
- はさみ状歩行
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4.はさみ状歩行
問題62 運動と筋肉との組合せで正しいのはどれか。
- 肩甲骨の外転 ─── 僧帽筋
- 肩甲骨の内転 ─── 前鋸筋
- 前腕回外 ─── 上腕二頭筋
- 手関節背屈 ─── 橈側手根屈筋
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3.前腕回外 ─── 上腕二頭筋
問題63 神経支配の組合せで正しいのはどれか。
- 三角筋 ─── 腋窩神経
- 上腕筋 ─── 橈骨神経
- 母指内転筋 ─── 正中神経
- 長掌筋 ─── 尺骨神経
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1.三角筋 ─── 腋窩神経
問題64 二関節筋はどれか。
- 長橈側手根伸筋
- 上腕筋
- 腕橈骨筋
- 方形回内筋
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1.長橈側手根伸筋
問題65 股関節の内旋作用を有するのはどれか。
- 中殿筋
- 薄筋
- 大腿二頭筋
- 長内転筋
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1.中殿筋
2.薄筋
第4回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 歩行における立脚期後期に働く筋はどれか。
- 前脛骨筋
- 下腿三頭筋
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
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2.下腿三頭筋
問題57 正しい組合せはどれか。
- 大殿筋 ─── 上殿神経
- 大腿筋膜張筋 ─── 下殿神経
- 中殿筋 ─── 下殿神経
- 縫工筋 ─── 大腿神経
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4.縫工筋 ─── 大腿神経
問題58 誤っているのはどれか。
- 筋紡錘の求心性神経線維はⅠa群とⅡ群線維とである。
- 筋の錘内筋線維はγ運動神経の支配を受ける。
- 筋の錘外筋線維はα運動神経の支配を受ける。
- 腱紡錘の求心性神経線維はⅢ群線維である。
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4.腱紡錘の求心性神経線維はⅢ群線維である。
問題59 良肢位について誤っているのはどれか。
- 肩関節外転60~80度、水平屈曲約30度、外旋約20度
- 肘関節屈曲30度、前腕回内回外中間位
- 手関節10~20度背屈位
- 足関節屈曲(底屈)伸展(背屈)0~10度
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2.肘関節屈曲30度、前腕回内回外中間位
問題60 神経伝導速度について誤っているのはどれか。
- 温度の影響を受ける。
- 有髄神経より無髄神経の方が速い。
- 新生児では成人の約50%である。
- 神経線維の太さに関係する。
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2.有髄神経より無髄神経の方が速い。
問題61 肩関節を外旋する働きのあるのはどれか。
- 大胸筋
- 大円筋
- 肩甲下筋
- 小円筋
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4.小円筋
問題62 二重神経支配の筋と神経との組合せで誤っているのはどれか。
- 恥骨筋 ─── 閉鎖神経、坐骨神経
- 腸腰筋 ─── 腰神経叢、大腿神経
- 大腿二頭筋 ─── 脛骨神経、総腓骨神経
- 大内転筋 ─── 閉鎖神経、坐骨神経
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1.恥骨筋 ─── 閉鎖神経、坐骨神経
問題63 筋収縮様式で効率のよいのはどれか。
- 遠心性収縮
- 等尺性収縮
- 求心性収縮
- 等張性収縮
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2.等尺性収縮
問題64 走行が歩行と異なる点について正しいのはどれか。
- 床面との摩擦が少ない。
- 減速要素が多い。
- 身体の前傾角度が少ない。
- 両脚支持期がない。
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4.両脚支持期がない。
問題65 重心を規定する要素で誤っているのはどれか。
- 基本矢状面、基本前額面、基本水平面の3つの面が交差する点
- 身体各部の重量が相互に平衡である点
- 頭部、体幹、四肢の各分節の中心を通る点
- 身体があらゆる方向に自由に回転し得る点
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3.頭部、体幹、四肢の各分節の中心を通る点
第5回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 足の内がえし作用がないのはどれか。
- 足の母指外転筋
- 足の長母指屈筋
- 足の長指屈筋
- 前脛骨筋
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1.足の母指外転筋
問題57 神経筋接合部の伝達物質はどれか。
- ノルアドレナリン
- ドーパミン
- セロトニン
- アセチルコリン
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4.アセチルコリン
問題58 歩行について正しいのはどれか。
a.立脚相は加速期と減速期とがある。
b.歩行率は1分当りの歩数で表す。
c.重複歩は一歩行周期である。
d.立脚相と遊脚相との比は1対1である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題59 手の内在筋でないのはどれか。
- 短母指屈筋
- 短母指伸筋
- 短母指外転筋
- 母指内転筋
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2.短母指伸筋
問題60 二関節筋でないのはどれか。
- 薄筋
- 長内転筋
- 縫工筋
- 大腿筋膜張筋
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2.長内転筋
問題61 前骨間神経の支配を受けるのはどれか。
- 方形回内筋
- 円回内筋
- 長掌筋
- 浅指屈筋
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1.方形回内筋
問題62 抗重力筋でないのはどれか。
- 脊柱起立筋
- 梨状筋
- 大腿四頭筋
- ヒラメ筋
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2.梨状筋
問題63 運動の第2法則について誤っているのはどれか。
- 加速度は力の働く方向と同一方向に働く。
- 加速度は力の強さに正比例する。
- 加速度は物体の質量に反比例する。
- 加速度は物体の慣性によって生じる。
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4.加速度は物体の慣性によって生じる
問題64 最大運動負荷に対するトレーニングの結果で誤っているのはどれか。
- 酸素摂取量の増加
- 血中乳酸濃度の増加
- 心拍数の増加
- 分時換気量の増加
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3.心拍数の増加
問題65 膝について誤っているのはどれか。
- 膝には屈曲、伸展および回旋運動がある。
- 大腿骨の外側顆は内側顆より大きい。
- 外側半月は外側側副靭帯と結合している。
- 内側半月はC字状である。
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3.外側半月は外側側副靭帯と結合している。
第6回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 体幹筋の作用で正しいのはどれか。
- 右外腹斜筋は右側屈に働く。
- 腹直筋は伸展に働く。
- 右腰方形筋は左側屈に働く。
- 最長筋は屈曲に働く。
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1.右外腹斜筋は右側屈に働く。
問題57 膝関節の運動で正しいのはどれか。
- 前十字靭帯は完全伸展位で弛緩する。
- 屈曲の最終段階ではすべり運動である。
- 完全伸展位から初期屈曲には外旋が起こる。
- 後十字靭帯は脛骨の前方への逸脱を防ぐ。
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2.屈曲の最終段階ではすべり運動である
問題58 股関節の外転作用のないのはどれか。
- 縫工筋
- 中殿筋
- 大腿筋膜張筋
- 薄筋
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4.薄筋
問題59 肩甲骨に作用する筋で正しい組合せはどれか。
- 大菱形筋 ─── 上方回旋
- 僧帽筋 ─── 下方回旋
- 前鋸筋 ─── 外転
- 小胸筋 ─── 内転
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3.前鋸筋 ─── 外転
問題60 肩関節の外転運動について正しいのはどれか。
- 運動軸は垂直軸である。
- 運動軸は前額水平軸である。
- 運動面は前額面である。
- 運動面は矢状面である。
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3.運動面は前額面である。
問題61 筋とてことの組合せで誤っているのはどれか。
- 片足で立った時の中殿筋 ─── 第1のてこ
- つま先立ちする時のヒラメ筋 ─── 第2のてこ
- 肩の屈曲時の三角筋 ─── 第3のてこ
- 肘の屈曲時の上腕二頭筋 ─── 第1のてこ
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4.肘の屈曲時の上腕二頭筋 ─── 第1のてこ
問題62 誤っているのはどれか。
- 一歩とは一方の踵接地から他方の踵接地までをいう。
- 重複歩とは踵接地から次の同側の踵接地までをいう。
- 正常歩行では遊脚期は歩行周期の25%を占める。
- 走行時には両脚支持期が消失する。
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3.正常歩行では遊脚期は歩行周期の25%を占める
問題63 正中神経麻痺により障害される母指運動はどれか。
- 橈側外転
- 内転
- 伸展
- 対立
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4.対立
問題64 骨格筋の神経支配について誤っているのはどれか。
- α運動神経は錘外筋線維を支配する。
- γ運動神経は錘内筋線維を支配する。
- Ⅰa求心性神経は筋紡錘から出る。
- Ⅱ求心性神経は腱紡錘から出る。
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4.Ⅱ求心性神経は腱紡錘から出る。
問題65 足関節の内返しをするのはどれか。
- 長腓骨筋
- 前脛骨筋
- 長指伸筋
- ヒラメ筋
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2.前脛骨筋
第7回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 正しいのはどれか。
- 白筋の収縮速度は速い。
- 白筋はミオグロビンの含有量が多い。
- 赤筋はミトコンドリアの量が少ない。
- 赤筋は疲労しやすい。
