柔道整復師国家試験整形外科学のポイント
柔道整復師国家試験整形外科学編です。整形外科学は柔道整復理論や外科学の要素が強く管理人的には難しめに設定されていると感じます。
問題数は10問程度と試験内での重要度は低いため管理人は勉強時間をあまり割きませんでした。ですが現場に出ると症例が多いような疾患なので試験対策を度外視すると勉強する価値のある科目だと思っています。
学生時代にはあまり特化して対策はしていなかったため、とにかく問題を解いて挑んだところ半分は取れたので余裕がない方は繰り返し問題を解いて覚えられるようにしましょう。
目標正答率は70%を目指すようにしましょう。
第1回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 痛風について誤っているのはどれか。
- 発作時にはCRP陽性、白血球増多などの炎症反応がみられる。
- 急性関節炎の好発部位は足の母指の中足指節関節であるる
- 早期から関節の破壊が生じる。
- 血清尿酸値が上昇する。
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3.早期から関節の破壊が生じる。
問題132 腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。
a.椎間板の含水量は加齢とともに増加する。
b.ヘルニアは後縦靭帯線維の最も弱い正中部に生じる。
c.神経根障害はヘルニア脱出高位より一つ下の椎間孔から出る神経に生じることが多い。
d.脊髄造影像で診断が可能である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c.d
問題133 先天性股関節脱臼について正しいのはどれか。
a.男児に多い。
b.処女歩行が遅延することが多い。
c.クリック・サインが認められる。
d.治療は徒手整復の後にギプス固定をするのが原則である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b.c
問題134 先天性筋性斜頸について正しいのはどれか。
- 胸鎖乳突筋の線維化、短縮により生じる。
- 健側への回旋制限がある。
- 頭位分娩の乳児に多い。
- 自然治癒は少ない。
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1.胸鎖乳突筋の線維化、短縮により生じる。
問題135 骨折について誤っているのはどれか。
- 骨折部と外界との交通のある骨折を複雑骨折という。
- 若木骨折は不全骨折に含まれる。
- 骨に基礎疾患があり軽微な外力で骨折が生じるものを病的骨折という。
- 骨折の治癒過程での自己矯正能は青年期が最も高い。
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4.骨折の治癒過程での自己矯正能は青年期が最も高い。
問題136 正しいのはどれか。
- 肘部管症候群とギヨン管症候群は尺骨神経の絞扼神経障害である。
- 上腕骨外顆骨折後に生じた外反肘は橈骨神経麻痺を起こす。
- 正中神経麻痺では鷲手を呈する。
- 尺骨神経麻痺では通常、中指、環指および小指に知覚障害が起こる。
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1.肘部管症候群とギヨン管症候群は尺骨神経の絞扼神経障害である。
問題137 正しいのはどれか。
- ド・ケルバン病は長母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎である。
- 小児のバネ指は母指に多く自然治癒もみられる。
- ヘバーデン結節の原因は結核である。
- マレットフィンガーは中節骨の骨折を伴う。
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2.小児のバネ指は母指に多く自然治癒もみられる。
問題138 小児の骨端損傷にはソルター・ハリスの分類がある。最も正確な整復を要するのは型はどれか。
- Ⅱ型
- Ⅲ型
- Ⅳ型
- Ⅴ型
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4.Ⅴ型
問題139 脊髄損傷患者の合併症でみられないのはどれか。
- 褥 瘡
- 異所性骨化
- 足指の壊死
- 尿路感染
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3.足指の壊死
問題140 10歳代に好発するのはどれか。
- 骨肉腫
- 骨巨細胞腫
- 癌の骨転移
- 多発性骨髄腫
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1.骨肉腫
第2回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 慢性関節リウマチの診断基準(1987年アメリカ・リウマチ協会)の7項目に含まれないのはどれか。
- 血沈の亢進
- 朝のこわばり
- 対称性の関節炎
- 皮下結節
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1.血沈の亢進
問題132 骨軟化症の原因に含まれないのはどれか。
- 閉経
- 慢性腎不全
- 小腸疾患
- 抗てんかん剤長期投与
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1.閉経
問題133 脊椎カリエスのポット(Pott)の3徴候に含まれないのはどれか。
- 膿瘍形成
- 脊髄麻痺
- 罹患椎体部の圧痛
- 亀背形成
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3.罹患椎体部の圧痛
問題134 ド・ケルバン(deQuervain)病はどの腱の狭窄性腱鞘炎であるか。
a.長母指外転筋腱
b.短母指伸筋腱
c.長母指伸筋腱
d.短母指屈筋腱
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題135 ペルテス(Perthes)病について誤っているのはどれか。
- 大腿骨近位骨端核の骨端症である。
- 男児より女児に多い。
- 単純性股関節炎との鑑別を要する。
- 年長児ほど股関節の予後は不良である。
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2.男児より女児に多い。
問題136 ドシェンヌ(Duchenne)型進行性筋ジストロフィーについて誤っているのはどれか。
- 伴性劣性遺伝をする。
- 原因は神経の変性である。
- 仮性肥大が特徴である。
- 予後不良である。
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2.原因は神経の変性である。
問題137 先天性股関節脱臼について正しいのはどれか。
- 女児より男児に多い。
- 大腿骨頭は関節包を破って脱臼する。
- 開排制限はない。
- リーメンビューゲル(Riemenbugel)法が有効である。
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4.リーメンビューゲル(Riemenbugel)法が有効である。
問題138 骨形成不全症について正しいのはどれか。
- クモ状指を有する。
- 四肢の変形はほとんどない。
- 骨折すると骨癒合が遷延する。
- 骨膜性の骨化障害がある。
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4.骨膜性の骨化障害がある。
問題139 小児の骨折で正しいのはどれか。
a.若木骨折が多い。
b.骨端損傷は、ソルター・ハリス(SalterHarris)のⅢ型が最も多い。
c.上腕骨内顆骨折は観血的整復が必要となる。
d.上腕骨顆上骨折ではフォルクマン拘縮の予防が大切である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題140 外反母趾で正しいのはどれか。
- 母趾の足根中足関節で末梢が外方へ側屈している。
- 凹足変形を合併する。
- 扁平足との関係が深い。
- 本態は、第1中足指節関節の関節炎である。
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3.扁平足との関係が深い。
第3回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 モートン病について誤っているのはどれか。
- 絞扼神経障害の一つである。
- 足指の知覚障害がみられる。
- 中足骨頭と深横中足靱帯との間で神経が圧迫される。
- 腓骨神経知覚枝の障害である。
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4.腓骨神経知覚枝の障害である。
問題132 骨肉腫について正しいのはどれか。
a.大腿骨下端が好発部位である。
b.30歳代が好発年齢である。
c.血清アルカリフォスファターゼ値は低値である。
d.生命の予後は不良である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題133 フォルクマン拘縮について誤っているのはどれか。
- コンパートメント症候群の一種である。
- 主に前腕伸筋群が障害される。
- 急性期には筋膜切開を行う必要がある。
- 機能的予後は不良である。
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2.主に前腕伸筋群が障害される。
問題134 感染症はどれか。
- 脳性小児麻痺
- 脊髄空洞症
- 神経性進行性筋萎縮症
- 脊髄癆
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4.脊髄癆
問題135 小児の骨端症はどれか。
- 第1ケーラー病
- 第2ケーラー病(フライバーグ病)
- キーンベック病
- 特発性大腿骨骨頭壊死
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1.第1ケーラー病
問題136 神経学的検査について誤っているのはどれか。
- 温度覚は深部知覚に含まれる。
- 痛覚は表面知覚に含まれる。
- 腱反射の消失は弛緩性麻痺を示す。
- バビンスキー反射は病的反射である。
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1.温度覚は深部知覚に含まれる.
問題137 血行性骨髄炎について正しいのはどれか。
- 起炎菌は連鎖球菌が多い。
- 好発部位は長管状骨の骨端部である。
- ユーイング肉腫との鑑別が大切である。
- 急性期から腐骨を形成する。
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3.ユーイング肉腫との鑑別が大切である。
問題138 上肢における末梢神経麻痺について正しい組合せはどれか。
- ギヨン管症候群 ─── 尺骨神経麻痺
- フォルクマン拘縮 ─── 尺骨神経麻痺
- デュピュートレン拘縮 ─── 橈骨神経麻痺
- 前骨間神経症候群 ─── 橈骨神経麻痺
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1.ギヨン管症候群 ─── 尺骨神経麻痺
問題139 いわゆるつき指でみられないのはどれか。
- 指伸筋腱損傷
- 指屈筋腱損傷
- PIP関節側副靭帯損傷
- PIP関節脱臼骨折
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2.指屈筋腱損傷
問題140 老人性骨粗鬆症について誤っているのはどれか。
- 低回転型骨粗鬆症である。
- エックス線像では骨陰影度が減少する。
- 血清カルシウム値が減少する。
- 病的骨折を生じやすい。
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3..血清カルシウム値が減少する
第4回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 分裂膝蓋骨について正しいのはどれか。
- 女性に多い。
- 無症状のものが多い。
- 骨折後の偽関節である。
- 膝蓋骨が4つ以上に分裂する。
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2.無症状のものが多い。
問題132 神経病性関節症の原因疾患について誤っているのはどれか。
- 脊髄空洞化
- 糖尿病
- 脊髄癆
- 痛風
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4.痛風
問題133 神経根引き抜き損傷について正しいのはどれか。
a.牽引損傷である。 b.軸索反射は陽性である。 c.脊髄造影像では異常を認めない。 d.予後は良好である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題134 関節液の性状について誤っているのはどれか。
- 変形性関節症では混濁している。
- 痛風発作時は針状結晶を認める。
- 関節内骨折では脂肪滴を認める。
- 前十字靭帯損傷では血性となる。
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1.変形性関節症では混濁している。
問題135 二次性骨粗鬆症として誤っているのはどれか。
- 妊娠後骨粗鬆症
- 末端肥大症に伴う骨粗鬆症
- 甲状腺機能亢進症に伴う骨粗鬆症
- 廃用性骨粗鬆症
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1.妊娠後骨粗鬆症
問題136 正しいのはどれか。
- デュピュートレン拘縮は狭窄性腱鞘炎である。
- ヘバーデン結節はPIP関節の変形性関節症である。
- ド・ケルバン病は手関節の変形性関節症である。
- マレットフィンガーには骨折または腱断裂がある。
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4.マレットフィンガーには骨折または腱断裂がある。
問題137 40~60歳に好発する腫瘍はどれか。
- 骨肉腫
- 多発性骨髄腫
- ユーイング肉腫
- 神経芽細胞腫
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2.多発性骨髄腫
問題138 無腐性骨壊死の発生部位について正しい組合せはどれか。
- オスグッド病 ─── 大腿骨
- キーンベック病 ─── 月状骨
- ショイエルマン病 ─── 上腕骨
- ペルテス病 ─── 足舟状骨
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2.キーンベック病 ─── 月状骨
問題139 手根管症候群について誤っているのはどれか。
- 女性に多い。
- 腎透析の患者にみられる。
- 小指球筋萎縮が起こる。
- 神経伝導テストに遅延がみられる。
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3.小指球筋萎縮が起こる。
問題140 腱板について誤っているのはどれか。
