鍼灸師国家試験東洋医学概論のポイント
鍼灸師国家試験東洋医学概論編です。東洋医学は鍼灸ならではの科目になります。問題の傾向は基礎的なものから応用的なものまで幅広く出題されています。
それでも類似問題や稀に同じ問題が出されるため出題傾向は例年似ていると推測できます。臓腑の作用など暗記が大切なところを中心に学習し高得点を狙いましょう。
目標正答率は90%です。頑張りましょう。
第1回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 誤っているのはどれか。
- 小腸は受盛の官である。
- 胆は州都の官である。
- 胃は水穀の海である。
- 大腸は伝導の官である。
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2. 胆は州都の官である。
問題98 胸中に宿る気はどれか。
- 栄(営)気
- 衛気
- 宗気
- 元気
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4. 元気
問題99 臓腑の生理作用のうち骨と髄の生長発育に関係し、耳と二陰に開窮するのはどれか。
- 心
- 肺
- 肝
- 腎
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4. 腎
問題100 心の臓の生理・病理について誤っているのはどれか。
- 心は血脈をつかさどる。
- 心は疏泄をつかさどる。
- 心は神を蔵す。
- 心は舌に開窮する。
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2. 心は疏泄をつかさどる。
問題101 奇怛の腑に属するのはどれか。
- 脳・子宮
- 肝・腎
- 脾・胃
- 心包・三焦
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1. 脳・子宮
問題102 誤っているのはどれか。
- 憂は肺を傷る。
- 恐は肝を傷る。
- 思は脾を傷る。
- 喜は心を傷る。
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1. 憂は肺を傷る。
問題103 八綱病証で病位を診るのはどれか。
- 陰陽
- 虚実
- 寒熱
- 表裏
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2. 虚実
問題104 問診と関連する組合せはどれか。
- 酸 ― 苦 ― 甘
- 呼 ― 笑 ― 歌
- 青 ― 赤 ― 黄
- 臊 ― 焦 ― 香
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2. 呼 ― 笑 ― 歌
問題105 八裏の脈はどれか。
- 滑脈
- 緊脈
- 結脈
- 濡脈
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1. 滑脈
問題106 冷え性で他覚的にも冷えが認められる状態を何というか。
- 傷寒
- 悪寒
- 悪風
- 厥冷
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4. 厥冷
問題107 六部定位の脈診部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。
- 右の寸口 ― 肺・大腸
- 左の関上 ― 脾・胃
- 右の尺中 ― 腎・膀胱
- 左の寸口 ― 心包・三焦
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3. 右の尺中 ― 腎・膀胱
問題108 聞診で用いる感覚はどれか。
- 触覚
- 味覚
- 視覚
- 嗅覚
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4. 嗅覚
問題109 誘導法に相当する鍼の刺法はどれか。
- 偶刺
- 豹文刺
- 遠道刺
- 分刺
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1. 偶刺
問題110 鍼の補瀉で正しいのはどれか。
- 呼気に刺入し吸気に抜くのは瀉である。
- 抜鍼後の鍼痕を素早く押さえるのは補である。
- 経絡の流れに逆らって刺すのは補である。
- 刺入した鍼に軽い振動を与えるのは瀉である。
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3. 経絡の流れに逆らって刺すのは補である。
問題111 難経六十九難による治療では肺が虚している時、これを補するのに最も適している経穴はどれか。
- 二間
- 公孫
- 列缺
- 太白
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4. 太白
第2回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 五行色体の関係で正しい組合せはどれか。
- 目 ― 腎
- 肌肉 ― 脾
- 毛 ― 肝
- 髄 ― 心
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2. 肌肉 ― 脾
問題98 脈外をめぐる気はどれか。
- 経気
- 宗気
- 営気
- 衛気
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4. 衛気
問題99 相克について正しい記述はどれか。
- 肝は腎を克する。
- 肺は心を克する。
- 心は脾を克する。
- 脾は肝を克する。
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4. 脾は肝を克する。
問題100 腎について正しい記述はどれか。
- 第3腰椎に付く。
- 骨を主る。
- 将軍の官である。
- 神を蔵する。
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2. 骨を主る。
問題101 魂を蔵し、判断力や計画性などの精神活動を支配する臓腑はどれか。
- 肝
- 心
- 腎
- 胆
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1. 肝
問題102 津液の代謝に関係しない臓腑はどれか。
- 肝・胆
- 脾・胃
- 肺・大腸
- 腎・膀胱
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1. 肝・胆
問題103 喉の腫れ、鼻出血および下顎歯の痛みはどの経絡病証か。
- 手の太陰肺経
- 手の陽明大腸経
- 足の少陽胆経
- 足の太陽膀胱経
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2. 手の陽明大腸経
問題104 五邪について正しい組合せはどれか。
- 湿邪 ― 肺
- 風邪 ― 肝
- 暑邪 ― 腎
- 寒邪 ― 心
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2. 風邪 ― 肝
問題105 脈について正しい記述はどれか。
- 左手の関上の脈は肝・胆を診る。
- 弦脈、緊脈は陰脈である。
- 人迎気口脈診は経絡病証を診る。
- 陰脈、陽脈は祖脈である。
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1. 左手の関上の脈は肝・胆を診る。
問題106 難経の腹診において臍の下で診る病はどれか。
- 肝の病
- 心の病
- 脾の病
- 腎の病
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4. 腎の病
問題107 寒証でないのはどれか。
- 遅脈
- 手足の厥冷
- 小便は少なく赤い。
- 温かいものを好む。
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3. 小便は少なく赤い。
問題108 次の文で示す病証に関係する経絡はどれか。「咳、喘鳴、胸がハリ満ちた感じがあり、上肢の内側に沿った冷えと痛みがある。」
- 手の少陽三焦経
- 手の少陰心経
- 手の厥陰心包経
- 手の太陰肺経
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4. 手の太陰肺経
問題109 鍼の刺法について正しい組合せはどれか。
- 半刺 ― 肺
- 豹文刺 ― 腎
- 輸刺 ― 血絡
- 報刺 ― 腹痛
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1. 半刺 ― 肺
問題110 補法となる艾の取扱いはどれか。
- 底面を広くする。
- 皮膚に密着させる。
- 柔らかくひねる。
- 火力を強める。
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3. 柔らかくひねる。
問題111 難経六十九難による補法で正しい組合せはどれか。
- 肝虚 ― 中封、湧泉
- 脾虚 ― 隠白、然谷
- 肺虚 ― 大敦、魚際
- 腎虚 ― 経渠、復溜
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4. 腎虚 ― 経渠、復溜