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1.白筋の収縮速度は速い。
問題57 二関節筋でないのはどれか。
- 上腕二頭筋
- ヒラメ筋
- 上腕三頭筋長頭
- 大腿直筋
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2.ヒラメ筋
問題58 脊髄に反射中枢をもたないのはどれか。
- 伸張反射
- 屈曲反射
- 立ち直り反射
- 陽性支持反応
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3.立ち直り反射
問題59 肩甲骨に作用する筋で正しい組合せはどれか。
- 僧帽筋上部線維-下方回旋
- 前鋸筋-内転
- 大菱形筋-上方回旋
- 小胸筋-外転
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4.小胸筋-外転
問題60 母指の関節運動で誤っている組合せはどれか。
- CM関節の掌側外転-短母指外転筋
- CM関節の橈側外転-長母指外転筋
- MP関節の屈曲-長母指屈筋
- IP関節の伸展-短母指伸筋
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4.IP関節の伸展-短母指伸筋
問題61 表情筋でないのはどれか。
- 笑筋
- 側頭筋
- 口輪筋
- 前頭筋
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2.側頭筋
問題62 正常歩行で誤っているのはどれか。
- 一側の踵が接地して対側の踵が接地するまでを一歩という。
- 立脚相は一歩行周期の約60%である。
- 両脚支持期は一歩行周期に1回ある。
- 単位時間内の歩数を歩行率という。
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3.両脚支持期は一歩行周期に1回ある。
問題63 肩関節の伸展作用がないのはどれか。
- 烏口腕筋
- 広背筋
- 三角筋後部線維
- 大円筋
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1.烏口腕筋
問題64 足の内側縦アーチ(土踏まず)の形成に直接関係しないのはどれか。
- 距骨
- 踵骨
- 舟状骨
- 立方骨
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4.立方骨
問題65 成人の体重心の位置で誤っているのはどれか。
- 足底から計測して身長の約55%の高さにある。
- 解剖学的には仙骨のやや前方にある。
- 女性は男性に比べて高位にある。
- 体型による個人差がある。
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3.女性は男性に比べて高位にある。
第8回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 膝蓋腱反射で誤っているのはどれか。
- 感覚受容器は大腿四頭筋の筋紡錘である。
- 反射の種類は伸張反射である。
- 反射弓に含まれるシナプスは3個である。
- 反射の中枢は脊髄にある。
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3.反射弓に含まれるシナプスは3個である。
問題57 正常運動発達と年齢との組合せで誤っているのはどれか。
- 独り歩きができる ─── 1歳ころ
- 転倒しないで走れる ─── 2歳ころ
- 片足立ちができる ─── 3歳ころ
- 成人型歩行となる ─── 4歳ころ
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4.成人型歩行となる ─── 4歳ころ
問題58 基本的立位姿勢の運動と運動面との組合せで誤っているのはどれか。
- 頸部の側屈運動 ─── 水平面
- 前腕の回内運動 ─── 水平面
- 体幹の前屈運動 ─── 矢状面
- 下肢の外転運動 ─── 前額面
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1.頸部の側屈運動 ─── 水平面
問題59 肩関節の内旋に作用する筋で誤っているのはどれか。
- 広背筋
- 大円筋
- 小円筋
- 肩甲下筋
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3.小円筋
問題60 肩甲骨の運動と筋との組合せで誤っているのはどれか。
- 外転(屈曲) ─── 前鋸筋
- 内転(伸展) ─── 小胸筋
- 上方回旋 ─── 僧帽筋下部線維
- 下方回旋 ─── 菱形筋
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2.内転(伸展) ─── 小胸筋
問題61 足関節の内返しに作用しないのはどれか。
- 長指伸筋
- 長母指屈筋
- 前脛骨筋
- 後脛骨筋
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1.長指伸筋
問題62 膝関節の靭帯で誤っているのはどれか。
- 膝横靭帯は内・外側半月を前面で結合する。
- 前十字靭帯は大腿骨顆間窩と脛骨前顆間部とを結ぶ。
- 後十字靭帯は脛骨の後方への滑り出しを防ぐ。
- 外側側副靭帯は膝関節屈曲位で緊張する。
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4.外側側副靭帯は膝関節屈曲位で緊張する。
問題63 延髄に中枢をもつ反射・反応はどれか。
- 緊張性迷路反射
- 交差反射
- 伸張反射
- 踏み直り反応
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1.緊張性迷路反射
問題64 股関節の伸展に作用するのはどれか。
- 大腿直筋
- 大殿筋
- 腸腰筋
- 縫工筋
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2.大殿筋
問題65 パーキンソン病様歩行はどれか。
- 円書き歩行
- 小きざみ歩行
- トレンデレンブルグ歩行
- 酩酊歩行
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2.小きざみ歩行
第9回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 ベクトル量でないのはどれか。
- 握力
- 歩行速度
- 体温
- 関節回転加速度
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3.体温
問題57 成人の重心の位置で正しいのはどれか。
- 第7胸椎の腹側
- 第3腰椎の腹側
- 第2仙椎の腹側
- 両股関節の中点
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3.第2仙椎の腹側
問題58 大脳皮質に中枢がある立ち直り反射はどれか。※解なし
- 頸部から体幹に作用する反射
- 迷路から頭部に作用する反射
- 体表刺激から頭部・体幹・四肢に作用する反射
- 眼から頭部に作用する反射
解答はこちらをタップ
問題59 膝関節伸展時に弛緩しているのはどれか。
- 前十字靭帯
- 後十字靭帯
- 外側側副靭帯
- 内側側副靭帯
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2.後十字靭帯
問題60 肩関節の伸展、内旋および内転のすべてに作用する筋はどれか。
- 三角筋
- 大円筋
- 大胸筋
- 棘下筋
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2.大円筋
問題61 筋収縮について正しいのはどれか。
a.机上のコップを口に運ぶときの上腕二頭筋は等尺性収縮をする。
b.立位から椅子に座るときの大腿二頭筋は求心性収縮をする。
c.握りこぶしを保持した状態では手指の屈筋群は静止性収縮をする。
d.腕立て伏せの下方への運動では上腕三頭筋は遠心性収縮をする。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題62 足関節運動の筋機能で正しいのはどれか。
- 背屈運動で前脛骨筋と短腓骨筋とは共同筋である。
- 底屈運動で長腓骨筋と後脛骨筋とは共同筋である。
- 内がえし運動で前脛骨筋と後脛骨筋とは拮抗筋である。
- 外がえし運動で第3腓骨筋と長母指屈筋とは共同筋である。
解答はこちらをタップ
2.底屈運動で長腓骨筋と後脛骨筋とは共同筋である。
問題63 小児歩行の開始期で誤っているのはどれか。
- 上肢の左右交互の振りが大きい。
- 足底全体で接地する。
- 支持基底を大きくする。
- 前後方向に転倒しやすい。
解答はこちらをタップ
1.上肢の左右交互の振りが大きい。
問題64 正常歩行について誤っているのはどれか。
- 大腿四頭筋は立脚中期に働く。
- 股関節外転筋群は左右方向の重心移動を制限する。
- 股関節内転筋群は遊脚相の振子運動に関与する。
- 大殿筋は股関節屈曲と回旋を制限する。
解答はこちらをタップ
1.大腿四頭筋は立脚中期に働く。
問題65 進行性筋ジストロフィーの歩行の特徴はどれか。
- 小刻みに歩く。
- 下肢で円を描くように歩く。
- 踵を床に打ち付けるように歩く。
- 腹部を前につき出して歩く。
解答はこちらをタップ
4.腹部を前につき出して歩く。
第10回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 基本的立位姿勢で垂直軸・水平面の運動はどれか。
- 首を前後屈する。
- 顔を横に向ける。
- 腕を横に挙げる。
- 腕を前に挙げる。
回答はこちらをタップ
2.顔を横に向ける。
問題57 誤っているのはどれか。
- 1つの筋は複数の運動単位で構成される。
- 運動単位の神経支配比が大きいはど微細な運動ができる。
- 神経の発射頻度が多いと筋収縮が強くなる。
- 活動する運動単位数が多いと筋収縮が強くなる。
回答はこちらをタップ
2.運動単位の神経支配比が大きいはど微細な運動ができる
問題58 反射について誤っているのはどれか。
- 応答は意識を必要とする。
- 応答を引き出す刺激は単純である。
- 応答パターンは定型的である。
- 刺激が十分あれば応答が得られる。
回答はこちらをタップ
1.応答は意識を必要とする。
問題59 前腕の回外運動の作用をもつのはどれか。
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
- 肘筋
- 上腕筋
回答はこちらをタップ
1.上腕二頭筋
問題60 腰部の前後屈運動で最も可動域が大きいのはどれか。
- 第1・2腰椎間
- 第2・3腰椎間
- 第3・4腰椎問
- 第4・5腰椎間
回答はこちらをタップ
4.第4・5腰椎間
問題61 吸気筋でないのはどれか。
- 横隔膜
- 外肋間筋
- 斜角筋群
- 腹直筋
回答はこちらをタップ
4.腹直筋
問題62 安定性のよい立位姿勢の条件でないのはどれか。
- 重心の位置が低い。
- 支持基底の面積が広い。
- 質量が小さい。
- 重心線の位置が支持基底の中心に近い。
回答はこちらをタップ
3.質量が小さい。
問題63 姿勢反射でないのはどれか。
- 立ち直り反射
- 緊張性頸反射
- 毛様体脊髄反射
- 緊張性迷路反射
回答はこちらをタップ
3.毛様体脊髄反射
問題64 坐位保持が可能となる月齢はどれか。
- 2~3か月
- 5~6か月
- 8~9か月
- 11~12か月
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2.5~6か月
問題65 正常歩行で重心の位置が最も低いのはどれか。
- 踵接地期
- 足底接地期
- 立脚中期
- 踵離地期
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1.踵接地期
第11回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 人体のてこの作用で誤っているのはどれか。
- 第1のてこはシーソー型である。
- 第2のてこは荷重点が力点と支点の間にある。
- 第2にてこは身体運動での効用例は少ない。
