柔道整復師国家試験柔道整復理論のポイント
柔道整復師国家試験柔道整復理論編です。国家試験の中で一番大切な科目になります。問題数は50問前後で一般問題の約25%を占めています。問題は年々画像問題や長文問題、臨床問題が増えてきている印象で難易度も上がってきています。
柔道整復論は基礎的なところから応用的なところまで満遍なく出題されますが、勿論出しやすい問題や頻出問題があるのでまずは解いてみるところから始めることをお勧めします。骨折の分類など難しい範囲もありますが一般的には教科書と照らし合わせれば理解できない範囲は少ないと思うのでわからないところは教科書を参考にしながら学習を進めるといいと思います。
目標正答率は95%です。かなり高い目標ですが柔道整復理論を解けないことには始まらないので頑張りましょう。
第1回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 捻挫について正しいのはどれか。
a.一般に運動範囲の大きな関節に発生しやすい。
b.靱帯の損症度に応じて関節の不安定性が現れる。
c.受傷の際と同じ肢位をとらせると疼痛が増強する。
d.弾発性固定が生じる。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題152 筋の外傷について正しいのはどれか。
- 再生力が極めて大きく短期間に完全治癒する。
- 鈍性直達外力が原因で発生するものが大部分を占める。
- 保存的治療では損傷筋の伸展位を保持する必要がある。
- 高度、広範囲の筋損傷では挫滅症候群の危険性がある。
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4.高度、広範囲の筋損傷では挫滅症候群の危険性がある。
問題153 捻挫の治療について誤っているのはどれか。
- 断裂した軟部組織を正常に修復させる。
- 関節内外の出血をできるだけ少なくする。
- 捻挫を起こした肢位をとらせないように固定する。
- 関節拘縮を防止するために直ちに運動療法を始める。
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4.関節拘縮を防止するために直ちに運動療法を始める。
問題154 関節捻挫について正しいのはどれか。
- 関節周辺の靭帯損傷を伴っていることが多い。
- 関節血腫を伴うことはない。
- 圧痛は関節裂隙に沿ったところにのみ認められる。
- 滑液膜の損傷はまれである。
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1.関節周辺の靭帯損傷を伴っていることが多い。
問題155 正しいのはどれか。
a.靭帯損傷の初期治療は温熱療法が必要である。
b.腱は再生能力が強いため短期間の固定で十分である。
c.軟部組織損傷の初期治療は関節の安静と固定とが重要である。
d.外傷後の関節拘縮の改善には温熱療法と運動療法とが有効である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題156 誤っている組合せはどれか。
- 腋窩神経麻痺 ─── 上腕骨外科頸骨折
- 橈骨神経麻痺 ─── 上腕骨骨間部骨折
- 尺骨神経麻痺 ─── モンテギア骨折
- 正中神経麻痺 ─── コーレス骨折
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3.尺骨神経麻痺 ─── モンテギア骨折
問題157 腋窩神経麻痺について正しいのはどれか。
- 肩関節の内転障害
- 肩関節の外転障害
- 肘関節の屈曲障害
- 手関節の背屈障害
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2.肩関節の外転障害
問題158 フォルクマン阻血性拘縮について誤っているのはどれか。
- 小児の上腕骨顆上骨折後の合併症として発生する。
- 発生要因として患部の緊縛が挙げられる。
- 血行障害により前腕屈筋群に変性が起こる。
- 上腕の内圧が上昇する。
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4.上腕の内圧が上昇する。
問題159 脱臼について正しいのはどれか。
- 外傷性脱臼の好発年齢は高齢者である。
- 多くの外傷性脱臼は直達外力による。
- 四肢の関節では中枢骨に対して末梢骨の脱転方向で表示される。
- 習慣性脱臼の最も多い関節は肘関節である。
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3.四肢の関節では中枢骨に対して末梢骨の脱転方向で表示される。
問題160 正しいのはどれか。
- 随意性脱臼と習慣性脱臼とは同意語である。
- 2か所以上の関節が同時に脱臼した場合を複雑脱臼という。
- 股関節脱臼ではモーレンハイム窩に変化が生じる。
- 手指掌側板の介在は脱臼の整復障害因子となる。
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4.手指掌側板の介在は脱臼の整復障害因子となる。
問題161 正しい組合せはどれか。
a.膝関節脱臼 ─── 膝窩動脈損傷
b.股関節脱臼 ─── 坐骨神経損症
c.肩関節脱臼 ─── 頸神経叢損傷
d.上腕骨骨間部骨折 ─── 正中神経損傷
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題162 脱臼を伴わない骨折はどれか。
- コットン骨折
- ポット骨折
- モンテギア骨折
- ジョーンズ骨折
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4.ジョーンズ骨折
問題163 外傷性脱臼について誤っているのはどれか。
a.骨折を合併した場合は通常、骨折から整復する。
b.関節拘縮を防ぐため整復直後から関節運動を開始する。
c.固有症状として弾発性固定が出現する。
d.通常は関節包の損傷を伴う。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題164 トレンデレンブルグ現象を起こすのはどれか。
a.進行性筋ジストロフィー
b.先天性膝関節脱臼
c.下殿神経麻痺
d.先天性股関節脱臼
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題165 顎関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 片側脱臼ではオトガイは患側に偏位する。
- 極度の開口時に関節突起が関節結節を越え前方に偏位する。
- 下顎歯列が上顎歯列の前方に偏位することが多い。
- 整復法の代表的なものにヒポクラテス法がある。
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1.片側脱臼ではオトガイは患側に偏位する。
問題166 寝違えについて誤っているのはどれか。
- 急性疼痛性に頸椎や肩甲骨の運動性が制限されたものである。
- 大部分は長時間の不自然な姿勢をとった時などに起こる。
- 特に捻転や側屈が制限されることが多い。
- 頸椎椎間板ヘルニアの軽度なものである。
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4.頸椎椎間板ヘルニアの軽度なものである。
問題167 肩の腱板損傷について正しいのはどれか。
- 腱板断裂の原因は直達外力であり介達外力では起こらない。
- 腱板で最も損傷が多いのは棘上筋である。
- 高齢者に特有の損傷である。
- 腱板断裂ではスピードテストが陽性である。
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2.腱板で最も損傷が多いのは棘上筋である。
問題168 鎖骨骨折の症状について誤っているのはどれか。
a.頸をやや健側に傾けて疼痛を緩和させている。
b.上肢の運動制限はない。
c.骨折部の変形と限局性圧痛が著明である。
d.患側の肩は下がっているように見える。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題169 鎖骨骨折について正しいのはどれか。
a.幼児の若木骨折は整復を必要とする。
b.セイヤーの絆創膏固定は転位の大きい場合に使用する。
c.非観血的固定法には背側8字包帯固定法がある。
d.枕子を腋窩に強く用いると血管や神経を圧迫するおそれがある。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題170 胸骨骨折について誤っているのはどれか。
- 両肩をすぼめて疼痛緩和肢位をとる。
- 深呼吸時に疼痛が増強する。
- 介達外力によって発生することが多い。
- 胸腔内臓器損傷の合併に注意する。
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3.介達外力によって発生することが多い。
問題171 誤っているのはどれか。
- 肩甲骨骨折は筋力作用によって発生することが多い。
- 肩甲骨上角骨折は上骨片が肩甲挙筋により上内方へ転位する。
- 幼児の鎖骨骨折は不全型が多い。
- 肩鎖関節脱臼は上方脱臼が多い。
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1.肩甲骨骨折は筋力作用によって発生することが多い。
問題172 肋骨骨折について正しいのはどれか。
a.固定の目的は肋骨の運動を制限することにある。
b.絆創膏固定法は吸気の状態で行う。
c.屋根瓦状絆創膏固定法は胸郭上位から下位へと貼る。
d.絆創膏固定は前後の正中線を越える長さが必要である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題173 上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。
a.内転骨折と外転骨折とに分類される。
b.青壮年者に好発する。
c.外転骨折は肩関節後方脱臼の外観と類似する。
d.外転骨折の末梢骨折端は前内上方へ転位する。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題174 上腕骨顆上骨折と肘関節後方脱臼との鑑別で誤っているのはどれか。
- 骨折は小児に多く発生し、脱臼は成人に多く発生する。
- 腫張は骨折では軽度、脱臼では著明に出現する。
- 骨折は異常可動性と軋轢音を、脱臼は弾発性固定を証明する。
- 脱臼ではヒューター線により肘頭高位を確認できる。
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2.腫張は骨折では軽度、脱臼では著明に出現する。
問題175 上腕骨顆上骨折について正しいのはどれか。
a.変形治癒は内反肘より外反肘が多発する。
b.伸展型骨折は伸展障害を残しやすい。
c.伸展型骨折の固定肢位は肘関節直角位、前腕回内位で行う。
d.フォルクマン拘縮は緊縛包帯などによる循環障害によって発生する。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題176 肘内障について正しいのはどれか。
- 前腕の回外運動が制限される。
- 2週間程度の固定を必要とする。
- 乳幼児に多発する橈骨頭の完全脱臼である。
- 橈骨輪状靭帯内の亜脱臼である。
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1.前腕の回外運動が制限される。
問題177 誤っているのはどれか。
- 肘関節後方脱臼と上腕骨顆上伸展型骨折とは変形が類似する。
- 肘関節後方脱臼の固定肢位は肘関節伸展位、前腕中間位に行う。
- 青壮年の肘関節脱臼は整復後約3週間の固定が必要である。
- 橈骨頭単独脱臼は前方脱臼が多い。
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2.肘関節後方脱臼の固定肢位は肘関節伸展位、前腕中間位に行う。
問題178 肘関節脱臼について正しいのはどれか。
a.幼児期に好発する。
b.後方脱臼が大部分を占める。
c.後方脱臼は肘関節が過伸展を強制された時に発生する。
d.鉤状突起の骨折を合併することはない。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題179 肘頭骨折について正しいのはどれか。
- 上腕二頭筋に引かれて延長転位が出現する。
- 完全骨折では自動屈曲運動は不能となる。
- 整復は肘関節伸展位で上骨片を下骨片に適合させる。
- 固定は肘関節鋭角屈曲位、前腕回内位にする。
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3.整復は肘関節伸展位で上骨片を下骨片に適合させる。
問題180 モンテギア骨折について誤っているのはどれか。
- ほとんどが伸展型の骨折である。
- 尺骨下1/3部の骨折と橈骨頭の脱臼を合併しているものをいう。
- 骨折を整復してから橈骨頭の脱臼を整復する。
- 伸展型骨折の固定肢位は肘関節鋭角屈曲位、前腕回外位である。
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2.尺骨下1/3部の骨折と橈骨頭の脱臼を合併しているものをいう。
問題181 前腕両骨骨幹部骨折の固定肢位について誤っているのはどれか。
- 上位の骨折は前腕を回内位に固定する。
- 中央部の骨折は前腕を中間位に固定する。
- 下位の骨折は前腕を回内位に固定する。
- 転位のない骨折は前腕を中間位に固定する。
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1.上位の骨折は前腕を回内位に固定する。
問題182 肩関節脱臼について誤っているのはどれか。
a.前脱臼中最も発生頻度が高い。
b.前方脱臼は小結節骨折を合併することが多い。
c.前方脱臼が約50%を占めている。
d.成人に発生することが多い。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題183 橈骨下端伸展型骨折について誤っているのはどれか。
- 骨折線は背側下方から掌側上方へと走る。
- 末梢骨片は回外して背橈側へ転位する。
- 転位によってフォーク背状変形を呈する。
- まれに長母指伸筋腱の断裂を合併する。
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1.骨折線は背側下方から掌側上方へと走る。
問題184 ベンネット骨折について誤っているのはどれか。
a.第1中手骨骨頭部の脱臼骨折のことをいう。
b.遠位骨片は橈側に転位する。
c.整復は容易であるが固定は困難である。
d.第1中手骨および指全体は外転位の変形を呈することが多い。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題185 ボクサー骨折について正しいのはどれか。
- こぶしで強打する際に第2中手骨頸部に多発する。
- 完全骨折では定型的転位のためこぶしの隆起が突出して見える。
- 整復は中手指節関節を最大屈曲させ骨折部を直圧する。
- 固定期間は5週以上を要する。
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3.整復は中手指節関節を最大屈曲させ骨折部を直圧する。
問題186 骨折と発生部位との組合せで正しいのはどれか。
a.コーレス骨折 ─── 橈骨下端部
b.スミス骨折 ─── 橈骨下端部
c.バートン骨折 ─── 橈骨上端部
d.ガレアッチ骨折 ─── 尺骨骨幹部
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題187 上腕骨顆上骨折について誤っているのはどれか。
a.伸展型と屈曲型に分類され、屈曲型骨折が多発する。
b.伸展型と屈曲型は共に幼少期に多発する。
c.伸展型骨折の骨折線は前下方から後上方へと走行する。
d.屈曲型骨折では末梢骨片が中枢骨片の後上方へ転位する。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題188 誤っているのはどれか。
- 肩関節脱臼の整復でシモン法は回転法である。
- 肩関節脱臼の発生頻度の高い理由の一つは関節窩の小さいことである。
- 肘関節後方脱臼は肘関節が軽度屈曲位に固定される。
- 肘関節脱臼の後療法では骨化性筋炎に注意を要する。
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1.肩関節脱臼の整復でシモン法は回転法である。
問題189 正しいのはどれか。
- 第1中手指節関節脱臼の整復障害は種子骨の介在が多い。
- 第1中手指節関節脱臼は掌側脱臼が多い。
- 近位指節間関節脱臼は掌側脱臼が多い。
- 近位指節間関節脱臼は整復困難なことが多い。
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1.第1中手指節関節脱臼の整復障害は種子骨の介在が多い。
問題190 大腿骨頸部内側骨折の骨癒合が困難な理由として誤っているのはどれか。
- 骨膜性仮骨の形成に乏しい。
- 大腿骨骨頭の栄養血管が骨折によって絶たれる。
- 大腿骨頸部の形態的特徴により固定が難しい。
- 骨折面に圧迫力が作用しやすい。
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4.骨折面に圧迫力が作用しやすい。
問題191 外傷性股関節脱臼について正しいのはどれか。
a.後方脱臼は内転、外旋、軽度屈曲位を呈する。
b.整復までの時間が長いほど大腿骨骨頭壊死の発生率が高い。
c.坐骨神経の麻痺症状を合併するものがある。
d.膝窩動脈の損傷に注意を要する。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b.c
問題192 大腿骨骨幹部骨折の後遺症として正しいのはどれか。
- 膝関節の拘縮
- 外反股形成
- 反張下腿
- 尖 足
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1.膝関節の拘縮
問題193 大腿骨顆部骨折について正しいのはどれか。
a.介達外力によるものが大部分を占める。
b.内顆骨折と外顆骨折との2型に大別される。
c.関節機能障害を残すことが多い。
d.関節内血腫は少ない。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題194 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
a.直達外力による骨折は定型的横骨折が多い。
b.腱膜下骨折は膝関節伸展力が著しく障害される。
c.腱膜損症を伴わないものは一般に転位は軽度である。
d.膝関節部の腫脹は著明で骨折部に一致して限局性圧痛を認める。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題195 膝蓋骨脱臼について正しいのはどれか。
- 側方・垂直・水平・回転(反転)脱臼に分類される。
- 内反膝は脱臼発生の要因である。
- 外側広筋の筋力強化は予防に役立つ。
- 自然に整復されることは少ない。
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1.側方・垂直・水平・回転(反転)脱臼に分類される。
問題196 誤っているのはどれか。
- 膝蓋骨脱臼は外側脱臼が多い。
- 足関節脱臼は前方脱臼が多い。
- 股関節脱臼は後方脱臼が多い。
- 膝関節脱臼は前方脱臼が多い。
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2.足関節脱臼は前方脱臼が多い。
問題197 下腿骨骨間部骨折について誤っているのはどれか。
- 直達外力による骨折は横骨折が多い。
- 介達外力による骨折は捻転骨折が多い。
- 脛腓両骨骨折よりも脛骨単独骨折が多い。
- 小児の場合は脛骨単独骨膜下骨折が多い。
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3.脛腓両骨骨折よりも脛骨単独骨折が多い。
問題198 足関節捻挫について正しいのはどれか。
a.足部を強く内がえししたときに起こりやすい。
b.損傷される靱帯は三角靱帯の前部線維が中心である。
c.体重負荷が可能ならば骨折は考えなくてもよい。
d.オ・ドノヒューの分類で2度以上の損傷では足部の動揺性が大きくなる。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題199 足根骨骨折の後遺症について誤っているのはどれか。
- 距骨骨折は歩行痛と足関節機能障害を残しやすい。
- 距骨骨折は無腐性壊死を生じる危険性がある。
- 踵骨骨折は著名な骨萎縮を生じやすい。
- 踵骨骨折は著名な外傷性凹足を生じやすい。
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4.踵骨骨折は著名な外傷性凹足を生じやすい。
問題200 中足骨骨折で正しいのはどれか。
a.轢過などの直達外力では複雑骨折になりやすい。
b.踏みちがいなどの介達外力では単純骨折になりやすい。
c.下駄骨折とは第2中足骨基底部の骨折のことである。
d.高所から飛び降りた際に第1~5中足骨基底部に発生しやすい。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
第2回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 正しい組合せはどれか。
- 複数骨折 ─── 1本の骨が2か所で骨折したもの
- 重複骨折 ─── 2本以上の骨が同時に骨折したもの
- 複合骨折 ─── 近接部位に脱臼を伴って骨折したもの
- 複雑骨折 ─── 皮下骨折であって骨折部が粉砕したもの
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1.複数骨折 ─── 1本の骨が2か所で骨折したもの
問題152 軋轢音を触知しやすい骨折はどれか。
- 異常可動性の存在しない骨折
- 骨折端間が離開している骨折
- 骨折端間に軟部組織の介在する骨折
- 骨折端間が接触している完全骨折
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4.骨折端間が接触している完全骨折
問題153 小児骨折について正しいのはどれか。
- 年齢が高くなるほど骨癒合が早い。
- 成人より不全骨折の比率が低い。
- 変形の自家矯正力が旺盛である。
- 骨端線部の骨折は成長障害のおそれがない。
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3.変形の自家矯正力が旺盛である。
問題154 グルト(Gurlt)の骨癒合日数で誤っているのはどれか。
- 脛骨 ─── 4週間
- 大腿骨頸部 ─── 12週間
- 橈骨 ─── 5週間
- 上腕骨 ─── 6週間
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1.脛骨 ─── 4週間
問題155 偽関節の発生原因でないのはどれか。
- 骨折部に働く剪力や屈曲力
- 骨折端間に軟部組織の介在
- 骨折端間が噛合したもの
- 血行不良部での骨折
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3.骨折端間が噛合したもの
問題156 骨折の合併症と原因との組合せで誤っているのはどれか。
- フォルクマン拘縮 ─── 前腕筋の阻血
- ズデック骨萎縮 ─── 四肢末梢部の骨折
- 無腐性壊死 ─── 栄養血管の遮断
- 関節拘縮 ─── 骨面の癒着
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4.関節拘縮 ─── 骨面の癒着
問題157 骨折の固定について誤っているのはどれか。
- 再転位の防止を目的に行う。
- 長期間厳重な緊縛包帯を行う。
- 骨折部の上下の関節を含んで行う。
- 良肢位を原則とする。
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2.長期間厳重な緊縛包帯を行う。
問題158 基本包帯法の別名について誤っている組合せはどれか。
- 亀甲帯 ─── 扇状帯
- 螺旋帯 ─── 折転帯
- 三角帯 ─── 三節帯
- 麦穂帯 ─── 人字帯
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2.螺旋帯 ─── 折転帯
問題159 脱臼について正しいのはどれか。
- 習慣性脱臼は肘関節に多い。
- 介達外力による脱臼は比較的少ない。
- 一般に捻挫の多い関節に発生する。
- 症状の一つに弾発性固定がある。
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4.症状の一つに弾発性固定がある。
問題160 正しいのはどれか。
- 外傷性脱臼は幼少年に多い。
- 単純脱臼の場合は翌日から運動療法を行わせる。
- 整復されず数週間経過した脱臼を陳旧性脱臼という。
- 脱臼と骨折とが合併したものを複雑脱臼という。
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3.整復されず数週間経過した脱臼を陳旧性脱臼という。
問題161 正しいのはどれか。
- 随意性脱臼とは患者が意識的に脱臼、整復できるものをいう。
- 外傷性脱臼の大部分は直達外力により起こる。
- 膝蓋骨脱臼は外側側副靭帯が強いために起こる。
- 股関節の中心性脱臼は骨頭の骨折を合併している。
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1.随意性脱臼とは患者が意識的に脱臼、整復できるものをいう。
問題162 胸骨骨折について誤っているのはどれか。
- 後傾姿勢をとる。
- 両肩を前内方にすぼめる。
- 腹式呼吸を行う。
- 直達外力によって発生する。
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1.後傾姿勢をとる。
問題163 肋骨骨折について誤っているのはどれか。
- 幼児の骨折はまれである。
- 骨折部の変形は著明に現れる。
- 介達痛を認める。
- 深呼吸によって疼痛が増大する。
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2.骨折部の変形は著明に現れる。
問題164 肩甲骨骨折について誤っているのはどれか。
- 直達外力が多い。
- 上角骨折では上骨片が上内方に転位する。
- 上肢を内転位に保持する。
- 体部骨折は縦骨折が多い。
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4.体部骨折は縦骨折が多い。
問題165 鎖骨骨折について正しいのはどれか。
a.小児では第三骨片を生じることが多い。
b.直達外力によって多く発生する。
c.繰り返し整復を行うと治癒が遷延する。
d.整復位固定保持が困難である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題166 鎖骨骨折の固定法として適切でないのはどれか。
- 8字帯固定法
- T字状副子固定法
- ハンギングキャスト法
- バンド固定法
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3.ハンギングキャスト法
問題167 肩関節前方脱臼と誤りやすいのはどれか。
- 上腕骨外科頸内転骨折
- 上腕骨外科頸外転骨折
- 大結節単独骨折
- 小結節単独骨折
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2.上腕骨外科頸外転骨折
問題168 上腕骨上端部の結節下骨折でないのはどれか。
- 解剖頸骨折
- 結節貫通骨折
- 大結節単独骨折
- 外科頸骨折
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1.解剖頸骨折
問題169 上腕骨顆上骨折について誤っているのはどれか。
- 伸展型骨折の末梢骨片は後上方に転位する。
- 屈曲型骨折は肘関節後方脱臼と外観が類似する。
- 肘頭はヒューター線上にある。
- 内反肘を後遺することが多い。
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2.屈曲型骨折は肘関節後方脱臼と外観が類似する。
問題170 誤っているのはどれか。
- フォルクマン拘縮は緊縛包帯で助長される。
- 遅発性尺骨神経麻痺の原因として上腕骨外顆骨折がある。
- 上腕骨内顆骨折は老人に多発する。
- 上腕骨内上顆骨折は急激な肘関節の外転強制が原因となる。
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3.上腕骨内顆骨折は老人に多発する。
問題171 誤っているのはどれか。
- 肘頭骨折では肘関節の伸展力が著明に低下する。
- 前腕両骨骨幹部骨折(円回内筋付着部より上位の骨折)の末梢骨片は回内転位をとる。
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折は尺骨骨幹部骨折に遠位橈尺関節脱臼を合併したものをいう。
- モンテギア(Monteggia)骨折は尺骨骨幹部骨折に橈骨頭の脱臼を合併したものをいう。
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3.ガレアッチ(Galeazzi)骨折は尺骨骨幹部骨折に遠位橈尺関節脱臼を合併したものをいう。
問題172 コーレス(Colles)骨折の末梢骨片転位で誤っているのはどれか。
- 背側転位
- 長軸短縮転位
- 回外転位
- 尺側転位
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4.尺側転位
問題173 関節内骨折でないのはどれか。
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
- 背側バートン(Barton)骨折
- 掌側バートン(Barton)骨折
- ショーファー(Chauffeur)骨折
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1.ガレアッチ(Galeazzi)骨折
問題174 スナッフボックス(Snuffbox)の圧痛が著名な外傷はどれか。
- 舟状骨骨折
- 尺骨茎状突起骨折
- 豆状骨骨折
- 三角骨骨折
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1.舟状骨骨折
問題175 手の舟状骨骨折の好発部位はどれか。
- 遠位1
- 中央1
- 近位1
- 結節部
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2.中央1
問題176 ベンネット(Bennett)骨折について誤っているのはどれか。
- 末梢骨片は橈側に転位する。
- 母指は内転位をとる。
- 第1中手骨骨頭部骨折である。
- 関節内骨折で再転位を起こしやすい。
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3.第1中手骨骨頭部骨折である。
問題177 誤っている組合せはどれか。
- 第1中手骨基底部骨折 ─── ローランド(Roland)骨折
- 橈骨下端部骨折 ─── コーレス(Colles)骨折
- 尺骨下端部骨折 ─── バートン(Barton)骨折
- 骨盤骨折 ─── マルゲーヌ(Malgaigne)骨折
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3.尺骨下端部骨折 ─── バートン(Barton)骨折
問題178 大腿骨頸部内側骨折の合併症で誤っているのはどれか。
- 沈下性肺炎
- 過剰仮骨
- 骨頭壊死
- 褥瘡
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2.過剰仮骨
問題179 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
- 介達外力による場合は大腿四頭筋の急激な収縮で発生する。
- 筋の収縮によって中央より上部で発生する。
- 腱膜下骨折では膝の伸展は著しく障害される。
- 筋の収縮による場合は縦骨折が多い。
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1.介達外力による場合は大腿四頭筋の急激な収縮で発生する。
問題180 下腿骨下端部骨折はどれか。
a.スチーダ(Stieda)骨折
b.デュピュイトレン(Dupuytren)骨折
c.コットン(Cotton)骨折
d.フランスヒール(Franceheel)骨折
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題181 脛骨の骨折について誤っているのはどれか。
- PTBキャストは長期臥床を要する。
- スポーツなどによる疲労骨折が生じる。
- 中下1/3境界部の骨折は遷延治癒になりやすい。
- 皮下軟部組織が少ないため複雑骨折となりやすい。
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1.PTBキャストは長期臥床を要する。
問題182 足根骨骨折について誤っているのはどれか。
- 距骨骨折は壊死を生じやすい。
- 踵骨骨折ではベーラー角が減少する。
- 踵骨骨折では扁平足変形を残しやすい。
- アキレス腱の牽引により距骨骨折が起こる。
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4.アキレス腱の牽引により距骨骨折が起こる。
問題183 顎関節前方脱臼について正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 下顎歯列が前方へ移動する。
- 反復性(習慣性)脱臼にはならない。
- 側頭下顎靱帯が断裂する。
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2.下顎歯列が前方へ移動する。
問題184 肩関節脱臼について誤っているのはどれか。
a.上腕の外転と外旋とが強く働く場合に多く発生する。
b.烏口下脱臼が最も多い。
c.上腕骨外科頸骨折の合併が最も多い。
d.脱臼整復直後から肩関節運動を行う。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題185 肩関節烏口下脱臼について正しいのはどれか。
- 上腕は内転位に弾発性に固定される。
- 骨頭はモーレンハイム窩に移動する。
- 関節窩が大きいために多発する。
- 整復後8週間の固定を要する。
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2.骨頭はモーレンハイム窩に移動する。
問題186 肩鎖関節脱臼について正しいのはどれか。
a.上方、下方および後方脱臼に分類される。
b.関節部が階段状に変形する。
c.烏口鎖骨靱帯が完全断裂したものは第二型である。
d.変形治癒を残すことは少ない。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題187 コッヘル法の整復順序で正しいのはどれか。
- 上腕の内転 → 内旋 → 前方挙上 → 外転外旋
- 上腕の内転 → 外旋 → 前方挙上 → 内転内旋
- 上腕の外転 → 内旋 → 前方挙上 → 外転外旋
- 上腕の外転 → 外旋 → 前方挙上 → 内転内旋
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2.上腕の内転 → 外旋 → 前方挙上 → 内転内旋
問題188 肘関節脱臼について正しいのはどれか。
- 後方、前方、側方、および上方脱臼に分類される。
- 後方脱臼では前腕は仮性延長してみえる。
- 合併症の一つに尺骨神経麻痺がある。
- 受傷直後から骨化性筋炎の危険性がある。
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3.合併症の一つに尺骨神経麻痺がある。
問題189 肘関節後方脱臼でヒューター線との関係で正しいのはどれか。
- 肘頭内方偏位
- 肘頭外方偏位
- 肘頭低位
- 肘頭高位
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4.肘頭高位
問題190 肘内障について誤っているのはどれか。
- 腕尺関節の亜脱臼である。
- 前腕は回内位を呈する。
- 上肢全体を動かさないことが多い。
- 0~5歳の乳幼児に多い。
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1.腕尺関節の亜脱臼である。
問題191 正しいのはどれか。
- 月状骨脱臼は高齢の女性に多い。
- 月状骨脱臼では正中神経を圧迫することが多い。
- 指節間関節脱臼は掌側脱臼が多い。
- 中手指節関節脱臼は掌側脱臼が多い。
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2.月状骨脱臼では正中神経を圧迫することが多い。
問題192 第1中手指節関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 背側脱臼が多い。
- 種子骨が介入したものを複雑脱臼という。
- 垂直脱臼ではZ字状の変形を呈する。
- 固定期間は通常2週間程度を要する。
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2.種子骨が介入したものを複雑脱臼という。
問題193 膝蓋骨脱臼について正しいのはどれか。
- 内方脱臼が多い。
- 水平脱臼は非観血的療法の適応である。
- 外方脱臼は反復性(習慣性)脱臼になりやすい。
- 回転(反転)脱臼とは膝蓋骨が90度回転したものである。
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3.外方脱臼は反復性(習慣性)脱臼になりやすい。
問題194 外傷性膝関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 側方脱臼の頻度が最も高い。
- 膝窩動脈の損傷を伴うことが多い。
- 後方脱臼は膝関節屈曲位で脛骨上端が前方から圧迫されて起こる。
- 回旋脱臼は膝関節が捻転して起こる脱臼である。
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1.側方脱臼の頻度が最も高い。
問題195 脱臼について誤っているのはどれか。
- 多くは介達外力によって発生する。
- 外傷性脱臼の中で肩鎖関節脱臼が最も多い。
- 顎関節脱臼は関節包内脱臼である。
- ボタン穴機構は軟部組織により脱臼骨頭が絞扼される。
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2.外傷性脱臼の中で肩鎖関節脱臼が最も多い。
問題196 腱板損傷で出現するのはどれか。
a.挙上時の雑音(クレピタス)
b.ドロップアームサイン
c.アドソンテスト陽性
d.スピードテスト陽性
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題197 手関節の背屈不能で考えられるのはどれか。
- 筋皮神経麻痺
- 正中神経麻痺
- 尺骨神経麻痺
- 橈骨神経麻痺
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4.橈骨神経麻痺
問題198 膝関節側腹靭帯損傷について正しいのはどれか。
- 外側側副靭帯損傷の発生頻度が高い。
- 前方引き出し徴候が陽性となる。
- 完全断裂では膝の側方動揺性が著明となる。
- 膝関節の嵌頓症状が現れる。
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3.完全断裂では膝の側方動揺性が著明となる。
問題199 アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
- 起立歩行が不能となる。
- 足関節の自動底屈運動が不能となる。
- 下腿三頭筋から腱へ移行する部位に好発する。
- トンプソンテストで足関節の底屈が見られない。
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4.トンプソンテストで足関節の底屈が見られない。
問題200 前距腓靭帯断裂について誤っているのはどれか。
- 足関節に強い内がえし力が加わって発生する。
- 内がえし位を強制すると強い痛みを誘発する。
- 足関節の背屈が不能となる。
- 外果前方に限局性圧痛を認める。
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3.足関節の背屈が不能となる。
第3回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 誤っている組合せはどれか。
- 亀裂骨折 ─── 肩甲骨
- 若木骨折 ─── 鎖骨
- 陥没骨折 ─── 頭蓋骨
- 骨膜下骨折 ─── 距骨
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4.骨膜下骨折 ─── 距骨
問題152 骨折治癒の障害となるのはどれか。
- 両骨折端が広く離開している。
- 両骨折端が血腫内にある。
- 骨折部に圧迫力が加わっている。
- 斜骨折で骨折面が密着している。
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1.両骨折端が広く離開している。
問題153 正しいのはどれか。
- 外傷性皮下気腫では特有の捻髪音が証明される。
- 骨膜下骨折時にしばしば肺に脂肪塞栓を生じる。
- 外傷性骨化性筋炎は橈骨下端骨折で多くみられる。
- 不全骨折においても軋轢音は聞かれる。
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1.外傷性皮下気腫では特有の捻髪音が証明される
問題154 脱臼の症状について正しいのはどれか。
a.異常可動性がある。
b.弾発性固定がある。
c.関節腔が空虚になる。
d.関節血腫は生じない。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題155 誤っているのはどれか。
- 先天性脱臼は股関節に多い。
- 習慣性脱臼は顎関節にみられる。
- 随意性脱臼は肘関節にみられる。
- 外傷性脱臼は肩関節に多い。
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3.随意性脱臼は肘関節にみられる。
問題156 外傷性脱臼の部位別頻度の第2位はどれか。
- 顎関節
- 肩関節
- 肘関節
- 股関節
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3.肘関節
問題157 誤っているのはどれか。
- 脱臼骨折では骨折から整復する。
- 脊椎脱臼では脊髄麻痺を起こすおそれがある。
- 開放性脱臼では細菌感染の危険性を伴う。
- 随意性脱臼は患者の自由意志により起こる。
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1.脱臼骨折では骨折から整復する。
問題158 肩甲骨骨折について誤っているのはどれか。
- 体部骨折では骨片転位が少ない。
- 体部骨折では横骨折が多い。
- 頸部骨折では解剖頸骨折が多い。
- 烏口突起骨折では単独骨折はまれである。
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3.頸部骨折では解剖頸骨折が多い。
問題159 定型的鎖骨骨折について誤っているのはどれか。
a.中枢骨片は前上方に転位する。
b.鎖骨の中1/3と外1/3との境界部で骨折する。
c.骨片は大胸筋の緊張により転位する。
d.肩鎖靱帯が断裂すると骨癒合が遷延する。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題160 上腕骨上端部の骨折について正しいのはどれか。
- 結節の上、中、下の3つの骨折に分類される。
- 外科頸骨折は高齢者に多く発生する。
- 大結節骨折のほとんどは肩鎖関節脱臼に合併して起こる。
- 結節部貫通骨折は結節上骨折である。
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2.外科頸骨折は高齢者に多く発生する。
問題161 上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。
- 腋窩神経が損傷されやすい。
- 外転骨折の末梢骨片は前方に転位する。
- 上腕骨の外転位拘縮を生じる。
- 青壮年期の骨折は予後良好である。
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3.上腕骨の外転位拘縮を生じる。
問題162 上腕骨骨幹部骨折について正しいのはどれか。
- 三角筋付着部より上部の骨折では中枢骨片は外方へ転位する。
- 合併症では尺骨神経損傷が多い。
- 介達外力によるものは横骨折が多い。
- 自家筋力によるものに投球骨折がある。
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4.自家筋力によるものに投球骨折がある。
問題163 上腕骨顆上骨折について正しい組合せはどれか。
- 他動運動 ─── 弾発性抵抗
- ヒューター線 ─── 正常
- 好発年齢 ─── 青壮年期
- 上肢長 ─── 不変
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2.ヒューター線 ─── 正常
問題164 上腕骨顆上骨折について誤っているのはどれか。
- 伸展骨折が多い。
- 包帯による緊縛は骨化性筋炎を助長する。
- 内反肘変形を起こしやすい。
- 肘関節の拘縮が起こりやすい。
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2.包帯による緊縛は骨化性筋炎を助長する。
問題165 上腕骨顆部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 外顆骨折は遅発性尺骨神経麻痺の原因となる。
- 外顆骨折は肘に内反伸展力が働き発生する。
- 内顆骨折は直達外力によるものが多い。
- 内顆骨折では骨片は通常、後下方へ転位する。
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1.外顆骨折は遅発性尺骨神経麻痺の原因となる
2.外顆骨折は肘に内反伸展力が働き発生する。
問題166 誤っている組合せはどれか。
- 鎖骨骨折 ─── 8字帯固定法
- 肩甲骨骨折 ─── ドナヒュー法
- 上腕骨骨幹部骨折 ─── 下垂手
- 上腕骨顆上骨折 ─── フォルクマン拘縮
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2.肩甲骨骨折 ─── ドナヒュー法
問題167 肘頭骨折について正しいのはどれか。
- 小児に発生頻度が高い。
- 介達外力では粉砕骨折となる。
- 関節内骨折が多い。
- 肘関節90度屈曲位で固定する。
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3.関節内骨折が多い。
問題168 橈骨骨幹部単独骨折の転位について誤っているのはどれか。
- 円回内筋付着部より中枢部骨折時の中枢骨片は回外・屈曲転位となる。
- 円回内筋付着部より末梢部骨折時の中枢骨片は回内・回外中間位となる。
- 円回内筋付着部より中枢部骨折時の末梢骨片は回内・回外中間位となる。
- 円回内筋付着部より末梢部骨折時の末梢骨片は回内位となる。
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3.円回内筋付着部より中枢部骨折時の末梢骨片は回内・回外中間位となる。
問題169 定型的橈骨下端骨折について正しいのはどれか。
- 小児骨端線離開ではソルター・ハリス(Salter-Harris)のⅡ型が多い。
- 橈骨下端関節面より7~8cm近位に骨折を生じる。
- 末梢骨片は中枢骨片の掌側に転位する。
- 固定範囲は前腕上端から手根中手関節までとする。
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1.小児骨端線離開ではソルター・ハリス(Salter-H
問題170 中手骨骨折の転位について正しい組合せはどれか。
- 骨頭骨折 ─── 掌側凸変形
- 頸部骨折 ─── 背側凸変形
- 骨幹部骨折 ─── 掌側凸変形
- ベンネット (Bennett)骨折 ─── 外転変形
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2.頸部骨折 ─── 背側凸変形
問題171 見逃しやすい手部の骨折はどれか。
- 第5中手骨頸部骨折
- ローランド(Roland)骨折
- 基節骨骨幹部骨折
- 舟状骨骨折
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4.舟状骨骨折
問題172 槌指について正しいのはどれか。
- DIP関節の外転強制により発生する。
- PIP関節屈曲位の外観を呈する。
- 深指屈筋腱付着部の剥離骨折により発生する。
- DIP関節の伸展障害を残しやすい。
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4.DIP関節の伸展障害を残しやすい。
問題173 手の舟状骨骨折について誤っているのはどれか。
- 手根骨の中で最も発生頻度が高い。
- 中央部から近位部の骨折は関節内骨折である。
- 近位骨片が骨壊死に陥りやすい。
- 固定期間は約2週間である。
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4.固定期間は約2週間である。
問題174 月状骨脱臼について正しいのはどれか。
- 女子に好発する。
- 手関節の過度掌屈によって発生する。
- 尺骨神経を圧迫することが多い。
- 掌側脱臼が多い。
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4.掌側脱臼が多い。
問題175 脊椎の脱臼骨折の好発部位はどれか。
a.下部頸椎 b.上部胸椎 c.仙椎 d.胸腰椎移行部
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題176 顎関節脱臼について正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 前方脱臼が多い。
- 関節包が破れることが多い。
- 骨折を伴うことが多い。
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2.前方脱臼が多い。
問題177 肩鎖関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 前方脱臼が多い。
- 介達外力では不完全脱臼が多い。
- ピアノキー症状がみられる。
- 第三型は完全脱臼である。
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1.前方脱臼が多い。
問題178 肩関節脱臼の整復法について誤っている組合せはどれか。
- クーパー(Cooper)法 ─── 槓杆法
- アビセンナ(Avicenna)法 ─── 衝撃法
- シンジンガー (Schinjinger)法 ─── 吊り下げ法
- ホフマイスター(Hofmeister)法 ─── 垂直牽引法
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3.シンジンガー (Schinjinger)法 ─── 吊り下げ
問題179 肩関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 上方脱臼の多くは烏口突起骨折を伴う。
- 関節窩下脱臼の患肢は挙上位で固定される。
- 鎖骨下脱臼では上腕長は仮性延長を呈する。
- 後方脱臼の整復法にデパルマ法がある。
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3.鎖骨下脱臼では上腕長は仮性延長を呈する。
問題180 肘関節後方脱臼について正しいのはどれか。
- 肘関節屈曲位にて転倒した際発生する。
- 上腕二頭筋腱が緊張して索状に触れる。
- 尺骨鈎状突起骨折を合併することが多い。
- 固定肢位は肘関節伸展位とする。
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3.尺骨鈎状突起骨折を合併することが多い。
問題181 肘関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 前方脱臼の多くは肘頭骨折を合併する。
- 分散脱臼は前後型と側方型とがある。
- 後方脱臼は幼少年者に多い。x
- 整復法にローゼル法がある。
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3.後方脱臼は幼少年者に多い。
問題182 手部の脱臼について正しいのはどれか。
- 指節間関節脱臼は母指に多い。
- 中手指節関節脱臼は掌側脱臼が多い。
- 月状骨周囲脱臼は舟状骨骨折を合併することが多い。
- 手根中手関節脱臼は第5手根中手関節に最も多い。
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3.月状骨周囲脱臼は舟状骨骨折を合併することが多い。
問題183 ルドロフ(Ludloff)症候に関係するのはどれか。
- 中殿筋
- 腸腰筋
- 縫工筋
- 大腿二頭筋
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2.腸腰筋
問題184 大腿骨骨幹部骨折(中1/3)の定型的転位について正しいのはどれか。[中枢片][末梢片]
- 屈曲・内転 ─── 後上方
- 屈曲・外転 ─── 内上方
- 屈曲・内旋 ─── 外後方
- 屈曲・外旋 ─── 内前方
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1.屈曲・内転 ─── 後上方
問題185 下腿骨骨幹部骨折の後遺症でないのはどれか。
- 下腿反張
- 尖足位拘縮
- 仮関節
- 扁平外反足
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4.扁平外反足
問題186 踵骨骨折の分類でないのはどれか。
- 載距突起骨折
- 鴨嘴状骨折
- 体部骨折
- 後方突起骨折
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4.後方突起骨折
問題187 外傷性股関節後方脱臼でみられないのはどれか。
- 大腿骨骨頭壊死
- 坐骨神経損傷
- 股関節症
- 腸腰筋損傷
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4.後方突起骨折
問題188 外傷性股関節後方脱臼について正しいのはどれか。
a.大転子はローゼル・ネラトン線より高位となる。
b.大腿骨頭靭帯の断裂を伴う。
c.下肢は伸展、内転、内旋位を呈する。
d.変形は坐骨脱臼よりも腸骨脱臼が著名である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題189 外傷性膝関節前方脱臼について正しいのはどれか。
- 大腿骨が前方に脱臼する。
- 大腿神経の損傷を伴う。
- 不全脱臼が多い。
- 膝関節は伸展位となる。
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4.膝関節は伸展位となる。
問題190 膝窩動脈損傷で拍動を調べるのに適切な動脈はどれか。
- 足背動脈
- 大腿動脈
- 後脛骨動脈
- 腓骨動脈
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1.足背動脈
問題191 習慣性膝蓋骨脱臼の発生要因はどれか。
- 膝蓋骨高位
- 内反膝
- 大腿骨内顆形成不全
- 脛骨粗面内方偏位
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1.膝蓋骨高位
問題192 習慣性膝蓋骨脱臼の症状でないのはどれか。
- 膝くずれ現象
- 嵌頓症状
- 大腿四頭筋萎縮
- Q-angleの減少
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4.Q-angleの減少
問題193 外傷性足関節脱臼の分類でないのはどれか。
- 外方脱臼
- 内方脱臼
- 後方脱臼
- 回旋脱臼
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4.回旋脱臼
問題194 関節の捻挫について正しいのはどれか。
- 受傷機転と逆方向の力を加えると最も疼痛が強い。
- 弾発性固定の現象がみられる。
- 関節を構成する骨の配列は正常である。
- 関節内出血はみられない。
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3.関節を構成する骨の配列は正常である。
問題195 捻挫について誤っているのはどれか。
- 外力により関節の支持組織が損傷したものをいう。
- 靭帯付着部の剥離骨折の合併に注意する。
- 可動性の大きな関節に多発する。
- 足関節では損傷の程度を3段階に分類する。
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3.可動性の大きな関節に多発する。
問題196 膝部外傷について誤っている組合せはどれか。
- 側副靭帯損傷 ─── 側方動揺性
- 前十字靭帯損傷 ─── 後方引き出し現象
- 半月板損傷 ─── マックマレー・テスト
- 後十字靭帯損傷 ─── 脛骨上端部後方落ち込み徴候
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3.半月板損傷 ─── マックマレー・テスト
問題197 足関節捻挫の初期治療で誤っているのはどれか。
- 患肢の安静を図る。
- 患部に温罨法を施す。
- 患部を圧迫固定する。
- 患肢を高挙する。
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2.患部に温罨法を施す。
問題198 前距腓靭帯の断裂を示すのはどれか。
a.足関節の前方引き出し徴候 b.足関節の過剰背屈性 c.足関節の外旋動揺性 d.外果前方の限局した圧痛
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題199 5歳の女児。手掌をついて転倒した。肘関節部に変形をきたし、疼痛、腫脹共に著明であった。ヒューター線に異常はなかった。応急処置の整復として正しいのはどれか。
- 直ちに整復を行う。
- 整復の前に確認しておくことがある。
- 整復の必要はない。
- 整復を行ってはならない。
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2.整復の前に確認しておくことがある。
問題200 55歳の女性。5年前に右肩関節周囲炎の既往がある。約1か月前に階段を踏みはずし右肩を強打した。以来、運動痛、夜間痛が持続している。肩関節は他動的に挙上可能であるが、自動的には外側挙上は45度までにとどまる。最も考えられる疾患名はどれか。
- 五十肩
- 上腕骨骨頭骨折
- 腱板損傷
- 腋窩神経損傷
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3.腱板損傷
第4回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題152 正しいのはどれか。
- 偽関節は骨癒合機転を失ったものをいう。
- 過剰仮骨ができるのは血腫が少ない場合に多い。
- 骨化性筋炎は骨組織の筋化現象である。
- 骨折後の拘縮は骨癒合とともに回復する。
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1.偽関節は骨癒合機転を失ったものをいう。
問題153 正しい組合せはどれか。
a.裂離骨折 ─── 大腿骨骨幹部
b.螺旋骨折 ─── 尺骨肘頭部
c.圧迫骨折 ─── 腰椎椎体部
d.斜骨折 ─── 上腕骨骨幹部
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題154 青年のスポーツ外傷で誤っている組合せはどれか。
- 頸椎骨折 ─── ラグビー
- 上腕骨骨折 ─── ベースボール
- 中手骨骨折 ─── ボクシング
- 大腿骨頸部骨折 ─── マラソン
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4.大腿骨頸部骨折 ─── マラソン
問題155 軋轢音が感知できる骨折はどれか。
- 胸椎圧迫骨折
- 鎖骨若木骨折
- 腸骨亀裂骨折
- 大腿骨頸部骨折
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4.大腿骨頸部骨折
問題156 骨折の合併症で誤っているのはどれか。
- 上腕骨骨幹部骨折では筋皮神経麻痺が多い。
- 頭蓋骨骨折では頭蓋内出血を伴う。
- 開放性骨折では細菌感染の危険が生じる。
- 多発骨折では脂肪塞栓の危険が生じる。
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1.上腕骨骨幹部骨折では筋皮神経麻痺が多い。
問題157 関節包外脱臼はどれか。
- 先天性脱臼
- 随意性脱臼
- 病的脱臼
- 外傷性脱臼
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4.外傷性脱臼
問題158 鎖骨骨折について誤っているのはどれか。
- 腋窩神経損傷を伴う。
- 介達外力で発生しやすい。
- 中・外1/3部の中枢骨片は後上方に転位する。
- 整復の繰り返しは偽関節発生の要因となる。
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1.腋窩神経損傷を伴う。
問題159 上腕骨上端部骨折について正しいのはどれか。
- 骨頭骨折は骨性癒合が良好である。
- 解剖頸骨折は青壮年者に多発する。
- 骨端離開はソルターハリスのⅠ型が多い。
- 外科頸骨折は介達外力によることが多い。
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4.外科頸骨折は介達外力によることが多い。
問題160 上腕骨外科頸骨折について正しいのはどれか。
- 内転骨折が多い。
- 関節包内骨折である。
- 内転骨折の末梢骨片は内上方に転位する。
- 合併症として三角筋麻痺がある。
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4.合併症として三角筋麻痺がある。
問題161 上腕骨骨折について誤っているのはどれか。
- 転位の著しい大結節単独骨折は肩関節外転・外旋位で固定する。
- 小結節単独骨折では上腕三頭筋腱脱臼を起こす。
- 骨幹部骨折では捻転転位を最初に整復する。
- 骨幹部の横骨折は偽関節形成の原因となる。
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2.小結節単独骨折では上腕三頭筋腱脱臼を起こす。
問題162 上腕骨骨幹部骨折の転位について正しい組合せはどれか。2つ選べ。
- 三角筋付着部より上部骨折 ─── 中枢骨片は内上方転位
- 三角筋付着部より上部骨折 ─── 末梢骨片は外上方転位
- 三角筋付着部より下部骨折 ─── 中枢骨片は外上方転位
- 三角筋付着部より下部骨折 ─── 末梢骨片は前上方転位
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2.三角筋付着部より上部骨折 ─── 末梢骨片は外上方転位
3.三角筋付着部より下部骨折 ─── 中枢骨片は外上方転位
問題163 上腕骨顆上骨折について正しいのはどれか。
- 阻血性拘縮は6~7日で出現する。
- 伸展骨折の骨折線は前上方から後下方に走行する。
- 屈曲骨折は肘関節後方脱臼と誤診されやすい。
- 伸展骨折の固定肢位は90~110度屈曲する。
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4.伸展骨折の固定肢位は90~110度屈曲する。
問題164 上腕骨顆部骨折について正しいのはどれか。
- 内上顆骨折は外反が強制され発生する。
- 内上顆骨折の骨片は前上方へ転位する。
- 外顆骨折は遅発性橈骨神経麻痺を起こす。
- 外顆骨折の骨片は前内方へ転位する。
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1.内上顆骨折は外反が強制され発生する。
問題165 両前腕骨骨幹部骨折について誤っているのはどれか。
- 直達外力では両骨同高位の骨折が多い。
- 小児では不全骨折が多い。
- 定型的転位は骨折部と腕橈骨筋付着部との位置関係による。
- 両骨間に橋状仮骨が形成されると前腕の回旋障害をきたす。
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3.定型的転位は骨折部と腕橈骨筋付着部との位置関係による。
問題166 延長転位を呈する骨折はどれか。
- 尺骨骨幹上・中1/3境界部での骨折
- 円回内筋付着部より中枢での橈骨骨幹部骨折
- 橈骨骨幹中・下1/3境界部での骨折
- 上腕二頭筋付着部より末梢での肘頭骨折
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4.上腕二頭筋付着部より末梢での肘頭骨折
問題167 コーレス骨折と同様の機序で発生する骨折はどれか。
- スミス骨折
- ショーファー骨折
- 背側バートン骨折
- パレ骨折
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3.背側バートン骨折
問題168 橈骨上端部骨折について正しいのはどれか。
- 介達外力による発生頻度が高い。
- 成人では頭部より頸部に発生頻度が高い。
- 関節血腫はみられない。
- 小児でも応変則は期待できない。
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1.介達外力による発生頻度が高い。
問題169 モンテギア骨折について正しいのはどれか。
- 伸展型は橈骨頭が後外方に脱臼する。
- 屈曲型は伸展型に比較して整復・固定が困難である。
- 伸展型は肘関節伸展位、前腕回外位で固定する。
- 合併症として橈骨神経麻痺がある。
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4.合併症として橈骨神経麻痺がある
問題170 スミス骨折の末梢骨片転位について正しいのはどれか。
- 掌側・短縮・尺側転位
- 掌側・短縮・橈側転位
- 背側・延長・橈側転位
- 背側・短縮・尺側転位
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2.掌側・短縮・橈側転位
問題171 手舟状骨骨折が難治である理由について誤っているのはどれか。
- 手関節運動時骨折部に剪力が働く。
- 関節内骨折である。
- 骨折端間に伸筋腱が介在する。
- 近位骨片への血液供給が絶たれる。
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3.骨折端間に伸筋腱が介在する。
問題172 手指の中節骨骨幹部骨折の転位について正しい組合せはどれか。2つ選べ。
- 浅指屈筋腱付着部より近位骨折 ─── 末梢骨片は背側転位
- 浅指屈筋腱付着部より遠位骨折 ─── 末梢骨片は掌側転位
- 浅指屈筋腱付着部より近位骨折 ─── 中枢骨片は背側転位
- 浅指屈筋腱付着部より遠位骨折 ─── 中枢骨片は掌側転位
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3.浅指屈筋腱付着部より近位骨折 ─── 中枢骨片は背側転位
4.浅指屈筋腱付着部より遠位骨折 ─── 中枢骨片は掌側転位
問題173 手部の骨折で掌側凸変形となるのはどれか。
- ベンネット骨折
- 中手骨骨幹部骨折
- 基節骨骨幹部骨折
- 中手骨頸部骨折
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3.基節骨骨幹部骨折
問題174 上前腸骨棘単独骨折の発症に関与しないのはどれか。
a.大腿二頭筋 b.大腿直筋 c.縫工筋 d.大腿筋膜張筋
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題175 下腿骨上端部骨折と原因との組合せで誤っているのはどれか。
- 脛骨顆部骨折 ─── 垂直の圧挫外力
- 脛骨結節骨折 ─── 大腿四頭筋の牽引
- 脛骨顆間隆起骨折 ─── 脛骨回旋強制
- 腓骨頭単独骨折 ─── 膝関節の過伸展
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4.腓骨頭単独骨折 ─── 膝関節の過伸展
問題176 下腿骨骨幹部骨折で誤っている組合せはどれか。
- 変形治癒 ─── 反張下腿
- 関節拘縮 ─── 尖足位
- 遷延治癒 ─── 中・下1/3境界部
- 筋萎縮 ─── 早期荷重
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4.筋萎縮 ─── 早期荷重
問題177 下腿骨果部外転骨折で誤っているのはどれか。
- 外転強制で発生する。
- 足関節外側の靭帯が断裂する。
- 内果の裂離骨折を生じる。
- 外果の上方で骨折を生じる。
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2.足関節外側の靭帯が断裂する
問題178 踵骨骨折の治療で誤っているのはどれか。
- 足部疼痛の軽減 ─── 温熱療法
- 足底部筋の機能低下防止 ─── 足指の屈伸運動
- 骨萎縮の防止 ─── 長期固定
- 足部慢性浮腫の防止 ─── 足部高挙
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3.骨萎縮の防止 ─── 長期固定
問題179 脱臼と神経損傷との組合せで誤っているのはどれか。
- 肩関節前方脱臼 ─── 腋窩神経
- 肘関節後方脱臼 ─── 橈骨神経
- 股関節前方脱臼 ─── 坐骨神経
- 膝関節前方脱臼 ─── 脛骨神経
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3.股関節前方脱臼 ─── 坐骨神経
問題180 脱臼と骨折とが合併しないのはどれか。
- ポット骨折
- ベンネット骨折
- モンテギア骨折
- ジョーンズ骨折
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4.ジョーンズ骨折
問題181 顎関節脱臼で最も多いのはどれか。
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 側方脱臼
- 中心性脱臼
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1.前方脱臼
問題182 肩鎖関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 男子に多い。
- 反跳症状がみられる。
- 烏口鎖骨靭帯の断裂は第Ⅰ型である。
- 鎖骨外端骨折との鑑別を要する。
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3.烏口鎖骨靭帯の断裂は第Ⅰ型である。
問題183 肩関節烏口下脱臼について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肩峰下に骨頭が触知できる。
- 上肢長は仮性延長する。
- 鎖骨下脱臼より上腕の外転度が大きい。
- 三角筋麻痺が起これば上腕外転が不能となる。
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2.上肢長は仮性延長する。
4.三角筋麻痺が起これば上腕外転が不能となる
問題184 肩関節下方脱臼の分類で正しいのはどれか。
a.腋窩脱臼 b.肩峰下脱臼 c.棘下脱臼 d.関節窩脱臼
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題185 肘内障について誤っているのはどれか。
- 5歳児以下に多発する。
- 前腕回外運動が制限される。
- 肘関節部の腫脹が著名である。
- 橈骨頭部に圧痛がみられる。
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3.肘関節部の腫脹が著名である
問題186 手関節部の脱臼について誤っているのはどれか。
- 遠位橈尺関節背側脱臼では前腕は回外位となる。
- 手根骨間脱臼は舟状骨骨折と合併することが多い。
- 月状骨脱臼は正中神経を圧迫することが多い。
- 橈骨手根関節脱臼は背側脱臼が多い。
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1.遠位橈尺関節背側脱臼では前腕は回外位となる。
問題187 第1中手指節関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 背側脱臼は母指の背屈・外転が強制されて発生する。
- 掌側脱臼は複合脱臼である。
- 垂直脱臼はZ字型変形を呈する。
- 水平脱臼は観血整復を必要とすることが多い。
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2.掌側脱臼は複合脱臼である。
問題188 先天性股関節脱臼の徴候でないのはどれか。
- クリックサイン
- テレスコーピングサイン
- フローマンサイン
- トレンデレンブルグサイン
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3.フローマンサイン
問題189 外傷性股関節後方脱臼について正しいのはどれか。
a.直達外力により発生する。
b.骨頭靭帯の断裂は伴わない。
c.内転・内旋・屈曲位を呈する。
d.大腿骨骨頭壊死が起こりやすい。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題190 膝関節脱臼の分類でないのはどれか。
- 上方脱臼
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 側方脱臼
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1.上方脱臼
問題191 外傷性膝蓋骨脱臼について正しいのはどれか。
- 外側に比べ内側脱臼が多い。
- 内反膝の人に起こりやすい。
- 整復は膝関節を徐々に伸展する。
- 膝関節を屈曲位で固定する。
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3.整復は膝関節を徐々に伸展する
問題192 習慣性膝蓋骨脱臼の筋力強化で有効なのはどれか。
- 大腿二頭筋
- 大腿四頭筋
- 下腿三頭筋
- 前脛骨筋
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2.大腿四頭筋
問題193 外傷性距腿関節脱臼で最も多いのはどれか。
- 外方脱臼
- 内方脱臼
- 前方脱臼
- 後方脱臼
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1.外方脱臼
問題194 ばね指について正しいのはどれか。
- 乳児にはみられない。
- 母指の伸筋腱に多い。
- 中年の女性に多い。
- 腱自体に異常はない。
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3.中年の女性に多い。
問題195 筋・筋膜性の腰痛について誤っているのはどれか。
- 過度の筋労作が原因である。
- 姿勢保持機構の力学的不均衡は誘因となる。
- 筋肉や筋付着部の疼痛が主な症状である。
- 傍脊柱筋群に筋緊張の低下がみられる。
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4.傍脊柱筋群に筋緊張の低下がみられる。
問題196 半月板損傷の検査法はどれか。
a.マックマレー検査 b.側方動揺検査 c.ラックマン検査 d.アプレー検査
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題197 アキレス腱断裂で誤っているのはどれか。
- つま先立ちは可能である。
- 歩行は可能である。
- 断裂部に陥凹を触知する。
- 固定は尖足位とする。
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1.つま先立ちは可能である。
問題198 足関節捻挫で損傷しやすいのはどれか。
- 前距腓靭帯
- 前脛腓靭帯
- 脛踵靭帯
- 踵腓靭帯
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1.前距腓靭帯
問題199 25歳の男性。ラグビー中にタックルされ転倒した際に膝外反が強制された。膝関節の疼痛が著名である。最も考えられる外傷はどれか。
- 脛骨外側顆骨折
- 内側側副靭帯損傷
- 脛骨結節剥離骨折
- 前十字靭帯損傷
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2.内側側副靭帯損傷
問題200 20歳の男性。柔道の乱取り中に、右膝関節部に前方より外力が加わり受傷した。症状として脛骨の後方落ち込み(サギング)がみられた。最も考えられる外傷はどれか。
- 前十字靭帯損傷
- 後十字靭帯損傷
- 外側半月板損傷
- 内側半月板損傷
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2.後十字靭帯損傷
第5回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 偽関節の原因でないのはどれか。
- 骨片の欠損
- 固定期間の不足
- 骨折端間の離開
- 嵌入した骨折
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4.嵌入した骨折
問題152 骨折数による分類について正しい組合せはどれか。
- 重複骨折 ─── 二つ以上の骨が同時に骨折
- 単発骨折 ─── 並列した骨が同時に骨折
- 二重骨折 ─── 一つの骨が2か所で骨折
- 多発骨折 ─── 一つの骨が3か所で骨折
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3.二重骨折 ─── 一つの骨が2か所で骨折
問題153 自家矯正能力が期待できないのはどれか。
- 屈曲転位
- 短縮転位
- 捻転転位
- 側方転位
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3.捻転転位
問題154 屈曲整復法の適応となるのはどれか。
- 斜骨折
- 縦骨折
- 横骨折
- らせん状骨折
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3.横骨折
問題155 骨癒合遅延の因子でないのはどれか。
- 血腫
- 循環不全
- 運動麻痺
- 感染
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1.血腫
問題156 誤っているのはどれか。
- 筋断裂では血腫形成が起こる。
- 腱板損傷では棘上筋が最も多い。
- 大腿の筋損傷では大腿四頭筋が最も多い。
- 下腿の筋損傷では下腿三頭筋が最も多い。
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3.大腿の筋損傷では大腿四頭筋が最も多い
問題157 四肢の打撲傷の初期処置で誤っているのはどれか。
- 患肢を安静に保つ。
- 患部に温罨法を行う。
- 圧迫包帯を施す。
- 患肢を高く保持する。
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2.患部に温罨法を行う。
問題158 阻血性拘縮の初期症状で誤っているのはどれか。
- 疼痛の増大
- 知覚の異常
- 脈拍の減弱
- 筋の萎縮
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4.筋の萎縮
問題159 骨折の後遺症で正しい組合せはどれか。
- 骨癒合遷延 ─── 血行不良
- 過剰仮骨 ─── 過度の牽引
- ズデック骨萎縮 ─── 細菌感染
- 無腐性骨壊死 ─── 自律神経障害
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1.骨癒合遷延 ─── 血行不良
問題160 胸骨骨折の好発部位はどれか。
- 柄
- 柄と体との境界部
- 体
- 体と剣状突起との境界部
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2.柄と体との境界部
問題161 肩鎖関節脱臼と誤りやすい鎖骨骨折の部位はどれか。
- 内端部
- 中央部
- 中・外1
- 外端部
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4.外端部
問題162 鎖骨骨折の合併症でないのはどれか。
- 腕神経叢損傷
- 胸郭出口症候群
- 変形治癒
- 偽関節
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2.胸郭出口症候群
問題163 肋骨骨折について誤っているのはどれか。
- 直達外力では骨折端が外方に突出する。
- 好発部位は第4~8肋骨である。
- 合併症に緊張性気胸がある。
- 絆創膏固定は呼気の状態で行う。
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1.直達外力では骨折端が外方に突出する。
問題164 肩甲骨体部骨折について正しいのはどれか。
a.縦骨折が多い。
b.発生機序は主に介達外力である。
c.患側の肩に外転制限が起こる。
d.合併症に肋骨骨折がある。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題165 小児の上腕骨顆上骨折で起こらないのはどれか。
- 下垂手
- 内反肘
- 偽関節
- 阻血性拘縮
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3.偽関節
問題166 上腕骨顆上伸展型骨折について誤っているのはどれか。
- 手掌をついて転倒して発生する。
- 骨折線は後方から前上方へ走る。
- 末梢骨片は後上方へ転位する。
- 肘関節後方脱臼の外観に類似する。
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2.骨折線は後方から前上方へ走る
問題167 上腕骨内側上顆骨折で誤っているのはどれか。
- 骨端線離開の型を呈する。
- 肘関節脱臼に合併して発生する。
- 回外筋の牽引力によって骨片は転位する。
- 骨片の関節内介在は観血療法の適応となる。
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3.回外筋の牽引力によって骨片は転位する。
問題168 肘頭骨折で正しいのはどれか。
- 幼児に好発する。
- 上腕三頭筋の牽引で延長転位を呈する。
- 肘関節の屈曲は不能となる。
- 肘関節後方脱臼の外観と類似する。
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2.上腕三頭筋の牽引で延長転位を呈する。
問題169 ガレアッチ骨折で誤っているのはどれか。
- 橈骨骨幹部に発生する。
- 遠位橈尺関節の脱臼を伴う。
- 逆モンテギア骨折という。
- 尺骨頭の脱臼は円回内筋による。
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4.尺骨頭の脱臼は円回内筋による。
問題170 橈骨下端部骨折で誤っているのはどれか。
- 高齢者に好発する。
- 高齢者の骨折は粉砕型が多い。
- スミス骨折の発生頻度は高い。
- バートン骨折は固定性が悪い。
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3.スミス骨折の発生頻度は高い。
問題171 コーレス骨折で正しいのはどれか。
- 主に直達外力によって発生する。
- 骨折線は背側から掌側上方へ走る。
- 末梢骨片は橈背側へ転位する。
- 合併症に長母指屈筋腱断裂がある。
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3.末梢骨片は橈背側へ転位する
問題172 手舟状骨骨折で正しいのはどれか。
- 手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
- 直達外力で発生することが多い。
- リスター結節に限局性圧痛がある。
- 偽関節は発生しない。
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1.手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
問題173 中手骨でボクサー骨折の好発部位はどれか。
- 基底部
- 骨幹部
- 頸部
- 骨頭部
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3.頸部
問題174 顎関節前方脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- 閉口不能
- 上顎歯列の前方転位
- 関節包内脱臼
- 女性に好発
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2.上顎歯列の前方転位
問題175 誤っている組合せはどれか。
- 肩鎖関節上方脱臼 ─── ピアノ・キー症状
- 肩関節肩峰下脱臼 ─── モーレンハイム窩の消失
- 肘関節後方脱臼 ─── 肘関節軽度屈曲位の弾発性固定
- 第1中手指節関節垂直脱臼 ─── Z字形の変形
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2.肩関節肩峰下脱臼 ─── モーレンハイム窩の消失
問題176 鎖骨脱臼で最も多いのはどれか。
- 胸鎖関節上方脱臼
- 胸鎖関節後方脱臼
- 肩鎖関節上方脱臼
- 肩鎖関節後方脱臼
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3.肩鎖関節上方脱臼
問題177 肩関節脱臼の発生頻度の高い理由について誤っているのはどれか。
- 関節窩が深い。
- 広い可動域を持つ。
- 補強靭帯にゆるみがある。
- 体表の突出した部にある。
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1.関節窩が深い。
問題178 肩関節脱臼について正しい組合せはどれか。
- 上方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
- 下方脱臼 ─── 鎖骨下脱臼
- 前方脱臼 ─── 棘下脱臼
- 後方脱臼 ─── 腋窩脱臼
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1.上方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
問題179 肩関節烏口下脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- 肩関節は外転位に固定される。
- 肩関節は内旋位を呈する。
- 三角筋大胸筋三角が消失する。
- 三角筋部が膨隆する。
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4.三角筋部が膨隆する。
問題180 肘関節脱臼で最も多いのはどれか。
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 側方脱臼
- 開排脱臼
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2.後方脱臼
問題181 肘関節後方脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- 肘関節の自動運動は不能となる。
- 肘関節は過伸展位となる。
- 上腕三頭筋腱を索状に触れる。
- 肘頭はヒューター線より高位となる。
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2.肘関節は過伸展位となる。
問題182 モンテギア骨折について正しい組合せはどれか。
- 尺骨骨幹部上・中1/3部骨折-橈骨頭脱臼
- 尺骨骨幹部中・下1/3部骨折-橈骨頭脱臼
- 橈骨骨幹部上・中1/3部骨折尺骨脱臼
- 橈骨骨幹部中・下1部骨折尺骨脱臼
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1.尺骨骨幹部上・中1/3部骨折-橈骨頭脱臼
問題183 デュベルニー(Duverney)骨折の部位はどれか。
- 腸骨翼
- 上前腸骨棘
- 恥骨
- 坐骨
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1.腸骨翼
問題184 上前腸骨棘単独骨折の転位に関与するのはどれか。
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 縫工筋
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4.縫工筋
問題185 大腿骨頸部内側骨折の症状について正しいのはどれか。
- 内転骨折の下肢は内旋位を呈する。
- 内転骨折の棘果長は健側より短縮する。
- 外転骨折では内反股の状態を示す。
- 外側骨折と比べ腫脹は高度である。]
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2.内転骨折の棘果長は健側より短縮する。
問題186 膝関節に不安定性が出現しないのはどれか。
- 膝蓋靭帯断裂
- 前十字靭帯断裂
- 半月断裂
- 内側側副靭帯断裂
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3.半月断裂
問題187 大腿骨骨幹部骨折について正しいのはどれか。※解なし
- 上位骨折では中枢骨片が内転・内旋する。
- 中央部骨折の中枢骨片は屈曲・外転および外旋する。
- 下位骨折では延長転位を呈する。
- 下位骨折の末梢骨片は前方に転位する。
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問題188 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
- 疲労骨折の発生頻度が高い。
- 直達外力では前額面型骨折が多い。
- 介達外力では縦位型骨折が多い。
- 腱膜断裂を伴う際の骨片転位は大きい。
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4.腱膜断裂を伴う際の骨片転位は大きい。
問題189 下腿骨骨幹部骨折について誤っているのはどれか。
- 幼児は骨膜下骨折が多い。
- 定型的斜骨折の骨折線は前内方から後外上方へ走る。
- 両骨骨折より単独骨折が多い。
- 偽関節は中・下1/3境界部に多発する。
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3.両骨骨折より単独骨折が多い。
問題190 下腿骨果部骨折について正しい組合せはどれか。
a.ポット骨折 ─── 外転骨折
b.コットン骨折 ─── 内転骨折
c.チロー骨折 ─── 内転骨折
d.デュピュートレン骨折 ─── 外転骨折
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題191 外傷性股関節後方脱臼について誤っているのはどれか。
- 下肢の屈曲・外転および外旋位
- ローゼル・ネラトン線より大転子高位
- 殿部後上方部の膨隆
- 弾発性固定
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1.下肢の屈曲・外転および外旋位
問題192 外傷性膝関節脱臼で最も多いのはどれか。
- 側方脱臼
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 回旋脱臼
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2.前方脱臼
問題193 膝関節損傷で「不幸の三徴」といわれる組合せはどれか。
- 外側側副靭帯損傷 ─── 外側半月損傷 ─── 前十字靭帯損傷
- 内側側副靭帯損傷 ─── 内側半月損傷 ─── 後十字靭帯損傷
- 内側側副靭帯損傷 ─── 内側半月損傷 ─── 前十字靭帯損傷
- 外側側副靭帯損傷 ─── 外側半月損傷 ─── 後十字靭帯損傷
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3.内側側副靭帯損傷 ─── 内側半月損傷 ─── 前十字靭帯損傷
問題194 ラックマンテストで検査するのはどれか。
- 内側側副靭帯損傷
- 外側半月損傷
- 腸脛靭帯損傷
- 前十字靭帯損傷
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4.前十字靭帯損傷
問題195 外傷性足関節外方脱臼の発生外力で正しいのはどれか。
- 過度の外転と外旋
- 過度の外転と内旋
- 過度の内転と外旋
- 過度の内転と内旋
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1.過度の外転と外旋
問題196 リスフラン関節脱臼はどれか。
- 横足根関節脱臼
- 距腿関節脱臼
- 足根中足関節脱臼
- 中足指節関節脱臼
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3.足根中足関節脱臼
問題197 前距腓靭帯断裂の症状はどれか。
a.足関節の外転不安定性 b.外果前方の圧痛 c.足部の内がえし不安定性 d.足関節の過度背屈
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題198 足関節捻挫で最も多く損傷されるのはどれか。
- 脛腓靭帯
- 三角靭帯
- 踵腓靭帯
- 前距腓靭帯
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4.前距腓靭帯
問題199 7歳の男児。上腕骨顆上伸展型骨折で整復固定を受けたが、その夜から患者の蒼白、拍動消失とともに激しい痛みを訴えた。直ちに行うべき処置はどれか。
- 固定包帯をゆるめる。
- 氷嚢で冷やす。
- ギプスに変更する。
- 患肢を高挙する。
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1.固定包帯をゆるめる。
問題200 7歳の男児。上腕骨顆上伸展型骨折で整復固定を受けたが、その夜から患者の蒼白、拍動消失とともに激しい痛みを訴えた。1か月後に手指に拘縮と神経障害とを認めた。最も関連するのはどれか。
- 腋窩神経
- 筋皮神経
- 尺骨神経
- 正中神経
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4.正中神経
第6回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 正しいのはどれか。
- 病的骨折は骨癒合が起こらない。
- 剪断骨折は捻転力で発生する。
- 複雑骨折は粉砕骨折と同意語である。
- 屈曲骨折の第1型には骨片が生じる。
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4.屈曲骨折の第1型には骨片が生じる。
問題152 不全骨折でないのはどれか。
- 亀裂骨折
- 陥没骨折
- 若木骨折
- 竹節状骨折
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2.陥没骨折
問題153 誤っているのはどれか。
- 複合骨折は1本の骨が3か所以上の部位で骨折したもの
- 介達性骨折は外力が他の部位に働いて離れた部位で発生したもの
- 病的骨折は基礎的疾患があり抵抗力が減弱していて発生したもの
- 開放性骨折は皮膚創を通じて骨折部が外界と交通しているもの
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1.複合骨折は1本の骨が3か所以上の部位で骨折したもの
問題154 下肢の疲労骨折で正しいのはどれか。
- 長管骨に多く発生する。
- 高齢者に多く発生する。
- 螺旋骨折が多く発生する。
- 疼痛のため歩行不能となる。
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1.長管骨に多く発生する
問題155 骨折の合併症でないのはどれか。
- フォルクマン拘縮
- デュピュイトレン拘縮
- コンパートメント症候群
- ズデック骨萎縮
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2.デュピュイトレン拘縮
問題156 脱臼の症状で誤っているのはどれか。
- 関節軸のずれ
- 関節の変形
- 異常可動性
- 肢長の変化
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3.異常可動性
問題157 固定に用いる硬性材料はどれか。
- 巻軸包帯
- 厚紙副子
- 三角巾
- 絆創膏
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2.厚紙副子
問題158 捻挫の初期治療で誤っているのはどれか。
- 関節の安静固定
- 消炎の促進
- 患部の高挙
- 温熱療法
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4.温熱療法
問題159 関節と損傷しやすい靭帯との組合せで誤っているのはどれか。
- 母指中手指節関節 ─── 尺側側副靭帯
- 肘関節 ─── 内側側副靭帯
- 膝関節 ─── 外側側副靭帯
- 距腿関節 ─── 前距腓靭帯
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3.膝関節 ─── 外側側副靭帯
問題160 外傷性骨化性筋炎の急性期の処置として誤っているのはどれか。
- 安静
- 固定
- 冷湿布
- 手術的切除
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4.手術的切除
問題161 鎖骨骨折の座位整復法について誤っているのはどれか。
- 患者の脊柱部に膝頭を当てる。
- 胸郭を拡大させるよう肩を後方へ引く。
- 患側の肩内転位にて上腕を突き上げる。
- 骨片に直圧を加え整復する。
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3.患側の肩内転位にて上腕を突き上げる。
問題162 上腕骨外科頸骨折の症状で正しいのはどれか。
- 肩峰が突出する。
- 末梢骨片は中枢骨片の後方に位置する。
- 三角筋部の膨隆が認められる。
- 肩関節運動は可能である。
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3.三角筋部の膨隆が認められる
問題163 上腕骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 直達外力によるものは斜骨折が多い。
- 自家筋力によるものは螺旋骨折が多い。
- 介達外力によるものは横骨折が多い。
- 捻転力によるものは横骨折が多い。
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2.自家筋力によるものは螺旋骨折が多い
問題164 上腕骨骨幹部骨折で正しいのはどれか
- 橈骨神経麻痺を合併することがある。
- 後外方凸の変形を呈するものが多い。
- 手指にチアノーゼを認める。
- 固定肢位はゼロ・ポジションで行う。
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1.橈骨神経麻痺を合併することがある。
問題165 上腕骨骨折の好発年齢で正しい組合せはどれか。
- 外科頸骨折 ─── 青壮年者
- 大結節単独骨折 ─── 高齢者
- 骨幹部骨折 ─── 青壮年者
- 外顆骨折 ─── 高齢者
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3.骨幹部骨折 ─── 青壮年者
問題166 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
- 肘頭はヒューター線より高位となる。
- 10~15歳に多発する。
- 尺骨神経の損傷が多い。
- 内反肘をのこすことが多い。
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4.内反肘をのこすことが多い。
問題167 橈骨骨幹部骨折で正しい組合せはどれか。
- 円回内筋付着部より上位の骨折 ─── 中枢片回内位・末梢片回外位
- 円回内筋付着部より上位の骨折 ─── 中枢片回外位・末梢片回外位
- 円回内筋付着部より下位の骨折 ─── 中枢片中間位・末梢片回内位
- 円回内筋付着部より下位の骨折 ─── 中枢片中間位・末梢片回外位
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3.円回内筋付着部より下位の骨折 ─── 中枢片中間位・末梢片回内位
問題168 手背をついて転倒し発生する骨折はどれか。
- コーレス骨折
- 背側バートン骨折
- ショウファー骨折
- 掌側バートン骨折
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4.掌側バートン骨折
問題169 手舟状骨骨折の症状で誤っているのはどれか。
- スナッフボックス部に圧痛がある。
- 手関節の尺屈時に運動痛が強い。
- 強く握ると手関節部に疼痛が生じる。
- 第1・2中手骨からの軸圧痛がある。
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2.手関節の尺屈時に運動痛が強い。
問題170 手根中手関節脱臼で誤っているのはどれか
- 第3手根中手関節の脱臼が多い。
- 中手骨部の過度の屈曲が強制され発生する。
- 手指の短縮がみられる。
- 第1手根中手関節脱臼では母指を対立位に固定する。
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1.第3手根中手関節の脱臼が多い。
問題171 各脱臼の転位で頻度の高いのはどれか。
- 下顎関節頭は骨弓の上方に転位する。
- 鎖骨肩峰端は肩峰の下方に転位する。
- 上腕骨骨頭は烏口突起の下方に転位する。
- 橈骨頭は上腕骨小頭の後方に転位する。
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3.上腕骨骨頭は烏口突起の下方に転位する。
問題172 胸鎖関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
- 頭部を健側に傾ける。
- 患側の肩は下垂する。
- 患側肩関節は外転不能となる。
- 鎖骨内端骨折と変形が類似する。
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1.頭部を健側に傾ける
問題173 肩関節脱臼について正しいのはどれか。
- 肩峰下脱臼は後方脱臼に属する。
- 烏口下脱臼は肩関節外転外旋位を呈する。
- 棘下脱臼は挙手した状態に固定される。
- 鎖骨下脱臼は上腕が長くみえる。
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1.肩峰下脱臼は後方脱臼に属する。
問題174 肘関節後方脱臼の症状について誤っているのはどれか。
- ヒューター三角は変形する。
- 肘関節は軽度屈曲位に弾発性に固定される。
- 上腕三頭筋腱が緊張して索状にふれる。
- 外見的に上腕骨顆上屈曲型骨折と類似する。
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4.外見的に上腕骨顆上屈曲型骨折と類似する
問題175 腱板損傷で多いのはどれか。
- 小円筋腱
- 肩甲下筋腱
- 棘上筋腱
- 棘下筋腱
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3.棘上筋腱
問題176 上腕二頭筋長頭腱の損傷について誤っているのはどれか。
- 結節間溝に圧痛を認める。
- 強い筋緊張状態時に発生する。
- 長頭腱と小結節との摩擦が誘因となる。
- 筋腹の膨隆が近位に現れる。
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4.筋腹の膨隆が近位に現れる
問題177 誤っているのはどれか。
- マルゲーヌ骨折では下肢が内旋・内転位となる。
- デュベルニー骨折では下肢の肢位は正常である。
- 仙腸関節結核では腰殿部痛を主訴とすることが多い。
- 強直性脊椎炎では早期に仙腸関節の変化がみられる。
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1.マルゲーヌ骨折では下肢が内旋・内転位となる
問題178 下前腸骨棘の剥離骨折に関与する筋はどれか。
- 縫工筋
- 大腿直筋
- 大腿二頭筋
- 大内転筋
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2.大腿直筋
問題179 定型的な腰椎椎間板ヘルニアの症状はどれか。
- 間欠性跛行
- 一側性の下肢痛
- 進行性の両下肢運動麻痺
- 腰部角状後彎
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2.一側性の下肢痛
問題180 股関節の屈曲拘縮テストはどれか。
- トーマステスト
- ファーレンテスト
- ライトテスト
- ラセーグテスト
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1.トーマステスト
問題181 尻上り現象がみられるのはどれか。
- 内側広筋の短縮
- 中間広筋の短縮
- 大腿直筋の短縮
- 外側広筋の短縮
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3.大腿直筋の短縮
問題182 トレンデレンブルグ徴候に関係する筋はどれか。
- 腸腰筋
- 大腿直筋
- 大殿筋
- 中殿筋
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4.中殿筋
問題183 大腿骨頸部骨折のガーデンの分類で誤っているのはどれか。
- 1型は不全骨折で転位のないもの
- 2型は不全骨折で転位のあるもの
- 3型は完全骨折で転位軽度なもの
- 4型は完全骨折で転位高度なもの
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2.2型は不全骨折で転位のあるもの
問題184 大腿骨頸部内側骨折はどれか。
a.中間部骨折 b.転子間骨折 c.転子貫通骨折 d.骨頭下骨折
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題185 外傷性股関節脱臼に関連しないのはどれか。
- 坐骨神経損傷
- 大腿動脈損傷
- 大腿骨骨頭壊死
- 変形性股関節症
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2.大腿動脈損傷
問題186 先天性股関節脱臼の徴候はどれか。
- フィンケルスタイン徴候
- マックマレー徴候
- パトリック徴候
- アリス徴候
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4.アリス徴候
問題187 大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
- 下肢は外旋位を呈する。
- 小児では過成長を考慮する。
- 青壮年に多発する。
- 斜骨折の整復固定は容易である。
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4.斜骨折の整復固定は容易である。
問題188 大腿骨骨折での筋の働きによる転位で正しいのはどれか。
- 腸腰筋は中枢骨片を屈曲させる。
- 中殿筋は中枢骨片を外転させる。
- 内転筋群は末梢骨片を内上方に引く。
- 腓腹筋は末梢骨片を屈曲させる。
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4.腓腹筋は末梢骨片を屈曲させる。
問題189 大腿四頭筋の肉ばなれで誤っているのはどれか。
- 大腿直筋と中間広筋とに多発する。
- 寒冷時に多発する。
- 膝の完全自動伸展運動が可能である。
- 損傷部に陥凹を触れる。
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3.膝の完全自動伸展運動が可能である。
問題190 膝関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
- 膝に過伸展力が加えられて発生する。
- 膝関節後面の軟部組織損傷の合併が多い。
- 腓骨神経が損傷すると足の背屈力が失われる。
- 動脈損傷による下腿壊死は少ない。
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4.動脈損傷による下腿壊死は少ない
問題191 膝関節損傷の検査で膝関節を屈曲し、下腿を内旋させた状態から徐々に膝関節を伸展させたとき、クリックと疼痛とがあった。疑うべき損傷はどれか。
- 前十字靭帯の損傷
- 外側半月の損傷
- 腸脛靭帯の断裂
- 内側側副靭帯の断裂
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2.外側半月の損傷
問題192 膝関節水症(腫)の検査法はどれか。
- 膝蓋跳動検査
- ラックマン検査
- マックマレー検査
- 膝動揺検査
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1.膝蓋跳動検査
問題193 主要な神経損傷を生じないのはどれか。
- 膝関節後方脱臼
- 脛骨粗面の剥離骨折
- 大腿骨顆上部骨折
- 下腿骨上端部の横骨折
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2.脛骨粗面の剥離骨折
問題194 下腿骨骨幹部骨折の後遺症とその原因との組合せで誤っているのはどれか。
- 内反下腿 ─── 脛骨斜骨折
- 尖足位拘縮 ─── 腓骨神経損傷
- 骨髄炎 ─── 開放骨折
- 偽関節 ─── 腓骨横骨折
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4.偽関節 ─── 腓骨横骨折
問題195 誤っている組合せはどれか。
- 単純脱臼 ─── 膝蓋骨脱臼
- 複雑脱臼 ─── 股関節中心性脱臼
- 習慣性脱臼 ─── 肩関節前方脱臼
- 随意性脱臼 ─── 第1中手指節関節脱臼
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2.複雑脱臼 ─── 股関節中心性脱臼
問題196 踵骨骨折の後遺症で正しいのはどれか。
- 踵骨偽関節
- 距踵関節症
- ベーラー角増大
- 踵骨壊死
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2.距踵関節症
問題197 足関節部の靭帯損傷について誤っているのはどれか。
- 足関節の内がえし強制で発生しやすい。
- 外側部の靭帯に発生頻度が高い。
- 後距腓靭帯の断裂が多い。
- ストレステストで動揺性を確認する。
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3.後距腓靭帯の断裂が多い。
問題198 中足指節関節脱臼で頻度が高いのはどれか。
- 外側脱臼
- 内側脱臼
- 背側脱臼
- 底側脱臼
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3.背側脱臼
問題199 下腿部の肉ばなれで誤っているのはどれか。
- 腓腹筋の損傷頻度が高い。
- スポーツ活動時に多い。
- 損傷部に限局した圧痛がみられる。
- 損傷部の圧迫固定は禁忌である。
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4.損傷部の圧迫固定は禁忌である。
問題200 アキレス腱断裂で正しいのはどれか。
- アキレス腱を強打され発生することが多い。
- 新鮮時には断裂部に膨隆が触知できる。
- 踵骨停止部から中枢約10cmに好発する。
- トンプソンテストで足関節底屈がみられない。
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4.トンプソンテストで足関節底屈がみられない。
第7回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 屈曲転位はどれか。