- 肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋から成る。
- 損傷は中年の男性に多い。
- 棘下筋腱が最も損傷されやすい。
- 損傷の確定診断には関節造影を行う。
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3.棘下筋腱が最も損傷されやすい
第5回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 正しい組合せはどれか。
a.骨軟骨腫 ─── 四肢切断術
b.慢性関節リウマチ ─── 滑膜切除術
c.大腿骨頸部骨折 ─── 骨接合術
d.結核性膝関節炎 ─── 人工関節置換術
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題132 ペルテス病について正しいのはどれか。
- 女児に多い。
- 両側性が多い。
- MRIが早期診断に有効である。
- 全身状態は不良である。
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3.MRIが早期診断に有効である。
問題133 変形性膝関節症について誤っているのはどれか。
- 女性に多い。
- 外反変形が多い。
- 楔状足底板が有効である。
- 大腿四頭筋訓練が重要である。
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2.外反変形が多い。
問題134 腰椎椎間板ヘルニアについて誤っているのはどれか。
- 下位椎間板に好発する。
- ラセーグ徴候陽性となる。
- 急性期には安静臥床が必要である。
- 椎間板の髄核が前方に脱出する。
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4.椎間板の髄核が前方に脱出する。
問題135 骨軟骨腫について誤っているのはどれか。
- 多発性では常染色体優性遺伝をする。
- 長管骨では骨幹部に好発する。
- 骨腫瘍のうちで発生頻度が最も高い。
- 表層に軟骨キャップを有する。
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2.長管骨では骨幹部に好発する。
問題136 誤っている組合せはどれか。
- 骨軟化症 ─── ビタミンD
- 大腿骨骨頭壊死 ─── 副腎皮質ステロイド薬
- 偽性痛風 ─── ピロ燐酸カルシウム
- 軟骨無形成症 ─── ムコ多糖類
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4.軟骨無形成症 ─── ムコ多糖類
問題137 骨肉腫について正しいのはどれか。
- 10歳代に好発する。
- 肘周辺に多い。
- 化学療法は無効である。
- 肺に転移しない。
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1.10歳代に好発する。
問題138 画像診断について誤っているのはどれか。
- エックス線CTは断層撮影法である。
- MRIでは放射線被爆が少ない。
- 関節造影法は関節内軟部組織を描出する。
- 脊髄造影法はヨード造影剤を用いる。
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2.MRIでは放射線被爆が少ない。
問題139 牽引療法について正しいのはどれか。
a.直達牽引は骨に直達牽引力を働かせる。
b.絆創膏牽引は接触性皮膚炎を生じやすい。
c.クラッチフィールド牽引は腰椎脱臼に用いる。
d.グリソン牽引は直達牽引である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題140 脊髄性小児麻痺について誤っているのはどれか。
- ウイルスによる感染性疾患である。
- 尖足変形を生じやすい。
- 合併症に脊柱側彎がある。
- 痙直性麻痺を呈する。
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4.痙直性麻痺を呈する。
第6回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 大腿骨骨頭すべり症について誤っているのはどれか。
- 男児に多い。
- 下肢は外旋位をとる。
- 骨頭は前方に転位する。
- 手術療法が適切である。
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3.骨頭は前方に転位する
問題132 筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 10歳代が好発年齢である。
- 女性に多い。
- 上肢近位の筋萎縮ではじまる。
- 知覚障害がない。
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3.上肢近位の筋萎縮ではじまる
4.知覚障害がない。
問題133 急性阻血症状における5Pの徴候でないのはどれか。
- 腫脹
- 知覚異常
- 脈拍消失
- 疼痛
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1.腫脹
問題134 誤っているのはどれか。
- 先天性股関節脱臼は変形性股関節症の原因となる。
- 特発性大腿骨骨頭無腐性壊死はアルコール中毒でみられる。
- 外反母趾では扁平足変型を呈する。
- 先天性内反足では距骨が垂直位変形を呈する。
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4.先天性内反足では距骨が垂直位変形を呈する。
問題135 誤っている組合せはどれか。
- ジェファーソン骨折 ─── 環椎
- ハングマン骨折 ─── 軸椎
- ジョーンズ骨折 ─── 胸椎
- チャンス骨折 ─── 腰椎
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3.ジョーンズ骨折 ─── 胸椎
問題136 脊椎カリエスについて誤っているのはどれか。
- 非定型抗酸菌
- ポット麻痺
- 亀背
- 冷膿瘍
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1.非定型抗酸菌
問題137 誤っている組合せはどれか。
- 二分脊椎 ─── 髄膜瘤
- 特発性脊柱側彎症 ─── 色素斑
- 腰部脊柱管狭窄症 ─── 間欠性跛行
- 脊髄空洞症 ─── 知覚解離
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2.特発性脊柱側彎症 ─── 色素斑
問題138 骨腫瘍について誤っている組合せはどれか。
- 骨肉腫 ─── スピクラ
- 神経芽細胞腫骨転移 ─── 血清VMA
- ユーイング肉腫 ─── 好酸球性肉芽
- 多発性骨髄腫 ─── 骨打ち抜き像
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3.ユーイング肉腫 ─── 好酸球性肉芽
問題139 先天性骨系統疾患について正しいのはどれか。
- 軟骨無形成症では体幹に比べて手足が長い。
- マルファン症候群はクモ状指を呈する。
- 骨形成不全症の骨折は癒合が遷延する。
- 大理石骨病では骨萎縮がみられる。
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2.マルファン症候群はクモ状指を呈する。
問題140 疾患と検査法との組合せで誤っているのはどれか。
- 悪性骨腫瘍 ─── 血管造影
- 半月板損傷 ─── 関節腔造影
- 脊髄腫瘍 ─── MRI
- 椎間板ヘルニア ─── RIシンチグラフィ
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4.椎間板ヘルニア ─── RIシンチグラフィ
第7回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 骨折について誤っているのはどれか
- 小児ではリモデリングが大きい。
- 弱い外力が繰返し加わり疲労骨折を起こす。
- 急速に生じる骨萎縮をズデック骨萎縮という。
- 骨が粉砕されている骨折を複雑骨折という。
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4.骨が粉砕されている骨折を複雑骨折という
問題132 神経および筋の疾患で誤っている組合せはどれか。
- 脊髄空洞症 ─── 解離性知覚麻痺
- 脊髄癆 ─── 神経病性関節症
- 脊髄性小児麻痺 ─── 痙直性麻痺
- 進行性筋ジストロフィー ─── 登攀性起立
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3.脊髄性小児麻痺 ─── 痙直性麻痺
問題133 先天性系統疾患で誤っている組合せはどれか。
- モルキオ病 ─── ムコ多糖症
- 骨形成不全症 ─── クモ状指
- 大理石病 ─── 骨硬化
- エーラース・ダンロス症候群 ─── 関節弛緩
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2.骨形成不全症 ─── クモ状指
問題134 股関節を内旋する筋はどれか。
- 大腿筋膜張筋
- 内閉鎖筋
- 縫工筋
- 大殿筋
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1.大腿筋膜張筋
問題135 スポーツ外傷について誤っているのはどれか
- 手指部に多い。
- 骨折は成人に比べて小児に多い。
- 捻挫は女性よりも男性に多い。
- 応急処置としてRICE療法を行う。
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3.捻挫は女性よりも男性に多い
問題136 骨腫瘍とその視標との組合せで誤っているのはどれか。
- 骨肉腫 ─── アルカリホスファターゼ
- 前立腺癌骨転移 ─── 酸ホスファターゼ
- 多発性骨髄腫 ─── ベンスジョーンズ蛋白
- 骨巨細胞腫 ─── α-フェトプロテイン
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4.骨巨細胞腫 ─── α-フェトプロテイン
問題137 大腿骨骨頭すべり症について誤っているのはどれか。
- 思春期に好発する。
- 女性に多い。
- 大腿骨骨端離開の一つである。
- 内反股を生じる。
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2.女性に多い。
問題138 骨端症でないのはどれか。
- ペルテス(Perthes)病
- オスグッド・シュラッター(Osgood-Schlatter)病
- ページェット(Paget)病
- セーバー(Sever)病
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3.ページェット(Paget)病
問題139 誤っている組合せはどれか。
- 外反肘 ─── 上腕骨内顆骨折
- 肘内障 ─── 輪状靭帯亜脱臼
- 内反肘 ─── 上腕骨顆上骨折
- テニス肘 ─── 上腕骨外側上顆炎
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1.外反肘 ─── 上腕骨内顆骨折
問題140 17歳の女子。バスケットボールで着地時膝関節の外転外旋を強制された。考えられる複合靭帯損傷はどれか。
- 内側側副靭帯と外側側副靭帯
- 内側側副靭帯と前十字靭帯
- 外側側副靭帯と後十字靭帯
- 前十字靭帯と後十字靭帯
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2.内側側副靭帯と前十字靭帯
第8回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 膝関節で正しいのはどれか。
- 完全伸展時、脛骨は大腿骨に対して内旋する。
- 半月は外側の可動性が大きい。
- 前十字靭帯は完全伸展位で弛緩する。
- 膝蓋骨の関節面は内側が外側より大きい。
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2.半月は外側の可動性が大きい。
問題132 関節運動で誤っているのはどれか。
- 母指と他指とのつまみ動作を対向運動という。
- 肘関節の良肢位は屈曲90度である。
- 前腕の回旋運動を回内・回外という。
- 肩関節の屈曲とは後方挙上のことである。
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4.肩関節の屈曲とは後方挙上のことである。
問題133 誤っているのはどれか。
- 骨シンチグラフィは炎症と悪性腫瘍との鑑別に有用である。
- CTは骨破壊の状態把握に有用である。
- MRIは骨壊死の診断に有用である。
- 超音波検査はガングリオンの診断に有用である。
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1.骨シンチグラフィは炎症と悪性腫瘍との鑑別に有用である。
問題134 直達牽引でないのはどれか。
- キルシュナー鋼線牽引
- クラッチフィールド牽引
- グリッソン係蹄牽引
- ハロー・ペルビック牽引
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3.グリッソン係蹄牽引
問題135 小児の骨折で偽関節発生頻度が高いのはどれか。
- 上腕骨顆上骨折
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
- 上腕骨外顆骨折
- 上腕骨遠位骨端離開
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3.上腕骨外顆骨折
問題136 男性に多いのはどれか。
a.痛風 b.ヘバーデン結節 c.変形性膝関節症 d.強直性脊椎炎
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題137 軟部腫瘍で誤っているのはどれか。
- 脂肪腫は発生頻度が高い。
- ガングリオンは類腫瘍である。
- 神経鞘腫のアントニーB型は悪性である。
- グロームス腫瘍は疼痛が著しい。
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3.神経鞘腫のアントニーB型は悪性である
問題138 女性の骨転移癌で頻度が高いのはどれか。
- 肺癌
- 胃癌
- 子宮癌
- 乳癌
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4.乳癌
問題139 腰椎椎間板ヘルニアで誤っているのはどれか。
- 第4・5腰椎間の椎間板に好発する。
- 下肢伸展挙上テストが陽性である。
- 感覚障害が下腿および足の外側にある。
- 単純エックス線写真で確定診断できる。
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4.単純エックス線写真で確定診断できる
問題140 正しい組合せはどれか。
- ヘバーデン結節 ─── 指の変形性関節症
- フォルクマン拘縮 ─── 橈骨神経麻痺
- デュピュートレン拘縮 ─── 母指に好発