- 第3のてこは小さな力で大きな荷重に対抗できる。
回答はこちらをタップ
4.第3のてこは小さな力で大きな荷重に対抗できる。
問題57 筋収縮と筋の長さとの組合せで誤っているのはどれか。
- 等尺制収縮 ─── 短縮
- 遠心性収縮 ─── 延長
- 求心性収縮 ─── 短縮
- 静止性収縮 ─── 不変
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1.等尺制収縮 ─── 短縮
問題58 球関節はどれか。
- 肩鎖関節
- 肩関節
- 手根間関節
- 仙腸関節
回答はこちらをタップ
2.肩関節
問題59 新しい運動課題の学習で最初に習得することが好ましいのはどれか。
- 運動の正確さ
- 運動の速さ
- 運動パターン
- 適応能力
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3.運動パターン
問題60 呼吸運動について誤っている組合せはどれか。
- 胸鎖乳突筋 ─── 呼気
- 腹筋群 ─── 呼気
- 外肋間筋 ─── 吸気
- 横隔膜 ─── 吸気
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1.胸鎖乳突筋 ─── 呼気
問題61 股関節を伸展するのはどれか。
- 大腿筋膜張筋
- 大腿方形筋
- 大殿筋
- 腸腰筋
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3.大殿筋
問題62 脊柱起立筋に含まれないのはどれか。
- 腸肋筋
- 最長筋
- 棘筋
- 板状筋
回答はこちらをタップ
4.板状筋
問題63 正常運動発達で誤っているのはどれか。
- 生後1か月では体幹を支えると立位が保持できる。
- 生後3か月では体幹を支えても立位保持が困難である。
- 生後8か月ではつかまり立ちができる。
- 生後18か月では片足立ちができる。
回答はこちらをタップ
4.生後18か月では片足立ちができる
問題64 正常歩行で立脚相から遊脚相への変換期に最大活動をするのはどれか。
- 大殿筋
- 股関節内転筋群
- ハムストリングス
- 大腿四頭筋
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2.股関節内転筋群
問題65 異常歩行について誤っている組合せはどれか。
- 草刈り歩行 ─── 痙性片麻痺
- 小刻み歩行 ─── パーキンソン病
- 鶏状歩行 ─── 小脳性失調症
- トレンデレンブルグ歩行 ─── 中殿筋麻痺
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3.鶏状歩行 ─── 小脳性失調症
第12回柔道整復師国家試験 運動学
問題56 基本的立位姿勢の身体運動と運動面との組合せで誤っているのはどれか。
- 顔を横に向ける ─── 水平面
- 頭を横に倒す ─── 矢状面
- 上肢を外側に上げる ─── 前頭面
- 足部を背屈する ─── 矢状面
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2.頭を横に倒す ─── 矢状面
問題57 図の状態で釣り合っているとき、上腕二頭筋の力Fはどれか。ただし、荷重点cにかかる重さRは2.4kgw、支点aと力点bの距離と力点bと荷重点cの距離との比は2:13とする。
- 15.6kgw
- 18.0kgw
- 31.2kgw
- 36.0kgw
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2.18.0kgw
問題58 膝関節半月の機能で誤っているのはどれか。
- 荷重分布を均等化する。
- 衝撃に対して緩衝作用がある。
- 膝関節の適合性を良好にする。
- 滑液を荷重部分に集中させる。
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4.滑液を荷重部分に集中させる。
問題59 誤っている組合せはどれか。
- 中心前回 ─── 運動野
- 中心後回 ─── 体性感覚野
- 辺緑系 ─── 聴覚中枢
- 後頭葉 ─── 視覚中枢
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3.辺緑系 ─── 聴覚中枢
問題60 大脳皮質に中枢がある反射・反応はどれか。
- 踏み直り反応
- 陽性支持反応
- 緊張性迷路反射
- 屈曲反射
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1.踏み直り反応
問題61 腰部の前屈に作用しないのはどれか。
- 内腹斜筋
- 外腹斜筋
- 腰方形筋
- 腹直筋
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3.腰方形筋
問題62 股間接の内旋に作用するのはどれか。
- 小殿筋
- 大殿筋
- 長内転筋
- 恥骨筋
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1.小殿筋
問題63 足部の背屈に作用しないのはどれか。
- 前脛骨筋
- 長腓骨筋
- 第三腓骨筋
- 長指伸筋
回答はこちらをタップ
2.長腓骨筋
問題64 成人の立位姿勢で正しいのはどれか。
- 重心は足底から計測して身長の45%の高さにある。
- 重心の位置は第5腰椎の後方にある。
- 重心線は膝蓋骨の前面を通る。
- 重心線は外果の前部を通る。
回答はこちらをタップ
4.重心線は外果の前部を通る
問題65 歩行周期について誤っているのはどれか。
- 一側の踵接地から次の他側の踵接地までの距離を歩幅という。
- 踵接地から次の同側の踵接地までの動作を重複歩という。
- 歩行時の両足の前頭面での間隔を歩隔という。
- 単位時間当たりの重複歩数を歩行率という。
回答はこちらをタップ
4.単位時間当たりの重複歩数を歩行率という
第13回柔道整復師国家試験 運動学
問題61 味覚の伝導に関与するのはどれか。2つ選べ。
- 舌咽神経
- 三叉神経
- 顔面神経
- 舌下神経
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1.舌咽神経
3.顔面神経
問題62 血中エストロジェン濃度が最も高くなる時期はどれか。
- 卵胞期前期
- 卵胞期後期
- 黄体期前期
- 黄体期後期
回答はこちらをタップ
2.卵胞期後期
問題63 正常歩行で正しいのはどれか。
- 立脚相は遊脚相より長い。
- 同時定着時期は1歩行周期に1回ある。
- 1歩行周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである。
- 歩行率は1分間の重複歩数で表される。
回答はこちらをタップ
1.立脚相は遊脚相より長い。
問題64 誤っているのはどれか。
- 力は質量と加速度との積である。
- 運動量は質量と速度との積である。
- 仕事(量)は力と速度との積である。
- 力のモーメントは支点からの距離と力との積である。
回答はこちらをタップ
3.仕事(量)は力と速度との積である。
問題65 筋の長さに変化がないのはどれか。
- 持続性収縮
- 遠心性収縮
- 相動性収縮
- 求心性収縮
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1.持続性収縮
問題66 膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 側副靱帯は伸展時に弛緩する。
- 前十字靱帯は伸展時に弛緩する。
- 屈曲の最終段階はすべり運動による。
- 回旋運動が起こる。
回答はこちらをタップ
3.屈曲の最終段階はすべり運動による
4.回旋運動が起こる。
問題67 反射・反応と中枢部位の組合せで正しいのはどれか。
- 陽性支持反応 ─── 大脳皮質
- 緊張性迷路反射 ─── 間脳
- 緊張性頸反射 ─── 中脳
- 交差性反射 ─── 脊髄
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4.交差性反射 ─── 脊髄
問題68 頸部の伸筋でないのはどれか。
- 頸長筋
- 頸最長筋
- 頸板状筋
- 頸半棘筋
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1.頸長筋
問題69 肩甲骨の外転に作用するのはどれか。
- 僧帽筋
- 前鋸筋
- 肩甲挙筋
- 菱形筋
回答はこちらをタップ
2.前鋸筋
問題70 成人の重心で誤っているのはどれか。
- 身体各部の重量が相互に平衡である点
- 身体があらゆる方向に自由に回転し得る点
- 垂直線上で身長の50%の高さに位置する点
- 基本矢状面、基本前頭面および基本水平面の3面が交差する点
回答はこちらをタップ
3.垂直線上で身長の50%の高さに位置する点
問題71 生後の一時期に出現し、その後消退するのはどれか。
- パラシュート反応
- ランドウ反射
- アキレス腱反射
- パランス反応
回答はこちらをタップ
2.ランドウ反射
問題72 小児の上肢運動と発現時期との組合せで誤っているのはどれか。
- 両手を顔にもっていって手指を口で吸う ─── 3か月
- 積み木を手から手へ持ちかえる ─── 6か月
- 母指と示指とでつまみ動作ができる ─── 10~12か月
- 物を投げる動作ができる ─── 1歳6か月
回答はこちらをタップ
4.物を投げる動作ができる ─── 1歳6か月
問題73 運動技能の向上においてみられないのはどれか。
- 運動パターンの恒常性
- 遂行時間の延長
- 誤りの数の減少
- 努力量の減少
回答はこちらをタップ
2.遂行時間の延長
第14回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 誤っている組合せはどれか。
- 第1のてこ ─── 上腕三頭筋による肘伸展
- 第1のてこ ─── 大腿四頭筋による膝伸展
- 第3のてこ ─── 上腕二頭筋による肘屈曲
- 第3のてこ ─── 三角筋による肩外転
回答はこちらをタップ
2.第1のてこ ─── 大腿四頭筋による膝伸展
問題87 下り階段でゆっくりと左脚を降ろすとき、右脚の大腿四頭筋の収縮はどれか。
- 求心性収縮
- 遠心性収縮
- 等尺性収縮
- 相動性収縮
回答はこちらをタップ
2.遠心性収縮
問題88 肩関節の伸展に作用するのはどれか。
- 棘上筋
- 小円筋
- 肩甲下筋
- 広背筋
回答はこちらをタップ
4.広背筋
問題89 股関節の伸展に作用しないのはどれか。
- 大腿二頭筋
- 大殿筋
- 大腿筋膜張筋
- 半腱様筋
回答はこちらをタップ
3.大腿筋膜張筋
問題90 足部の外がえしに作用するのはどれか。
- 長腓骨筋
- 後脛骨筋
- 長指屈筋
- 足底筋
回答はこちらをタップ
1.長腓骨筋
問題91 筋紡錘に入出力しない神経線維はどれか。
- α運動線維
- γ運動線維
- Ia群線維
- Ⅱ群線維
回答はこちらをタップ
1.α運動線維
問題92 膝蓋腱反射について誤っているのはどれか。
- 伸張反射である。
- 相反性神経支配がある。
- 表在反射である。
- 脊髄に反射中枢がある。
回答はこちらをタップ
3.表在反射である。
問題93 基本的立位姿勢で誤っているのはどれか。
- 重心線は第4腰椎体の後方を通る。
- 重心線は足関節の前方を通る。
- 重心線は支持基底内の中心に近いほど安定性がよい。
- 重心はたえず動揺している。
回答はこちらをタップ
1.重心線は第4腰椎体の後方を通る。
問題94 正常新生児にみられないのはどれか。
- モロー反射
- ガラント反射
- 交差性伸展反射
- ランドウ反射
回答はこちらをタップ
4.ランドウ反射
問題95 運動力学的歩行分析はどれか。
- 速度
- 関節可動域
- 床反力
- 歩幅
回答はこちらをタップ
3.床反力
第15回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 関節可動域表示で基本肢位の足関節角度はどれか。
- 0度
- 10度
- 90度
- 100度
解答はこちらをタップ
1.0度
問題87 運動の法則で誤っているのはどれか。
- 加速度は力の大きさに正比例する。
- 加速度は物体の質量に反比例する。