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1.
問題152 無腐性骨壊死を起こすのはどれか。

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4.
問題153 骨の癒合に不利な条件の骨折はどれか。
- 関節包内骨折
- 骨膜下骨折
- 噛合骨折
- 螺旋状骨折
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1.関節包内骨折
問題154 骨癒合に長期間を要する部位はどれか。
- 鎖骨中外1/3境界部
- 肋骨中1/3部
- 上腕骨外科頸部
- 前腕骨骨幹部
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3.上腕骨外科頸部
問題155 誤っている組合せはどれか。
- 無褥ギプス ─── 下敷きを厚くしたもの
- 有窓ギプス ─── 患部の観察を可能にしたもの。
- 歩行ギプス ─── ヒールを付けたもの
- ギプスベッド ─── 脊柱の安静固定に用いるもの
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1.無褥ギプス ─── 下敷きを厚くしたもの
問題156 肩関節前方脱臼で合併しやすい神経損傷はどれか。
- 筋皮神経
- 橈骨神経
- 正中神経
- 尺骨神経
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1.筋皮神経
問題157 上腕二頭筋長頭腱の損傷で誤っているのはどれか。
- 40~50歳の肉体労働者に多発する。
- 主に直達外力によって発生する。
- ヤーガソンテストが陽性になる。
- 上腕骨結節間溝に圧痛を認める。
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2.主に直達外力によって発生する。
問題158 ドケルバン病で誤っているのはどれか。
- 腱鞘炎の一種である。
- 中年女性に好発する。
- 尺骨茎状突起部に疼痛がある。
- フィンケルスタイン徴候が陽性である。
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3.尺骨茎状突起部に疼痛がある。
問題159 母指の中手指節関節の尺側側副靭帯断裂について誤っているのはどれか。
- スキーなどのスポーツで好発する。
- 基節骨付着部で剥離骨折を伴いやすい。
- 母指の内反不安定性がみられる。
- 損傷靭帯がロッキングを起こすことがある。
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3.母指の内反不安定性がみられる
問題160 誤っているのはどれか。
- 尻上り現象は大腿直筋の短縮で発生する。
- 股関節外転位拘縮では患肢が長くみえる。
- 大腿四頭筋の肉ばなれは大腿直筋に多発する。
- 大腿二頭筋の肉ばなれは膝窩部に多発する。
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4.大腿二頭筋の肉ばなれは膝窩部に多発する。
問題161 誤っている組合せはどれか
- ジャンパー膝 ─── 膝蓋靭帯炎
- 膝ロッキング ─── 関節ねずみ
- 膝くずれ現象 ─── 大腿四頭筋筋力低下
- タナ障害 ─── 半月損傷
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4.タナ障害 ─── 半月損傷
問題162 下腿三頭筋肉ばなれで誤っているのはどれか。
- 血腫を形成する。
- ヒラメ筋に多い。
- 発生要因に寒冷がある。
- つま先立ちで疼痛が増強する。
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2.ヒラメ筋に多い。
問題163 スポーツ障害の組合せで誤っているのはどれか。
- 野球 ─── 肘部離断性骨軟骨炎
- 水泳 ─── 腱板障害
- マラソン ─── 第3中足骨骨折
- ゴルフ ─── 第3胸椎棘突起骨折
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4.ゴルフ ─── 第3胸椎棘突起骨折
問題164 鎖骨骨折の症状で誤っているのはどれか。
- 患側の肩は下がる。
- 肩幅は増大する。
- 頭部は患側に傾く。
- すり足歩行を行う。
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2.肩幅は増大する。
問題165 肋骨骨折について正しいのはどれか。
a.第11、12肋骨に多発する。
b.前腋窩線から乳頭線部に多発する。
c.直達外力では胸膜損傷のおそれがある。
d.絆創膏固定は前後正中線を越えずに貼付する。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
問題166 上腕骨外科頸外転型骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力によって多発する。
- 高齢者が転倒時に多発する。
- 遠位骨片は後外方へ転位する。
- 内転型骨折と比較して多発する。
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3.遠位骨片は後外方へ転位する。
問題167 上腕骨顆上骨折の合併症として起こりにくいのはどれか。
- 阻血性拘縮
- 内反肘
- 骨化性筋炎
- 尺骨神経損傷
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4.尺骨神経損傷
問題168 上腕骨外顆骨折について正しいのはどれか。
- 骨片転位のある場合は観血療法の適応となる。
- 肘関節周辺の骨折で最も多く発生する。
- 遅発性橈骨神経麻痺が発生する。
- 内反変形を後遺する。
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1.骨片転位のある場合は観血療法の適応となる。
問題169 モンテギア伸展型骨折で正しいのはどれか。
- 腕橈関節の脱臼を伴う。
- 橈骨頭は後方へ転位する。
- 骨折部は後内側凸変形を呈する。
- 安定性が良く手術の適応がない。
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1.腕橈関節の脱臼を伴う。
問題170 肘関節伸展位で固定を施す骨折はどれか。
- 上腕骨外顆骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
- モンテギア屈曲型骨折
- 前腕両骨骨幹部骨折
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3.モンテギア屈曲型骨折
問題171 コーレス骨折で誤っているのはどれか。
- 主に介達外力によって発生する。
- 骨折線は背側から掌側上方へ走る。
- 遠位骨片は橈背側へ転位する。
- 典型的変形はフォーク状を呈する。
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2.骨折線は背側から掌側上方へ走る
問題172 橈骨遠位端骨折の合併症でないのはどれか
- ズデック骨萎縮
- 手根管症候群
- マーデルング変形
- 長母指伸筋腱断裂
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3.マーデルング変形
問題173 舟状骨骨折の圧痛点はどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題174 中手骨骨折でないのはどれか。
- ローランド骨折
- ボクサー骨折
- ベンネット骨折
- スティーダ骨折
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4.スティーダ骨折
問題175 下腿骨骨折でないのはどれか。
- デュピュイトレン骨折
- ポット骨折
- デュベルニー骨折
- コットン骨折
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3.デュベルニー骨折
問題176 足根骨骨折について誤っているのはどれか。
- アキレス腱の収縮で踵骨に剥離骨折が起こる。
- 踵骨骨折ではベーラー角が増大する。
- 距骨の骨片が後方に転位するとナウマン症候を呈する。
- 距骨骨折では頸部骨折が多い。
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2.踵骨骨折ではベーラー角が増大する。
問題177 中足骨骨折で誤っているのはどれか。
- 下駄骨折は長腓骨筋腱の牽引により発生する。
- 疲労骨折は第2、3中足骨に多発する。
- 直達外力では開放骨折になりやすい。
- 介達外力では単純骨折になりやすい。
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1.下駄骨折は長腓骨筋腱の牽引により発生する。
問題178 習慣性脱臼になるのはどれか
- 肘関節前方脱臼
- 示指中手指節関節背側脱臼
- 股関節後方脱臼
- 膝蓋骨外方脱臼
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4.膝蓋骨外方脱臼
問題179 顎関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 関節包前面が断裂する。
- 女性に多発する。
- 前方脱臼が多い。
- 閉口不能となる。
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1.関節包前面が断裂する。
問題180 損傷と固定肢位との組合せで誤っているのはどれか。
- 肩関節前方脱臼 ─── 肩関節伸展位
- 肘関節後方脱臼 ─── 肘関節屈曲位
- モンテギア伸展型骨折 ─── 肘関節屈曲位
- ベンネット骨折 ─── 母指手根中手関節外転位
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1.肩関節前方脱臼 ─── 肩関節伸展位
問題181 肩関節脱臼の発生頻度が高い理由で誤っているのはどれか。
- 関節の固定を軟部組織に依存している。
- 補強靭帯が弱い。
- 関節可動域が大きい。
- 関節窩に対し上腕骨骨頭が小さい。
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4.関節窩に対し上腕骨骨頭が小さい。
問題182 肩関節脱臼の整復障害因子でないのはどれか。
- 上腕骨外科頸骨折を合併している。
- 上腕二頭筋腱が嵌入している。
- 受傷後3週以上経過している。
- 反復性脱臼となっている。
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4.反復性脱臼となっている
問題183 誤っている組合せはどれか。
- 肩関節前方脱臼 ─── 腋窩神経損傷
- 肘関節前方脱臼 ─── 尺骨鉤状突起骨折
- 股関節後方脱臼 ─── 寛骨臼辺縁骨折
- 膝関節前方脱臼 ─── 脛骨神経損傷
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2.肘関節前方脱臼 ─── 尺骨鉤状突起骨折
問題184 肩関節前方脱臼と上腕骨外科頸外転型骨折について誤っているのはどれか。
- 骨折では軋轢音を聴取する。
- 骨折では肩峰下に骨頭が位置する。
- 脱臼では三角筋の膨隆が消失する。
- 脱臼では軽度内転位に弾発性固定する。
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4.脱臼では軽度内転位に弾発性固定する。
問題185 前腕両骨後方脱臼について正しいのはどれか。
- 肘頭はヒューター線上にある。
- 肘関節包の前面が断裂する。
- 肘関節は70~90度位に弾発性に固定される。
- 上腕二頭筋腱が索状に触れる。
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2.肘関節包の前面が断裂する
問題186 月状骨脱臼で誤っているのはどれか。
- 手根部の前後径が拡大する。
- 手関節の過度伸展によって発生する。
- 環・小指掌側に知覚鈍麻をみる。
- 手関節部の捻挫との鑑別が必要である。
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2.手関節の過度伸展によって発生する。
問題187 開放骨折が起こりやすいのはどれか。
- 大腿骨頸部骨折
- 脛骨骨幹部骨折
- 腓骨骨幹部骨折
- 踵骨体部骨折
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2.脛骨骨幹部骨折
問題188 外傷性股関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 恥骨上脱臼と恥骨下脱臼とに分類される。
- 臀部後上方部が膨隆し骨頭を触れる。
- 下肢は定型的に内転・内旋する。
- 大腿腸骨靭帯の断裂を伴う。
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1.恥骨上脱臼と恥骨下脱臼とに分類される
問題189 外傷性膝蓋骨外方脱臼で正しいのはどれか。
- 内反膝は脱臼発生の要因である。
- 股関節屈曲、膝関節伸展位で整復する。
- 整復後に膝蓋骨跳動を感知する。
- 外側広筋の筋力強化は予防に役立つ。
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2.股関節屈曲、膝関節伸展位で整復する
問題190 足関節脱臼と外力との組合せで正しいのはどれか。
- 外方脱臼 ─── 外転・外旋
- 内方脱臼 ─── 屈曲
- 前方脱臼 ─── 内転・内旋
- 後方脱臼 ─── 伸展
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1.外方脱臼 ─── 外転・外旋
問題191 60歳の男性。バスに乗っていて急ブレーキの際に吊り革を握っていた肩に激痛を感じた。以後運動痛とともに夜間痛があり、肩関節の運動制限が生じた。肩関節部に腫張、変形はない。屈曲90度可能であるが外転は全く不能である。ヤーガソンテストは陰性である。最も考えられる外傷はどれか。
- 肩鎖関節脱臼
- 腱板断裂
- 肩関節脱臼
- 上腕二頭筋長頭腱断裂
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2.腱板断裂
問題192
2歳の女児。庭で兄と遊んでいて押し倒されたらしい。右肘関節をほぼ直角位に曲げてその前腕を腹部につけ、痛いと言って泣いている。上肢に腫張はなく、手および肘関節の他動屈伸は可能である。両手を腋窩に入れて抱き上げる際に著名な疼痛を訴える。考えられる外傷はどれか。
- 鎖骨骨折
- 上腕骨顆上骨折
- 小児肘内障
- 前腕骨骨折
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1.鎖骨骨折
問題193
25歳の男性。アーム・レスリング大会に出場して、競技中に上腕骨骨幹部中下1/3境界部に螺旋状骨折を生じた。受傷直後から、母指・示指・中指の背側に知覚障害が出現し、前腕の回外運動および母指の外転運動が不能であった。整復の後に外転副子を用いて固定する際の手関節の肢位はどれか。
- 屈曲位
- 伸展位
- 橈屈位
- 尺屈位
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2.伸展位
問題194
61歳の男性。パイプタバコを一時も離さない程のヘビースモーカー。高血圧、糖尿病および軽度の脳血栓症の既往がある。10年来、月一回のペースでゴルフ場に出掛けるが、数年前より左小指の運動が制限されて日常生活動作に支障が出現した。手掌部掌尺側に索状の硬結を触れ、小指の完全伸展が不能である。自発痛、運動痛は全くなく、炎症所見もない。最も考えられるのはどれか。
- ばね指
- ヘバーデン結節
- マレット・フィンガー
- デュピュイトレン拘縮
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4.デュピュイトレン拘縮
問題195
18歳の男子。サッカーの試合中に受傷し直ちに来院した。跛行が著名で、膝関節を伸展位に保持している。膝関節の腫張が著しく、膝蓋跳動を認める。側方動揺性はないが、ラックマンテスト陽性、アプレーテスト陰性である。最も考えられる外傷はどれか。
- 前十字靭帯損傷
- 内側側副靭帯損傷
- 膝蓋腱断裂
- 外側半月損傷
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1.前十字靭帯損傷
問題196
20歳の男性。ラグビーの試合中に下腿を強打した。腓腹筋挫傷として冷湿布、包帯が施行された。その日の夜間に疼痛が増強し、足指の知覚鈍麻が出現した。下腿部は著名な腫張と疼痛とを呈し、足背動脈の拍動は触知できない。熱感、発赤はほとんどなく、足指の伸展は制限されている。最も考えられるのはどれか。
- 骨折
- 細菌感染
- 隔室内圧の上昇
- 挫滅症候群
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3.隔室内圧の上昇
問題197
37歳の男性。4歳のときに転倒し左肘関節部骨折の治療歴がある。約3年前から環指と小指にしびれ感が出現し、図のような手指変形・筋萎縮がみられるようになった。正しいのはどれか。
- 筋皮神経麻痺
- 正中神経麻痺
- 尺骨神経麻痺
- 橈骨神経麻痺
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3.尺骨神経麻痺
問題198
24歳の男性。10日前の野球試合中にボールを受け損ない左示指を突いた。放置していたが、今日になって図のような変形に気付き来院した。正しいのはどれか。
- 浅指屈筋腱断裂
- 深指屈筋腱断裂
- 正中索断裂
- 終糸腱断裂
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3.正中索断裂
問題199
45歳の女性。バレーボールでジャンプ着地の際に足関節後方に衝撃を感じた。下腿後面中央に陥凹を触れない。足関節と足部との腫張、変形はない。足関節の屈曲は可能だが、つま先立ちは不可能である。最も考えられる外傷はどれか。
- 踵骨骨折
- 前距腓靭帯損傷
- 腓腹筋肉ばなれ
- アキレス腱断裂
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4.アキレス腱断裂
問題200
50歳の女性。自転車のハンドルを握ったまま転倒し、手背部を強打した。橈骨遠位端部に著名な変形を呈している。最も考えられる遠位骨片の転位はどれか。
- 背側・橈側・短縮
- 掌側・橈側・短縮
- 背側・尺側・短縮
- 掌側・尺側・短縮
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2.掌側・橈側・短縮
第8回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 重複骨折はどれか。

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3
問題152 骨折でリモデリングが期待できないのはどれか。
- 短縮転位
- 側方転位
- 捻転転位
- 屈曲転位
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3.捻転転位
問題153 小児骨折で正しいのはどれか。
a.脱臼に比較して骨折の頻度が高い。
b.治癒過程で骨の過成長が起こる。
c.関節骨折は保存療法が原則である。
d.骨端軟骨損傷は成長障害の発生頻度が高い。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題154 ソルター・ハリス(Salter&Harris)の骨端損傷分類で発生頻度の高いのはどれか。

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1
問題155 骨折の二次性合併症(後遺症)でないのはどれか。
- 皮下気腫
- 関節強直
- 偽関節
- 骨化性筋炎
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1.皮下気腫
問題156 脱臼の整復障害にならないのはどれか。
- ボタン穴機構
- 補強靭帯の弛緩
- 種子骨の嵌入
- 関節包の整復路閉鎖
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2.補強靭帯の弛緩
問題157 反復性脱臼の発生頻度が低いのはどれか。
- 顎関節
- 肩甲上腕関節
- 膝蓋大腿関節
- 距腿関節
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4.距腿関節
問題158 骨折固定の目的で誤っているのはどれか。
- 骨癒合の促進
- 再転位の防止
- 患部の安静保持
- 関節拘縮の防止
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4.関節拘縮の防止
問題159 温熱療法の適応はどれか。
- 関節拘縮
- 急性炎症
- 皮膚腫瘍
- 感覚障害
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1.関節拘縮
問題160 関節の靭帯損傷第1度にみられないのはどれか。
- 圧痛
- 腫脹
- 機能障害
- 不安定性
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4.不安定性
問題161 肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。
- 体部の骨折は大きな転位を示す。
- 直達外力が主要な原因である。
- 肋骨骨折の合併を考慮する。
- 腱板損傷と類似の症状を呈する。
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1.体部の骨折は大きな転位を示す。
問題162 鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
- 小児では第三骨片が多発する。
- 介達外力によって多発する。
- 大胸筋の牽引で短縮転位する。
- 整復位固定保持が困難である。
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1.小児では第三骨片が多発する。
問題163 誤っている組合せはどれか。
- 上腕骨骨幹部骨折 ─── ハンギングキャスト
- 外傷性股関節脱臼 ─── コッヘル法
- 胸腰椎移行部圧迫骨折 ─── ベーラー法
- 頸椎脱臼骨折 ─── ダーメンコルセット
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4.頸椎脱臼骨折 ─── ダーメンコルセット
問題164 伸展型モンテギア骨折で誤っているのはどれか。
- 小児より成人に多くみられる。
- 橈骨輪状靭帯の損傷を伴う。
- 橈骨頭は前外方に脱臼する。
- 橈骨神経麻痺を後遺する。
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1.小児より成人に多くみられる
問題165 ガレアッチ(Galeazzi)骨折で誤っているのはどれか。
- 橈骨は骨幹部で骨折する。
- 骨折部は掌側へ屈曲する。
- 遠位橈尺関節が脱臼する。
- 橈骨神経麻痺が多くみられる。
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4.橈骨神経麻痺が多くみられる。
問題166 橈骨骨幹部が円回内筋付着部の遠位で骨折している場合、正しい固定肢位はどれか。

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3
問題167 上腕骨顆上伸展型骨折で誤っているのはどれか。
- 骨折線は前方から後上方に走行する。
- 肘関節後方脱臼の外観と類似する。
- 肘関節屈曲70~80度に固定する。
- 後遺症に内反肘変形がある。
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3.肘関節屈曲70~80度に固定する。
問題168 誤っている組合せはどれか。
- ペルテス病 ─── 膝蓋骨
- 第1ケーラー病 ─── 足舟状骨
- 第2ケーラー病 ─── 第2中足骨
- キーンベック病 ─── 月状骨
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1.ペルテス病 ─── 膝蓋骨
問題169 手の舟状骨骨折で誤っているのはどれか。
- 手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
- 手関節の橈背屈で痛みは軽減する。
- snuffbox部の圧痛を認める。
- 阻血性壊死の発生頻度が高い。
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2.手関節の橈背屈で痛みは軽減する
問題170 ベンネット骨折で正しいのはどれか。
- 第1中手骨基底部橈側面の脱臼骨折である。
- 遠位骨片は大菱形骨と正常な位置関係を保つ。
- 近位骨片は橈側に転位する。
- 長母指外転筋によって再転位する。
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4.長母指外転筋によって再転位する。
問題171 中手骨頸部骨折で誤っているのはどれか。
- 背側凸の屈曲転位を示す。
- 第4・5中手骨に好発する。
- 中手指節関節伸展位で整復する。
- 固定は中手指節関節を屈曲位とする。
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3.中手指節関節伸展位で整復する。
問題172 中節骨骨幹部が浅指屈筋腱付着部の近位で骨折している場合、最も適切な固定肢位はどれか。

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1
問題173 肩関節脱臼の組合せで誤っているのはどれか。
- 前方脱臼 ─── 烏口下脱臼
- 後方脱臼 ─── 肩峰下脱臼
- 下方脱臼 ─── 棘下脱臼
- 上方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
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3.下方脱臼 ─── 棘下脱臼
問題174 誤っている組合せはどれか。
- 肩関節前方脱臼 ─── 上腕骨大結節骨折
- 肘関節後方脱臼 ─── 肘頭骨折
- 股関節中心性脱臼 ─── 寛骨臼骨折
- 足関節前方脱臼 ─── 脛骨前縁部骨折
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2.肘関節後方脱臼 ─── 肘頭骨折
問題175 月状骨脱臼で正しいのはどれか。
- 高齢者に好発する。
- 手関節の過度伸展で発生する。
- 背側脱臼が多発する。
- 合併症に橈骨神経損傷がある。
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2.手関節の過度伸展で発生する
問題176 第1中手指節関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 掌側脱臼より背側脱臼が多い。
- 種子骨が嵌入したものを垂直脱臼という。
- 水平脱臼の徒手整復は困難である。
- 掌側脱臼は階段状変形を呈する。
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2.種子骨が嵌入したものを垂直脱臼という
問題177 棘上筋損傷の症状で正しいのはどれか。
- 外転160~180度の運動時痛
- 肩甲骨の挙上不能
- ドロップアーム徴候陽性
- 小結節部の限局性圧痛
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3.ドロップアーム徴候陽性
問題178 指の損傷と症状との組合せで誤っているのはどれか。
- 正中索断裂 ─── ボタン穴変形
- 側副靭帯損傷 ─── スワンネック変形
- 深指屈筋腱断裂 ─── DIP関節自動屈曲不能
- 終止腱断裂 ─── 槌指変形
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4.終止腱断裂 ─── 槌指変形
問題179 図のテスト法で橈骨側方部の疼痛が増強した。該当する腱はどれか。

- 長母指外転筋腱・短母指伸筋腱
- 長橈側手根伸筋腱・長母指外転筋腱
- 短橈側手根伸筋腱・長母指伸筋腱
- 長母指伸筋腱・短母指外転筋腱
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1.長母指外転筋腱・短母指伸筋腱
問題180 腰椎の圧迫骨折の症状はどれか。
- 間欠性跛行がみられる。
- 疼痛性側彎が著名である。
- 腰椎棘突起に著名な叩打痛がある。
- 下肢伸展挙上テストが強い陽性である。
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3.腰椎棘突起に著名な叩打痛がある
問題181 剥離骨折の部位と関与する筋との組合せで正しいのはどれか。
- 腸骨稜 ─── 大腿二頭筋長頭
- 上前腸骨棘 ─── 外腹斜筋
- 下前腸骨棘 ─── 大腿直筋
- 坐骨結節 ─── 縫工筋
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4.坐骨結節 ─── 縫工筋
問題182 大腿骨小転子骨折の診断に用いるテストはどれか。
- ルドルフテスト(Ludlofftest)
- トーマステスト(Thomastest)
- ニュートンテスト(Newtontest)
- パトリックテスト(Patricktest)
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1.ルドルフテスト(Ludlofftest)
問題183 膝蓋骨に多くみられる骨折型はどれか。

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4
問題184 腓骨頭骨折の後で足関節と足指の伸展が障害された。最も考えられる合併症はどれか。
- 腓腹神経麻痺
- 総腓骨神経麻痺
- 脛骨神経麻痺
- 坐骨神経麻痺
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2.総腓骨神経麻痺
問題185 スポーツ障害で最も起こりにくいのはどれか。
- 野球による上腕骨内側顆炎
- テニスによる上腕骨外側上顆炎
- マラソンによる第3中足骨骨幹部疲労骨折
- スノーボードによる距骨頸部疲労骨折
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4.スノーボードによる距骨頸部疲労骨折
問題186 膝蓋骨側方脱臼で正しいのはどれか。
- 高齢者に多発する。
- 内側脱臼が多発する。
- 要因にマルアライメントがある。
- 多くは随意性脱臼に移行する。
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3.要因にマルアライメントがある。
問題187 距腿関節脱臼の症状で誤っているのはどれか。
- 外側脱臼は内果が突出してみえる。
- 内側脱臼は足部が内反位を呈する。
- 後方脱臼は前足部が短縮してみえる。
- 前方脱臼は足関節が屈曲位を呈する。
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4.前方脱臼は足関節が屈曲位を呈する
問題188 図のトーマステスト(Thomastest)でみられる拘縮はどれか。

- 左股関節伸展拘縮
- 左股関節屈曲拘縮
- 右股関節伸展拘縮
- 右股関節屈曲拘縮
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4.右股関節屈曲拘縮
問題189 膝半月損傷で誤っているのはどれか。
- 半月の嵌頓によってロッキングが起こる。
- 断裂の程度によって荷重痛が著しい。
- 関節血腫を生じる。
- ラックマンテスト陽性となる。
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4.ラックマンテスト陽性となる。
問題190 アキレス腱断裂の好発部位はどれか。

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c
問題191 前距腓靭帯損傷時の圧痛点はどれか。

- a
- b
- c
- d
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1.a
問題192
24歳の男性。泥酔状態で転倒し右肩関節の受傷を主訴として来院した。肩関節前方脱臼と判断しコッヘル法で徒手整復した。整復感とともに脱臼の固有症状ならびに疼痛は消失したが、肩関節自動外転力が弱く、図の部位に感覚脱失領域を確認した。考えられる神経損傷はどれか。

- 副神経
- 腋窩神経
- 肩甲背神経
- 長胸神経
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2.腋窩神経
問題193
5歳の男児。鉄棒から落下して左肘を受傷した。初診時、左肘の変形、腫脹および異常可動性を確認し、徒手整復操作を数回行った。その直後、母指と示指の屈曲が不能で、中指の屈曲力も低下していた。考えられる神経損傷はどれか。
- 正中神経
- 尺骨神経
- 筋皮神経
- 橈骨神経
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1.正中神経
問題194
20歳の男性。握りこぶしで板を叩き、手背に腫脹を呈し来院した。こぶしを握らせると疼痛を訴え、第5中手骨骨頭隆起が消失していた。骨折と判断して整復を行った。固定肢位はどれか。
- MP関節伸展位、IP関節伸展位
- MP関節伸展位、IP関節屈曲位
- MP関節屈曲位、IP関節伸展位
- MP関節屈曲位、IP関節屈曲位
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4.MP関節屈曲位、IP関節屈曲位
問題195
30歳の男性。長期間にわたり腎透析を受けていたが、最近になって小さなものをつまみづらくなったと訴えて来院した。手関節を強く屈曲すると手掌、特に母指側に疼痛としびれ感が増加した。また、母指球筋に萎縮があり、母指の対立運動が障害されていた。考えられる障害はどれか。
- ギヨン管症候群
- 手根管症候群短母指外転筋断裂
- 母指内転筋拘縮
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2.手根管症候群
問題196
40歳の農家の主婦。ミカンの収穫でハサミを長時間使用した後で利き手の母指掌側の中手指節関節付近に母指の屈伸運動時の疼痛とひっかかり感を訴えて来院した。触診すると掌側第1中手指節関節付近に屈伸運動につれて移動する腫瘤状の膨隆を認めた。発赤や腫脹は認められず、他指に異常はなかった。最も考えられる障害はどれか。
- リウマチ性腱鞘炎
- ド・ケルバン病
- 弾発指
- 種子骨の骨折
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3.弾発指
問題197
11歳の男児。身長150cm、体重80kg。3週前柔道の練習中に払い腰をかけて転倒した。その後、大腿部から膝部にかけて運動痛が生じ、最近、股関節内旋時に疼痛が著しい。最も考えられるのはどれか。
- 大腿骨骨頭すべり症
- 股関節脱臼
- 大腿骨頸部骨折
- ペルテス病
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1.大腿骨骨頭すべり症
問題198
18歳の男子。バスケットボールの練習中に相手の足と交錯して転倒し、右膝に受傷して起立歩行困難となり、右膝前内側部の圧痛と運動痛を訴えて直ちに来院した。膝関節の伸展運動に制限があるため、軽度屈曲位で内・外転運動を試みると、外転運動で側方動揺による不安定性と同時に関節内側裂隙部に激痛が出現した。さらに膝関節直角位では脛骨の前方への動揺性が認められた。最も考えられる損傷部位はどれか。なお、図は膝関節の横断模式図である。

- 1 、2、 3
- 1 、2 、4
- 3 、5、 6
- 4、 5、 6
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4.4、 5、 6
問題199
16歳の女子。バスケットボール練習中、右膝関節を外転し内側側副靭帯を損傷した。膝関節軽度屈曲位で患部に圧迫包帯を行い、さらに大腿上部から足部までのクラーメル副子固定を施行した。初期の指導管理事項として誤っているのはどれか。
- 患部下肢の高挙
- ベッド上の下肢外旋位保持
- 足背動脈拍動の確認
- 松葉杖による免荷歩行
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2.ベッド上の下肢外旋位保持
問題200
30歳の女性。デパートの店員。1年前にスキーによる左下腿骨骨折で保存療法の既往歴がある。就眠時や起床時に異常はないが、最近就労中、時間の経過とともに左足底から足指底部にかけて放散する灼熱痛、圧痛および感覚異常などが出現し、長時間の立位や歩行によって疼痛が増強すると訴えて来院した。足指部に腫脹や浮腫はなく、足関節のROMは正常である。踵骨や足底アーチ部分に異常はないが、第3・4中足骨骨頭足底部付近に微小な腫瘤と圧痛が存在する。最も考えられる疾患はどれか。
- 足根管症候群
- 足底腱膜炎
- モートン病
- 第2ケーラー病
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2.足底腱膜炎
第9回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 高齢者に少ない骨折はどれか。
- コーレス骨折
- 大腿骨頸部骨折
- 上腕骨骨幹部骨折
- 脊椎圧迫骨折
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3.上腕骨骨幹部骨折
問題152 骨損傷の組合せで正しいのはどれか。
a.剪断骨折 ─── 螺旋状骨折
b.屈曲骨折(第1型) ─── 骨片骨折
c.圧迫骨折 ───楔合骨折
d.捻転骨折 ─── 斜骨折
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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c.圧迫骨折 ───楔合骨折
問題153 骨折の癒合速度に好適な条件はどれか。
- 噛合骨折
- 関節包内骨折
- 骨折端が広く離開している場合
- 骨折端の接触面積が少ない場合
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1.噛合骨折
問題154 骨折徒手整復で誤っているのはどれか。
a.可及的早期に整復する。
b.解剖学的整復を目指す。
c.関節内粉砕骨折には適応である。
d.複雑骨折には適応である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題155 スポーツ現場の軟部組織損傷に対する基本的な応急処置で正しいのはどれか。
- 安静・温罨法・圧迫・挙上
- 安静・温罨法・牽引・挙上
- 安静・冷却・圧迫・挙上
- 安静・冷却・牽引・挙上
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3.安静・冷却・圧迫・挙上
問題156 手技療法の開始と終了の際に用いる手技はどれか。
- 軽擦法
- 揉捏法
- 振戦法
- 叩打法
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1.軽擦法
問題157 物理療法と禁忌との組合せで正しいのはどれか。
a.アイスパック ─── ペースメーカーを使用する患者
b.ホットパック ───拘縮のある患者
c.赤外線 ─── 急性炎症のある患者
d.超短波 ─── 体内に金属片のある患者
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題158 脱臼の整復障害でないのはどれか。
- 関節包が損傷されている。
- 種子骨が嵌入している。
- 関節窩縁の骨折を合併している。
- 関節内血腫で関節包が拡張している。
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1.関節包が損傷されている。
問題159 誤っている組合せはどれか。
- 病的骨折 ─── 骨腫瘍
- 肩腱板損傷 ─── 三角筋損傷
- 偽関節 ─── 上腕骨外顆骨折
- 内反肘 ─── 上腕骨顆上骨折
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2.肩腱板損傷 ─── 三角筋損傷
問題160 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- 介達痛が著名である。
- 骨片転位が著明である。
- 自然気胸を合併する。
- 偽関節を後遺する。
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1.介達痛が著名である。
問題161 鎖骨骨折で正しいのはどれか。
- 高齢者の発生頻度が高い。
- 小児の骨折は複合骨折の発生頻度が高い。
- 外側端骨折は骨癒合が良好である。
- 後遺症として変形治癒の発生頻度が高い。
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4.後遺症として変形治癒の発生頻度が高い。
問題162 上腕骨外科頸噛合骨折で正しいのはどれか。
- 肩関節自動運動は不能である。
- 上腕内側の皮下出血が多い。
- 高齢者では6週固定する。
- 骨癒合は不良である。
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3.高齢者では6週固定する。
問題163 転位著名な上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
- ヒューター線は上腕骨に対し偏位しやすい。
- 遠位骨片は前方に転位する。
- 関節可動域制限が起こりにくい。
- 尺骨神経損傷を生じやすい。
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1.ヒューター線は上腕骨に対し偏位しやすい。
問題164 上腕骨外顆骨折で誤っているのはどれか。
- 上腕骨遠位端部骨折では顆上骨折の次に多い。
- Pulloff型とPushoff型の機序で発生する。
- 回転転位は前腕屈筋群の牽引作用による。
- 遅発性尺骨神経麻痺の原因になる。
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3.回転転位は前腕屈筋群の牽引作用による。
問題165 コーレス骨折で正しいのはどれか。
- 背側転位が強いと銃剣状変形を呈する。
- 小児では粉砕骨折となりやすい。
- 腫脹は手背手指にまで及ぶ。
- 近位橈尺関節脱臼を合併しやすい。
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3.腫脹は手背手指にまで及ぶ。
問題166 ベンネット骨折はどれか。

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3
問題167 大腿骨頸部内側骨折で正しいのはどれか。
a.高齢者に多い。
b.骨頭陥没を合併する。
c.関節包外の骨折である。
d.骨頭に循環障害が生じる。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題168 大腿骨骨幹部上1/3骨折で誤っているのはどれか。
- 近位骨片の屈曲転位 ─── 腸腰筋
- 近位骨片の外転転位 ─── 中・小殿筋
- 遠位骨片の内上方転位 ─── 大内転筋
- 遠位骨片の短縮転位 ─── 大腿方形筋
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4.遠位骨片の短縮転位 ─── 大腿方形筋
問題169 下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
a.疲労骨折を起こしやすい。
b.上・中1/3境界部での骨折が多い。
c.小児では腓骨骨折が多い。
d.反張下腿の変形を残しやすい。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題170 踵骨骨折で誤っているのはどれか。
- 高所からの飛び降りで発生する。
- ベーラー角は減少する。
- 骨癒合後に壊死を起こしやすい。
- 脊椎圧迫骨折を合併しやすい。
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3.骨癒合後に壊死を起こしやすい。
問題171 中足骨骨折で正しいのはどれか。
a.骨幹部骨折は直達外力によることが多い。
b.第5中足骨基底部骨折は足の強い内がえしによって起こる。
c.第5中足骨基底部骨折は長腓骨筋付着部の牽引力による。
d.第3中足骨中央部での疲労骨折はジョーンズ骨折である。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題172 顎関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
- 関節包が断裂している。
- 関節頭は頬骨弓下にある。
- 弾発性抵抗を示す。
- 整復法にヒポクラテス法がある。
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1.関節包が断裂している。
問題173 鎖骨脱臼で正しいのはどれか。
- 胸鎖関節脱臼は下方脱臼を起こしやすい。
- 肩鎖関節脱臼は前方脱臼を起こしやすい。
- 鳥口鎖骨靭帯が断裂すれば第3度損傷である。
- 両端の脱臼は複雑脱臼である。
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3.鳥口鎖骨靭帯が断裂すれば第3度損傷である。
問題174 外傷性肩関節前方脱臼で最も起こりやすい合併症はどれか。
- 鳥口突起骨折
- 上腕骨大結節骨折
- 橈骨神経損傷
- 上腕二頭筋長頭断裂
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2.上腕骨大結節骨折
問題175 外傷性肩関節後方(肩峰下)脱臼で正しいのはどれか。
- 肩関節に外転力が働き発生する。
- 下垂外旋位で弾発性固定される。
- 脱臼を見逃しやすい。
- 外観上肩峰は突出する。
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4.外観上肩峰は突出する。
問題176 外傷性両前腕骨後方脱臼で起こりにくいのはどれか。
- 橈骨頭骨折
- 肘頭骨折
- 尺骨鈎状突起骨折
- 上腕骨外顆骨折
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2.肘頭骨折
問題177 月状骨脱臼で正しいのはどれか。
- 月状骨が背側に脱臼する。
- 手関節は軽度橈屈している。
- 橈骨神経損傷を合併する。
- 手関節を掌屈位で固定する。
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4.手関節を掌屈位で固定する。
問題178 外傷性股関節前方(恥骨下)脱臼肢位はどれか。