第3回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 五臓と五色との対応で正しいのはどれか。
- 心 ― 青
- 脾 ― 赤
- 肺 ― 黄
- 腎 ― 黒
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4. 腎 ― 黒
問題98 次の文で示す症状を訴えるのはどの経絡の病証か。「腋窩部の腫れ、上肢のひきつれ、手掌のほてり及び季肋部のつかえ。
- 手の太陽小腸経
- 手の厥陰心包経
- 手の陽明大腸経
- 手の少陽三焦経
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2. 手の厥陰心包経
問題99 腎の症状はどれか。
- 難聴
- 血便
- 脇痛
- 胸痛
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1. 難聴
問題100 脾の生理作用で正しい記述はどれか。
- 飲食物を清と濁に分ける。
- 目に開竅する。
- 肌肉を主る。
- 血を蔵す。
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3. 肌肉を主る。
問題101 内因はどれか。
- 六淫
- 七情の乱れ
- 飲食労倦
- 房事過多
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2. 七情の乱れ
問題102 次の文で示す外邪はどれか。「百病の長ともいわれ、春に多く発病し、多くは皮毛から侵入する。」
- 風
- 寒
- 湿
- 燥
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1. 風
問題103 精を蔵すのはどれか。
- 心
- 脾
- 肺
- 腎
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4. 腎
問題104 正邪の盛衰を診るのはどれか。
- 寒熱
- 燥湿
- 表裏
- 虚実
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4. 虚実
問題105 難経による五臓と腹診部位との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ― 臍の左側
- 心 ― 中胃部
- 肺 ― 心下部
- 腎 ― 臍の右側
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1. 肝 ― 臍の左側
問題106 腹証で正しい組合せはどれか。
- 小腹急結 ― 腎
- 小腹不仁 ― 瘀血
- 胸脇苦満 ― 肝
- 心下痞硬 ― 脾
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3. 胸脇苦満 ― 肝
問題107 「消渇」の現代病名はどれか。
- 悪性新生物
- 心筋梗塞
- 糖尿病
- 高血圧症
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3. 糖尿病
問題108 九鍼のうち皮膚の摩擦に用いられるのはどれか。
- 鋒鍼
- 円(員)鍼
- 鈹鍼
- 円(員)利鍼
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2. 円(員)鍼
問題109 実熱証で診られる脈状はどれか。
- 沈
- 数
- 虚
- 細
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2. 数
問題110 難経六十九難による瀉法で正しい組合せはどれか。
- 肺実証 ― 商丘、経渠
- 脾実証 ― 行間、少府
- 肝実証 ― 尺沢、陰谷
- 心実証 ― 神門、太白
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4. 心実証 ― 神門、太白
問題111 実証に対する鍼治療の手技として正しい記述はどれか。
- 呼気時に刺入し吸気時に抜く。
- 鍼尖を経絡の流れに沿って刺入する。
- ゆっくり刺入しゆっくり抜く。
- 抜鍼しても鍼孔を閉じない。
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4. 抜鍼しても鍼孔を閉じない。
第4回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 五行色体表について正しい記述はどれか。
- 目は腎に属する。
- 肌肉は脾に属する。
- 爪は肺に属する。
- 汗は肝に属する。
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2. 肌肉は脾に属する。
問題98 五志に含まれない七情はどれか。
- 怒
- 喜
- 悲
- 恐
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3. 悲
問題99 営(栄)気を蔵するのはどれか。
- 胆
- 心
- 脾
- 肺
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3. 脾
問題100 肝の臓の生理作用はどれか。
- 納気を主る
- 運化を主る
- 神を蔵す
- 血を蔵す
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4. 血を蔵す
問題101 任脈病証に含まれるのはどれか。
- 月経異常
- 頭痛
- 手足の麻痺
- 関節腫張
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1. 月経異常
問題102 肝の病証に含まれるのはどれか。
- 下痢
- 動悸
- 喘鳴
- 頭痛
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4. 頭痛
問題103次の文で示す患者の病症はどれか。「顔に精気が感じられず、いつも腰がだるいという。小腹部は力がなくフワフワしている。最近、耳が聞こえにくくなった。」
- 肝の病証
- 心の病証
- 脾の病証
- 腎の病証
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4. 腎の病証
問題104 湿邪について誤っている記述はどれか。
- 陰性の邪気である
- 津液を消耗しやすい
- 重く停滞する
- 脾・胃をおかしやすい
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2. 津液を消耗しやすい
問題105 舌診部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。
- 舌根部 ― 心
- 舌辺部 ― 肺
- 舌中部 ― 脾
- 舌尖部 ― 腎
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3. 舌中部 ― 脾
問題106 切経による実の反応はどれか。
- 緊張
- 陥下
- 不仁
- 冷感
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1. 緊張
問題107 六部定位脈診で左手関上の部位を沈めて診る臓腑はどこか。
- 肝
- 腎
- 胆
- 胃
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1. 肝
問題108 五臓五刺の方法で肺の臓に対する刺法はどれか。
- 関刺
- 豹文刺
- 合谷刺
- 半刺
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4. 半刺
問題109 難経六十九難で心が虚してるとき、補の治療で最も適切な経穴はどれか。
- 少商
- 少衝
- 少沢
- 少府
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2. 少衝
問題110 次の文で示す刺法はどれか。「右を病めば左を取り、左を病めば右を取る。」
- 輸刺
- 経刺
- 分刺
- 巨刺
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4. 巨刺
問題111 補瀉について誤っている記述はどれか。
- 吸気に刺入し呼気に抜くと補法になる
- 一般的に太い鍼は瀉法になる
- 経絡の流れに沿って刺入すると補法になる
- 速く刺入し速く抜くと瀉法になる
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1. 吸気に刺入し呼気に抜くと補法になる
第5回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 五行の相剋で正しい記述はどれか。
- 金は水を剋す。
- 木は火を剋す。
- 土は金を剋す。
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問題98 五行色体の関係で正しい組合せはどれか。
- 木 ― 汗
- 火 ― 涙
- 土 ― 涎
- 金 ― 唾
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3. 土 ― 涎
問題99 脾胃の運化作用で生成される気はどれか。