- 加速度は力の働く方向と反対方向に働く。
- 物体に作用する力は質量を加速度の積である。
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3.加速度は力の働く方向と反対方向に働く。
問題88 錐体路に含まれないのはどれか。
- 大脳皮質運動野
- 内包
- 大脳脚
- 脊髄後角細胞
解答はこちらをタップ
4.脊髄後角細胞
問題89 上腕二頭筋反射に直接関与するのはどれか。
- 正中神経
- 筋皮神経
- 尺骨神経
- 橈骨神経
解答はこちらをタップ
2.筋皮神経
問題90 脊髄に反射中枢をもたないのはどれか。
- 緊張性頸反射
- 伸張反射
- 交差性反射
- 屈筋反射
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1.緊張性頸反射
問題91 翼状肩甲に関与するのはどれか。
- 小胸筋
- 肩甲挙筋
- 広背筋
- 前鋸筋
解答はこちらをタップ
4.前鋸筋
問題92 正常乳児でモロー反応が生後消失する時期はどれか。
- 3か月
- 6か月
- 9か月
- 12ヵ月
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1.3か月
問題93 小児の歩行に関する発達過程で誤っている組合せはどれか。
- 5か月 ─── 体幹を支えて立位保持すると、下肢で支えて立位姿勢を保つ。
- 8か月 ─── 物につかまりひとりで立ち上がる。
- 1歳 ─── 階段の昇り動作ができるようになる。
- 2歳 ─── 転倒しないで走ることができる。
解答はこちらをタップ
3.1歳 ─── 階段の昇り動作ができるようになる。
問題94 自然歩行周期で両側支持期の占める比率はどれか。
- 5%
- 10%
- 20%
- 40%
解答はこちらをタップ
3.20%
問題95 パーキンソン(Parkinson)病患者にみられるのはどれか。
- トレンデレンブルグ歩行
- 小きざみ歩行
- 鶏歩
- 失調性歩行
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2.小きざみ歩行
第16回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 誤っている組み合わせはどれか。
- 頚部伸筋群による頭部のつりあい ─── 第1のてこ
- 中殿筋による片脚立ちでのつりあい ─── 第2のてこ
- 腕橈骨筋による肘屈曲 ─── 第2のてこ
- 上腕二頭筋による肘屈曲 ─── 第3のてこ
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2.中殿筋による片脚立ちでのつりあい ─── 第2のてこ
問題87 誤りはどれか。
- 骨は骨膜、骨質、骨髄および関節軟骨からなる
- 骨質は緻密骨と海綿骨に区分される
- 骨膜には血管と感覚神経が密に分布している
- 海綿骨の骨組織は層板構造になっている
回答はこちらをタップ
4.海綿骨の骨組織は層板構造になっている
問題88 大脳皮質が関与しないのはどれか。
- 踏み直り反応
- 足踏み反応
- 陽性支持反応
- 跳び直り反応
回答はこちらをタップ
3.陽性支持反応
問題89 小脳について、誤りはどれか。
- 脊髄のα運動ニューロンに直接連絡
- 運動器覚・プログラミング
- フィードバッグ調節機能
- 閉ループ機能
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1.脊髄のα運動ニューロンに直接連絡
問題90 強制呼気のときに働くのはどれか。
- 横隔膜
- 胸鎖乳突筋
- 腹筋
- 外肋間筋
回答はこちらをタップ
3.腹筋
問題91 足の外返しをするのはどれか。
- 前脛骨筋
- 後脛骨筋
- 長指伸筋
- 足底筋
回答はこちらをタップ
3.長指伸筋
問題92 立位姿勢の安定性について、誤りはどれか。
- 重心が低い
- 支持基底の面積が広い
- 重心線の位置が支持基底内の中心から離れている
- 床と接触面の摩擦抵抗が大きい
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3.重心線の位置が支持基底内の中心から離れている
問題93 原始反射でないのはどれか。
- モロー反射
- パラシュート反射
- ランドウ反射
- ガラント反射
回答はこちらをタップ
2.パラシュート反射
問題94 誤っている組み合わせはどれか。
- 寝返り ─── 3~4ヶ月
- つかまり立ち ─── 5~9ヶ月
- 独り歩き ─── 11~14ヶ月
- スキップ ─── 36ヶ月
回答はこちらをタップ
4.スキップ ─── 36ヶ月
問題95 小児の歩行開始段階の特徴はどれか。
- 支持基底を広くとる
- 独り歩きが可能となる頃の歩行は踵接地である
- 歩行率(ケイデンス)が高い
- 上肢の振りが多い
回答はこちらをタップ
1.支持基底を広くとる
第17回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 加速度で誤っているのはどれか。
- 物体の運動を保ち続ける。
- 物体の質量に反比例する。
- 力の大きさに正比例する。
- 力の働く方向と同一方向に働く。
回答はこちらをタップ
1.物体の運動を保ち続ける。
問題87 1ニュートン(N)の定義で正しいのはどれか。
- 1kgのおもりを1m運ぶ力
- 1kgのおもりに1m/sec2の加速度を生じさせる力
- 1kgのおもりに垂直方向に加わる力
- 1kgのおもりを1mの高さから落とした時に加わる力
回答はこちらをタップ
2.1kgのおもりに1m/sec2の加速度を生じさせる力
問題88 正しいのはどれか
- 骨の主な無機質は炭酸カルシウムである。
- ハバース管は骨単位の中心部にある。
- 関節軟骨は血管の分布が豊富である。
- 骨細胞は骨の石灰化促進作用をもつ。
回答はこちらをタップ
2.ハバース管は骨単位の中心部にある。
問題89 二関節筋でないのはどれか。
- 上腕三頭筋(長頭)
- 縫工筋
- 大腿直筋
- ヒラメ筋
回答はこちらをタップ
4.ヒラメ筋
問題90 膝蓋腱反射で誤っているのはどれか。
- 脊髄反射
- 伸張反射
- 多シナプス反射
- 深部反射
回答はこちらをタップ
3.多シナプス反射
問題91 手根管を通過しないのはどれか。
- 浅指屈筋腱
- 深指屈筋腱
- 尺側手根屈筋腱
- 長母指屈筋腱
回答はこちらをタップ
3.尺側手根屈筋腱
問題92 身体の腹側に位置する抗重力筋はどれか。
- 下腿三頭筋
- 大殿筋
- 腸腰筋
- ハムストリングス
回答はこちらをタップ
3.腸腰筋
問題93 動機づけで誤っているのはどれか。
- 内的動機づけは個人的な喜びを見いだす。
- 内的動機づけは自己実現にかかわる。
- 外的動機づけには物的報酬を利用する。
- 外的動機づけは自己関与にかかわる。
回答はこちらをタップ
4.外的動機づけは自己関与にかかわる。
問題94 正常歩行で踵接地に筋活動が少ないのはどれか。
- 前脛骨筋
- 下腿三頭筋
- 大腿四頭筋
- 大腿二頭筋
回答はこちらをタップ
2.下腿三頭筋
問題95 高齢者の歩行で誤っているのはどれか。
- 筋活動の低下
- 速度の低下
- 歩幅の短縮
- 歩行率(ケイデンス)の低下
回答はこちらをタップ
1.筋活動の低下
第18回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 身体の運動軸と頭部の運動との組合せで正しいのはどれか。
- 垂直軸 ─── 側屈
- 水平矢状軸 ─── 回旋
- 水平前頭軸 ─── 屈曲
- 垂直前頭軸 ─── 伸展
解答はこちらをタップ
3.水平前頭軸 ─── 屈曲
問題87 運動単位の構成要素で誤っているのはどれか。
- 脊髄前角細胞
- α運動神経線維
- 筋線維
- 筋紡錘
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4.筋紡錘
問題88 骨代謝で正しい組合せはどれか。
- 破骨細胞 ─── 骨石灰化の促進
- 骨芽細胞 ─── 骨の貪食吸収
- 副甲状腺ホルモン ─── 活性型ビタミンDの合成
- カルシトニン ─── 骨吸収の促進
解答はこちらをタップ
3.副甲状腺ホルモン ─── 活性型ビタミンDの合成
問題89 頭部を右に回旋した時の非対称性緊張性頸反射で正しいのはどれか。
- 左肩関節は外転する。
- 左肘関節は屈曲する。
- 右股関節は屈曲する。
- 右膝関節は屈曲する。
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2.左肘関節は屈曲する。
問題90 肩関節を外旋する筋はどれか。
- 大円筋
- 前鋸筋
- 棘下筋
- 肩甲下筋
解答はこちらをタップ
3.棘下筋
問題91 生理的彎曲と頂椎との組合せで正しいのはどれか。
- 頸椎前彎 ─── 第7頸椎
- 胸椎後彎 ─── 第8胸椎
- 腰椎前彎 ─── 第1腰椎
- 仙・尾椎後彎 ─── 第1仙椎
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2.胸椎後彎 ─── 第8胸椎
問題92 正常な立位姿勢の重心線で正しいのはどれか。
- 足関節の後方
- 膝関節の後方
- 股関節の後方
- 第4腰椎の後方
解答はこちらをタップ
3.股関節の後方
問題93 運動技能の練習効果で正しいのはどれか。
- 遂行時努力量の増加
- 自由度の減少
- 運動パターン恒常性の低下
- 遂行時間の短縮
解答はこちらをタップ
4.遂行時間の短縮
問題94 通常歩行時(毎分80mの速さ)のエネルギー消費は安静臥床時の約何倍か。
- 2倍
- 4倍
- 6倍
- 8倍
解答はこちらをタップ
2.4倍
問題95 小脳の障害でみられる異常歩行はどれか。
- 鶏状歩行
- 分回し歩行
- トレンデレンブルグ歩行
- 酩酊歩行
解答はこちらをタップ
4.酩酊歩行
第19回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 ベクトル量に含まれないのはどれか。
- 大きさ
- 速度
- 質量
- 方向
解答はこちらをタップ
3.質量
問題87 誤っているのはどれか。
- 関節軟骨は滑液によって栄養される。
- 関節軟骨内には血管が豊富に存在する。
- 骨端軟骨は骨成長期の骨幹端に存在する。
- 骨端の関節面は関節軟骨に覆われる。
解答はこちらをタップ
2.関節軟骨内には血管が豊富に存在する。
問題88 脊椎の生理的弯曲で誤っているのはどれか。
- 頸椎前弯
- 胸椎前弯
- 腰椎前弯
- 仙・尾椎骨後弯
解答はこちらをタップ
2.胸椎前弯
問題89 伸張反射の興奮のメカニズムで誤っているのはどれか。
- 筋が伸張されると筋紡錘が興奮する。
- 筋紡錘の興奮はⅠa群線維を経由する。
- 興奮は多シナプス性に伝えられる。
- α運動ニューロンを経由して支配筋が収縮する。
解答はこちらをタップ
3.興奮は多シナプス性に伝えられる。
問題90 小脳のフィードバック調整による誤差修正過程に要する時間で正しいのはどれか。
- 5msec
- 20msec
- 50msec
- 200msec
解答はこちらをタップ
4.200msec
問題91 肩関節で誤っているのはどれか。
- 関節包内を上腕三頭筋の長頭が通過する。
- 烏口上腕靭帯は前壁を補強する靭帯である。
- 棘上筋は外転筋である。
- 大円筋は腋窩の後壁を形成する。
解答はこちらをタップ
1.関節包内を上腕三頭筋の長頭が通過する。
問題92 足関節の背屈に作用しない筋はどれか。
- 長腓骨筋
- 前脛骨筋
- 長指伸筋
- 第3腓骨筋
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1.長腓骨筋
問題93 正常な立位姿勢を保持するときの組合せで誤っているのはどれか。
- ヒラメ筋 ── 身体が前へ倒れないように活動する。
- ハムストリングス ── 膝関節の固定のために活動する。
- 腸腰筋 ── 股関節の過伸展を防ぐために活動する。
- 脊柱起立筋群 ── 脊柱の前屈を防ぐために活動する。
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2.ハムストリングス ── 膝関節の固定のために活動する。