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4
問題179 外傷性股関節脱臼の後療法で誤っているのはどれか。
- 2~3週は患部を安静にする。
- 等尺性運動は整復後数日より開始する。
- 運動療法は自動運動を主体とする。
- 関節拘縮予防には早期荷重が重要である。
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4.関節拘縮予防には早期荷重が重要である。
問題180 反復性膝蓋骨脱臼で誤っているのはどれか。
- 思春期の女性に多い。
- 外傷性の要因で起こる。
- 大腿骨外側顆の低形成を認める。
- 大腿四頭筋強化訓練は有効である。
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2.外傷性の要因で起こる。
問題181 リスフラン(足根中足)関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 外側脱臼は足外縁に第5中足骨基底部が突出する。
- 内側脱臼は足内縁に第1中足骨基底部が突出する。
- 底側脱臼は足底部に足根骨遠位部が突出する。
- 背側脱臼は前足部が短縮してみえる。
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3.底側脱臼は足底部に足根骨遠位部が突出する。
問題182 第2指伸展位でDIP関節に屈曲が強制されて発生した伸筋腱付着部の剥離骨折による手指変形はどれか。

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3
問題183 アキレス腱断裂の症状で正しいのはどれか。
- 足関節の自動底屈ができる。
- 足関節を背屈するとアキレス腱が緊張する。
- つま先立ちができる。
- 下腿三頭筋をつかむと足関節が底屈する。
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1.足関節の自動底屈ができる。
問題184 外脛骨による疼痛と最も鑑別を要する部位の捻挫はどれか。
- リスフラン関節
- ショパール関節
- 距踵関節
- 距腿関節
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2.ショパール関節
問題185 骨折好発部位で正しい組合せはどれか。
- 頸椎椎体圧迫骨折 ─── 第1・2頸椎
- 鎖骨骨折 ─── 内・中1/3境界部
- 肋骨骨折 ─── 第2・3肋骨
- 中手骨骨折 ─── 第4・5中手骨
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4.中手骨骨折 ─── 第4・5中手骨
問題186 骨折と骨片転位に関与する筋との組合せで正しいのはどれか。
a.肩甲骨上角骨折 ─── 肩甲挙筋
b.肘頭骨折 ─── 上腕二頭筋
c.上前腸骨棘剥離骨折 ─── 大腿直筋
d.膝蓋骨骨折 ─── 大腿四頭筋
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題187 骨折に伴う神経障害で最も頻度の低い組合せはどれか。2つ選べ。
- 投球骨折 ─── 手関節掌屈運動不能
- 上腕骨顆上骨折 ─── 手第1・2指対立運動不能
- モンテギア骨折 ─── 手第5指内転運動不能
- 股関節後方脱臼骨折 ─── 足第1指背屈運動不能
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1.投球骨折 ─── 手関節掌屈運動不能
3.モンテギア骨折 ─── 手第5指内転運動不能
問題188 障害と圧痛部位との組合せで誤っているのはどれか。
- 上腕二頭筋長頭腱損傷 ─── 大結節部
- テニス肘 ─── 前腕伸筋起始部
- 手舟状骨骨折 ─── スナッフボックス部
- 弾発指 ─── MP関節掌側部
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1.上腕二頭筋長頭腱損傷 ─── 大結節部
問題189 マーデルング変形で誤っているのはどれか。
- 思春期の女性にみられる。
- 橈骨遠位端部の発育障害による。
- 尺骨遠位端は掌側に脱臼する。
- 手関節部は銃剣状変形を呈する。
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3.尺骨遠位端は掌側に脱臼する。
問題190 膝関節部の損傷で正しいのはどれか。
- 膝蓋骨骨折では縦骨折が起こりやすい。
- 膝蓋骨脱臼では内側脱臼が起こりやすい。
- 側副靭帯損傷では外側側副靭帯断裂が起こりやすい。
- 十字靭帯損傷では前十字靭帯断裂が起こりやすい。
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4.十字靭帯損傷では前十字靭帯断裂が起こりやすい。
問題191
22歳の男性。運送業。右利きで小・中学校時代は野球のピッチャーとして活躍した。19歳のときに転倒して、右肩関節脱臼を起こし、整復して2週の包帯固定をした。21歳のときにも脱臼を繰り返し、3回整復固定を行った。最近、肘をつきテレビを見たり、寝返りを打ったりする際に右肩の不安定感が強くなり、仕事にも支障をきたすため来所した。徒手検査で、右肩の前方不安定感を認めるも下方不安定感はなかった。左肩には症状は認めず、その他特記事項はない。2つ選べ。
- 動揺肩(looseshoulder)
- 肩腱板断裂
- 陳旧性肩鎖関節脱臼
- 反復性肩関節脱臼
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1.動揺肩(looseshoulder)
4.反復性肩関節脱臼
問題192 20歳の男性。右肘関節の外反を強制され、肘関節の外反動揺性を生じた。最も考えられる損傷を受けた靭帯はどれか。
- 橈骨輪状靱帯
- 内側側副靭帯(前斜線維)
- 内側側副靭帯(後斜線維)
- 内側側副靭帯(横斜線維)
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2.内側側副靭帯(前斜線維)
問題193
17歳の男子。柔道の試合中内股をかけられ右手掌をついて防いだとき受傷した。肘部の疼痛を訴え肘関節は軽度屈曲位で自動運動は不能であった。他動的に屈曲を試みたが弾発性に固定が認められた。本症に対する整復後の治療で誤っているのはどれか。
- 腫脹を軽減させるためアイシングを行う。
- 上腕骨近位端から手関節まで金属副子固定を行う。
- 肘関節鋭角屈曲位、前腕中間位で三角筋にて堤肘する。
- 固定中も肩・指関節の運動を行うよう指導する。
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3.肘関節鋭角屈曲位、前腕中間位で三角筋にて堤肘する。
問題194
8歳の女子。遊技中に左手掌をついて転倒し、肘部の疼痛を訴えて来所した。肘の外側部に腫脹がある。肘関節の屈伸はやや可能であるが、伸展時および前腕回旋時に疼痛を訴えた。左肘外反は右側よりやや大であった。最も考えられるのはどれか。
- 肘内障
- モンテギア骨折
- 橈骨頸部骨折
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
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3.橈骨頸部骨折
問題195
22歳の男性。1か月前、スキーで滑走中にストックを握ったまま転倒し右手第1指を負傷した。そのまま放置していたが、つまみや握りの動作が不自由なので来所した。右手第1指MP関節部に著明な腫脹と運動制限は認めないが、橈側方向への動揺性を認める。最も考えられるのはどれか。
- 陳旧性第1指MP関節背側脱臼
- 第1中手骨頸部骨折
- 第1指弾発指
- 第1指MP関節尺側側副靭帯断裂
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4.第1指MP関節尺側側副靭帯断裂
問題196
45歳の男性。交通事故で負傷した。右股関節が軽度屈曲、内転、内旋位をとり、大転子はやや高位で、患肢の短縮を認めた。また股関節は弾発性固定を示した。下腿外側面に感覚異常を認め足関節の背屈が不能であった。最も考えられるのはどれか。
- 股関節前方脱臼
- 股関節後方脱臼
- 大腿骨骨頭骨折
- 大腿骨頸部骨折
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2.股関節後方脱臼
問題197
45歳の男性。交通事故で負傷した。右股関節が軽度屈曲、内転、内旋位をとり、大転子はやや高位で、患肢の短縮を認めた。また股関節は弾発性固定を示した。下腿外側面に感覚異常を認め足関節の背屈が不能であった。損傷している神経はどれか。
- 上殿神経
- 大腿神経
- 閉鎖神経
- 坐骨神経
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4.坐骨神経
問題198
20歳の男性。テニスの試合中、足を踏ん張ったとき右足部の内がえしを強制され、右足関節部の疼痛を主訴として来所した。患肢の荷重歩行可能、右足関節外果の前方に限局した腫脹、圧痛を認める。足関節内がえし運動で疼痛増強、内がえし強制で距骨と外果との間がわずかに離開し、距骨の前方動揺性が認められた。最も考えられるのはどれか。
- 第5中足骨基底部骨折
- 前距腓靭帯断裂
- 腓骨筋腱脱臼
- 踵腓靭帯付着部剥離骨折
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2.前距腓靭帯断裂
問題199
85歳の女性。夜間にトイレへ行こうとしたとき、足が滑ってしりもちをついた。翌朝から背部痛を訴えるようになって来所した。骨粗鬆症の治療で近くの病院に通院しているとのことであった。第1腰椎部に叩打痛を訴え、脊柱起立筋群の緊張が著明であった。病院でのエックス線検査の結果、第1腰椎の骨折と診断された。最も考えられるのはどれか。
- 椎弓部骨折
- 横突起(肋骨突起)骨折
- 棘突起骨折
- 椎体骨折
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4.椎体骨折
問題200
25歳の男性。サンダル履きでつまずき左足の第1指を過度に背屈して損傷した。第1指MP関節は過伸展位、IP関節は屈曲位でZ字型の変形を呈している。第1中足骨頭部が足底面で触知できる。この損傷の治療で正しいのはどれか。
a.MP関節を捻転して整復する。
b.軟部組織の嵌入で徒手整復困難となる。
c.下腿下部から第1指まで副子固定する。
d.後療法は第1指の伸展運動から始める。
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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3.b、c
第10回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 病的骨折を起こしやすいのはどれか。
a.くる病 b.骨粗鬆症 c.軟骨発育不全症 d.ムコ多糖症
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題152 疲労骨折を起こしにくいのはどれか。
- 肋骨
- 脛骨
- 距骨
- 中足骨
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3.距骨
問題153 関節内骨折はどれか。
- コーレス骨折
- ボクサー骨折
- スミス骨折
- ショウフアー骨折
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4.ショウフアー骨折
問題154 小児骨折の特徴で誤っているのはどれか。
- 変形に対する自然矯正カが強い。
- 不全骨折になりやすい。
- 関節拘縮を起こしやすい。
- 骨癒合が早い。
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3.関節拘縮を起こしやすい
問題155 無腐性骨壊死を起こしやすいのはどれか。
- 上腕骨外科頸骨折
- 前腕骨骨幹部骨折
- 舟状骨中央骨折
- 大腿骨転子部骨折
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3.舟状骨中央骨折
問題156 外傷性脱臼について正しいのはどれか。
- 弾発性固定は固有症状である。
- 反復性脱臼は股関節に多く発生する。
- 複雑脱臼は2か所以上の関節が脱臼する。
- 直達性脱臼より介達性脱臼が多い。
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1.弾発性固定は固有症状である
4.直達性脱臼より介達性脱臼が多い
問題157 正しい組合せはどれか。
- 肩関節後方脱臼 ─── 頸神経叢損傷
- 肩鎖関節上方脱臼 ─── 腋裔神経損傷
- 肘関節後方脱臼 ─── 橈骨神経損傷
- 膝蓋骨垂直脱臼 ─── 脛骨神経損傷
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3.肘関節後方脱臼 ─── 橈骨神経損傷
問題158 顎関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 若年男子に多い。
- 弾発性固定位からの開口はできない。
- 片側脱臼の頤部は患側に偏位する。
- 外側翼突筋は関節頭を固定する。
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4.外側翼突筋は関節頭を固定する。
問題159 肋骨骨折で正しいのはどれか
- 第1肋骨での発生頻度が高い。
- 幼児では発生頻度が低い。
- 骨片転位が著明である。
- 胸膜損傷を合併することが多い。
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2.幼児では発生頻度が低い。
問題160 胸鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 上方脱臼の頻度が高い。
- 患側の肩が下垂する。
- 頭部が患側に傾く。
- 上肢外転が制限される。
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1.上方脱臼の頻度が高い
問題161 脊椎椎体圧迫骨折で誤っているのはどれか。
- 胸腰椎移行部に多い。
- 椎体は楔状を呈することが多い。
- 脊髄損傷の合併は少ない。
- 前屈位ギプス固定を行う。
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4.前屈位ギプス固定を行う
問題162 鎖骨骨折の後遺症でないのはどれか。
- 偽関節
- 変形治癒
- 肩甲上神経麻痺
- 外傷性関節症
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3.肩甲上神経麻痺
問題163 肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。
- 骨体部骨折は縦骨折の頻度が高い。
- 骨体部骨折の骨片転位は小さい。
- 上角骨折の骨片は内上方に転位する。
- 合併症に肋骨骨折がある。
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1.骨体部骨折は縦骨折の頻度が高い
問題164 転位のある上腕骨外科頚外転型骨折で正しいのはどれか。
- 遠位骨片骨軸は前内方に偏位する。
- 三角筋部の膨隆が消失する。
- 固定肢位は当初から外転位とする。
- 肩関節外転位拘縮を残す頻度が高い。
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1.遠位骨片骨軸は前内方に偏位する
問題165 図に示す手関節部の骨折で誤っているのはどれか。

- 外観はスミス骨折に類似する。
- 整復は前腕回外位で末梢牽引する。
- 整復後の骨片安定性が悪い。
- 固定肢位は手関節軽度掌屈位とする。
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2.整復は前腕回外位で末梢牽引する
問題166 左手の損傷治癒後、指を屈曲したときに図のような変形がみられた。最も考えられるのはどれか。

- 第4中手骨骨幹部骨折
- 第4指中央索断裂
- 第4指末節骨基部剥離骨折
- 第5中手骨頸部骨折
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1.第4中手骨骨幹部骨折
問題167 誤っている組合せはどれか。
- 中手骨頸部骨折 ─── 掌側凸変形
- 中手骨骨幹部骨折 ─── 背側凸変形
- ベンネット骨折 ─── 内転屈曲変形
- 基節骨骨幹部骨折 ─── 掌側凸変形
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1.中手骨頸部骨折 ─── 掌側凸変形
問題168 肩鎖関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 変形を残すことが多い。
- 肩関節内旋制限を残すことが多い。
- 鎖骨骨折の合併はまれである。
- 保存療法の固定は4~8週行う。
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2.肩関節内旋制限を残すことが多い。
問題169 肘関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 青壮年者に多発する。
- 肘頭高位を認める。
- 軽度屈曲で弾発固定される。
- 上腕二頭筋腱が索状に触れる。
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4.上腕二頭筋腱が索状に触れる
問題170 肘内障について誤っているのはどれか。
- 6~7歳の小児に起こりやすい。
- 橈骨頭が橈骨輪状靭帯から逸脱した状態である。
- 整復確認の一つにクリック音がある。
- 自然整復されるものがある。
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1.6~7歳の小児に起こりやすい。
問題171 第1手根中手関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 中手骨部の過度の屈曲や側屈が強制されて起こる。
- 脱臼部が掌側または背側に突出する。
- 手関節から末節までの範囲を固定する。
- 固定期間は1週とする。
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4.固定期間は1週とする。
問題172 誤っている組合せはどれか。
- 肩鎖関節上方脱臼 ─── 肩鎖靭帯損傷
- 肘関節後方脱臼 ─── 関節包後面断裂
- 橈骨頭前方脱臼 ─── 橈骨輪状靭帯損傷
- 遠位橈尺関節脱臼 ─── 関節円板損傷
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2.肘関節後方脱臼 ─── 関節包後面断裂
問題173 誤っているのはどれか。
- 下前腸骨棘剥離骨折は縫工筋が関与する。
- 腸骨稜剥離骨折は外腹斜筋が関与する。
- デュベルニー骨折の転子果長は左右同じである。
- マルゲーヌ骨折の棘果長は左右同じである。
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1.下前腸骨棘剥離骨折は縫工筋が関与する。
問題174 右大腿骨頸部内側内転型骨折の下肢の肢位はどれか。

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4.
問題175 棘果長が短縮するのはどれか。
- 大腿骨大転子骨折
- 大腿骨頸部内側内転型骨折
- 膝蓋骨骨折
- 距骨骨折
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2.大腿骨頸部内側内転型骨折
問題176 大腿骨幹部上1/3の骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 下肢は外旋位を呈する。
- 近位骨片が外転する。
- 遠位骨片が外上方に転位する。
- 斜骨折の整復固定は容易である。
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1.下肢は外旋位を呈する。
2.近位骨片が外転する。
問題177 膝蓋骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 介達外力で縦骨折を起こす。
- 大腿四頭筋の作用で近位骨片が転位する。
- 保存療法の当初は膝関節伸展位で固定する。
- 脛骨神経麻痺を合併する。
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2.大腿四頭筋の作用で近位骨片が転位する。
3.保存療法の当初は膝関節伸展位で固定する。
問題178 脛骨外顆骨折で誤っているのはどれか。
- 関節内骨折である。
- 内反膝変形を起こす。
- 骨片は下後方に転位する。
- 後遺症に動揺関節がある。
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2.内反膝変形を起こす
問題179 下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 小児の場合は脛骨の若木骨折となりやすい。
- 直達外力による両骨骨折の骨折部位は同高位となる。
- 下腿後面中央部からMP関前手前まで固定する。
- 脛骨中・下1/3境界部横骨折の骨癒合は良好である。
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1.小児の場合は脛骨の若木骨折となりやすい。
2.直達外力による両骨骨折の骨折部位は同高位となる。
問題180 外傷性股関節脱臼の後遺症でないのはどれか。
- 坐骨神経麻痺
- 大腿骨骨頭壊死
- 変形性股関節症
- 外反股
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4.外反股
問題181 外傷性股関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 前方脱臼より発生頻度が高い。
- 大腿骨頭靭帯断裂を合併する。
- 股関節は伸展位を呈する。
- 大転子高位となる。
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3.股関節は伸展位を呈する
問題182 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。
- 内反膝は脱臼発生の要因である。
- 外側脱臼より内側脱臼の頻度が高い。
- 小児では反復性に移行しやすい。
- 膝関節屈曲位で容易に整復される。
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3.小児では反復性に移行しやすい。
問題183 膝関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
- 膝関節脱臼の中で最も発生頻度が高い。
- 膝関節に屈曲が強制され発生する。
- 十字靭帯の断裂を合併する。
- 膝窩動脈の断裂を伴うことが多い。
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2.膝関節に屈曲が強制され発生する
問題184 距腿関節脱臼について誤っている組合せはどれか。2つ選べ。
- 上方脱臼 ─── 足底から上方への突き上げ
- 側方脱臼 ─── 足部の過度外転強制
- 前方脱臼 ─── 足部の屈曲強制
- 後方脱臼 ─── 足部の伸展強制
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3.前方脱臼 ─── 足部の屈曲強制
4.後方脱臼 ─── 足部の伸展強制
問題185 肩腱板損傷で陽性になるのはどれか。
a.ヤーガソンテスト b.ライトテスト c.ペインフルアークサイン d.ドロップアームサイン
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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4.c、d
問題186 思春期の女性によくみられるのはどれか。
- デュピュイトレン拘縮
- ぱね指
- ヘバーデン結節
- マーデルング変形
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4.マーデルング変形
問題187 尻上がり現象を起こす拘縮筋はどれか。
- 外側広筋
- 中間広筋
- 内側広筋
- 大腿直筋
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4.大腿直筋
問題188 シンスプリントの好発部位はどれか。

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3
問題189 肉離れの好発部位はどれか。2つ選べ。

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2.3
問題190 三角靭帯の断裂を伴う骨折はどれか。
- コットン骨折
- チロー骨折
- デュピュイトレン骨折
- ポット骨折
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3.デュピュイトレン骨折
4.ポット骨折
問題191 16歳の男子・野球の素振り練習中、他の生徒が振ったバットが上腕中央の外側部に当たった。最も損傷されやすい神経はどれか。
- 筋皮神経
- 正中神経
- 尺骨神経
- 橈骨神経
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4.橈骨神経
問題192 30歳の男性。上腕中央部骨折で異常可動性が著明に認められるが軋轢音を呈さなかった。最も注意を要する後遺症はどれか。
- 骨化性筋炎
- 異所性骨化
- 偽関節
- 変形癒合
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3.偽関節
問題193 5歳の男子。午後6時頃、高さ約1mの鉄棒の上から転落し左肘関節伸展位で手掌をつき、疹痛を訴え来所した。初検症状では、肘関節前後径と横径とが健側より増大し、肘関節前面上方に小皮下出血斑を認めた。左手関節伸展、左第2~5指MP関節伸展および左母指橈側外転が不能だったが、ヒューター三角に乱れはなかった。橈骨動脈の拍動は触れ、他の手指の運動は可能で爪床圧迫は約1秒で色が戻った。整復操作で横径の左右差は解消されたが前後径は変化なく、肘関節は90度以上の屈曲が不能であったため、屈曲位で背側に金属副子を当て固定した。固定後の爪床圧迫では色の戻りに遅延は認めなかったので、近隣市街地(約20km離れている)にある整形外科へ行くようにといって帰した。初検時に麻痺を起こしていた神経はどれか。
- 橈骨神経
- 筋皮神経
- 正中神経
- 尺骨神経
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1.橈骨神経
問題194 5歳の男子。午後6時頃、高さ約1mの鉄棒の上から転落し左肘関節伸展位で手掌をつき、疹痛を訴え来所した。初検症状では、肘関節前後径と横径とが健側より増大し、肘関節前面上方に小皮下出血斑を認めた。左手関節伸展、左第2~5指MP関節伸展および左母指橈側外転が不能だったが、ヒューター三角に乱れはなかった。橈骨動脈の拍動は触れ、他の手指の運動は可能で爪床圧迫は約1秒で色が戻った。整復操作で横径の左右差は解消されたが前後径は変化なく、肘関節は90度以上の屈曲が不能であったため、屈曲位で背側に金属副子を当て固定した。固定後の爪床圧迫では色の戻りに遅延は認めなかったので、近隣市街地(約20km離れている)にある整形外科へ行くようにといって帰した。整復操作後に残っていると判断できる遠位骨片の転位はどれか。
- 橈側転位
- 尺側転位
- 前上方転位
- 後上方転位
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4.後上方転位
問題195 5歳の男子。午後6時頃、高さ約1mの鉄棒の上から転落し左肘関節伸展位で手掌をつき、疹痛を訴え来所した。初検症状では、肘関節前後径と横径とが健側より増大し、肘関節前面上方に小皮下出血斑を認めた。左手関節伸展、左第2~5指MP関節伸展および左母指橈側外転が不能だったが、ヒューター三角に乱れはなかった。橈骨動脈の拍動は触れ、他の手指の運動は可能で爪床圧迫は約1秒で色が戻った。整復操作で横径の左右差は解消されたが前後径は変化なく、肘関節は90度以上の屈曲が不能であったため、屈曲位で背側に金属副子を当て固定した。固定後の爪床圧迫では色の戻りに遅延は認めなかったので、近隣市街地(約20km離れている)にある整形外科へ行くようにといって帰した。同日午後9時、肘関節の疹痛を訴え再度来所した。橈骨動脈の拍動は微弱で手指の自動伸展が不能であり、屈曲している第3・4指を他動的に伸展すると前腕屈側に強い疼痛を訴えた。爪床部を圧迫したとき色が戻るのに約3秒かかった。整形外科に移送する前に、直ちに行うべき処置はどれか。
- 固定を除去して再度整復する。
- 固定を除去して安静にさせる。
- 固定のまま冷却する。
- 固定のまま安静にさせる。
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2.固定を除去して安静にさせる。
問題196 10歳の男子。ジャングルジムから落下し手掌を地面についた。図のような変形を呈して来所した。最も考えられるのはどれか。

- 橈骨骨幹部骨折
- 前腕両骨骨幹部骨折
- コーレス骨折
- スミス骨折
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2.前腕両骨骨幹部骨折
問題197 80歳の女性。風呂場で足を滑べらせ転倒した際、手関節掌屈にて手背をついて、手関節部の疼痛を訴え整形外科を受診し橈骨遠位部骨折と診断された。整復後は前腕回外位、手関節軽度伸展位でギプス固定された。最も考えられるのはどれか。
- 背側バートン骨折
- コーレス骨折
- 掌側バートン骨折
- スミス骨折
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4.スミス骨折
問題198 50歳の女性。手関節部橈側の疼痛を訴えて来所、軽度の腫脹および圧痛を認める。フィンケルスタインテストが陽性、ファーレンテスト陰性、弾発現象はない。最も考えられるのはどれか。
- ガングリオン
- 手根管症候群
- ド・ケルバン病
- 変形性手関節症
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3.ド・ケルバン病
問題199 18歳の男子。1か月前、柔道の試合中、大外刈りに対し体を反転し逃れた際、膝関節部を負傷した。本人は単なる捻挫と思い湿布をして様子をみていたが、膝関節不安定感を訴え来所した。A、Bの検査は陰性で、C、Dの検査は陽性であった。考えられるのはどれか。

a.内側側副靭帯損傷 b.内側半月損傷 c.後十字靭帯損傷 d.前十字靭帯損傷
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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2.a、d
問題200 40歳の女性。運動会のリレーで走っているとき、右踵の上方を後ろから蹴られたような感じを受け、走れなくなり来所した。右下腿部遠位後面に陥凹と圧痛とを認める。この損傷で正しいのはどれか。
- 爪先立ちは不能である。
- 足関節屈曲は不能である
- トンプソンテストは陰性である。
- 足関節伸展位で固定する。
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1.爪先立ちは不能である
第11回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 正しい組合せはどれか。
- 大腿骨頸部と骨幹部骨折 ─── 重複骨折
- 脛骨と腓骨との骨幹部骨折 ─── 多発骨折
- 上腕骨顆上と橈骨頸部骨折 ─── 複数骨折
- 尺骨上1/3部骨折と橈骨頭脱臼 ─── 複合骨折
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2.脛骨と腓骨との骨幹部骨折 ─── 多発骨折
問題152 長骨完全骨折と確定できないのはどれか。
- 限局性圧痛
- 異常可動性
- 軋轢音
- 変形
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1.限局性圧痛
問題153 徒手整復を適用しにくいのはどれか。
- 骨幹部螺旋骨折
- 骨幹部横骨折
- 骨端線離開(ソルター・ハリスⅡ型)
- 骨頭部剥離骨折
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4.骨頭部剥離骨折
問題154 皮下骨折の保存療法で最大の利点はどれか。
- 感染が少ない。
- 骨癒合期間が短い。
- 変形治癒が少ない。
- 関節拘縮が残りにくい。
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1.感染が少ない。
問題155 誤っている組合せはどれか。
- 多発肋骨骨折 ─── 奇異呼吸
- 右肋骨弓骨折 ─── 肝破裂
- 腰椎圧迫骨折 ─── 便秘
- 尾骨単独骨折 ─── 膀胱破裂
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4.尾骨単独骨折 ─── 膀胱破裂
問題156 偽関節が起こりにくいのはどれか。
- 大腿骨転子間骨折
- 手舟状骨骨折
- 脛骨中下1/3境界部骨折
- 前腕両骨骨幹部骨折
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1.大腿骨転子間骨折
問題157 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 縦骨折は骨折線が骨長軸と平行に走る。
- 複合骨折は近接部位に脱臼がある。
- ボタン穴機構は骨折整復の障害となる。
- 屈曲整復法は短縮転位の場合に用いる。
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1.縦骨折は骨折線が骨長軸と平行に走る。
4.屈曲整復法は短縮転位の場合に用いる。
問題158 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 外傷性脱臼では弾発固定がみられる。
- 外傷性脱臼は幼児に多く発生する。
- 複合脱臼では骨折を合併している。
- 単純脱臼とは皮下脱臼のことである。
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1.外傷性脱臼では弾発固定がみられる
4.単純脱臼とは皮下脱臼のことである。
問題159 外傷性肩関節脱臼の主な発生機序はどれか。
- 直達外力
- てこの作用
- 能動的筋作用
- 筋作用の不調和
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2.てこの作用
問題160 誤っているのはどれか。
- 反復性脱臼は外傷性脱臼に続発する。
- 習慣性脱臼では関節の形成不全を伴う。
- 随意性脱臼では意図的に脱臼できる。
- 陳旧性脱臼は1週以上経過したものである。
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4.陳旧性脱臼は1週以上経過したものである
問題161 捻挫で正しいのはどれか。
- 靱帯の完全断裂では関節の不安定性がある。
- 受傷時の肢位と逆方向に固定する。
- 弾発性固定がある。
- 直ちに運動療法を行う。
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1.靱帯の完全断裂では関節の不安定性がある。
2.受傷時の肢位と逆方向に固定する
問題162 脊椎圧迫骨折を生じやすい部位はどれか。
- 頸椎
- 上部胸椎
- 胸腰椎移行部
- 下部腰椎
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3.胸腰椎移行部
問題163 鎖骨若木骨折の症状でみられないのはどれか。
- 限局性圧痛
- 介達痛
- 上肢挙上障害
- 二次性転位
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4.二次性転位
問題164 上腕骨外科頸内転型骨折の症状で正しいのはどれか。
- 骨幹軸の骨折端部は内方へ向く。
- 遠位骨片は外転を呈する。
- 骨折部は前外方凸の変形を呈する。
- 肩峰と大結節との間隔は広くなる。
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3.骨折部は前外方凸の変形を呈する
問題165 上腕骨顆上屈曲型骨折で誤っているのはどれか
- 肘関節屈曲位で肘部をついて発生する。
- 骨折線は後方から前上方に走行する。
- 遠位骨片は前上方に転位する。
- 肘関節後方脱臼の外観と類似する。
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4.肘関節後方脱臼の外観と類似する
問題166 上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 青壮年期に多い。
- 肘関節伸展位で受傷する。
- 骨片は回転転位する。
- 橈骨神経の遅発性麻痺の原因になる。
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2.肘関節伸展位で受傷する
3.骨片は回転転位する。
問題167 円回内筋付着部より遠位での橈骨単独骨折で近位骨片の転位はどれか。
- 中間位
- 回内位
- 回外位
- 伸展位
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1.中間位
問題168 橈尺両骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力では同高位の骨折が多い。
- 円回内節付着部より近位骨折は前腕回外位で固定する。
- 前腕の回内外障害の原因に橋状仮骨がある。
- 整復後も筋力作用による再転位の可能性が大きい。
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1.介達外力では同高位の骨折が多い
問題169 モンテギア伸展型骨折で誤っているのはどれか。
- 尺骨は前外方凸の変形を呈する。
- 橈骨頭は前外方に脱臼する。
- 整復後の安定性が良好である。
- 肘関節屈曲位で固定する。
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3.整復後の安定性が良好である。
問題170 コーレス骨折の骨片転位で誤っているのはどれか。
- 背側転位
- 尺側転位
- 短縮転位
- 捻転転位
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2.尺側転位
問題171 膝関節部骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力による膝蓋骨骨折は横骨折となる。
- 大腿骨顆上伸展型骨折の遠位骨片は後方に転位する。
- 大腿骨内顆骨折は内反膝を呈する。
- 脛骨顆間隆起骨折ではラックマンテスト陽性が多い。
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2.大腿骨顆上伸展型骨折の遠位骨片は後方に転位する
問題172 下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力では屈側に楔状骨片を作る。
- 小児では脛腓両骨骨折となる。
- 前方凹変形になることが多い。
- 固定肢位は足関節背屈位とする。
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3.前方凹変形になることが多い
問題173 足根骨骨折で骨壊死を起こしやすいのはどれか。
- 距骨骨折
- 内側楔状骨骨折
- 立方骨骨折
- 踵骨骨折
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1.距骨骨折
問題174 顎関節前方脱臼で下顎頭の固定に関与しないのはどれか。
- 頬筋
- 咬筋
- 外側靱帯
- 外側翼突筋
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1.頬筋
問題175 肩関節脱臼で頻度の高いのはどれか。

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b
問題176 肩関節前方脱臼に合併しにくいのはどれか。
- 大結節骨折
- 関節窩縁骨折
- 腋窩神経麻痺
- 正中神経麻痺
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4.正中神経麻痺
問題177 肘関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 青壮年に多い。
- 腫脹が軽微である。
- 連続的疼痛がある。
- 肘頭高位となる。
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2.腫脹が軽微である。
問題178 月状骨脱臼で正しいのはどれか。
- 高齢女性に好発する。
- 手関節が屈曲強制されて発生する。
- 背側に脱臼する。
- 正中神経を圧迫することが多い。
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4.正中神経を圧迫することが多い
問題179 第1中手指節関節脱臼で正しいのはどれか。
- 母指が過屈曲され垂直脱臼が発生する。
- 水平脱臼を複雑脱臼という。
- 整復は容易である。
- 掌側脱臼は階段状変形を呈する。
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4.掌側脱臼は階段状変形を呈する。
問題180 外傷性股関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 大腿骨頭靱帯が断裂する。
- 交通事故によるものが多い。
- 繰り返しの整復操作が必要である。
- 整復障害にボタン穴機構がある。
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3.繰り返しの整復操作が必要である
問題181 距腿関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 脱臼骨折となるものが多い。
- 内側脱臼が最も多い。
- 外側脱臼では内果が突出する。
- 後方脱臼では前足部が短縮してみえる。
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2.内側脱臼が最も多い
問題182 胸鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 受傷時肩関節の外転制限がみられる。
- 鎖骨内側端は前方に突出するものが多い。
- 変形は鎖骨内側端骨折と類似する。
- 遺残脱臼では肩関節の強い外転障害がみられる。
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4.遺残脱臼では肩関節の強い外転障害がみられる。
問題183 顎内障に該当するのはどれか。
- 咀嚼筋障害
- 関節包障害
- 関節円板障害
- 変形性関節症
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3.関節円板障害
問題184 肩腱板断裂で誤っているのはどれか。
- 腱枚の断裂と同時に関節包も断裂する。
- 筋鍵移行部付近で断裂することが多い。
- 肩関節の軽度自動外転は可能である。
- 肩関節外転120度を越えると疼痛が消失する。
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2.筋鍵移行部付近で断裂することが多い。
問題185 野球肘の病態で誤っているのはどれか。
- 離断性骨軟骨炎
- 尺骨神経刺激
- 上腕二頭筋鍵炎
- 外反による牽引力
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3.上腕二頭筋鍵炎
問題186 正しい組合せはどれか。
- 橈骨神経麻痺 ─── 母指球筋萎縮
- 尺骨神経麻痺 ─── 下垂手
- 正中神経麻痺 ─── 手掌橈側感覚障害
- 筋皮神経麻痺 ─── 肘関節伸展力減弱
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3.正中神経麻痺 ─── 手掌橈側感覚障害
問題187 絞扼性神経障害でないのはどれか。
- ド・ケルバン病
- ギヨン管症候群
- 足根管症候群
- モートン病
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1.ド・ケルバン病
問題188 膝くずれ現象がみられないのはどれか。
- 習慣性膝蓋骨脱臼
- 前十字靱帯損傷
- 大腿四頭筋萎縮
- 腓腹筋損傷
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4.腓腹筋損傷
問題189 内返し捻挫で損傷されやすい靱帯はどれか。

a.1 b.2 c.3 d.4
- a、b
- a、d
- b、c
- c、d
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1.a、b
問題190 5歳の男児。受傷後6週の上腕骨顆上骨折の後療法で関節拘縮改善のため温熱療法に加え、5週目から他動的矯正訓練を開始した。肘関節部に比較的高度な腫脹が再出現、局所熱感および運動痛を伴う関節可動域制限の増悪を認め、患児は施術を拒絶するようになった。骨折部の側方動揺性は認めない。当面行う処置として適切でないのはどれか。
a.他動的矯正訓練継続 b.早期手術施行 c.冷湿布施行 d.患肢固定施行
1.a、b
2.a、d
3.b、c
4.c、d
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1.a、b
問題191 6歳の男児。ブランコより落ちた際、肘関節伸展位で手掌部を地面に強くついた。右肘関節部に激しい疼痛、腫脹、運動障害が出現し来所した。肘頭・内側上顆・外側上顆の位置関係は正常であるが、右上肢長に度縮がみられ肘関節の厚さと幅が増大している。幼少年期に好発する骨折と診断された。合併症として起こりにくいのはどれか。
- 阻血性拘縮
- 骨化性筋炎
- 正中神経損傷
- 外反肘
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4.外反肘
問題192 30歳の男性。5歳頃、左肘関節部を骨折したと母親にいわれている。約10年前から左手に軽いしびれを感じるようになった。1年前から左手第1指と第2指とで物をうまく挟めなくなったと訴え来所した。左肘関節は約60度外反しているが屈伸運動は正常であった。背側の骨問筋に萎縮を認め、図のテストが陽性、特に第4・5指のしびれ感が強く同指PIP・DIP関節の伸展が不能であった。5歳時の骨折で最も考えられるのはどれか。

- 上腕骨顆上伸展型骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
- 上腕骨外顆骨折
- 橈骨頭骨折
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3.上腕骨外顆骨折
問題193 24歳の男性。スノーボードで練習中転倒し、左手掌を雪面に強くついた。左手関節部付近に疼痛を訴えたが、症状は捻挫のようであり、医療機関でのエックス線診断によると、骨折線や脱臼は確認されなかった。キャスト材を用いた固定で患部の安静を図ったが、3週後、左手関節スナッフボックス部に限局性圧痛があり、左手関節背屈、橈屈時の運動に疼痛がみられた。この時点でまず行うべきことはどれか。
- 包帯固定への変更
- 温熱療法の開始
- エックス線再検査の依頼
- 神経損傷の確認
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3.エックス線再検査の依頼
問題194 21歳の男性。野球の試合中にボールが右第3指の指先に当たり、過伸展を強制され受傷し来所した。右第3指基節に著明な腫脹と限局性圧痛を認め掌側凸変形を呈していたので、近くの医院に紹介し、エックス線診断の結果で骨折と判明した。この骨折の固定肢位で正しいのはどれか。
- MP・PIP・DIP関節伸展位
- MP関節過伸展、PIP・DIP関節屈曲位
- MP・PIP関節屈曲位、DIP関節伸展位
- MP・PIP・DIP関節屈曲位
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4.MP・PIP・DIP関節屈曲位
問題195 17歳の男子。陸上選手。短距離走のスタート時の動作で受傷した。受傷時、右膝を屈曲しながらの右股関節の屈曲力、外転力の低下があった。医療機関で精査の結果、骨盤骨の剥離骨折と診断された。最も考えられる損傷部位はどれか。
- 右腸骨稜
- 右上前腸骨棘
- 右坐骨結節
- 恥骨結合部
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2.右上前腸骨棘
問題196 18歳の男子。柔道の試合中投げられ肩から落ちて肩部の疼痛を訴えて来所した。上肢の挙上は不能で鎖骨外側端部に上方突出変形を呈していた。最も考えられる外傷はどれか。
- 定型的鎖骨骨折
- 上腕骨外科頸骨折
- 肩鎖関節脱臼
- 肩関節脱臼
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3.肩鎖関節脱臼
問題197 2歳の男児。歩行中に道路に飛び出そうとしたので母親が右手を強く引っ張った。勢いのあまり男児は転倒し、急に泣きだした。以後、男児はまったく右上肢を使わず、その上肢を触れられるのをいやがるので来所した。柔道整復師が腋の下から手を入れ抱きげても泣きはしない。最も考えられるのはどれか。
- 鎖骨若木骨折
- 肩関節脱臼
- 肘関節脱臼
- 肘内障
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4.肘内障
問題198 50歳の女性。3年前左肩関節痛があり、近くの病院で五十肩と診断され治療を行い軽快した。1か月前にオートバイで走行中に転倒し、肩部を強打、以来肩部の疼痛を訴え、ことに患部を下にして寝ると夜間の疼痛が強い。肩関節の外転は他動的には可能であるが、自動運動では60度位に制限されている。最も考えられる疾患はどれか。
- 五十肩
- 腱板損傷
- 肩関節脱臼
- 上腕骨外科頸骨折
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2.腱板損傷
問題199 52歳の男性。深夜泥酔して帰宅し、そのままソファーで寝てしまった。翌早朝トイレに起きたとき爪先が床に引っ掛かり転倒、幸いどこにも疼痛はないが右足部のしびれ感を主訴として来所した。右足関節背屈不能、右足指背屈不能、足部外返し不能だが足関節底屈は正常であった。右下腿外側から足背にしびれ感を伴う触覚鈍麻を認めるが足底部の触覚は正常であった。最も考えられるのはどれか。
- 浅腓骨神経麻痺
- 深腓骨神経麻痺
- 総腓骨神経麻痺
- 坐骨神経麻痺
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3.総腓骨神経麻痺
問題200 35歳の男性。足底部から足指にかけてのしびれを訴えて来所した。内果後方からのチネル徴候が陽性であった。障害された神経で最も考えられるのはどれか。
- 脛骨神経
- 腓腹神経
- 浅腓骨神経
- 深腓骨神経
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1.脛骨神経
第12回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題151 完全骨折はどれか。
- 若木骨折
- 陥没骨折
- 亀裂骨折
- 竹節状骨折
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2.陥没骨折
問題152 誤っている組合せはどれか。
- 過剰仮骨形成 ─── 大血腫の存在
- 偽関節 ─── 粉砕骨折による骨の欠損
- 外傷性骨化性筋炎 ─── 交感神経障害
- フォルクマン拘縮 ─── 阻血性循環障害
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3.外傷性骨化性筋炎 ─── 交感神経障害
問題153 骨折の固有症状はどれか。
- 腫脹
- 機能障害
- 異常可動性
- 疼痛
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3.異常可動性
問題154 癒合に不利なのはどれか。
- 関節包内骨折
- 海綿骨の骨折
- 噛合した骨折
- 骨折面の密着した斜骨折
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1.関節包内骨折
問題155 誤っている組合せはどれか。
- 上腕骨外科頸骨折 ─── 三角筋麻痺
- 上腕骨骨幹部骨折 ─── 鷲手変形
- 前腕両骨骨幹部骨折 ─── 橋状仮骨
- 大腿骨頸部骨折 ─── 偽関節
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2.上腕骨骨幹部骨折 ─── 鷲手変形
問題156 母指IP関節伸展障害を残しやすいのはどれか。2つ選べ。
- コーレス(Colles)骨折
- モンテギア(Monteggia)骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
- 肘頭骨折
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1.コーレス(Colles)骨折
2.モンテギア(Monteggia)骨折
問題157 病的脱臼はどれか。2つ選べ。
- 反復性脱臼
- 麻痺性脱臼
- 拡張性脱臼
- 随意性脱臼
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2.麻痺性脱臼
3.拡張性脱臼
問題158 長管骨骨幹部骨折で介達外力によるのはどれか。2つ選べ。
- 縦骨折
- 横骨折
- 斜骨折
- 螺旋状骨折
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3.斜骨折
4.螺旋状骨折
問題159 外固定の目的で一般的でないのはどれか。
- 整復位の保持
- 関節可動域の維持
- 変形の矯正
- 変形の防止
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2.関節可動域の維持
問題160 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- 幼児では虐待を疑う。
- 第11肋骨、第12肋骨に好発する。
- 直達外力では骨片が胸郭外方に転移する。
- 上位肋骨の絆創膏固定は呼吸時に行う。
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1.幼児では虐待を疑う
問題161 上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 骨頭壊死を起こす。
- 腋窩神経損傷を合併する。
- 肩関節外転制限がみられる。
- 鎖骨下動脈圧迫損傷がみられる。
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1.骨頭壊死を起こす。
4.鎖骨下動脈圧迫損傷がみられる
問題162 上腕骨骨折で近位骨片が内転する骨折部位はどれか。
- 広背筋付着部と大胸筋付着部との間
- 大胸筋付着部より近位
- 大胸筋付着部と三角筋付着部との間
- 三角筋付着部より遠位
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3.大胸筋付着部と三角筋付着部との間
問題163 上腕骨顆上骨折について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肘頭高位の計測は肘関節屈曲位で行う。
- 内反肘変形は自家矯正される。
- フォルクマン拘縮では前腕屈筋群が障害される。
- 外観は肘関節後方脱臼と酷似している。
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3.フォルクマン拘縮では前腕屈筋群が障害される
4.外観は肘関節後方脱臼と酷似している。
問題164 ヒューター線と肘頭との位置関係で正しいのはどれか。ただし、(A)上腕骨顆上伸展型骨折、(B)肘関節後方脱臼とする。
- (A)でも(B)でも乱れない。
- (A)では乱れるが(B)では乱れない。
- (A)では乱れないが(B)では乱れる。
- (A)でも(B)でも乱れる。
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3.(A)では乱れないが(B)では乱れる。
問題165 伸展型モンテギア(Monteggia)骨折はどれか

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1
問題166 坐骨結節剥離骨折に関与しない筋はどれか。
- 大腿二頭筋長頭
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 薄筋
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4.薄筋
問題167 恥骨上枝単独骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.介達外力による骨折が多い。
2.皮下出血班は鼠径部周辺に現れる。
3.合併症に尿道損傷がある。
4.著明な歩行障害を残す。
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2.皮下出血班は鼠径部周辺に現れる。
3.合併症に尿道損傷がある
問題168 大腿骨頸部外側骨折の症状について誤っているのはどれか。
- 下肢は内旋する
- 疼痛は大転子部に著明である。
- 棘果長は短縮する。
- 内反股を形成する。
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1.下肢は内旋する
問題169 大腿骨頸部内側骨折と股関節後方脱臼に共通しているのはどれか。
- 大転子部強打で発生する。
- 患肢は外旋位をとる。
- 高齢者に多い。
- 続発症として大腿骨頭無腐性壊死がある。
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4.続発症として大腿骨頭無腐性壊死がある
問題170 足関節果部骨折について正しいのはどれか。
- 外転型骨折より内転型骨折が多い。
- 内転型骨折の初期は足部内転位に固定する。
- 脛腓骨間離開があると変形性関節症をきたす。
- 腓骨単独骨折の固定では解剖学的整復を必要としない。
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3.脛腓骨間離開があると変形性関節症をきたす。
問題171 舟状骨骨折はどれか。

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3
問題172 足部の骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 第1、第2指基節骨骨折の遺残変形は足底凸である。
- 舟状骨骨折では第2ケーラー(Kohler)病との識別に注意する。
- 立方骨骨折では第1-3中足骨よりの介達痛がある。
- 第5中足骨骨幹部近位骨折では遷延治癒に陥りやすい。
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1.第1、第2指基節骨骨折の遺残変形は足底凸である。
4.第5中足骨骨幹部近位骨折では遷延治癒に陥りやすい
問題173 顎関節脱臼の分類で誤っているのはどれか。
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 下方脱臼
- 側方脱臼
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3.下方脱臼
問題174 外傷性肩関節脱臼について誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 外傷性脱臼で最も頻度が高い。
- 若年者では上腕骨大結節骨折を伴いやすい。
- 高齢者では反復性脱臼となりやすい。
- 整復後約3週間の安静保持が必要である。
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2.若年者では上腕骨大結節骨折を伴いやすい
3.高齢者では反復性脱臼となりやすい。
問題175 肘内障について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肘関節は過伸展位となる。
- 前腕は回外位をとる。
- 発生に性差は無い。
- 受傷時に腫脹はない。
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3.発生に性差は無い
4.受傷時に腫脹はない
問題176 発生頻度の高い組合せはどれか。
- 肩関節脱臼 ─── 後方脱臼
- 橈骨頭脱臼 ─── 後方脱臼
- 月状骨脱臼 ─── 背側脱臼
- 指節間関節脱臼 ─── 背側脱臼
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4.指節間関節脱臼 ─── 背側脱臼
問題177 股関節後方脱臼の牽引法による整復操作で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 患肢の股および膝関節を直角位に保持する。
- 患側股関節を外旋位に保持する。
- 大腿部を末梢方向に牽引する。
- 牽引を持続し股関節屈曲を増強する。
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1.患肢の股および膝関節を直角位に保持する
3.大腿部を末梢方向に牽引する。
問題178 膝蓋骨脱臼発生の要因になりにくいのはどれか。
- Qアングルの増大
- FTA(大腿脛骨外側角)の減少
- 膝蓋骨高位
- 大腿骨内顆形成不全
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4.大腿骨内顆形成不全
問題179 足第1指MP関節背側脱臼について誤っているのはどれか。
- 背屈(伸展)強制によるものが多い。
- IP関節は屈曲位をとる。
- 種子骨が介在する。
- 末梢牽引による整復が適切である。
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4.末梢牽引による整復が適切である。
問題180 むちうち損傷の臨床分類で誤っているのはどれか。
- 頸椎捻挫型
- 前斜角筋症候群型
- バレー・リュー(Barre-Lieou)型
- 神経根型
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2.前斜角筋症候群型
問題181 間欠性跛行を呈するのはどれか
- 腰部脊柱管狭窄症
- 椎間関節捻挫
- 脊椎カリエス
- 椎体圧迫骨折
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1.腰部脊柱管狭窄症
問題182 上腕二頭筋長頭腱の断裂について誤っているのはどれか。
- 中年の肉体労働者に多い。
- 主に直達外力によって発生する。
- 肘屈曲力減退が起こる。
- 上腕二頭筋の膨隆は末梢に移動する。
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2.主に直達外力によって発生する
問題183 ド・ケルバン(deQuervain)病で障害されるのはどれか。2つ選べ。
- 長母指外転筋腱
- 短母指伸筋腱
- 長母指伸筋腱
- 長橈側手根伸筋腱
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1.長母指外転筋腱
2.短母指伸筋腱
問題184 母指IP関節と示指DIP関節の屈曲不能を起こす障害神経はどれか。
- 尺骨
- 橈骨神経
- 後骨間神経
- 前骨間神経
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4.前骨間神経
問題185 大腿四頭筋の肉離れで誤っているのはどれか。
- 大腿直筋に多い。
- 受傷直後に膝くずれ現象があることを示す。
- 皮下出血班の出現は筋断裂があることを示す。
- 軽度(I度)の損傷を放置すると患部硬結を触れる。
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3.皮下出血班の出現は筋断裂があることを示す。
問題186 膝関節内側半月辺緑部損傷で誤っているのはどれか。
- 前十字靱帯損傷との合併が多い。
- 膝関節筋伸展位での受傷が多い。
- 関節血腫を認める。
- ロッキングが出現する。
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2.膝関節筋伸展位での受傷が多い。
問題187 下腿のコンパートメント症候群について正しのはどれか。
- 三つのコンパートメントに分けられる。
- 深後方のコンパートメントに発生しやすい。
- 障害筋の他動伸展で疼痛が増強する。
- 安静時は疼痛が消失する。
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3.障害筋の他動伸展で疼痛が増強する
問題188 前距腓靱帯断裂で誤っているのはどれか。
- 足部の外転強制で距骨の後方移動が触知できる。
- 足部の内返し強制で外果先端と距骨との裂隙拡大が触知できる。
- 足部の内返し強制で足関節外側の疼痛が増強する。
- 外果下方に皮下出血班が出現する。
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1.足部の外転強制で距骨の後方移動が触知できる
問題189 足関節内返し捻挫の再発予防で神経筋促通が最も効果的なのはどれか。
- 前脛骨筋
- 長・短腓骨筋
- 後脛骨筋
- 下腿三頭筋
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2.長・短腓骨筋
問題190 成人にみられるのはどれか。
- キーンベック(Kienbock)病
- ペルテス(Perthes)病
- パンナー(Panner)病
- 第1ケーラー(kohler)病
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1.キーンベック(Kienbock)病
問題191 8歳の男児。転倒時、右手掌をつき骨折した。肘関節部の変形が強い。遠位骨折は騎乗して内側に強く転位し、神経損傷を合併している。最も障害されにくい運動はどれか。
- 肘関節屈曲
- 手関節伸展
- 示指屈曲
- 母子内転
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1.肘関節屈曲
問題192 50歳の女性。自宅で高所の物を取ろうとして脚立から落ち、左手掌をつき肘伸展、外反を強制された。肘部の疼痛を訴え来所した。肘部外側に腫脹、圧痛を認め、肘関節伸展時および前腕回旋時激痛を訴えた。誤っているのはどれか。
- 転位著明の場合は観血療法の適応である。
- 固定肢位は肘関節伸展位、前腕回外位とする。
- 機能回復には長時間を要する。
- 後遺症に肘関節の屈伸障害がある。
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2.固定肢位は肘関節伸展位、前腕回外位とする
問題193 60歳の女性。買い物帰りに歩道の溝につまずき右手掌をついて転倒した。手関節部の周辺に著明な腫脹を生じ、掌屈と前腕の回旋制限を認めた。最も可能性が低いのはどれか。
- 手は橈側に偏位する。
- 手関節部の横幅が増大する。
- 遠位骨片が回内する。
- 遠位骨片が背側に突出する。
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3.遠位骨片が回内する
問題194 18歳の男子。1か月前にラグビーの練習中、相手にタックルされ転倒、左手を負傷した。腫脹は軽度であったのでそのまま放置し練習を続けた。最近手関節部の運動痛と脱力感をおぼえるようになり来所した。症状はスナッフボックス部の限局性圧痛、母指と第2中手骨の骨軸に沿って軸圧痛を認めた。最も考えられる損傷はどれか。
- 三角線維軟骨(TFCC)損傷
- 月状骨周囲脱臼
- 舟状骨骨折
- 有鈎骨鈎骨折
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3.舟状骨骨折
問題195 50歳の女性。右第2、第3指を中心とする手掌の感覚障害、夜間痛を訴え来所した。前腕回外位で手根部掌側の叩打によって放散痛を認めた。両側手関節を掌屈して手背を互いに押し付けると約1分でしびれるような痛みを訴えた。この症状に最も関係する神経はどれか。
- 橈骨神経
- 尺骨神経
- 前骨間神経
- 正中神経
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4.正中神経
問題196 25歳の女性。乗用車の助手席に同乗。停車中のトラックに追突した。股関節90度屈曲、内外転中間位、膝関節90度屈曲位でダッシュボードに膝部を強く打ち付けた。発生頻度が高い損傷はどれか。2つ選べ。
- 股関節後方単独脱臼
- 臼蓋後縁骨折を伴う股関節後方脱臼
- 大腿骨頭骨折を伴う股関節後方脱臼
- 股関節中心性脱臼
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2.臼蓋後縁骨折を伴う股関節後方脱臼
3.大腿骨頭骨折を伴う股関節後方脱臼
問題197 13歳の男子。短距離走練習中、スタートの瞬間に股関節部に激痛を感じ来所した。最も考えられるのはどれか。
- 下前腸骨棘剥離骨折
- 上前腸骨棘剥離骨折
- 坐骨結節剥離骨折
- 恥骨結合剥離骨折
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2.上前腸骨棘剥離骨折
問題198 10歳の男児。就寝時、右股関節部の疼痛を訴えたがそのまま眠ってしまったので経過をみていた。翌朝起床後、股関節部の疼痛とともに跛行が目立つようになったので来所。前日、運動会の練習で50メートル徒競争を3回繰り返したという。右股関節はやや外転・外旋に拘縮、大腿部末梢内側の疼痛およびスカルパ三角部の圧痛を認めるが同部に著明な腫脹は認めない。可能性の低いのはどれか。
- 大腿骨近位骨端線離開
- 小児単純性股関節炎
- 臼蓋形成不全
- ペルテス(Perthes)病
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3.臼蓋形成不全
問題199 39歳の女性。ママさんバレーの試合でスパイクを打とうとしてジャンプしたところ、左足関節後方を強く叩かれた感じがして競技続行不能となった。歩行が可能であり疼痛も少なかったので、自分で湿布を続けていた。2ヵ月後、平地の歩行状態が改善されないと訴えて来所した。来所時、可能性の最も高い所見はどれか。
- 足関節の他動的背屈の増大がみられる。
- 歩行開始時、下腿三頭筋筋腹に疼痛が出現する。
- 階段は前足部に荷重し踵を浮かせて上がれる。
- 損傷部に隆起した硬結を触知する。
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1.足関節の他動的背屈の増大がみられる。
問題200 20歳の男性。バスケットボールの試合中シュートし着地の際、右足関節を外返しに捻転負傷した。足関節内果部および前方外側に圧痛がある。患部に外返しのストレスをかけると疼痛増強を認めるが動揺性はない。患部に変形および軌轢音なく荷重歩行は可能である。考えられるのはどれか。2つ選べ。
- 前距腓靱帯損傷
- 内果骨折
- 三角靱帯損傷
- 前脛腓靱帯損傷
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3.三角靱帯損傷
4.前脛腓靱帯損傷
第13回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題173 骨折の整復法で誤っているのはどれか。
- 屈曲整復法は短縮転位の整復困難な横骨折に適用される。
- 捻転転位は近位骨片の長軸に沿った末梢牽引によって整復される。
- 骨片間に軟部組織が介在している骨折は徒手整復が困難である。
- 近位骨片の位置に応じて遠位骨片を合わせて整復する。
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2.捻転転位は近位骨片の長軸に沿った末梢牽引によって整復される
問題174 骨折の固定法で誤っているのはどれか。
- 整復位保持を目的とする。
- 骨折部の上下の各一関節を含めた範囲を固定する。
- 原則として機能的肢位で固定する。
- 固定期間は年齢にかかわらず、グルトの骨癒合日数とする。
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4.固定期間は年齢にかかわらず、グルトの骨癒合日数とする
問題175 骨折と靱帯損傷との鑑別について正しいのはどれか。
- 限局性圧痛があれば骨折である。
- 軋轢音があれば骨折である。
- 関節の動揺性があれば靱帯損傷である。
- 関節内血腫があれば靱帯損傷である。
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2.軋轢音があれば骨折である
問題176 偽関節の原因となるのはどれか。
- 牽引療法によって骨折端間を延長させる。
- 横骨折時に固定期間を長くする。
- 固定外の関節は早期に運動を開始する。
- 荷重や運動を徐々に行う。
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1.牽引療法によって骨折端間を延長させる
問題177 末梢神経損傷時の症状で誤っているのはどれか。
- 感覚消失
- 腱反射消失
- 固縮
- 筋力低下
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3.固縮
問題178 鎖骨骨折について正しいのはどれか。
- 直達外力による骨折が多い。
- 内・中1/3境界部の骨折が多い。
- 異常可動性がなければ骨折を否定できる。
- 上肢の重さは再転位の要因となる。
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4.上肢の重さは再転位の要因となる
問題179 上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。
- 直達外力による骨折の多くは内転型となる。
- 外転型は末梢骨片の骨軸が外転している。
- 側方から観察すると骨折部に前方凸の変形がある。
- 神経損傷の合併では肩外側の感覚障害が多く見られる。
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1.直達外力による骨折の多くは内転型となる
問題180 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
- 手関節屈曲位で手背をついての受傷が多い。
- 結節部骨折では近位骨片が骨壊死に陥るものが多い。
- snuffbox部に圧痛がある。
- 手関節屈曲運動時に疼痛が増強するのが特徴である。
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3.snuffbox部に圧痛がある。
問題181 肩鎖関節上方脱臼で正しいのはどれか。
- 完全脱臼では鳥口肩峰靱帯が断率する。
- 肩の自動運動は障害されない。
- 軋轢音の触知は容易である。
- 患部は階段状変形がみられる。
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4.患部は階段状変形がみられる。
問題182 肩関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
- 小児に多い。
- 肩に外転と外旋との力が作用して発生する。
- 肩峰の異常突出を認める。
- 転位した骨頭を関節前方で諸口できる。
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1.小児に多い
問題183 ヤーガソンテストで疼痛が誘発される部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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1.a
問題184 大腿骨頸部骨折で観血療法の絶対的適応はどれか。
- 内側内転型骨折
- 内側外転型骨折
- 外側内転型骨折
- 外側外転型骨折
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1.内側内転型骨折
問題185 足関節内がえし捻挫で最も損傷されるのはどれか。
- 三角靱帯
- 前脛腓靱帯
- 前距腓靱帯
- 踵腓靱帯
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3.前距腓靱帯
問題186 疲労骨折の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 高齢者に発生する。
- 介達外力によって発生する。
- 骨折線は螺旋状を呈する。
- 疼痛が主症状となる。
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2.介達外力によって発生する
4.疼痛が主症状となる
問題187 適切でない組合せはどれか。
- 圧迫骨折 ─── 踵骨
- 裂離骨折 ─── 上前腸骨棘
- 陥没骨折 ─── 頭蓋骨
- 捻転骨折 ─── 橈骨頭
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4.捻転骨折 ─── 橈骨頭
問題188 マルゲーヌ(Malgaigne)の圧痛が確認できないのはどれか。2つ選べ。
- 第一腰椎椎体圧迫骨折
- 鎖骨中・外1/3部骨折
- 大腿骨頸部中間部骨折
- 脛骨骨幹部中・下1/3部骨折
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1.第一腰椎椎体圧迫骨折
3.大腿骨頸部中間部骨折
問題189 開放性骨折と創との関係で発生頻度の高い組合せはどれか。2つ選べ。
- 上腕骨顆上伸展型骨折 ─── 肘部後方
- 橈骨遠位端定型的骨折 ─── 手部背側
- 下腿骨骨幹部中・下1/3部定型的骨折 ─── 下腿前内方
- 下腿骨果部外転型骨折 ─── 足関節内側
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3.下腿骨骨幹部中・下1/3部定型的骨折 ─── 下腿前内方
4.下腿骨果部外転型骨折 ─── 足関節内側
問題190 無腐性骨壊死を起こしやすいのはどれか。
- 手舟状骨腰部骨折の遠位骨片
- 大腿骨頸部転子貫通骨折の近位骨片
- 脛骨中・下1/3境界部骨折の遠位骨片
- 距骨頸部骨折の後方骨片
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4.距骨頸部骨折の後方骨片
問題191 関節軟骨損傷の修復について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 血行がよく修復は可逆的である。
- 損傷部は硝子軟骨が増殖し修復する。
- 関節の長期固定は軟骨の障害を促進させる。
- 軟骨下骨組織まで達していれば修復反応がみられる。
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3.関節の長期固定は軟骨の障害を促進させる
4.軟骨下骨組織まで達していれば修復反応がみられる。
問題192 外傷性脱臼の固有症状に該当するのはどれか。2つ選べ。
- 健側に比べ上腕骨が短縮している。
- 肘関節が屈曲30~40度に固定される。
- 中手骨骨頭がボタン穴機構によって嵌頓する。
- スカルパ(Scarpa)三角部に大腿骨頭を触れない。
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2.肘関節が屈曲30~40度に固定される
4.スカルパ(Scarpa)三角部に大腿骨頭を触れない
問題193 後方脱臼の発生頻度が高いのはどれか。
- 顎関節
- 肩鎖関節
- 肘関節
- 膝関節
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3.肘関節
問題194 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 通常、脱臼は遠位骨の逸脱方向または部位で表現する。
- 肩鎖関節の脱臼は鎖骨に対する肩峰の位置で表現する。
- 脊椎脱臼は下位脊椎の逸脱方向で表現する。
- リスフラン(Lisfranc)関節後方脱臼は前足部が底側に逸脱する。
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1.通常、脱臼は遠位骨の逸脱方向または部位で表現する
4.リスフラン(Lisfranc)関節後方脱臼は前足部が底側に逸脱する。
問題195 好発部位として正しい組合せはどれか
- 棘上筋 ─── 筋腱移行部
- 上腕二頭筋 ─── 結節間溝部
- 大腿二頭筋 ─── 骨盤起始部
- アキレス腱 ─── 踵骨停止部
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2.上腕二頭筋 ─── 結節間溝部
問題196 末梢神経損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 自律神経障害では発汗異常がみられる。
- 軸索の連続性が保たれている神経圧迫損傷はサンダーランド(Sunderland)タイプⅢに分類される。
- チネル徴候は再生感覚神経軸索が前進している部分でみられる。
- 運動障害として痙性麻痺がみられる。
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1.自律神経障害では発汗異常がみられる
3.チネル徴候は再生感覚神経軸索が前進している部分でみられる
問題197 肋骨骨折について誤っているのはどれか。
- 第3肋骨に多発する。
- 介達痛は診断に有用である。
- 治療は簡単な外固定でよい。
- 血気胸の合併は比較的少ない。
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1.第3肋骨に多発する。
問題198 誤っているのはどれか。
- 上腕骨内側上顆骨折の骨片は前下方へ転位する。
- 上腕骨外顆骨折の後遺症に偽関節がある。
- 肘頭骨折は肘伸展運動が障害される。
- 橈骨頭骨折は肘関節の伸展内反力による。
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4.橈骨頭骨折は肘関節の伸展内反力による
問題199 骨折名と図が一致するのはどれか。2つ選べ。

- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
- モンテジア(Monteggia)骨折
- 橈骨円回内筋付着部近位骨折
- 介達性両前腕骨骨幹部骨折
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3.橈骨円回内筋付着部近位骨折
4.介達性両前腕骨骨幹部骨折
問題200 誤っているのはどれか。
- 掌側バートン(Barton)骨折の遠位骨片は掌側近位に転位する。
- ベネット(Bennett)骨折の遠位骨片は橈背側に転位する。
- ボクサー骨折の骨折部は背側凸の屈曲変形を呈する。
- スミス(Smith)骨折の遠位骨片は尺側転位する。
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4.スミス(Smith)骨折の遠位骨片は尺側転位する。
問題201 顎関節脱臼で正しい組合せはどれか。2つ選べ。
- 片側性前方脱臼 ─── 開口運動が不能になる。
- 両側性前方脱臼 ─── 下顎歯列が前方へ偏位する。
- 後方脱臼 ─── 単独脱臼が好発する。
- 側方脱臼 ─── 下顎骨骨折を合併する。
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2.両側性前方脱臼 ─── 下顎歯列が前方へ偏位する
4.側方脱臼 ─── 下顎骨骨折を合併する。
問題202 橈骨頭前方脱臼で最も損傷を受けやすいのはどれか。
- 筋皮神経
- 尺骨神経
- 前骨間神経
- 後骨間神経
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4.後骨間神経
問題203 肘内障で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 受傷直後から患部に著しい腫脹を認める。
- エックス線検査によって橈骨頭の転位が確認できる。
- 前腕の回旋障害を認める。
- 予後は良好である。
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3.前腕の回旋障害を認める
4.予後は良好である。
問題204 手指の損傷で誤っているのはどれか。
- MP関節脱臼は背側脱臼が多い。
- PIP関節脱臼は背側脱臼が多い。
- 母指MP関節の側副靱帯損傷は橈側が多い。
- 小指PIP関節の側副靱帯損傷は橈側が多い。
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3.母指MP関節の側副靱帯損傷は橈側が多い
問題205 男性に多くみられるのはどれか。
- マーデルング病
- デュピュイトラン拘縮
- ド・ケルバン病
- ヘバーデン結節
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2.デュピュイトラン拘縮
問題206 骨盤骨折の骨片転位で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 腸骨翼単独骨折は下方へ転位する。
- 上前腸骨棘単独骨折は下方へ転位する。
- 坐骨結節単独骨折は上方へ転位する。
- 尾骨単独骨折は前方へ転位する。
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2.上前腸骨棘単独骨折は下方へ転位する。
4.尾骨単独骨折は前方へ転位する
問題207 骨盤骨折で骨盤輪の破綻をきたすのはどれか。
- 仙骨横骨折
- 上前腸骨棘骨折
- マルゲーヌ骨折
- デュベルニー骨折
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3.マルゲーヌ骨折
問題208 下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 直達外力では脛骨と腓骨とが同じ高さで骨折する。
- 外旋骨折では脛骨近位骨片尖部は外側にある。
- 内旋骨折では脛骨近位骨片尖部は内側にある。
- 高度粉砕骨折は観血的治療の絶対的適応である。
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1.直達外力では脛骨と腓骨とが同じ高さで骨折する
問題209 距骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 足関節内反強制で頸部骨折が発生する。
- 足関節屈曲強制で後方突起骨折が発生する。
- 外力が大きいと果部骨折を合併する。
- 頸部骨折では頭部の壊死が多い。
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2.足関節屈曲強制で後方突起骨折が発生する
3.外力が大きいと果部骨折を合併する
問題210 第5中足骨基部骨折について誤っているのはどれか。
- 裂離骨折である。
- 長腓骨筋付着部に働く牽引力が原因となる。
- 足部の内反底屈強制が原因となる。
- 非観血的治療が行われる。
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2.長腓骨筋付着部に働く牽引力が原因となる。
問題211 外傷性股関節脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 腸骨脱臼の頻度が高い。
- 神経損傷の合併で足関節伸展障害が多くみられる。
- 大腿骨頭靱帯断裂は整復障害となる。
- 臼蓋前縁の骨折を合併するものが多い。
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1.腸骨脱臼の頻度が高い
2.神経損傷の合併で足関節伸展障害が多くみられる。
問題212 膝関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
- 膝関節が過伸展され発生する。
- 膝関節過伸展位に弾発性固定される。
- 足背動脈の拍動を触れないときは膝窩動脈損傷を疑う。
- 膝関節の不安定性を残す。
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2.膝関節過伸展位に弾発性固定される
問題213 足関節(距腿関節)部の脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 単独脱臼が多い。
- 外側脱臼が多い。
- 前方脱臼の固定は足関節伸展位である。
- 変形性関節症を残しやすい。
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2.外側脱臼が多い。
4.変形性関節症を残しやすい。
問題214 誤っている組合せはどれか。
- 股関節外転拘縮 ─── 患肢仮性短縮
- 股関節屈曲拘縮 ─── 尻上がり現象
- ばね股 ─── 股関節屈伸時弾発音
- 梨状筋症候群 ─── 足底の感覚障害
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1.股関節外転拘縮 ─── 患肢仮性短縮
問題215 40歳の男性。作業中、高さ約3メートルの足場から飛び降りた。起こりやすいのはどれか。2つ選べ。
- 第12胸椎圧迫骨折
- 第4腰椎圧迫骨折
- 脛骨骨幹部骨折
- 踵骨骨折
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1.第12胸椎圧迫骨折
4.踵骨骨折
問題216 整復位保持が困難なのはどれか。2つ選べ。
- 肩鎖関節上方脱臼
- 肘関節後方脱臼
- 橈骨遠位骨端線離開
- ベネット(Bennett)骨折
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1.肩鎖関節上方脱臼
4.ベネット(Bennett)骨折
問題217 外傷と症状の組合せで誤っているのはどれか。
- 鎖骨骨折 ─── 顔面の健側回旋
- 肘内障 ─── 上肢の下垂
- アキレス腱断裂 ─── 爪先き立ち歩行
- 股関節後方脱臼 ─── 股関節屈曲・内転・内旋
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3.アキレス腱断裂 ─── 爪先き立ち歩行
問題218 骨折と合併症との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 橈骨頭骨折 ─── 正中神経損傷
- 上腕骨外科頸骨折 ─── 筋皮神経損傷
- 大腿骨遠位端骨端線離開 ─── 膝窩動脈損傷
- 踵骨骨折 ─── ズデック(Sudeck)骨萎縮
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3.大腿骨遠位端骨端線離開 ─── 膝窩動脈損傷
4.踵骨骨折 ─── ズデック(Sudeck)骨萎縮
問題219 正しいのはどれか。2つ選べ
- ルドロフ症候は大腿骨小転子単独骨折でみられる。
- ナウマン症候は踵骨骨折でみられる。
- バトル徴候は鼻骨骨折でみられる。
- ドレーマン徴候は大腿骨頭すべり症でみられる。
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1.ルドロフ症候は大腿骨小転子単独骨折でみられる。
4.ドレーマン徴候は大腿骨頭すべり症でみられる
問題220 鑑別項目として有用な組合せはどれか。2つ選べ。
- 上腕骨外科頸外転型骨折と肩関節鳥口下脱臼 ─── 性別
- 上腕骨顆上伸展型骨折と肘関節後方脱臼 ─── 年齢
- 大腿骨頸部内側骨折と股関節後方脱臼 ─── 肢位
- 単純性股関節炎とペルテス(Perthes)病 ─── 歩容
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2.上腕骨顆上伸展型骨折と肘関節後方脱臼 ─── 年齢
3.大腿骨頸部内側骨折と股関節後方脱臼 ─── 肢位
問題221 13歳の男子。柔道の試合中、相手に内股を掛けられた際、受身をとりそこない右手掌をついて肘関節伸展と外反とを強制された。肘部の疼痛を訴え、肘関節部は軽度屈曲位で自動運動は不能であった。他動的に屈曲を試みたが弾発性に固定が認められた。直ちにその場で整復を試みたが整復できず、骨折の合併が疑われた。考えられるのはどれか。
- 尺骨鉤状突起骨折
- 肘頭骨折
- 橈骨頭骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
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4.上腕骨内側上顆骨折
問題222 11歳の男児。運動会で100メートル走に出場し、転倒した際に手掌をつき受傷した。橈骨遠位端部に限局性圧痛、腫脹およびフォーク状変形があり、軋轢音も触知された。骨折の疑いがあるため、直ちに整形外科医に受診依頼した。橈骨の損傷名はどれか。
1.ショウファー(Chauffeur)骨折
2.遠位骨端線離開
3.背側バートン(Barton)骨折
4.スミス(Smith)骨折
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4.上腕骨内側上顆骨折
問題223 90代女性。自宅の庭を歩行中転倒し右手掌をついた。30分後に来所し、触診で橈骨茎状突起の近位約2㎝の背側および橈側に1/2横径程度の段差を触知した。手指の屈伸運動はゆっくり行えば可動域制限はなく、手の感覚障害もない。直ちに整形外科受診を勧めた。既往歴に特記することはない。整復前のエックス線写真像で適切でないのはどれか。

- 橈骨傾斜角(図のAの角度)が増加している。
- 橈骨手根関節面が背側へ傾斜している。
- 橈骨長がやや短縮している。
- 尺骨茎状突起部に骨折を認める。
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1,橈骨傾斜角(図のAの角度)が増加している。
問題224 90歳の女性。自宅の庭を歩行中転倒し右手掌をついた。30分後に来所し、触診で橈骨茎状突起の近位約2㎝の背側および橈側に1/2横径程度の段差を触知した。手指の屈伸運動はゆっくり行えば可動域制限はなく、手の感覚障害もない。直ちに整形外科受診を勧めた。既往歴に特記することはない。受傷後4ヶ月で再度整形外科を受診し、エックス線像でわずかな変形が認められた。このときに最も考えられるのはどれか。

- 臨床所見では手部がやや尺側に偏位している。
- 臨床所見では屈曲に比べ伸展運動制限が強くみられる。
- エックス線像では掌側傾斜角(図のBの角度)が増加している。
- エックス線像では橈骨がやや短縮している。
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4.エックス線像では橈骨がやや短縮している。
問題225 30歳の女性。右手第2指をドアにはさみ負傷した。精査の結果、右手指第2中節骨骨幹部中央部の横骨折と判明した。整復完了後の固定肢位は、手関節を軽度屈曲位、MP関節を軽度屈曲位とする。PIP関節並びにDIP関節の固定肢位はどれか。
- PIP関節屈曲位・DIP関節屈曲位
- PIP関節屈曲位・DIP関節伸展位
- PIP関節伸展位・DIP関節屈曲位
- PIP関節伸展位・DIP関節伸展位
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1.PIP関節屈曲位・DIP関節屈曲位
問題226 18歳の女性。左手指のしびれと肘の痛みとを訴え来所した。既往に6歳時に左肘部の骨折がある。最も考えられる障害はどれか。
- 正中神経麻痺
- 橈骨神経麻痺
- 尺骨神経麻痺
- 筋皮神経麻痺
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3.尺骨神経麻痺
問題227 38歳の女性。ママさんバレーで相手アタックをブロックした際、右手中指を痛めた。受傷から3日は湿布で様子をみたが、4日目に図のような変形を呈しているのに気付き来所した。この変形の要因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

- PIP関節の掌側板損傷
- 正中索損傷
- 終止腱損傷による二次的変形
- 深指屈筋腱損傷
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1.PIP関節の掌側板損傷
3.終止腱損傷による二次的変形
問題228 68歳の女性。左下肢片脚起立時には図のような姿勢異常を示したが、右片脚起立時では異常を示さなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

- 左腸腰筋の短縮
- 左上殿神経麻痺
- 右股関節先天性脱臼
- 左大腿骨頸部骨折後の内反股
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2.左上殿神経麻痺
4.左大腿骨頸部骨折後の内反股
問題229 17歳の女子。膝に痛みを訴え来所した。以下は柔道整復師と患者との会話である。柔道整復師「どうされましたか。」患者「5時間ほど前、バレーボールの練習でスパイクをして着地したときに急に右膝がガクッとなり、痛くて腫れてきたのです。」柔道整復師「痛くなったのは今回がはじめてですか。」患者「はい。」最も考えにくい損傷はどれか。
- 半月板損傷
- 前十字靱帯損傷
- 離断性骨軟骨炎
- 内側側副靱帯損傷
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3.離断性骨軟骨炎
問題230 15歳の女子。長距離走の選手である。2ヶ月前から第2中足骨に痛みがみられた。考えられるのはどれか。2つ選べ。
- 外脛骨障害
- フライバーグ(Frieberg)病
- モートン(Morton)病
- 疲労骨折
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2.フライバーグ(Frieberg)病
4.疲労骨折
第14回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題188 長期の固定が原因で発生するのはどれか。2つ選べ。
- 偽関節
- 骨化性筋炎
- 筋萎縮
- 関節拘縮
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3.筋萎縮
4.関節拘縮
問題189 外傷性脱臼の合併症で誤っているのはどれか。
- 脊椎の脱臼で脊髄損傷がみられる。
- 末梢神経損傷ではneurotmesisが多くみられる。
- 靭帯断裂の放置で動揺関節がみられる。
- 関節窩縁骨折の放置で反復性脱臼がみられる。
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2.末梢神経損傷ではneurotmesisが多くみられる。
問題190 肉ばなれで正しいのはどれか。
- 直達外力によって発生する。
- 再発することはまれである。
- 患部に陥凹を認めるものは重症である。
- 観血的治療が優先される。
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3.患部に陥凹を認めるものは重症である。
問題191 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 小児の頭蓋冠骨折は陥凹骨折が多い。
- 中頭蓋窩骨折ではブラックアイがみられる。
- 前頭蓋窩骨折ではバトル(Battle)徴候がみられる。
- 頭蓋底骨折は亀裂骨折が多い。
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1.小児の頭蓋冠骨折は陥凹骨折が多い。
4.頭蓋底骨折は亀裂骨折が多い。
問題192 顎関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 関節包内脱臼である。
- 顎関節症の原因となる。
- 大臼歯が槓杆の支点となる。
- 中年女性に多い。
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3.大臼歯が槓杆の支点となる。
問題193 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力による損傷は圧迫骨折が多い。
- ゴルフによる損傷は右前胸部に多い。
- 外力が強い場合は重複骨折が多い。
- 肋軟骨の損傷は骨軟骨境界部に多い。
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4.肋軟骨の損傷は骨軟骨境界部に多い。
問題194 鎖骨骨折の初検時にみられないのはどれか。
- 患側肩部が下垂している。
- 患側上肢を健側で抱えている。
- 患側の肩幅が健側に比べ狭い。
- 頭部を健側に傾けている。
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4.頭部を健側に傾けている。
問題195 肩甲骨骨折で正しいのはどれか。
- 体部骨折の多くは縦骨折である。
- 肩峰骨折には著明な転位がみられる。
- 上角骨折の骨片転位は棘上筋の牽引による。
- 下角骨折は外上方転位を呈する。
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4.下角骨折は外上方転位を呈する。
問題196 上腕骨結節部骨折で正しいのはどれか。
- 大結節骨折は肩関節前方脱臼に合併しやすい。
- 大結節骨折は肩関節内転・内旋位で固定する。
- 小結節単独骨折は棘下筋の牽引によって発生する。
- 小結節骨折は上腕二頭筋短頭腱の脱臼を合併する。
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1.大結節骨折は肩関節前方脱臼に合併しやすい。
問題197 上腕骨骨幹部中央部骨折について正しい組合せはどれか。
- 直達外力での骨折 ─── 粉砕骨折
- 末梢神経損傷 ─── 上腕二頭筋機能不全
- 横骨折の治療 ─── ハンギングキャスト法
- 偽関節形成 ─── 軋轢音を証明
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1.直達外力での骨折 ─── 粉砕骨折
問題198 上腕骨遠位部骨折で正しいのはどれか。
- 小児の骨折は複合骨折が多い。
- 顆上骨折は屈曲型骨折が多い。
- 内側上顆骨折は肘関節脱臼に合併するものが多い。
- 通顆骨折は遅発性尺骨神経麻痺を残すものが多い。
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3.内側上顆骨折は肘関節脱臼に合併するものが多い。
問題199 小児上腕骨顆上伸展型骨折の受傷後3か月のエックス線写真のシェーマを示す。考えられる現症はどれか。
- 内反肘
- 外反肘
- 伸展運動制限
- 屈曲運動制限
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4.屈曲運動制限
問題200 橈骨近位端部骨折で誤っているのはどれか。
- 肘関節伸展外反位で手を衝いて発生する。
- 前腕回旋運動時激痛がある。
- 小児では橈骨頸部が内方へ傾斜する。
- 成人の場合は解剖学的整復が必要である。
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3.小児では橈骨頸部が内方へ傾斜する。
問題201 橈骨骨幹部下1/3骨折で遠位骨片転位に関与するのはどれか。
- 回外筋
- 上腕二頭筋
- 上腕筋
- 方形回内筋
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4.方形回内筋
問題202 オートバイでハンドルを握ったまま転倒した際に発生しやすいのはどれか。
- コーレス(Colles)骨折
- スミス(Smith)骨折
- ショウファー(Chauffeur)骨折
- 背側バートン(Barton)骨折
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2.スミス(Smith)骨折
問題203 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 中央1/3部骨折は遠位骨片が壊死しやすい。
- 月状骨脱臼とは合併しない。
- 中央部から近位の骨折は関節包内骨折である。
- 偽関節は腕立て伏せ運動に障害を残す。
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3.中央部から近位の骨折は関節包内骨折である。
4.偽関節は腕立て伏せ運動に障害を残す。
問題204 ベネット(Bennett)骨折で誤っているのはどれか。
- 近位骨片は大菱形骨と正常な関係を保つ。
- 遠位骨片は外転転位を呈す。
- 母指の内・外転運動が不能になる。
- 整復位保持が困難で再転位しやすい。
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2.遠位骨片は外転転位を呈す。
問題205 骨折整復後の固定肢位で正しい組合せはどれか。2つ選べ。
- 上腕骨顆上伸展型骨折 ─── 肘関節90~100度屈曲位、前腕回内位
- スミス (Smith)骨折 ─── 肘関節90度屈曲位、前腕回内位、手関節軽度屈曲(掌屈)・尺屈位
- コーレス(Colles)骨折 ─── 肘関節90度屈曲位、前腕回外位、手関節軽度伸展(背屈)・尺屈位
- 肘頭骨折 ─── 肘関節伸展位、前腕回外位
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1.上腕骨顆上伸展型骨折 ─── 肘関節90~100度屈曲位、前腕回内位
4.肘頭骨折 ─── 肘関節伸展位、前腕回外位
問題206 中節骨浅指屈筋腱付着部近位骨折の固定肢位で正しいのはどれか。

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1
問題207 坐骨結節剥離骨折の原因筋でないのはどれか。
- 薄筋
- 大内転筋
- 半膜様筋
- 大腿二頭筋
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1.薄筋
問題208 転子果長が短縮するのはどれか。
- 上方に転位したマルゲーヌ(Malgaigne)骨折
- 大腿骨頸部骨頭下骨折の内転型
- 延長転位の著明な膝蓋骨横骨折
- 定型的転位を呈した下腿両骨骨幹部骨折
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4.定型的転位を呈した下腿両骨骨幹部骨折
問題209 Q角が増大するのはどれか。
- 大腿骨外顆骨折
- 脛骨内顆骨折
- 腓骨頭粉砕骨折
- 脛骨下1/3骨幹部骨折
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1.大腿骨外顆骨折
問題210 下腿骨骨幹部骨折の合併症とその要因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 総腓骨神経麻痺 ─── 直達外力で発生した腓骨下1/3骨折
- 尖足位拘縮 ─── 足関節屈曲(底屈)位固定の継続
- 膝関節拘縮 ─── PTBギプスによる荷重歩行
- 内反変形 ─── 脛骨単独の斜骨折
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2.尖足位拘縮 ─── 足関節屈曲(底屈)位固定の継続
4.内反変形 ─── 脛骨単独の斜骨折
問題211 下腿骨果部骨折で正しいのはどれか。
- 外転型では前距腓靭帯断裂を伴うことが多い。
- 内転型の足部変形は軽度のことが多い。
- コットン(Cotton)骨折は脛腓靭帯の剥離骨折である。
- 脛骨後縁部骨折は足関節伸展(背屈)強制で発生しやすい。
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2.内転型の足部変形は軽度のことが多い。
問題212 距骨骨折と踵骨骨折に共通するのはどれか。
- 高所からの落下による受傷機序
- 筋の牽引力による延長転位
- 血行不良による骨壊死
- 後方転位によるナウマン(Naumann)症候
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1.高所からの落下による受傷機序
問題213 距腿関節脱臼で内果が突出してみえるのはどれか。
- 外側脱臼
- 内側脱臼
- 前方脱臼
- 後方脱臼
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1.外側脱臼
問題214 距腿関節脱臼の発生機序で誤っているのはどれか。
- 外側脱臼は足部の外転強制
- 内側脱臼は足部の内転強制
- 後方脱臼は足部の屈曲(底屈)強制
- 上方脱臼は足部の伸展(背屈)強制
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4.上方脱臼は足部の伸展(背屈)強制
問題215 顎関節症で誤っているのはどれか。
- マウスピースが治療に使われる。
- 咬合異常は原因の1つである。
- Ⅱ型は関節円板の異常が原因である。
- 顎関節運動時に弾発現象がみられる。
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3.Ⅱ型は関節円板の異常が原因である。
問題216 野球肘の好発部位でないのはどれか。
- 内側側副靭帯
- 肘頭
- 上腕骨小頭
- 上腕骨外側上顆
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4.上腕骨外側上顆
問題217 テニス肘で誤っているのはどれか。
- 発育期の障害である。
- 握力低下がみられる。
- 誘発テストとしてトムセン(Thomsen)テストがある。
- 短橈側手根伸筋起始部が損傷される。
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1.発育期の障害である。
問題218 後骨間神経麻痺で正しいのはどれか。
- 感覚障害がある。
- モンテギア(Monteggia)骨折に合併する。
- 手関節の伸展(背屈)は不能である。
- 前腕の回外が不能である。
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2.モンテギア(Monteggia)骨折に合併する。
問題219 第2?5指のMP関節ロッキングで誤っているのはどれか。
- 第2指に多い。
- MP関節は屈曲位をとる。
- 観血的療法の適応がある。
- 弾発指との鑑別が困難である。
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4.弾発指との鑑別が困難である。
問題220 正しいのはどれか。2つ選べ
- 鵞足炎では尻上がり現象が陽性である。
- 陽脛靭帯炎はX脚に多い。
- オスグット・シュラッテル(Osgood-Schlatter)病は骨端の骨化障害である。
- ジャンパー膝は膝蓋靭帯付着部の炎症である。
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3.オスグット・シュラッテル(Osgood-Schlatter)病は骨端の骨化障害である。
4.ジャンパー膝は膝蓋靭帯付着部の炎症である。
問題221 10歳の男子。前腕部を損傷した。エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。この損傷の整復後の固定肢位で正しいのはどれか。
- 肘関節鋭角屈曲位・前腕回外位
- 肘関節鋭角屈曲位・前腕回内位
- 肘関節鈍角屈曲位・前腕回外位
- 肘関節鈍角屈曲位・前腕回内位
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1.肘関節鋭角屈曲位・前腕回外位
問題222 22歳の男性。右手首の痛みと手首の動きが悪くなったため来所した。3ヶ月前に野球の練習中ヘッドスライディングをした際に右手を負傷し、3週間安静固定を行い練習を休んでいた。痛みがとれたため練習を再開したところ、練習開始直後から痛みがではじめてきたという。初検時にスナッフボックス部に軽度の腫脹と圧通を認めた。最も考えられる損傷はどれか。
- 手関節捻挫
- 手舟状骨骨折
- ズデック(Sudeck)骨萎縮
- 長母指伸筋腱断裂
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2.手舟状骨骨折
問題223 20歳の女性。なで肩、左頸から左上肢にしびれ感が出現し、あまり力が入らず、夜間痛も強い。上肢を挙上させて支えた状態でしばらく様子を観察すると、しびれ感が軽減したので、以下の検査を試みた。この症例で陽性になりにくい検査はどれか。

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3
問題224 55歳の女性。スーパー・マーケットに勤務しており、手を過度に使用する仕事をしている。最近になり右手の指で小さなものがつまみづらくなり、右母指・示指・中指掌側の感覚鈍麻を訴え来所した。夜間になると疼痛が増悪するとのことであった。母指球筋に萎縮があり、手根掌側の叩打によって放散痛を認めた。最も考えられるのはどれか。
- 前骨間神経麻痺
- 回内筋症候群
- ギヨン(Guyon)管症候群
- 手根管症候群
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4.手根管症候群
問題225 23歳の男性。左環指が伸びないとの訴えで来所した。3年前に左環指基節骨骨幹部骨折の既往があり、骨癒合はしているが掌側凸の変形を残したまま治癒したとのことである。PIP関節には約30度の屈曲拘縮を認めた。同関節の他動的屈曲は正常であるが、中指、小指を伸展位に保持した際の環指PIP関節の独立自動屈曲は制限されている。なお、MP関節およびDIP関節の運動はほぼ正常である。PIP関節の屈曲拘縮を起こしている原因はどれか。
- 浅指屈筋腱の癒着
- 深指屈筋腱の癒着
- 側副靭帯の肥厚短縮
- 指背腱膜の癒着
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1.浅指屈筋腱の癒着
問題226 69歳の女性。ゴミを出した帰りに自宅前の凍結道路でしりもちをついて転倒した。右股関節部周辺に痛みがあったが、歩くことができたので自宅に帰り朝食の準備に取りかかった。冷蔵庫の野菜室からネギを取るためにしゃがんで立ち上がろうとした際、右股関節部の痛みが強くなり立つことができなくなった。最も考えられるのはどれか。
- 股関節後方不全脱臼が完全脱臼となった。
- 大腿骨頸部外転型骨折が内転型骨折となった。
- 軽度の大腿骨頭すべり症が高度のすべりを起こした。
- 大腿筋膜張筋による弾発股が一時的な運動制限を起こした。
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2.大腿骨頸部外転型骨折が内転型骨折となった。
問題227 14歳の男子。肥満体型。右膝関節部の痛みを訴えて来所した。はっきりとした原因はなく、1か月位前から遊んでいるときに、膝に痛みを感じるようになった。3日前から膝部や股関節部に痛みが増強し、跛行が著明になってきたと訴える。膝には腫脹や圧痛はみられず炎症症状もないが、下肢を他動運動させると股関節部に運動制限がある。最も考えられるのはどれか。
- 大腿骨骨肉腫
- 膝蓋軟骨軟化症
- 大腿骨骨頭すべり症
- ペルテス(Perthes)病
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3.大腿骨骨頭すべり症
問題228 21歳の女性。自宅でコタツから立ち上ろうとしてよろけ、膝関節軽度屈曲位で下腿の外旋運動を強制された。膝関節部に疼痛が出現するとともに患肢荷重および屈伸運動不能となったため来所した。膝関節は軽度屈曲位に弾発性固定され、持続性の疼痛、腫脹および膝外側に骨性の膨隆を認めた。この損傷で誤っているのはどれか。
- 膝蓋骨高位を認める場合が多い。
- 脛骨粗面が内方へ偏位している場合が多い。
- 膝蓋骨骨軟骨骨折の合併がみられる。
- 自然に整復されて受診する場合が多い。
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2.脛骨粗面が内方へ偏位している場合が多い。
問題229 14歳の男子。中学入学後、陸上競技を始めた。1か月前から右膝に痛みを感じていたが、練習を休まずに継続していた。症状が悪化し、脛骨粗面の突出が目立ってきたので来所した。この患者に対する指導管理として適切でないのはどれか。
- 一時的なスポーツ活動の休止
- 突出部の継続的な圧迫
- 大腿四頭筋のストレッチング
- 疼痛部位へのアイシング
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2.突出部の継続的な圧迫
問題230 35歳の男性。2か月前から起床後の歩き始めの際、左踵に痛みを感じていた。運動後や長時間の立ち仕事の後に痛みが増強してきたので来所した。腫脹や発赤、感覚異常は特にみられなかったが、図のように足底部で圧痛点を認めた。また、足指を他動的に伸展させると同部位の痛みが再現された。最も考えられるのはどれか。

- 外脛骨障害
- 足根管症候群
- 足底腱膜炎
- 踵骨骨折
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3.足底腱膜炎
第15回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 誤っているのはどれか。
- 外傷性脱臼は青壮年に多い。
- 反復性脱臼は顎関節にみられる。
- 麻痺性脱臼は肩関節にみられる。
- 習慣性脱臼は外傷後続発する。
解答はこちらをタップ
1.外傷性脱臼は青壮年に多い。
4.習慣性脱臼は外傷後続発する。
問題187 脱臼の整復障害でないのはどれか。
- 関節包の弛緩
- ボタン穴機構
- 軟部組織の介在
- 支点となる骨の欠損
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1.関節包の弛緩
問題188 変換熱療法はどれか。2つ選べ。
- 超短波療法
- ホットパック療法
- 超音波療法
- 局所浴療法
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1.超短波療法
3.超音波療法
問題189 鎖骨骨折について誤っているのはどれか。
- 頭部を患側に傾ける。
- 患側の肩を挙上する。
- 患側の肩幅が狭くみえる。
- 患肢を健側の手で保持する。
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2.患側の肩を挙上する。
問題190 骨片転位と関わる筋との組合せで誤っているのはどれか。
- 肩甲骨上角骨折 ─── 小円筋
- 肩甲骨下角骨折 ─── 大円筋
- 肩峰骨折 ─── 三角筋
- 烏口突起骨折 ─── 小胸筋
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1.肩甲骨上角骨折 ─── 小円筋
問題191 上腕骨骨幹部骨折の三角筋付着部より近位骨片の転位に関与が少ないのはどれか。
- 大胸筋
- 大円筋
- 小円筋
- 広背筋
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2.大円筋
問題192 ガレアッチ(Galeazzi)骨折で正しいのはどれか。
- 尺骨骨幹部の骨折である。
- 尺骨脱臼を合併する。
- 橈骨神経麻痺が多い。
- 伸展型と屈曲型とに分類される。
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2.尺骨脱臼を合併する。
問題193 橈尺両骨骨幹部骨折の後遺症でないのはどれか。
- 肘関節屈曲障害
- 偽関節
- 橋状仮骨
- 阻血性拘縮
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1.肘関節屈曲障害
問題194 コーレス(Colles)骨折の合併症でないのはどれか。
- 尺骨突き上げ症候群
- 反射性交感神経性ジストロフィー
- 離断性骨軟骨炎
- 手根管症候群
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1.尺骨突き上げ症候群
問題195 手根骨骨折で発生頻度が高い部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題196 中手骨骨幹部骨折で回旋転位が生じやすいのはどれか。2つ選べ。
- 第2中手骨
- 第3中手骨
- 第4中手骨
- 第5中手骨
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1.第2中手骨
4.第5中手骨
問題197 正しい組合せはどれか。
- 中手骨頸部骨折 ─── 掌側凸変形
- 基節骨骨幹部骨折 ─── 掌側凸変形
- 中節骨骨幹部骨折 ─── 掌側凸変形(浅指屈筋腱付着部より近位)
- 中節骨骨幹部骨折 ─── 背側凸変形(浅指屈筋腱付着部より遠位)
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2.基節骨骨幹部骨折 ─── 掌側凸変形
問題198 マレットフィンガーで正しいのはどれか。
- Ⅰ型はDIP関節を過伸展位で固定する。
- Ⅱ型はDIP関節を屈曲位で固定する。
- Ⅲ型はDIP関節を過伸展位で固定する。
- Ⅰ型の固定期間はⅡ型より短い。
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1.Ⅰ型はDIP関節を過伸展位で固定する。
問題199 誤っているのはどれか。
- デュベルニー(Duverney)骨折は骨盤骨単独骨折の一つである。
- デュベルニー(Duverney)骨折では腸骨翼骨片は上外方に転位する。
- マルゲーヌ(Malgaigne)骨折は骨盤骨環骨折の一つである。
- マルゲーヌ(Malgaigne)骨折では患側の棘果長は健側より長い。
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4.マルゲーヌ(Malgaigne)骨折では患側の棘果長は健側より長い。
問題200 大腿骨頸部内側骨折で誤っているのはどれか。
- 転倒し大転子部を強打して受傷する。
- 総腓骨神経麻痺に注意する。
- 骨折線が垂直に近くなるほど骨癒合は良好である。
- 長期臥床による合併症に留意する。
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3.骨折線が垂直に近くなるほど骨癒合は良好である。
問題201 大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
- 中1/3部骨折が最も多い。
- 上1/3部骨折では近位骨片は屈曲・内転・内旋転位する。
- 下1/3部骨折での遠位骨片の後方転位は腓腹筋が関与する。
- 小児の治療では将来の過成長を考慮する。
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2.上1/3部骨折では近位骨片は屈曲・内転・内旋転位する。
問題202 脛骨顆部骨折で誤っているのはどれか。
- 外顆骨折の合併症として腓骨頭骨折がある。
- 内顆骨折では外反膝変形がみられる。
- 外顆骨折では内側側副靭帯の断裂に注意する。
- 脛骨関節面の陥没程度が治療上重要である。
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2.内顆骨折では外反膝変形がみられる。
問題203 下腿骨骨幹部両骨骨折で誤っているのはどれか。
- 中下1/3境界部に好発する。
- 直達外力による横骨折では両骨の骨折部はほぼ同高位となる。
- 介達外力による螺旋状骨折では脛骨骨折部が高位となる。
- 定型的骨折では骨折線は前内方から後外上方に走る。
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3.介達外力による螺旋状骨折では脛骨骨折部が高位となる。
問題204 足根骨骨折で誤っているのはどれか。
- 最も頻度が高いのは踵骨骨折である。
- 距骨骨折では頸部骨折が最も多い。
- ナウマン症候は踵骨骨折でみられる。
- 踵骨の鴨嘴状骨折はアキレス腱による剥離骨折である。
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3.ナウマン症候は踵骨骨折でみられる。
問題205 脱臼とその分類との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肩鎖関節脱臼 ─── 上方脱臼、前方脱臼、後方脱臼
- 胸鎖関節脱臼 ─── 後方脱臼、上方脱臼、下方脱臼
- 肩関節脱臼 ─── 前方脱臼、後方脱臼、下方脱臼、上方脱臼
- 前腕両骨脱臼 ─── 後方脱臼、前方脱臼、側方脱臼、開排脱臼
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3.肩関節脱臼 ─── 前方脱臼、後方脱臼、下方脱臼、上方脱臼
4.前腕両骨脱臼 ─── 後方脱臼、前方脱臼、側方脱臼、開排脱臼
問題206 肩鎖関節脱臼について誤っているのはどれか。
- 観血的な処置は第Ⅲ度損傷で適応となる。
- 鎖骨外端骨折との鑑別が必要である。
- 陳旧性になると鎖骨外端の肥大変形をみる。
- 第Ⅱ度損傷では烏口鎖骨靭帯は完全断裂している。
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4.第Ⅱ度損傷では烏口鎖骨靭帯は完全断裂している。
問題207 誤っている組合せはどれか。
- 肩関節前方脱臼 ─── 腋窩神経損傷
- 月状骨掌側脱臼 ─── 尺骨神経損傷
- 股関節後方脱臼 ─── 坐骨神経損傷
- 膝関節前方脱臼 ─── 脛骨神経損傷
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2.月状骨掌側脱臼 ─── 尺骨神経損傷
問題208 肩関節脱臼の外観で上肢外転角度が最も大きいのはどれか。
- 腋窩脱臼
- 烏口下脱臼
- 鎖骨下脱臼
- 関節窩下脱臼
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4.関節窩下脱臼
問題209 前腕両骨後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 青壮年期に比べて幼少年期に好発する。
- 前腕長の短縮が認められる。
- 前方関節包の損傷が認められる。
- 後療法では自動運動を主体に行う。
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1.青壮年期に比べて幼少年期に好発する。
問題210 肘内障で誤っているのはどれか。
- 軽度の肘関節運動は可能である。
- 肘関節過伸展強制で発生する。
- 鑑別診断として鎖骨骨折が挙げられる。
- 前腕の回外運動制限が認められる。
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2.肘関節過伸展強制で発生する。
問題211 徒手整復が最も困難な脱臼はどれか。

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4
問題212 外傷性股関節後方脱臼で正しいのはどれか。
- 股関節に過度伸展が強制されて発生する。
- 患肢は伸展、外旋、外転位をとる。
- 健側と比較して大腿は短縮してみえる。
- スカルパ三角部に大腿骨頭を触れる。
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3.健側と比較して大腿は短縮してみえる。
問題213 外傷性膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。
- 内側脱臼の発生頻度が高い。
- 膝関節は完全伸展位をとる。
- 股関節屈曲・膝関節伸展で整復する。
- 膝関節屈曲位で固定する。
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3.股関節屈曲・膝関節伸展で整復する。
問題214 外傷性距腿関節脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 距骨の転位方向で分類される。
- 下腿骨遠位端骨折を合併することはない。
- 外側脱臼は足部に内転が強制されて発生する。
- 後方脱臼では足は屈曲(底屈)位を呈する。
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1.距骨の転位方向で分類される。
4.後方脱臼では足は屈曲(底屈)位を呈する。
問題215 頸神経根の障害高位と症状の組合せで正しいのはどれか。
- C5 ─── 上腕二頭筋腱反射減弱
- C6 ─── 小指球筋の萎縮
- C7 ─── 肩甲骨の挙上障害
- C8 ─── 前腕外側部の感覚障害
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1.C5 ─── 上腕二頭筋腱反射減弱
問題216 神経症状を誘発する検査法でないのはどれか。
- ラセーグ・テスト
- ケンプ・テスト
- ニュートン・テスト
- スパーリング・テスト
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3.ニュートン・テスト
問題217 末梢神経損傷の検査法でないのはどれか。

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1
問題218 野球肘障害でないのはどれか。
- 離断性骨軟骨炎
- 上腕骨外側上顆炎
- 上腕骨内側上顆骨端核障害
- 内側側副靭帯損傷
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2.上腕骨外側上顆炎
問題219 誤っているのはどれか
- スワンネック変形は槌指変形に続発して起こる。
- 強剛母指はIP関節伸展位、MP関節屈曲位を呈する。
- ボタン穴変形はPIP関節掌側脱臼に続発して起こる。
- 母指MP関節側副靭帯損傷は尺側に多い。
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2.強剛母指はIP関節伸展位、MP関節屈曲位を呈する。
問題220 図は何の検査か。

- 内側側副靭帯損傷
- 内側半月損傷
- 前十字靭帯損傷
- 後十字靭帯損傷
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3,前十字靭帯損傷
問題221
6歳の男児。跳び箱から転落した際、左手掌を地面に強く衝き受傷し来所した。左肘関節部に著明な腫脹と変形、限局性圧痛を認めた。近医で診断を受けた。誤っているのはどれか。
- 偽関節を形成しやすい。
- 内反肘を呈することが多い。
- 観血療法の絶対適応である。
- 遅発性尺骨神経麻痺を呈する。
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2.内反肘を呈することが多い。
問題222
53歳の女性。自宅にて階段降時、左手掌部を衝いて転倒し来所した。左手関節部に著明な変形は認められないが、腫脹や橈骨茎状突起の近位3cm部に限局性圧痛を認めた。直ちに整形外科でエックス線検査を行った。診察の結果、手指の運動制限や感覚障害もなく、3週のギプス固定が行われた。固定除去2週後に左母指IP関節の自動運動が不能となった。整形外科初診時のエックス線写真(別冊№2A)固定除去2週後の手指の写真(別冊№2B)を別に示す。[別冊][№2写真A、B]最も考えられる合併症はどれか。
![53歳の女性。自宅にて階段降時、左手掌部を衝いて転倒し来所した。左手関節部に著明な変形は認められないが、腫脹や橈骨茎状突起の近位3cm部に限局性圧痛を認めた。直ちに整形外科でエックス線検査を行った。診察の結果、手指の運動制限や感覚障害もなく、3週のギプス固定が行われた。固定除去2週後に左母指IP関節の自動運動が不能となった。整形外科初診時のエックス線写真(別冊№2A)固定除去2週後の手指の写真(別冊№2B)を別に示す。[別冊][№2写真A、B]最も考えられる合併症はどれか。](https://kokushi.blog/wp-content/uploads/2023/10/スクリーンショット-2023-10-04-0.24.25.png)
- 後骨間神経麻痺
- 舟状骨骨折
- 手根管症候群
- 長母指伸筋腱断裂
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4.長母指伸筋腱断裂
問題223
56歳の男性。ゴルフのプレー中、クラブを地面に強く打ち付け左手の小指球部を負傷した。その後、様子をみていたが痛みが続くため来所した。限局性圧痛を認めた。写真(別冊№3)を別に示す。[別冊][№3写真]この圧痛点に該当する手根骨はどれか。
![56歳の男性。ゴルフのプレー中、クラブを地面に強く打ち付け左手の小指球部を負傷した。その後、様子をみていたが痛みが続くため来所した。限局性圧痛を認めた。写真(別冊№3)を別に示す。[別冊][№3写真]この圧痛点に該当する手根骨はどれか。](https://kokushi.blog/wp-content/uploads/2023/10/スクリーンショット-2023-10-04-0.27.58.png)
- 月状骨
- 豆状骨
- 三角骨
- 有鉤骨
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1.月状骨
問題224
16歳の男子。バレー部の練習後、自分で計画を立てランニング、ジャンプ、うさぎ跳び運動を道路と神社の階段で毎日行っていた。最近練習中に右下腿上部外側に疼痛と圧痛が現れたため来所した。最も考えられるのはどれか。
- 腓骨疲労骨折
- 腸脛靭帯炎
- 腓腹筋部分断裂
- 鵞足炎
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1.腓骨疲労骨折
問題225
42歳の女性。右肘外側の自発痛と右前腕の倦怠感を訴え来所した。年末に大掃除をした際、雑巾をしぼったり、重い荷物を持ち上げたりする時に痛みがでたという。肘関節の可動域制限、前腕の感覚障害はない。最も考えられるのはどれか。
- 肘部管症候群
- 肘関節遊離体
- 上腕骨外側上顆炎
- 変形性肘関節症
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3.上腕骨外側上顆炎
問題226
36歳の男性。ゴルフ歴10年。右利き。2か月前からクラブを振るときに左手関節尺側に疼痛が出現していた。最近はペットボトルのキャップを開け閉めする際にも痛みが出ると訴えて来所した。手関節の著明な可動域制限はなかった。同部に発赤や腫脹、変形は認めなかったが、手関節尺屈位で軸圧を加えると疼痛が再現された。最も考えられるのはどれか。
- 月状骨軟化症
- 尺骨茎状突起骨折
- 遠位橈尺関節脱臼
- 三角線維軟骨損傷
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4.三角線維軟骨損傷
問題227
21歳の男性。大学陸上部の短距離選手。約3か月前に右下肢の筋損傷を起こし来所した。図は、練習前後に行うように指導した損傷筋のスタティックストレッチである。その内容は踵部を台の上にのせ、膝軽度屈曲位あるいは伸展位で体幹をゆっくり前屈させ、伸ばされている状態を約20秒継続する。この筋損傷で正しいのはどれか。

- 介達外力より直達外力による発生頻度が高い。
- テニスレッグと呼ばれる損傷である。
- 坐骨結節に起始する筋の損傷である。
- RICE処置の中でCは禁忌である。
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3.坐骨結節に起始する筋の損傷である。
問題228
17歳の女子。陸上競技部員。1か月前から長時間のランニング中に、左下腿前面部の疼痛や左足関節が十分に背屈できなくなり、足を引っかけて転倒しそうになることが多くみられた。最近では左足部の異常な感覚も併せて認められるようになった。ランニングを終え、しばらくすると痛みや感覚の異常、筋力の低下はみられない。このランニング中に認められる足部の異常感覚を起こす固有領域はどこか。

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1
問題229
20歳の男性。サッカーの練習中、右足関節をねじり受傷。以前にも数回捻挫の既往がある。外果の前方に腫脹・圧痛がみられた。内反ストレス撮影では健側との差はわずかであったが、前方引き出し撮影では健側との差は著明であった。最も考えられる損傷はどれか。
- 前脛腓靭帯断裂
- 前距腓靭帯断裂
- 二分靭帯断裂
- 前距腓靭帯および踵腓靭帯断裂
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2.前距腓靭帯断裂
問題230
14歳の女子。マラソン大会の練習に励んでいたが、右足内果部前方に痛みが出現したため来所した。図に示した疼痛部位に豆粒大の硬い膨隆を認め、圧迫すると激痛を訴えた。患者の両足は共に内側縦アーチの低下がみられ、患側の下腿‐踵骨角は健側と比べて外反傾向が強かった。この患者への対応として誤っているのはどれか。

- 腓骨筋の筋力強化を指導した。
- 内側縦アーチを持ち上げるアーチサポートを使用した。
- ランニング専用のシューズを購入させた。
- 下腿屈筋群のストレッチを指導した。
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1.腓骨筋の筋力強化を指導した。
第16回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 ソルター・ハリスの分類で、予後において関節内変形をきたす可能性が高いのはどれか。

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4
問題187 高齢者の長期臥床による続発症でないのはどれか。
- 気胸
- 筋萎縮
- 褥創
- 尿路感染
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1.気胸
問題188 Gulut(グルト)の骨癒合日数で、正しい組合せはどれか。
- 腓骨 ─── 5週間
- 脛骨 ─── 6週間
- 下腿両骨 ─── 7週間
- 大腿骨 ─── 8週間
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1.腓骨 ─── 5週間
問題189 胸郭出口症候群の障害部位で、正しいのはどれか。
- 小胸筋と胸郭の間
- 鎖骨と鎖骨下筋の間
- 中斜角筋と後斜角筋の間
- 胸鎖乳突筋と僧帽筋の間
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1.小胸筋と胸郭の間
問題190 胸骨骨折で、正しいのはどれか。
- 小児に発生頻度が高い
- 好発部位は第2肋骨の高さである
- 介達外力による発生頻度が高い
- 転位が著明でも重篤な合併症はない
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2.好発部位は第2肋骨の高さである
問題191 ゴルフによる肋骨疲労骨折の好発部位として、正しいのはどれか。

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3
問題192 胸鎖関節脱臼と肩鎖関節脱臼に共通するのはどれか。
- 小児に発生頻度が高い
- 上方脱臼が最も多い
- 直達外力で発生しやすい
- 突出変形が残存しやすい
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4.突出変形が残存しやすい
問題193 関節円板の障害はどれか。2つ選べ
- 顎内症
- バンカート(Bankart)損傷
- TFC(三角線維軟骨)損傷
- 弾発股
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1.顎内症
3.TFC(三角線維軟骨)損傷
問題194 正しいのはどれか。2つ選べ
- 直達性脱臼は骨折を伴うものが多い
- 先天性脱臼は顎関節に多くみられる
- 陳旧性脱臼は脱臼後3ヶ月以上経過したものをいう
- 同側の胸鎖関節と肩鎖関節の同時脱臼は二重脱臼に分類される
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1.直達性脱臼は骨折を伴うものが多い
4.同側の胸鎖関節と肩鎖関節の同時脱臼は二重脱臼に分類される
問題195 鎖骨骨折で、誤りはどれか。
- 外1/3部骨折では、烏口鎖骨靱帯損傷の有無が予後を左右する
- 早期に120度までの肩関節外転運動を行う
- 青壮年の骨折は第3骨片を生じやすい
- 合併症として腕神経叢損傷が挙げられる
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2.早期に120度までの肩関節外転運動を行う
問題196 肩甲骨骨折について、正しいのはどれか。2つ選べ
- 体部骨折は直達外力によるものが多い
- 体部骨折は横骨折が多い
- 上角骨折は前外上方転位をきたす
- 下角骨折は上内方転位をきたす
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1.体部骨折は直達外力によるものが多い
2.体部骨折は横骨折が多い
問題197 上腕二頭筋長頭腱断裂で、正しいのはどれか。
- 若年スポーツ選手に好発する
- 大結節との摩擦によって起こる
- 筋腹の膨隆は正常より中枢部にみられる
- 日常生活に支障をきたす後遺障害は少ない
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4.日常生活に支障をきたす後遺障害は少ない
問題198 脱臼骨折で、骨折の整復を優先するのはどれか。

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2
問題199 ギヨン(Guyon)管症候群で認められるのはどれか。2つ選べ
- 母指内転運動の筋力低下
- 母指対立運動障害
- 小指球筋の萎縮
- 手背尺側部の感覚障害
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1.母指内転運動の筋力低下
3.小指球筋の萎縮
問題200 肘関節脱臼整復後の治療で、誤りはどれか。
- 肘関節を直角位で外固定する
- 3日間は冷罨法を行う
- 固定下で手指の自動運動を行う
- 固定除去後より徒手矯正を強力に行う
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4.固定除去後より徒手矯正を強力に行う
問題201 上腕骨外側上顆炎の治療で使用するバンドの圧迫部位はどれか。
- 外側上顆部
- 上腕二頭筋停止部
- 前腕伸筋筋腹部
- 前腕屈筋筋腹部
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3.前腕伸筋筋腹部
問題202 上腕骨骨幹部横骨折(三角筋付着部より遠位骨折)で、誤りはどれか。
- 下垂手を呈することがある
- 遠位骨片は前上方に転位する
- 肩関節外転位で固定する
- 偽関節の発生しやすい部位である
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2.遠位骨片は前上方に転位する
問題203 上腕骨顆上骨折で、誤りはどれか。
- 伸展型骨折、屈曲型骨折ともに幼少年期に好発する
- 伸展型骨折は肘関節部に強力な後方凸の屈曲力が作用して発生する
- 伸展型骨折の骨折線は前方から後上方に走行する
- ヒューター(Huter)線上に肘頭が位置する
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2.伸展型骨折は肘関節部に強力な後方凸の屈曲力が作用して発生する
問題204 上腕骨外顆骨折で、誤りはどれか。
- pulloff型は肘関節部に外転力が働いた際にみられる
- 肘部外側に腫脹がみられる
- 回転転位は手術の適応となる
- 後遺症として遅発性尺骨神経麻痺がみられる
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1.pulloff型は肘関節部に外転力が働いた際にみられる
問題205 尺骨頭が脱臼するのはどれか。
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
- モンテギア(Monteggia)骨折
- バートン(Barton)骨折
- ローランド(Roland)骨折
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1.ガレアッチ(Galeazzi)骨折
問題206 肘頭骨折で、正しいのはどれか。2つ選べ
- 小児に多くみられる
- 近位骨片は延長転位を呈する
- 肘関節の自動屈曲は可能である
- 正中神経麻痺の合併が多い
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2.近位骨片は延長転位を呈する
3.肘関節の自動屈曲は可能である
問題207 月状骨脱臼で、誤りはどれか。
- 手関節の伸展が強制されることにより発生する
- 手関節前後径は増大する
- 感覚鈍麻が環指、小指に多くみられる
- 手関節捻挫との鑑別が必要である
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3.感覚鈍麻が環指、小指に多くみられる
問題208 前腕両骨骨幹部骨折の後遺症でないのはどれか。
- 偽関節
- 内反肘
- 橋状仮骨
- コンパートメント症候群
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2.内反肘
問題209 掌側脱臼が多いのはどれか。
- 第1中手指節(MP)関節脱臼
- 遠位指節間(DIP)関節脱臼
- 近位指節間(RIP)関節脱臼
- 月状骨脱臼
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4.月状骨脱臼
問題210 第1中手指節(MP)関節脱臼で、誤っている組み合わせはどれか
- 背側脱臼 ─── 伸展・外転が強制されて発生
- 掌側脱臼 ─── 複合脱臼
- 水平脱臼 ─── 観血的整復が必要
- 垂直脱臼 ─── Z字型変形
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2.掌側脱臼 ─── 複合脱臼
問題211 手の近位指節間(PIP)関節脱臼で、誤りはどれか。
- 背側脱臼が多く発生する
- 中節基節部の骨折を合併することが多い
- 掌側板が関節内へ嵌入すると整復不能となる
- PIP関節を過伸展位で固定する
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4.PIP関節を過伸展位で固定する
問題212 骨折と遠位骨片転位との組み合わせで、正しいのはどれか。2つ選べ
- ベンネット (Bennett)骨折 ─── 掌側に転位
- 掌側バートン (Barton)骨折 ─── 背側近位に転位
- 中手骨骨幹部骨折 ─── 掌側に屈曲転位
- 基節骨骨幹部骨折 ─── 背側に屈曲転位
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3.中手骨骨幹部骨折 ─── 掌側に屈曲転位
4.基節骨骨幹部骨折 ─── 背側に屈曲転位
問題213 骨盤環骨折で、誤りはどれか。
- 出血性ショックの可能性が高い
- 尿道損傷の発生頻度が高い
- 治療法にキャンバス牽引法がある
- 偽関節を形成することが多い
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4.偽関節を形成することが多い
問題214 大腿骨頚部骨折・Pauwels(パウエルス)の分類で、正しいのはどれか。
- 骨折線が水平線となす角度で分類する
- 外転型骨折には適用されない
- 第2度は骨癒合が良好である
- 第3度は噛合しているものが多い
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1.骨折線が水平線となす角度で分類する
問題215 膝蓋骨脱臼骨折で、誤りはどれか。
- 骨軟骨骨折を伴いやすい
- 自然整復は稀である
- 再脱臼防止のために内側広筋の強化が必要
- 反復性脱臼に移行しやすい
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2.自然整復は稀である
問題216 大腿骨遠位骨端線離開で、誤りはどれか。
- 屈曲型の遠位骨片は前上方に転位する
- ソルター・ハリス分類のⅡ型が多い
- 伸展型では近位骨片による膝窩動脈損傷に注意する
- 成長障害に留意する
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1.屈曲型の遠位骨片は前上方に転位する
問題217 大腿骨顆部骨折で、誤りはどれか。
- 関節内骨折である
- 関節血腫が高度である
- 外顆骨折は内反膝を呈する
- 関節機能障害を残しやすい
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3.外顆骨折は内反膝を呈する
問題218 距腿関節脱臼と受傷後の肢位で、正しいのはどれか。
- 外側脱臼では、背屈位となる
- 内側脱臼では、回内位となる
- 後方脱臼では、底屈位となる
- 上方脱臼では、回外位となる
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3.後方脱臼では、底屈位となる
問題219 正しい組み合わせはどれか。2つ選べ
- 下腿前面コンパートメント症候群 ─── 浅腓骨神経
- 足根管症候群 ─── 脛骨神経
- 梨状筋症候群 ─── 閉鎖神経
- モートン(Morton)病 ─── 総底側指神経
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2.足根管症候群 ─── 脛骨神経
4.モートン(Morton)病 ─── 総底側指神経
問題220 足指末節骨骨折で、誤りはどれか。
- 第5指に発生しやすい
- 骨片転位はわずかである
- 直達外力で発生しやすい
- 骨癒合が遷延しやすい
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1.第5指に発生しやすい
問題221
70歳女性。食事中、急に顎関節に異常を訴えた。会話は困難で、半開口状態にある。頤部は右側に偏位し、下顎歯列は上顎歯列のやや前方に転位していた。最も考えられるのはどれか。
- 顎関節症
- 両側顎関節前方脱臼
- 右顎関節前方脱臼
- 左顎関節前方脱臼
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4.左顎関節前方脱臼
問題222
40歳男性。自転車ロードレース中、他車と接触、転倒し、頚部を負傷した。翌日、頚部を右側屈位に保持した状態で来所した。頚部に軽度の熱感が認められ、他動的に前後屈、回旋、側屈運動を行うと、頚部および両上肢に放散痛が出現した。上肢の深部腱反射は亢進し、さらに両手全体におよぶ感覚障害も認められた。所見時の対応として正しいのはどれか。2つ選べ
- 頚椎カラーによる固定を行う
- 揉捏法を行う
- 専門医に紹介する
- 温熱療法を行う
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1.頚椎カラーによる固定を行う
3.専門医に紹介する
問題223 26歳男性。柔道の試合中に投げられ、右肩部を強打した。エックス線写真を別に示す。正しいのはどれか。

- 肩関節脱臼がある
- 鎖骨外側端骨折がある
- 肩鎖関節脱臼がある
- 烏口突起骨折がある
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2.鎖骨外側端骨折がある
問題224
50歳男性。日曜大工でネジ回し動作を長時間行ったところ、右肘関節尺側の疼痛と小指部のしびれ感が出現した。肘関節屈伸障害と外反肘変形が認められた。小学5年生の頃、木登りで落下し、右腕を骨折した既往がある。最近になってワイシャツのボタンをかけるのが困難で不便を感じていた。考えられる既往の骨折はどれか。
- 上腕骨顆上骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
- 上腕骨外顆骨折
- 尺骨肘頭骨折
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3.上腕骨外顆骨折
問題225 23歳女性。サッカーのキーパーでボールが左小指にあたり負傷した。エックス線写真を別に示す。誤りはどれか。

- 各指を屈曲し、爪が平行に並んでいるか確認する
- 中手指節(MP)関節伸展位で固定する
- 環指と一緒に固定する
- 固定期間は2週間とする
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2.中手指節(MP)関節伸展位で固定する
問題226
14歳男子。サッカーの試合中、ロングシュートをした際に股関節部に激痛が出現し、爪甲不能となった。股関節に強い圧痛と疼痛性可動制限があった。考えられるのはどれか。
- 腸骨翼骨折
- 下前腸骨棘骨折
- 恥骨枝骨折
- 坐骨結節骨折
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2.下前腸骨棘骨折
問題227 25歳男性。昨日、渓流釣りで川の中を走行中、滑って右足部が内反位に強制された。来所時に図の部分に圧痛がみられた。最も考えられるのはどれか。

- 前距腓靱帯損傷
- 脛腓靱帯損傷
- ショパール(Chopart)関節損傷
- リスフラン(Lisfranc)関節損傷
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4.リスフラン(Lisfranc)関節損傷
問題228
20歳女性。右足先にピリピリする痛みが放散すると訴え来所した。足関節内果下方部に約1㎝大の腫瘤を認め、同部位を指先で叩くと主訴と一致する痛みが再現された。腫瘤は整形外科でガングリオンと診断された。認められない所見はどれか。
- 母指伸筋力低下
- 足底部の感覚障害
- 夜間痛
- チネル様徴候陽性
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1.母指伸筋力低下
問題229
56歳男性。自宅にて重量物を運んでいる際、段差に足先を引っ掛け転倒し、右足部を負傷した。足関節部に高度な腫脹がみられた。また、足軸が外方へ向かい、踵部がやや後方へ突出し、足関節部は幅広くみえた。エックス線写真を別に示す。考えられるのはどれか。

- ポット(Pott)骨折
- デュベルニー(Duverney)骨折
- コットン(Cotton)骨折
- ジョーンズ(Jones)骨折
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3.コットン(Cotton)骨折
問題230
48歳男性。ハシゴから足を踏み外し転落、右足底部から接地し転倒した。その後、右足での荷重は疼痛のため不能となった。2日後に来所、足部全体の腫脹が強く、足底から下腿に広がる皮下出血斑がみられ、腹臥位にして足部を後方からみると図のような外観を呈していた。距腿関節部に変形はなく、屈伸運動は可能であったが、足の回内回外運動は疼痛のため不能であった。この損傷の後遺症として考えられるのはどれか。2つ選べ