- 真気
- 宗気
- 水穀の気
- 衛気
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3. 水穀の気
問題100 五行色体でみた肺・大腸の症状はどれか。
- 皮膚が色白で、弱い声で話す。
- 目が青みがかって、手足の腱が痛む。
- 顔がほてりのぼせて赤く、脈動が強い。
- 顔や皮膚が黄ばみ、唇が荒れやすい。
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1. 皮膚が色白で、弱い声で話す。
問題101 脾虚の症状はどれか。
- 咳嗽
- 内臓下垂
- 筋けいれん
- 健忘
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2. 内臓下垂
問題102 心を傷る七情はどれか。
- 悲しみ
- 怒り
- 憂い
- 喜び
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4. 喜び
問題103 五悪(五気)と五腑との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 暑 ― 小腸
- 寒 ― 胃
- 風 ― 大腸
- 燥 ― 膀胱
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1. 暑 ― 小腸
4. 燥 ― 膀胱
問題104 左乳下で触れる脈波どれか。
- 胃の気の脈
- 虚里の脈
- 虎口三関の脈
- 腎間の動悸
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2. 虚里の脈
問題105 胸脇苦満を示すのはどの臓の病か。
- 肝
- 脾
- 肺
- 腎
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1. 肝
問題106 六部定位脈診の部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。
- 右の関上 ― 肝・胆
- 左の尺中 ― 腎・膀胱
- 右の寸口 ― 心・小腸
- 左の寸口 ― 肺・大腸
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2. 左の尺中 ― 腎・膀胱
問題107 問診で診るのはどれか。
- 脈状
- 体臭
- 悪寒
- 体形
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3. 悪寒
問題108 「寒気の浅きもの」に対する刺法はどれか。
- 恢刺
- 直鍼刺
- 賛刺
- 斉刺
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2. 直鍼刺
問題109 難経六十九難の治療で大敦穴に瀉法を行った。実していた経絡はどれか。
- 肺経
- 心経
- 脾経
- 腎経
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4. 腎経
問題110 施灸で補法になるのはどれか。
- 風を送って燃やす。
- 底面を広くする。
- 灰に重ねてすえる。
- 皮膚に密着させる。
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3. 灰に重ねてすえる。
問題111 鍼治療の補瀉で誤っている記述はどれか。
- 呼気に刺入し吸気に抜くのは補である。
- 弾爪は補である。
- 鍼孔を押さえるのは補である。
- 経絡の流れに逆らって刺すのは補である。
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4. 経絡の流れに逆らって刺すのは補である。
第6回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 腎の臓の作用で正しいのはどれか。
- 筋を主る。
- 血脈を主る。
- 運化を主る。
- 精を蔵す。
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4.精を蔵す。
問題98 胆の腑の作用で正しいのはどれか。
- 津液の生成を主る。
- 大便の排泄を主る。
- 栄養の吸収を主る。
- 決断を主る。
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4.決断を主る。
問題99 津液について誤っているのはどれか。
- 脳髄を養う。
- 骨に潤いを与える。
- 皮膚に潤いを与える。
- 脈中を流れる。
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4.脈中を流れる。
問題100 疏泄を主る臓はどれか。
- 肝
- 脾
- 肺
- 腎
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1.肝
問題101 五行と五声との組合せで正しいのはどれか。
- 木 ─── 呻
- 火 ─── 呼
- 金 ─── 哭
- 水 ─── 歌
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3.金 ─── 哭
問題102 肝実証で難経六十九難に基づく治療穴はどれか。
- 大敦
- 行間
- 太衝
- 曲泉
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2.行間
問題103 次の文で示す病証に関係する経絡はどれか。「頸が腫れ、肩から上腕後内側を経て小指にいたる部位の激しい痛み、難聴がある。」
- 手の陽明大腸経
- 手の太陽小腸経
- 手の少陰心経
- 手の太陰肺経
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2.手の太陽小腸経
問題104 瘀血(おけつ)の腹証はどれか。
- 小腹急結
- 心下痞硬
- 胸脇苦満
- 小腹不仁
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1.小腹急結
問題105 心の病証に属さないのはどれか。
- 不眠
- 難聴
- 言語障害
- 健忘
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2.難聴
問題106 肝の病証に属するのはどれか。
- 息切れ
- 手足の冷え
- のどのつかえ
- 頻尿
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3.のどのつかえ
問題107 七表の脈でないのはどれか。
- 浮脈
- 遅脈
- 実脈
- 弦脈
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2.遅脈
問題108 次の文で示す刺法はどれか。「病上にあればこれを下にとり、腑兪を刺す。」
- 輸刺
- 経刺
- 巨刺
- 遠道刺
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4.遠道刺
問題109 神技(望診)で診るのはどれか。
- 顔色
- 筋硬結
- 呼吸音
- 関節痛
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1.顔色
問題110 三陰三陽病証で往来寒熱、胸脇苦満が現れるのはどれか。
- 太陽病
- 太陰病
- 少陽病
- 少陰病
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3.少陽病
問題111 六部定位脈診で肝の臓の脈状はどこで診るか。
- 左手関上
- 左手寸口
- 右手関上
- 右手尺中
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1.左手関上
第7回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 衛気について誤っているのはどれか。
- 水穀の悍気のことをいう。
- 脈外をめぐる。
- 腠理の開闔を行う。
- 先天の精から得られる。
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4.先天の精から得られる。
問題98 臓腑について正しい組合せはどれか。
- 心 ─── 将軍の官
- 肺 ─── 作強の官
- 胆 ─── 中正の官
- 小腸 ─── 伝導の官
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3.胆 ─── 中正の官
問題99 腎が主るのはどれか。
- 納気
- 血脈
- 宣散
- 疏泄
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1.納気
問題100 五臓と五液との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ─── 汗
- 心 ─── 涎
- 脾 ─── 涙
- 肺 ─── 涕
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4.肺 ─── 涕
問題101 肺の病証でみられるのはどれか。
- 耳鳴り
- 咳嗽
- 不眠
- 腰痛