- マーデルング変形 ─── 中年男性に好発
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1.ヘバーデン結節 ─── 指の変形性関節症
第9回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 続発性骨粗鬆症の原因で誤っているのはどれか。
- 上皮小体機能亢進症
- マルファン症候群
- クッシング症候群
- 汎発性性腺機能低下症
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2.マルファン症候群
問題132 誤っている組合せはどれか。
- 骨形成不全症 ─── 易骨折性
- 大理石骨病 ─── 全身性骨硬化
- 軟骨無形成症 ─── 体幹短縮型小人
- モルキオ病 ─── 外反膝
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3.軟骨無形成症 ─── 体幹短縮型小人
問題133 切断された末梢神経の再生で正しいのはどれか。
- 再生神経の先端は易刺激性である。
- 再生神経は初期には細く、その後次第に太くなる。
- 運動神経は感覚神経のシュワン鞘内には進入しない。
- 再生速度は1日3mmといわれている。
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1.再生神経の先端は易刺激性である。
問題134 画像診断法でエックス線を使用しないのはどれか。
- 単純撮影
- 血管造影
- CT
- MRI
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4.MRI
問題135 ペルテス病に関係があるのはどれか。
a.小児期に発症 b.血行障害 c.細菌感染 d.臼蓋形成不全
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題136 癌で骨転移が多い部位はどこか。
- 頭蓋骨
- 鎖骨
- 腰椎
- 脛骨
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3.腰椎
問題137 外側脊髄視床路の障害で失われる感覚はどれか。
- 位置覚
- 振動覚
- 痛覚
- 触覚
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3.痛覚
問題138 神経病性関節症を起こすのはどれか。
a.脊髄癆 b.脊髄空洞症 c.脊髄性小児麻痺 d.筋萎縮性側索硬化症
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題139 脊椎側彎をきたさないのはどれか。
- レックリングハウゼン病
- 脊椎カリエス
- エーラース・ダンロス症候群
- ショイエルマン病
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4.ショイエルマン病
問題140 フォルクマン拘縮で起こりにくいのはどれか。
- 手関節掌屈位拘縮
- 前腕伸筋群の阻血性壊死
- 正中神経の変性
- 肘動脈の血行障害
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2.前腕伸筋群の阻血性壊死
第10回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 骨肉腫で誤っているのはどれか。
- 好発年齢は30~40歳である。
- 好発部位は膝関節周辺である。
- 腫瘍細胞による類骨形成がみられる。
- エックス線像で骨膜反応がみられる。
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1.好発年齢は30~40歳である。
問題132 正しい組合せはどれか。
- オスグッド・シュラッテル病 ─── 脛骨粗面
- 鷲足付着部炎 ─── 脛骨近位内側部
- 膝窩筋腱炎 ─── 大腿骨前外側部
- 腸脛靭帯炎 ─── 腓骨骨頭部
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1.オスグッド・シュラッテル病 ─── 脛骨粗面
2.鷲足付着部炎 ─── 脛骨近位内側部
問題133 病的骨折で正しいのはどれか。
- 骨形成不全症では骨癒合が起こりにくい。
- ページェット病では上腕骨に好発する。
- 骨嚢腫では病的骨折後に自然治癒がみられる。
- 脊椎の病的骨折は多発性骨髄腫によるものが多い。
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3.骨嚢腫では病的骨折後に自然治癒がみられる。
問題134 膝関節の骨性強直を起こしやすい疾患はどれか。
a.変形性関節症 b.結核性関節炎 c.化膿性関節炎 d.神経病性関節症
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題135 正しい組合せはどれか。
- 急性化膿性骨髄炎 ─── 黄色ブドウ球菌
- ブロディー膿瘍 ─── 骨膜反応
- 化膿性関節炎 ─── 肺炎球菌
- 脊椎カリエス ─── ツベルクリン反応陽性
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1.急性化膿性骨髄炎 ─── 黄色ブドウ球菌
4.脊椎カリエス ─── ツベルクリン反応陽性
問題136 悪性関節リウマチでみられないのはどれか。
- 紫斑
- 心筋炎
- 手足指壊症
- 脾腫
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4.脾腫
問題137 骨端症で最も予後のよいのはどれか。
- ペルテス病
- 第1ケーラー病
- 第2ケーラー病
- キーンベック病
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2.第1ケーラー病
問題138 骨転移癌で誤っているのはどれか。
- 最も多いのは腎癌である。
- 転移部位は骨盤が多い。
- 前立腺癌では骨硬化像を示すことが多い。
- 好発年齢は60歳代である。
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1.最も多いのは腎癌である
問題139 急性腰痛で来院。腰椎椎間板症と診断された。まず最初に行うことはどれか。
- マッサージ
- 椎間板ヘルニアの整復
- 腰痛体操の指導
- 安静の指示
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4.安静の指示
問題140 脊柱管狭窄を起こすのはどれか。
a.椎体前縁骨棘 b.後縦靭帯骨化 c.椎間関節肥厚 d.傍脊柱筋骨化
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
第11回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 正しいのはどれか。
- 関節可動域の測定では基本肢位を90度とする。
- 関節可動域は他動運動より自動運動の方が大きい。
- あぐらでは股関節が外旋位にある。
- 洗面では肩関節が外旋位にある。
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3.あぐらでは股関節が外旋位にある。
問題132 長母指伸筋と長母指外転筋とに筋力低下がみられた。障害が推定される神経はどれか。
- 後骨間神経
- 前骨間神経
- 筋皮神経
- 尺骨神経
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1.後骨間神経
問題133 頸椎損傷で誤っているのはどれか。
- 環椎破裂骨折では頸髄損傷はまれである。
- 歯突起骨折の診断では開口位エックス線写真が有用である。
- 環軸関節脱臼は頸椎の伸展強制による。
- 軸椎関節突起間骨折の骨癒合は良好である。
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3.環軸関節脱臼は頸椎の伸展強制による。
問題134 化膿性腸腰筋炎について正しいのはどれか
- 坐骨神経麻痺の合併
- 股関節伸展拘縮
- 腸骨窩に波動触知
- 腸腰筋陰影の内方偏位
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3.腸骨窩に波動触知
問題135 慢性関節リウマチでみられない手指変形はどれか。
- スワンネック変形
- ボタン穴変形
- クルッケンベルグ変形
- マレット変形
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4.マレット変形
問題136 変形性関節症の原因として頻度が高いのはどれか。
a.末端肥大症 b.ページェット病 c.骨形成不全症 d.血友病
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題137 女性に多くみられるのはどれか。
- フライバーグ病
- キーンベック病
- ペルテス病
- 第1ケーラー病
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1.フライバーグ病
問題138 疾患と好発年齢との組合せで正しいのはどれか。
- 骨肉腫 ─── 10代
- 骨嚢腫 ─── 20代
- 癌骨転移 ─── 30代
- 巨細胞腫 ─── 50代
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1.骨肉腫 ─── 10代
問題139 骨粗髭症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 椎体の圧迫骨折が生じやすい。
- 骨吸収が骨形成に比べ減少している。
- 骨量の減少は骨皮質に著しい。
- 力学的負荷が骨量維持に重要である。
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1.椎体の圧迫骨折が生じやすい。
4.力学的負荷が骨量維持に重要である
問題140 変形性膝関節症にみられないのはどれか。
- 初動時痛
- 関節液混濁
- 大腿四頭筋萎縮
- 骨棘形成
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2.関節液混濁
第12回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題131 骨折を起こしやすいのはどれか。2つ選べ。
- 軟骨無形成症
- 骨形成不全症
- 大理石病
- マルファン症候群
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2.骨形成不全症
3.大理石病
問題132 関節可動域を記載する上で誤っているのはどれか。
- 基本肢位を0度とする。
- 通常1度刻みで測定する。
- 他動運動による測定値を表記する。
- 参考可動域が示されている。
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2.通常1度刻みで測定する
問題133 ガス壊疸について誤っているのはどれか。
- 抗菌薬の投与は有効である。
- 高圧酸素療法は無効である。
- 起炎菌はクロストリジウムである。
- 死の転帰をとり得る。
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2.高圧酸素療法は無効である。
問題134 初期の腰椎分離症で、骨癒合の可能性をみるのに効果的な検査はどれか。2つ選べ。
- シンチグラム(99mTc)
- 単純エックス線
- 超音波
- MRI
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1.シンチグラム(99mTc)
4.MRI
問題135 腱鞘炎について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 強剛母指ではMP関節の伸展が制限される。
- 透析患者の手指の弾発現象は屈筋腱鞘滑膜の肥厚が原因である。
- ド・ケルバン(deQuervain)病は第1伸筋区画での狭窄性腱鞘炎である。
- 交叉性腱鞘炎は短母指伸筋腱と尺側手根伸筋腱との摩擦で生じる。
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2.透析患者の手指の弾発現象は屈筋腱鞘滑膜の肥厚が原因である
3.ド・ケルバン(deQuervain)病は第1伸筋区画での狭窄性腱鞘炎である。
問題136 アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
- 保存療法では足関節自然下垂位で固定する。
- 手術療法は保存療法の約半分の期間でスポーツに復帰できる。
- アキレス腱周囲炎はアキレス腱断裂に移行しやすい。
- バドミントンよりもラグビー等のコンタクトスポーツに多い。
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1.保存療法では足関節自然下垂位で固定する。
問題137 65歳の男性。4ヶ月前から腰痛あり近医受診。腰痛症と診断され鎮痛剤の投与を受ける。しかし腰痛は増悪し、頑固な疼痛となり専門医を受診。単純エックス線で第2・第3腰椎全体に骨硬化像を認めるも変形は少ない。骨シンチグラムでは多発性の集積像を認める。考えられるのはどれか。
- 腰椎椎間板炎
- 肝癌骨転移
- 前立腺癌骨転移
- 腰椎分離症
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3.前立腺癌骨転移
問題138 第4・第5腰椎間の椎間板内圧が最も高くなる姿勢はどれか。
- 腰掛け座位
- 側臥位
- 直立立位
- 前傾立位
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4.前傾立位
問題139 デュピュイトラン(Dupuytren)拘縮について正しいものはどれか。
- 好発部位は示指である。
- 運動障害が強い場合はまず保存療法を行う。
- 手術後の再発はほとんど見られない。
- 手掌腱膜の肥厚・収縮による指の屈曲拘縮である。
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4.手掌腱膜の肥厚・収縮による指の屈曲拘縮である
問題140 30歳の男性。ジャンプの着地で右膝の膝くずれを生じ近医受診。自力歩行不能。疼痛および腫脹は膝部前面にある。前後および側方動揺性に左右さなく膝蓋跳動も明らかでない。受傷2日目のエックス線写真(別冊A、B)とMRI(別冊C)とを別に示す。考えられるのはどれか。
- 膝前十字靱帯断裂
- 膝蓋骨脱臼
- 膝関節内骨折
- 膝蓋腱断裂
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4.膝蓋腱断裂
第13回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題161 正しい組合せはどれか。
- モートン病 ─── 第3・4趾間
- ブラント病 ─── 脛骨外側顆
- 第1ケーラー病 ─── 立方骨
- セゴン病 ─── 脛骨内側顆