問題94 乳幼児の運動行動発達で正しいのはどれか。
- 3か月で背臥位から腹臥位への寝返りができる。
- 8か月で歩行が可能となる。
- 3歳で20秒以上の片足立ちができる。
- 5歳でスキップ動作ができる。
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4.5歳でスキップ動作ができる。
問題95 正常歩行における重心位置の上下移動で誤っているのはどれか。
- 重心の位置は立脚中期で最高となる。
- 重心の位置は踵接地で最低となる。
- 重心移動の軌跡は正弦曲線となる。
- 歩行速度を速めると上下移動の振幅は減少する。
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4.歩行速度を速めると上下移動の振幅は減少する。
第20回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 第1のてこで正しいのはどれか。
- 荷重点が力点と支点の間にある。
- 力点が支点と荷重点の間にある。
- 特徴は安定性にある。
- 小さなカで大きな荷重に対抗できる。
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3.特徴は安定性にある。
問題87 運動単位で正しいのはどれか。
- 一本の筋線維は複数のα運動ニューロンにより支配されている。
- 一本の筋線維とそれを支配するニューロンを運動単位という。
- 一本の筋線維を支配するニューロンの数を神経支配比という。
- 精密な働きをする筋の神経支配比は小さい。
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4.精密な働きをする筋の神経支配比は小さい。
問題88 骨端軟骨(成長軟骨板)に作用して骨成長を促進するのはどれか。
- 副甲状腺ホルモン
- カルシトニン
- ビタミンA
- ビタミンD
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3.ビタミンA
問題89 深部腱反射の反射弓に含まれないのはどれか。
- 筋紡錘
- ⅠA線維
- α運動ニューロン
- γ運動ニューロン
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4.γ運動ニューロン
問題90 腱紡錘で正しいのはどれか。
- 求心路はⅠb群線維である。
- 錘内線維で形成されている。
- 錘外線維と並列の位置関係にある。
- 筋の自動的収縮では作用しない。
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1.求心路はⅠb群線維である。
問題91 肩関節の伸展に作用するのはどれか。
- 三角筋後部
- 棘上筋
- 烏口腕筋
- 肩甲下筋
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1.三角筋後部
問題92 肘関節屈曲に作用しないのはどれか。
- 上腕二頭筋
- 上腕筋
- 腕橈骨筋
- 肘筋
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4.肘筋
問題93 重心で誤っているのはどれか。
- 身体各部の重量が相互に平衡な点である。
- 骨盤内の仙骨のやや前方にある。
- 成人男性では身長の約56%の高さにある。
- 幼児では成人に比べて相対的に低位にある。
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4.幼児では成人に比べて相対的に低位にある。
問題94 3歳児ができなければ運動発達の遅れが疑われるのはどれか。2つ選べ。
- 手指の分離運動
- 物を投げる動作
- スキップ
- 階段を降りる
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1.手指の分離運動
2.物を投げる動作
問題95 歩行周期の立脚期全般に活動し、末期に強く働くのはどれか。
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- 前脛骨筋
- 下腿三頭筋
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4.下腿三頭筋
第21回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 力の単位で誤っているのはどれか。
- 力の重力単位は質量1kgの物体に作用する地球の引力を1kgwという。
- 力の重力単位の測定には測定場所の指定が必要となる。
- 力の(絶対)単位にはニュートン(N)が用いられる。
- 力の(絶対)単位ダイン(dyn)はMKS単位である。
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4.力の(絶対)単位ダイン(dyn)はMKS単位である。
問題87 多軸性関節でないのはどれか。
- 肩関節
- 手根間関節
- 股関節
- 距腿関節
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4.距腿関節
問題88 下肢の運動に関与する大脳皮質はどれか。
- 頭頂葉前上部
- 前頭葉後上部
- 後頭葉下部
- 側頭葉上部
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2.前頭葉後上部
問題89 頭部を体幹に対して回旋させると顔面の向いた側の四肢が伸展し後頭側の四肢が屈曲した姿勢になるのはどれか。
- モロー反射
- 交差性伸展反射
- 非対称性緊張性頸反射
- 対称性緊張性頸反射
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3.非対称性緊張性頸反射
問題90 随意運動で正しいのはどれか。
- 運動プログラムとは活動する筋群名をいう。
- 随意運動ではまず意志の発動がある。
- 体性感覚は運動プログラムに関与しない。
- 姿勢保持に運動プログラムは関与しない。
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2.随意運動ではまず意志の発動がある。
問題91 呼吸筋と脊髄レベルとの組合せで誤っているのはどれか。
- 横隔膜-第9胸髄〜第11胸髄
- 肋骨挙筋-第8頸髄〜第11胸髄
- 胸横筋-第2胸髄〜第6胸髄
- 外肋間筋-第1胸髄〜第11胸髄
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1.横隔膜-第9胸髄〜第11胸髄
問題92 肩甲骨に付着しないのはどれか。
- 大胸筋
- 前鋸筋
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
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1.大胸筋
問題93 姿勢保持で正しいのはどれか。
- 脊柱が後方へ曲がるように働く重力に対抗し脊柱起立筋群が活動する。
- 立位姿勢では抗重力筋が働き左右動揺が起こる。
- 踏み直り反射の感覚受容器は前庭迷路である。
- 視覚は姿勢制御に関与しない。
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3.踏み直り反射の感覚受容器は前庭迷路である。
問題94 上肢運動の発達で、目的物に手を伸ばしてつかみ手から手へ持ちかえることができるようになる時期はどれか。
- 3か月
- 6か月
- 1歳6か月
- 2歳
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2.6か月
問題95 歩行で正しいのはどれか。
- 一側の踵が接地して次に同側の踵が接地するまでの動作を1歩という
- 1歩の距離を歩隔という
- 単位時間あたりの歩行距離を歩行率という。
- 踏み出した足の長軸と進行方向のなす角度を足角という。
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4.踏み出した足の長軸と進行方向のなす角度を足角という。
第22回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 運動の法則で誤っているのはどれか。
- 静止している物体はいつまでも静止している。
- 作用・反作用は運動の第3法則である。
- 一様の運動をしている物体はいつまでも等速運動を続ける。
- 加速度は物体の質量に正比例する。
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4.加速度は物体の質量に正比例する。
問題87 筋線維で正しいのはどれか。
- SO線維(赤筋)の収縮速度は速い。
- SO線維(赤筋)はミトコンドリアの量が少ない。
- FG線維(白筋)はミオグロビンの含有量が多い。
- FG線維(白筋)は疲労しやすい。
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4.FG線維(白筋)は疲労しやすい。
問題88 骨の機能でないのはどれか。
- 造血
- 血球の貯蔵
- 無機塩類の貯蔵
- 内臓諸器官の保護
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2.血球の貯蔵
問題89 脊髄に中枢を持つ反射はどれか。
- 伸張反射
- 緊張性頸反射
- 緊張性迷路反射
- 立ち直り反射
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1.伸張反射
問題90 筋とその起始・停止との組合せで正しいのはどれか。
- 大円筋-肩甲骨・上腕骨
- 烏口腕筋-鎖骨・上腕骨
- 三角筋-鎖骨・肩甲骨
- 橈側手根屈筋-橈骨・中手骨
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1.大円筋-肩甲骨・上腕骨
問題91 前腕を回外するのはどれか。
- 肘筋
- 上腕筋
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
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3.上腕二頭筋
問題92 安定性のよい立位姿勢の条件はどれか。
- 重心の位置が高い。
- 支持基底の面積が狭い。
- 重心腺が支持基底内の中心に近い。
- 床との接触面の摩擦抵抗が小さい。
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3.重心腺が支持基底内の中心に近い。
問題93 成人の錐体路障害時に出現する病的反射はどれか。
- バビンスキー反射
- 手掌把握反射
- ランドウ反射
- 交差性伸展反射
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1.バビンスキー反射
問題94 スキップ動作が遂行可能となる年齢はどれか。
- 2歳
- 3歳
- 5歳
- 7歳
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3.5歳
問題95 運動学習で誤っているのはどれか。
- 学習は比較的永続する変化である。
- 学習は結果として行動に変化を起こす。
- 学習は経験または練習の結果として生じる。
- 学習を直接観察することができる。
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4.学習を直接観察することができる。
第23回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 橋に神経核がある脳神経はどれか。
- 動眼神経
- 外転神経
- 滑車神経
- 舌咽神経
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2.外転神経
問題87 アキレス腱反射で正しいのはどれか。
- 多シナプス反射である。
- 脳幹反射である。
- 伸張反射である。
- 表在反射である。