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2.咳嗽
問題102 気滞の症状でないのはどれか。
- 胸苦しい
- 息切れ
- 腹部の脹った痛み
- イライラ
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2.息切れ
問題103 不内外因でないのはどれか。
- 過食
- 暑熱
- 過労
- 外傷
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2.暑熱
問題104 奇恒の腑でないのはどれか。
- 女子胞
- 髄
- 胆
- 三焦
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4.三焦
問題105 六部定位脈診で右尺中で診る臓腑はどれか。
- 肝と胆
- 心と小腸
- 心包と三焦
- 腎と膀胱
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3.心包と三焦
問題106 珠をころがしたような脈はどれか。
- 緩脈
- 洪脈
- 滑脈
- 弦脈
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3.滑脈
問題107 腎を診る舌診部位はどれか。
- 舌根
- 舌中央
- 舌辺
- 舌尖
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1.舌根
問題108 次の文で示す刺法はどれか。「焼鍼を刺して即ち痺を取る。」
- 大瀉刺
- 分刺
- 輸刺
- 焠刺
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4.焠刺
問題109 難経六十九難で経渠穴と商丘穴とに瀉法を行うのはどれか。
- 肝実証
- 脾実証
- 肺実証
- 腎実証
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2.脾実証
問題110 五臓五刺で関刺を用いるのはどれか。
- 肝
- 心
- 脾
- 腎
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1.肝
問題111 補の施灸で誤っているのはどれか。
- 小さい艾柱を用いる。
- 艾柱を軟らかくひねる。
- 風を送り燃焼させる。
- 灰の上に重ねて施灸する。
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3.風を送り燃焼させる。
第8回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 陰陽のリズム現象はどれか。
- 陰陽可分
- 陰陽転化
- 陰陽消長
- 陰陽制約
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3.陰陽消長
問題98 神を蔵し君主の官といわれるのはどれか。
- 肝
- 心
- 肺
- 腎
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2.心
問題99 血を脈外に漏らさないようにするのはどれか。
- 固摂作用
- 温煦作用
- 防御作用
- 推動作用
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3.防御作用
問題100 五臓と五志との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ─── 思
- 脾 ─── 喜
- 肺 ─── 怒
- 腎 ─── 恐
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4.腎 ─── 恐
問題101 血を生成し、血とともに脈中をめぐる気はどれか。
- 営気
- 清気
- 臓気
- 衛気
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1.営気
問題102 次の文で示す症状はどの経絡病証か。「空腹感はあるが食欲はなく、顔色は黒ずみ、呼吸が苦しくせき込む。」
- 手の太陰肺経
- 足の太陰脾経
- 足の少陰腎経
- 足の厥陰肝経
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3.足の少陰腎経
問題103 脾の病証でみられる症状はどれか。
- 胸脇苦満
- 心悸亢進
- 腹部膨満感
- 性欲減退
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3.腹部膨満感
問題104 八綱病証で病勢を示すのはどれか。
- 寒熱
- 陰陽
- 表裏
- 虚実
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4.虚実
問題105 弱々しく細く指に感じられる脈状で虚証にみられるのはどれか。
- 濡脈
- 洪脈
- 滑脈
- 弦脈
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1.濡脈
問題106 聞診で診るのはどれか。
- 五主
- 五香
- 五昧
- 五悪
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2.五香
問題107 小腹不仁を示す臓の病はどれか。
- 肝
- 心
- 脾
- 腎
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4.腎
問題108 脈について誤っている記述はどれか。
- 祖脈には数脈がある。
- 七表の脈には実脈がある。
- 八裏の脈には結脈がある。
- 四季に応じる脈には弦脈がある。
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3.八裏の脈には結脈がある。
問題109 骨痺に対する刺法はどれか。
- 短刺
- 報刺
- 楊刺
- 浮刺
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1.短刺
問題110 難経六十九難で肝実証に行間穴とともに瀉法を行う経穴はどれか。
- 大敦
- 少府
- 中封
- 然谷
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2.少府
問題111 補法に該当しない刺鍼法はどれか。
- 細く柔らかい鍼を用いる。
- 経気の流れにしたがって鍼を静かに刺入する。
- 吸気に刺入し、呼気に抜く。
- 抜鍼後は素早く鍼孔を閉じる。
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3.吸気に刺入し、呼気に抜く。
第9回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 肺の生理作用はどれか。
- 疏泄
- 統血
- 宣散
- 納気
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3.宣散
問題98 五臓と五味との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ─── 辛
- 心 ─── 酸
- 脾 ─── 甘
- 肺 ─── 苦
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3.脾 ─── 甘
問題99 五臓の相生関係で正しい記述はどれか。
- 肝は肺の子である。
- 脾は心の母である。
- 肺は心の子である。
- 腎は肝の母である。
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4.腎は肝の母である。
問題100 次の文で示す病証を呈する経絡はどれか。「前胸部から心下部への圧迫感、腹部膨満感があり、下肢内側の腫れと痛み、足の母指の麻痺がある。」
- 足の太陰脾経
- 足の太陽膀胱経
- 足の陽明胃経
- 足の少陽胆経
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1.足の太陰脾経
問題101 次の病証を示す臓腑はどれか。「発育の遅れ、難聴、不眠、内臓下垂」
- 肝
- 胃
- 肺
- 腎
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4.腎
問題102 熱証の特徴でないのはどれか。
- 発汗
- 動悸
- 下痢
- 口渇
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3.下痢
問題103 病因についての記述で適切でないのはどれか。
- 房事過多は腎をおかしやすい。
- 湿邪は心をおかしやすい。
- 飲食労倦は脾をおかしやすい。
- 風邪は肝をおかしやすい。
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2.湿邪は心をおかしやすい。
問題104 腹診で誤っている記述はどれか。
- 胸脇苦満は心実証でみられる。
- 五臓診では肝の状態は臍の左側で診る。
- 上実下虚の腹は脾実腎虚にみられる。
- 天枢穴では大腸の異常を診る。
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1.胸脇苦満は心実証でみられる。