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1.モートン病 ─── 第3・4趾間
問題162 外反母趾で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 男性に多い。
- 母趾は外旋する。
- 開張足を伴う。
- 第1中足骨内側にバニオン(bunion)をみる。
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3.開張足を伴う
4.第1中足骨内側にバニオン(bunion)をみる。
問題163 痛風の診断基準に含まれないのはどれか。
- 単関節炎
- CRPの陽性
- 関節周囲の発赤
- 血清尿酸値の上昇
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2.CRPの陽性
問題164 正しいのはどれか。
- 陥凹のある筋損傷は原則として観血的に治療する。
- 脱臼は腫脹がとれてから整復する。
- 転位のある関節内骨折は原則として観血的に治療する。
- 小児の骨幹部骨折は原則として観血的に治療する。
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3.転位のある関節内骨折は原則として観血的に治療する
問題165 小児期に好発するのはどれか。
- 悪性線維性組織球腫
- 脂肪肉腫
- 横紋筋肉腫
- 滑膜肉腫
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3.横紋筋肉腫
問題166 誤っているのはどれか。
- 骨軟化症の組織像は石灰化障害による類骨の増加である。
- くる病のエックス線所見では骨幹端部の盃状変化がある。
- 骨軟化症の原因の一つに慢性の胆道閉塞がある。
- 低リン血症性くる病では血清カルシウム値は低い。
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4.低リン血症性くる病では血清カルシウム値は低い
問題167 大腿骨頭すべり症で誤っているのはどれか。
- 肥満した男子に多い。
- 患側股関節は内旋位をとる。
- 陳旧例での徒手整復は禁忌である。
- 骨切り術後の合併症に大腿骨頭壊死がある。
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2.患側股関節は内旋位をとる。
問題168 急性化膿性骨髄炎で正しいのはどれか。2つ選べ
- 長管骨の骨幹端部に好発する。
- 初発時には骨膜反応が著名である。
- 疼痛は安静時でも治まらない。
- 赤沈値やCRPの亢進がなくても初期より抗菌薬を投与する。
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1.長管骨の骨幹端部に好発する
3.疼痛は安静時でも治まらない。
問題169 主な病変部位が骨幹部にあるのはどれか。
- モルキオ(Morquio)病
- マルファン(Marfan)症候群
- 軟骨無形成症
- 骨形成不全症
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4.骨形成不全症
問題170 腕神経叢の全型神経根引き抜き損傷で誤っているのはどれか。
- 損傷神経は修復不能である。
- ミエログラムでは造影剤の漏出像がみられる。
- ホルネル(Horner)症候群がみられる。
- 上腕内側上1/2に感覚障害がある。
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4.上腕内側上1/2に感覚障害がある。
問題171 56歳の男性。巧緻障害と歩行が不自由になったとの訴えで来院した。数年前から肩こりと上肢の感覚障害とがあった。来院時のMRI像(別冊No.1AB)を別に示す。考えられるのはどれか。
- 椎間板ヘルニア
- 後縦靱帯骨化症
- 硬膜内腫瘍
- 椎体すべり症
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2.後縦靱帯骨化症
第14回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 離断性骨軟骨炎で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 起炎菌はグラム陽性球菌である。
- 病変は軟骨下骨に及ぶ。
- 軟骨移植術は効果的である。
- 高齢者に多く見られる。
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2.病変は軟骨下骨に及ぶ。
3.軟骨移植術は効果的である。
問題177 骨端症で正しいのはどれか。
- ペルテス(Perthes)病は若年発症者ほど予後が悪い。
- ブラント(Blount)病は内反膝となる。
- キーンベック(Kienbock)病は成長期男子に多い。
- パンナー(Panner)病は手術を要する場合が多い。
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2.ブラント(Blount)病は内反膝となる。
問題178 悪性軟部腫瘍で最も発生頻度の高いのはどれか。
- 平滑筋肉腫
- 脂肪肉腫
- 神経肉腫
- 線維肉腫
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2.脂肪肉腫
問題179 下垂体性小人症で正しいのはどれか。2つ選べ。
- トルコ鞍部の腫瘍が原因
- フレーリッヒ(Frohlich)型では骨成長の障害は軽度
- 全身のプロポーションは正常
- 骨端線は早期に閉鎖
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1.トルコ鞍部の腫瘍が原因
3.全身のプロポーションは正常
問題180 プロサッカー選手。1か月前から膝痛があり十分なプレーができない。膝蓋骨下端から膝蓋腱上部にかけて圧痛がある。MRI膝関節矢状断T2強調画像(別冊No.1)を別に示す。適切な治療法はどれか。
- プレー直後の局所のアイシングと安静
- ステロイド薬の局所注射
- 手術による病的部分の切除・再縫合
- 大腿から足部までのギプス固定
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1.プレー直後の局所のアイシングと安静
問題181 誤っている組合せはどれか。
- 頸椎後縦靭帯骨化症 ─── 膝蓋腱反射亢進
- 強直性脊椎炎 ─── 腰椎可動域制限
- 腰部脊柱管狭窄症 ─── 間欠性跛行
- 腰椎椎間板ヘルニア ─── アキレス腱反射亢進
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4.腰椎椎間板ヘルニア ─── アキレス腱反射亢進
問題182 脊柱管狭窄症の原因はどれか。2つ選べ。
- 黄色靭帯肥厚
- 椎間板ヘルニア
- 骨形成不全症
- 腰椎分離症
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1.黄色靭帯肥厚
2.椎間板ヘルニア
問題183 脊髄性小児麻痺で正しいのはどれか。
- 脊髄後角細胞が侵される。
- 痙直性麻痺がある。
- 腱反射は亢進する。
- 感覚異常はない。
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4.感覚異常はない。
問題184 新生児股関節脱臼の診断で最も信頼性の高いのはどれか。
- 股関節開排制限
- オルトラーニ(Ortolani)クリック徴候
- 大腿皮膚溝の非対称
- 脚長差
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2.オルトラーニ(Ortolani)クリック徴候
問題185 人口関節置換術の適応でないのはどれか。
- 関節リウマチによる関節症
- 変形性関節症
- 化膿性関節炎後の関節症
- 血友病による関節症
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3.化膿性関節炎後の関節症
第15回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 ステロイド注射の禁忌はどれか。
- 変形性関節症
- 化膿性関節炎
- 痛風性関節炎
- リウマチ性関節炎
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2.化膿性関節炎
問題177 7歳の男児。鉄棒から落ちて来院。エックス線写真で右上腕骨顆上骨折が認められた。右手関節の伸展(背屈)ができない。合併症はどれか。
- 肘部管症候群
- 橈骨神経麻痺
- 手関節伸展(背屈)筋腱断裂
- フォルクマン拘縮
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2.橈骨神経麻痺
問題178 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 軟骨無形成症は長管骨の骨幹端が強く障害される。
- モルキオ(Morquio)病は常染色体優性遺伝である。
- 骨形成不全症は骨端軟骨に異常を認める。
- 大理石骨病は骨がもろく、骨折しやすい。
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1.軟骨無形成症は長管骨の骨幹端が強く障害される。
4.大理石骨病は骨がもろく、骨折しやすい。
問題179 血行性化膿性骨髄炎の好発部位はどれか。
- 骨端
- 骨端軟骨
- 骨幹端
- 骨幹
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3.骨幹端
問題180 悪性二次変化で軟骨肉腫が発生するのはどれか。
- 線維性骨異形成症
- 骨巨細胞腫
- 孤立性骨嚢腫
- 多発性外骨腫
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4.多発性外骨腫
問題181 くる病の所見について誤っているのはどれか。
- 骨端融解
- 骨幹端拡大
- 長管骨彎曲
- 脊椎後彎
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1.骨端融解
問題182 脊髄腫瘍の初発症状で最も頻度の高いのはどれか。
- 歩行障害
- 疼痛
- 感覚障害
- 膀胱障害
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2.疼痛
問題183 手根管症候群の症状はどれか。
- 母指対立運動不能
- 手指開排運動不能
- 手背感覚鈍麻
- 小指球筋萎縮
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1.母指対立運動不能
問題184 大腿骨骨頭壊死の病因で誤っているのはどれか。
- 肥満
- ステロイド使用
- 大腿骨頸部内側骨折
- アルコール多飲
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1.肥満
問題185 変形性膝関節症について誤っているのはどれか。
- 内反変形
- 動作開始時痛
- 男性に好発
- 屈曲拘縮
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3.男性に好発
第16回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題177 結核性脊椎炎で、誤りはどれか。
- 安静時痛
- 脊髄麻痺
- 腸骨窩膿瘍
- 脊椎不撓性
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1.安静時痛
問題178 関節リウマチで、正しいのはどれか。
- 足の指関節炎は稀である
- 脊椎の障害は生じない
- リウマチ反応陰性であれば関節リウマチでない
- 関節液の粘性は低下する
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4.関節液の粘性は低下する
問題179 正しい組み合わせはどれか。2つ選べ
- Heberdennode(ヘバーデン結節) ─── 手・近位指節間(PIP)関節
- 痛風性関節炎 ─── 足の母指指節間(IP)
- 関節リウマチ ─── 手関節
- マレット・フィンガー関節 ─── 手・遠位指節間(DIP)関節
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3.関節リウマチ ─── 手関節
4.マレット・フィンガー関節 ─── 手・遠位指節間(DIP)関節
問題180
52歳男性。高校教師。既往歴に特記すべきことはない。毎日タバコを20本と晩酌に2合の酒を30年続けている。3ヶ月前から歩行時に左股関節から大腿にかけて、刺す様な痛みがあった。2~3週間で疼痛緩解を繰り返すので心配になり、整形外科を受診した。MRI(別紙No1)を別に示す。考えられる疾患はどれか。
- 大腿骨頭疲労骨折
- 大腿骨頭骨髄腫
- 大腿骨頭すべり症
- 大腿骨頭壊死症
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4.大腿骨頭壊死症
問題181 好発年齢で、誤りはどれか。
- 骨肉腫 ─── 10歳代
- 巨細胞腫 ─── 30歳代
- 良性骨芽細胞腫 ─── 5歳以下
- 多発性骨髄腫 ─── 50歳以上]
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3.良性骨芽細胞腫 ─── 5歳以下
問題182 骨悪性線維性組織球腫の前駆病変はどれか。2つ選べ
- Paget(ページェット)病
- 骨軟骨腫
- Ollier(オリエール)病
- 線維性骨異形成症
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1.Paget(ページェット)病
4.線維性骨異形成症
問題183 内分泌異常疾患で、誤っている組合せはどれか。
- 先端巨大症 ─── 成長ホルモン過剰生産
- 過剰仮骨形成 ─── グルココルチコイド過剰生産
- 副甲状腺腺腫 ─── 歯槽硬線消失
- 脳下垂体小人症 ─── 骨端線早期閉鎖
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4.脳下垂体小人症 ─── 骨端線早期閉鎖
問題184 脊髄手術の適応となるのはどれか。
- 脊髄癆
- 脊髄空洞症
- 筋萎縮性側索硬化症
- 神経性進行性筋萎縮症
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2.脊髄空洞症
問題185 Volkmann(フォルクマン)拘縮の5主徴でないのはどれか。
- 脈拍触知不能
- 発赤
- 激痛
- 感覚障害
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2.発赤
第17回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 変形性膝関節症の手術療法で誤っているのはどれか。
- 関節鏡視下デブリドマン
- 同種半月板移植術
- 高位脛骨骨切り術
- 人工関節置換術