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3.伸張反射である。
問題88 随意運動発現の情報伝達で正しいのはどれか。
- 大脳辺縁系→大脳運動野→大脳連合野→脊髄
- 大脳連合野→大脳運動野→大脳辺縁系→脊髄
- 大脳運動野→大脳辺縁系→大脳連合野→脊髄
- 大脳辺縁系→大脳連合野→大脳運動野→脊髄
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4.大脳辺縁系→大脳連合野→大脳運動野→脊髄
問題89 肩関節屈曲に働くのはどれか。
- 大胸筋鎖骨部
- 三角筋後部
- 大円筋
- 上腕二頭筋長頭
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1.大胸筋鎖骨部
問題90 スカルパ三角を構成しないのはどれか。
- 半膜様筋
- 長内転筋
- 鼡径靭帯
- 縫工筋
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1.半膜様筋
問題91 機能肢位(良肢位)で正しいのはどれか。
- 肩関節外転0°
- 肘関節屈曲90°
- 股関節屈曲90°
- 膝関節屈曲90°
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2.肘関節屈曲90°
問題92 人体の重心で正しいのはどれか。
- 小児では重心の位置が相対的に低位にある。
- 重心線は耳垂の前方と外果の後方を通る。
- 重心とは身体各部の重量が相互に平衡である点と規定される。
- 重心は仙骨やや後方にある。
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3.重心とは身体各部の重量が相互に平衡である点と規定される。
問題93 反射出現の時期で正しいのはどれか。
- 足底反射-新生児
- 腱反射-3か月
- 頭の支持反射-10か月
- 四肢の平衡反応-16か月
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1.足底反射-新生児
問題94 運動制御の部位で運動学習の過程に関与するのはどれか。
- 大脳基底核
- 延髄
- 視床
- 小脳
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4.小脳
問題95 一側の踵が接地して次に同じ側の踵が接地するまでの動作はどれか。
- 1歩
- 歩幅
- 歩隔
- 重複歩
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4.重複歩
第24回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 正しいのはどれか。
- てこは棒が軸の回りを回転できる状態である。
- 第1のてこは力のてこである。
- 第2のてこは運動のてこである。
- 第3のてこは安定のてこである。
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1.てこは棒が軸の回りを回転できる状態である。
問題87 膜性骨化で誤っているのはどれか。
- 結合組織性の骨化である。
- 間葉細胞が骨芽細胞に変化する。
- 頭蓋冠にみられる。
- 骨の長径成長を行う。
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4.骨の長径成長を行う。
問題88 神経線維で正しいのはどれか。
- 加えられた刺激による興奮は神経線維の一方向に伝導される。
- 1本の神経線維が興奮すると隣接する神経線維に興奮が伝わる。
- 有髄線維はシュワン細胞の細胞膜で幾重にも取り巻かれている。
- 有髄線維の直径が一定でも伝導速度は変化する。
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3.有髄線維はシュワン細胞の細胞膜で幾重にも取り巻かれている。
問題89 正しいのはどれか。
- 行動は身体内外からの刺激により誘発される。
- 皮膚感覚は体性感覚に含まれない。
- 刺激が感覚受容器で感知されることを感覚の投射という。
- 平衡感覚は体性感覚である。
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1.行動は身体内外からの刺激により誘発される。
問題90 咀嚼筋はどれか。
- 前頭筋
- 側頭筋
- 口輪筋
- 小頬骨筋
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2.側頭筋
問題91 安静時の吸息運動で重要な役割を担うのはどれか。
- 外肋間筋
- 僧帽筋
- 胸鎖乳突筋
- 小胸筋
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1.外肋間筋
問題92 正しいのはどれか。
- 肩甲骨の位置は第4〜10肋骨の高さにある。
- 肩甲骨は前頭面と約60度の角度をなす。
- 肩甲骨の運動は常に鎖骨の動きを伴って起こる。
- 肩甲骨は最大上下方向に5cm、内外側方向に5cmの可動性がある。
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3.肩甲骨の運動は常に鎖骨の動きを伴って起こる。
問題93 抗重力筋はどれか。
- 咬筋
- 前頭筋
- 大頬骨筋
- 前斜角筋
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4.前斜角筋
問題94 原始反射はどれか。
- 足底反射
- 足底把握
- 下肢伸展反射
- パラシュート反応
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2.足底把握
問題95 ひとり歩きを始めた小児の歩行の特徴で正しいのはどれか。
- 歩行率(ケイデンス)が低い。
- 踵から接地する。
- 支持基底面が狭い。
- 上肢を高く挙上する。
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4.上肢を高く挙上する。
第25回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 運動の形で正しいのはどれか。
- 机上の食物は口まで線運動で運ばれる。
- 並進運動とはある点から別の点に全体として移動する回転運動である。
- 線運動に曲線運動は含まれない。
- 身体運動の多くは関節を運動軸とする体節の線運動からなる。
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1.机上の食物は口まで線運動で運ばれる。
問題87 多軸関節はどれか。
- らせん関節
- 平面関節
- 車軸関節
- 鞍関節
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2.平面関節
問題88 随意運動の発現で正しいのはどれか。
- 随意運動が発現するときは始めに欲求・意図がある。
- 随意運動への意欲・動機づけは大脳運動野で行われる。
- 随意運動の計画・プログラムは大脳辺縁系で行われる,
- 随意運動プログラムは大脳感覚野から脊髄に伝達される。
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1.随意運動が発現するときは始めに欲求・意図がある。
問題89 開口に働く筋はどれか。
- 側頭筋
- 咬筋
- 外側翼突筋
- 内側翼突筋
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4.内側翼突筋
問題90 胸郭の動きで正しいのはどれか。
- 左右方向の拡大は主に上位肋骨の運動による。
- 前後方向の拡大は主に下位肋骨の運動による。
- 上下方向の拡大は下位肋骨の運動による。
- 胸郭下部の拡張は横隔膜を伸張しその収縮力を増大させる。
解答はこちらをタップ
4.胸郭下部の拡張は横隔膜を伸張しその収縮力を増大させる。
問題91 膝関節を仲展するのはどれか。
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 大腿筋膜張筋
- 大腿二頭筋
解答はこちらをタップ
3.大腿筋膜張筋
問題92 立位姿勢の制御で正しいのはどれか。
- 足関節では前脛骨筋が前方へ倒れるのを防ぐ。
- 膝関節では重力のモーメントが膝屈曲を防ぐ。
- 股関節では大殿筋が過伸展を防ぐ。
- 脊柱では腹筋群が前方へ曲がるのを防ぐ。
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2.膝関節では重力のモーメントが膝屈曲を防ぐ。
問題93 正常発達において終生持続するのはどれか。
- モロー反射
- 手掌把握
- 非対称性緊張性頸反射
- パラシュート反応
解答はこちらをタップ
4.パラシュート反応
問題94 運動技能学習で正しいのはどれか。
- 初期相は協調運動へと融合していく時期である。
- 中間相は言語的要素が強いため言語・運動段階ともいう。
- 最終相は順序や段取りを特に意識する段階である。
- 結果の知識は付加的フィ-ドバックである。
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4.結果の知識は付加的フィ-ドバックである。
問題95 走行で正しいのはどれか。
- 走行の歩行周期は歩行と異なる。
- 両足がともに地面から離れている時期がある。
- 重心の上下方向への移動が歩行より小さい。
- 走行可能になるのは3歳前後である。
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2.両足がともに地面から離れている時期がある。
第26回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 力の単位で正しいのはどれか。
- 絶対単位の測定には測定場所の指定が必要である。
- 重力単位は質量1kgの分銅に作用する地球の引力を1kgwの力という。
- 質量1kgの物体に1cm/sec²の加速度が生じる力を1ニュートン(N)という。
- 質量1gの物体に1m/sec² の加速度が生じる力を1ダイン(dyn)という。
回答はこちらをタップ
2.重力単位は質量1kgの分銅に作用する地球の引力を1kgwの力という。
問題87 指の完全伸展に関与するのはどれか。
- 背側骨間筋の緊張
- 指伸筋の弛緩
- 虫様筋の緊張
- 掌側骨間筋の弛緩
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3.虫様筋の緊張
問題88 反射運動で正しいのはどれか。
- 随意運動である。
- 意志が直接関与する。
- 目的性をもった運動である。
- 応答パターンは複雑である。
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3.目的性をもった運動である。
問題89 随意運動発現の過程で「タイミングの決定」の後に起こるのはどれか。
- 力の調整
- 意志の発動
- 使用筋の選定
- 動作目標の決定
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1.力の調整
問題90 顎関節で誤っているのはどれか。
- 楕円関節である。
- 頭蓋で唯一の動関節である。
- 蝶番運動を行う。
- 水平運動は筋突起で起こる。
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4.水平運動は筋突起で起こる。
問題91 肩関節運動で小円筋と同一の作用をもつのはどれか。
- 棘下筋
- 広背筋
- 烏口腕筋
- 肩甲下筋
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1.棘下筋
問題92 前腕回内位で肘関節を屈曲させる主動筋はどれか。
- 上腕二頭筋
- 腕橈骨筋
- 円回内筋
- 上腕筋
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4.上腕筋
問題93 股関節の運動で正しいのはどれか。
- 下肢機能軸は垂直軸に平行である。