問題105 九道の脈はどれか。
- 細脈
- 浮脈
- 弦脈
- 遅脈
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1.細脈
問題106 八綱のうち病証を総括するのはどれか。
- 陰陽
- 虚実
- 寒熱
- 表裏
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1.陰陽
問題107 脈についての記述で誤っているのはどれか。
- 臍下丹田の動悸で先天の原気を診る。
- 虚里の動で腎の働きを診る。
- 四季の移り変わりに応じて変動する。
- 祖脈は脈状の基本である。
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2.虚里の動で腎の働きを診る。
問題108 五臓五刺で心に応ずる刺法はどれか。
- 合谷刺
- 半刺
- 豹文刺
- 輸刺
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3.豹文刺
問題109 迎随の補瀉で瀉法となるのはどれか。
- 太白穴に踵の方向に向けて刺す。
- 復溜穴に足関節の方向に向けて刺す。
- 経渠穴に手関節の方向に向けて刺す。
- 陽池穴に肘関節の方向に向けて刺す。
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2.復溜穴に足関節の方向に向けて刺す。
問題110 陰陽の邪気を出し、水穀の気の循りを良くする刺法はどれか。
- 十二刺
- 九刺
- 五刺
- 三刺
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4.三刺
問題111 難経六十九難で太淵と太白に補法を行うのはどれか。
- 肝虚証
- 心虚証
- 脾虚証
- 肺虚証
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4.肺虚証
第10回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 臓腑とその生理作用との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ─── 神を蔵す。
- 心 ─── 血を蔵す。
- 胆 ─── 営を蔵す。
- 腎 ─── 精を蔵す。
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4.腎 ─── 精を蔵す。
問題98 血について誤っているのはどれか。
- 営気と共に脈中を流れる。
- 後天の精から造られる。
- 体表部を潤し体温調節に関与する。
- 肝、心との関係が深い。
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3.体表部を潤し体温調節に関与する。
問題99 五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。
- 心 ─── 筋
- 肝 ─── 血脈
- 腎 ─── 皮毛
- 脾 ─── 肌肉
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4.脾 ─── 肌肉
問題100 五行の土に属さないのはどれか。
- 香
- 涎
- 黄
- 辛
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4.辛
問題101 脾の病証として適切でないのはどれか。
- 全身倦怠感
- 消化不良
- 性欲減退
- 腹部膨満感
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3.性欲減退
問題102 八綱病証で疾病の性質を示すのはどれか。
- 表裏
- 寒熱
- 虚実
- 陰陽
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2.寒熱
問題103 肝を傷る七情はどれか。
- 喜
- 憂
- 恐
- 怒
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4.怒
問題104 次の病証を示す経絡はどれか。「空腹でも食欲がなく膝から下が冷える。腰痛があって臥すことを好む。」
- 足の太陰脾経
- 足の少陽胆経
- 足の少陰腎経
- 足の陽明胃経
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3.足の少陰腎経
問題105 胸脇苦満を呈する臓はどれか。
- 肝
- 心
- 肺
- 腎
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1.肝
問題106 四季と脈状との組合せで誤っているのはどれか。
- 春 ─── 緩脈
- 夏 ─── 洪脈
- 秋 ─── 毛脈
- 冬 ─── 石脈
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1.春 ─── 緩脈
問題107 六部定位脈診で腎を診る方法はどれか。
- 右の寸口を浮かせて診る。
- 左の関上を沈めて診る。
- 右の関上を浮かせて診る。
- 左の尺中を沈めて診る。
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4.左の尺中を沈めて診る。
問題108 六部定位脈診で左手関上の沈が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴で適切なのはどれか。
- 曲泉と陰谷
- 労宮と大都
- 太淵と太白
- 復溜と経渠
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1.曲泉と陰谷
問題109 五臓五刺で鍼を深く刺入し、骨痺を取る刺法はどれか。
- 関刺
- 半刺
- 輸刺
- 合谷刺
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3.輸刺
問題110 患部の左右反対側に治療する刺法を含むのはどれか。
- 三刺
- 五刺
- 九刺
- 十二刺
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3.九刺
問題111 陽実証に対する刺法で適切なのはどれか。
- 抜鍼後に直ちに鍼孔を閉じる。
- 速刺速抜で刺鍼する。
- 経気の流れに沿って刺鍼する。
- 呼気時に刺入し、吸気時に抜く。
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2.速刺速抜で刺鍼する。
第11回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 陰陽法則で陰陽消長を表現しているのはどれか。
- 陰中に陽あり、陽中に陰あり。
- 陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。
- 陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。
- 陰実するときは陽も実し、陰虚するときは陽も虚す。
解答はこちらをタップ
3.陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。
問題98 五臓と五香との組合せで正しいのはどれか。
- 心 ─── 香
- 脾 ─── 腥
- 肺 ─── 焦
- 腎 ─── 腐
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4.腎 ─── 腐
問題99 宗気について適切なのはどれか。
- 胸中に宿る。
- 脈外をめぐる。
- 経絡の機能を維持する。
- 栄養を主る。
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1.胸中に宿る。
問題100 奇恒の腑に属するのはどれか。
- 胆
- 小腸
- 胃
- 大腸
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1.胆
問題101 五臓とその役割りとの組合せで正しいのはどれか。
- 心 ─── 臣使の官
- 脾 ─── 伝導の官
- 肺 ─── 相傅の官
- 腎 ─── 中正の官
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3.肺 ─── 相傅の官
問題102 五臓の生理機能について誤っている記述はどれか。
- 肝は筋を主る。
- 心は血脈を主る。
- 脾は運化を主る。
- 肺は統血を主る。
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4.肺は統血を主る。
問題103 肝について正しいのはどれか。
- 体温調節を行う。
- 第5胸椎に付着する。
- 鼻に開竅する。
- 魂を蔵す。
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4.魂を蔵す。
問題104 次の文で示す経絡病証について適切なのはどれか。「のどが渇き、側胸部が痛む。上肢の前面内側がしびれて痛み、手掌が熱をもって痛む。」
- 三焦経
- 心経
- 肺経
- 小腸経