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2.同種半月板移植術
問題177 7歳の男児。鉄棒から右手を衝いて落ちた。救急病院を受診し、エックス線検査を行った。単純エックス線写真(別冊№1)を別に示す。整復直後、右手関節が伸展できないのに気付いた。[別冊]№1写真]原因で考えられるのはどれか。
- フォルクマン拘縮
- 上腕骨遠位骨端線損傷
- 橈側手根伸筋腱断裂
- 橈骨神経麻痺
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4.橈骨神経麻痺
問題178 四肢短縮型小人症を特徴とするのはどれか。
- 軟骨無形成症
- 下垂体性小人症
- モルキオ(Morquio)病
- マルファン(Marfan)症候群
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1.軟骨無形成症
問題179 疾患と好発部位との組合せで誤っているのはどれか。
- 関節リウマチ ─── 手関節
- 変形性関節症 ─── 手指遠位指節間(DIP)関節
- 血友病性関節症 ─── 第1趾中足指節(MTP)関節
- 強直性脊椎炎 ─── 仙腸関節
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3.血友病性関節症 ─── 第1趾中足指節(MTP)関節
問題180 骨端症で女性に多いのはどれか。
- ペルテス(Perthes)病
- フライバーク(Freiberg)病
- キーンベック(Kienbock)病
- セーバー(Sever)病
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2.フライバーク(Freiberg)病
問題181 骨肉腫で正しいのはどれか。
- 5歳未満の小児に好発する。
- 上腕骨遠位端が好発部位である。
- 可及的早期に患肢の切断をする。
- 肺転移を生じやすい。
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4.肺転移を生じやすい。
問題182 骨粗鬆症と関連するのはどれか。
- 上腕骨骨幹部骨折
- 上腕骨頸部骨折
- 脛骨高原骨折
- 中足骨骨折
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2.上腕骨頸部骨折
問題183 デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。
- 血清アルカリホスファターゼ値が上昇する。
- 登はん性起立がみられる。
- 腰帯筋から初発する。
- 対称的な筋の罹患がみられる。
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1.血清アルカリホスファターゼ値が上昇する。
問題184 腰椎椎間板ヘルニアの診断に有用なのはどれか。
- チネル徴候
- マックマレー試験
- トレンデレンブルグ徴候
- ラセーグ徴候
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4.ラセーグ徴候
問題185 フォルクマン拘縮で誤っているのはどれか。
- 皮膚が紅潮する。
- 皮膚に水疱形成がみられる。
- 末梢の脈が触知困難である。
- 激しい疼痛を伴う。
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1.皮膚が紅潮する。
第18回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 成長ホルモン過剰分泌で誤っているのはどれか。
- 小児では末端肥大が生じる。
- 変形性関節症の原因となる。
- 骨粗鬆症の原因となる。
- 下垂体腺腫によるものが多い。
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1.小児では末端肥大が生じる。
問題177 脂肪塞栓症候群の症状で誤っているのはどれか
- 低酸素血症
- 低体温
- 意識障害
- 皮膚の点状出血
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2.低体温
問題178 骨折治癒の遷延化に影響が少ないのはどれか。
- 局所感染
- 低蛋白血症
- 血腫
- 転位
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3.血腫
問題179 急性化膿性骨髄炎で正しいのはどれか。
- 主として成人に発症する。
- 連鎖球菌によるものが多い。
- 主として扁平骨に発生する。
- 早期は単純エックス線像に骨変化がみられない。
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4.早期は単純エックス線像に骨変化がみられない。
問題180 破傷風の症状はどれか。2つ選べ。
- 開口障害
- 発汗減少
- けいれん
- 徐脈
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1.開口障害
3.けいれん
問題181 膝の単純エックス線像で高度の関節破壊がみられる。最も考えられる疾患はどれか。
- 強直性脊椎炎
- 変形性関節症
- 離断性骨軟骨炎
- 神経病性関節症
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4.神経病性関節症
問題182 ペルテス(Perthes)病で誤っているのはどれか。
- 男児に好発する。
- 関節症の原因となる。
- 股関節の開排制限がみられる。
- ドレーマン徴候がみられる。
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4.ドレーマン徴候がみられる。
問題183 疾患と好発年齢との組合せで正しいのはどれか。
- 軟骨肉腫 ─── 10歳代
- ユーイング(Ewing)肉腫 ─── 40歳代
- 骨巨細胞腫 ─── 50歳代
- 多発性骨髄腫 ─── 60歳代
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4.多発性骨髄腫 ─── 60歳代
問題184 腰椎椎間板ヘルニアで誤っているのはどれか。
- 感覚障害
- SLRテスト陽性
- 痙性歩行
- 膀胱直腸障害
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3.痙性歩行
問題185
74歳の女性。身長147cm、体重74kg。10年前から続く両膝の痛みを主訴に来所した。痛みは体重をかけると増悪する。両膝とも内反膝を呈し、可動域は伸展?20°、屈曲100°。脛骨近位内側に圧痛がある。発赤、腫脹および熱感はない。この患者に対する指導で誤っているのはどれか。
- しゃがみ込み動作訓練
- 大腿四頭筋の強化訓練
- 減量
- 足底挿板の装着
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1.しゃがみ込み動作訓練
第19回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 軟骨無形成症で誤っているのはどれか。
- 体幹短縮型の低身長を示す。
- 常染色体優性遺伝疾患である。
- 前額部が突出している。
- 腰部脊柱管狭窄症を合併する。
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1.体幹短縮型の低身長を示す。
問題177 くる病で正しいのはどれか。
- 成人に発症する。
- ビタミンCの欠乏による。
- 身長は正常である。
- O脚を生じる。
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4.O脚を生じる。
問題178 疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。
- 脳性麻痺 ─── 感覚障害
- 脊髄性小児麻痺 ─── 下肢腱反射亢進
- 脊髄癆 ─── 深部感覚低下
- 筋萎縮性側索硬化症 ─── 膀胱直腸障害
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3.脊髄癆 ─── 深部感覚低下
問題179 小児長管骨の急性化膿性骨髄炎の局所症状で誤っているのはどれか。
- 熱感
- 腫脹
- 運動痛
- 異常可動性
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4.異常可動性
問題180 関節リウマチによる手指のしびれの原因で誤っているのはどれか。
- 環軸関節亜脱臼
- 手根管症候群
- 血管炎
- 尺側偏位
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3.血管炎
問題181 手の変形性関節症で罹患頻度が最も高いのはどれか。
- DIP関節
- PIP関節
- 母指CM関節
- 手関節
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1.DIP関節
問題182 女児に多い骨端症はどれか。
- ペルテス(Perthes)病
- セーバー(Sever)病
- ケーラー(Khler)病
- フライバーグ(Freiberg)病
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4.フライバーグ(Freiberg)病
問題183 20歳以下に好発する腫瘍はどれか。
- 骨巨細胞腫
- ユーイング(Ewing)肉腫
- 多発性骨髄腫
- 軟骨肉腫
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2.ユーイング(Ewing)肉腫
問題184 上肢のコンパートメント症候群で正しいのはどれか。
- 受傷後1か月以降に発生する。
- 手指の他動的伸展で疼痛が増強する。
- コンパートメント圧は1OmmHg以下となる。
- 皮膚に点状出血がみられる。
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2.手指の他動的伸展で疼痛が増強する。
問題185
15歳の女子。体幹の変形を主訴に来院した。身長が180cmと高く、体幹に比して四肢が長い。この疾患にあてはまらないのはどれか。
- くも状指
- カフェオレ斑
- 水晶体亜脱臼
- 関節弛緩性
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2.カフェオレ斑
第20回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 理学療法の適応で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 感覚神経障害に温熱療法を行う。
- 脊髄損傷患者に水中訓練を行う。
- 神経麻痺による筋委縮に低周波療法を行う。
- 心臓ペースメーカー装着患者に極超短波療法を行う。
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2.脊髄損傷患者に水中訓練を行う。
3.神経麻痺による筋委縮に低周波療法を行う。
問題177 牽引療法と適応との組合せで正しいのはどれか。
- ブライアント牽引-小児大腿骨骨幹部骨折
- クラッチフィールド牽引-腰椎脱臼骨折
- グリソン係蹄牽引-大腿骨頸部骨折
- ダンロップ牽引-小児前腕骨骨折
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1.ブライアント牽引-小児大腿骨骨幹部骨折
問題178 骨折の治癒過程で最も時間を要するのはどれか。
- 炎症期
- 細胞増殖期
- 仮骨形成期
- リモデリング期
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4.リモデリング期
問題179 骨形成不全症で見られるのはどれか。2つ選べ。
- 角膜混濁
- 歯牙形成不全
- 難聴
- カフェオレ斑
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2.歯牙形成不全
3.難聴
問題180 筋萎縮性側索硬化症でみられないのはどれか。
- 筋力低下
- 構音障害
- 膀胱直腸障害
- 呼吸障害
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3.膀胱直腸障害
問題181 四肢長管骨の骨幹端に好発し、単純工ックス線像で透亮巣の周囲に反応性の骨硬化を認めるのはどれか。
- ブロディ(Brodie)膿瘍
- グロームス腫瘍
- シャルコー(ChArcot)関節
- オルブライト(Albright)症候群
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1.ブロディ(Brodie)膿瘍
問題182 骨端症と罹患部位との組合せで誤っているのはどれか。
- キーンベック(Kienböck)病-手の舟状骨
- セーバー(Sever)病-踵骨隆起部
- オスグッドーシュラッター(Osgood-SchlAtter)病-脛骨粗面
- フライバーグ(Frelberg)-中足骨骨頭
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1.キーンベック(Kienböck)病-手の舟状骨
問題183 53歳の男性。単純エックス線撮影で仙骨に大きな骨吸収像を認めた。考えられるのはどれか。
- 骨転移癌
- 孤立性骨膿腫
- ユーイング(Ewing)肉腫
- 線維性骨異形成症
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1.骨転移癌
問題184 棘上筋腱単独の完全断裂慢性期の所見で正しいのはどれか。
- 棘上肢の挙上は可能である。
- 筋萎縮は棘上筋に限局している。
- 肩峰骨頭間距離が広がる。
- モーレーテスト陽性となる。
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1.棘上肢の挙上は可能である。
問題185 4歳の男児。転びやすいことを主訴に来院した。しゃがんだ姿勢から立ち上がる際に、両手を膝に当ててカを込めないと立ち上がれない。両側の下腿三頭筋は肥大している。正しいのはどれか。
- 下肢深部腱反射は亢進する。
- 遺伝性はない。
- 鶏歩跛行がみられる。
- 呼吸筋の障害が現れてくる。
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4.呼吸筋の障害が現れてくる。
第21回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 歩行異常と原因との組合せで正しいのはどれか。
- 分回し歩行-先天性股関節脱臼
- トレンデレンブルグ歩行-腰部脊柱管狭窄症
- 間欠性跛行-変形性股関節症
- はさみ状歩行-両下肢痙性麻痺
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4.はさみ状歩行-両下肢痙性麻痺
問題177 成長ホルモン分泌不全でみられるのはどれか。
- 四肢短縮
- 関節弛緩
- 二次性徴遅延