- 骨片の無腐性壊死
- ズデック(Sudeck)骨萎縮
- 腓骨筋腱腱鞘炎
- 凹足変形
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2.ズデック(Sudeck)骨萎縮
3.腓骨筋腱腱鞘炎
第17回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 疲労骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 高齢者に多い。
- 骨腫瘍との鑑別が容易である。
- 衝撃外力の集積で発生する。
- 骨膜反応がみられる。
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3.衝撃外力の集積で発生する。
4.骨膜反応がみられる。
問題187 屈曲骨折で誤っているのはどれか。
- 骨の一側が固定されて他側に屈曲力が働き発生する。
- 骨折線は凸側から固定された方向へ斜めに走る。
- 骨輪を形成する部位では一方向の外力で発生する。
- 第三骨片を生じる。
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3.骨輪を形成する部位では一方向の外力で発生する。
問題188 脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 反復性脱臼は肩関節に多い。
- 中心性脱臼は肩関節に多い。
- 習慣性脱臼は中手指節(MP)関節に多い。
- 先天性脱臼は股関節に多い。
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1.反復性脱臼は肩関節に多い。
4.先天性脱臼は股関節に多い。
問題189 脱臼と随伴する損傷との組合せで誤っているのはどれか。
- 顎関節前方脱臼 ─── 関節包断裂
- 肩関節前方脱臼 ─── 腋窩神経損傷
- 肘関節後方脱臼 ─── 鈎状突起骨折
- 股関節後方脱臼 ─── 坐骨神経損傷
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1.顎関節前方脱臼 ─── 関節包断裂
問題190 筋の損傷で誤っているのはどれか。
- 肉離れはハムストリングスに好発する。
- 挫滅症候群は壊死した筋細胞から出るミオグロビンが原因となる。
- 筋損傷で生じた血腫は骨化性筋炎の原因となる。
- 筋損傷後は壊死部が延長して再生する。
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4.筋損傷後は壊死部が延長して再生する。
問題191 脊椎圧迫骨折の好発部位はどれか。
- 第3胸椎
- 第7胸椎
- 第12胸椎
- 第4腰椎
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3.第12胸椎
問題192 鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
- 遠位部では肩鎖関節脱臼との鑑別を要する。
- 小児は不全骨折が多い。
- 成人では変形治癒もみられる。
- 高齢者は手術適用となることが多い。
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4.高齢者は手術適用となることが多い。
問題193 骨折の骨片転位と関与する筋との組合せで誤っているのはどれか。
- 上腕骨小結節骨折の骨片転位 ─── 肩甲下筋
- 上腕骨内側上顆骨折の骨片転位 ─── 前腕屈筋群
- 鎖骨骨折の短縮転位 ─── 大胸筋
- 大腿骨顆上屈曲型骨折の遠位骨片転位 ─── ヒラメ筋
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4.大腿骨顆上屈曲型骨折の遠位骨片転位 ─── ヒラメ筋
問題194 外傷性脱臼で誤っているのはどれか。
- 関節包の損傷は必発である。
- 関節軸は骨頭の方向に転位する。
- 掌側板の嵌入は整復障害となる。
- ボタン穴機構は整復障害となる。
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1.関節包の損傷は必発である。
問題195 上腕骨近位部骨折で誤っているのはどれか。
- 骨頭骨折は腱板断裂と誤診されやすい。
- 外科頸骨折は骨頭が無腐性壊死に陥りやすい。
- 小結節骨折は肩関節脱臼に合併することが多い。
- 大結節骨折で転位の残存はインピンジメントに関与する。
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2.外科頸骨折は骨頭が無腐性壊死に陥りやすい。
問題196 上腕骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力では横骨折となる。
- 螺旋状骨折では遠位骨片は内旋転位する。
- 下垂手の原因になる。
- 軽度の短縮変形でもADL障害の大きな要因となる。
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3.下垂手の原因になる。
問題197 肘関節周辺の骨折で、前腕を回外位で固定するのはどれか。2つ選べ。

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3.4.
問題198 小児の橈骨近位部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 合併損傷として尺骨近位部骨折がある。
- 橈骨頭骨折が多い。
- 橈骨頭の傾斜転位は自家矯正する。
- 肘関節屈曲、前腕回外位にて固定する。
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3.橈骨頭の傾斜転位は自家矯正する。
4.肘関節屈曲、前腕回外位にて固定する。
問題199 中手骨骨折でオーバーラッピング現象が最も起こりやすいのはどれか
- 第1中手骨
- 第3中手骨
- 第4中手骨
- 第5中手骨
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4.第5中手骨
問題200 マレットフィンガーで正しいのはどれか。
- 型は経過良好である。
- Ⅱ型は遠位指節間(DIP)関節を屈曲位固定とする。
- Ⅲ型は脱臼骨折となることがある。
- 受傷時スワンネック変形を呈する。
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3.Ⅲ型は脱臼骨折となることがある。
問題201 骨盤の剥離骨折と原因となる筋との組合せで正しいのはどれか。
- 上前腸骨棘 ─── 大腿直筋
- 腸骨稜 ─── 外腹斜筋
- 下前腸骨棘 ─── 縫工筋
- 坐骨結節 ─── 長内転筋
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2.腸骨稜 ─── 外腹斜筋
問題202 大腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 上1/3部骨折の近位骨片は外転転位する。
- 上1/3部骨折の遠位骨片は屈曲転位する。
- 中1/3部骨折の遠位骨片は内転転位する。
- 下1/3部骨折の遠位骨片は前方転位する。
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1.上1/3部骨折の近位骨片は外転転位する。
問題203 膝蓋骨骨折で誤っているのはどれか。
- 軽度の腱膜損傷では転位が小さい。
- 膝関節伸展位で固定する。
- 介達外力では縦骨折となる。
- 転位が大きい時には手術を行う。
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3.介達外力では縦骨折となる。
問題204 顎関節前方脱臼の症状でないのはどれか
- 唾液流出
- 関節動揺性
- 閉口障害
- 頬部扁平
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2.関節動揺性
問題205 肩鎖関節上方脱臼で誤っているのはどれか。
- 第3度損傷では烏口肩峰靭帯の完全断裂がみられる。
- ピアノキー症状がみられる。
- 変形治癒が多い。
- 陳旧例では鎖骨外端の肥大変形がみられる。
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1.第3度損傷では烏口肩峰靭帯の完全断裂がみられる。
問題206 肩関節脱臼で正しい組合せはどれか。
- 上方脱臼 ─── 腋窩脱臼
- 下方脱臼 ─── 肩峰下脱臼
- 前方脱臼 ─── 烏口突起上脱臼
- 後方脱臼 ─── 棘下脱臼
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4.後方脱臼 ─── 棘下脱臼
問題207 肩関節窩を図に示す。肩関節脱臼で関節唇損傷が発生しやすいのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題208 肘関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 肘関節内側側副靱帯が断裂している。
- 成人では橈骨頸部骨折を合併することが多い。
- 前方に突出した上腕骨滑車で正中神経損傷を伴う。
- 小児では上腕骨内側上顆骨折を合併することが多い。
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2.成人では橈骨頸部骨折を合併することが多い。
問題209 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 月状骨脱臼では月状骨が背側に脱臼する。
- 月状骨脱臼は手関節伸展位で手掌を衝き発生する。
- 月状骨周囲脱臼は掌側脱臼となることが多い。
- 月状骨周囲脱臼では月状骨と橈骨との位置関係は保たれる。
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2.月状骨脱臼は手関節伸展位で手掌を衝き発生する。
4.月状骨周囲脱臼では月状骨と橈骨との位置関係は保たれる。
問題210 第1中手指節(MP)関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 掌側脱臼では指部が掌側に偏位する。
- 水平脱臼では掌側板が中手骨頭背側に乗り上げている。
- 垂直脱臼ではZ字型の特有な変形を呈する。
- 垂直脱臼には牽引整復法が有用である。
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4.垂直脱臼には牽引整復法が有用である。
問題211 股関節後方脱臼で正しいのはどれか。
- 大腿は短縮してみえる。
- ローゼル・ネラトン線上に大転子が位置する。
- 股関節伸展、外転、外旋位を呈する。
- 股関節の自動運動は可能である。
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1.大腿は短縮してみえる。
問題212 膝関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 前方脱臼では大腿骨遠位端が脛骨近位端前方へ転位する。
- 後方脱臼では膝蓋骨が大腿顆部下方で水平位となる。
- 側方脱臼では不全脱臼が多い。
- 回旋脱臼では脛骨が大腿骨に対して回旋転位する。
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1.前方脱臼では大腿骨遠位端が脛骨近位端前方へ転位する。
問題213 リスフラン関節脱臼で正しいのはどれか。
- 前足部が母足指側へ転位したものを外側脱臼という。
- 内側脱臼では第5中足骨基部が突出する。
- 足内側縦アーチには変化がみられない。
- 第2中足骨基部骨折が合併しやすい。
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4.第2中足骨基部骨折が合併しやすい。
問題214 図に示した動作ができない場合に疑われる筋損傷はどれか。

- 大胸筋
- 上腕二頭筋
- 大円筋
- 肩甲下筋
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4.肩甲下筋
問題215 感覚障害が生じないのはどれか。
- 筋皮神経麻痺
- 前骨間神経麻痺
- 尺骨神経低位麻痺
- 正中神経低位麻痺
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2.前骨間神経麻痺
問題216 ド・ケルバン(deQuervain)病で誤っているのはどれか。
- 尺骨遠位端骨折が発症原因となる。
- 本態は狭窄性腱鞘炎である。
- 中年以降の女性に多くみられる。
- 母指を中にして手を握り、手関節を尺屈させると痛む。
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1.尺骨遠位端骨折が発症原因となる。
問題217 足関節捻挫で正しいのはどれか。
- 外がえし捻挫の発生が多い。
- 内がえし捻挫では内側靱帯損傷がみられる。
- 後距腓靱帯断裂が起きると前方引き出しが著明となる。
- 距骨傾斜角の増大は重度損傷でみられる。
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4.距骨傾斜角の増大は重度損傷でみられる。
問題218 足部を図に示す。有痛性三角骨障害が起きる部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題219 前十字靱帯損傷の検査法でないのはどれか。
- ラックマンテスト
- Nテスト
- アプレーテスト
- 前方引き出しテスト
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3.アプレーテスト
問題220 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- 直達外力で生じた骨片は外方へ転位する。
- 単純エックス線検査で認められないことがある。
- 解剖学的整復の必要がある。
- 疲労骨折は下位肋骨に発生する。
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1.直達外力で生じた骨片は外方へ転位する。
問題221 36歳の男性。3か月前からゴルフ練習後、頸部に疼痛があったが放置していた。1週前の練習中、頸部痛が増強したため来所した。頸肩背部の筋緊張が強く、頸部運動制限が認められた。頸部後屈時には頸胸椎移行部に痛みが出現し、第7頸椎棘突起の圧痛、叩打痛も認められた。上肢、下肢の感覚障害や深部腱反射の異常は認められなかった。考えられるのはどれか。
- スコップ作業者病
- 頸椎椎間関節症
- 後縦靱帯骨化症
- 頸椎症性神経根症
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1.スコップ作業者病
問題222 52歳の男性。右肘から小指にかけてしびれが出現し来所した。約2か月間放置していたが、徐々にしびれが強くなってきたという。右肘関節に外反変形があり、6歳のときに鉄棒から落ちて骨折をしたという。考えられるのはどれか。
- 後骨間神経麻痺
- レイノー(Raynaud)病
- ギヨン(Guyon)管症候群
- 遅発性尺骨神経麻痺
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4.遅発性尺骨神経麻痺
問題223 28歳の男性。階段で転倒し右肘関節屈曲位で肘頭部を打撲した。肘関節後方に高度な腫脹がみられる。尺骨近位部が陥凹し、肘頭は健側と比べると上方に位置していた。肘関節の自動屈曲運動は可能であったが、自動伸展運動は不能であった。正しいのはどれか。
- 斜骨折となるものが多い。
- 上腕二頭筋の断裂がある。
- 観血療法が適応となる。
- 肘関節後方脱臼を合併する。
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3.観血療法が適応となる。
問題224 65歳の女性。道路の段差につまずき転倒した。起立困難となり近所の人達に担がれて来所した。膝部に高度な腫脹と外反変形とがあり、伸展位での側方動揺性が認められる。考えられるのはどれか。
- 脛骨内顆骨折
- 脛骨外顆骨折
- 脛骨粗面骨折
- 膝蓋骨脱臼
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2.脛骨外顆骨折
問題225 19歳の女性。陸上競技長距離選手。1か月前に練習後、足背に痛みが現れたが単純エックス線検査では異常はみられなかった。最近では歩行時にも痛みが現れるようになり、足背に腫脹と圧痛とを認める。考えられるのはどれか。
- ジョーンズ(Jones)骨折
- 第1ケーラー(Kohler)病
- 第2中足骨疲労骨折
- 扁平足
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3.第2中足骨疲労骨折
問題226 50歳の男性。脚立から落下して肩関節前方脱臼を起こした。翌日まで放置し来所した。徒手整復後に筋力低下と感覚障害とを認めた。この患者にみられる症状はどれか。2つ選べ。
- 前腕回外力の低下
- 肩関節外転力の低下
- 上腕部近位外側のしびれ
- 前腕部近位外側のしびれ
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2.肩関節外転力の低下
3.上腕部近位外側のしびれ
問題227 35歳の男性。1か月前からテニスラケットを振る際、右の手関節尺側に痛みを感じるようになった。利き腕は右である。手関節の可動域に左右差はみられないが、回内、回外動作で強い痛みが生じる。手関節の尺屈時に軸圧を加えると痛みが増強した。発赤や腫脹は明瞭ではない。考えられるのはどれか。
- 三角線維軟骨複合損傷
- 尺側手根伸筋腱損傷
- 手舟状骨骨折
- 遠位橈尺関節脱臼
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1.三角線維軟骨複合損傷
問題228 34歳の女性。フライパンで調理後、示指が屈曲したまま伸展不能となり来所した。MP関節が30度屈曲位で固定され、PIP関節とDIP関節は伸展している。その位置からのMP関節伸展は不能で屈曲は可能であった。疼痛と腫脹は明瞭ではない。考えられるのはどれか。
- 示指伸筋腱損傷
- マレットフィンガー
- ロッキングフィンガー
- 弾発指
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3.ロッキングフィンガー
問題229 20歳の女性。スキー競技会へ向けて練習に励んでいたが、1か月前から左膝の図に示す部位に練習後の痛みを感じていた。3日前から膝関節屈伸運動の際に何かが引っかかる感じがし、日常生活でも疹痛が強くなったため来所した。膝蓋骨内側部を母指で軽く押さえて膝を屈伸させると明らかなクリック音が生じる。膝軽度屈曲位で膝蓋骨を大腿骨に押し付けるようにして上下、左右に動かしてみても轢音や疼痛はみられなかった。考えられるのはどれか。

- 腸脛靱帯炎
- 鵞足滑液包炎
- 膝蓋軟骨軟化症
- タナ(滑膜ヒダ)障害
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4.タナ(滑膜ヒダ)障害
問題230 18歳の男性。陸上競技長距離選手。1週前からランニング中、右膝関節外側部に疾病が出現し来所した。疼痛のため膝関節を伸展位で歩行していた。大腿骨外側上顆部に軽度の腫脹、自発痛および圧痛があり、立位での屈伸運動では同部に疼痛が認められた。適切なストレッチ方法はどれか。

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4
第18回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 骨折で正しい組合せはどれか。
- 肘頭骨折 ─── 螺旋状骨折
- 肋骨骨折 ─── 圧迫骨折
- ローランド(Roland) 骨折 ─── 単数骨折
- マルゲーニュ(Malgaigne)骨折 ─── 垂直重複骨折
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4.マルゲーニュ(Malgaigne)骨折 ─── 垂直重複骨折
問題187 胸鎖関節脱臼で正しいのはどれか。
- 上方脱臼が多い。
- 鎖骨近位端骨折と外観が類似する。
- 受傷時に肩関節の機能障害は認められない。
- 変形を残すことはまれである。
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2.鎖骨近位端骨折と外観が類似する。
問題188 小児の骨折で偽関節発生頻度が高いのはどれか。
- 上腕骨顆上骨折
- モンテギア(Monteggia)骨折
- 上腕骨外顆骨折
- 上腕骨遠位骨端離開
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3.上腕骨外顆骨折
問題189 外傷性腕神経叢麻痺で誤っているのはどれか。
- オートバイによる交通事故で起こりやすい。
- ホルネル徴候は下位損傷で生じる。
- 弛緩性麻痺がみられる。
- 節前損傷は予後良好である。
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4.節前損傷は予後良好である。
問題190 橈骨遠位端骨折の合併症でないのはどれか。
- ズデック骨萎縮
- 手根管症候群
- マーデルング(Madelung)変形
- 長母指伸筋腱断裂
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3.マーデルング(Madelung)変形
問題191 フォルクマン(Volkmann)拘縮による手の変形はどれか。

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1
問題192 ゴルフによる肋骨疲労骨折で正しいのはどれか
- 利き手側の肋骨に起こりやすい。
- 第1肋骨に起こりやすい。
- 肋骨結節と肋骨角との間で発生することが多い。
- 骨折部は胸郭外方凸の変形が認められる。
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3.肋骨結節と肋骨角との間で発生することが多い。
問題193 定型的鎖骨骨折で遠位骨片の転位に関与するのはどれか。
- 大胸筋
- 胸鎖乳突筋
- 三角筋
- 肩甲下筋
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1.大胸筋
問題194 反復性肩関節脱臼の要因で誤っているのはどれか。
- 初回脱臼年齢は中年以降である。
- 初回脱臼時の固定期間が短い。
- 関節窩前下縁に骨折がある。
- 上腕骨頭の後外側部に骨欠損がある。
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1.初回脱臼年齢は中年以降である。
問題195 上腕二頭筋長頭腱断裂で誤っているのはどれか。
- 壮年期の肉体労働者に多い。
- 突然の強い伸張力で発生することが多い。
- 著しいADL障害が残る。
- 筋腹の膨隆は正常よりも末部にみられる。
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3.著しいADL障害が残る。
問題196 上腕骨近位端部骨折で正しいのはどれか。
- 骨頭骨折は骨癒合が良好である。
- 解剖頸骨折は肩関節内転・屈曲位固定する。
- 骨頭骨折は初期から関節運動を行わせる。
- 解剖頸骨折は関節内血腫が著明である。
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4.解剖頸骨折は関節内血腫が著明である。
問題197 野球肘で起こりにくいのはどれか。
- 上腕骨内側上顆炎
- 内側側副靭帯断裂
- 外側側副靭帯断裂
- 離断性骨軟骨炎
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3.外側側副靭帯断裂
問題198 後骨間神経麻痺の症状はどれか。
- 示指指腹部の感覚障害
- 手背橈側部の感覚障害
- 母指の伸展運動障害
- 小指の外転運動障害
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3.母指の伸展運動障害
問題199 上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。
- 内反力でプルオフ(pull off)損傷が発生する。
- ソルター-ハリス分類ではⅤ型が多い。
- 内反肘が生じやすい。
- 橈骨神経麻痺を起こす。
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1.内反力でプルオフ(pull off)損傷が発生する。
問題200 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか
- 骨折線は後下方から前上方に走る。
- 遠位骨片が近位端の後上方に転位する。
- 肘関節前方脱臼と外観が類似する。
- 前腕回外位で固定する。
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2.遠位骨片が近位端の後上方に転位する。
問題201 上腕骨内側上顆骨折で誤っているのはどれか。
- 前腕屈筋群によって骨片は転位する。
- 骨片が関節内に介在する場合は観血療法の適応となる。
- 肘関節脱臼に合併することがある。
- 関節包内骨折である。
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4.関節包内骨折である。
問題202 遠位橈尺関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 橈骨遠位端部の骨折に合併する。
- 背側脱臼では尺骨頭が掌側に転位する。
- 掌側脱臼では前腕回外位をとる。
- 離開では手関節部の横径が増大する。
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2.背側脱臼では尺骨頭が掌側に転位する。
問題203 デュピュイトラン(Dupuytren)拘縮で誤っているのはどれか。
- 男性に多い。
- 母指に好発する。
- MP・PIP関節の屈曲拘縮がみられる。
- 手掌腱膜に結節がみられる。
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2.母指に好発する。
問題204 モンテギア(Monteggia)骨折で正しいのはどれか。
- 屈曲型の発生頻度が高い。
- 伸展型は整復が比較的容易である。
- 屈曲型は前方凸変形を呈する。
- 伸展型は肘関節鋭角屈曲位、回外位で固定する。
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4.伸展型は肘関節鋭角屈曲位、回外位で固定する。
問題205 円回内筋付着部から遠位の橈尺両骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力によるものは横骨折になりやすい。
- 骨癒合は比較的良好である。
- 幼児であっても若木骨折となるのはまれである。
- 前腕中間位で固定する。
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4.前腕中間位で固定する。
問題206 スミス(Smith)骨折で正しいのはどれか。
- 橈骨遠位端部に掌側凸の力が働いて骨折する。
- 遠位骨片は尺側転位を呈する。
- 橈骨動脈損傷に注意して整復する。
- 前腕回内位で固定する。
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3.橈骨動脈損傷に注意して整復する。
問題207 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
- 舟状骨結節部の骨折が多くみられる。
- 手根部橈側掌面への直達外力によるものが多い。
- 近位1/3部の骨折では遠位骨片への血液供給が絶たれやすい。
- 母指はIP関節の手前まで固定する。
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4.母指はIP関節の手前まで固定する。
問題208 中手骨頸部骨折で正しいのはどれか。
- 第2中手骨に好発する。
- 手を握らせると患指骨頭が欠損してみえる。
- MP関節は伸展位で固定する。
- 固定期間は8週間である。
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2.手を握らせると患指骨頭が欠損してみえる。
問題209 掌側凸の変形をきたす骨折はどれか。2つ選べ。
- 中手骨骨幹部横骨折
- 中手骨頸部骨折
- 基節骨骨幹部骨折
- 中節骨遠位骨折
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3.基節骨骨幹部骨折
4.中節骨遠位骨折
問題210 脱臼と症状との組合せで誤っているのはどれか。
- 肩鎖関節上方脱臼 ─── ピアノキー症状
- 肩関節関節窩下脱臼 ─── モーレンハイム窩の消失
- 肘関節後方脱臼 ─── 肘関節屈曲位の弾発性固定
- 近位指節間関節背側脱臼 ─── 基節骨骨頭の掌側凸変形
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2.肩関節関節窩下脱臼 ─── モーレンハイム窩の消失
問題211 デュベルニー(Duverney)骨折で誤っているのはどれか。
- 側方からの直達外力で発生する。
- 腸骨稜から前腸骨棘に骨折線が走る。
- 患肢で起立すると局所に激痛がある。
- 転子果長は延長する。
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4.転子果長は延長する。
問題212 外傷性股関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 骨折を合併することが多い。
- 股関節は屈曲・外転・外旋位に弾発性固定される。
- コッヘル法で整復する。
- 骨頭壊死の発生に留意する。
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2.股関節は屈曲・外転・外旋位に弾発性固定される。
問題213 尻上がり現象に関与する筋はどれか。
- 内側広筋
- 外側広筋
- 大腿直筋
- 中間広筋
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3.大腿直筋
問題214 膝蓋骨骨折で正しいのはどれか。
- 縦骨折は介達外力によるものが多い。
- 裂離骨折が多い。
- 開放骨折が多い。
- 分裂膝蓋骨との識別が必要である。
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4.分裂膝蓋骨との識別が必要である。
問題215 骨折の原因で誤っている組合せはどれか。
- 脛骨顆部両顆骨折 ─── 高所からの転落
- 脛骨顆間隆起骨折 ─── 膝蓋腱の牽引力
- 脛骨粗面骨折 ─── 大腿四頭筋の牽引力
- 腓骨単独骨折 ─── 大腿二頭筋の牽引力
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2.脛骨顆間隆起骨折 ─── 膝蓋腱の牽引力
問題216 下腿骨骨幹部骨折で誤っている組合せはどれか。
- 変形治癒 ─── 斜骨折
- 関節拘縮 ─── 長期固定
- 遷延治癒 ─── 上・中1/3境界部
- 筋萎縮 ─── 長期免荷
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3.遷延治癒 ─── 上・中1/3境界部
問題217 施術に際しての評価で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 初期評価で治癒までの治療プログラムを設定する。
- 中間評価で回復の限界を判定する。
- 中間評価は繰り返し行う。
- 最終評価で業務範囲であるか否かを判定する。
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1.初期評価で治癒までの治療プログラムを設定する。
3.中間評価は繰り返し行う。
問題218 骨折の持続牽引整復法で誤っているのはどれか。
- 管理が容易である。
- 骨折部に対する固定力を期待できる。
- 屈曲転位に対する矯正力がある。
- 牽引には重錘が用いられる。
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1.管理が容易である。
問題219 RICE処置でⅠの目的はどれか。
- 積極的な自動運動を行わせる。
- 損傷組織周囲の細胞の代謝を下げる。
- 重力作用によって浮腫発生を抑える。
- 損傷した患部の安静をはかる。
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2.損傷組織周囲の細胞の代謝を下げる。
問題220 初期固定を良肢位としないのはどれか。
- 肘頭完全骨折
- 手指基節骨骨幹部骨折
- 脛骨骨幹部骨折
- 脛骨果部骨折
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1.肘頭完全骨折
問題221
18歳の男性。長距離陸上選手。最近20分ほどのランニングで左大腿部から下腿後面、足先までしびれ感を感じるようになり来所した。腰部に自発痛と運動痛は認めない。坐骨結節と大転子を結ぶ線のほぼ中央部に圧痛を認める。股関節を屈曲、内旋すると下肢後面への放散痛が再現される。下肢の筋力低下、深部腱反射の異常は認めない。考えられるのはどれか。
- 梨状筋症候群
- 腰部脊柱管狭窄症
- 足根管症候群
- 弾発股
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1.梨状筋症候群
問題222 7歳の女児。跳び箱の着地に失敗して右肩を強打した。単純エックス線写真(別冊№1)を別に示す。[別冊][№1写真]正しいのはどれか。
![7歳の女児。跳び箱の着地に失敗して右肩を強打した。単純エックス線写真(別冊№1)を別に示す。[別冊][№1写真]正しいのはどれか。](https://kokushi.blog/wp-content/uploads/2023/10/スクリーンショット-2023-10-20-0.37.48.png)
- 観血的整復が必要である。
- リング固定をする。
- 側臥位で就寝させるよう指導する。
- 固定期間を8週間とする。
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2.リング固定をする。
問題223
35歳の男性。柔道の初心者。3か月前、練習中に右肘に痛みを感じた。当初から肘部に目立った腫脹はないが、本を回内位で持ち上げる動作やタオルを絞る動作で痛みが増強する。圧痛部位の写真(別冊№2A)と単純エックス線写真(別冊№2B)とを別に示す。圧痛部位を矢印で示す。[別冊][№2写真A、B]疑われるのはどれか。
![35歳の男性。柔道の初心者。3か月前、練習中に右肘に痛みを感じた。当初から肘部に目立った腫脹はないが、本を回内位で持ち上げる動作やタオルを絞る動作で痛みが増強する。圧痛部位の写真(別冊№2A)と単純エックス線写真(別冊№2B)とを別に示す。圧痛部位を矢印で示す。[別冊][№2写真A、B]疑われるのはどれか。](https://kokushi.blog/wp-content/uploads/2023/10/スクリーンショット-2023-10-20-0.39.11.png)
- 肘部異所性骨化
- 上腕骨外顆骨折
- 上腕骨外側上顆炎
- 外側側副靭帯損傷
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3.上腕骨外側上顆炎
問題224
46歳の男性。大工。半年前から仕事後に右手関節の違和感を覚えていた。1か月前から右手関節の疼痛が出現した。運動制限もないので放置していた。現在、軽度の腫脹と運動痛があり、手関節の運動制限と握力の低下がみられる。圧痛部を×印で示す。考えられるのはどれか。

- 三角線維軟骨複合損傷
- 舟状骨骨折
- ド・ケルバン(deQuervain)病
- キーンベック(Kienbeck)病
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4.キーンベック(Kienbeck)病
問題225
22歳の男性。ボクシング練習中にパンチをブロックされ、右手母指の外転が強制された。単純エックス線検査で第1中手骨基部に骨折がみられた。掌尺側にある近位小骨片は大菱形骨と正常な位置関係を保っていたが、遠位骨片は内転変形を呈していた。本骨折は整復後の再転位を生じやすい。その原因として関与する筋はどれか。
- 母指内転筋
- 母指対立筋
- 長母指外転筋
- 長母指伸筋
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3.長母指外転筋
問題226 40歳の男性。火事で逃げ場がなくなり2階の窓から道路へ飛び降りた。起こりやすいのはどれか。2つ選べ。
- 第12胸椎圧迫骨折
- 第4腰椎圧迫骨折
- 大腿骨骨幹部骨折
- 踵骨骨折
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1.第12胸椎圧迫骨折
4.踵骨骨折
問題227
50歳の男性。トラックの荷台から飛び降りた際、右足首に後方から強い衝撃を受けたように感じた。その後、歩行困難となり来所した。爪先歩行不能。触診でアキレス腱部に陥凹を認めるが圧痛は軽度である。適切な従手検査はどれか。
- トンプソンテスト
- トムゼンテスト
- ラックマンテスト
- トーマステスト
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1.トンプソンテスト
問題228
20歳の男性。柔道の試合で右下腿前面を蹴られた。試合終了後、同部に腫脹と痛みがあり、アイシングを行った。歩行が可能であったので帰宅したが、夜間に疼痛が増強したため来所した。他動的に足関節を屈曲させると激痛を伴い、水疱形成をみる。足の母指と第2指間の背側に感覚障害をきたしている。脛骨に限局した圧痛や末梢動脈の拍動消失はみられない。考えられるのはどれか。
- 脛骨骨折
- 前脛骨筋症候群
- 長腓骨筋損傷
- シンスプリント
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2.前脛骨筋症候群
問題229
20歳の男性。サッカーの試合中、足関節を内がえしにねじり負傷したため来所した。腓骨外果と第5中足骨底を結ぶ線の中点からやや遠位内側にかけて限局性の腫脹と圧痛とがみられた。軋轢音は認めない。足関節の前方引き出しと内外転の動揺性はみられない。考えられる損傷はどれか。
- 前距腓靭帯損傷
- 二分靭帯損傷
- 前脛腓靭帯損傷
- 踵腓靭帯損傷
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2.二分靭帯損傷
問題230
62歳の男性。6か月前から400~500m歩くと右下肢に痛みとしびれが生じたため来所した。柔道整復師は次のような面接を行った。柔道整復師「どのような痛みですか。」患者「膝の辺りが痛くなり、足があがらなくなるんです。」柔道整復師「歩くとき以外は起こりませんか。」患者「はい。」柔道整復師「立ち止まると楽になるのですね。」患者「はい。」柔道整復師「すぐに痛みはなくなるのですか。」患者「いいえ。」柔道整復師「1分くらいかかりますか。」患者「はい。」この医療面接から読み取れるのはどれか。
- 患者の訴えを充分に引き出している。
- 開かれた質問が多く使われている。
- 一方的な施術者と患者との面接になっている。
- 多くの情報が得られる面接である。
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3.一方的な施術者と患者との面接になっている。
第19回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 介達外力で複合骨折が起こりやすいのはどれか。
- 小児の鎖骨骨折
- 高齢者の上腕骨顆部骨折
- 小児の前腕骨骨幹部骨折
- 高齢者の大腿骨頸部内側骨折
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2.高齢者の上腕骨顆部骨折
問題187 屈曲骨折の分類と骨折型との組合せで誤っているのはどれか。
- 第1型 ─── 複合骨折
- 第1型 ─── 骨片骨折
- 第2型 ─── 斜骨折
- 第3型 ─── 圧迫骨折
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4.第3型 ─── 圧迫骨折
問題188 最も高いエネルギーによる損傷はどれか。
- 横骨折
- 斜骨折
- 螺旋骨折
- 粉砕骨折
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4.粉砕骨折
問題189 ソルター‐ハリスの分類で正しいのはどれか。
- Ⅰ型は肥大層の損傷に限局する。
- Ⅲ型が最も多い。
- Ⅳ型は成長障害を起こしにくい。
- Ⅴ型は受傷直後のエックス線像で判別が容易である。
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1.Ⅰ型は肥大層の損傷に限局する。
問題190 ズデック(Sudeck)骨萎縮で正しいのはどれか。
- 骨膜反応がみられる。
- 有痛性である。
- 上腕骨遠位部に好発する。
- 骨萎縮は短期間で回復する。
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2.有痛性である。
問題191 病院へ緊急搬送を必要とするのはどれか。
- 鎖骨骨折整復中に一時的に顔面蒼白となった。
- コーレス(Colles)骨折受傷1時間後に体温が38℃に上昇した。
- 大腿骨骨折受傷3日後に前胸部に点状出血斑が現れた。
- 上腕骨顆上骨折固定5日目に再転位した。
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3.大腿骨骨折受傷3日後に前胸部に点状出血斑が現れた。
問題192 偽関節が起こりやすい要因で誤っているのはどれか。
- 高齢者
- 複雑骨折
- 骨折部に多量の血腫
- 過度の持続牽引固定
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3.骨折部に多量の血腫
問題193 フォルクマン(Volkmann)拘縮の症状で誤っているのはどれか。
- 浮腫
- 自発痛
- 感覚麻痺
- 手関節伸展位
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4.手関節伸展位
問題194 骨折の固定後、早期に現れるのはどれか
- 筋萎縮
- 関節拘縮
- 骨萎縮
- 循環障害
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4.循環障害
問題195 肋骨骨折の絆創膏固定で正しいのはどれか。
- 正中線を越えない範囲で貼付する。
- 深呼吸させ完全吸気状態で貼付する。
- 屋根瓦状に下方から上方に向って貼付する。
- 固定期間終了まで交換は避ける。
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3.屋根瓦状に下方から上方に向って貼付する。
問題196 上腕骨大結節骨折で誤っているのはどれか。
- 裂離骨折として発生する。
- 肩関節外転位で固定する。
- 肩関節前方脱臼に合併する。
- 上腕二頭筋長頭腱脱臼を合併する。
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4.上腕二頭筋長頭腱脱臼を合併する。
問題197 単純エックス線写真(別冊№2)を別に示す。[別冊][№2写真]肩の外傷で正しいのはどれか。
![単純エックス線写真(別冊№2)を別に示す。[別冊][№2写真]肩の外傷で正しいのはどれか。](https://kokushi.blog/wp-content/uploads/2023/10/スクリーンショット-2023-10-24-23.59.31-763x1024.png)
- 若年者に好発する。
- 弾発性固定がみられる。
- 徒手整復は禁忌である。
- 固定期間は2週である。
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2.弾発性固定がみられる。
問題198 初検時、骨折部が前外方凸変形するのはどれか。
- 上腕骨外科頸内転型骨折
- 上腕骨骨幹部(三角筋付着部より近位)骨折
- 大腿骨骨幹部中13部骨折
- 脛腓両骨骨幹部骨折
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1.上腕骨外科頸内転型骨折
問題199 上腕骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 介達外力では横骨折が多い。
- 整復操作に伴う橈骨神経麻痺がある。
- 幼児ではハンギングキャスト固定を行う。
- 内反変形を残しやすい。
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2.整復操作に伴う橈骨神経麻痺がある。
4.内反変形を残しやすい。
問題200 小児の上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- キャリングアングルの減少は内反転位を示す。
- 末梢骨片の外旋を残すと内反肘を後遺する。
- 遠位骨片の後方転位は自家矯正されやすい。
- 偽関節を生じやすい。
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1.キャリングアングルの減少は内反転位を示す。
3.遠位骨片の後方転位は自家矯正されやすい。
問題201 誤っている組合せはどれか。
- 上腕骨外顆骨折 ─── 外反肘
- 上腕骨顆上骨折 ─── 阻血性拘縮
- 上腕骨内側上顆骨折 ─── 肘関節伸展障害
- 肘頭骨折 ─── 遅発性尺骨神経麻痺
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4.肘頭骨折 ─── 遅発性尺骨神経麻痺
問題202 骨折型と発生頻度の高い変形との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肘頭骨折 ── 上腕三頭筋腱が索状に突出
- 橈骨頸部骨折 ── 骨片が後方に突出
- モンテギア(Monteggia)骨折 ── 橈骨頭が前方に突出
- ガレアジ(Galeazzi)骨折 ── 尺骨頭が背側に突出
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3.モンテギア(Monteggia)骨折 ── 橈骨頭が前方に突出
4.ガレアジ(Galeazzi)骨折 ── 尺骨頭が背側に突出
問題203 保存療法で整復直後の固定が良肢位なのはどれか。
- 肘関節後方脱臼
- 月状骨脱臼
- 膝蓋骨骨折
- 足関節前方脱臼骨折
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1.肘関節後方脱臼
問題204 手の舟状骨骨折で誤っているのはどれか。
- 手関節の捻挫との鑑別は容易である。
- 手関節橈屈で疼痛が増強する。
- 母指はIP関節の手前まで固定する。
- 長期の固定が必要である。
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1.手関節の捻挫との鑑別は容易である。
問題205 マレットフィンガーで誤っているのはどれか。
- Ⅰ型はDIP関節を過伸展位で固定する。
- Ⅱ型は終止腱停止部の裂離骨折である。
- Ⅲ型は観血的治療が原則である。
- DIP関節の伸展不全は自然回復する。
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4.DIP関節の伸展不全は自然回復する。
問題206
股関節の関節可動域制限のない患者をベッドに端座位とし、股関節の屈曲を指示した。右脚は図のように屈曲可能であったが、左脚は屈曲できなかった。左脚の機能不全筋はどれか。

- 腸腰筋
- 大殿筋
- 中殿筋
- 梨状筋
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1.腸腰筋
問題207 後脛骨筋によって裂離骨折が生じる部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題208 外傷性肩関節脱臼の分類と所見との組合せで誤っているのはどれか。
- 鎖骨下脱臼 ─── 上腕長延長
- 肩峰下脱臼 ─── 上腕内旋位
- 烏口下脱臼 ─── 肩峰下空虚
- 関節窩下脱臼 ─── 上腕外転位
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1.鎖骨下脱臼 ─── 上腕長延長
問題209 整復後2週経過した肩関節前方脱臼の後療法で誤っているのはどれか。
- 肩関節部の温熱療法
- 肩関節部の軽擦手技
- コッドマン体操
- 肩関節外転外旋の強制運動
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4.肩関節外転外旋の強制運動
問題210 母指球・示指および中指掌側面の感覚障害の原因となるのはどれか。
- 舟状骨骨折
- 月状骨脱臼
- 尺骨頭背側脱臼
- ベネット(Bennett)脱臼骨折
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2.月状骨脱臼
問題211 患者を腹臥位として行う股関節後方脱臼の整復法はどれか。
- 牽引整復法
- コッヘル法
- ミッデルドルフ法
- スティムソン法
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4.スティムソン法
問題212 先天性股関節脱臼の身体所見で誤っているのはどれか。
- 大腿皮膚ヒダが左右非対称となる。
- 股関節屈曲外転で患側大腿外側がベッドに付く。
- 背臥位で膝を立てると患側の膝が健側より低くなる。
- 開排時にクリック音を触知する。
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2.股関節屈曲外転で患側大腿外側がベッドに付く。
問題213 脱臼と断裂する靭帯との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 股関節後方脱臼 ─── 大腿骨頭靭帯
- 膝関節前方脱臼 ─── 前十字靭帯
- 膝蓋骨外側脱臼 ─── 外側側副靭帯
- 距腿関節外側脱臼 ─── 前距腓靭帯
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1.股関節後方脱臼 ─── 大腿骨頭靭帯
3.膝蓋骨外側脱臼 ─── 外側側副靭帯
問題214 膝蓋骨外側脱臼で誤っているのはどれか。
- X脚の人に起こりやすい。
- 下腿が内反内旋位を強いられ発生する。
- 内側膝蓋支帯部の圧痛を示すことが多い。
- 膝蓋骨軟骨損傷を合併しやすい。
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2.下腿が内反内旋位を強いられ発生する。
問題215 自然整復されやすいのはどれか。
- 膝蓋骨外側脱臼
- 距腿関節外側脱臼
- リスフラン関節外側脱臼
- 第1中足指節関節背側脱臼
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1.膝蓋骨外側脱臼
問題216 SLRテスト偽陽性のときに追加する検査はどれか。
- ブラガードテスト
- FNSテスト
- ケンプテスト
- ニュートンテスト
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1.ブラガードテスト
問題217 腱板損傷で行う検査はどれか。
- ヤーガソンテスト
- チェアーテスト
- ドロップアームテスト
- アドソンテスト
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3.ドロップアームテスト
問題218 肘部管症候群で筋萎縮が著明でない部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題219 指末節に病変がみられるのはどれか。
- マーデルング(Madelung)変形
- へバーデン(Heberden)結節
- ド・ケルバン(deQuervain)病
- デュピュイトラン(Dupuytren)拘縮
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2.へバーデン(Heberden)結節
問題220 膝関節障害はどれか。2つ選べ。
- ティーチェ(Tietze)病
- オスグッド‐シュラッター(Osgood-Schlatter)病
- ブラント(Blount)病
- ペルテス(Perthes)病
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2.オスグッド‐シュラッター(Osgood-Schlatter)病
3.ブラント(Blount)病
問題221
20歳の男性。ラグビーの試合で全力疾走中、不意に腕をつかまれ転倒した。初検時、三角筋の膨隆が消失し、肩関節がやや外転位で運動制限がみられ、烏口突起下に上腕骨頭を触知した。整復後、肩関節の外転不能と上腕近位外側に感覚障害が現れた。考えられる合併症はどれか。
- 腋窩神経損傷
- 筋皮神経損傷
- 橈骨神経損傷
- 肩甲下神経損傷
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1.腋窩神経損傷
問題222
7歳の男児。鉄棒から落ちて左手を衝いた際、左肘が過伸展強制され受傷した。来所時、肘部の変形や腫脹が強く上腕骨遠位部骨折を疑った。手指の機能を確認する目的で、ジャンケンのグーとパーをするように指示したところ、パーは可能であったがグーは図のようであった。考えられるのはどれか。

- 筋皮神経損傷
- 橈骨神経損傷
- 正中神経損傷
- 尺骨神経損傷
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3.正中神経損傷
問題223
10歳の男児。野球で打球をショートバウンドで捕球しようとして右手小指の外転を強制され負傷した。右手小指MP関節を中心とする腫脹と、基節骨基部に限局性の圧痛を認めた。MP関節の屈曲運動はやや制限されていて、伸展では外転位をとり環指から離れている。同指のPIP及びDIP関節に異常は認めなかった。最も考えられるのはどれか。
- 中手骨頸部骨折
- 中手骨骨頭骨折
- 基節骨骨端離開
- MP関節捻挫
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3.基節骨骨端離開
問題224
7歳の男児。スキー滑走中、新雪にスキー先端を突っ込み、上体を捻るようにして転倒、スキー板から靴が外れず、右下腿部を受傷した。下腿中央部に軽い腫脹と同部内側の限局性圧痛を認め、軸圧を加えると同部に疼痛が出現した。下腿に捻転力を加えたが異常可動性は認められず、軋轢音も認めなかった。最も考えられるのはどれか。
- 脛骨骨幹部不全骨折
- 腓骨骨幹部単独骨折
- 脛・腓骨骨幹部螺旋骨折
- 脛・腓骨骨幹部横骨折
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1.脛骨骨幹部不全骨折
問題225
25歳の男性。スノーボードで転倒し左肩部を強打した。左上肢の運動制限および左鎖骨内端部に激しい疼痛があり、呼吸時に増悪する。左頸静脈の怒張もみられた。最も考えられるのはどれか。
- 肩甲骨骨折
- 定型的鎖骨骨折
- 肩鎖関節脱臼
- 胸鎖関節脱臼
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4.胸鎖関節脱臼
問題226
26歳の男性。空手の蹴りを練習中、右足第1指を過伸展強制され、図のような変形を呈して来所した。足底面に中足骨頭を触れ、基節骨を他動的に屈曲すると弾力性の抵抗があり、力を緩めると図の変形に戻ってしまった。この損傷の整復操作として適切でないのはどれか。

- 中足骨長軸上の末梢牽引
- 中足指節関節の過伸展
- 基節骨基部背側の直圧
- 中足指節関節の屈曲
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1.中足骨長軸上の末梢牽引
問題227
35歳の女性。3日前、自動車運転中、車に追突され負傷した。受傷直後から後頸部に自発痛および運動痛がみられたが、今日になってめまい感や耳鳴り、顔面部の感覚障害がみられ来所した。四肢の感覚障害や運動障害はなく、しびれ感や冷感もない。ジャクソンテストは陰性で上肢・下肢の深部反射も正常であった。最も考えられるのはどれか。
- 胸郭出口症候群
- 頸部交感神経症候群
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 後縦靭帯骨化症
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2.頸部交感神経症候群
問題228
30歳の女性。出産後、友人と携帯メールを頻繁に交わすようになり、右手母指の付け根に痛みを感じるようになった。軽度の腫脹と熱感が患部にみられ、最近は箸を持つのもつらく感じるようになった。陽性となる検査はどれか。
- ファーレンテスト
- アレンテスト
- トムゼンテスト
- フィンケルスタインテスト
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4.フィンケルスタインテスト
問題229
19歳の女性。1か月前、バスケットボールをしていた際、右膝関節を捻り負傷した。右膝関節の腫脹が軽減しないため来所した。膝関節を屈曲し下腿を内旋させた状態から、膝に外反力を加えながら、膝関節を伸展させる徒手検査を行ったところ、下腿の前内方への不安定性を生じた。考えられる損傷部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題230
30歳の男性。2か月前、バレーボールをしていた際、左足関節が内返し強制され負傷した。同様の既往が数回あり放置していたが、疼痛が残存し来所した。腫脹、熱感はないが左足関節に内反不安定性がみられた。この不安定性を改善する目的で強化する最も適切な筋はどれか。
- 後脛骨筋
- 長・短腓骨筋
- 足長母指伸筋
- ヒラメ筋
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2.長・短腓骨筋
第20回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 急性塑性変形がみられるのはどれか。
- 上腕骨近位骨端線離開時の上腕骨骨幹部
- 橈骨骨幹部骨折時の尺骨骨幹部
- 定型的鎖骨骨折時の近位骨片部
- 舟状骨骨折時の近位骨片部
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2.橈骨骨幹部骨折時の尺骨骨幹部
問題187 骨折の確定所見はどれか。
- 鎖骨中・外1/3境界部に限局性圧痛がみられた。
- 上腕中央部に異常可動性がみられた。
- 肘関節部に発赤がみられた。
- 手関節部に局所熱感がみられた。
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2.上腕中央部に異常可動性がみられた。
問題188 受傷直後の所見で肘関節の前後経が増大しているのはどれか。2つ選べ。
- 上腕骨顆上伸展型骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
- 肘関節後方脱臼
- 小児肘内障
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1.上腕骨顆上伸展型骨折
3.肘関節後方脱臼
問題189 ズデック(Sudeck)骨萎縮の症状でないのはどれか。
- 発汗異常
- 関節拘縮
- 爪の萎縮
- 病的反射の出現
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4.病的反射の出現
問題190 脱臼と原因疾患との組合せで誤っているのはどれか。
- 拡張性脱臼-急性化膿性股関節炎
- 破壊性脱臼-関節リウマチ
- 麻痺性脱臼-脳血管障害
- 発育性脱臼-血友病
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4.発育性脱臼-血友病
問題191 施術録で誤っているのはどれか。
- 施術日に記載する。
- 損傷部の経過を記載する。
- 骨折・脱臼では医師の同意を得た旨を記載する。
- 保存期間は3年間である。
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4.保存期間は3年間である。
問題192 ギプス固定などで下肢を長時間動かさないことが原因で発症するのはどれか。
- 深部静脈血栓症
- 過剰仮骨形成
- 骨化性筋炎
- 脂肪塞栓
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1.深部静脈血栓症
問題193 通電療法でないのはどれか。
- 中周波
- 干渉波
- 超音波
- 低周波
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3.超音波
問題194 受傷後2週で前腕近位からの固定に変更した右コーレス(Colles)骨折患者が、職場復帰するにあたり、誤っている指導はどれか。
- 組み立て作業から管理業務への変更を指導した。
- 職場内では右手指を使用しないように指導した。
- 自家用車通勤をしないように指導した。
- 休憩時間に右肩関節の振り子運動をするように指導した。
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2.職場内では右手指を使用しないように指導した。
問題195 脊椎骨折と好発部位との組合せで正しいのはどれか。
- 頸椎棘突起骨折-下位頸椎
- 肋骨突起骨折-上位胸椎
- 胸椎棘突起骨折-下位胸稚
- 椎体圧迫骨折-下位腰椎
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1.頸椎棘突起骨折-下位頸椎
問題196 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- ゴルフでは第1肋骨に好発する。
- 幼小児に好発する。
- 単数骨折では肺損傷が起こりにくい。
- 絆創膏は吸気時に貼付する。
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3.単数骨折では肺損傷が起こりにくい。
問題197 小児の鎖骨骨折で正しいのはどれか。
- 第3骨片を生じることが多い。
- 解剖学的整復が要求される。
- 偽関節の発生が多い。
- 変形は漸次改善する。
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4.変形は漸次改善する。
問題198 定型的鎖骨骨折で遠位骨片の転位に作用するのはどれか。
- 胸鎖乳突筋
- 大胸筋
- 棘上筋
- 大円筋
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2.大胸筋
問題199 発生頻度の比較で正しいのはどれか。
- 鎖骨外端部骨折>鎖骨中・外1/3境界部骨折
- 上腕骨外科頸骨折>上腕骨解剖頸骨折
- 上腕骨外顆骨折>上腕骨顆上骨折
- スミス(Smith)骨折>コーレス(Colles)骨折
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2.上腕骨外科頸骨折>上腕骨解剖頸骨折
問題200 肩甲骨骨折で正しいのはどれか。
- 体部骨折は縦骨折が多い。
- 頸部骨折は解剖頸骨折が多い。
- 肩峰骨折は転位が薯明である。
- 上角骨折は肩甲拳筋により転位する。
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4.上角骨折は肩甲拳筋により転位する。
問題201 小骨片に手関節屈曲作用筋が付着しているのはどれか。
- 上腕骨外顆骨折
- 上腕骨内側上顆骨折
- 橈骨頸部骨折
- 背側バートン(BArton)骨折
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2.上腕骨内側上顆骨折
問題202 関節外骨折はどれか。
- 上腕骨解剖頸骨折
- 上腕骨内顆骨折
- ショウファー骨折
- スミス(Smith)骨折
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4.スミス(Smith)骨折
問題203.以下の条件すべてに該当するのはどれか。【条件1:高齢者に好発する。】【条件2:骨壊死を起こしやすい。】【条件3:人工骨頭置換術が行われている。
- 上腕骨外科頸外転型骨折
- 橈骨頭粉砕骨折
- 大腿骨頸部内側骨折
- 距骨頸部骨折
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3.大腿骨頸部内側骨折
問題204 保存療法で肘関節伸展位固定とするのはどれか。
- モンテギア(MonteggiA)伸展型骨折
- ガレアジ(GAleAzzi)骨折
- 肘頭骨折
- 橈骨頭骨折
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3.肘頭骨折
問題205 尺骨骨幹部上・中1/3境界部の骨折と同時に橈骨頭脱臼が生じた場合の合併症で考えられるのはどれか。
- 銃剣状変形
- PerfectO不整
- 下垂指
- 鉤爪指変形
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3.下垂指
問題206 所見と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
- ドレーマン徴候-大腿骨頭すべり症
- ナウマン症候-距骨骨折
- ラセーグ徴候-股関節前方脱臼
- トレンデレンブルグ徴候-股関節臼蓋形成不全
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3.ラセーグ徴候-股関節前方脱臼
問題207 股関節後方脱臼と大腿骨頸部骨折内側内転型骨折とに共通するのはどれか。2つ選べ。
- 高齢者に好発する。
- 大転子高位が認められる。
- 転子果長の短縮が認められる。
- 合併症に阻血性大腿骨頭壊死が挙げられる。
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2.大転子高位が認められる。
4.合併症に阻血性大腿骨頭壊死が挙げられる。
問題208 股関節内旋位となるのはどれか。
- 大腿骨転子間骨折
- 大腿骨頸部内側骨折
- 股関節腸骨脱臼
- 股関節恥骨上脱臼
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3.股関節腸骨脱臼
問題209 誤っているのはどれか。
- 大腿骨顆上屈曲型骨折は遠位骨片が前方に転位する。
- 分裂膝蓋骨は外上方に認めることが多い。
- 大腿骨外顆骨折は外反膝を呈する。
- 脛骨顆間隆起骨折では前方への不安定性がみられる。
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1.大腿骨顆上屈曲型骨折は遠位骨片が前方に転位する。
問題210 デュピュイトラン(DuPuytren)骨折はどれか。

- A
- b
- c
- d
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4.d
問題211 肩鎖関節Ⅰ度損傷で正しいのはどれか。
- 反跳症状がみられる。
- 外転運動痛がある。
- 肩鎖靭帯は完全断裂する。
- 階段状変形を残す。
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2.外転運動痛がある。
問題212 肩関節脱臼の整復法でないのはどれか。
- ベーラー法
- トナヒュー法
- モーテ法
- ミルヒ法
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1.ベーラー法
問題213 ボタンかけに支障がないのはどれか。
- 手根管症候群
- 前骨間神経麻痺
- 肘部管症候群
- 腋窩神経麻痺
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4.腋窩神経麻痺
問題214 月状骨周囲脱臼で正しいのはどれか。
- 月状骨は橈骨関節面から逸脱する。
- 発生機序はスミス(Smith)骨折と同じである。
- 示・中指掌側の感覚鈍麻を生じる。
- 月状骨周囲の手根骨は掌側に転位する。
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3.示・中指掌側の感覚鈍麻を生じる。
問題215 指PIP関節背側脱臼の固定肢位で正しいのはどれか。
- MP・PIP・DIP関節伸展位
- MP関節屈曲位、PIP・DIP関節伸展位
- MP・PIP関節伸展位、DIP関節屈曲位
- MP・PIP・DIP関節軽度屈曲位
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4.MP・PIP・DIP関節軽度屈曲位
問題216 中足指節関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 第1足指に好発する。
- Z字型変形がみられる。
- 開放創は足底側に多い。
- 末梢牽引で整復する。
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4.末梢牽引で整復する。
問題217 正しい組合せはどれか。
- バンカート損傷-大結節部の圧痛
- 示指ロッキングフィンガ-MP関節の伸展障害
- 梨状筋症候群-大腿前面部の感覚障書
- アキレス腱断裂-患側の爪先立ち可能
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2.示指ロッキングフィンガ-MP関節の伸展障害
問題218 痛みの出現により陽性と判断するテストはどれか。
- リフトオフ
- フィンケルスタイン
- ラックマン
- トンプソン
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2.フィンケルスタイン
問題219 Ⅱ度の膝側副靭帯損傷でみられないのはどれか。
- 限局性圧痛
- 関節部の腫脹
- 軸圧痛
- 側方動揺性
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3.軸圧痛
問題220 図に示す部位に圧痛があるのはどれか。

- 足根洞症候群
- 足根管症候群
- 有痛性外頸骨障害
- 有痛性三角骨障害
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1.足根洞症候群
問題221 46歳の男性。3年前から左手に軽いしびれを感じるようになり、最近、細かい指先での作業が困難となっている。左肘関節は約20度外反しているが屈伸運動は正常であった。なお、6歳頃、左上腕骨外顆骨折の既往があり、この損傷による後遣症と考えられた。手指の機能障害はどれか。
- 小指DIP・PIP関節の完全伸展不能
- 小指MP関節の完全伸展不能
- 中指掌側面の感覚障書
- 母指の対立運動不能
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1.小指DIP・PIP関節の完全伸展不能
問題222 9歳の女児。一輪車から転落し左手の手掌を衝いて倒れ、左肘部に疼痛を訴えて来所した。腫脹は肘関節全体にみられ、自動運動は困難である。近医で診察を依頼するため、応急処置として三角巾で提肘することにした。三角巾のあて方で正しいのはどれか。2つ選べ。

- a
- b
- c
- d
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1.a
4.d
問題223 15歳の男子。柔道で第2中手骨骨幹部を骨折した。整復を行い、手関節軽度伸展位で示指をMP関節30°・PIP関節90°・DIP関節45°屈曲位でアルミ副子で3週固定した。固定除去後、指を屈曲させると、示指が中指に重なっていた。この重なりを予防する初期の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 中指とともに固定する。
- 手関節を屈曲位で固定する。
- MP関節を伸展位で固定する。
- 指先を舟状骨結節に向けて固定する。
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1.中指とともに固定する。
4.指先を舟状骨結節に向けて固定する。
問題224 35歳の男性。7目前、重量物を持ち上げた際、強い腰部および右下肢痛が出現し、歩行困難となった。現在、脊柱起立筋部に緊張感があるものの、棘突起の叩打痛もなく、腰痛は消失し、歩行の異常はみられない。体幹を右回旋位で伸展させると右大腿後面から下腿後面にかけて放散痛がみられた。右足部外側の感覚障害、足母指底屈筋力の低下が認められた。膝・足クローヌスは認められなかった。他に認められる右下肢の所見はどれか。
- FNSテスト陽性
- 膝蓋腱反射亢進
- アキレス腱反射減弱
- バビンスキー反射陽性
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3.アキレス腱反射減弱
問題225 62歳の男牲。10目前、バス乗車中に吊革を右手で力を入れて持っていたところ、バスが急停車した瞬間に鋭い疼痛が肩に生じた。3日で疼痛は軽快したが、肩の挙上が不自由なため来所した。大結節部に圧痛がみられる。考えられるのはどれか。
- 腱板損傷
- 肩鎖関節脱臼
- ベネット損傷
- 肩関節脱臼
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1.腱板損傷
問題226 50歳の女性。工場で組み立て作業ラインに従事している。特に受傷した記憶はないが、約2週前から起床時に左手母指IP関節が、屈曲したまま伸びなくなると訴えている。診察時には同関節は伸びていて、抵抗感はあるが自動的に屈曲も可能である。認められる主な症状はどれか。
- 起床時に母指がZ字状を呈している。
- MP関節掌側に硬結を触知する。
- IP関節に腫脹を認める。
- IP関節に圧痛を認める。
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2.MP関節掌側に硬結を触知する。
問題227 68歳の男性。左小指の通動制限があり、日常生活動作にも支障をきたしている。MP・PIP関節の伸展制限を認め、同指の手掌部に索状物を触れる。考えられるのはどれか。
- ド・ケルバン(de QuervAin)病
- フォルクマン(VolmAnn)拘縮
- デュピュイトラン(DuPuytren)拘縮
- マーデルング(MAdelung)変形
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3.デュピュイトラン(DuPuytren)拘縮
問題228 18歳の男子。10日前にバスケットボールの試合中ボールを取り損ない右示指を突いた。放置していたが、今日になって示指が図のような変形を呈していることに気付き来所した。最も考えられるのはどれか。

- 深指屈筋腱断裂
- 正中索断裂
- 終止腱断裂
- 浅指屈筋腱断裂
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2.正中索断裂
問題229 50歳の男性。ゴルフ中に坂を駆け上がった際、右下腿後部が何かに叩かれた痛みを感じたと跛行で来所した。ふくらはぎ内側部に圧痛があり、足関節背屈を強制すると疼痛が増強する。脛骨内側後緑部に沿った疼痛はなくトンプソンテストは陰性である。最も考えられるのはどれか。
- 腓腹筋損傷
- 膝窩筋損傷
- シンスプリント
- アキレス腱断裂
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1.腓腹筋損傷
問題230 19歳の女性。陸上競技長距離選手。2週間前から走行中に右下腿前面部の疼痛や下腿の圧迫感を感じるようになった。最近では、走行中につま先を引っかけてつまずくことが多くなり、図に示す部位にしびれ感が認められる。走るのを中止して、しばらくすると右下腿の痛みや感覚異常は認められなくなる。発症に関与する神経はどれか。