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2.心経
問題105 気滞の症状はどれか。
- 手足のしびれ
- 脹痛
- 出血
- 目のかすみ
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2.脹痛
問題106 腎の症状として誤っているのはどれか。
- 耳鳴り
- 目の充血
- 四肢の冷え
- 性欲減退
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2.目の充血
問題107 陰虚証の症状でないのはどれか。
- 潮熱
- 手足のほてり
- 自汗
- 盗汗
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3.自汗
問題108 補の施灸法として誤っているのはどれか。
- 灰を取らずに施灸する。
- 底面を狭くする。
- 自然に燃やす。
- 皮膚に密着させる。
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4.皮膚に密着させる。
問題109 東洋医学の治療について誤っている記述はどれか。
- 標治法は経絡の変動を調整する。
- 弁証施治は八綱病証を用いる。
- 補瀉は虚実に応じて行う。
- 正治とは順証に対する治法である。
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1.標治法は経絡の変動を調整する。
問題110 十二刺の刺法で正しい組合せはどれか。
- 骨痺を治す ─── 短刺
- 寒痺を治す ─── 偶刺
- 心痺を治す ─── 恢刺
- 筋痺を治す ─── 浮刺
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1.骨痺を治す ─── 短刺
問題111 遠道刺の刺法はどれか。
- 病、分肉にあればその間を刺す。
- 病、右にあれば左に取る。
- 病、上にあれば下に取る。
- 病、体表にあれば皮毛を刺す。
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3.病、上にあれば下に取る。
第12回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 陰陽法則で陰陽消長を表現しているのはどれか。
- 陰中に陽あり、陽中に陰あり。
- 陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。
- 陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。
- 陰実するときは陽も実し、陰虚するときは陽も虚す。
解答はこちらをタップ
3.陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。
問題98 五臓と五香との組合せで正しいのはどれか。
- 心 ─── 香
- 脾 ─── 腥
- 肺 ─── 焦
- 腎 ─── 腐
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4.腎 ─── 腐
問題99 宗気について適切なのはどれか。
- 胸中に宿る。
- 脈外をめぐる。
- 経絡の機能を維持する。
- 栄養を主る。
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1.胸中に宿る。
問題100 奇恒の腑に属するのはどれか。
- 胆
- 小腸
- 胃
- 大腸
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1.胆
問題101 五臓とその役割りとの組合せで正しいのはどれか。
- 心 ─── 臣使の官
- 脾 ─── 伝導の官
- 肺 ─── 相傅の官
- 腎 ─── 中正の官
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3.肺 ─── 相傅の官
問題102 五臓の生理機能について誤っている記述はどれか。
- 肝は筋を主る。
- 心は血脈を主る。
- 脾は運化を主る。
- 肺は統血を主る。
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4.肺は統血を主る。
問題103 肝について正しいのはどれか。
- 体温調節を行う。
- 第5胸椎に付着する。
- 鼻に開竅する。
- 魂を蔵す。
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4.魂を蔵す。
問題104 次の文で示す経絡病証について適切なのはどれか。「のどが渇き、側胸部が痛む。上肢の前面内側がしびれて痛み、手掌が熱をもって痛む。」
- 三焦経
- 心経
- 肺経
- 小腸経
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2.心経
問題105 気滞の症状はどれか。
- 手足のしびれ
- 脹痛
- 出血
- 目のかすみ
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2.脹痛
問題106 腎の症状として誤っているのはどれか。
- 耳鳴り
- 目の充血
- 四肢の冷え
- 性欲減退
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2.目の充血
問題107 陰虚証の症状でないのはどれか。
- 潮熱
- 手足のほてり
- 自汗
- 盗汗
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3.自汗
問題108 補の施灸法として誤っているのはどれか。
- 灰を取らずに施灸する。
- 底面を狭くする。
- 自然に燃やす。
- 皮膚に密着させる。
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4.皮膚に密着させる。
問題109 東洋医学の治療について誤っている記述はどれか。
- 標治法は経絡の変動を調整する。
- 弁証施治は八綱病証を用いる。
- 補瀉は虚実に応じて行う。
- 正治とは順証に対する治法である。
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1.標治法は経絡の変動を調整する。
問題110 十二刺の刺法で正しい組合せはどれか。
- 骨痺を治す ─── 短刺
- 寒痺を治す ─── 偶刺
- 心痺を治す ─── 恢刺
- 筋痺を治す ─── 浮刺
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1.骨痺を治す ─── 短刺
問題111 遠道刺の刺法はどれか。
- 病、分肉にあればその間を刺す。
- 病、右にあれば左に取る。
- 病、上にあれば下に取る。
- 病、体表にあれば皮毛を刺す。
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3.病、上にあれば下に取る。
第13回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題97 気について誤っている記述はどれか。
- 衛気は水穀の精気のことをいう。
- 真気は温煦作用を持つ。
- 宗気は胸中に集まる。
- 営気は血とともに脈中を流れる。
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1.衛気は水穀の精気のことをいう。
問題98 陰陽関係で、陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる法則はどれか。
- 陰陽可分
- 陰陽転化
- 陰陽消長
- 陰陽互根
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2.陰陽転化
問題99 経脈における五行の関係について誤っている記述はどれか。
- 腎経の母経は肺経である。
- 膀胱経の子経は胆経である。
- 肺経の相剋の経は脾経である。
- 心経の相生の経は肝経である。
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3.肺経の相剋の経は脾経である。
問題100 肺の臓について正しいのはどれか。
- 第3胸椎に付く。
- 口唇に開竅する。
- 作強の官である。
- 統血を主る。
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1.第3胸椎に付く。
問題101 五声と五音との組合せで正しいのはどれか。
- 呼 ─── 羽
- 言 ─── 角
- 歌 ─── 徴
- 哭 ─── 商
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4.哭 ─── 商
問題102 昇清を主るのはどれか。
- 肝
- 心
- 脾
- 肺
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3.脾
問題103 三焦について正しいのはどれか。
- 第12胸椎に付着する。
- 伝導の官である。
- 納気を主る。
- 気血津液を調整する。
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4.気血津液を調整する。