- 骨端早期閉鎖
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3.二次性徴遅延
問題178 発症1日目の乳児化膿性股関節炎の所見はどれか。
- 患肢を動かさない。
- ガワーズ徴候がある。
- アリス徴候がある。
- 単純エックス線検査で骨膜反応がみられる。
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1.患肢を動かさない。
問題179 関節リウマチの関節外症状でないのはどれか。
- 骨粗鬆症
- 心膜炎
- 満月様顔貌
- 間質性肺炎
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3.満月様顔貌
問題180 痛風の症状で誤っているのはどれか。
- 急性関節炎
- 腱鞘滑膜炎
- 朝のこわばり
- 皮下結節
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3.朝のこわばり
問題181 高齢者の急性膝痛の原因にならないのはどれか。
- 化膿性膝関節炎
- 変形性膝関節症
- 大腿骨顆部壊死
- 神経病性関節症
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4.神経病性関節症
問題182 ペルテス(Pertehes)病の初期症状でないのはどれか。
- 跛行
- 下肢長差
- 大腿部痛
- 股関節可動域制限
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2.下肢長差
問題183 多発性骨髄腫の症状でないのはどれか。
- 低血糖
- 易感染症
- 貧血
- 病的骨折
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1.低血糖
問題184 示指から小指までの深指屈筋のMMTが5で、フローマン徴候陽性の場合、考えられるのはどれか。
- 前骨間神経麻痺
- 後骨間神経麻痺
- 肘部管症候群
- ギヨン(Guyon)管症候群
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4.ギヨン(Guyon)管症候群
問題185 11か月の乳児。ハイハイをしていて急に泣いたため受診した。左下肢をあまり動かさない。受信時の両大腿骨単純エックス線写真(別冊No.1)を別に示す。2か月前にも似たような既往があり、右大腿骨骨折に対してギプス湖底による治療を受けたという。皮下出血など虐待を疑わせる所見はない。考えられる診断の合併症で誤っているのはどれか。
- 歯牙形成不全
- 青色強膜
- 三叉手
- 難聴
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3.三叉手
第22回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 第6胸髄レベルの脊髄損傷で生じるのはどれか。
- ホルネル徴候
- 上腕内側の感覚障害
- 横隔膜の麻痺
- 肋間筋の麻痺
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4.肋間筋の麻痺
問題177 コラーゲンの異常が原因となるのはどれか。
- 軟骨無形成症
- 骨形成不全症
- モルキオ病(Morquio)症候群
- 大理石骨病
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2.骨形成不全症
問題178 骨粗鬆症で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 椎体の圧迫骨折が生じやすい。
- 骨吸収が骨形成に比べ減少している。
- 骨量の減少は骨皮質に著しい。
- 力学的負荷が骨量維持に重要である。
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1.椎体の圧迫骨折が生じやすい。
4.力学的負荷が骨量維持に重要である。
問題179 デュシェンヌ(Duchenne)型進行性筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 伴性劣性遺伝である。
- 20歳代に発症する。
- 筋力低下は四肢近位筋に強い。
- 痙性歩行がみられる。
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1.伴性劣性遺伝である。
3.筋力低下は四肢近位筋に強い。
問題180 関節リウマチの手指の所見でないのはどれか。
- 尺側偏位
- ボタン穴変形
- 鷲手変形
- スワンネック変形
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3.鷲手変形
問題181 上肢の関節で離断性骨軟骨炎の頻度が最も高いのはどれか。
- 肩関節
- 肘関節
- 手関節
- MP関節
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2.肘関節
問題182 一次性変形性膝関節症の下肢アライメントで正しいのはどれか。
- Q角は大きくなる。
- CE角は小さくなる。
- 機能軸は膝外側を通る。
- 大腿脛骨角は大きくなる。
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4.大腿脛骨角は大きくなる。
問題183 キーンベック(Kienböck)病で正しいのはどれか。
- 先天性の疾患である。
- 尺屈回外テストは陽性となる。
- リキトマンの分類が用いられる。
- 後遺症は残らない。
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3.リキトマンの分類が用いられる。
問題184 骨膜反応を伴う腫瘍はどれか。
- ユーイング(Ewing)肉腫
- 骨巨細胞腫
- 内軟骨腫
- 多発性骨髄腫
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1.ユーイング(Ewing)肉腫
問題185 3歳の女児。身長が78cmと低く、特に四肢の短縮が目立つ。左手の写真(別冊No.1)を別に示す。診断はどれか。
- 軟骨無形成症
- 骨形成不全症
- マルファン(MarfAn)症候群
- モルキオ(Morquio)症候群
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1.軟骨無形成症
第23回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 小人症をきたす疾患で均衡型を特徴とするのはどれか。
- 軟骨無形成症
- 下垂体性小人症
- モルキオ(Morquio)病
- 先天性脊椎骨端異形成症
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2.下垂体性小人症
問題177 老人性骨粗鬆症で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 骨梁は保たれている。
- 血清カルシウム値は減少する。
- 石灰化障害はない。
- 低回転型骨粗鬆症である。
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3.石灰化障害はない。
4.低回転型骨粗鬆症である。
問題178 疾患と障害部位との組合せで正しいのはどれか。
- 脊髄性小児麻痺-脊髄側索
- 進行性筋ジストロフィ-筋皮神経
- 神経性進行性筋萎縮症-脊髄後索
- 若年性一側性上肢筋萎縮症-脊髄前角細胞
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4.若年性一側性上肢筋萎縮症-脊髄前角細胞
問題179 手のPIP関節に屈曲変形がみられるのはどれか。
- ヘバーデン結節
- マレットフィンガー
- ボタン穴変形
- スワンネック変形
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3.ボタン穴変形
問題180 変形性膝関節症の単純エックス線所見でないのはどれか。
- 骨棘形成
- 軟骨下骨嚢腫
- びまん性骨萎縮
- 関節裂隙狭小化
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3.びまん性骨萎縮
問題181 悪性化する可能性があるのはどれか。2つ選べ。
- 骨軟骨腫
- 内軟骨腫
- 孤立性骨農腫
- 線維性骨異形成
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1.骨軟骨腫
2.内軟骨腫
問題182 転移性骨腫瘍で正しいのはどれか。
- 温熱療法の適応となる。
- 造骨性転移では病的骨折は少ない。
- 長管骨の骨幹端部に好発する。
- 原発巣の症状が先行する。
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2.造骨性転移では病的骨折は少ない。
問題183 検査と疾患との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- トーマステスト-腸腰筋炎
- リフトオフテスト-小円筋断裂
- 大腿神経伸展テスト-下位腰椎椎間板ヘルニア
- 前方引き出しテスト-前距腓靭帯断裂
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1.トーマステスト-腸腰筋炎
4.前方引き出しテスト-前距腓靭帯断裂
問題184 肋骨骨折で緊急性が高いのはどれか。
- 胸部の皮下出血
- 骨折部の轢音
- 吸気時の胸痛
- 胸部の握雪感
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4.胸部の握雪感
問題185 57歳の男性。建設業。2週前から左肩甲部に刺すような痛みを自覚した。1週前から痛みは左上肢尺側に放散し同部にしびれも感じるようになった。手指の運動障害はない。最も考えられる疾患はどれか。
- 肘部管症候群
- 胸郭出口症候群
- 頸椎症性神経根症
- 石灰沈着性肩関節周囲炎
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3.頸椎症性神経根症
第24回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 アキレス腱断裂で正しいのはどれか。
- 下腿三頭筋の遠心性収縮時に生じる。
- アキレス腱周囲炎から移行する。
- 好発年齢は20歳代である。
- 断裂後は歩行できない。
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1.下腿三頭筋の遠心性収縮時に生じる。
問題177 骨系統疾患で常染色体劣性遺伝はどれか。
- 軟骨無形成症
- モルキオ(Morquio)病
- 骨形成不全症1型
- マルファン(MArfan)症候群
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2.モルキオ(Morquio)病
問題178 骨粗粗症の危険因子でないのはどれか。
- 肥満
- 糖尿病
- 胃切除
- 関節リウマチ
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1.肥満
問題179 筋萎縮性側索硬化症でみられないのはどれか。
- 病的反射
- 嚥下障害
- 感覚障害
- 呼吸障害
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3.感覚障害
問題180 化膿性脊椎炎で正しいのはどれか。
- 頚椎ではまれである。
- 小児に多い。
- 流注膿瘍が合併する。
- 疼痛は軽度である。
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1.頚椎ではまれである。
問題181 正しい組合せはどれか。
- 仙腸関節炎-変形性関節症
- カフェオレ斑-神経障害性関節症
- ブシャール(Bochard)結節-掌蹠膿疱症性関節炎
- 指伸筋腱皮下断裂-関節リウマチ
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4.指伸筋腱皮下断裂-関節リウマチ
問題182 膝痛が初発症状となるのはどれか。
- セーバー(Sever)病
- ブラント(Blount)病
- ペルテス(Pertehes)病
- フライパーク(Frelberg)病
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3.ペルテス(Pertehes)病
問題183 多発する傾向がない骨腫瘍はどれか。
- 骨軟骨腫
- 内軟骨腫
- 骨巨細胞腫
- 線維性骨異形成症
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3.骨巨細胞腫
問題184 ファーレンテスト陽性の際に筋力が低下するのはどれか。
- 深指屈筋
- 長母指屈筋
- 橈側手根屈筋
- 短母指外転筋
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4.短母指外転筋
問題185 10歳の男児。サッカークラブに入っている。2日前からの右膝痛のため来院した。痛みが急激に強くなっているという。右膝に腫脹と熱感がみられ、関節エコー検査で膝関節内に液体貯留がみられた。考えられないのはどれか。
- 離断性骨軟骨炎
- オスグッドーシユラッター(Osgood-Schlatter)病
- 前十字靭帯付着部脛骨裂離骨折
- 化膿性関節炎
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2.オスグッドーシユラッター(Osgood-Schlatter)病
第25回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 骨形成不全症でみられないのはどれか。
- 青色強膜
- 水頭症
- 難聴
- 大腿骨弯曲変形
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2.水頭症
問題177 神経疾患の所見で正しい組合せはどれか。
- 脊髄空洞症-解離性感覚障害
- ポリオ-腱反射亢進
- 筋萎縮性側索硬化症-感覚障害
- 神経性進行性筋萎縮症-内反足
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1.脊髄空洞症-解離性感覚障害
問題178 化膿性骨髄炎で誤っているのはどれか。
- 感染経路に骨付近の化膿創からの波及がある。
- 初発時から骨膜反応を認める。
- 化膿巣の周囲は骨柩を形成する。
- 成人では基礎疾患として糖尿病がある。
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2.初発時から骨膜反応を認める。
問題179 関節リウマチの脱臼・変形でないのはどれか。
- 肘関節の内反変形
- 尺骨頭の背側亜脱臼
- 股関節の中心性脱臼
- 外反母趾変形
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1.肘関節の内反変形