- 大腿骨頭靱帯は骨頭固定のためには機能していない。
- 骨盤を固定し片側の股関節を外転すると対側も外転する。
- 股関節の外転に働くのは恥骨筋である。
回答はこちらをタップ
2.大腿骨頭靱帯は骨頭固定のためには機能していない。
問題94 足関節伸展に働くのはどれか。
- 第3腓骨筋
- 長腓骨筋
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
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1.第3腓骨筋
問題95 物を投げる動作が正確にできるようになる時期はどれか。
- 6か月
- 1歳
- 2歳
- 3歳
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4.3歳
第27回柔道整復師国家試験 運動学
問題86 骨格筋の最も小さい構造はどれか。
- 筋原線維
- 筋線維
- 筋束
- 筋フィラメント
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4.筋フィラメント
問題87 脊椎とその数の組合せで正しいのはどれか。
- 頸椎-8
- 胸椎-11
- 腰椎-4
- 仙椎-5
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4.仙椎-5
問題88 随意運動の発現で正しいのはどれか。
- 運動への動機づけは大脳連合野が担う。
- 大脳辺縁系からの信号は大脳感覚野に伝達される。
- 大脳運動野からの運動指令は基底核に伝達される。
- 小脳には運動のフィードバック調節機能がある。
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4.小脳には運動のフィードバック調節機能がある。
問題89 胸鎖乳突筋で正しいのはどれか。
- 両側同時に収縮することはない。
- 右側の収縮で頭部は左側に回旋する。
- 左側の収縮で頸部は右側に側屈する。
- 呼吸運動に作用しない。
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2.右側の収縮で頭部は左側に回旋する。
問題90 後腹壁を形成するのはどれか。
- 腹直筋
- 外腹斜筋
- 内腹斜筋
- 腰方形筋
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4.腰方形筋
問題91 大腿骨に起始があるのはどれか。
- 長腓骨筋
- 短腓骨筋
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
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3.腓腹筋
問題92 立位姿勢の安定性が良いのはどれか。
- 重心の位置が高い。
- 支持基底の面積が狭い。
- 重心線が支持基底の辺縁に近い。
- 接触面との摩擦抵抗が大きい。
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4.接触面との摩擦抵抗が大きい。
問題93 ニューロンの髄鞘形成が遅いのはどれか。
- 運動神経根
- 小脳
- 錐体路
- 大脳交連
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4.大脳交連
問題94 乳幼児の運動と初めて可能となる時期の組合せで誤っているのはどれか。
- 頭位保持-6か月
- つかまり立ち-8か月
- 独り歩き-1歳
- スキップ-5歳
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1.頭位保持-6か月
問題95 床反力で正しいのはどれか。
- 垂直分力は歩行周期で2つの主峰を持つ。
- 前後分力は踵接地で前向きに働く。
- 側方分力は片脚支持期の間は外向きに働く。
- 垂直分力は下向きに働くことが多い。
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1.垂直分力は歩行周期で2つの主峰を持つ。
第28回柔道整復師国家試験 運動学
問題99 伝導速度が最も速いのはどれか。
- 侵害受容器からの求心性線維
- 温受容器からの求心性線維
- 筋紡錘からの求心性線維
- 自律神経遠心性線維
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3.筋紡錘からの求心性線維
問題100 アドレナリン作動性線維はどれか。
- 交感神経の節前線維
- 副交感神経の節前線維
- 交感神経の節後線維
- 副交感神経の節後線維
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3.交感神経の節後線維
問題101 一次運動野で最も内側に再現されている身体部位はどれか。
- 唇
- 肩
- 手指
- 足首
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4.足首
問題102 骨格筋の収縮時に長さが変わらないのはどれか。
- A帯
- H帯
- I帯
- 筋節
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1.A帯
問題103 ゴルジ腱紡錘(腱器官)を受容器とするのはどれか。
- 足底反射
- アキレス腱反射
- バビンスキー反射
- 折りたたみナイフ反射
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4.折りたたみナイフ反射
問題104 近くの対象を見るときの眼の調節で正しいのはどれか。
- 水晶体が薄くなる。
- 水晶体が前方に移動する。
- 毛様体筋が収縮する。
- 毛様体小帯が緊張する。
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3.毛様体筋が収縮する。
問題105 左下肢の温度覚を伝える線維が上行する部位はどれか。
- 左側の脊髄後索
- 左側の脊髄前側索
- 右側の脊髄後索
- 右側の脊髄前側索
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4.右側の脊髄前側索
問題106 解剖学的立位姿勢で正しいのはどれか。
- 顔面を上方に向ける。
- 踵を離す。
- つま先を閉じる。
- 前腕を回外する。
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4.前腕を回外する。
問題107 筋収縮で筋長が長くなっていくのはどれか。
- 求心性収縮
- 遠心性収縮
- 静止性収縮
- 等尺性収縮
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2.遠心性収縮
問題108 多シナプス反射はどれか。
- 膝蓋腱反射
- 伸張反射
- 屈筋反射
- アキレス腱反射
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3.屈筋反射
問題109 痙性片麻痺で健側下肢を外転させると患側下肢が外転するのはどれか。
- レミスト反応
- 対側性連合反応
- 屈筋共同運動
- 伸筋共同運動
回答はこちらをタップ
1.レミスト反応
2.対側性連合反応
問題110 長胸神経麻痺による翼状肩甲の原因となる筋はどれか。
- 菱形筋
- 前鋸筋
- 小胸筋
- 鎖骨下筋
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2.前鋸筋
問題111 前腕の回内・回外運動で誤っているのはどれか。
- 尺骨が回旋する。
- 腕橈骨筋は両方向の運動に作用する。
- 肘関節90度屈曲位では両方向に90度可動する。
- 肘関節伸展位では肩関節の運動が加わる。
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1.尺骨が回旋する。
問題112 姿勢の安定性で正しいのはどれか。
- 座位よりも立位の方が良い。
- 分節構造よりも単一構造の方が良い。
- 重心線の位置が支持基底の辺縁に近い方が良い。
- 上位分節の重心線が下位分節との接触面外にある方が良い。
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2.分節構造よりも単一構造の方が良い。
問題113 自然歩行周期で遊脚相の占める比率はどれか。
- 10%
- 20%
- 40%
- 60%
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3.40%
問題114 正常の立脚期で歩行を加速させるのはどれか。
- 前脛骨筋
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- 下腿三頭筋
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4.下腿三頭筋
問題115 生後10か月の正常児で認められるのはどれか。
- 手掌把握
- モロー反射
- 非対称性緊張性頸反射
- パラシュート反応
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4.パラシュート反応
第29回柔道整復師国家試験 運動学
問題100 下肢の屈曲反射時に起こるのはどれか。
- 刺激側の伸筋群の収縮
- 刺激側の屈筋群の弛緩
- 刺激の反対側の伸筋群の収縮
- 刺激の反対側の屈筋群の収縮
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3.刺激の反対側の伸筋群の収縮
問題101 神経筋接合部のアセチルコリン受容体で正しいのはどれか。
- 神経終末に存在する。
- 電位作動性イオンチャネルである。
- 活性化によって筋細胞膜に過分極を起こす。
- アセチルコリンの結合でイオンチャネルが開く。
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4.アセチルコリンの結合でイオンチャネルが開く。
問題102 平滑筋細胞に存在しないのはどれか。
- アクチン
- カルモジュリン
- トロポニン
- ミオシン
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3.トロポニン
問題103 感覚神経線維を脳内へ直接伸ばす感覚細胞はどれか。
- 味蕾の味細胞
- 網膜の視細胞
- 嗅上皮の嗅細胞
- 半規管の有毛細胞
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3.嗅上皮の嗅細胞
問題104 音波の伝達で耳小骨が直接振動させるのはどれか。
- 鼓膜
- 蓋膜
- 前庭窓
- 基底膜
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3.前庭窓
問題105 筋肉の痛みの感覚受容器はどれか。
- 筋紡錘
- パチニ小体
- ルフィニ小体
- 自由神経終末
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4.自由神経終末
問題106 前頭面と水平矢状軸で行われる関節運動はどれか。
- 屈曲
- 外転
- 伸展
- 內旋
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2.外転
問題107 運動神経はどれか。
- 嗅神經
- 視神經
- 內耳神經
- 副神經
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4.副神經
問題108 反射中枢が延髄にあるのはどれか。
- 伸張反射
- 屈筋反射
- 交差性反射
- 緊張性迷路反射
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4.緊張性迷路反射
問題109 回旋の可動域が最も大きいのはどれか。
- 頸椎
- 胸椎
- 腰椎
- 仙椎
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1.頸椎