問題104 五心煩熱がみられるのはどれか。
- 気虚
- 陽虚
- 血虚
- 陰虚
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4.陰虚
問題105 経絡病証で背骨のこわばり、頭痛の症状を呈するのはどれか。
- 督脈
- 任脈
- 衝脈
- 帯脈
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1.督脈
問題106 六部定位脈診において左関上で診る臓腑はどれか。
- 肝と胆
- 心包と三焦
- 肺と大腸
- 牌と胃
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1.肝と胆
問題107 六経病証で病邪が最後に達するのはどれか。
- 太陰経
- 厥陰経
- 陽明経
- 少陽経
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2.厥陰経
問題108 次の文で示す経絡病証はどれか。「咳が出て胸苦しく、胸に熱感があり息切れし、手掌がほてる。」
- 心経
- 脾経
- 肺経
- 腎経
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3.肺経
問題109 鍼治療の補瀉で正しい記述はどれか。
- 抜鍼後に鍼孔を押さえるのは瀉である。
- 経絡の流注方向に沿って刺入するのは補である。
- 太い鍼を用いるのは補である。
- 呼気に刺入し、吸気に抜鍼するのは瀉である。
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2.経絡の流注方向に沿って刺入するのは補である。
問題110 鍼を用いる古代刺法はどれか。
- 焠刺
- 傍鍼刺
- 絡刺
- 大瀉刺
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4.大瀉刺
問題111 古代刺法で毛刺が含まれるのはどれか。
- 十二刺
- 九刺
- 五刺
- 三刺
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2.九刺
第14回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題95 五行色体の組合せで正しいのはどれか。
- 青 ─── 舌
- 秋 ─── 思
- 甘 ─── 骨髄
- 暑 ─── 徴
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4.暑 ─── 徴
問題96 臓腑とその付着部で正しい組合せはどれか。
- 胃 ─── 第9胸椎
- 肝 ─── 第10胸椎
- 脾 ─── 第11胸椎
- 胆 ─── 第12胸椎
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3.脾 ─── 第11胸椎
問題97 小腸について誤っているのはどれか。
- 受盛の官である。
- 闌門で大腸に連なる。
- 清濁を分ける。
- 中焦に属する。
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4.中焦に属する。
問題98 心について正しいのはどれか。
- 決断を主る。
- 君主の官である。
- 営を蔵する。
- 四肢を主る。
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2.君主の官である。
問題99 聞診で診るのはどれか。
- 五主
- 五香
- 五味
- 五液
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2.五香
問題100 舌診で舌尖部に配当されるのはどれか.答えを見る
- 脾
- 肝
- 心
- 腎
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3.心
問題101 外邪で動きが遅く停滞する性質をもつのはどれか。
- 燥邪
- 湿邪
- 熱邪
- 風邪
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2.湿邪
問題102 胃熱による症状はどれか。
- 梅核気
- 心下痞
- 消穀善飢
- 五更泄瀉
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3.消穀善飢
問題103 四肢のふるえとめまいとが共にみられる病証はどれか。
- 肝血虚
- 脾血虚
- 肺陰虚
- 腎陽虚
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1.肝血虚
問題104 半衣半裏証でみられないのはどれか。
- 往来寒熱
- 胸脇苦満
- 悪風
- 口が苦い
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3.悪風
問題105 次の分で示す経絡病証はどれか。「腰が痛み、季肋部が張って苦しく、顔色は青黒い。」
- 小腸経
- 脾経
- 肝経
- 三焦経
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3.肝経
問題106 五臓とその症状との組合せで誤っているのはどれか。
- 肝 ─── 汗をよくかく。
- 脾 ─── 肌肉がやせる。
- 肺 ─── 体臭が生臭い。
- 心 ─── 顔色が赤い。
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1.肝 ─── 汗をよくかく。
問題107 三陰三陽六病位と体幹の部位との組合せで誤っているのはどれか。
- 厥陰 ─── 側面の裏
- 太陽 ─── 背面の表
- 陽明 ─── 腹面の表
- 太陰 ─── 背面の裏
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4.太陰 ─── 背面の裏
問題108 十二刺で筋痺の治療に用いる刺法はどれか。
- 賛刺
- 揚刺
- 報刺
- 恢刺
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4.恢刺
問題109 五刺について正しい組合せはどれか。
- 輸刺 ─── 骨
- 関刺 ─── 血脈
- 豹文刺 ─── 肌肉
- 合谷刺 ─── 筋
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1.輸刺 ─── 骨
第15回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 五臓と五役との組合せで正しいのはどれか。
- 腎 ─── 声
- 肺 ─── 色
- 肝 ─── 味
- 心 ─── 臭
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4.心 ─── 臭
問題93 五臓と五労との組合せで誤っているのはどれか。
- 肺 ─── 久しく臥す
- 肝 ─── 久しく視る
- 脾 ─── 久しく坐す
- 腎 ─── 久しく立つ
解答はこちらをタップ
2.肝 ─── 久しく視る
問題94 血について誤っているのはどれか。
- 肝に貯蔵される。
- 営気とともに脈中をめぐる。
- 心によって推動される。
- 脾が各器官に配分する。
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4.脾が各器官に配分する。
問題95 臓腑について誤っている組合せはどれか。
- 腎 ─── 二陰に開竅する。
- 胆 ─── 作強の官である。
- 胃 ─── 腐熟を主る。
- 肺 ─── 水道を主る。
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2.胆 ─── 作強の官である。
問題96 飲食物の伝化・排泄に直接関与しないのはどれか。
- 胆
- 小腸
- 三焦
- 胃
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1.胆
問題97 三焦について誤っているのはどれか。
- 皮膚に潤いを与える。
- 体温を調節する。
- 体液を心へ運搬する。
- 衛気を全身にめぐらせる。
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3.体液を心へ運搬する。
問題98 経絡について誤っている記述はどれか。
- 経絡は経脈、絡脈、孫脈で構成される。
- 経脈は奇経八脈、十二経別をも含んでいる。
- 十二経脈は三陰三陽に分類される。
- 奇形八脈は表裏関係を有する。
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4.奇形八脈は表裏関係を有する。
問題99 臓腑と病因との組合せで誤っているのはどれか。
- 肝 ─── 扇風機をかけたまま眠った。
- 心 ─── 炎天下で農作業をした。
- 脾 ─── 受験のためにイライラした。
- 腎 ─── 不審者に追いかけられた。
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3.脾 ─── 受験のためにイライラした。
問題100 陽虚の症状で適切でないのはどれか.