- 脛骨神経
- 深腓骨神経
- 鮮腓骨神経
- 内側足底神経
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2.深腓骨神経
第21回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 開放性骨折で正しいのはどれか。
- 創外に骨が露出している骨折をいう。
- 高度な粉砕骨折である。
- 外固定は禁忌である。
- goldenhour内の感染防止が重要である。
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4.goldenhour内の感染防止が重要である。
問題187 単純エックス線像により確定診断がしやすい骨折はどれか。
- 骨挫傷
- 竹節状骨折
- 骨軟骨骨折
- ソルターハリスX型骨折
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2.竹節状骨折
問題188 過剰仮骨形成の結果により生じるのはどれか。
- 異常可動性
- 脂肪塞栓
- 深部静脈血栓
- 関節運動障害
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4.関節運動障害
問題189 外傷とその形態指標との組合せで正しいのはどれか。
- 肘内側靭帯損傷-運搬角の減少
- 踵骨骨折-ベーラー角の増大
- 足関節内返し捻挫-距骨傾斜角の増大
- 大腿骨頸部外転型骨折-頸体角の減少
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3.足関節内返し捻挫-距骨傾斜角の増大
問題190 類似する病態と鑑別点との組合せで適切なのはどれか。
- 鎖骨外端骨折と肩鎖関節上方脱臼-肩外転制限の程度
- C8神経根症と肘部管症候群-骨間筋萎縮の有無
- 脛骨疾走型疲労骨折とシンスプリント-回内足の有無
- 前脛腓靭帯損傷と前距腓靭帯損傷-圧痛部位の差異
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4.前脛腓靭帯損傷と前距腓靭帯損傷-圧痛部位の差異
問題191 膝蓋骨脱臼で膝関節の肢位に関係なく脱臼しているのはどれか。
- 反復性脱臼
- 習慣性脱臼
- 恒久性脱臼
- 陳旧性脱臼
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3.恒久性脱臼
問題192 受傷直後の肩外転角を小さい順に並べたもので正しいのはどれか。
- 鎖骨下脱臼-腋窩脱臼-関節窩下脱臼
- 関節窩下脱臼-鎖骨下脱臼-腋窩脱臼
- 関節窩下脱臼-腋窩脱臼-鎖骨下脱臼
- 鎖骨下脱臼-関節窩下脱臼-腋窩脱臼
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1.鎖骨下脱臼-腋窩脱臼-関節窩下脱臼
問題193 末梢神経麻痺を合併するのはどれか。
- スワンネック変形
- ヘバーデン(Heberden)結節
- デュピュイトラン(DuPuytren)拘縮
- フォルクマン(VolkmAnn)拘縮
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4.フォルクマン(VolkmAnn)拘縮
問題194 ガレアジ(GAleAzzi)骨折で正しいのはどれか。
- 後骨間神経麻痺を合併しやすい。
- 近位橈尺関節部で橈骨頭が脱臼する。
- 尺骨骨幹部の骨折である。
- 前腕回内回外運動障害を残しやすい。
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4.前腕回内回外運動障害を残しやすい。
問題195 手関節伸展(背屈)位で手掌を衝いたことが原因でないのはどれか。
- コーレス(Colles)骨折
- 掌側バートン(BArton)骨折
- 舟状骨骨折
- 月状骨周囲脱臼
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2.掌側バートン(BArton)骨折
問題196 指PIP関節掌側脱臼の後遺症となるのはどれか。
- 手内筋プラス変形
- ボタン穴変形
- 槌指変形
- スワンネック変形
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2.ボタン穴変形
問題197 下前腸骨棘裂離骨折で誤っているのはどれか。
- サッカー選手にみられる。
- 疼痛が軽度なことが多い。
- 異常可動性を触知できる。
- 患肢荷重ができる。
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3.異常可動性を触知できる。
問題198 殿筋内に骨頭を触知し、股関節が屈曲・内転・内旋位で弾発性固定されている。この損傷で誤っているのはどれか。
- 臼蓋後縁骨折の合併がみられる。
- 大腿骨頭無腐性壊死がみられる。
- 反復性脱臼に移行しやすい。
- 外傷性股関節症を起こしやすい。
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3.反復性脱臼に移行しやすい。
問題199 小児における膝蓋跳動の原因でないのはどれか。
- 血友病
- 円板状半月
- 離断性骨軟骨炎
- 脛骨粗面骨端症
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4.脛骨粗面骨端症
問題200 足部の障害部位で同じ骨にみられるのはどれか。
- 外脛骨障害と第1ケーラー(Köhler)病
- 三角骨障害とセーバー(Sever)病
- 二分靭帯付着部裂離骨折と足関節離断性骨軟骨炎
- ジョーンズ(Jones)骨折とフライバーグ(Frelberg)病
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1.外脛骨障害と第1ケーラー(Köhler)病
問題201 足第1指が直角に屈曲していて他動的にも動かせないとき原因となるのはどれか。
- 足根管部の神経絞扼
- 距骨体部の後方転位
- 有痛性の外脛骨障害
- 中足骨頭の骨端症
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2.距骨体部の後方転位
問題202 足部の外転と回内作用を持つ筋に対し同作用の求心性収縮を行っているのはどれか。写真(別冊No.2)を別に示す。矢印はゴムチューブに対抗する運動方向を示している。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題203 ラウゲ・ハンセン分類の回内・外転損傷で正しいのはどれか。
- 足部は内転する。
- 足関節は背屈する。
- 距骨は外側へ脱臼する。
- 腓骨は頸部で骨折する。
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3.距骨は外側へ脱臼する。
問題204 病態と原因となる筋との組合せで正しいのはどれか。
- スラップ損傷-上腕三頭筋
- ベネット損傷-烏口腕筋
- リトルリーガー肘-円回内筋
- リトルリーガー肩-上腕筋
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3.リトルリーガー肘-円回内筋
問題205 下肢損傷の身体観察で正しいのはどれか。
- ズボンを履かせたままで観察する。
- 動的評価では痛みを我慢させる。
- 大腿周囲径は膝蓋骨の上縁から10cm上部で計測する。
- 下腿周囲径は下腿三頭筋の筋腱移行部で計測する。
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3.大腿周囲径は膝蓋骨の上縁から10cm上部で計測する。
問題206 軟部組織損傷と治療法との組合せで正しいのはどれか。
- 足底腱膜炎-足趾の他動的伸展運動
- 膝蓋腱炎-PTBギプス固定
- 足関節内返し捻挫-足関節内返し運動の強化
- 大腿部打撲-急性期のスクワット訓練
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1.足底腱膜炎-足趾の他動的伸展運動
問題207 物理療法の適応で正しい組合せはどれか。
- 氷のう-無菌性結合織炎
- 極超短波-骨端成長軟骨板損傷
- ホットパック-感覚脱失部位
- 超音波-ブラックアイ
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1.氷のう-無菌性結合織炎
問題208 肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。
- 上角骨折では小骨片が外上方に転位する。
- 下角骨折では小骨片が前外上方に転位する。
- 関節窩骨折では上腕骨頭が内方へ転位する。
- 外科頸骨折では遠位骨片が下前内方に転位する。
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1.上角骨折では小骨片が外上方に転位する。
問題209 骨折と骨片転位を起こす筋との組合せで正しいのはどれか。
- 肩甲骨上角骨折-棘上筋
- 上腕骨内側上顆骨折-回外筋
- ベネット(Bennett)骨折-長母指外転筋
- 中節骨骨幹部骨折-深指屈筋
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3.ベネット(Bennett)骨折-長母指外転筋
問題210 三角筋付着部より近位の上腕骨骨幹部骨折で近位骨片を内転させるのはどれか。
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
- 広背筋
- 烏口腕筋
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3.広背筋
問題211 前腕回外位で固定を施す骨折はどれか。
- 上腕骨顆上屈曲型骨折
- 円回内筋付着部より遠位の前腕両骨骨幹部骨折
- モンテギア(MonteggiA)伸展型骨折
- 掌側バートン(BArton)骨折
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3.モンテギア(MonteggiA)伸展型骨折
問題212 橈骨近位端部骨折でみられる肘部の症状で正しいのはどれか。
- 高度の腫脹
- 橈骨の長軸圧痛
- 内反の不安定性
- 屈曲時の疼痛増強
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2.橈骨の長軸圧痛
問題213 損傷と合併する末梢神経麻痺との組合せで誤っているのはどれか。
- 有鉤骨鉤骨折-ギヨン(Guyon)管症候群
- モンテギア(MonteggiA)骨折-前骨間神経麻痺
- 肩関節脱臼-腋窩神経麻痺
- 月状骨脱臼-正中神経麻痺
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2.モンテギア(MonteggiA)骨折-前骨間神経麻痺
問題214 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
- 結節部骨折はキーンベック(KIeNBOCK)病の原因となりやすい。
- 遠位1/3部骨折では近位骨片への栄養血管が断たれやすい。
- 腰部骨折では遠位骨片の無腐性壊死が生じやすい
- 近位1/3部骨折では偽関節が生じやすい。
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4.近位1/3部骨折では偽関節が生じやすい。
問題215 大腿骨頸部骨折が高齢者に発生しやすい理由で適切なのはどれか。
- 脊椎前弯による骨盤の前傾
- 骨粗鬆症による骨の脆弱性
- 臼蓋形成不全による不安定性
- 加齢による大腿骨頸体角の増大
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2.骨粗鬆症による骨の脆弱性
問題216 肩関節烏口下脱臼で正しいのはどれか。
- モーレンハイム窩の消失がみられる。
- 鎖骨下脱臼に比べ上腕骨頭がより内方に位置する。
- 上腕を胸壁につけた肩関節内転位で弾発性固定される。
- 上腕骨頭の後外側の欠損をバンカート損傷という。
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1.モーレンハイム窩の消失がみられる。
問題217 前腕両骨後方脱臼で誤っているのはどれか。
- 肘頭高位がみられる。
- 関節包前面が断裂する。
- 内側側副靱帯損傷が多くみられる。
- 肘関節伸展位で固定する。
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4.肘関節伸展位で固定する。
問題218 サファーによる月状骨脱臼の発生機序で正しいのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題219 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- Q角が増大すると生じやすい。
- FTAが減少すると生じやすい。
- サギングを認める。
- 固定は膝関節完全伸展位で行う。
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1.Q角が増大すると生じやすい。
2.FTAが減少すると生じやすい。
問題220 疾患とその徴候との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 動揺性肩関節-サルカス徴候
- 円回内筋症候群-フローマン徴候
- 大腿骨頭すべり症-ドレーマン徴候
- 前十字靭帯損傷-ルドロフ徴候
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1.動揺性肩関節-サルカス徴候
3.大腿骨頭すべり症-ドレーマン徴候
問題221 42歳の男性。スノーボードで滑走中、ジャンプの着地に失敗し左肩部を強打した。初心時の外観写真(No.3)を別に示す。この患者で適切でないのはどれか。

- 鎖骨の異常可動性が蝕知できる。
- 第3骨片が形成されている可能性が高い。
- 変形癒合を残しやすい。
- 患部を通過する絆創膏で圧迫した。
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4.患部を通過する絆創膏で圧迫した。
問題222 23歳の男性。バイク走行中転倒し右肩を強打した。右肩部の隆起に気づき来所した。右鎖骨外端が上方突出している。肩の水平外転は保持でき、軋轢音は認めない。単純エックス線写真(別冊No.4)を別に示す。考えられるのはどれか。

- 鎖骨外1/3部骨折
- 棘上筋腱断裂
- 肩鎖関節上方脱臼
- 肩関節烏口下脱臼
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3.肩鎖関節上方脱臼
問題223 7歳の男児。5日前から右膝部痛を訴えている。運動会の練習が始まった時期で様子をみていたが、痛みに変化がなく、歩き方がおかしいので本日来所した。膝に、既往歴、炎症所見、可動域制限、運動痛および圧痛はみられなかった。適切なのはどれか。
- 体育の制限が必要ないことを説明する。
- 股関節の診察を行う必要性を説明する。
- 積極的な筋力訓練が必要であることを説明する。
- 生後の定期検診で異常がなければ問題ないことを説明する。
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2.股関節の診察を行う必要性を説明する。
問題224 50歳の男性。スキー滑走中に転倒、右下肢を負傷した。患肢の股関節および膝関節を軽度屈曲位でベッド上に背臥位で寝かせたところ、膝蓋骨は正面を向いているが、足部は軸が床面と平行で外側を向いていた。最も考えられる損傷はどれか。
- 大腿骨骨幹部骨折
- 膝蓋骨外側脱臼
- 脛・腓両骨骨幹部骨折
- 腓骨骨幹部骨折
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3.脛・腓両骨骨幹部骨折
問題225 34歳の男性。バレーボールの練習中、ジャンプでつま先から着地し足部を捻り来所した。足背部外側の腫脹と疼痛を訴える。受傷時の肢位を強制すると写真に示す部位の疼痛が増強し、同部に圧痛を認める。足関節の前方引き出し症状はない。写真(別冊No.5)を別に示す。考えられる損傷はどれか。

- 遠位前脛腓靱帯損傷
- 二分靱帯損傷
- 腓骨筋腱脱臼
- 前距腓靭帯損傷
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2.二分靱帯損傷
問題226 17歳の男子。陸上競技100M走でスタートした際、右股関節周囲に激痛が発生した。患者は股関節の屈曲時に激痛を訴え、膝を屈曲しながらの股関節の屈曲力、外転力や外旋力も低下していた。最も考えられるのはどれか。
- 腸骨翼単独骨折
- 上前腸骨棘裂離骨折
- 坐骨結節裂離骨折
- 大腿骨小転子骨折
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2.上前腸骨棘裂離骨折
問題227 30歳の女性。昨日、歩行中10cmほどの段差につまずき、足部に内がえしが強制された。リスフラン関節外側部に著明な腫脹があり来所した。他動的な内反の強制や、自動的な外反運動で疼痛が増強した。最も考えられる後遺症はどれか。
- 過剰仮骨形成
- 無腐性骨壊死
- 凹足変形
- 外方凸変形
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4.外方凸変形
問題228 51歳の女性。右肘関節外側部の疼痛と手関節の脱力感を訴えて来所した。前腕伸筋群の緊張は強く患側の握力は低下していた。中指伸展運動に抵抗を加えた結果、同部の疼痛が増強した。写真(No.6)を別に示す。圧迫バンドの適切な装着部位はどれか。

- A
- b
- c
- d
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2.b
問題229 20歳の女性。バレーボールの試合でスパイクを受け、母指MP関節を負傷した。母指MP関節尺側に疼痛、圧痛、腫脹皮下出血および側方動揺性を認めた。誤っているのはどれか。
- スキーでも同様の損傷が好発する。
- 母指が尺屈強制された。
- ピンチ動作が障害される。
- 側方動揺性検査はMP関節屈曲位で行う。
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2.母指が尺屈強制された。
問題230 18歳の男子。柔道の試合で軸足(左)を負傷した。前十字靭帯の単独断裂と診断された。柔道復帰のため1カ月後に手術を行うことになった。手術までの間、接骨院で施術を受けることにした。柔道整復師として適切なのはどれか。2つ選べ。
- 関節可動域訓練を行う。
- クラーメル金属副子で固定する。
- ダッシュのトレーニング指導を行う。
- 大腿部筋の筋力増強訓練を行う。
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1.関節可動域訓練を行う。
4.大腿部筋の筋力増強訓練を行う。
第22回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題187 直達外力で起こりやすいのはどれか。
- 裂離骨折
- 捻転骨折
- 粉砕骨折
- 嵌入骨折
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3.粉砕骨折
問題188 活動性の低い高齢者の下肢骨折に保存的治療を行うとき正しいのはどれか。
- 解剖学的な整復位を得るまで整復を繰り返す。
- 整復位の維持を最優先にして強固な固定を行う。
- 骨癒合が完了するまで固定を継続する。
- 可能な範囲で早期の離床を目指す。
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4.可能な範囲で早期の離床を目指す。
問題189 柔道整復師が行う開放性骨折の応急処置で誤っているのはどれか。
- 滅菌ガーゼを厚く重ね創部全体を被覆した。
- 中枢側の動脈を圧迫して止血した。
- 副木を使って患部の動揺を防いだ。
- 露出した骨折端を直ちに創内に戻した。
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4.露出した骨折端を直ちに創内に戻した。
問題190 弾発性固定で誤っているのはどれか。
- 脱臼関節が一定の肢位をとり固定される。
- 外から力を加えると関節がわずかに動く。
- 弾発性固定がなければ脱臼を否定できる。
- 徒手整復されると消失する。
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3.弾発性固定がなければ脱臼を否定できる。
問題191 脱臼の固有症状でないのはどれか。
- 関節軸の骨頭方向への転位
- 関節周囲の腫脹
- 関節窩の空虚
- 骨頭の位置異常
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2.関節周囲の腫脹
問題192 掌側板または種子骨の嵌入による整復障害がみられるのはどれか。
- 遠位橈尺関節脱臼
- 月状骨周囲脱臼
- 母指の手根中手関節脱臼
- 母指の中手指節関節脱臼
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4.母指の中手指節関節脱臼
問題193 評価で誤っているのはどれか。
- 初期の治療計画を治療終了時まで継続する。
- 症状固定の評価は最終評価で行う。
- 身体評価は健側との比較が原則である。
- 業務範囲以外の疾病も考察する必要がある。
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1.初期の治療計画を治療終了時まで継続する。
問題194 重錘を用いた持続的介達牽引による脱臼の整復はどれか。
- 頸椎のクラッチフィールド牽引
- 顎関節のヒポクラテス法
- 肩関節のスティムソン法
- 股関節のコッヘル法
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3.肩関節のスティムソン法
問題195 橈骨遠位端粉砕骨折で掌側T字プレート固定術後5週経過し、前腕回外制限と運動痛とがある。患部への物理療法の写真(別冊No.2)を別に示す。適切でないのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題196 鼻骨骨折で誤っているのはどれか。
- 斜鼻型変形が多い。
- 眼窩部に皮下出血が出現する。
- 鼻の変形を残しやすい。
- 鼻出血を伴えば背臥位で安静にする。
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4.鼻出血を伴えば背臥位で安静にする。
問題197 脱臼または骨折と続発症との組合せで正しいのはどれか。
- 肩関節脱臼-外傷性骨化性筋炎
- 肘関節後方脱臼-上腕二頭筋断裂
- 上腕骨顆上骨折-関節遊離体
- コーレス(Colles)骨折-長母指伸筋腱断裂
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4.コーレス(Colles)骨折-長母指伸筋腱断裂
問題198 介達外力による上腕骨外科頸骨折でみられる皮下出血斑で正しいのはどれか。
- 受傷直後に出現する。
- 48時間以内に消失する。
- 温罨法が原因である。
- 上腕内側部から前胸部に広がる。
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4.上腕内側部から前胸部に広がる。
問題199 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
- ファットパッドサインの存在は骨折を疑う。
- 近位骨片は後方に突出する。
- 肘関節前方脱臼と類似外観を呈する。
- ヒューター三角が乱れる。
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1.ファットパッドサインの存在は骨折を疑う。
問題200 骨折と原因との組合せで正しいのはどれか。
- コーレス(Colles)骨折-前腕遠位の背屈・回外強制
- スミス(Smith)骨折-前腕遠位の背屈強制
- 掌側バートン(Barton)骨折-前腕遠位の回外強制
- ショウファー骨折-前腕遠位の尺屈強制
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1.コーレス(Colles)骨折-前腕遠位の背屈・回外強制
問題201 整復翌日に助手を2人使ったコーレス(Colles)骨折の副子固定で包帯交換を行うときに助手への指示で正しいのはどれか。
- 肘関節は伸展位で保持する。
- 手関節は整復終了時の肢位で保持する。
- 固定がすべて外れたら前腕を回外位にする。
- 包帯が把時部を通過するときは両手を離して通過させる。
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2.手関節は整復終了時の肢位で保持する。
問題202 手根骨骨折で正しいのはどれか。
- 三角骨骨折ではスナッフボックスに腫脹がみられる。
- キーンベック(Kienböck)病は舟状骨の骨折である。
- 有頭骨骨折はベネット(Bennett)骨折との鑑別を要する。
- 有鉤骨鉤骨折はギヨン(Guyon)管症候群の要因となる。
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4.有鉤骨鉤骨折はギヨン(Guyon)管症候群の要因となる。
問題203 骨折と関与する組織との組合せで正しいのはどれか。
- 腸骨稜骨折-縫工筋
- 下前腸骨棘骨折-大腿直筋
- 脛骨内果骨折-脛腓靭帯
- 第5中足骨基部骨折-長腓骨筋
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2.下前腸骨棘骨折-大腿直筋
問題204 下腿骨近位端骨折と検査との組合せで正しいのはどれか。
- 内側側副靭帯付着部骨折-内反ストレステスト
- 脛骨後十字靭帯付着部骨折-アプライテスト
- 脛骨顆間隆起骨折-前方引き出しテスト
- 腓骨頭骨折-後方引き出しテスト
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3.脛骨顆間隆起骨折-前方引き出しテスト
問題205 足部裂離骨折と起因靱帯との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 距骨後突起外側結節骨折-踵腓靭帯
- チロー(Tillaux)骨折-前脛腓靱帯
- 外果骨折-骨間距踵靱帯
- 踵骨前方突起骨折-二分靱帯
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2.チロー(Tillaux)骨折-前脛腓靱帯
4.踵骨前方突起骨折-二分靱帯
問題206 第5中足骨の疲労骨折を最も起こしやすいのはどれか。
- バスケットボール選手
- 柔道選手
- 長距離ランナー
- バレエダンサー
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問題207 反復性肩関節脱臼の原因となりにくいのはどれか。
- 肩甲骨関節窩骨折
- 肩甲下筋腱断裂
- 下関節上腕靭帯損傷
- 上方関節唇損傷
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4.上方関節唇損傷
問題208 手掌尺側の感覚障害を合併するのはどれか。
- 肩関節前方脱臼
- 月状骨脱臼
- 遠位橈尺関節掌側脱臼
- 橈骨頭脱臼
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3.遠位橈尺関節掌側脱臼
問題209 右肩関節前方脱臼の徒手整復後に行った触診で、写真に示す部位に限局性圧痛を確認した。考えられるのはどれか。

- ベネット(Bennet)骨折
- 大結節骨折
- SLAP損傷
- 肩峰骨折
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2.大結節骨折
問題210 外傷性骨化性筋炎をきたしやすいのはどれか。2つ選べ。
- 肩鎖関節上方脱臼
- 肘関節後方脱臼
- 股関節後方脱臼
- 膝蓋骨外側脱臼
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2.肘関節後方脱臼
3.股関節後方脱臼
問題211 手指部の脱臼で正しいのはどれか。
- 母指MP関節水平脱臼はZ字型の変形を呈する。
- 母指MP関節背側脱臼の整復は長軸末梢牽引する。
- 示指MP関節脱臼は井桁構造の中に中手骨頭がはまり込む。
- PIP関節背側脱臼はボタン穴変形を後遺する。
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3.示指MP関節脱臼は井桁構造の中に中手骨頭がはまり込む。
問題212 股関節後方脱臼の整復障害となりにくいのはどれか。
- 関節包裂傷部の狭小
- 大腿骨頭靭帯断裂による不安定症
- 関節窩後縁部骨折による臼蓋の損傷
- 大腿骨骨頭骨折片の関節内介在
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2.大腿骨頭靭帯断裂による不安定症
問題213 膝関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 膝関節屈曲位で発生するものが多い。
- 不全脱臼となることが多い。
- 下腿部の血行障害を合併するものが多い。
- 膝蓋骨骨折に合併することが多い。
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3.下腿部の血行障害を合併するものが多い。
問題214 腋窩神経の絞扼を助長するのはどれか。
- SLAP損傷
- バンカート(BankArt)損傷
- ヒル-サックス(Hill-Sachs)損傷
- ベネット損傷(Bennett)損傷
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4.ベネット損傷(Bennett)損傷
問題215 むちうち損傷で最も多いのはどれか。
- 頸椎捻挫型
- 神経根症状型
- 頸部交感神経症候群型
- 脊髄症状型
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1.頸椎捻挫型
問題216 靭帯の損傷はどれか。
- ベネット損傷(Bennett)損傷
- パンナー(Panner)病
- ステナー損傷(Stener)損傷
- オスグット‐シュラッター(Osgood-Schlatter)病
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3.ステナー損傷(Stener)損傷
問題217 末梢神経障害と症状との組合せで正しいのはどれか。
- 後骨間神経麻痺-ティアドロップサイン
- 前骨間神経麻痺-母指球筋の萎縮
- 肘部管症候群-フローマンサイン
- 円回内筋症候群-骨間筋の萎縮
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3.肘部管症候群-フローマンサイン
問題218 TFCC損傷の症状で誤っているのはどれか。
- 前腕回内回外運動でクリックがある。
- 橈屈強制で疼痛が増強する。
- 尺骨頭と手根骨との間に圧痛がある。
- 尺骨頭の不安定性がみられる。
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2.橈屈強制で疼痛が増強する。
問題219 下記の3条件をすべて満たしているのはどれか。①:手関節が良肢位➁:MP関節の側副靭帯が緊張する肢位③:PIP関節は正中索損傷時の固定肢位

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題220 膝関節部の障害で誤っているのはどれか。
- 腸脛靭帯炎では屈伸運動時の疼痛を訴える。
- 鵞足炎では高度な腫脹がみられる。
- ジャンパー膝では尻上がり現象がみられる。
- タナ障害では膝蓋骨内側縁に圧痛がある。
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2.鵞足炎では高度な腫脹がみられる。
問題221 65歳の男性。自宅の階段を踏み外して右足を強く衝き受傷し、直ちに来所した。患者は受傷時、下腿後面遠位部に棒で殴られたような感じがしたと訴えている。また、患部の強い疼痛はないが、患者を腹臥位にして右下腿三頭筋の筋腹をすばやく掴んでも足関節が底屈しない。この患者の所見で誤っているのはどれか。
- 患肢荷重は可能である。
- 足関節の自動底屈は可能である。
- 高度な足関節背屈制限がみられる。
- 患部を中心に軽度な腫脹がみられる。
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3.高度な足関節背屈制限がみられる。
問題222 9歳の男児。5か月前に、小児の肘に好発する骨折の既往がある。現在、右肘に疼痛や機能障害はないが、肘を伸展すると写真のような外観を呈するため来所した。写真(別冊No.4)を別に示す。この患者への説明で正しいのはどれか。

- 脱臼が見逃されたために発生した変形です。
- 骨切り術等の観血療法を行わないと元の形には戻りません。
- 偽関節が考えられるため骨移植術が必要になります。
- 骨が成長する部位の損傷のために予測できなかった変形です。
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2.骨切り術等の観血療法を行わないと元の形には戻りません。
問題223 12歳の男児。野球で右環指を突き負傷した。5日後、爪部の腫れに気づき来所した。爪下出血斑、DIP関節部の腫脹や疼痛を認めるが、DIP関節は自動で伸展-10°から屈曲40°まで可能であった。写真(別冊No.5)を別に示す。最も疑われるのはどれか。

- 深指屈筋腱断裂
- 終止腱断裂
- DIP関節脱臼
- 末節骨骨折
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4.末節骨骨折
問題224 41歳の男性。通勤時に足を捻り足部を負傷した。自発痛が増強し当日に来所した。前足部外側の腫脹、骨長軸圧痛と限局性圧痛、軋轢音を認めた。写真(別冊No.6)を別に示す。正しいのはどれか。

- 外返し強制による損傷である。
- 外方凹の変形所見がみられる。
- 荷重時痛は軽微である。
- 第5中足骨基部の骨折が疑われる。
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4.第5中足骨基部の骨折が疑われる。
問題225 32歳の男性。1か月前、野球の試合中に転倒、手掌を衝き手関節部に過伸展が強制された。受傷時、手関節部の疼痛は強かったが、冷湿布をして様子をみていた。最近、手指部にしびれ感が出現してきたため来所した。手根部掌側に骨性隆起を触れ、手関節は軽度尺屈位を呈している。この損傷で誤っているのはどれか。
- 銃剣状変形を呈する。
- 母指対立運動に障害が出現する。
- 母指・示指の掌側面にしびれ感を訴える。
- ファーレン・テストが陽性となる。
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1.銃剣状変形を呈する。
問題226 30歳の女性。ソフトボールで捕球の際に右環指PIP関節部が過伸展され負傷し、直ちに来所した。PIP関節は弾発性に固定され、屈曲は著しく制限されている。正しいのはどれか。
- 穴変形を呈している。
- 整復は長軸方向への牽引が有効である。
- PIP関節は伸展位で固定する。
- 側副靭帯損傷を合併する際は隣接指と固定する。
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4.側副靭帯損傷を合併する際は隣接指と固定する。
問題227 50歳の女性。3週前に高い所にあるものを取ろうとして右肩に疼痛が出現した。日常生活で外旋、内旋、挙上、水平伸展などの肩関節の運動制限が生じ、洗髪や衣服の着脱が不便となった。夜間は寝返りによる痛みで目が覚めてしまう。肩の変形や筋萎縮は認められず、腫脹や熱感もない。適切でないのはどれか。
- 温熱療法
- 自動運動
- 他動的矯正術
- 保温用サポーター装着
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3.他動的矯正術
問題228 40歳の男性。泥酔して自宅のソファーで肘枕をして寝てしまった。翌朝、写真に写すような状態で来所した。手関節の自動背屈運動を指示したができない。写真(別冊No.7)を別に示す。この患者でみられるのはどれか。

- 母指・示指中手骨間手背部の感覚は正常である。
- 母指MP関節の橈骨外転は可能である。
- 母指と小指の対立運動は可能である。
- ティアドロップサインがみられる。
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3.母指と小指の対立運動は可能である。
問題229 12歳の男児。体重80kg。2か月前、マット運動で股関節に痛みを感じた。その後、徐々に跛行を呈するようになり、改善しないので来所した。股関節から大腿前面にかけての疼痛を訴え、股関節の可動域制限を認める。股関節を屈曲すると外旋して大腿部が腹部につかない。考えられる疾患はどれか。
- 鼠径部痛症候群
- 弾発股
- ペルテス(Pertehes)病
- 大腿骨頭すべり症
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4.大腿骨頭すべり症
問題230 16歳の女子。昨日のバスケットボールの練習中、シュートで着地したときに右膝がガクッとなり、痛くて動かしにくくなったと訴え来所した。膝蓋跳動がみられるが、以前に疼痛が出現したことはないという。考えにくいのはどれか。
- 膝蓋骨亜脱臼
- 前十字靭帯損傷
- 離断性骨軟骨炎
- 内側側副靭帯損傷
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3.離断性骨軟骨炎
第23回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 骨挫傷で正しいのはどれか。
- 高齢者に特有な損傷である。
- 疼痛がないのが特徴である。
- MRIにより診断が可能である。
- 緻密質に限局した損傷である。
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3.MRIにより診断が可能である。
問題187 小児骨折で正しいのはどれか。
- 解剖学的整復が必要である。
- 捻転転位は自家矯正されやすい。
- 偽関節の発生はまれである。
- 関節拘縮が生じやすい。
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3.偽関節の発生はまれである。
問題188 骨端成長軟骨版で起こるのはどれか。2つ選べ。
- リトルリーガー肩
- 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎
- 大腿骨頭すべり症
- 腰椎分離症
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1.リトルリーガー肩
3.大腿骨頭すべり症
問題189 高齢者の骨折の特徴で正しいのはどれか。
- 海綿質の多い部位に好発する。
- 竹節状骨折になりやすい。
- 骨癒合しやすい。
- 骨癒合完了までベッド上で安静にする。
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1.海綿質の多い部位に好発する。
問題190 骨癒合に不利な条件はどれか。
- 軟部組織損傷が少ない。
- 転位が少ない。
- 細菌感染が認められない。
- 血腫が少ない。
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4.血腫が少ない。
問題191 フォルクマン(Volkmann)拘縮に対するPassivestretchtestの疼痛部位で正しいのはどれか。
- 上腕屈側
- 前腕屈側
- 手背部
- 手掌部
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2.前腕屈側
問題192 単独脱臼で整復後でも疼痛が軽減しにくいのはどれか。
- 肩鎖関節上方脱臼
- 肩関節前方脱臼
- 膝蓋骨外側脱臼
- 第1中足趾節関節背側脱臼
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1.肩鎖関節上方脱臼
問題193 チネル徴候で正しいのはどれか。
- neurapraxiaで特徴的にみられる。
- 経時的に近位に移動していく。
- Waller変性が起こる前にみられる。
- 末梢神経の再生状況を評価できる。
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4.末梢神経の再生状況を評価できる。
問題194 胸骨骨折で誤っているのはどれか。
- 体部骨折が多い。
- 横骨折が多い。
- 腹式呼吸となる。
- 偽関節になりやすい。
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4.偽関節になりやすい。
問題195 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- 小児に多い骨折である。
- ゴルフによる疲労骨折は下位肋骨に多い。
- 多発・複数骨折でフレイルチェストがみられる。
- 固定は最大吸気時に素早く施行する。
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3.多発・複数骨折でフレイルチェストがみられる。
問題196 骨折と合併症との組合せで誤っているのはどれか。
- 鎖骨骨折-変形癒合
- 上腕骨骨幹部骨折-橈骨神経損傷
- 上腕骨外顆骨折-内反肘
- 手舟状骨骨折-偽関節
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3.上腕骨外顆骨折-内反肘
問題197 上腕骨骨折で骨癒合が起こりにくいのはどれか。
- 近位骨端線離開
- 大結節単独骨折
- 骨頭骨折
- 外科頸骨折
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3.骨頭骨折
問題198 上腕骨骨幹部骨折の装具固定を図に示す。正しいのはどれか。

- 骨折整復直後の固定に適している。
- 整復に患肢の重量を利用している。
- 小児の骨折に用いられる。
- 肩関節の自動運動が可能である
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4.肩関節の自動運動が可能である
問題199 指部の損傷でDIP関節が屈曲位となるのはどれか。2つ選べ。
- 終止腱断裂
- 深指屈筋腱断裂
- 末節骨基部背側裂離骨折
- 末節骨中央部横骨折
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1.終止腱断裂
3.末節骨基部背側裂離骨折
問題200 15歳の男子。受傷直後の単純エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。正しいのはどれか。

- 典型的な直達外力による骨折である。
- 腕頭関節脱臼を合併するものが多い。
- 外固定は前腕近位部から手関節までの範囲とする。
- 前腕両骨間の癒合を予防する。
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4.前腕両骨間の癒合を予防する。
問題201 母指IP関節の伸展障害を合併しやすいのはどれか。2つ選べ。
- モンテギア(Monteggia)骨折
- ガレアジ(Galeazzi)骨折
- コーレス(Colles)骨折
- 掌側バートン(Barton)骨折
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1.モンテギア(Monteggia)骨折
3.コーレス(Colles)骨折
問題202 ガーデン分類で正しいのはどれか。2つ選べ。
- Stage1は外転型骨折を含む。
- Stage2では骨頭壊死が起こりにくい。
- Stage3では遠位骨片が前上方に転移する。
- Stage4は骨頭が回転転移する。
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1.Stage1は外転型骨折を含む。
2.Stage2では骨頭壊死が起こりにくい。
問題203 膝関節部の骨折で正しいのはどれか。
- 大腿骨顆上骨折では膝窩動脈損傷がみられる。
- 膝蓋骨腱膜下骨折の転位は高度になる。
- 脛骨外顆骨折では外側側副靱帯損傷がみられる。
- 脛骨顆間隆起骨折は成人男性に好発する。
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1.大腿骨顆上骨折では膝窩動脈損傷がみられる。
問題204 膝蓋骨中央部に著明な陥凹を認め、膝関節自動伸展運動不能な患者を医療機関へ搬送する際、応急的な固定の膝関節肢位はどれか。
- 鋭角屈曲位
- 90°屈曲位
- 軽度屈曲位
- 過伸展位
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3.軽度屈曲位
問題205 デュピュイトラン(Dupuytren)脱臼骨折で起こらないのはどれか。
- 内果裂離骨折
- 遠位脛腓関節離開
- 腓骨骨幹部螺旋骨折
- 距骨内側脱臼
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4.距骨内側脱臼
問題206 距骨骨折と踵骨骨折との共通点で正しいのはどれか。
- 高所からの転落により発生する。
- 関節包外骨折である。
- ベーラー角が減少する。
- 無腐性骨壊死を合併する。
解答はこちらをタップ
1.高所からの転落により発生する。
問題207 踵骨体部圧迫骨折の徒手整復操作で誤っているのはどれか。
- 足関節の屈曲を強制する。
- 両手掌で踵骨内外側を圧迫するように把持する。
- 踵部を末梢方向に牽引する。
- 連続的に踵部の内外転を繰り返す。
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1.足関節の屈曲を強制する。
問題208 過伸展外力で発生するのはどれか。
- 顎関節後方脱臼
- 肘関節後方脱臼
- 股関節後方脱臼
- 膝関節後方脱臼
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2.肘関節後方脱臼
問題209 大結節骨折を伴う肩関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 肩甲下神経損傷を伴う。
- 整復は脱臼から行う。
- 高齢者では徒手整復は禁忌である。
- ハンギングキャスト固定を行う。
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2.整復は脱臼から行う。
問題210 肘関節後方脱臼の整復確認で誤っているのはどれか。
- 整復音の触知
- 疼痛の軽減
- ヒューター三角の正常化
- 他動的な正常可動域確認
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4.他動的な正常可動域確認
問題211 月状骨脱臼で誤っているのはどれか。
- 骨折を伴うことが多い。
- 橈骨と月状骨との位置関係は正常である。
- 第1〜3指掌面に放散するしびれがみられる。
- 手関節屈曲位で固定する。
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2.橈骨と月状骨との位置関係は正常である。
問題212 股関節脱臼で屈曲・内転・内旋位に弾発性固定されるのはどれか。2つ選べ。
- 恥骨上脱臼
- 腸骨脱臼
- 坐骨脱臼
- 中心性脱臼
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2.腸骨脱臼
3.坐骨脱臼
問題213 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。
- FTAが増大すると生じやすい。
- 大腿骨前捻角増大は脱臼発生の要因となる。
- 膝関節を屈曲しながら整復する。
- 膝関節完全伸展位で固定する。
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2.大腿骨前捻角増大は脱臼発生の要因となる。
問題214 顎関節症Ⅳ型はどれか。
- 関節包・靭帯障害
- 咀嚼筋障害
- 変形性関節症
- 顎関節内
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3.変形性関節症
問題215 スポーツ障害と起因筋との組合せで正しいのはどれか。
- シンスプリント-後脛骨筋
- 膝蓋靭帯炎-縫工筋
- テニス肘-上腕筋
- 野球肘-回外筋
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1.シンスプリント-後脛骨筋
問題216 軟部組織損傷と徒手検査との組合せで正しいのはどれか。
- 肘内側側副靭帯損傷-中指伸展テスト
- スキーヤー母指-パーフェクトOテスト
- ハムストリング挫傷-下肢伸展挙上テスト
- 膝内側側副靭帯損傷-アプライ圧迫テスト
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3.ハムストリング挫傷-下肢伸展挙上テスト
問題217 ド・ケルバン(de Quervain)病で誤っているのはどれか。
- 過度な使用により起こる。
- 長母指伸筋腱の腱鞘炎である。
- 橈骨茎状突起部の疼痛がみられる。
- フィンケルスタインテスト陽性である。
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2.長母指伸筋腱の腱鞘炎である。
問題218 尻上がり現象を呈するのはどれか。
- 大腿四頭筋拘縮(広筋型)
- テニスレッグ
- ハムストリングス肉離れ
- 大腿四頭筋肉離れ(中等度)
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4.大腿四頭筋肉離れ(中等度)
問題219 圧痛部位の写真(別冊No.3)を別に示す。疑われるのはどれか。

- オスグッド-シュラッター(Osgood-Schlatter)病
- ジャンパー膝
- タナ障害
- 鵞足炎
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2.ジャンパー膝
問題220 外脛骨で誤っているのはどれか。
- 足の過剰骨の中で最も頻度が高い。
- 足の舟状骨内側に存在する。
- 前脛骨筋が付着する。
- 骨折との鑑別が必要である。
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3.前脛骨筋が付着する。
問題221 25歳の男性。交通事故で救急搬入され、大腿骨骨幹部骨折の診断を受け入院した。翌日、呼吸困難を訴え始めた。この患者の所見として考えられないのはどれか。
- 頻脈
- 皮膚の点状出血斑
- 発熱
- 血尿
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4.血尿
問題222 32歳の女性。膝蓋骨不全骨折で膝関節軽度屈曲位のギプスシャーレ固定を施行した。3週後、膝関節の可動域訓練を開始した。翌日、「自宅に帰ってから太ももに痛みが出ました。運動を始めてから固定時にはなかった痛みが出てとても不安でした。」と訴えた。この訴えに対する共感的態度はどれか。
- そのような弱気では関節の動きはよくなりませんよ。
- 今回のケガをする前にこういった事はありませんでしたか。
- 今まで感じたことのない痛みが出たのは心配でしたね。
- 動かし始めにはよくあることですから問題ありませんよ。
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3.今まで感じたことのない痛みが出たのは心配でしたね。
問題223 8歳の男児。上腕骨顆上骨折で整復固定を施行した。その日の夜、患肢の激しい痛みを訴え来所した。最初に行うのはどれか。
- 朝まで様子をみる。
- 固定を緩める。
- 患部を氷嚢で冷やす。
- 患肢を挙上する。
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2.固定を緩める。
問題224 20歳男性。野球で外野フライを追っているとき、芝生に足をとられ左足の内がえし運動を強制され受傷し来所した。受傷後、約30分での外観写真(別冊No.4)を別に示す。この時点で除外できる損傷はどれか。

- 前距腓靭帯断裂
- 前脛腓靱帯損傷
- 外果骨折
- 第5中足骨基部裂離骨折
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4.第5中足骨基部裂離骨折
問題225 30歳の女性。交通事故で頸部の急激な過伸展と過屈曲が強制され、後頭部・項部痛、めまい、耳鳴り、顔面・上肢の感覚異常や夜間上肢のしびれ感などの症状がみられる。スパーリングテスト及びジャクソンテストはともに陰性で、深部反射は正常、筋力低下もみられなかった。病型分類で最も考えられるのはどれか。
- 頸椎捻挫型
- 根症状型
- 頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)型
- 脊髄症状型
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3.頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)型
問題226 48歳の男性。1年ほど前から歩きにくさを感じていた。1か月前から両手にしびれを感じたため来所した。深部反射は、下顎反射正常、上腕二頭筋腱反射消失、上腕三頭筋腱反射亢進、膝蓋腱反射およびアキレス腱反射の亢進がみられた。責任病巣となる脊髄高位はどれか。
- C3
- C5
- C7
- Th1
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2.C5
問題227 20歳の男性。バレーボール選手。3日前から右の肩より上肢にかけて鈍痛が出現、上肢の挙上時に脱力感を覚え来所した。肩関節屈曲時に肩甲骨内側縁と肩甲骨下角が後方に突出するのがみられた。考えられるのはどれか。
- 長胸神経麻痺
- 動揺性肩関節
- 副神経麻痺
- 凍結肩
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1.長胸神経麻痺
問題228 16歳の男子。柔道歴6年。高等学校の柔道部に所属している。2か月前から背負い投をかける際に腰に痛みを感じていたが放置していた。3日前から痛みが強くなり来所した。上体を後方へ伸展させると疼痛の増強を認めた。近医を紹介し、CT検査を受けたところ、第5腰椎に図のような所見が得られた。この患者に対する治療で誤っているのはどれか。

- 背筋を強化する運動は許可する。
- スポーツ活動を6か月程度禁止する。
- 腰部にサポーターを装着させる。
- 下肢のストレッチ体操を行わせる。
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1.背筋を強化する運動は許可する。
問題229 41歳男性。ソフトボール大会で送球した際に右肩に鋭い痛みを感じ負傷退場した。痛みは一時緩和したが、その後徐々に悪化してきた。写真(別冊No.5)に示す部位に圧痛が著しいが、腫脹はほとんど認められない。運動痛および外転制限が著明である。陽性となるのはどれか。

- ヤーガンソンテスト
- ドロップアームサイン
- ライトテスト
- サルカスサイン
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2.ドロップアームサイン
問題230 18歳の男子。3週間前から毎日ランニングをしている。最近、膝外側部痛が出現し来所した。徒手検査で膝関節の内反を強制しながら膝を伸展していくと疼痛が再現される。疼痛部の写真(別冊No.6)を別に示す。疼痛の原因で考えられるのはどれか。

- 亜脱臼
- 嵌頓
- 摩擦
- 牽引
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3.摩擦
第24回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題187 転倒後、腰痛を訴える患者。体幹側屈で疼痛が増強し、膝関節屈曲の坐位からの股関節屈曲運動でも痛みが増強した。考えられるのはどれか。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- チャンス骨折
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎肋骨突起骨折
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4.腰椎肋骨突起骨折
問題188 好発年齢と骨損傷の組合せで正しいのはどれか。
- 幼児期-腰椎圧迫骨折
- 思春期-脛骨粗面裂離骨折
- 壮年期-上腕骨外科頸骨折
- 老年期-腓骨疲労骨折
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2.思春期-脛骨粗面裂離骨折
問題189 右大腿骨骨幹部骨折後24時間で脂肪塞栓症を疑う所見はどれか。
- 体温が36.4℃
- 右大腿から膝部の皮下出血斑
- 呼吸数が14/分
- 脈拍数が110/分
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4.脈拍数が110/分
問題190 運動枝のみの神経症状を呈するのはどれか。
- 手根管症候群
- 総腓骨神経麻痺
- 前骨間神経麻痺
- 肘部管症候群
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3.前骨間神経麻痺
問題191 膝蓋骨底から5cm近位の大腿周径を計測した結果、左に比べて右が2cm細かった。主な萎縮筋はどれか。
- 薄筋
- 内側広筋
- 大内転筋
- 大腿筋膜張筋
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2.内側広筋
問題192 氷嚢による冷却を長時間行う行う際、神経麻痺に必要な部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題193 スポーツ外傷に対するテーピング法の主な目的はどれか。
- 骨癒合の促進
- 血行の促進
- 皮膚の保護
- 靭帯の補強
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4.靭帯の補強
問題194 物理療法で正しいのはどれか。
- コールドスプレーは凍傷のリスクが低い。
- 超音波は骨損傷部には不適応である。
- マイクロ波では衣服素材に注意する。
- 温熱療法は消耗性疾患に適応がある。
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3.マイクロ波では衣服素材に注意する。
問題195 肋骨骨折と合併症の組合せで正しいのはどれか。
- 直達外力による浮肋骨骨折-腎損傷
- 介達外力による第6肋骨骨折-フレイルチェスト
- ゴルフスイングによる疲労骨折-緊張性気胸
- 左第7〜9肋骨多発骨骨折-肝損傷
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1.直達外力による浮肋骨骨折-腎損傷
問題196 肋骨骨折の絆創膏固定で正しいのはどれか。
- 吸気時に貼付する。
- 健側胸部から患部を通過し健側背部まで貼付する。
- 胸郭動揺がある時は硬性素材を併用する。
- 固定期間は2か月である。
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2.健側胸部から患部を通過し健側背部まで貼付する。
問題197 肩甲骨骨折で正しいのはどれか。
- 外科頸骨折は肩関節脱臼との鑑別を要する。
- 骨体部骨折はバンカート損傷との鑑別を要する。
- 上角骨折の合併症に気胸がある。
- 烏口突起骨折は定型的鎖骨骨折に合併する。
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1.外科頸骨折は肩関節脱臼との鑑別を要する。
問題198 上腕骨の骨折と合併症、後遺症の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 解剖頸骨折-骨頭懐死
- 大結節骨折-インピンジメント
- 小結節骨折-肩関節前方脱臼
- 内側上顆骨折-内反射
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1.解剖頸骨折-骨頭懐死
2.大結節骨折-インピンジメント
問題199 上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。
- プルオフ型は肘関節内反強制により発生する。
- 前腕屈筋群の牽引作用により回転転位が生じる。
- 回転転位は自家矯正される。
- 鷲手変形は受傷後早期から生じる。
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1.プルオフ型は肘関節内反強制により発生する。
問題200 延長転位するのはどれか。
- 尺骨骨幹部上・中1/3境界部骨折
- 円回内筋付着部より近位の橈骨骨幹部骨折
- 橈骨遠位端部伸展型骨折
- 上腕三頭筋付着部より遠位の肘頭骨折
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4.上腕三頭筋付着部より遠位の肘頭骨折
問題201 橈骨骨幹部円回内筋付着部遠位骨折の転位で正しい組合せはどれか。
- 近位骨片回内位-遠位骨片中間位
- 近位骨片回外位-遠位骨片回内位
- 近位骨片中間位-遠位骨片回内位
- 近位骨片回外位-遠位骨片中間位
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3.近位骨片中間位-遠位骨片回内位
問題202 コーレス(Colles)骨折の合併症で正しいのはどれか。
- 尺骨茎状突起骨折は屈曲骨折第1型の機序で発生する。
- 長母指伸筋腱断裂は受傷時に発生する。
- 手根骨骨折の合併は月状骨に多くみられる。
- 掌側傾斜角の減少により屈曲制限が出現する。
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4.掌側傾斜角の減少により屈曲制限が出現する。
問題203 手舟状骨骨折で多いのはどれか。
- 結節部
- 近位1/3部
- 腰部
- 遠位1/3部
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3.腰部
問題204 上前腸骨棘裂離骨折の骨片転位を起こすのはどれか。2つ選べ。
- 縫工筋
- 大腿直筋
- 大腿筋膜張筋
- 長内転筋
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1.縫工筋
3.大腿筋膜張筋
問題205 ダッシュボード損傷で起こりにくいのはどれか。
- 小転子骨折
- 後十字靭帯断裂
- 膝蓋骨骨折
- 股関節後方脱臼
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1.小転子骨折
問題206 大腿骨近位部骨折で正しいのはどれか。
- 転子貫通骨折では下肢の延長がみられる。
- 中間部骨折では下肢が内旋位を呈する。
- 転子間骨折では外反股がみられる。
- 骨頭下骨折では大転子高位がみられる。
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4.骨頭下骨折では大転子高位がみられる。
問題207 足根骨骨折で正しいのはどれか
- 立方骨骨折は外脛骨との鑑別を要する。
- 距骨骨折は過剰仮骨形成を起こしやすい。
- 舟状骨骨折は直達外力によるものが多い。
- 踵骨骨折ではベーラー角が減少しやすい。
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4.踵骨骨折ではベーラー角が減少しやすい。
問題208 胸鎖関節脱臼と肩鎖関節脱臼とに共通するのはどれか。
- 小児の発生頻度が高い。
- 上方脱臼が最も多い。
- 直達外力で発生しやすい。
- 変形が残存しやすい。
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4.変形が残存しやすい。
問題209 肩鎖関節損傷のトッシー(Tossy)分類で重要なのはどれか。
- 腫脹
- 圧痛
- 反跳症状
- 運動制限
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3.反跳症状
問題210 肩関節前方脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 鎖骨下脱臼は烏口下脱臼に比べ外転角度が大きい。
- バンカート損傷は上腕骨頭外側の欠損をいう。
- ヒル・サックス損傷は再脱臼の原因となる。
- スティムソン法による整復は背臥位で行う。
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1.鎖骨下脱臼は烏口下脱臼に比べ外転角度が大きい。
3.ヒル・サックス損傷は再脱臼の原因となる。
問題211 成人の肘関節後方脱臼で合併しにくいのはどれか。
- 上腕骨内側上顆骨折
- 尺骨鉤状突起骨折
- 内側側副靭帯断裂
- 尺骨神経損傷
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1.上腕骨内側上顆骨折
問題212 股関節脱臼でローゼル・ネラトン線より大転子が高位となるのはどれか。
- 腸骨脱臼
- 恥骨上脱臼
- 恥骨下脱臼
- 中心性脱臼
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1.腸骨脱臼
問題213 膝蓋骨外側脱臼で正しいのはどれか。
- Q角の減少は発生要因となる。
- 膝の肢位に関係なく脱臼するものを習慣性脱臼という。
- 自然整復されることはまれである。
- アプリヘンションサインがみられる。
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4.アプリヘンションサインがみられる。
問題214 神経症状をみる検査でないのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題215 絞扼性神経障害の原因となるのはどれか。
- 梨状筋
- 多裂筋
- 腸腰筋
- 中殿筋
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1.梨状筋
問題216 肘部のスポーツ傷害で正しいのはどれか。
- 外側側副靭帯損傷は肘関節の外転強制により発生する。
- 内側側副靭帯損傷の多くは前斜走線維の損傷である。
- 野球肘は外側型が大部分を占める。
- 離断性骨軟骨炎は野球肘の内側型でみられる。
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2.内側側副靭帯損傷の多くは前斜走線維の損傷である。
問題217 筋起始部の病変で陽性になるのはどれか。
- チェアーテスト
- ルドルフ徴候
- トンプソンテスト
- ナウマン徴候
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1.チェアーテスト
問題218 背臥位で図のような脊柱の彎曲を観察した。考えられる要因はどれか。

- 腹直筋の短縮
- 腸腰筋の短縮
- 上殿神経の麻痺
- 大腿神経の麻痺
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2.腸腰筋の短縮
問題219 半月板損傷で正しいのはどれか。
- 伸展した膝関節に回旋力が加わり発生する。
- 円板状半月に起因する損傷は小児に多い。
- 半月板前節の断裂が多い。
- 牽引アプライテストは診断に有用である。
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2.円板状半月に起因する損傷は小児に多い。
問題220 シンスプリントで誤っているのはどれか。
- 扁平足は発症要因の一つである。
- 脛骨の中央以下で内後側縁に圧痛がみられる。
- 足関節底屈抵抗運動で疼痛が増強する。
- 発症後3週で仮骨の形成がみられる。
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4.発症後3週で仮骨の形成がみられる。
問題221 60歳の男性。5か月前に高所から飛び降り踵骨の骨折をした。現在でも疼痛や浮腫がみられるので主治医から後療法を依頼された。症状持続の要因で考えられるのはどれか。
- モートン(Morton)病
- 反射性交感神経性ジストロフィー
- 骨壊死
- コンパートメント症候群
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2.反射性交感神経性ジストロフィー
問題222 6歳の女児。3週前に上腕骨顆上伸展型骨折をきたし、徒手整復と経皮的ピンニングが施行された。ギプス固定を本日除去し、後療法開始の指示を主治医から受けた。後療法に際して最も注意すべき合併症はどれか。
- ズデック(Sudeck)骨萎縮
- 関節強直
- 骨化性筋炎
- フォルクマン(Volkmann)拘縮
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3.骨化性筋炎
問題223 58歳の男性。自転車で走行中に転倒し来所した。左上腕部の腫脹と変形を呈していた。近位で撮影した単純エックス線写真(別冊No.1)を別に示す。受傷直後から、母指・示指・中指の背側付近に感覚障害があった。まず行うべき固定肢位の組合せはどれか。

- 肩関節外転位-手関節伸展位
- 肩関節外転位-手関節屈曲位
- 肩関節内転位 -手関節伸展位
- 肩関節内転位-手関節屈曲位
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1.肩関節外転位-手関節伸展位
問題224 25歳の男性。スキージャンプ競技中、着地でバランスを崩し受傷した。右股関節は屈曲、外転、外施位に弾発性固定され、大転子部の突出は触知不能となっている。神経損傷を合併したときの感覚障害が現れるのはどこか。

- a
- b
- c
- s
解答はこちらをタップ
2.b
問題225 50歳の男性。右肩痛を訴えて来所した。10年前に柔道で負傷したが放置していた。最近、右肩に力を入れると痛みが走り、肩を使うと次第に痛みが強くなる。近医で単純エックス線検査を受けたところ、図のような所見であった。検査で陽性となるのはどれか。

- サルカスサイン
- ライトテスト
- アドソンテスト
- インピンジメントサイン
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4.インピンジメントサイン
問題226 35歳の男性。倉庫で製品の管理をしている。昨日、約30kgの製品を持ち上げたとき、右上腕部にブチッという音と共に疼痛が出現したと訴え来所した。初検時に左右の肘関節を自動屈曲したときの外見写真(別冊No,2)を別に示す。最も考えられる上腕二頭筋の損傷部位はどれか。

- 長頭腱
- 短頭腱
- 筋腹
- 遠位腱
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1.長頭腱
問題227 52歳の女性。6か月前から週1回のテニスの練習をしている。バックハンドストロークの練習をしていたところ右肘の外側に強い痛みが出現した。日常生活にも支障が出てきて来所した。中指伸展テスト及びトムゼンテストが陽性であった。最も関与しているのはどれか。
- 長橈側手根伸筋
- 短橈側手根伸筋
- 腕橈骨筋
- 回外筋
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2.短橈側手根伸筋
問題228 17歳の男子。野球部のキャッチャー。2週前に左示指をつき指したが、症状が軽く練習を継続していた。昨日、指の変形に気付き整形外科を受診し、装具固定を受け、DIP関節の自動屈曲運動を行うように指導を受けた。DIP関節の自動屈曲を行っている写真(別冊No.3)を別に示す。考えられる損傷部位はどれか。

- 終止腱
- 中央索
- 深指屈筋腱
- PIP関節掌側板
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2.中央索
問題229 21歳の男性。2か月前、ラグビーの試合中に右膝前面を強打したが試合はそのまま出場した。それ以降、右膝に軽い腫れや違和感があった。1週前から練習中に右膝後方に痛みが出現し、不安定感も出てきたので来所した。初検時、検者は患者を背臥位とし、図のような評価を行った。検者が健側との比較目的でみているのはどれか。

- 下腿筋に萎縮
- 関節の腫脹
- 脛骨粗面の位置
- 膝蓋骨の不安定性
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3.脛骨粗面の位置
問題230 21歳の男性。空手の試合中に左下腿前面を蹴られ、翌日、疼痛が増強したので来所した。軋轢音および介達痛は認められなかった。高度腫脹による皮膚光沢がみられ自発痛、筋の伸張時痛、感覚障害、運動障害が認められた。搬送に際してまず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
- 安静
- 冷却
- 圧迫
- 挙上
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1.安静
2.冷却
第25回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題187 ベネット(Bennett)損傷でみられないのはどれか。
- 肩関節の外旋可動域が減少する。
- 肩関節の外転・外旋で疼痛を生じる。
- 肩関節後方に圧痛がある。
- 投球時のコッキング期に疼痛を訴える。
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1.肩関節の外旋可動域が減少する。
問題188 疲労骨折で正しいのはどれか。
- 主症状は患部の疼痛である。
- 病的状態が基盤に存在する。
- 1回の外力でも発生し得る。
- 上肢骨の発生頻度が高い。
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1.主症状は患部の疼痛である。
問題189 骨損傷における急性塑性変形で正しいのはどれか,
- 小児の長管骨にみられる。
- 骨挫傷が原因である。
- 骨軸に平行な骨折線を認める。
- 骨の海綿質部分に発生する。
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1.小児の長管骨にみられる。
問題190 骨折の治癒機序で正しいのはどれか。
- 軟骨内骨化→血腫形成→結合織内骨化→リモデリング
- 血腫形成→結合織内骨化→軟骨内骨化→リモデリング
- 結合織内骨化→軟骨内骨化→血腫形成→リモデリング
- 血腫形成→軟骨内骨化→結合織内骨化→リモデリング
解答はこちらをタップ
2.血腫形成→結合織内骨化→軟骨内骨化→リモデリング
問題191 脱臼で誤っている組合せはどれか。
- 肩鎖関節上方脱臼-肩鎖靭帯損傷
- 肩関節烏口下脱臼-バンカート損傷
- 肘関節後方脱臼-関節包後面断裂
- 示指MP関節脱臼-掌側板断裂
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3.肘関節後方脱臼-関節包後面断裂
問題192 誤っている組合せはどれか。
- 手根管症候群-正中神経
- 肘部管症候群-尺骨神経
- 円回内筋症候群-橈骨神経
- ギヨン(Guyon)管症候群-尺骨神経
解答はこちらをタップ
3.円回内筋症候群-橈骨神経
問題193 初期評価でないのはどれか。
- 業務範囲であるかどうかの判断
- 患者が自己管理するための助言
- クリティカルパスに沿った説明
- 治癒に至る治療プログラムの設定
解答はこちらをタップ
2.患者が自己管理するための助言
問題194 受傷1週以内に行う指導管理で正しい組合せはどれか。
- 上腕骨顆上骨折-疼痛増強時には患部を十分冷却させる。
- 橈骨遠位端骨折-手指の自動運動を積極的に行わせる。
- アキレス腱断裂-固定状態での患肢荷重訓練をさせる。
- 前距腓靭帯損傷-就寝時に踵部を床に接地させる。
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2.橈骨遠位端骨折-手指の自動運動を積極的に行わせる。
問題195 胸腰椎移行部圧迫骨折で誤っているのはどれか。
- 脊柱屈曲位でしりもちをつき発生する。
- 受傷椎高位に一致する帯状痛がみられる。
- 腹部膨満感を訴える。
- 脊髄損傷を合併しやすい。
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4.脊髄損傷を合併しやすい。
問題196 セイヤー絆創膏固定法で正しいのはどれか。
- 第Ⅰ帯は患肢を挙上させて下方転位を防止する。
- 第Ⅱ帯は肩を外方に引き鎖骨の短縮転位を防止する。
- 第Ⅲ帯は前腕の重量で骨折部に圧迫力を加える。
- 第Ⅳ帯は上腕を固定し患部の動揺性を防止する。
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3.第Ⅲ帯は前腕の重量で骨折部に圧迫力を加える。
問題197 介達外力によって発生する肩甲骨骨折の部位はどれか。
- 関節窩
- 体部
- 肩峰
- 下角
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1.関節窩
問題198 肩関節前方脱臼に合併する上腕骨頭の陥没部位で正しいのはどれか。
- 前内方
- 前外方
- 後内方
- 後外方
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4.後外方
問題199 患者をベッド上で腹臥位とし、患側上肢をベッドの端から下垂させ、重りをつけて牽引し自然整復させる肩関節前方脱臼の整復法はどれか。
- スティムソン法
- ヒポクラテス法
- ミルヒ法
- モーテ法
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1.スティムソン法
問題200 上腕骨骨幹部三角筋付着部より遠位部の骨折で正しい組合せはどれか、
- 近位骨片-内方転位
- 遠位骨片-外上方転位
- 近位骨片-前外方転位
- 遠位骨片-後下方転位
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3.近位骨片-前外方転位
問題201 ソルター・ハリス分類で上腕骨外顆骨折が該当するのはどれか。
- Ⅰ型
- Ⅱ型
- Ⅲ型
- Ⅳ型
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4.Ⅳ型
問題202 橈骨近位端骨折に合併しにくいのはどれか。
- 上腕骨内顆骨折
- 上腕骨小頭骨折
- 肘頭骨折
- 前腕両骨後方脱臼
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1.上腕骨内顆骨折
問題203 正しい組合せはどれか。
- 尺骨骨幹部骨折-過外反肘形成
- 橈骨遠位端骨折-過内反肘形成
- 中手骨頸部骨折-ナックルパート変化
- 末節骨骨折-ロッキングフィンガー変化
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3.中手骨頸部骨折-ナックルパート変化
問題204 第3中手骨長軸に沿った軸圧痛をみるのはどれか。
- 月状骨骨折
- 三角骨骨折
- 小菱形骨骨折
- 有鉤骨鉤骨折
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1.月状骨骨折
問題205 骨片転位で正しい組合せはどれか。
- 肩甲骨上角骨折-上内方
- 上腕骨内顆骨折-後上方
- 腸骨翼単独骨折-下後方
- 脛骨外顆骨折-上前方
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1.肩甲骨上角骨折-上内方
問題206 下肢骨折で正しい組合せはどれか。
- 下腿骨三果部骨折-コットン(Cotton)骨折
- 膝蓋骨骨折-マルゲーニュ(Malgaigne)骨折
- 脛骨粗面裂離骨折-ジョーンズ(Jones)骨折
- 脛骨骨幹部骨折-ポット(Pott)骨折
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1.下腿骨三果部骨折-コットン(Cotton)骨折
問題207 裂離骨折で正しい組合せはどれか。
- 恥骨下枝-仙結節靭帯
- 腓骨頭-短腓骨筋
- 脛骨内果-三角靭帯
- 踵骨-後脛骨筋
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3.脛骨内果-三角靭帯
問題208 下肢骨折で正しい組合せはどれか。
- 大腿骨大転子骨折-ルドロフ症候
- 大腿骨内側側副靭帯付着部骨折-内反ストレステスト陽性
- 脛骨顆間隆起骨折-前方引き出しテスト陽性
- 中間楔状骨骨折-ナウマン症候
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3.脛骨顆間隆起骨折-前方引き出しテスト陽性
問題209 股関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 介達外力により発生することが多い。
- 後方脱臼が大半を占める。
- 大腿骨頭靭帯の断裂がみられる。
- 寛骨臼縁の骨折を伴うものを中心性脱臼という。
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4.寛骨臼縁の骨折を伴うものを中心性脱臼という。
問題210 外傷性膝関節脱臼で正しいのはどれか。
- 後方脱臼が最も多く発生する。
- ダッシュボード損傷で前方脱臼が発生する。
- 膝側副靭帯損傷を合併することはない。
- 足背動脈の拍動の消失・減弱に注意する。
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4.足背動脈の拍動の消失・減弱に注意する。
問題211 脱臼と症状の組合せで誤っているのはどれか。
- 膝関節前方脱臼-膝関節伸展位
- ショパール関節外側脱臼-内反足様変形
- リスフラン関節背側脱臼-尖足位変形
- 第1趾背側脱臼-Z字型変形
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2.ショパール関節外側脱臼-内反足様変形
問題212 外傷性顎関節捻挫と鑑別を要する顎関節症はどれか。
- Ⅰ型
- Ⅱ型
- Ⅲ型
- Ⅳ型
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2.Ⅱ型
問題213 肋間筋損傷の特徴的な所見はどれか。
- 介達痛
- 腫脹
- 内出血
- 運動痛
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4.運動痛
問題214 胸骨骨折で多いのはどれか。
- 縦骨祈
- 横骨折
- 斜骨折
- 複合骨折
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2.横骨折
問題215 関連筋で正しい組合せはどれか。
- 上腕骨外側上顆炎-示指伸筋
- 上腕骨内側上顆炎-尺側手根屈筋
- ステナー損傷-母指対立筋
- ばね指-短母指屈筋
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2.上腕骨内側上顆炎-尺側手根屈筋
問題216 成人で発症するのはどれか。
- パンナー(Panner)病
- キーンベック(Kienböck)病
- フライバーグ(Frelberg)病
- セーバー(Sever)病
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2.キーンベック(Kienböck)病
問題217 非外傷性腓骨筋腱脱臼で誤っているのはどれか。
- 足関節の内返しで発生する。
- 長腓骨筋腱が外果の前方へ移動する。
- 上腓骨筋支帯の欠損がある。
- 腓骨筋腱溝の形成不全がある。
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1.足関節の内返しで発生する。
問題218 足関節内返し強制による前距腓靭帯損傷で正しいのはどれか。
- 疼痛や腫脹の程度と損傷程度は比例する。
- 足関節底屈位に比べ足関節直角位での内反強制で疼痛が増強する。
- 外果と第5中足骨基部を結ぶ線の中点から2横指前方に圧痛がみられる。
- 重症例では距骨の前方引き出し症状がみられる。
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4.重症例では距骨の前方引き出し症状がみられる。
問題219 下腿骨疲労骨折で難治なのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題220 ラウゲ・ハンセン分類で誤っているのはどれか。
- 回内・外転損傷
- 回外・内転損傷
- 回内・外旋損傷
- 回外・内旋損傷
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4.回外・内旋損傷
問題221 30歳の男性。災害現場で意識なく倒れているところを発見された。顔面蒼白、冷汗、脈拍減弱を認めた。搬送に備え、とるべき適切な体位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題222 75歳の女性。自宅の庭で転倒し受傷した。来所時左肩周辺の疼痛を訴え、上肢の挙上不能であった。なお、骨粗鬆症により円背がみられる。単純エックス線写真(別冊No.1)を別に示す。治療方針で適切なのはどれか。2つ選べ。