問題110 肘の屈曲に関与しないのはどれか。
- 上腕筋
- 烏口腕筋
- 腕橈骨筋
- 円回内筋
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2.烏口腕筋
問題111 嗅ぎたばこ入れを生じるのはどれか。
- 橈側手根屈筋腱
- 長橈側手根伸筋腱
- 長母指伸筋腱
- 総指伸筋腱
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3.長母指伸筋腱
問題112 側方からみた立位姿勢で前後方向のバランスの指標となるのはどれか。
- 肩峰
- 恥骨結合
- 腓骨頭
- 内果
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1.肩峰
問題113 正常歩行時の下腿三頭筋の筋活動で正しいのはどれか。
- 立脚相初期に強く働く。
- 蹴り出しの力として働く。
- 遊脚相で足関節を背屈位に保つ。
- 内転方向のモーメントを制御する。
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2.蹴り出しの力として働く。
問題114 トレンデレンブルグ徴候を引き起こすのはどれか。
- 大殿筋
- 中殿筋
- 大腿四頭筋
- 前脛骨筋
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2.中殿筋
問題115 正常な運動発達で可能となる時期が最も遅いのはどれか。
- 階段を昇ることができる。
- 転倒しないで走ることができる。
- 2秒間の片足立ちができる。
- スキップができる。
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4.スキップができる。
第30回柔道整復師国家試験 運動学
問題105 持久能の運動トレーニングで増加しないのはどれか。
- 最大心拍数
- 最大心拍出量
- 最大酸素摂取量
- 最大動静脈酸素較差
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1.最大心拍数
問題106 内耳で回転加速度を感知するのはどれか。
- 三半規管
- 卵形嚢
- 球形嚢
- 蝸 牛
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1.三半規管
問題107 肩甲骨の上方回旋に関わるのはどれか。
- 小胸筋
- 前鋸筋
- 肩甲挙筋
- 菱形筋
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2.前鋸筋
問題108 示指の運動と筋の組合せで正しいのはどれか。
- MP 関節伸展 ────────── 虫樣筋
- DIP関節屈曲 ────────── 浅指屈筋
- PIP関節屈曲 ────────── 掌側骨間筋
- MP 関節外転 ────────── 背側骨間筋
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4.MP 関節外転 ────────── 背側骨間筋
問題109 脛骨の後方への逸脱を防ぐのはどれか。
- 十字靭帯
- 後十字靭帯
- 内側側副靭帯
- 外側側副靭帯
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2.後十字靭帯
問題110 足の横アーチを構成するのはどれか。
- 踵 骨
- 距 骨
- 末節骨
- 中足骨
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4.中足骨
問題111 縫工筋の股関節に対する作用で誤っているのはどれか。
- 屈 曲
- 外 転
- 内 転
- 外 旋
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3.内 転
問題112 重心動揺面積が最小となるのはどれか。
- 10 歳
- 25 歳
- 50 歳
- 75 歳
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2.25 歳
問題113 正常歩行時に重心の位置が最も高くなる時期はどれか。
- 踵接地
- 足底接地
- 立脚中期
- 踵離地
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3.立脚中期
問題114 パーキンソン(Parkinson)病でみられるのはどれか。
- すくみ足
- 酩酊歩行
- 片麻痺步行
- 間欠性跛行
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1.すくみ足
問題115 ニューロンの髄鞘化が最も早く終了するのはどれか。
- 小 脳
- 網様体
- 感覚神経根
- 運動神経根
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4.運動神経根
第31回柔道整復師国家試験 運動学
問題105 加齢による変化はどれか。
- 残気量の減少
- 大腿直筋の筋量の減少
- 血中コルチゾール濃度の低下
- 大脳皮質視覚野の容積の減少
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2.大腿直筋の筋量の減少
問題106 関節運動で正しいのはどれか。
- 伸展は体節同士のなす角度が小さくなる。
- 内転は体節が身体の中心線から遠ざかる。
- 内旋は開始肢位での前面が外側に向く。
- 分回し運動は体節が円錐形を描く。
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4.分回し運動は体節が円錐形を描く。
問題107 関節運動を起こさない筋収縮はどれか。
- 遠心性
- 求心性
- 等尺性
- 等運動性
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3.等尺性
問題108 伸張反射で正しいのはどれか。
- 多シナプス反射である。
- Ⅰa群運動線維を通じて刺激が求心的に伝達される。
- γ運動ニューロンを通じて錘外筋に刺激が伝達される。
- 緊張性頸反射が該当する。
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2.Ⅰa群運動線維を通じて刺激が求心的に伝達される。
問題109 肩関節を内旋するのはどれか。
- 小円筋
- 肩甲下筋
- 棘上筋
- 棘下筋
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2.肩甲下筋
問題110 股関節を伸展するのはどれか。
- 大殿筋
- 腸腰筋
- 長内転筋
- 大腿筋膜張筋
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1.大殿筋
問題111 一側が収縮することで体幹を反対側に回旋させるのはどれか。
- 脊柱起立筋
- 腰方形筋
- 内腹斜筋
- 外腹斜筋
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4.外腹斜筋
問題112 立位姿勢の重心線が後方を通るのはどれか。
- 足関節
- 膝関節
- 股関節
- 第4腰椎
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3.股関節
問題113 歩行時の関節運動で正しいのはどれか。
- 支持脚の股関節は踵接地後ただちに屈曲する。
- 支持脚の膝関節は踵接地後ただちに過伸展する。
- 膝関節は1回の歩行周期に2度屈曲する。
- 足関節は1回の歩行周期に1度背屈する。
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3.膝関節は1回の歩行周期に2度屈曲する。
問題114 歩行開始の段階の小児歩行に特徴的なのはどれか。
- 踵から接地する。
- 上肢の振りがない。
- 左右の足の間隔が狭い。
- 歩行率が低い。
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2.上肢の振りがない。
問題115 記憶の3つの過程の順で正しいのはどれか。
- 記銘→保持→想起
- 想起→保持→記銘
- 保持→記銘→想起
- 想起→記銘→保持
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1.記銘→保持→想起
第32回柔道整復師国家試験 運動学
問題 106 運動の第2法則における加速度で正しいのはどれか。
- 力の大きさに反比例する。
- 物体の質量に反比例する。
- 物体の体積に反比例する。
- 力の働く方向と反対方向に働く。
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2. 物体の質量に反比例する。
問題 107 関節と分類の組み合わせで正しいのはどれか。
- 示指近位指節間関節-車軸関節
- 母指手根中手関節-らせん関節
- 橈骨手根関節-顆状関節
- 肩関節-鞍関節
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3. 橈骨手根関節-顆状関節
問題 108 伸筋共同運動で正しい組み合わせはどれか。
- 肩関節-挙上
- 肩関節-内転
- 前腕-回外
- 手関節-尺屈
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2. 肩関節-内転
問題 109 長掌筋で正しいのはどれか。
- 手根管内を通る。
- 手関節の屈曲に関わる。
- 第5中手骨底に停止する。
- 橈骨神経の支配を受ける。
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2. 手関節の屈曲に関わる。
問題 110 単関節筋はどれか。
- 大腿二頭筋
- 長内転筋
- 半膜様筋
- 大腿直筋
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2. 長内転筋
問題 111 正常吸気に関与するのはどれか。
- 肋骨挙筋
- 胸横筋
- 横隔膜
- 腹横筋
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3. 横隔膜
問題 112 機能肢位で正しいのはどれか。
- 肘関節屈曲10度
- 手関節掌屈10度
- 股関節伸展10度
- 膝関節屈曲10度
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4. 膝関節屈曲10度
問題 113 歩行周期の中で歩行が速くなると増加するのはどれ。
- 1歩行周期の時間
- 両脚支持期/1歩行周期
- 遊脚期/1歩行周期
- 立脚期/1歩行周期
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3. 遊脚期/1歩行周期
問題 114 異常歩行と原因疾患の組み合わせで正しいのはどれか。
- 酊歩行-腰部脊柱管狭窄症
- 尖足歩行-パーキンソン(Parikinson)病
- 間欠性跛行-脳性麻痺
- 小刻み歩行-多発性ラクナ型脳梗塞
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4. 小刻み歩行-多発性ラクナ型脳梗塞
問題 115 健常成人でみられるのはどれか。2つ選べ。
- バランス反応
- ガラント反射
- パラシュート反応
- 非対称性緊張性頸反射
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1. バランス反応
3. パラシュート反応
まとめ
皆さん正答率80%を超えられましたでしょうか。超えられなかった方も運動学はどんどん解いていくことが1番だと思います。
運動学に関しては色々な科目をかすったような問題が多く出題されていると思います。そういう問題は復習がてら色々な科目を勉強して行ってください。
運動学は第1回から近年まであまり出題傾向が変わらないイメージがあります。復習を怠らず試験に挑みましょう。
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