問題180 変形性膝関節症にみられないのはどれか。
- 運動開始時の痛み
- 大腿四頭筋萎縮
- 関節液混濁
- 骨棘形成
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3.関節液混濁
問題181 骨腫瘍の単純エックス線所見で誤っている組合せはどれか。
- 線維性骨異形成-羊飼いの杖変形
- ユ-イング(Ewing)肉腫-玉ねぎ様骨膜反応
- 多発性骨髄腫-打ち抜き像
- 骨巨細胞腫-スリガラス状透明像
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4.骨巨細胞腫-スリガラス状透明像
問題182 第4・第5腰椎椎間板の突出型ヘルニアの臨床所見で正しいのはどれか。
- FNSテスト陽性
- 足関節クローヌス陽性
- 下腿内側の感覚障害
- 長母趾伸筋筋力低下
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4.長母趾伸筋筋力低下
問題183 分娩麻痺で正しいのはどれか。
- 腕神経叢損傷である。
- 下位型ではwaiters tip positionが定型的な肢位である。
- 自然回復することはない。
- 節後損傷では手術による神経修復は期待できない。
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3.自然回復することはない。
問題184 アキレス腱周囲炎の所見で誤っているのはどれか。
- 背屈制限が存在する。
- 背屈するとアキレス腱部に礫音が生じる。
- アキレス腱の付着部に圧痛と腫脹が存在する。
- 足部は回内変形している。
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3.アキレス腱の付着部に圧痛と腫脹が存在する。
問題185 63歳の女性。特に誘因なく3週前から腰痛が出現したため受診した。単純エックス線写真で第1腰椎の圧迫骨折を認め、骨密度を計測したところ、T値(若年成人の平均値:YAM値)に対する比率は74%であった。誤っているのはどれか。
- 定期的な骨密度の測定を行う。
- 骨密度の数値から骨粗鬆症と診断する。
- 適度な運動を指導する。
- 選択的エストロゲン受容体調整薬の適応となる。
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2.骨密度の数値から骨粗鬆症と診断する。
第26回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 正しい組合せはどれか。
- 軟骨無形成症-青色強膜
- 骨形成不全症-顔面神経麻痺
- 大理石骨病-骨形成障害
- マルファン(Marfan)症候群-解離性大動脈瘤
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4.マルファン(Marfan)症候群-解離性大動脈瘤
問題177 くる病で誤っているのはどれか。
- 成長の障害
- 歩行開始の遅延
- 骨端線閉鎖後の発症
- 下肢の高度な変形
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3.骨端線閉鎖後の発症
問題178 アテトーゼ型脳性麻痺で誤っているのはどれか。
- 麻痺は永続的である。
- 緊張時の不随意運動がある。
- 知能低下がある。
- 大脳基底核に障害がある。
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3.知能低下がある。
問題179 正しい組合せはどれか。
- 小児急性化膿性骨髄炎-骨端に好発
- ブロディ(Brodie)膿瘍-瘻孔
- 化膿性関節炎-肺炎球菌
- 脊椎カリエス-流注膿瘍
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4.脊椎カリエス-流注膿瘍
問題180 痛風発作時の治療として適切でないのはどれか。
- インドメタシンの投与
- 尿酸のコントロール
- 飲水の奨励
- コルヒチンの投与
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2.尿酸のコントロール
問題181 ペルテス(Pertehes)病で誤っているのはどれか。
- 男児に好発する。
- 関節症の原因となる。
- 股関節の開排制限がみられる。
- ドレーマン(Drehmann)徴候がみられる。
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4.ドレーマン(Drehmann)徴候がみられる。
問題182 骨腫瘍と好発部位の組合せで誤っているのはどれか。
- 骨肉腫-骨幹端部
- ユーイング(Ewing)肉腫-骨幹部
- 骨巨細胞腫-骨端部
- 骨軟骨腫-骨幹部
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4.骨軟骨腫-骨幹部
問題183 下腿コンパートメント症候群の症状でないのはどれか。
- 疼痛
- 運動麻痺
- 蒼白
- 皮膚萎縮
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4.皮膚萎縮
問題184 外反母趾で正しいのはどれか。
- 第1中足骨が外反している。
- 凹足変形を合併する。
- 母趾は外旋する。
- 女性に多い。
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4.女性に多い。
問題185 43歳の男性。右下肢の疼痛と脱力を主訴として来院した。3週前に重量物を挙上した際に、いわゆるぎっくり腰になった。右下腿遠位外側から足背に感覚障害を認める。この患者にみられる所見はどれか。
- スパーリングテスト陽性
- 膝伸展筋力低下
- 母趾伸展筋力低下
- 膝蓋腱反射低下
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3.母趾伸展筋力低下
第27回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題176 大理石骨病で誤っているのはどれか。
- 骨硬化像を示す。
- 水頭症を合併する。
- 視力障害をきたす。
- 病的骨折を生じる。
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2.水頭症を合併する。
問題177 続発性骨粗鬆症の原因で誤っているのはどれか。
- 関節リウマチ
- 副腎皮質ステロイド薬
- 甲状腺機能低下症
- 安静臥床
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3.甲状腺機能低下症
問題178 6歳の男児。ガワーズ徴候陽性で、両側の下腿三頭筋は肥大している。病状が進行するとみられる所見はどれか。
- 下肢深部腱反射亢進
- 分回し歩行
- 外眼筋麻痺
- 呼吸量減少
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4.呼吸量減少
問題179 化膿性関節炎で誤っているのはどれか。
- 起炎菌は黄色ブドウ球菌が多い。
- 治療の第一選択は保存療法である。
- 小児では血行感染が多い。
- 糖尿病は発症の危険因子となる。
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2.治療の第一選択は保存療法である。
問題180 シャルコー(Charcot)関節の原因疾患となりうるのはどれか。
- 糖尿病性神経炎
- 神経痛性筋萎縮症
- エルプ(Erb)麻痺
- シャルコー・マリー・トゥース(Charcot-MArie-Tooth)病
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1.糖尿病性神経炎
問題181 変形と原因の組合せで正しいのはどれか。
- 三尖手-胸郭出口症候群
- 鷲手-外反肘
- 下垂手-後骨間神経麻痺
- 猿手-ギヨン(Guyon)管症候群
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2.鷲手-外反肘
問題182 つま先歩き跛行になるのはどれか。
- フライバーグ(Frelberg)病
- ブラント(Blount)病
- ケーラー(Köhler)病
- セーバー(Sever)病
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4.セーバー(Sever)病
問題183 化学療法に感受性の低い悪性骨腫瘍はどれか。
- 悪性リンパ腫
- 骨肉腫
- 軟骨肉腫
- ユーイング(Ewing)肉腫
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3.軟骨肉腫
問題184 30歳の男性。6か月前から運動で軽減する腰痛があり、腰椎の背屈制限を伴っている。この患者にみられる所見はどれか。
- 腱付着部炎
- 間欠性跛行
- 関節内石灰沈着
- 腸骨翼形成不良
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1.腱付着部炎
問題185.70歳の女性。転倒して大腿骨近位部を骨折した。二重エネルギーエックス線吸収法による腰椎の骨密度は若年成人平均値の78%であった。骨粗鬆症の薬物治療を開始する判断で正しいのはどれか。
- 今すぐに開始する。
- 喫煙歴があれば開始する。
- 脆弱性骨折の家族歴があれば開始する。
- 今後骨密度の低下が生じれば開始する。
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1.今すぐに開始する。
第28回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題185 異常歩行の組合せで誤っているのはどれか。
- 鶏歩-腓腹筋麻痺
- トレンデレンブルグ歩行-先天性股関節脱臼
- 逃避歩行-腰椎椎間板ヘルニア
- 分回し歩行-脳血管障害
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1.鶏歩-腓腹筋麻痺
問題186 スポーツ中の突然死に関連しないのはどれか。
- 脳しんとう
- 心臓しんとう
- 肥大型心筋症
- 慢性硬膜下血腫
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4.慢性硬膜下血腫
問題187 関節リウマチの手指変形と原因となる関節の組合せで誤っているのはどれか。
- 尺側変位-手根中手関節
- 下垂指変形-遠位橈尺関節
- ボタン穴変形-近位指節間関節
- スワンネック変形-中手指節関節
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1.尺側変位-手根中手関節
問題188 原発性骨粗鬆症で正しいのはどれか。
- 石灰化の障害によって骨が弱くなる疾患である。
- やせが危険因子の一つである。
- 若年者ではみられない。
- 血清カルシウムは低値である。
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2.やせが危険因子の一つである。
問題189 常染色体劣性の遺伝形式を示すのはどれか。
- マルファン(Marfan)症候群
- モルキオ(Morquio)病
- 多発性神経線維腫症
- 軟骨無形成症
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2.モルキオ(Morquio)病
問題190 静脈血栓塞栓症のリスクが低いのはどれか。
- 上肢手術
- 人工股関節手術
- 大腿骨骨折手術
- 多発外傷
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1.上肢手術
問題191 肩腱板断裂の慢性期所見で正しいのはどれか。
- 上肢の挙上が不可能である。
- 肩関節の回旋拘縮がある。
- 肩峰骨頭間距離が広がる。
- 夜間痛がある。
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4.夜間痛がある。
問題192 フォルクマン(Volkmann)拘縮で生じない変形はどれか。
- 前腕回内
- IP関節屈曲
- 母指橈側外転
- 第2〜5MP関節過伸展
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3.母指橈側外転
問題193 スポーツによる骨盤周囲の裂離骨折と起因筋腱の組合せで正しいのはどれか。
- 上前腸骨棘-大腿直筋
- 下前腸骨棘-ハムストリングス
- 大腿骨大転子-大殿筋
- 大腿骨小転子-腸腰筋
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4.大腿骨小転子-腸腰筋
問題194 前十字靭帯損傷の保存的治療後、歩行時に向きを変えたら膝くずれを起こし、膝関節が伸展できなくなった。病態で正しいのはどれか。
- 膝蓋骨脱臼
- 半月板嵌頓
- 膝蓋腱断裂
- 膝関節内骨折
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2.半月板嵌頓
問題195 42歳の男性。ピロン骨折後、半日経過して創部疼痛に加え足に感覚障害が生じてきた。この感覚障害の部位で正しいのはどれか。
- 足底の内側
- 前足部の内側
- 母趾・第2趾間の背側
- 後足部の外側
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3.母趾・第2趾間の背側
第29回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題185 側弯症に伴う体幹変形はどれか。
- 亀背
- 円背
- 鳩胸
- 肋骨隆起
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4.肋骨隆起
問題186 学校管理下の柔道で頭部外傷による死亡事故を最もきたしやすい技はどれか。
- 大外刈り
- 袈裟固め
- 払い腰
- 内股
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1.大外刈り
問題187 単純エックス線で多房性の骨透過像を示す腫瘍はどれか。
- 内軟骨腫
- 骨巨細胞腫
- 孤立性骨嚢腫
- 線維性骨異形成
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2.骨巨細胞腫
問題188 悪性化あるいは悪性腫瘍併発の可能性があるのはどれか。
- モルキオ(Morquio)病
- ターナー(Turner)症候群
- マルファン(Marfan)症候群
- フォン・レックリングハウゼン(VonRecklinghausen)病
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4.フォン・レックリングハウゼン(VonRecklinghausen)病
問題189 静脈瘤で正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 立位で消失する。
- 上肢に多く発生する。
- 表在静脈に多く発生する。