- 積極的に徒手整復を行う。
- 4週間程度は患肢を体幹に固定する。
- ハンギングキャストの適応となる。
- 固定除去後はコッドマン体操が有効である。
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2.4週間程度は患肢を体幹に固定する。
4.固定除去後はコッドマン体操が有効である。
問題223 45歳の男性。2か月前に右手を衝き転倒した、前腕部の脱臼骨折に対してギプス固定にて加療された。その後、痛みや感覚の障害はないが、指が伸びないと来所した。MP関節は伸展できないが、手関節は背屈可能であった。考えられるのはどれか。
- 円回内筋による前骨間神経障害
- 尺骨神経障害による鷲手変形
- ギプスによる手指屈曲拘縮
- 橈骨頭による後骨間神経障害
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4.橈骨頭による後骨間神経障害
問題224 21歳の男性。1か月前から投球時右肩部に痛みが出現するため来所した。同部にわずかな熱感が見られ、肩関節自動運動に制限はみられないが、挙上時や外転外旋運動時に疼痛と引っかかり感が出現した。考えられるのはどれか。2つ選べ。
- SLAP損傷
- 肩甲上神経麻痺
- 石灰沈着性肩関節周囲炎
- 肩峰下インピンジメント症候群
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1.SLAP損傷
4.肩峰下インピンジメント症候群
問題225 45歳の男性。右前腕掌側近位に急激な疼痛が出現し、その3日後から母指と示指が曲がりにくいとの主訴で来所した。母指と示指でマルを作る動作を指示したところ、図のような障害を呈した。考えられるのはどれか。

- 母指球筋の萎縮
- 方形回内筋の麻痺
- 示指末節部の感覚異常
- 背側骨間筋の萎縮
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2.方形回内筋の麻痺
問題226 16歳の男子。高校の野球部に所属している。7歳の時、ジャングルジムから転落し左肘骨折の既往歴がある。肘関節の屈曲で肘内側部から前腕尺側にかけてしびれがあり、握力も低下してきたため来所した。患肢は外反肘変形を呈している。考えられる所見はどれか。
- 母指球筋の萎縮
- フローマン徴候陽性
- 下垂手
- 示指・中指末節の感覚異常
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2.フローマン徴候陽性
問題227 40歳の女性。3か月前からマラソン大会に向けランニングを始めた。1週間前からランニング中に右膝関節部に疼痛を感じるようになった。特に腫脹はみられず、図のように大腿骨外顆やや近位を圧迫しながら膝関節を伸展させると疼痛が誘発された。考えらえるのはどれか。

- ジャンパー膝
- 腸脛靱帯炎
- 半月板損傷
- 膝外側側副靭帯損傷
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2.腸脛靱帯炎
問題228 25歳の男性。1か月前にバスケットボール中に左膝を打撲した後、膝蓋骨上外側部の圧痛と運動中や運動後の鈍痛で来所した。単純エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。膝の腫脹や安静時痛、骨偏位や不安感(apprehension)はなく踵殿距離も左右差はなかった。考えられるのはどれか。

- 膝蓋骨脱臼
- 膝蓋骨骨折
- 分裂膝蓋骨
- 膝蓋腱靱帯炎
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3.分裂膝蓋骨
問題229 35歳の男性。テニスの試合中、下腿部に激痛を覚え、その後歩行困難となり来所した。損傷部位に圧痛を認め、陥凹を触知した。足関節自動的底屈時に損傷部に疼痛を訴え、下腿三頭筋を把握した際、足関節は底屈した。健常者の下腿の写真(別冊No.3)を別に示す。考えらえる損傷部はどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題230 22歳の男性。1週前、サッカーの練習で右足によるインステップキックを行った際、右足関節後方部に痛みを感じ練習を中止した。練習の中止で疼痛が軽減し、練習の再開で同部の疼痛が再発し来所した。現在、足関節後部の圧痛と他動的な足関節の底屈強制で同部に疼痛が再発する。疑われるのはどれか。
- 足根洞症候群
- 有痛性外脛骨
- 二分靭帯損傷
- 有痛性三角骨
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4.有痛性三角骨
第26回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 小児骨折で誤っているのはどれか。
- 骨折の治癒過程で骨に過成長が起こる。
- 幼小児の脛骨骨幹部では骨膜下骨折が起こりやすい。
- 骨は柔軟性に富んでいるため粉砕骨折を生じることは少ない。
- 骨のリモデリングが盛んで捻転転位の自家矯正は顕著である。
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4.骨のリモデリングが盛んで捻転転位の自家矯正は顕著である。
問題187 骨折と後遺症の組合せで正しいのはどれか。
- 前腕骨骨折-過剰仮骨形成
- 肋骨骨折-スデック(Sudeck)骨萎縮
- 踵骨骨折-阻血性骨壊死
- 上腕骨外科頸骨折-外傷性骨化性筋炎
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1.前腕骨骨折-過剰仮骨形成
問題188 反復性脱臼の原因となるのはどれか。
- 骨軟骨の発育障害
- 関節の弛緩
- 自身の筋力
- 腱付着部の裂離骨折
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4.腱付着部の裂離骨折
問題189 脱臼を疑わせる所見で誤っているのはどれか。
- 弾発性抵抗を認める。
- 関節軸が変化する。
- 関節血腫が著明である。
- 関節窩部に陥凹を触知する。
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3.関節血腫が著明である。
問題190 リスフラン関節脱臼で正しいのはどれか。
- 背側脱臼は足背アーチが低下する。
- 底側脱臼は足底部に足根骨前部が突出する。
- 内側脱臼は足内縁に内側楔状骨が突出する。
- 外側脱臼は足外側縁に第5中足骨基部が突出する。
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4.外側脱臼は足外側縁に第5中足骨基部が突出する。
問題191 筋腫と骨摩擦部の組合せで正しいのはどれか。
- 棘上筋腱-小結節部
- 上腕二頭筋腱-関節下結節部
- 長母指伸筋腱-リスター結節部
- 長母指外転筋腱-尺骨茎状突起部
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3.長母指伸筋腱-リスター結節部
問題192 足関節底屈強制で症状が誘発されるのはどれか。
- 第1ケーラー(Köhler)病
- 有痛性三角骨
- アキレス腱断裂
- 足底腱膜炎
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2.有痛性三角骨
問題193 大腿四頭筋損傷の患者から主訴聴取後に行う身体所見評価で正しいのはどれか。
- 関節可動域や大腿周径の計測
- 腫脹や出血斑の確認
- 筋硬結や陥凹の確認
- FNSテストによる確認
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2.腫脹や出血斑の確認
問題194 直ちに医師の診察を要するのはどれか。
- 徒手整復前に末梢動脈の拍動を認めなかった。
- 蒼白だった顔色が徒手整復後に紅潮してきた。
- 包帯施行後に末梢部にしびれ感を訴えた。
- 固定除去後に関節可動域が制限されていた。
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1.徒手整復前に末梢動脈の拍動を認めなかった。
問題195 基本包帯法で正しい組合せはどれか。
- 肩部-扇状帯
- 母指-亀甲帯
- 膝部-人字帯
- 足部-麦穂帯
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4.足部-麦穂帯
問題196 骨折と好発部位の組合せで誤っているのはどれか。
- 頸椎楔状圧迫骨折-第3頸椎
- 頸椎棘突起骨折-第7頸椎
- 胸椎椎体圧迫骨折-第7胸椎
- 腰椎椎体破裂骨折-第1腰椎
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1.頸椎楔状圧迫骨折-第3頸椎
問題197 肩甲骨体部骨折で正しいのはどれか。
- 粉砕骨折が多くみられる。
- 骨片の転位が大きい。
- 患肢は内転位で保持する。
- 深呼吸によって疼痛が軽減する。
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3.患肢は内転位で保持する。
問題198 上腕骨近位端部骨折で正しいのはどれか。
- 骨頭骨折は骨癒合が良好である。
- 解剖頚骨折は関節内血腫が著明である。
- 骨端線離開は肩関節内転・屈曲位固定する。
- 小結節単独骨折は肩関節前方脱臼に合併する。
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2.解剖頚骨折は関節内血腫が著明である。
問題199 介達外力による上腕骨骨折で遠位骨片が前上方に転位するのはどれか。 2つ選べ。
- 外科頸内転型骨折
- 骨幹部骨折(三角筋付着部より遠位骨折)
- 顆上屈曲型骨折
- 外顆骨折
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1.外科頸内転型骨折
3.顆上屈曲型骨折
問題200 上腕骨骨幹部横骨折で偽関節が発生しやすい原因はどれか。
- 接触面積が広い。
- 海綿質が豊富である。
- 整復位保持が困難である。
- 軟部組織が介在しやすい。
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3.整復位保持が困難である。
問題201 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
- 内旋転位の残存はリモデリングが期待できる。
- 前方傾斜角の減少によって屈曲制限をきたす。
- バウマン角の増大は内反肘変形を示唆する。
- 積極的な他動運動によって関節可動域訓練を行う。
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2.前方傾斜角の減少によって屈曲制限をきたす。
問題202 モンテギア(Monteggia)骨折で正しいのはどれか。
- 伸展型に比べ屈曲型が多い。
- 伸展型では尺骨は前外方凸の屈曲変形を呈する。
- 尺骨神経麻痺を合併する。
- 屈曲型では肘関節鋭角屈曲位,前腕回外位で固定する。
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2.伸展型では尺骨は前外方凸の屈曲変形を呈する。
問題203 手根骨骨折で正しいのはどれか。
- 舟状骨骨折は直達外力によって発生することが多い。
- 小菱形骨骨折に合併する骨折では第1中手骨骨折がある。
- 有鈎骨鈎骨折はゴルファーにみられる。
- 月状骨単独骨折は月状骨周囲脱臼より多く発生する。
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3.有鈎骨鈎骨折はゴルファーにみられる。
問題204 中手骨頸部骨折の整復で正しいのはどれか。
- 整復時、手関節は軽度屈曲位とする。
- 側副靱帯を弛緩させて行う。
- MP関節伸展位で末梢牽引を行う。
- 遠位骨片を掌側から背側に直圧する。
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4.遠位骨片を掌側から背側に直圧する。
問題205 指骨骨折で捻転転位を伴いやすいのはどれか。
- 末節骨横骨折
- 中節骨骨幹部骨折
- 基節骨頸部骨折
- 基節骨基部骨折
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4.基節骨基部骨折
問題206 棘果長の延長がみられるのはどれか。
- デュベルニー(Duverney)骨折
- マルゲーニユ(Malgaigne)骨折
- セゴン(Segond)骨折
- ポット(Pott)骨折
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1.デュベルニー(Duverney)骨折
問題207 果部骨折におけるラウゲ・ハンセン分類で,前脛腓靱帯の断裂とともに,外果の斜骨折がみられるのはどれか。
- 回外・内転骨折
- 回外・外旋骨折
- 回内・外旋骨折
- 回内・外転骨折
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2.回外・外旋骨折
問題208 下腿三頭筋の急激な収縮で発生する踵骨骨折はどれか。
- 水平骨折
- 載距突起骨折
- 踵骨体部骨折
- 踵骨隆起骨折
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1.水平骨折
問題209 胸鎖関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 肩に対して後方への介達外力によって発生する。
- 筋緊張を避けるため頭部を健側に傾ける。
- 鎖骨中央部骨折との鑑別が必要となる。
- 変形を残すと大きな機能障害がみられる。
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1.肩に対して後方への介達外力によって発生する。
問題210 反復性肩関節脱臼の原因で誤っているのはどれか。
- バンカート損傷
- ヒル・サックス損傷
- 関節上腕靱帯断裂
- 肩峰下インピンジメント症候群
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4.肩峰下インピンジメント症候群
問題211 肘関節後方脱臼の転位で正しいのはどれか。
- 関節包の後外側面が断裂する。
- 上腕骨遠位端が後方へ転位する。
- 橈骨頭は上腕骨小頭の外側面に接する。
- 尺骨鉤状突起は上腕骨滑車の後壁に接する。
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4.尺骨鉤状突起は上腕骨滑車の後壁に接する。
問題212 股関節後方脱臼で正しいのはどれか。 2つ選べ。
- 股関節過伸展時に股関節の外転、外旋が強制され発生する。
- 転位した大腿骨頭の隆起が鼡径部の皮下で触れる。
- 整復障害因子として関節包裂孔部の狭小がある。
- 下肢の重さと重力を利用した整復法としてスティムソン法がある。
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3.整復障害因子として関節包裂孔部の狭小がある。
4.下肢の重さと重力を利用した整復法としてスティムソン法がある。
問題213 距腿関節脱臼で正しいのはどれか。
- 前方脱臼では前足部が短縮してみえる。
- 後方脱臼では足が伸展位に固定される。
- 内方脱臼では足が回内している。
- 外方脱臼では足背が内方に向く。
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4.外方脱臼では足背が内方に向く。
問題214 橈骨動脈の拍動を調べないのはどれか。
- アドソンテスト
- ライトテスト
- モーリーテスト
- アレンテスト
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3.モーリーテスト
問題215 リトルリーガー肩はソルター・ハリス分類ではどれか。
- Ⅰ型
- Ⅱ型
- Ⅲ型
- Ⅳ型
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1.Ⅰ型
問題216 絞扼性神経障害を起こす絞扼部と神経の組合せで正しいのはどれか。
- 肩甲切痕部-肩甲下神経
- クアドリラテラルスペース-腋窩神経
- フローゼの腱弓-尺骨神経
- 浅指屈筋腱弓-橈骨神経
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2.クアドリラテラルスペース-腋窩神経
問題217 疼痛が主症状であるのはどれか。
- 動揺性肩関節
- デュピュイトラン(Dupuytren)拘縮
- ベーカー(Baker)嚢腫
- 膝蓋軟骨軟化症
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4.膝蓋軟骨軟化症
問題218 初期変形性膝関節症の痛みの特徴はどれか。
- 動作開始時
- 動作中
- 動作後
- 夜間就寝時
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1.動作開始時
問題219 膝関節内反動揺検査で正しいのはどれか。
- 内側側側副靱帯損傷の重症度を判定する。
- 患側から先に検査を行い健側と比較する。
- 大腿四頭筋を収縮させて行うと検査が容易である。
- 30度屈曲位で動揺がなければ伸展位の検査は必要ない。
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4.30度屈曲位で動揺がなければ伸展位の検査は必要ない。
問題220 踵の固定を目的とするテーピングはどれか。

- a
- b
- c
- d
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3.c
問題221 21歳の男性。2か月前にバスケットボール試合中に左膝を打ち負傷した。脛骨粗面部の発赤と腫脹を認めていたが、症状は軽快したという。最近、運動時に膝窩部痛が出現し来所した。ラックマンテストでエンドポイントはあるが、膝90度屈曲位で脛骨を前へ引くと出るような感じとそこから後ろに押すと戻るような感じがある。考えられるのはどれか。
- ジャンパー膝
- 前十字靱帯損傷
- オズグットーシュラッター(Osgood-Schlatter)病
- 後十字靱帯損傷
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4.後十字靱帯損傷
問題222 54歳の女性。散歩中に足を滑らせ右手掌を衝いて転倒し受傷した。来所時、右肩関節はやや外転し弾発性固定を認めた。三角筋部の膨隆とモーレンハイム窩が消失していた。整復前と整復後の単純エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。整復後の固定肢位はどれか。

- 肩関節軽度屈曲内旋位
- 肩関節下垂外旋位
- 肩関節外転外旋位
- 肩関節内転内旋位
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3.肩関節外転外旋位
問題223 33歳の男性。倒立をしている時に転倒し、右の橈骨骨幹部遠位1/3部骨折に遠位橈尺関節背側脱臼を合併した。固定肢位で正しいのはどれか。
- 肘関節鋭角屈曲位、前腕回外位
- 肘関節鋭角屈曲位、前腕回内回外中間位
- 肘関節直角位、前腕回外位
- 肘関節直角位、前腕回内回外中問位
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4.肘関節直角位、前腕回内回外中問位
問題224 30歳の男性。1週前、野球の試合中バットを強く握りスイングした時、強い痛みを覚えた。受傷直後から小指のしびれを訴えている。手掌の遠位手根骨尺側部分に強い圧痛を認めた。母指の運動で制限がみられるのはどれか。
- 屈曲
- 伸展
- 内転
- 外転
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3.内転
問題225 30歳の女性。パラグライダーで飛行後、右足関節伸展状態で着地して負傷した。歩行不能のため、友人に連れられ来所した。腫脹、限局性圧痛および足関節伸展時痛がみられる。母趾が直角に足底側に屈曲している。考えられるのはどれか。
- 頸骨骨折
- 距骨骨折
- 舟状骨骨折
- 立方骨骨折
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2.距骨骨折
問題226 21歳の女性。空手の練習中、相手の肘で頬を強打された。2週後、両側の外耳孔前方に圧痛と同部の疼痛による開口制限があるため来所した。顎関節運動時にクリック音はなく、強制的に開口をさせると開口域増大を認めた。この患者で考えられるのはどれか。
- 咀嚼筋障害
- 関節包・靱帯障害
- 関節円板障害
- 変形性顎関節症
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2.関節包・靱帯障害
問題227 22歳の女性。事務職員をしている。
1週前からパソコン作業をしていると右上肢に鈍痛と冷感を自覚するようになった。その後、通勤時に電車のつり革を握っていると上肢がだるく、鈍痛や冷感の症状が悪化することに気付き来所した。女性はなで肩である。陽性となる検査法はどれか。
2つ選べ。
- ドロップアームテスト
- ルーステスト
- スパーリングテスト
- エデンテスト
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2.ルーステスト
4.エデンテスト
問題228 46歳の女性。右手で瓶の蓋を回し開けようとした時、突然、示指が屈曲位となった。MP関節は30度屈曲位をとり、その位置からの屈曲は可能であるが伸展は不能であった。MP関節に明瞭な腫脹や熱感はなく、PIP関節の屈伸障害もみられない。この患者の圧痛部は図で示す部位のどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題229 21歳の男性。柔道の乱取り中、相手に技をかけた時に自らもバランスを崩して転倒し、畳に指先を突き受傷した。疼痛が軽度であったので指先をテーピング固定して練習を継続したが、次第に力が入りにくくなり、痛みも強くなったため中断した。この時の患部の写真(別冊No.3)を別に示す。中指DIP関節の伸展は不能であるが、PIP関節の屈伸は可能である。考えられるのはどれか。

- 指伸筋腱断裂
- PIP関節背側脱臼
- 浅指屈筋腱断裂
- 正中索断裂
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1.指伸筋腱断裂
問題230 16歳の男子。高校では陸上部に所属し、長距離を専門としている。最近、競技会が近いため練習量を増やしたところ、脛骨の内側に痛みが生じ来所した。脛骨内側後縁部に沿った疼痛とストレッチング痛を認めた。この損傷の原囚となるアライメント異常はどれか。
- 内反膝
- 扁平足
- 凹足
- 回外足
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2.扁平足
第27回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題186 完全骨折はどれか。
- 陥凹骨折
- 竹節状骨折
- 剪断骨折
- 骨膜下骨折
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3.剪断骨折
問題187 骨挫傷が証明される画像はどれか。
- 超音波
- 単純エックス線
- CT
- MRI
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4.MRI
問題188 関節包内骨折はどれか。
- 上腕骨外科頸骨折
- 上腕骨顆上骨折
- 大腿骨頸部内側骨折
- 大腿骨大転子単独骨折
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3.大腿骨頸部内側骨折
問題189 握雪音を生じるのはどれか。
- 仮骨の軟化
- 外傷性皮下気腫
- 偽関節
- 外傷性骨化性筋炎
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2.外傷性皮下気腫
問題190 施術録で正しいのはどれか。
- 患者本人以外に対する説明は記載しない。
- 訂正する場合は修正液を用いる。
- 業務範囲外で転医した場合は記載しない。
- 施術完結の日から5年間保存する。
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4.施術完結の日から5年間保存する。
問題191 骨折の固定で正しいのはどれか。
- 骨折部の安静を目的とする。
- 解剖学的正位を原則とする。
- 範囲は患部より遠位2関節とする。
- 期間はリモデリング期終了までとする。
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1.骨折部の安静を目的とする。
問題192 胸骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ハンドル損傷で発生する。
- 斜骨折が多い。
- 呼吸運動に障害はみられない。
- 合併症に縦隔内臓器損傷がある。
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1.ハンドル損傷で発生する。
4.合併症に縦隔内臓器損傷がある。
問題193 ゴルフの右スイングによる肋骨疲労骨折の好発部位はどれか。
- 右第1・2肋骨斜角筋付着部
- 右第7・8肋骨結節部
- 左第3・4肋骨前鋸筋付着部
- 左第5・6肋骨角部
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4.左第5・6肋骨角部
問題194 腰椎椎体圧迫骨折で正しいのはどれか。
- 下位腰椎に多発する。
- 椎体は楔状変形を呈する。
- 亀背変形を呈する。
- 脊髄症状を呈する。
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2.椎体は楔状変形を呈する。
問題195 肩甲骨体部骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力による発生が多い。
- 横骨折はまれである。
- 大きな転位を生じる。
- 上肢の外転動作が困難となる。
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4.上肢の外転動作が困難となる。
問題196 上腕骨解剖頸骨折で正しいのはどれか。
- 小児に好発する。
- 骨折部の変形が著明である。
- 肩関節内転位で固定する。
- 阻血性骨壊死の危険性がある。
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4.阻血性骨壊死の危険性がある。
問題197 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
- 顆上部に強力な後方凸の屈曲力が働き発生する。
- 肘関節部に高度な腫脹を認める。
- 肘関節前方脱臼との鑑別が必要である。
- 偽関節を生じやすい。
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2.肘関節部に高度な腫脹を認める。
問題198 肘関節伸展位で固定するのはどれか。
- 上腕骨骨幹部骨折
- モンテギア(Monteggia)骨折屈曲型
- 上腕骨内側上顆骨折
- 橈骨頭骨折
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2.モンテギア(Monteggia)骨折屈曲型
問題199 前腕骨遠位端部骨折で正しい組合せはどれか。
- コーレス(Colles)骨折-鋤状変形
- スミス(Smith)骨折-フォーク状変形
- バートン(Barton)骨折-遠位橈尺関節不全脱臼
- ショウファー骨折-関節内骨折
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4.ショウファー骨折-関節内骨折
問題200 手舟状骨骨折で誤っているのはどれか。
- 手関節背屈橈屈時に運動痛がある。
- 関節内骨折はまれである。
- 近位の骨折は壊死が生じやすい。
- スナッフボックスの圧痛がある。
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2.関節内骨折はまれである。
問題201 外傷と固定方法の組合せで正しいのはどれか。
- 鎖骨骨折-ハンギングキャスト
- ガレアジ(Galeazzi)骨折-ショートアームキャスト
- 膝内側側副靭帯損傷-シリンダーキャスト
- 脛骨粗面部骨折-PTBキャスト
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3.膝内側側副靭帯損傷-シリンダーキャスト
問題202 棘果長が延長するのはどれか。
- デュベルニー(Duverney)骨折
- マルゲーニュ(MalgAigne)骨折
- 大腿骨頸部内転型骨折
- 股関節後方脱臼
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1.デュベルニー(Duverney)骨折
問題203 大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力による発生が多い。
- 斜骨折は再転位の傾向が強い。
- 開放性骨折となることがある。
- ショック、合併症に十分注意する。
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1.介達外力による発生が多い。
問題204 足根骨骨折で正しい組合せはどれか。
- 距骨骨折-リスフラン関節脱臼の合併
- 踵骨骨折-ベーラー角の減少
- 舟状骨骨折-足底の感覚障害
- 立方骨骨折-内側アーチの低下
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2.踵骨骨折-ベーラー角の減少
問題205 反復性肩関節脱臼で正しいのはどれか。
- 上腕二頭筋長頭腱損傷の合併が多い。
- サルカス徴候が出現する。
- 高齢者に多くみられる。
- 肩甲下筋が障害される。
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4.肩甲下筋が障害される。
問題206 橈骨頭脱臼で正しいのはどれか。
- 後方に脱臼することが多い。
- 前腕回外強制で発生する。
- 尺骨骨折を伴うことが多い。
- 前骨間神経損傷を合併する。
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3.尺骨骨折を伴うことが多い。
問題207 手のPIP関節脱臼で正しいのはどれか。
- 掌側脱臼が多い。
- 浅指屈筋腱断裂ではDIP関節を屈曲できない。
- 正中索の損傷の場合は屈曲位で固定する。
- ボタン穴変形は徐々に発生する。
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4.ボタン穴変形は徐々に発生する。
問題208 股関節脱臼を腹臥位で整復するのはどれか。
- 牽引法
- デパルマ法
- コッヘル法
- スティムソン法
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4.スティムソン法
問題209 膝関節脱臼で正しいのはどれか。
- 前方脱臼は過度の屈曲が強制され発生する。
- 後方脱臼はダッシュボード損傷で発生することが多い。
- 外側脱臼は下腿が内旋する。
- 内側脱臼は完全脱臼となる。
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2.後方脱臼はダッシュボード損傷で発生することが多い。
問題210 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。
- 膝蓋骨は内方へ転位することが多い。
- Q角は減少する。
- 膝は軽度屈曲位に弾発性固定される。
- 膝関節90度屈曲位で固定する。
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3.膝は軽度屈曲位に弾発性固定される。
問題211 膝蓋骨外側脱臼の固定除去後に行う筋力強化で有効なのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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1.a
問題212 神経根型の頸部捻挫で正しいのはどれか。
- 胸鎖乳突筋の筋力低下
- 上肢の感覚障害
- 肩関節の拘縮
- 下肢深部反射の減弱
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2.上肢の感覚障害
問題213 各検査の評価方法で誤っているのはどれか。
- SLRは膝伸展位で股関節屈曲90度までの疼痛出現をみる。
- ルーステストは1分間の運動継続をみる。
- スピードテストは結節間溝への疼痛出現をみる。
- ファーレンテストは1分以内の症状出現をみる。
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2.ルーステストは1分間の運動継続をみる。
問題214 クワドリラテラルスペース症候群で誤っているのはどれか。
- 腋窩神経の絞扼性障害である。
- 肩関節外転動作が困難となる。
- 棘下筋に萎縮がみられる。
- 肩外側に感覚障害を認める。
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3.棘下筋に萎縮がみられる。
問題215 末梢神経障害と症状の組合せで正しいのはどれか。
- 前骨間神経麻痺-母指球筋の萎縮
- 後骨間神経麻痺-ティアドロップアウトライン
- 肘部管症候群-フローマンサイン
- 円回内筋症候群-骨間筋の萎縮
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3.肘部管症候群-フローマンサイン
問題216 単純性股関節炎で正しいのはどれか。
- 女児に多く発生する。
- 両側同時発症はない。
- 股関節開排制限が特徴である。
- 大腿骨頭壊死を起こすことがある。
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2.両側同時発症はない。
問題217 大腿部前面の打撲で誤っているのはどれか。
- コンタクトスポーツで多くみられる。
- 初期は膝関節屈曲位で固定する。
- 受傷後24時間を経過したら温熱療法が有効である。
- 疼痛増悪時は医師に診断を仰ぐ。
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3.受傷後24時間を経過したら温熱療法が有効である。
問題218 腹臥位で被検者の膝関節を90度屈曲位とし、検者が下腿と踵部を把握、脛骨長軸近位方向へ圧迫を加えながら下腿を内旋したところ、関節部に疼痛が誘発された。この徒手検査で判明する損傷部位はどれか。
- 十字靭帯
- 側副靭帯
- 関節半月
- 関節滑膜ひだ
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3.関節半月
問題219 有痛性三角骨障害で正しいのはどれか。
- 足部の過剰骨で最も頻度が高い。
- 足関節最大背屈で疼痛を訴える。
- 足関節後内側の疼痛がみられる。
- 足関節捻挫を契機に発症する。
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4.足関節捻挫を契機に発症する。
問題220 足根管症候群で正しいのはどれか。
- 足根管は内果後壁と伸筋支帯で形成される。
- 腓骨神経枝の絞扼性神経障害である。
- 足背部の感覚異常が主症状である。
- 過度回内足は足根管内腔を狭める。
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4.過度回内足は足根管内腔を狭める。
問題221 18歳の男子。3週前、サッカーの試合中に右足関節を捻挫し、施術を行っていた。現在、日常生活での歩行で足関節部に疼痛や不安感はないが、運動時に踵骨隆起部の疼痛を訴えている。テーピングの写真(別冊No.2)を別に示す。競技復帰時に行う適切なテーピングはどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題222 70歳の女性。石につまずき、手関節を軽度背屈位・過度回内位で手を衝いた。手関節の近位2CM付近に限局性圧痛がみられ腫脹著明で、同部位の幅も著しく増大していた。整復後の固定肢位はどれか。
- 前腕回内位、手関節軽度掌屈位、軽度尺屈位
- 前腕回内位、手関節軽度背屈位、軽度橈屈位
- 前腕回外位、手関節軽度掌屈位、軽度橈屈位
- 前腕回外位、手関節軽度背屈位、軽度尺屈位
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4.前腕回外位、手関節軽度背屈位、軽度尺屈位
問題223 31歳の男性。空手の稽古中、試し割りで板を拳で突いた際に受傷した。第2MP関節付近に強い疼痛と腫脹を認め、拳を握ると疼痛が増強する。単純エックス線写真(別冊No.3)を別に示す。この疾患で適切でないのはどれか。

- 転位には骨間筋と虫様筋が作用する。
- 側副靭帯を弛緩させると整復が容易になる。
- 屈曲変形が残存すると伸展障害を起こす。
- オーバーラッピングフィンガーに注意する。
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2.側副靭帯を弛緩させると整復が容易になる。
問題224 15歳の男子。陸上100m走でスタートと同時に左股関節に疼痛が生じた。単純エックス線写真(別冊No.4)を別に示す。膝屈曲位で制限される股関節運動はどれか。

- 屈曲・外転・外旋
- 屈曲・内転・内旋
- 伸展・外転・外旋
- 伸展・内転・内旋
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1.屈曲・外転・外旋
問題225 19歳の男性。2か月前にスノーボード滑走中に右肩を衝いて転倒した。肩関節の動きは悪かったが放置していた。症状が一向に改善しないため来所した。初検時、頚部から肩甲部にかけての自発痛があり、肩関節自動運動は屈曲90度、外転80度に制限されていた。両手で壁を押し付けさせる動作をしたところ、図のような現象がみられた。最も考えられるのはどれか。

- 鎖骨不全骨折
- 肩関節脱臼
- 棘上筋腱損傷
- 長胸神経麻痺
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4.長胸神経麻痺
問題226 22歳の男性。サイクリングが趣味である。最近、右手の環指、小指のしびれを自覚し来所した。図の検査を実施し陽性であった。わずかであるが骨間筋と小指球筋に萎縮がみられた。また、前腕の感覚障害はみられなかった。他に考えられる所見はどれか。

- 下垂指
- 祝祷肢位
- スワンネック変形
- 鉤爪指変形
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4. 鉤爪指変形
問題227 25歳の女性。2週前、転倒した際に右手を衝いて受傷したが、しばらく安静にしていたので症状は治まっていた。最近、手を使う作業が多く、手関節尺側に疼痛が出現してきたので来所した。手関節尺側部に圧痛があり、尺骨頭に軽度不安定性がみられた。困難な動作はどれか。
- ドアノブを捻る。
- 食事を摂る。
- 顔を洗う。
- 文字を書く。
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1.ドアノブを捻る。
問題228 8歳の男児。6歳からサッカーを始めた。特に肥満はない。1か月前から右膝から大腿部にかけての疼痛を訴えていた。しばらく様子をみていたところ、母親が跋行に気付き来所した。膝関節に腫脹や圧痛、不安定性などはなく、大腿部も若干の筋緊張はあるものの明確な所見はなかった。股関節は外転・外旋に制限がみられた。スカルパ三角部に圧痛を認め、パトリックテストも陽性であった。最も考えられるのはどれか。
- 鼠径部痛症候群
- 単純性股関節炎
- ペルテス(Pertehes)病
- 大腿骨頭すべり症
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3.ペルテス(Pertehes)病
問題229 36歳の女性。退職し母親の介護を始めた昨年から体重が10kg増加した。2週前から右足関節内果周辺に疼痛がみられ、内果後方から遠位にかけて軽度の圧痛を認めた。頭部は外反位を呈し、つま先立ちは痛みのため困難である。考えられる疾患はどれか。
- 内果 疲労骨折
- シンスプリント
- 変形性足関節症
- 後脛骨筋腱炎
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4.後脛骨筋腱炎
問題230 30歳の男性。スキー滑走中に転倒し、ストックのストラップに右母指が引っ掛かり受傷した。来所時右母指に疼痛、腫脹がみられた。最も困難な動作はどれか。
- キーボードを叩く。
- 鍵を回す。
- ボールを握る。
- 瓶の蓋を開ける。
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2.鍵を回す。
第28回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題196 骨折の固有症状はどれか。
- 圧痛
- 皮下出血斑
- 転位
- 機能障害
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3.転位
問題197 手掌橈側に感覚障害を生じるのはどれか。
- 筋皮神経損傷
- 橈骨神経損傷
- 正中神経損傷
- 尺骨神経損傷
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3.正中神経損傷
問題198 周径の測定部位で誤っているのはどれか。
- 上腕周径は上腕の最も太い部位
- 前腕周径は前腕の最も太い部位
- 大腿周径は大腿の最も太い部位
- 下腿周径は下腿の最も太い部位
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3.大腿周径は大腿の最も太い部位
問題199 柔道整復施術の対象となるのはどれか。
- 遠位骨片が外旋している上腕骨骨幹部骨折
- 腋窩動脈損傷を伴った肩関節脱臼
- 足先に感染創のある下腿打撲
- 偽関節となった第5中足骨骨折
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1.遠位骨片が外旋している上腕骨骨幹部骨折
問題200 骨リモデリングに関与しないのはどれか。
- 年齢
- 転位の形状
- 骨折部位
- 疼痛の程度
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4.疼痛の程度
問題201 急性塑性変形で正しいのはどれか。
- エックス線で骨折線がみられる。
- 海綿骨の微細損傷である。
- 仮骨形成がみられない。
- 自家矯正が期待できない。
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4.自家矯正が期待できない。
問題202 小児の骨で正しいのはどれか。
- 肥大軟骨層で離開しやすい。
- 類骨はコラーゲンが少ない。
- 石灰化密度が高い。
- 骨膜が薄い。
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1.肥大軟骨層で離開しやすい。
問題203 高齢者骨折の続発症で起こりにくいのはどれか。
- 褥瘡
- 誤嚥性肺炎
- 尿路感染
- 外傷性皮下気腫
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4.外傷性皮下気腫
問題204 骨折の治癒過程で正しいのはどれか。
- 炎症期には類骨に石灰塩が沈着する。
- 仮骨形成期には成熟した緻密質が作られる。
- 仮骨硬化期には線維素網が作られる。
- リモデリング期には力学的に有利な形態に順応する。
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4.リモデリング期には力学的に有利な形態に順応する。
問題205 脱臼の病態と発生部位の組合せで正しいのはどれか。
- 反復性脱臼-膝関節
- 随意性脱臼-第2指MP関節
- 拡張性脱臼-股関節
- 恒久性脱臼-肘関節
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3.拡張性脱臼-股関節
問題206 関節部の損傷で正しいのはどれか。
- 大部分が直達外力によるものである。
- 関節円板障害は足関節にみられる。
- 捻挫は靭帯損傷として認識される。
- 顎関節脱臼は関節包断裂を認める。
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3.捻挫は靭帯損傷として認識される。
問題207 RICE処置でCの目的はどれか。
- 患部の安静
- 低酸素状態の抑制
- 循環の改善
- 浮腫の抑制
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4.浮腫の抑制
問題208 整復位が良肢位となるのはどれか。
- 上腕骨外科頸骨折
- 上腕骨外顆骨折
- 肘頭骨折
- 橈骨遠位端伸展型骨折
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1.上腕骨外科頸骨折
問題209 電気療法で正しいのはどれか。
- 表在性の疼痛には低い周波数が適している。
- 神経を興奮させることができる。
- 刺激強度は筋収縮が得られるまでとする。
- マイクロ波は電気療法の一つである。
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2.神経を興奮させることができる。
問題210 骨折治療を促進する力学的因子はどれか。
- 屈曲力
- 牽引力
- 剪断力
- 圧迫力
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4.圧迫力
問題211 疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
- 頭蓋底骨折-ブラックアイ
- 鼻骨骨折-バトル徴候
- 顎関節症-ベル現象
- 頸椎棘突起骨折-ホルネル徴候
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1.頭蓋底骨折-ブラックアイ
問題212 下位胸椎椎体圧迫骨折で正しいのはどれか。
- 椎体後方が圧迫変形する。
- 多くの場合徒手整復を必要とする。
- 棘突起部に叩打痛を認める。
- 脊髄損傷を合併しやすい。
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3.棘突起部に叩打痛を認める。
問題213 腰椎肋骨突起骨折で誤っているのはどれか。
- 第3腰椎に多い。
- 脊柱の運動制限がみられる。
- 患側股関節は内転位をとる。
- 直達外力では腎損傷の危険性が高い。
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3.患側股関節は内転位をとる。
問題214 鎖骨骨折で保存療法が最適となるものはどれか。
- 烏口鎖骨靭帯の断裂したもの
- 楔状骨片の直立したもの
- 粉砕骨折のあるもの
- 小児で上方凸変形のあるもの
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4.小児で上方凸変形のあるもの
問題215 肩甲骨骨折の分類で誤っているのはどれか。
- 頸部骨折
- 関節突起骨折
- 下角骨折
- 関節窩骨折
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2.関節突起骨折
問題216 関節内骨折はどれか。2つ選べ。
- コーレス骨折(Colles)骨折
- バートン(Barton)骨折
- 橈骨遠位端骨端線離開
- ショウファー骨折
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2.バートン(Barton)骨折
4.ショウファー骨折
問題217 直達外力で起こりやすいのはどれか。
- 上腕骨内側上顆骨折
- 橈骨近位端部骨折
- 尺骨骨幹部骨折
- 第1中手骨基部骨折
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3.尺骨骨幹部骨折
問題218 ベネット(Bennett)骨折で誤っているのはどれか。
- 第1中手指節関節の脱臼骨折である。
- 遠位骨片は橈側に転位する。
- 外観は内転屈曲変形を呈する。
- 母指の内外転運動が不能である。
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1.第1中手指節関節の脱臼骨折である。
問題219 以下に示す徒手検査が陽性であったとき大腿骨小転子骨折を疑うのはどれか。
- パトリックテスト
- トーマステスト
- ニュートンテスト
- ルドロフテスト
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4.ルドロフテスト
問題220 膝蓋骨骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力では横骨折を呈する。
- 骨片は離開転位する。
- 転位の軽度なものは絆創膏を用いて固定する。
- 固定は屈曲60度とする。
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4.固定は屈曲60度とする。
問題221 関節動揺が出現しないのはどれか。
- 脛骨顆部骨折
- 脛骨顆間隆起骨折
- 脛骨粗面骨折
- 腓骨頭骨折
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3.脛骨粗面骨折
問題222 踵骨体部骨折で正しいのはどれか。
- 凹足変形を呈する。
- 爪先立ちは可能である。
- ベーラー角は減少する。
- 皮下出血斑の出現はわずかである。
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3.ベーラー角は減少する。
問題223 足根骨前部と中足骨部の図を示す。短腓骨筋が関与したと考えられるのはどれか。

- a
- b
- c
- d
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2.b
問題224 顎関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 関節円板は関節窩より逸脱する。
- 下顎頭は関節結節の後方に位置する。
- 外側翼突筋は弛緩する。
- 顔面神経麻痺を合併する。
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1.関節円板は関節窩より逸脱する。
問題225 肩関節脱臼の発生頻度が高い理由で誤っているのはどれか。
- 骨頭に対して関節窩が深い。
- 各方向に広い可動域を持つ。
- 関節の安定性は筋力に依存する。
- 肩関節は突出し外力を受けやすい。
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1.骨頭に対して関節窩が深い。
問題226 股関節後方脱臼の合併症で誤っているのはどれか。
- 大腿骨頭壊死
- 大腿骨頸部骨折
- 大腿神経損傷
- 外傷性股関節炎
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3.大腿神経損傷
問題227 膝関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 膝関節屈曲位で発生する。
- 不全脱臼となることが多い。
- 血管損傷に注意する。
- 膝蓋骨骨折を合併する。
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3.血管損傷に注意する。
問題228 上肢の軟部組織損傷で誤っているのはどれか。
- 上腕二頭筋長頭腱損傷は結節間溝部での断裂が多い。
- 動揺性肩関節の検査にサルカス徴候がある。
- 内側型野球肘は遅発性尺骨神経麻痺を生じる。
- SLAP損傷は上腕三頭筋長頭の拘縮を合併する。
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4.SLAP損傷は上腕三頭筋長頭の拘縮を合併する。
問題229 五十肩の病期分類にないのはどれか。
- 炎症期
- 拘縮期
- 萎縮期
- 解氷期
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3.萎縮期
問題230 肘部管症候群の症状で正しいのはどれか。
- 感覚障害はない。
- フローマン徴候は陽性となる。
- 下垂指が出現する。
- 母指対立筋の筋力低下が生じる。
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2.フローマン徴候は陽性となる。
問題231 ド・ケルバン(de Quervain)病で正しいのはどれか。
- 背側腱第2区画部の狭窄性腱鞘炎である。
- 両側の発症は少ない。
- 長母指伸筋腱部に圧痛を認める。
- 単純エックス線検査で異常所見を認める。
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2.両側の発症は少ない。
問題232 幼児に多いのはどれか。
- 鼠径部痛症候群
- 大腿骨頭すべり症
- 単純性股関節炎
- 大腿骨頭壊死症
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3.単純性股関節炎
問題233 大腿四頭筋の肉ばなれで正しいのはどれか。
- 求心性収縮で発生する。
- 中間広筋に多発する。
- 完全断裂では陥凹を触れる。
- 受傷直後から皮下出血斑を認める。
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3.完全断裂では陥凹を触れる。
問題234 下腿コンパートメント症候群で誤っているのはどれか。
- 腫脹が著明である。
- 安静時痛がある。
- 足関節の屈曲運動ができる。
- 動脈の拍動が触知できる。
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3.足関節の屈曲運動ができる。
問題235 圧痛部を別に示す。考えられる疾患はどれか。

- フライバーグ(Freiberg)病
- 第1ケーラー(Köhler)病
- モートン(Morton)病
- 種子骨障害
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4.種子骨障害
問題236 15歳の男子。柔道の試合中に強引に背負い投げをかけた際、肩関節外転外旋が強制され肩関節を脱臼した。初めての脱臼だという。整復固定後、この患者への説明として適切なものはどれか。
- 「自分で固定を外して入浴可能です」
- 「明日から肩の可動域訓練を行います」
- 「競技復帰は3週後とします」
- 「再発する可能性があります」
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4.「再発する可能性があります」
問題237 2歳の男児。公園の滑り台から転落し肩部を衝いたため来所した。患側の肩は下垂し、上肢は挙上不能。両腋窩を持って抱き上げたところ号泣した。最も考えられるのはどれか。
- 上腕骨顆上骨折
- 肘内障
- 鎖骨骨折
- 橈骨遠位端部骨折
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3.鎖骨骨折
問題238 13歳の男子。転倒した際に肘関節伸展位で左手を地面に衝いて受傷した。肘関節内部に著名な腫脹と皮下出血斑を認める。同部に限局性圧痛を認め、肘関節の屈曲運動障害もみられる。受傷時の単純エックス線写真(別冊No,2)を示す。続発性で最も考えられるのはどれか。

- 前腕回外制限
- 肘関節屈曲障害
- 外反肘変形
- 尺骨神経麻痺
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4.尺骨神経麻痺
問題239 20歳の男性。サッカーで相手選手と接触し、地面に左手の手掌を強く衝き、手関節部に強い疼痛を感じた。当日は自分で患部を冷やし、テーピングで固定した。1週間経過しても症状が改善されなかったので来所した。初検時、手関節部の腫脹は著明で、背屈制限、母指及び示指からの軸圧痛、スナッフボックス部の圧痛が認められた。専門医の診断を仰いだところ、骨折と診断された。単純エックス線写真(No.3)を示す。この骨折の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。

- 受傷直後のエックス線像で骨折を確認できないことがある。
- 手関節部の変化が著名である。
- 固定期間は比較的短期間である。
- 骨癒合が遷延しやすい。
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1.受傷直後のエックス線像で骨折を確認できないことがある。
4.骨癒合が遷延しやすい。
問題240 30歳の男性。屋根の修理中バランスを崩し、落下した際に踵を強打し負傷した。腫脹は踵骨部に強く、足関節まで波及している。限局性圧痛も著明である。また疼痛のため、患側肢で立つことは出来ないが、足関節の屈伸運動は可能である。続発症として起こりにくいのはどれか。
- 慢性浮腫
- ズデック(Sudeck)骨萎縮
- 無腐性骨壊死
- 腓骨筋腱鞘炎
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3.無腐性骨壊死
問題241 33歳の男性。3mの塀から飛び降りて受傷した。受傷部の写真(No.4)を別に示す。考えられるのはどれか。

- 内果裂離骨折
- 三角靱帯断裂
- 距骨退部骨折
- ショパール関節脱臼
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3.距骨退部骨折
問題242 21歳の男性。柔道の稽古中、左足関節を内反し負傷した。翌日、足関節外側部の痛みが強いため来所した。写真(No.5)に示す部位に著名な圧痛と腫脹を認める。前方引き出しテストは陰性であった。考えられるのはどれか。

- 前距腓靭帯損傷
- 三角靱帯損傷
- リスフラン関節損傷
- 踵骨前方突起骨折
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4.踵骨前方突起骨折
問題243 18歳の男子。野球練習中に右中指を突き指し受傷した。近医を受診したところ、骨折を指摘された。受傷時の単純エックス線写真(別冊No.6)を示す。正しいのはどれか。

- 骨片がみられるためⅡ型である。
- DIP関節を過伸展位で固定する。
- 固定期間は8-10週とする。
- 掌側脱臼に注意する。
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4.掌側脱臼に注意する。
問題244 12歳の男児。野球のピッチャーである。毎日100球自主練習をし、週3回少年野球に参加している。1か月前から投球時に右肩部から上腕にかけて痛みが出現し、最近では日常生活でも痛みを感じるようになった。肩関節全体に痛みを訴えるが明らかな腫脹は認めない。大結節下方外側に圧痛と熱感がみられた。考えられるのはどれか。
- 腱板損傷
- SLAP損傷
- 骨端線離開
- 化膿性関節炎
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3.骨端線離開
問題245 25歳の男性。草野球の試合中にボールが右示指の指尖に当たり、PIP関節が過伸展強制され受傷した。PIP関節部の自発痛と腫脹が著名である。PIP関節の運動は不能であるが、DIP関節の屈曲は可能である。受傷時の単純エックス線写真(別冊No.7)を示す。正しいのはどれか。

- 掌側板の損傷を伴っている。
- ボタン穴変形の危険性がある。
- 深指屈筋腱の断裂がある。
- PIP関節伸展位での固定が必要である。
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1.掌側板の損傷を伴っている。
問題246 20歳の男性。自転車のタイヤ交換のためのレバーを強く握った際、左示指MP関節部に突然の痛みを自覚した。以降、MP関節の完全伸展が不能となり来所した。初検時、関節部に軽度の腫脹と中手骨撓側に圧痛を認めた。示指MP関節は-30度まで伸展は可能であるが、それ以上の他動的伸展は不能であった。外観写真(別冊No.8)を別に示す。他指の関節運動は正常である。最も考えられるのはどれか。

- 示指基節骨が背側に転位している。
- MP関節内に掌側板が嵌入している。
- 撓側側副靭帯が中手骨頭に乗りあげている。
- 指伸筋腱が撓側に脱臼している。
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3.撓側側副靭帯が中手骨頭に乗りあげている。
問題247 20歳の男性。剣道部に所属している。半年前から竹刀を振る際に右手関節の違和感を自覚していた。その後、徐々に疼痛が出現したため来所した。手関節背側に腫脹と圧痛及び可動域制限と握力低下がみられた。手指の運動痛はない。写真(別冊No.9)に圧痛部位を示す。考えられるのはどれか。

- 月状骨軟化症
- 月状骨脱臼
- 尺骨茎状突起骨折
- 長母指伸筋腱腱鞘炎
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1.月状骨軟化症
問題248 50歳の女性。右手関節部の疼痛があり、ボタンかけが不自由になり来所した。手関節部に軽度の腫脹および圧痛を認め、ファーレンテスト陽性、フィンケルスタインテスト陰性。PerfectOの不整がみられた。感覚障害がみられないのはどれか。
- 示指
- 中指
- 環指
- 小指
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4.小指
問題249 17歳の男子。ハードル走の選手である。最近、練習中に右股関節の引っかかりを感じるようになった。関節に腫脹や疼痛はなく明らかな可動域制限もみられないが、股関節内転位で屈伸すると股関節部外側で轢音が聴取された。外傷の既往はない。最も考えられるのはどれか。
- 股関節唇の断裂
- 大転子滑液包炎
- 中殿筋の筋力低下
- 大腿筋膜張筋の緊張増加
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4.大腿筋膜張筋の緊張増加
問題250 30歳の男性。3か月前からランニングを始めた。左膝の運動痛が出現したため来所した。膝関節の外側に軽度腫脹がみられた。膝蓋跳動は陰性であった。膝関節屈曲位で大腿骨外顆よりやや近位を圧迫しながら膝関節を伸展させると疼痛が再現された。考えられるのはどれか。
- 鵞足炎
- 膝蓋下脂肪体炎
- 大腿四頭筋腱炎
- 腸脛靭帯炎
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4.腸脛靭帯炎
第29回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題196 肩腱板損傷で正しいのはどれか。
- 筋萎縮がみられる。
- 肩関節外転50度以上で疼痛を生じる。
- 烏口突起の横指外側に圧痛がみられる。
- 単純エックス線画像で石灰沈着がみられる。
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1.筋萎縮がみられる。
問題197 転位のある鎖骨骨折の患者の姿勢で誤っているのはどれか。
- 健側の手で患側上肢を支える。
- 頭部を患側に傾ける。
- 上腕は外転肢位をとる。
- すり足歩行となる。
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3.上腕は外転肢位をとる。
問題198 初検の病歴聴取の進め方で誤っているのはどれか。
- 患者の正面に座り話を聞き取る。
- 患者がリラックスして話せる環境を作る。
- 患者の抱いている懸念や望んでいることを聞き取る。
- 患者のプライバシーに関しての質問は慎重に行う。
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1.患者の正面に座り話を聞き取る。
問題199 自然整復されやすいのはどれか。
- 肘関節後方脱臼
- 膝蓋骨外側脱臼
- 橈骨頭単独脱臼
- 足関節外側脱臼
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2.膝蓋骨外側脱臼
問題200 新鮮な靱帯損傷でみられないのはどれか。
- 限局性圧痛
- 皮下出血斑
- 腫脹
- 筋萎縮
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4.筋萎縮
問題201 末梢神経損傷で正しいのはどれか。
- チネル徴候は再生の先端部でみられる。
- 一過性神経伝導障害では逆行性変性が起こる。
- 軸索断裂では中枢側にワーラー変性が起こる。
- 自律神経障害の急性期では皮膚温が低下する。
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1.チネル徴候は再生の先端部でみられる。
問題202 屈曲整復法の適応はどれか。
- 短縮転位
- 屈曲転位
- 側方転位
- 捻転転位
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1.短縮転位
問題203 手技療法が可能となるのはどれか。
- 浮腫部
- 発疹部
- 創傷部
- 腫瘍部
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1.浮腫部
問題204 筋挫傷の超音波療法で誤っているのはどれか。
- 温熱効果と非熱効果がある
- 感覚障害への使用は禁忌である。
- 治療導子は固定して使用する。
- 治療部位の深さに応じて刺激周波数を設定する。
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3.治療導子は固定して使用する。
問題205 骨折合併例の脱臼で変形性関節症が起こりにくいのはどれか。
- 肩関節
- 肘関節
- 指関節
- 股関節
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1.肩関節
問題206 頸椎棘突起骨折で正しいのはどれか。
- 転位は高度となる。
- 第7頸椎に好発する。
- 偽関節が生じやすい。
- 頸部の屈曲強制で発生する。
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2.第7頸椎に好発する。
問題207 胸骨骨折で合併しないのはどれか。
- 心挫傷
- 肩甲骨骨折
- 胸管損傷
- 肋骨骨折
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2.肩甲骨骨折
問題208 肩甲骨骨折と骨片転位に関与する筋の組合せで誤っているのはどれか。
- 肩峰骨折-三角筋
- 烏口突起骨折-小胸筋
- 肩甲骨上角骨折-小円筋
- 肩甲骨下角骨折-大筋
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3.肩甲骨上角骨折-小円筋
問題209 上腕骨外科頸骨折で誤っているのはどれか。
- 高齢者に好発する。
- 肩部の腫脹は軽度である。
- 腋窩神経損傷の合併がある。
- 介達外力によるものが多い。
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2.肩部の腫脹は軽度である。
問題210 合併症による神経障害で図の運動が不能となるのはどれか。

- 上腕骨内側上顆骨折
- モンテギア(Monteggia)骨折
- 烏口下脱臼
- 月状骨脱臼
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2.モンテギア(Monteggia)骨折
問題211 橈骨手根関節脱臼を伴うのはどれか。
- ショーファー骨折
- ローランド(Roland)骨折
- バートン(Barton)骨折
- ガレアッチ(Galeazzi)骨折
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3.バートン(Barton)骨折
問題212 三角骨骨折で正しいのはどれか。
- 骨壊死を起こしやすい。
- 手根骨骨折の中ではまれである。
- 背側部骨折は単独骨折が多い。
- 体部骨折は手関節屈曲強制によって発生する。
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3.背側部骨折は単独骨折が多い。
問題213 第5中手骨基部骨折の短縮転位に関与するのはどれか。
- 尺側手根伸筋
- 尺側手根屈筋
- 小指対立筋
- 小指外転筋
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1.尺側手根伸筋
問題214 骨折と転位に関与する筋の組合せで正しいのはどれか。
- 上前腸骨棘骨折-大腿直筋
- 下前腸骨棘骨折-大腿筋膜張筋
- 大腿骨大転子骨折-中殿筋
- 大腿骨小転子骨折-梨状筋
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3.大腿骨大転子骨折-中殿筋
問題215 大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
- 高齢者に好発する。
- 高エネルギー損傷で発生する。
- 中央1/3部での骨折が多い。
- ショックを起こすことがある。
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1.高齢者に好発する。
問題216 下腿骨骨幹部骨折の後遺症と原因の組合せで誤っているのはどれか。
- 偽関節-無理な運動療法
- 変形治癒早期の荷重開始PTBキャストの使用
- 膝関節拘縮下限コンパートメント症候群
- 足関節尖足位拘縮
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3.膝関節拘縮下限コンパートメント症候群
問題217 コットン(Cotton)骨折にみられるのはどれか。
- 後果骨折
- 腓骨骨幹部骨折
- 踵骨骨折
- 距骨骨折
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1.後果骨折
問題218 胸鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 青壮年に多い。
- 変形を残しやすい。
- 二重脱臼が多い。
- 固定が困難である。
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3.二重脱臼が多い。
問題219 肩鎖関節上方脱臼I度損傷の症状はどれか。
- 肩関節外転運動制限
- 反跳症状
- 階段状変形
- 患側上肢の下垂
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1.肩関節外転運動制限
問題220 肩関節脱臼と弾発性固定の肢位の組合せで正しいのはどれか。
- 棘下脱臼-肩関節内転・内旋位
- 鎖骨下脱臼-肩関節水平位
- 肩峰下脱臼-肩関節伸展位
- 関節窩下脱臼-肩関節外旋位
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2.鎖骨下脱臼-肩関節水平位
問題221 股関節に外転、外旋、屈曲が強制されて起こるのはどれか。
- 腸骨脱臼
- 坐骨脱臼
- 恥骨上脱臼
- 恥骨下脱臼
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4.恥骨下脱臼
問題222 膝関節前方脱臼受傷時にトリアージ先行する所見はどれか。
- 膝関節の不安定性
- 足関節の運動障害
- 足背部の感覚障害
- 末梢側の循環障害
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4.末梢側の循環障害
問題223 足の第1MP関節脱臼で誤っているのはどれか。
- 背側脱臼が多い。
- Z字型変形を呈する。
- 趾は延長してみえる。
- 開放性脱臼となることがある。
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3.趾は延長してみえる。
問題224 顎関節症の分類で正しいのはどれか。2つ選べ。
- I型-円板転位
- I型-親帶損傷
- 山型-関節軟骨破壞
- IV型-変形性関節症
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2.I型-親帶損傷
4.IV型-変形性関節症
問題225 肋間筋損傷で正しいのはどれか。
- 直達外力で発生する。
- 皮下出血斑がみられる。
- 体幹の回旋で疼痛が増強する。
- 外傷性皮下気腫を合併する。
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3.体幹の回旋で疼痛が増強する。
問題226 背部軟部組織損傷と痛みを誘発する動きの組合せで誤っているのはどれか。
- 後頭筋損傷-頸椎前屈
- 肩甲周囲筋損傷-上肢外転
- 脊柱起立筋損傷-体幹回旋
- 棘上靱帯損傷-胸腰椎後屈
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4.棘上靱帯損傷-胸腰椎後屈
問題227 肩腱板損傷の徒手検査法はどれか。
- スピードテスト
- ロードアンドシフトテスト
- クランクテスト
- リフトオフテスト
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4.リフトオフテスト
問題228 上腕二頭筋長頭腱断裂で正しいのはどれか。
- 小児に好発する。
- 筋力低下が生じる。
- 上腕近位に膨隆が生じる。
- 直達外力による発生が多い。
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2.筋力低下が生じる。
問題229 ステナー(Stener)損傷に関与するのはどれか。
- 長母指伸筋腱
- 短母指外転筋膜
- 母指対立筋腱
- 母指内転筋膜
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4.母指内転筋膜
問題230 ばね指で正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 小指に多い。
- 狭窄部は指節間関節が多い。
- 小児は自然治癒することが多い。
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4.小児は自然治癒することが多い。
問題231 弾発股の原因でないのはどれか。
- 中殿筋
- 大殿筋
- 腸腰筋
- 大腿筋膜張筋
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1.中殿筋
問題232 ドレーマン徴候が陽性となるのはどれか。
- 単純性股関節炎
- 大腿骨頭すべり症
- ペルテス(Pertehes)病
- 発育性股関節形成不全
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2.大腿骨頭すべり症
問題233 膝関節内血症(関節内血腫)がみられるのはどれか。
- 鷲足炎
- ジャンパー膝
- ランナー膝
- 前十字靱帯損傷
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4.前十字靱帯損傷
問題234 前十字靱帯損傷患者の訴えでないのはどれか。
- 「膝がガクッとなる感じ」
- 「膝がはずれる感じ」
- 「膝の力が入らない感じ」
- 「膝が引っかかる感じ」
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4.「膝が引っかかる感じ」
問題235 骨棘ができるのはどれか。
- 外脛骨
- 足根洞症候群
- 腓骨筋腱脱臼
- 衝突性外骨腫
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4.衝突性外骨腫
問題236 20歳の男性。4週前に大学サッカーで相手と接触し、左下肢を痛めた。最近、膝が曲げにくいと来所した。膝関節の他動屈曲を行った際、図に示す動作所見がみられた。原因となる筋はどれか。