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4.表在静脈に多く発生する。
問題190 手根管症候群の症状で正しいのはどれか。
- 小指球筋萎縮
- 手背感覚鈍麻
- 母指対立運動低下
- 手指開排運動低下
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3.母指対立運動低下
問題191 化膿性関節炎で正しいのはどれか。
- 起炎菌は連鎖球菌が多い。
- 小児では血行感染が多い。
- 安静時に疼痛はない。
- 関節穿刺は禁忌である。
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2.小児では血行感染が多い。
問題192 骨折と受傷機転の組合せで誤っているのはどれか。
- 骨性槌指DIP関節屈曲位強制
- 舟状骨骨折手關節背屈位強制
- スミス(Smith)骨折手関節掌屈位強制
- ベネット(Bennett)骨折母指MP関節背屈位強制
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4.ベネット(Bennett)骨折母指MP関節背屈位強制
問題193 足の変形の組合せで正しいのはどれか。
- 凹足-内側縦アーチが高い。
- 尖足-脛骨神経麻痺で生じる。
- 内反足-前足部の外転を伴う。
- 扁平足-踵部が内反する。
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1.凹足-内側縦アーチが高い。
問題194 初期の後脛骨筋腱機能不全にみられるのはどれか。
- 扁平足
- 外脛骨
- 踵部外反
- 外反母趾
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2.外脛骨
問題195 25歳の男性。オートバイ事故で頸椎を損傷した。三角筋、上腕二頭筋は徒手筋力検査で両側5、手関節伸展は右1、左2である。下肢運動機能は全廃している。この患者の残存機能の髄節はどれか。
- 第4頸髄節
- 第5頸髄節
- 第6頸髄節
- 第7頸髄節
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2.第5頸髄節
第30回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題185 異常歩行と要因の組合せで正しいのはどれか。
- 鶏 歩 ───────── 大腿神経麻痺
- 失調性歩行 ─────── 腰部脊柱管狭窄症
- 分回し歩行 ─────── 脳性麻痺
- トレンデレンブルグ歩行 ───── 変形性股関節症
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4.トレンデレンブルグ歩行 ───── 変形性股関節症
問題186 小児骨折で誤っているのはどれか。
- 回旋変形は自家矯正される。
- 若木骨折は特徴的な骨折である。
- 骨端線損傷は剪断力が加わることで起こりやすい。
- ソルター・ハリス分類のタイプⅡでは予後は良い。
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1.回旋変形は自家矯正される。
問題187 急性のスポーツ外傷で正しいのはどれか。
- 足関節が多い。
- 陸上競技で多い。
- 打撲が捻挫よりも多い。
- 繰り返し外力で生じる。
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1.足関節が多い。
問題188 骨関節結核で最も多い部位はどれか。
- 肩関節
- 脊 椎
- 股関節
- 膝関節
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2.脊 椎
問題189 骨形成不全症で正しいのはどれか。
- 視覚障害を合併する。
- ステロイド薬が有効である。
- 骨折の癒合は比較的良好である。
- Ⅱ型コラーゲンの形成異常が原因である。
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3.骨折の癒合は比較的良好である。
問題190 キーンベック(Kienböck)病で正しいのはどれか。
- 保存療法は無効である。
- 舟状骨の壊死性疾患である。
- 手関節掌側の腫脹がみられる。
- 進行すると手根骨の配列異常がみられる。
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4.進行すると手根骨の配列異常がみられる。
問題191 頚椎後縦靱帯骨化症で正しいのはどれか。
- 女性に多い。
- 骨化の進行は早い。
- 糖尿病を合併することが多い。
- 進行すると弛緩性麻痺を呈する。
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3.糖尿病を合併することが多い。
問題192 モンテギア(Monteggia)骨折で正しいのはどれか。
- 尺骨神経麻痺を伴う。
- 橈骨頭の前方脱臼を伴う。
- 尺骨の遠位 1/3 で骨折する。
- 成人では外固定法が適応となる。
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2.橈骨頭の前方脱臼を伴う。
問題193 手指伸筋腱皮下断裂の原因で誤っているのはどれか。
- 手関節ガングリオン
- 変形性手関節症
- 関節リウマチ
- コーレス(Colles)骨折
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1.手関節ガングリオン
問題194 特発性大腿骨頭壊死で正しいのはどれか。
- 初期の免荷は不要である。
- 成長期の血流障害が背景となる。
- CT 検査は確定診断に有用である。
- ステロイド薬服用が関係している。
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4.ステロイド薬服用が関係している。
問題195 16歳の女子。バレーボールの試合中、ジャンプで着地した際に左膝に激痛が走った。試合は続行できたが、痛みが引かないため来所した。来所時、ラックマンテストが陽性であった。来所時の対応で誤っているのはどれか。
- 膝蓋跳動の有無を確認する。
- MRI 検査を勧める。
- 早期からスクワット訓練を指導する。
- 発症予防プログラムが有効である。
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3.早期からスクワット訓練を指導する。
第31回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題185 スポーツ外傷で誤っているのはどれか。
- 打撲が捻挫よりも多い。
- 中学校では原因として球技が多い。
- サッカーでは足関節の外傷が多い。
- スノーボードでは膝関節の外傷が多い。
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1.打撲が捻挫よりも多い。
or
4.スノーボードでは膝関節の外傷が多い。
問題186 厚生労働省の早期リウマチの診断基準の項目で誤っているのはどれか。
- 朝のこわばり
- リウマトイド結節
- リウマトイド因子
- 三つ以上の関節の腫脹
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2.リウマトイド結節
問題187 脆弱性骨折でないのはどれか。
- 肋骨骨折
- 膝蓋骨骨折
- 胸椎圧迫骨折
- 大腿骨頸部骨折
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2.膝蓋骨骨折
問題188 高身長を呈するのはどれか。
- 大理石病
- 軟骨無形成症
- モルキオ(Morquio)病
- マルファン(Marfan)症候群
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4.マルファン(Marfan)症候群
問題189 足の舟状骨が無腐性壊死となるのはどれか。
- セーバー(Sever)病
- ブラント(Blount)病
- ケーラー(Kohler)病
- ペルテス(Perthes)病
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3.ケーラー(Kohler)病
問題190 四肢循環障害で正しいのはどれか。
- レイノー(Raynaud)症候群は若い男性が多い。
- 静脈瘤は深部静脈血栓に続発するものが多い。
- 閉塞性動脈硬化症は精神的ストレスが関係する。
- バージャー(Buerger)病は生命予後が良好である。
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4.バージャー(Buerger)病は生命予後が良好である。
問題191 腰部脊柱管狭窄症で陽性となるテストはどれか。
- ケンプ
- アドソン
- ジャクソン
- スパーリング
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1.ケンプ
問題192 上肢疾患と好発年齢の組合せで正しいのはどれか。
- 離断性骨軟骨炎ーー壮年期
- 上腕骨外科頸骨折ーー老年期
- 石灰沈着性滑液包炎ーー学童期
- 上腕二頭筋断裂ーー青年期
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2.上腕骨外科頸骨折ーー老年期
問題193 フォルクマン(Volkmann)拘縮の阻血症状でないのはどれか。
- 疼痛
- 皮膚紅潮
- 運動麻痺
- 脈拍消失
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2.皮膚紅潮
問題194 大腿骨頭すべり症で正しいのはどれか。
- 女性に多い。
- 肥満型に多い。
- アリス徴候陽性となる。
- 好発年齢は壮年期である。
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2.肥満型に多い。
問題195 76歳の女性。駐車場で転倒し右手を衝いて受傷した。受傷時の単純エックス線写真を別に示す。
ギプスによる固定を行ったが、ギプス除去後に注意すべき所見はどれか。
- 弾発指
- 母指の屈曲障害
- スワンネック変形
- 手関節尺側の疼痛
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4.手関節尺側の疼痛
第32回柔道整復師国家試験 整形外科学
問題 185 スポーツ障害で正しいのはどれか。
- 急激な外力が加わることで生じる。
- 捻挫はスポーツ障害にあたる。
- 要因に関節弛緩性がある。
- 用具は原因とならない。
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3. 要因に関節弛緩性がある。
問題 186 骨肉腫で正しいのはどれか。
- 長管骨骨幹部に好発する。
- 効率に肝転移をきたす。
- 単純エックス線でスピクラ状骨形成を示す。
- 血液所見でアルカリフォスファターゼは低値を示す。
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3. 単純エックス線でスピクラ状骨形成を示す。
問題 187 骨粗鬆症の治療薬でないのはどれか。
- ビタミンC
- 活性型ビタミンD製剤
- ビスフォスフォネート製剤
- 選択的エストロゲン受容体調整薬
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1. ビタミンC
問題 188 低身長をきたさないのはどれか。
- 軟骨無形成症
- モルキオ(Morquio)病
- 偽性上皮小体機能低下症
- マルファン(Marfan)症候群
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4. マルファン(Marfan)症候群
問題 189 骨端症と発症部位の組合せで正しいのはどれか。
- セーバー(Server)病-大腿骨骨頭
- ペルテス(Perthes)病-脛骨粗面
- ブラント(Blount)病-橈骨近位骨端
- フライバーグ(Freiberg)病-第2中足骨骨頭
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4. フライバーグ(Freiberg)病-第2中足骨骨頭
問題 190 深部静脈血栓症で正しいのはどれか。
- 静脈瘤が続発する。
- 症状に感覚過敏がある。
- 治療に硬化療法がある。
- 下肢手術が原因となる。
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4. 下肢手術が原因となる。
問題 191 胸郭出口症候群の誘発テストでないのはどれか。
- ジャクソン
- モーリー
- ライト
- エデン
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1. ジャクソン
問題 192 環軸関節回旋位固定で正しいのはどれか。
- 成人に多く発症する。
- 超音波検査が有用である。
- Cockrobinpositionをとる。
- 胸鎖乳突筋内に腫瘤を触知する。
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3. Cockrobinpositionをとる。
問題 193 肩関節疾患と合併症の組合せで正しいのはどれか。
- 肩関節周囲炎-橈骨神経麻痺
- 肩鎖関節脱臼-血栓症
- 野球肩-異所性骨化
- 肩関節脱臼-腱板断裂
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4. 野球肩-異所性骨化
問題 194 足部に生じないのはどれか。
- ケーラー(Kohler)病
- ジョーンズ(Jones)骨折
- モートン(Morton)病
- キーンベック(Keinbock)病
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4. キーンベック(Keinbock)病
問題 195 78歳の女性。自宅で尻もちをついた際に腰痛が生じ、動けなくなったため救急車で病院へ搬入された。腰痛は強かったが、下肢の動きは保たれていた。単純エックス線像(別冊No.2)を別に示す。正しいのはどれか。
- 脆弱性骨折である。
- 皮膚症状を合併する。
- 疼痛は軟骨の摩耗による。
- 手術治療が第一選択である。
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1. 脆弱性骨折である。
まとめ
皆さん正答率70%超えられましたでしょうか。超えられなかった方はとにかく問題を繰り返し解くようにしてください。
整形外科学は管理人が学生時代は難しかった印象です。その上問題数が10問ほどなので自分の中の得意科目、苦手科目で計算しながら勉強するようにしてください。
整形外科学の国家試験対策勉強をスキップする方は国家試験がゴールではないと思うので試験が終わった後に学習しておくと確実に就職した際役に立つので覚えておいてください。
皆さん頑張りましょう。
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