- 腸腰筋
- 腓腹筋
- 半膜様筋
- 大腿直筋
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4.大腿直筋
問題237 28歳の男性。バスケットボールの試合で着地した際、左膝関節を負傷した。左膝に不安定性はないが、内側部に軽度疼痛があり、図に示す固定処置を行った。処置後の循環確認で正しいのはどれか。

- スカルパ三角部での拍動
- 腓腹筋筋腹の圧迫
- 膝窩部での拍動
- 足爪床部の圧迫
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4.足爪床部の圧迫
問題238 30歳の男性。実力の同じ相手と腕相撲をしていて「バキッ」という音とともに上腕部に限局性圧痛と腫脹が出現した。考えられるのはどれか。
- 縦骨折
- 螺旋状骨折
- 斜骨折
- 横骨折
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2.螺旋状骨折
問題239 12歳の男児。サッカーの試合中に相手と接触し肘外反強制で転倒した。腫脹と圧痛が肘の内側部にあり、肘屈伸運動も制限され軋轢音を認めた。後遺症で生じにくいのはどれか。
- 外反肘
- 尺骨神経麻痺
- 肘関節伸展制限
- 前腕回旋運動制限
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1.外反肘
問題240 21歳の男性。バスケットボールの試合中に相手選手と接触し転倒した。手関節部に疼痛を訴え最寄りの接骨院にて整復後、前腕回外位、手関節軽度尺屈・伸展位で固定を施された。整復前の所見で考えられるのはどれか。

- 手関節部の鋤状変形
- 尺骨遠位のピアノキー症状
- スナッフボックスの圧痛
- 母指の屈曲内転変形
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1.手関節部の鋤状変形
問題241 20歳の男性。三段跳びの選手である。1か月前から下腿部に疼痛を感じるようになり来所した。初検時の単純エックス線写真では異常がなかったが、2週後の単純エックス線写真では骨膜反応がみられた。骨膜反応がみられる可能性がある部位はどれか。2つ選べ。
- 脛骨の近位・中央1/3境界部
- 脛骨の中央1/3部
- 腓骨の遠位1/3部
- 腓骨の近位1/3部
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2.脛骨の中央1/3部
4.腓骨の近位1/3部
問題242 21歳の男性。大学では柔道部に所属し、毎日稽古を行っている。最近、試合が近いこともあり稽古量を増やしたところ、左足の外側に痛みを感じたため来所した。単純エックス線写真(別冊No2)を別に示す。正しいのはどれか。
- 発生に短腓骨筋が関与する。
- 足関節の内反強制で発生する。
- 距骨の前方動揺性を認める。
- 観血療法の適応が多い。
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4.観血療法の適応が多い。
問題243 38歳の女性。3か月前からウォーキングを毎日2時間行っている。5日前から右足背に疼痛と腫脹があり来所した。考えられるのはどれか。
- ジョーンズ(Jones)骨折
- 第2ケーラー(Köhler)病
- フランスヒール骨折
- 行軍骨折
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4.行軍骨折
問題244 16歳の女子。自転車で転倒し、右母指が外転・伸展強制となり、同MP関節に強い疼痛が出現したため来所した。右母指にZ字型の変形と弾発性固定を認める。整復する際、最初に行う手技はどれか。
- 末梢に牽引する。
- 過屈曲にする。
- 過伸展にする。
- 長軸圧をかける。
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3.過伸展にする。
問題245 16歳の男子。高校の野球部でピッチャーをしている。2週前から練習後に肩周囲のだるさを自覚するようになったが、そのまま練習を続けていた。1週前から日常生活で頭を洗う動作など、上肢を挙上位に保つとしびれがひどくなるため来所した。肩の屈曲・外転制限や大結節部の圧痛はない。陽性になる検査法はどれか。
- ドロップアームテスト
- モーリーテスト
- スピードテスト
- トムゼンテスト
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2.モーリーテスト
問題246 35歳の男性。草野球の試合でレフトからホームに送球した際に、右肩に強い鋭い痛みを感じ来所した。写真Aに示した徒手検査法が陽性であった。超音波画像所見を写真Bに示す。写真(別冊No3A、B)を別に示す。考えられる損傷部位はどれか。

- 上腕二頭筋長頭腱
- 棘上筋
- 棘下筋
- 肩甲下筋
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2.棘上筋
問題247 21歳の男性。大学野球部のピッチャーである。フォロースルー期に、肩後方に激痛があり来所した。肩周囲に筋萎縮はみられないが肩関節後方に圧痛があり、肩の内旋可動域の減少がみられた。また、外転・外旋を強制すると肩の後方に疼痛が出現した。考えられるのはどれか。
- 肩峰下インピンジメント症候群
- 肩甲上神経絞扼障害
- SLAP損傷
- ベネット(Bennett)損傷
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4.ベネット(Bennett)損傷
問題248 18歳の女子。ソフトボール部に所属しており、練習中に右膝痛が生じたため来所した。しゃがみ動作や階段昇降で疼痛が増強する。外反膝があり、膝蓋骨を外方に圧迫すると不安感を訴えた。この患者にみられる所見で正しいのはどれか。
- Q角の減少
- 膝蓋腱の圧痛
- 内側広筋の筋力低下
- グラスピングテスト陽性
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3.内側広筋の筋力低下
問題249 16歳の男子。陸上部に所属している。練習中の膝屈伸時に膝関節部に疼痛を訴え来所した。特に既往はないが、膝蓋骨内側に圧痛がみられ屈伸に伴いクリックを触知する。その他の部位に圧痛はなく、視診で目立った下肢の変形もみられない。考えられるのはどれか。
- 鷲足炎
- 滑膜ヒダ障害
- ジャンパー膝
- 腸脛靱帯炎
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2.滑膜ヒダ障害
問題250 48歳の女性。バレーボールの練習中、ボールを追いかけて、左中指を床に引っ掛け過伸展・尺側強制され受傷した。来所時、左手を握らせた時の写真(別冊No4)を別に示す。損傷部位はどれか。

- 中手骨
- 基節骨
- 中節骨
- 末節骨
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2.基節骨
第30回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題196 高齢者の骨折で誤っているのはどれか。
- 緻密骨に多く起こる。
- 転倒で生じやすい。
- 軽度の外力で生じる。
- 自家矯正能が乏しい。
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1.緻密骨に多く起こる。
問題197 高所から転落した患者の単純エックス線像(別冊 No. 1)を別に示す。合併症で考えられないのはどれか。

- 椎体圧迫骨折
- 複合性局所疼痛症候群タイプI
- 阻血性壊死
- 腓骨筋腱炎
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3.阻血性壊死
問題198 外傷性脱臼の発生要因で正しいのはどれか。
- 非感染性の炎症
- 関節包の断裂
- 弛緩性の麻痺
- 関節面の破壊
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2.関節包の断裂
問題199 柔道整復療養費の受領委任に係る施術録の取り扱いで誤っているのはどれか。
- SOAPで記載する。
- 自費治療の施術録とは別とする。
- 施術開始日から 5年間保管する。
- 同一保険同一施術録とする。
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3.施術開始日から 5年間保管する。
問題200 高齢者の外傷予防におけるエクササイズと目的の組合せで正しいのはどれか。
- 片足立ち ───── 柔軟性の改善
- ストレッチ ──── 骨密度の増加
- ジョギング ──── バランスの向上
- スクワット ──── 筋力の増強
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4.スクワット ──── 筋力の増強
問題201 競技者の外傷予防で誤っているのはどれか。
- 競技の特性を理解する。
- 選手の技術レベルを把握する。
- 精神論を重視する。
- 環境整備に留意する。
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3.精神論を重視する。
問題202 成長期の外傷予防で誤っているのはどれか。
- 筋力強化を積極的に行う。
- 筋の柔軟性を獲得する。
- 用具の整備を行う。
- 練習量を調整する。
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1.筋力強化を積極的に行う。
問題203 腱板断裂患者の日常生活上の指導で誤っているのはどれか。
- 就寝時に患側が下になるよう指導する。
- 不具合は遠慮なく訴えるよう指導する。
- トイレでの清拭は健側使用を指導する。
- 重い物を患側で持たないよう指導する。
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1.就寝時に患側が下になるよう指導する。
問題204 頭蓋底骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力の発生が多い。
- 小児では陥凹骨折が多い。
- 眼窩周辺に皮下出血斑がみられる。
- バトル徴候がみられる。
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2.小児では陥凹骨折が多い。
問題205 スポーツと肋骨骨折の好発部位の組合せで正しいのはどれか。
- ゴルフ ──────────── 第3・4肋骨
- 長距離走 ─────────── 第1・2肋骨
- 相 撲 ──────────── 第10~12肋骨
- ウエイトリフティング ───── 第7~9肋骨
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2.長距離走 ─────────── 第1・2肋骨
問題206 上腕骨顆上骨折の整復で側面評価に用いるのはどれか。
- キャリング角
- バウマン角
- ベーラー角
- ティルティング角
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4.ティルティング角
問題207 前橈屈筋の牽引で発生する骨折はどれか。

- 1
- 2
- 3
- 4
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2.2
問題208 発生頻度の最も高いのはどれか。
- 末節骨骨折
- 中節骨骨折
- 基節骨骨折
- 中手骨骨折
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1.末節骨骨折
問題209 棘果長に左右差がみられないのはどれか。
- 股関節後方脱臼
- 大腿骨頸部骨折
- デュベルニー(Duverney)骨折
- マルゲーニュ (Malgaigne)骨折
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4.マルゲーニュ (Malgaigne)骨折
問題210 大腿骨小転子骨折でみられるのはどれか。
- トレンデレンブルグ徴候
- ドレーマン徴候
- ナウマン徴候
- ルドロフ徴候
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4.ルドロフ徴候
問題211 大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。
- 下肢の機能が全廃する。
- 介達外力では斜骨折となる。
- 異常膨隆がみられる。
- 高齢者に好発する。
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4.高齢者に好発する。
問題212 大腿骨骨幹部骨折固定除去後の後療法で注意するのはどれか。2つ選べ。
- 回旋変形
- 関節強直
- 骨化性筋炎
- 挫滅症候群
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1.回旋変形
3.骨化性筋炎
問題213 下腿骨近位端部骨折と原因の組合せで誤っているのはどれか。
- 脛骨顆部骨折 ─────── 長軸方向の圧迫
- 腓骨頭単独骨折 ────── 膝関節の外転
- 脛骨粗面骨折 ─────── 大腿四頭筋の収縮
- 脛骨顆間隆起骨折 ───── 前十字靱帯の牽引
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2.腓骨頭単独骨折 ────── 膝関節の外転
問題214 図に示した機序で生じるのはどれか。2つ選べ。

- チロー(Tillaux)骨折
- 腓骨裂離骨折
- 脛骨内果斜骨折
- 距骨頸部骨折
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2.腓骨裂離骨折
3.脛骨内果斜骨折
問題215 後脛骨筋によって裂離骨折を起こすのはどれか。
- 距 骨
- 内側楔状骨
- 立方骨
- 舟状骨
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4.舟状骨
問題216 第5中足骨基部裂離骨折で誤っているのはどれか。
- 骨癒合は不良である。
- リスフラン関節捻挫との鑑別を要する。
- 下駄骨折と呼ばれる。
- 短腓骨筋の急激な収縮で発生する。
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1.骨癒合は不良である。
問題217 写真(別冊 No. 2)を別に示す。肩鎖関節上方脱臼の発生で外力が加わる部位はどれか。

- a
- b
- c
- d
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4.d
問題218 肘関節後方脱臼で正しいのはどれか。
- 肘頭骨折を伴いやすい。
- ヒューター三角が乱れる。
- 上腕二頭筋が索状に触れる。
- 肘関節 90 度で弾発性固定される。
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2.ヒューター三角が乱れる。
問題219 末梢牽引の禁忌はどれか。
- PIP関節背側脱臼
- CM 関節脱臼
- 月状骨脱臼
- 遠位橈尺関節脱臼
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1.PIP関節背側脱臼
問題220 股関節後方脱臼の症状で誤っているのはどれか。
- 下肢長延長
- 弾発性固定
- 股関節部空虚
- 殿部膨隆
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1.下肢長延長
問題221 膝蓋骨外側脱臼で正しいのはどれか。
- 徒手整復は困難である。
- 4 週の免荷が必要である。
- 内側広筋の強化は再発を予防する。
- 不十分な固定によって習慣性脱臼に移行する。
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3.内側広筋の強化は再発を予防する。
問題222 肩関節を90度外転、90度外旋で行う検査法はどれか。
- ルース
- アドソン
- モーリー
- エデン
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1.ルース
問題223 疾患と病態の組合せで誤っているのはどれか。
- スラップ損傷 ───────── 上方関節唇損傷
- ベネット (Bennett)損傷 ──── 腱板疎部損傷
- 少年野球肩 ────────── 上腕骨近位骨端軟骨損傷
- 肩峰下滑液包炎 ──────── インピンジメント
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2.ベネット (Bennett)損傷 ──── 腱板疎部損傷
問題224 前腕コンパートメント症候群で正しいのはどれか。
- 4つの区画に分かれる。
- 橈側伸筋群に好発する。
- 急性型は組織間液が減少する。
- 慢性型は筋膜の肥厚がみられる。
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4.慢性型は筋膜の肥厚がみられる。
問題225 腱鞘炎はどれか。
- 弾発指
- 槌 指
- スキーヤー母指
- ロッキングフィンガー
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1.弾発指
問題226 鼡径部痛症候群で誤っているのはどれか。
- スポーツに関連して発生する。
- 股関節唇の損傷である。
- 内転筋近位部に痛みが生じる。
- 保存療法が基本である。
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2.股関節唇の損傷である。
問題227 病名の組合せで誤っているのはどれか。
- 発育性股関節形成不全 ────── オブザベーションヒップ
- 腸脛靱帯炎 ─────────── ランナーズニー
- 下腿三頭筋肉離れ ──────── テニスレッグ
- 第1 MTP 関節変形性関節症 ──── 強剛母趾
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1.発育性股関節形成不全 ────── オブザベーションヒップ
問題228 シンスプリントで誤っているのはどれか。
- 骨膜に炎症が生ずる。
- 脛骨内側に好発する。
- 扁平足は誘因となる。
- 単純エックス線像で異常がみられる。
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4.単純エックス線像で異常がみられる。
問題229 有痛性外脛骨で誤っているのはどれか。
- 若年者に好発する。
- 足背部の骨折が原因である。
- 靴による圧迫で痛みを訴える。
- アーチに異常がみられる。
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2.足背部の骨折が原因である。
問題230 外反母趾で誤っているのはどれか。
- 第1 MTP 関節が外反変形する。
- 足底板の挿入を指導する。
- 第2・3MTP 関節底側に抵を形成する。
- 第5 中足骨頭の外側にバニオンが生じる。
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4.第5 中足骨頭の外側にバニオンが生じる。
問題231 80歳の女性。玄関で転倒し手を衝き左手首が変形したため来所した。別に外観写真(別冊 No.3 a、b)と手関節背側より長軸方向を観察した超音波画像(別冊 No. 3 c)を示す。施術する際の注意点で誤っているのはどれか。

- 全身状態を確認する。
- 解剖学的治癒を主眼に置く。
- 尺骨茎状突起骨折の合併を疑う。
- 固定部以外の自動運動を早期より行う。
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2.解剖学的治癒を主眼に置く。
問題232 70歳の男性。2週前から足関節捻挫で通所中である。痛みが引かないとクレームを言ってきた。普段から態度が威圧的である。施術にあたり正しいのはどれか。
- 施術を中止する。
- 患者の態度をいさめる。
- 施術に対する希望を尋ねる。
- 優遇して施術する。
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3.施術に対する希望を尋ねる。
問題233 18歳の男子。柔道の練習中に足払いを頻回に受けた際、下腿部に疼痛を感じた。下袴に血液の付着がみられたが、そのまま練習を継続した。3日後、疼痛および腫脹が増強し来所した。来所時、下腿部に発赤を伴う腫脹、熱感がみられ体温は38.5℃であった。考えられるのはどれか。2つ選べ。
- 蜂窩織炎
- シンスプリント
- 脛骨悪性骨腫瘍
- 急性コンパートメント症候群
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1.蜂窩織炎
4.急性コンパートメント症候群
問題234 20歳の男性。大学ラグビーの試合中にタックルを受け転倒し頭部を打った。最初に確認しなければならないのはどれか。
- 頭部陥凹
- 耳鼻出血
- 意識障害
- 打撃部腫脹
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3.意識障害
問題235 32歳の女性。百日咳のため咳が数週間続いている。激しい咳をしたとき右側胸部に激痛を自覚した。患部に腫脹はないが右第7肋骨に限局性圧痛がみられた。他考えられる症状はどれか。
- 軋轢音
- 屈曲変形
- 皮下出血斑
- 上肢運動時痛
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4.上肢運動時痛
問題236 20歳の男性。サッカーの練習中転倒し左手掌を強く衝いた。翌日、疼痛が強くなり来所した。母指・示指に軸圧を加えたり手関節橈背屈で疼痛の増悪がみられた。考えられないのはどれか。
- 有鈎骨骨折
- 手根中央関節脱臼
- 月状骨脱臼
- 舟状骨骨折
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1.有鈎骨骨折
問題237 72歳の女性。歯科医院にて治療中、閉口困難を訴えた。半開口位のままで開閉はわずかに可能である。下顎歯列は上顎歯列の前方に偏位し、頤部も左側にやや偏位していた。考えられるのはどれか。
- 右顎関節前方脱臼
- 左顎関節側方脱臼
- 両側顎関節前方脱臼
- 両側顎関節後方脱臼
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1.右顎関節前方脱臼
問題238 65歳の女性。足を滑らせ右肩関節外転・伸展で手を衝き負傷した。来所時、右肩関節が水平位で弾発性固定し上腕は短縮して見えた。考えられるのはどれか。
- 腋窩脱臼
- 鎖骨下脱臼
- 肩峰下脱臼
- 烏口下脱臼
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2.鎖骨下脱臼
問題239 23歳の女性。自宅の階段を踏み外して右膝関節を捻った。受傷直後は膝関節外側部に膨隆がみられたが、来所時には膨隆が消失していた。これまでも同じような症状が繰り返しあった。考えられるのはどれか。
- サギングがみられる。
- 前方引き出しテストが陽性である。
- アプリヘンションサインがみられる。
- 膝蓋骨外側部に圧痛がある。
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3.アプリヘンションサインがみられる。
問題240 14歳の女子。ソフトボール部活動中、左投げで遠投をしたところ「ガクッ」と音とともに肩に違和感を自覚し来所した。左上腕を下方へ引き下げたところ、肩峰と上腕との間に間隙ができた。考えられるのはどれか。
- 動揺性肩関節症
- リトルリーガー肩
- ベネット(Bennett)損傷
- 肩峰下インピンジメント症候群
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1.動揺性肩関節症
問題241 13歳の男子。野球部の投手で右投げである。2週前から右肘関節内側に痛みを自覚した。診断は右肘内側側副靭帯損傷であった。一番負担のかかっていた投球動作区分はどれか。
- ワインドアップ期
- 加速期
- フォロースルー期
- リリース期
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2.加速期
問題242 30歳の男性。職業はプログラマーである。10日程前から前腕外側に腫脹と圧痛を自覚して来所した。来所時、母指を自動運動させると痛みが増強し握雪音が聴取できた。考えられるのはどれか。
- 回内筋症候群
- 狭窄性腱鞘炎
- 腱交叉症候群
- 三角線維軟骨複合体損傷
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3.腱交叉症候群
問題243 20歳の男性。中華料理店でアルバイトをしている。最近、中華鍋を振る際、左手関節橈側付近に激しい痛みを自覚したため来所した。患部に熱感と腫脹がみられ、フィンケルスタインテストは陽性であった。物理療法で適切なのはどれか。
- ホットパック療法
- マイクロ波療法
- 局所浴療法
- 寒冷療法
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4.寒冷療法
問題244 35歳の女性。3週前に手関節の掌側に膨隆を見つけ来所した。環指・小指のしびれと疼痛を自覚し、感覚障害が手掌尺側にみられた。徒手検査で陽性になるのはどれか。
- ファーレンテスト
- フローマン徴候
- 尺屈回外テスト
- パーフェクト0テスト
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2.フローマン徴候
問題245 52歳の男性。工事現場で仕事をしている。明らかな原因はないが数日前から下腿外側から足背にかけてしびれを自覚している。腰部に圧痛はないが、大殿筋の筋力低下がみられた。確認すべき圧痛部位はどれか。
- 上前腸骨棘内側部
- 梨状筋部
- 内転筋管出口部
- 腓骨頭後方部
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2.梨状筋部
問題246 18歳の男子。高校でハードルの選手である。2か月前にハムストリングス1度損傷を発症した。患者から「『肉離れはくせになる」とSNSで見たのですが、再発予防はどうしたらいいですか?」と質問があった。説明で誤っているのはどれか。
- 筋の硬さとの関連を説明した。
- 持続的な負荷への注意を説明した。
- ストレッチの重要性を説明した。
- 踵殿距離(HBD)との関連を説明した。
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4.踵殿距離(HBD)との関連を説明した。
問題247 22歳の女性。バスケットボールの試合でジャンプシュート時、体幹を捻じりながら着地した瞬間に右膝が崩れ断裂音を自覚した。膝関節屈曲制限と荷重不能で試合続行は不可能であった。考えられる報帯損傷はどれか。
- 内側側副靭帯
- 外側側副靭帯
- 前十字靱帯
- 後十字靱帯
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3.前十字靱帯
問題248 45歳の男性。フットサル中、左下腿下部後面に蹴られたような痛みを自覚し、翌日来所した。来所時の写真(別冊 No.4)を別に示す。本人の希望によって保存的に施術することにした。固定肢位はどれか。別冊 No. 4 写真

- 膝関節伸展、足関節背屈
- 膝関節伸展、足関節底屈
- 膝関節屈曲、足関節背屈
- 膝関節屈曲、足関節底屈
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4.膝関節屈曲、足関節底屈
問題249 20歳の男性。柔道の乱取り中、右足部外返しで踏ん張った際、足関節部の疼痛を自覚し来所した。圧痛部(別冊 No.5)を別に示す。足関節を他動的に背屈、外旋させると疼痛が増強した。考えられるのはどれか。別冊 No.5

- 前距腓靭帯損傷
- 二分靭帯損傷
- 三角靭帯損傷
- 前脛靭帯損傷
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4.前脛靭帯損傷
問題250 21歳の男性。サッカー練習中に左足関節を捻り来所した。足関節の前面に疼痛があり、背屈強制で疼痛は増強した。数回の足関節外側靱帯損傷の既往がある。考えられるのはどれか。
- 足根洞症候群
- 衝突性外骨腫
- 足関節三角骨障害
- 腓骨筋腱脱臼
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2.衝突性外骨腫
第31回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題196 骨折の治癒過程で正しいのはどれか。
- 炎症期→仮骨形成期→仮骨硬化期→リモデリング期
- 炎症期→仮骨硬化期→仮骨形成期→リモデリング期
- 炎症期→リモデリング期→仮骨形成期→仮骨硬化期
- 炎症期→仮骨形成期→リモデリング期→仮骨硬化期
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1.炎症期→仮骨形成期→仮骨硬化期→リモデリング期
問題197 骨折型を受傷外力の小さい順から並べると正しいのはどれか。
- 横骨折ーー斜骨折ーー螺旋骨折
- 斜骨折ーー螺旋骨折ーー横骨折
- 螺旋骨折ーー横骨折ーー斜骨折
- 横骨折ーー螺旋骨折ーー斜骨折
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3.螺旋骨折ーー横骨折ーー斜骨折
or
4.横骨折ーー螺旋骨折ーー斜骨折
問題198 疲労骨折と発生部位の組合せで正しいのはどれか。
- 下部頸椎ーー棘突起
- 脛骨ーー顆間隆起
- 距骨ーー頸部
- 肋骨ーー第12
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1.下部頸椎ーー棘突起
問題199 陳旧性骨折となって発見される頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
- スミス(Smith)骨折
- 舟状骨骨折
- 有鈎骨鈎骨折
- 第5中手骨頸部骨折
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2.舟状骨骨折
3.有鈎骨鈎骨折
問題200 小児骨折で偽関節になりやすいのはどれか。
- 上腕骨外顆骨折の回転転位
- 橈骨頸部骨折の屈曲転位
- 大腿骨骨幹部骨折の捻転転位
- 腓骨骨幹部骨折の側方転位
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1.上腕骨外顆骨折の回転転位
問題201 脱臼の固有症状はどれか。
- 限局性圧痛
- 異常可動性
- 弾発性抵抗
- 機能障害
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3.弾発性抵抗
問題202 脱臼の合併症はどれか。
- 化膿性骨髄炎
- 阻血性壊死
- 変形治癒
- 関節強直
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4.関節強直
問題203 関節を長期間固定することで起こるのはどれか。
- 関節軟骨の栄養障害
- 深部腱反射の亢進
- 筋の阻血性拘縮
- 靭帯の弛緩
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1.関節軟骨の栄養障害
問題204 第1仙骨神経根障害の所見はどれか。
- FNSテスト陽性
- 足関節背屈不能
- 足背内側部感覚障害
- アキレス腱反射低下
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4.アキレス腱反射低下
問題205 RICE処置でEの目的はどれか。
- 関節可動域を保持する。
- 静脈還流を促進させる。
- 神経伝導速度を速める。
- 血管透過性を亢進させる。
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2.静脈還流を促進させる。
問題206 高齢者の転倒リスクでないのはどれか。
- 足元を注視して歩いている。
- 踵から接地して歩いている。
- 遠近両用メガネをかけている。
- たくさんの薬を服用している。
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2.踵から接地して歩いている。
問題207 健康管理として女性アスリート三主徴に含まれないのはどれか。
- 無気力
- 無月経
- 骨粗鬆症
- エネルギー不足
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1.無気力
問題208 尺骨神経管での絞扼によってみられる感覚障害部位はどれか。
- 手掌尺側
- 手掌橈側
- 手背尺側
- 手背橈側
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1.手掌尺側
問題209 放射線を用いないのはどれか。2つ選べ。
- CT検査
- MRI検査
- 超音波検査
- 単純X線検査
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2.MRI検査
3.超音波検査
問題210 部位と特有の骨折の組み合わせで正しいのはどれか。
- 第1頸椎ーージェファーソン(Jefferson)骨折
- 第2頸椎ーーティアドロップ骨折
- 第3頸椎ーーハングマン骨折
- 第4頸椎ーーチャンス(Chance)骨折
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1.第1頸椎ーージェファーソン(Jefferson)骨折
問題211 頚椎の椎体圧迫骨折で正しいのはどれか。
- 好発部位は第7頚椎である。
- 椎体は楔状変形をきたす。
- 後縦靭帯が損傷されやすい。
- 中心性脊髄損傷が生じやすい。
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2.椎体は楔状変形をきたす。
問題212 胸骨骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力によるものが多い。
- 胸骨体の骨折が多い。
- 斜骨折が最も多い。
- 胸式呼吸がみられる。
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2.胸骨体の骨折が多い。
問題213 小児が急に腕を動かさなくなった。考えにくいのはどれか。
- 鎖骨骨折
- 肩鎖関節脱臼
- 上腕骨顆上骨折
- 肘内障
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2.肩鎖関節脱臼
問題214 肩甲骨骨折で正しいのはどれか。
- 骨体部骨折では縦骨折が多い。
- 肩峰骨折では著しく転位する。
- 上角骨折では上外方に転位する。
- 下角骨折では前外上方に転位する。
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4.下角骨折では前外上方に転位する。
問題215 コーレス(Colles)骨折後に疼痛が残存する要因でないのはどれか。
- 長母指伸筋腱断裂
- 尺骨茎状突起偽関節
- 遠位橈尺関節不全脱臼
- 三角線維軟骨複合体損傷
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1.長母指伸筋腱断裂
問題216 骨折で血尿が生じやすいのはどれか。
- 尾骨
- 恥骨
- 坐骨
- 仙骨
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2.恥骨
問題217 有痛性分裂膝蓋骨で正しいのはどれか。
- 中高年に多い。
- 安静時に痛みがある。
- 関節水症がみられる。
- 大腿四頭筋ストレッチが有効である。
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4.大腿四頭筋ストレッチが有効である。
問題218 下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 好発部位は脛骨中央部である。
- 横骨折は前方凸変形となりやすい。
- 中下1/3の骨折では偽関節になりやすい。
- 斜骨折の骨折線は前内方から後外上方へ走る。
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3.中下1/3の骨折では偽関節になりやすい。
4.斜骨折の骨折線は前内方から後外上方へ走る。
問題219 中足骨骨折で正しいのはどれか。
- 骨幹部骨折は介達外力で発生することが多い。
- 疲労骨折は第2・第3中足骨に発生することが多い。
- ジョーンズ(Jones)骨折は第4中足骨に起こる。
- 長腓骨筋の収縮で第5中足骨基部裂離骨折が起こる。
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2.疲労骨折は第2・第3中足骨に発生することが多い。
問題220 顎関節脱臼の整復で正しいのはどれか。
- ヒポクラテス法では術者は患者の後方に位置する。
- 口外法では術者の母指球をオトガイ部にあてる。
- 整復中は患者に発声しないよう指示する。
- 整復後はオトガイ部を把持する。
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4.整復後はオトガイ部を把持する。
問題221 胸鎖関節前方脱臼の症状で正しいのはどれか。
- 不全脱臼が多い。
- 呼吸障害をきたす。
- 胸骨が前方に突出する。
- 肩関節の外転が制限される。
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4.肩関節の外転が制限される。
問題222 股関節後方脱臼で正しいのはどれか。
- 坐骨脱臼では腸骨大腿靭帯は断裂する。
- 腸骨脱臼では下肢は屈曲外転外旋位となる。
- 腸骨脱臼では坐骨脱臼に比べ下肢の短縮が大きくなる。
- 坐骨脱臼では腸骨脱臼に比べ股関節屈曲角度は小さくなる。
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3.腸骨脱臼では坐骨脱臼に比べ下肢の短縮が大きくなる。
問題223 外傷性股関節脱臼の合併症でないのはどれか。
- 外反股
- 骨化性筋炎
- 大腿骨頭壊死
- 坐骨神経麻痺
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1.外反股
問題224 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 内反膝が多い。
- 内側脱臼が多い。
- 自然整復されるものが多い。
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4.自然整復されるものが多い。
問題225 骨棘が生じるのはどれか。
- 肩関節不安定症
- ベネット(Bennett)損傷
- バンカート(Bankart)損傷
- ヒル・サックス(Hill-Sachs)損傷
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2.ベネット(Bennett)損傷
問題226 絞扼部位と神経の組合せで正しいのはどれか。
- クワドリラテラルスペースーー腋窩神経
- 上腕骨骨幹部ーー正中神経
- フローセの腱弓ーー尺骨神経
- ギヨン管ーー橈骨神経
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1.クワドリラテラルスペースーー腋窩神経
問題227 神経障害と検査・徴候の組合せで正しいのはどれか。
- リュックサック麻痺ーースパーリングテスト
- 肘部管症候群ーー肘屈曲テスト
- 後骨間神経麻痺ーーティアドロップサイン
- 手根管症候群ーーフローマンサイン
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2.肘部管症候群ーー肘屈曲テスト
問題228 病名と陽性となる検査・所見の組合せで正しいのはどれか。
- 下前腸骨棘骨折ーールドロフ症候
- 腸腰筋拘縮ーートーマステスト
- アキレス腱周囲炎ーートンプソンテスト
- 踵骨骨折ーーナウマン症候
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2.腸腰筋拘縮ーートーマステスト
問題229 単純性股関節炎で正しいのはどれか。
- 片側性が多い。
- 高齢者に好発する。
- 外旋が制限される。
- 予後良好である。
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1.片側性が多い。
問題230 大腿部打撲後のスポーツ復帰の条件となるのはどれか。
- 疼痛が完全になくなった。
- 可動域が健側の90%まで回復した。
- 筋力が健側の70%まで回復した。
- 俊敏性が受傷前の50%のレベルに到達した。
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1.疼痛が完全になくなった。
問題231 15歳の男子。柔道の試合中投げられ右手掌を衝き、肘関節外反強制で上腕遠位端部を負傷した。肘関節内側に著明な腫脹と限局性圧痛および軋轢音がみられた。 損傷される可能性が高い神経はどれか。
- 橈骨神経
- 筋皮神経
- 正中神経
- 尺骨神経
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4.尺骨神経
問題232 9歳の男児。公園の遊具からジャンプし、着地に失敗して手を衝いて転倒した。自宅に帰ったところ、肘から前腕にかけて腫れてきたので来所した。尺骨骨幹部に著明な圧痛がみられ、肘の屈伸運動は可能であったが、前腕の回内回外はできなかった。
考えられるのはどれか。2つ選べ。
- 橈骨頭脱臼
- 橈骨骨幹部骨折
- 尺骨頭脱臼
- 尺骨骨幹部骨折
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1.橈骨頭脱臼
4.尺骨骨幹部骨折
問題233 21歳の男性。柔道の乱取り中、背負い投げをかけられた際に左手を強く衝いた。稽古後、手関節部に圧痛を自覚したため来所した。医科での単純エックス線写真を別に示す。 誤っているのはどれか。

- 長期間の固定が必要である。
- 近位部が骨壊死になりやすい。
- 手関節橈屈位で患部を触知しやすい。
- 長母指伸筋腱と短母指伸筋腱に囲まれた部位に圧痛がある。
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3.手関節橈屈位で患部を触知しやすい。
問題234 25歳の男性。草野球でボールを打った瞬間から手のひらに強い痛みを自覚し、その後バットが握れなくなったため翌日来所した。図の部位に強い圧痛と腫脹があり、握り動作によって痛みが増強した。 考えられるのはどれか。

- 有頭骨骨折
- 月状骨骨折
- 三角線維軟骨複合体損傷
- 有鈎骨鈎骨折
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4.有鈎骨鈎骨折
問題235 25歳の男性。交通事故で右大腿骨骨幹部骨折の診断を受け、即日入院となった。呼吸状態に異常はなかったが、翌日から急に息苦しさを訴え始めた。
他に考えられる症状はどれか。
- 発汗低下
- 血圧上昇
- 低体温
- 頻脈
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4.頻脈
問題236 74歳の女性。階段を踏み外して転倒した。次第に痛みが強くなったので翌日歩いて来所した。医科での単純エックス線検査で大腿骨頸部の骨折と診断された。 正しいのはどれか。
- 大転子高位が著明である。
- 大腿近位に軽度の腫脹がある。
- スカルパ三角部に軽度の圧痛がある。
- 観血療法の絶対的な適応となる。
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2.大腿近位に軽度の腫脹がある。
問題237 75歳の女性。食事中に顎が閉まらなくなり来所した。半開口のままで、口の開閉はわずかに可能である。オトガイ部は左側に偏位している。患側の耳孔前方に陥凹を触知する。 考えられるのはどれか。
- 右顎関節側方脱臼
- 左顎関節側方脱臼
- 右顎関節前方脱臼
- 左顎関節前方脱臼
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3.右顎関節前方脱臼
問題238 41歳の男性。ランニング中、段差につまずいて右手掌を衝き、前腕を回内強制された。右肘関節前外側に疼痛、腫脹、変形がみられる。また、感覚障害はみられなかったが、運動障害はみられた。肘関節側面の単純エックス線写真を別に示す。
この場合の運動障害はどれか。

- 手関節背屈
- 手関節掌屈
- MP関節伸展
- MP関節屈曲
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3.MP関節伸展
問題239 16歳の男子。フィギアスケートでジャンプに失敗し、肘伸展位で左手を衝き受傷した。肘頭が後方に突出した外観を呈している。 正しいのはどれか。
- 肘関節屈伸運動で異常可動性を触知する。
- 上腕筋腱の索状隆起を触知する。
- 内側上顆骨折を合併しやすい。
- 顆上骨折屈曲型との鑑別を要する。
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3.内側上顆骨折を合併しやすい。
問題240 24歳の男性。ラグビーでタックルした際に、右手環指が相手のジャージに引っかかり受傷した。痛みが強くなかったためプレーを続行したが、終了後に指の違和感が強くなり来所した。来所時、PIPおよびDIP関節の自動的伸展は可能だが、DIP関節の自動的屈曲ができなかった。関節部に腫脹はみられなかった。
考えられる損傷部位はどれか。
- 正中索
- 終止腱
- 掌側板
- 深指屈筋腱
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4.深指屈筋腱
問題241 21歳の男性。大学テニス部に所属している。右肩部周辺の鈍痛や易疲労感、挙上障害を訴え来所した。肩関節屈曲時に肩甲骨内側縁と肩甲骨下角が後方に突出するのがみられた。 考えられないのはどれか。
- 前鋸筋麻痺
- 僧帽筋麻痺
- 菱形筋麻痺
- 三角筋麻痺
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4.三角筋麻痺
問題242 25歳の男性。右下肢痛を訴えて来所した。下腿外側から足背にかけて感覚異常があり、長母趾伸筋の筋力低下がみられた。股関節内転・内旋で症状が増悪した。 考えられるのはどれか。
- 腰椎分離症
- 梨状筋症候群
- 腰部脊柱管症候群
- 腰部椎間板ヘルニア
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2.梨状筋症候群
問題243 41歳の男性。ソフトボールの試合中に遠投した際、右肩に鋭い痛みを感じて負傷退場した。氷で冷やし安静にしていたところ痛みは緩和したが、また痛みが増してきたので翌日来所した。肩部の腫脹はみられないが肩峰下部に圧痛がみられ、肩関節外転が制限されている。
陽性となる検査法はどれか。
- ライトテスト
- サルカスサイン
- ヤーガソンテスト
- ドロップアームテスト
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4.ドロップアームテスト
問題244 65歳の女性。1か月前、自宅の整理をしていて崩れそうになった重い荷物を支えようとしたとき、右上肢痛を自覚した。約1週で疼痛が軽減し、上肢もあまり不自由なく使えるようになったので放置していたが、肘屈曲時に上腕部の腫れが目立ってきたので来所した。右上腕前面に握りこぶし大の軟部腫瘤を触知する。
誤っているのはどれか。
- 腱の変性が背景にある。
- 最大筋力は正常である。
- 保存療法が第一選択である。
- 超音波観察が有用である。
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2.最大筋力は正常である。
問題245 24歳の男性。バレーボール選手である。2か月前からスパイク時、右肩後方に痛みを自覚し軽減しないため来所した。図の楕円部に圧痛と筋萎縮があり、MMTで右肩関節外旋筋力のみが4と低下していた。肩関節の多動的可動域、腱反射、感覚に左右差はなく、スパーリングテストは陰性であった。
考えられるのはどれか。

- C7神経根症
- 長胸神経損傷
- 腋窩神経損傷
- 肩甲上神経損傷
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4.肩甲上神経損傷
問題246 30歳の女性。10年ぶりにテニスを再開している。休暇を取り1週間連続でプレーしたところ、右肘関節外側が痛み始めた。2週間ほどテニスを控えていたが、仕事でパソコン入力作業にも支障をきたすようになった。
陽性となる徒手検査はどれか。
- スピード
- トムゼン
- リフトオフ
- フィンケルスタイン
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2.トムゼン
問題247 45歳の男性。植木業をしている。仕事で手を酷使しているが1か月前から右手関節痛を自覚し、軽減しないので来所した。手関節に運動痛および背屈制限がみられ、手関節伸筋支帯第4区画付近に圧痛がみられた。
この疾患で正しいのはどれか。
- 加齢性の疾患である。
- 尺屈回外テストは陽性となる。
- リックマン分類が用いられる。
- 後遺症は残らない。
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3.リックマン分類が用いられる。
問題248 20歳の男性。大学レスリング部に所属している。高校3年生のとき、試合で右膝内側側副靱帯を損傷した。それ以来、練習中に数回、膝のロッキングを経験している。昨日、練習中に右膝を負傷した。動かさなければ痛みはないが、内側関節裂隙に圧痛がり軽度の膝蓋跳動がみられた。陽性となるのはどれか。
- ステインマンテスト
- エデンテスト
- ホーマンズ徴候
- ガワーズ徴候
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1.ステインマンテスト
問題249 17歳の女性。バスケットボール試合中に右膝前十字靭帯を負傷し、3週間後に再建術を受けた。図は術後8週での2本のゴムバンドを用いた大腿四頭筋の等張運動である。 下腿近位に当てたゴムバンドの役割はどれか。

- 側方動揺性の制御
- 膝蓋骨の安定化
- 脛骨の前方移動制御
- 膝蓋靭帯の固定
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3.脛骨の前方移動制御
問題250 42歳の男性。マラソン愛好家。ランニング後に右足底踵部のしびれを自覚し、1か月間症状が変わらないため来所した。足趾を他動的に背屈しても症状に変化はなかったが、その際に内果部に当てた検者の母指の圧迫によって症状が増悪した。超音波観察を行ったところ、同部に境界明瞭な低エコーの腫瘤がみられた。考えられるのはどれか。
- 足底腱膜炎
- 踵骨疲労骨折
- ガングリオン
- モートン(Morton)病
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3.ガングリオン
第32回柔道整復師国家試験 柔道整復理論
問題 196 運動器損傷で正しいのはどれか。
- 打撲では介達痛がある。
- 脱臼では異常可動性がある。
- 靱帯断裂では最終域感がある。
- 末梢神経損傷では代償運動がある。
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4. 末梢神経損傷では代償運動がある。
問題 197 神経麻痺と症状の組合せで誤っているのはどれか。
- 総腓骨神経-下垂足
- 長胸神経-翼状肩甲
- 閉鎖神経-ハサミ足
- 後骨間神経-下垂指
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3. 閉鎖神経-ハサミ足
問題 198 施術録へ記録するSOAPでAはどれか。
- 評価
- 判断
- 治療
- 教育計画
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1. 評価
問題 199 物理療法機器を用いた間欠的圧迫法の適応はどれか。
- 肺水腫
- 心不全
- リンパ浮腫
- 骨折の急性期
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3. リンパ浮腫
問題 200 高齢者の外傷予防エクササイズで誤っているのはどれか。
- バランスエクササイズ
- ハイパワーエクササイズ
- エアロビクスエクササイズ
- 柔軟性の改善エクササイズ
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2. ハイパワーエクササイズ
問題 201 競技者外傷予防で相反神経支配を用いたのはどれか。
- PNFストレッチング
- スタティックストレッチング
- ダイナミックストレッチング
- バリスティックストレッチング
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3. ダイナミックストレッチング
問題 202 下顎骨骨折で誤っているのはどれか。
- 20歳代に好発する。
- 咬合不全を残しやすい。
- 下顎枝部では開放性が多い。
- 体部では直達外力によるものが多い。
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3. 下顎枝部では開放性が多い。
問題 203 肋骨骨折で誤っているのはどれか。
- 介達外力では胸郭内方凸の変形となる。
- 合併症に胸壁動揺がある。
- 第5~9肋骨に好発する。
- 小児では虐待を考える。
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1. 介達外力では胸郭内方凸の変形となる。
問題 204 チャンス(Chance)骨折の発生機転はどれか。2つ選べ。
- 椎体全体への圧迫力
- 椎弓への強い牽引力
- 椎体前方支柱部への圧迫力
- 椎体中間支柱部への捻転力
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2. 椎弓への強い牽引力
3. 椎体前方支柱部への圧迫力
問題 205 上腕骨解剖頸骨折で正しいのはどれか。
- 転倒時に手を衝き受傷する。
- 関節の腫脹は軽微である。
- 変形は触知しづらい。
- ハンギングキャストを用いる。
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3. 変形は触知しづらい。
問題 206 上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。
- 思春期に多い。
- 腕橈関節は正常に保たれる。
- 外側側副靱帯の断裂を合併する。
- 回転転位は肘関節内反強制で生じる。
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4. 回転転位は肘関節内反強制で生じる。
問題 207 モンテギア(Monteggia)骨折で正しいのはどれか。
- 屈曲型は前外方凸変形を呈する。
- 屈曲型は肘関節屈曲位で固定する。
- 伸展型は橈骨頭が後方に脱臼する。
- 伸展型は肘関節鋭角屈曲位で固定する。
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4. 伸展型は肘関節鋭角屈曲位で固定する。
問題 208 ベネット(Bennett)骨折で正しいのはどれか。
- T字状の骨片骨折をいう。
- 固定保持は容易である。
- 母指は内転屈曲位となる。
- 近位骨片は長母指外転筋によって転位する。
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3. 母指は内転屈曲位となる。
問題 209 マレットフィンガーⅢ型で正しいのはどれか。
- 裂離骨折である。
- 腫脹は軽度である。
- 屈曲強制で発生する。
- DIP関節伸展位で固定する。
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4. DIP関節伸展位で固定する。
問題 210 骨盤骨裂離骨折の部位と原因の組合せで正しいのはどれか。
- 腸骨稜-腸腰筋の牽引
- 上前腸骨棘-縫工筋の牽引
- 下前腸骨棘-大腿筋膜張筋の牽引
- 坐骨結節-長内転筋の牽引
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2. 上前腸骨棘-縫工筋の牽引
問題 211 大腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 近位1/3部骨折の近位骨片は内転する。
- 近位1/3部骨折の遠位骨片は外旋する。
- 中央1/3部骨折の近位骨片は外転する。
- 中央1/3部骨折の近位骨片は内旋する。
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2. 近位1/3部骨折の遠位骨片は外旋する。
問題 212 膝蓋骨骨折で誤っているのはどれか。
- 膝蓋支帯断裂の合併は転位高度となる。
- 介達外力で粉砕骨折が発生する。
- 腱膜下骨折は膝伸展可能である。
- 分裂膝蓋骨と鑑別を要する。
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2. 介達外力で粉砕骨折が発生する。
問題 213 内果・外果および脛骨遠位関節面後縁を骨折したものはどれか。
- ポット(Pott)骨折
- チロー(Tillaux)骨折
- コットン(Cotton)骨折
- デュピュイトラン(Dupuytren)骨折
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3. コットン(Cotton)骨折
問題 214 足の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
- 体部骨折は後脛骨筋の牽引で発生する。
- 第2ケーラー(Kohler)病と鑑別する。
- 回内・回外運動が制限される。
- 外傷性内反足の原因となる。
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3. 回内・回外運動が制限される。
問題 215 顎関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 関節包は破れることが多い。
- 関節窩の前方に関節頭を触知する。
- 片側脱臼では口の開閉は不能となる。
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3. 関節窩の前方に関節頭を触知する。
問題 216 胸鎖関節脱臼でみられないのはどれか。
- 前方脱臼
- 後方脱臼
- 上方脱臼
- 下方脱臼
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4. 下方脱臼
問題 217 肩関節烏口下脱臼の整復障害の要因となるのはどれか。
- 肩甲下筋腱の伸長
- 関節上腕靱帯の弛緩
- 関節唇の嵌入
- 腋窩神経の麻痺
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3. 関節唇の嵌入
問題 218 月状骨脱臼で正しいのはどれか。
- 腫脹は軽度である。
- 手関節は尺屈位をとる。
- 月状骨は有頭骨の背側に位置する。
- 月状骨と橈骨は正常の位置を維持する。
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2. 手関節は尺屈位をとる。
問題 219 第1中手指節関節の垂直脱臼で正しいのはどれか。
- IP関節は伸展位になる。
- 尺側側副靱帯は断裂する。
- MP関節屈曲位で固定する。
- 固定期間は6週とする。
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3. MP関節屈曲位で固定する。
問題 220 股関節後方脱臼の整復障害の要因とならないのはどれか。
- 骨盤骨骨折の合併
- 大腿骨頭靱帯の断裂
- 関節包裂孔部の狭小
- 骨頭と関節窩の間の筋の介在
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2. 大腿骨頭靱帯の断裂
問題 221 外傷性膝関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 大腿骨が前方に脱臼する。
- ダッシュボード損傷が多い。
- 膝窩動脈損傷に注意する。
- 前方関節包が損傷する。
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3. 膝窩動脈損傷に注意する。
問題 222 中足趾節関節の脱臼で正しいのはどれか。
- 第5趾に好発する。
- Z字型変形を呈する。
- 底側脱臼することが多い。
- 関節背側に開放創がみられる。
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2. Z字型変形を呈する。
問題 223 顎関節症の分類で単純エックス線上、骨硬化像がみられるのはどれか。
- Ⅰ型
- Ⅱ型
- Ⅲ型
- Ⅳ型
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4. Ⅳ型
問題 224 外傷性腕神経叢麻痺で正しいのはどれか。
- 上位型麻痺ではウエイターズチップポジションがみられる。
- 下位型では橈骨神経、筋皮神経が傷害される。
- 節後損傷は全型で多くみられる。
- 節前損傷は予後良好である。
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1. 上位型麻痺ではウエイターズチップポジションがみられる。
問題 225 仙腸関節の検査法はどれか。
- WLR
- Kemp
- Newton
- Bowstring
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3. Newton
問題 226 リトルリーガー肩で正しいのはどれか。
- 大結節部に圧痛がある。
- サルカス徴候が陽性となる。
- ソルター・ハリスのⅡ型である。
- 内反変形を残すことがある。
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4. 内反変形を残すことがある。
問題 227 腱交叉症候群に関与しないのはどれか。
- 長母指伸筋
- 長母指外転筋
- 長橈側手根伸筋
- 短橈側手根伸筋
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1. 長母指伸筋
問題 228 表に示す徒手筋力検査(MMT)の結果から考えられる神経絞扼部位はどれか。
- 回外筋腱弓
- 四辺形間隙
- ストラザース腱弓
- 上腕骨橈骨神経溝
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1. 回外筋腱弓
問題 229 疾患と徴候の組合せで正しいのはどれか。
- 腸腰筋短縮-ドレーマン徴候
- ペルテス(Perthes)病-ルドロフ徴候
- 股関節インピンジメント-尻上がり徴候
- 大腿骨頭すべり症-トレンデレンブルグ徴候
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4. 大腿骨頭すべり症-トレンデレンブルグ徴候
問題 230 ジャンパー膝で正しいのはどれか。
- 膝蓋跳動がみられる。
- 膝蓋骨下極部に圧痛がみられる。
- グラスピングテストが陽性となる。
- 膝関節屈伸でクリックを触知する。
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2. 膝蓋骨下極部に圧痛がみられる。
問題 231 60歳の女性。自宅の庭で転倒し受傷した。医科にて橈骨遠位端骨折と診断され固定を行った。固定除去後、手部に疼痛、腫脹、熱感が生じてきた。考えられるのはどれか。
- 骨化性筋炎
- 阻血性壊死
- 脂肪塞栓症候群
- 複合性局所性疼痛症候群
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4. 複合性局所性疼痛症候群
問題 232 67歳の男性。転倒して縁石に前胸部を強打し、強い痛みを自覚した。来所持、背中を丸めるような姿勢をとり、ゆっくりとした腹式呼吸で、前胸部中央に著名な皮下出血と腫脹がみられた。合併症で考えられないのはどれか。
- 血胸
- 肋骨骨折
- 第10胸椎神経根障害
- 縦郭臓器の損傷
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3. 第10胸椎神経根障害
問題 233 53歳の女性。1週前、自宅で転倒し右腰部に痛みを自覚した。所見時、棘突起の疼痛は軽度で、下肢伸展挙上テストは陰性であった。挙動動作および左側屈で疼痛が誘発された。考えられるのはどれか。
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎肋骨突起骨折
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 胸腰椎移行部圧迫骨折
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2. 腰椎肋骨突起骨折
問題 234 85歳の女性。朝の散歩中に手をついて転倒し、肩の痛みを感じた。痛みが引かないため夕方来所した。肩部の腫脹は著明で上腕部から前腕部にかけて皮下出血斑がみられた。肩関節の自動運動はわずかに可能で、異常可動性と軋轢音は触知できなかった。考えられるのはどれか。
- 腱板断裂
- 肩関節烏口下脱臼
- 上腕骨外科頸骨折
- 上腕二頭筋長頭腱断裂
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3. 上腕骨外科頸骨折
問題 235 6歳の男児。自転車の練習中に転倒し、右肘関節伸展位で手掌部を付き受傷した。肘関節部に激しい痛みがあり来所した。肘関節部が後方に突出し前腕が短縮してみえる。ヒューター三角に乱れはない。この損傷の後遺症で起こりにくいのはどれか。
- 肘関節屈曲障害
- 外反肘変形
- 阻血性拘縮
- 骨化性筋炎
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2. 外反肘変形
問題 236 58歳の男性。歩道の溝につまずき転倒し、前腕回内位で肘関節外反強制された。肘関節外側部の腫脹と圧痛がみられ、前腕回外運動で疼痛が増強する。この損傷で正しいのはどれか。
- 肘は内反位をとる。
- 肘関節前方脱臼を合併しやすい。
- 解剖学的整復が必要である。
- 前腕中間位で固定する。
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3. 解剖学的整復が必要である。
問題 237 36歳の女性。4時間前にスノーボードで転倒し右手をついて受傷した。来所するまで特に処置は受けていない。来所時の写真(別冊No.3)を別に示す。手指の動きは良好で、感覚障害はみられない。当日の施術で誤っているのはどれか。
- 診断の確定に超音波画像を用いる。
- 患肢の挙上を指示する。
- 患部を金属副子、厚紙と包帯にて固定を行う。
- しびれが増悪した際には固定を外すよう説明する。
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1. 診断の確定に超音波画像を用いる。
問題 238 10歳の女児。ソフトボールで補球した際、右手小指が外転強制された。右第5MP関節の腫脹と、基節骨基部に限局性の圧痛がみられる。MP関節伸展では小指は外転位をとり環指から離れている。DIPおよびPIP関節に異常はなかった。考えられるのはどれか。
- MP関節捻挫
- 中手骨骨頭骨折
- 中手骨頸部骨折
- 基節骨骨端線離開
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4. 基節骨骨端線離開
問題 239 36歳の女性。2週前にオートバイで転倒し、右肩部を強打した。以来、肩部の疼痛を自覚している。特に右側臥位での夜間痛が著名である。肩関節外転が他動では可能であるが、自動では60度位に制限されている。考えられる疾患はどれか。
- 五十肩
- 腱板損傷
- 肩関節脱臼
- 上腕骨外科頸骨折
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2. 腱板損傷
問題 240 28歳の男性。機械の組み立て工。仕事中に特定の動作で肘関節がカクッとずれるような感じがあり、力が入らないという。小学生の低学年時に肘の骨折の既往があり、運搬角は-10度である。前腕回外位で手掌から軸圧をかけて肘関節を外反すると、橈骨頭の後外方への亜脱臼がみられた。亜脱臼の原因はどれか。
- 輪状靱帯の亜脱臼
- 外側側副靱帯の緊張
- 内側側副靱帯の弛緩
- 外側尺側側副靱帯の弛緩
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4. 外側尺側側副靱帯の弛緩
問題 241 35歳の男性。板前をしている。約1か月前、調理中に右前腕近位橈側に違和感を自覚し、その後に指が動きにくくなったとのことで来所した。第2~5MP関節の伸展が不能であった。感覚障害はみられない。他に考えられる症状はどれか。
- 母指橈側外転不能
- フローマン徴候陽性
- つまみ動作不能
- ティアドロップサイン陽性
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1. 母指橈側外転不能
問題 242 37歳の男性。ゴルフ歴10年。右利き。2か月前からグラブを振るとき左手関節尺側に疼痛が出現してきた。最近は左手でペットボトルを開ける際にも痛みが出ると訴えて来所した。手関節の可動域制限は軽度だが、手関節尺屈位で軸圧を加えると疼痛が再現された。考えられないのはどれか。
- 月状骨軟化症
- 尺骨茎状突起骨折
- 遠位橈尺関節脱臼
- 三角線維軟骨損傷
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1. 月状骨軟化症
問題 243 45歳の男性。柔道の練習中に受け身で右中指を負傷した。来所時、右中指DIP関節は屈曲し、同部に腫脹と軽度の圧痛がみられた。また同関節の自動運動は不能であった。医科での単純エックス線検査で骨折はないと言われた。固定期間はどれか。
- 1~2週
- 3~5週
- 6~8週
- 9~10週
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3. 6~8週
問題 244 35歳の男性。テニス中に転がっていたボールを踏み転倒し、右母指を外転強制された。MP関節の圧痛、運動痛、側方動揺性がみられる。医科での単純エックス線検査では骨損傷は確認されなかった。正しいのはどれか。
- MP関節伸展位で固定する。
- ステナー損傷が必発する。
- IP関節に弾発現象が現れる。
- IP関節伸展位で副靱帯は弛緩する。
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1. MP関節伸展位で固定する。
問題 245 34歳の女性。ジムでチューブトレーニング中、右第2MP関節が突然動かなくなり来所した。屈曲は可能だが、伸展が不能であった。触診では同部の手掌橈側に圧痛がみられた。腫瘤や瘢痕はない。考えられるのはどれか。

- オーバーラッピングフィンガー
- ロッキングフィンガー
- マレットフィンガー
- スナッピングフィンガー
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2. ロッキングフィンガー
問題 246 14歳の男子。肥満体型。はっきりとした原因はなく、1か月くらい前から遊んでいるときに、右膝に痛みを感じるようになったため来所した。3日前から右膝部や股関節部の痛みが増強してきたと訴えている。腫脹、圧痛、熱感はみられないが、下肢の他動運動で股関節に屈曲制限がみられた。最も考えられるのはどれか。
- 大腿骨肉腫
- 単純性股関節炎
- 大腿骨頭すべり症
- 腸腰筋膿瘍
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3. 大腿骨頭すべり症
問題 247 39歳の男性。マラソンが趣味である。左大腿の筋肉痛で、図に示す締め付け圧が調整できるサポーターを装着して練習をしていた。強く締めたほうが効果があると感じ、できるだけ強めに締めていたところ、膝内側の疼痛と下腿内側の違和感が生じてきた。考えられるのはどれか。

- 滑膜ヒダ障害
- 膝蓋軟骨軟化症
- 内側半月損傷
- ハンター管症候群
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4. ハンター管症候群
問題 248 17歳の男子。高校でテニス部に所属している。1か月前から体力強化のためにダッシュ、ジャンプ、ターン、ストップを主としたトレーニングを行ったところ、下腿内側に疼痛を自覚した。来所持、脛骨内側後縁に圧痛があり、偏平足がみられた。部活が休みの日には目立った疼痛はないという。考えられるのはどれか。
- テニスレッグ
- シンスプリント
- 後脛骨筋炎
- アキレス腱周囲炎
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2. シンスプリント
問題 249 29歳の男性。プロバスケットボール選手である。2か月前から右足関節背屈での疼痛を自覚している。足関節前面に骨性隆起を触れるが、同部の圧痛は軽度である。足関節に背屈制限と不安定性がみられる。考えられるのはどれか。
- 三角骨障害
- 衝突性外骨腫
- 足根洞症候群
- 足根管症候群
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2. 衝突性外骨腫
問題 250 18歳の女子。バスケットボール練習中に右足部を回外強制で負傷し来所下。写真(別冊No.4)に示す部位に限局する腫脹と著名な圧痛がみられた。考えられるのはどれか。2つ選べ。
に示す部位に限局する腫脹と著名な圧痛がみられた。考えられるのはどれか。2つ選.png)
- 二分靱帯損傷
- 腓骨筋腱脱臼
- 有痛性外脛骨
- 踵骨前方突起骨折
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1. 二分靱帯損傷
4. 踵骨前方突起骨折
まとめ
皆さん正答率95%以上取れましたでしょうか。柔道整復理論は一般問題において一番重要な科目になります。この科目で何点稼げるかによって難しい出題数少ない科目での余裕につながるので必ず95%以上は取れるようにしてください。
問題数が50問前後とかなり多いので集中が切れやすいですが解けなかった問題は教科書を開いて理解できるまで学習してください。
画像問題も対策できるように頑張りましょう。
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