- 小便不利
- 四肢厥冷
- 自汗
- 畏寒
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1.小便不利
問題101 肺の病証にみられないのはどれか。
- 無汗
- 湿疹
- 梅核気
- 短気
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3.梅核気
問題102 次の文で示す臓腑の病証はどれか。「食後の腹脹、下痢、腹鳴がある。」
- 胆
- 膀胱
- 小腸
- 三焦
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3.小腸
問題103 六経病証について正しい組合せはどれか。
- 少陽経病 ─── 陰嚢が縮む。
- 太陰経病 ─── 咽頭が渇く。
- 少陰経病 ─── 難聴が起こる。
- 厥陰経病 ─── 腰背が強ばる。
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2.太陰経病 ─── 咽頭が渇く。
問題104 古代刺法で兪募配穴に発展したのはどれか。
- 偶刺
- 揚刺
- 報刺
- 傍鍼刺
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1.偶刺
問題105 九変に応じる刺法について誤っている組合せはどれか。
- 毛刺 ─── 皮膚に浮痹があるとき
- 分刺 ─── 肌肉に邪気があるとき
- 遠道刺 ─── 病が上部にあるとき
- 輸刺 ─── 深部に熱があるとき
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4.輸刺 ─── 深部に熱があるとき
第16回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 東洋医学の考え方で誤っているのはどれか。
- 随証療法
- 心身二元論
- 整体観
- 天人合一説
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2.心身二元論
問題93 五行色体の組合せで誤っているのはどれか。
- 涕───五香
- 立───五労
- 辛───五味
- 徴───五音
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1.涕───五香
問題94 衛気について誤っているのはどれか。
- 腠理を開闔する。
- 脈外をめぐる。
- 分肉を温める。
- 陰性の気である。
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4.陰性の気である。
問題95 腹痛、喜按、畏寒、四肢の冷えがみられる脾の病証はどれか。
- 脾陽虚
- 脾陰虚
- 脾気虚
- 脾胃湿熱
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1.脾陽虚
問題96 呼吸に関与しているのはどれか。
- 肝
- 腎
- 脾
- 心
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2.腎
問題97 鼻に開竅する臓の作用で正しいのはどれか。
- 清濁を分ける。
- 納気を主る。
- 治節を主る。
- 昇清を主る。
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3.治節を主る。
問題98顔面と舌の五臓配当で正しい組合せはどれか。
- オトガイ───舌根
- 鼻───舌尖
- 左の頬───舌中
- 右の頬───舌辺
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1.オトガイ───舌根
問題99 次の文で示す病証から最も考えられる邪気はどれか。「冷たいビールを飲み、そのままクーラーの効いた部屋で寝て、下痢をした。」
- 寒邪
- 燥邪
- 風邪
- 湿邪
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1.寒邪
問題100 虚証にみられないのはどれか。
- 酸痛
- 黄苔
- 盗汗
- 喜温
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2.黄苔
問題101 五臓の病証で誤っている組合せはどれか。
- 心───譫語
- 脾───脱肛
- 肺───陽萎
- 腎───五更泄瀉
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3.肺───陽萎
問題102 次の文で示す経脈病証はどれか。「口が苦い、缺盆の部分と腋下が腫れ、膝の外側が痛む。」
- 腎経
- 胃経
- 脾経
- 胆経
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4.胆経
問題103 次の文で示す奇経八脈病証はどれか。「腹がはり、腰は弛緩して、力が入らず、水の中に座っているような無力と寒気を覚える。」
- 督脈
- 任脈
- 衝脈
- 帯脈
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4.帯脈
問題104 古代九鍼で按圧するのはどれか。
- 員利鍼
- 長鍼
- 員鍼
- 大鍼
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3.員鍼
問題105 十二刺のうち、患部に一鍼、その傍に一鍼ずつ刺す刺法はどれか。
- 恢刺
- 揚刺
- 報刺
- 斉刺
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4.斉刺
第17回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 陰陽の分類について正しい組合せはどれか。
- 血 ─── 陽
- 営 ─── 陰
- 津 ─── 陰
- 腹 ─── 陽
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2.営 ─── 陰
問題93 臓腑とその生理作用について正しい組合せはどれか。
- 肺 ─── 治節を主る。
- 心包 ─── 血を蔵す。
- 胆 ─── 清濁を分別する。
- 胃 ─── 糟粕を伝化する。
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1.肺 ─── 治節を主る。
問題94 五行色体に基づく肝の症状で誤っている記述はどれか。
- 顔色が青い。
- 涙がよく出る。
- うなり声が出る。
- 爪が変形する。
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3.うなり声が出る。
問題95 奇恒の腑に属するのはどれか。
- 骨
- 筋
- 肉
- 皮
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1.骨
問題96 寒邪の特徴でないのはどれか。
- 収斂作用をもつ。
- 気血を阻滞する。
- 遊走性をもつ。
- 陰性の外邪である。
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3.遊走性をもつ。
問題97 病邪と損傷する対象との組合せで正しいのはどれか。
- 燥邪 ─── 血
- 火邪 ─── 気
- 湿邪 ─── 津液
- 風邪 ─── 営気
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2.火邪 ─── 気
問題98 熱証にみられないのはどれか。
- 鼾声
- 月経先期
- 小便自利
- 口渇
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3.小便自利
問題99 四肢の冷え、胸痛、畏寒を示す病証はどれか。
- 肝陰虚
- 腎陰虚
- 心陽虚
- 脾陽虚
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3.心陽虚
問題100 胸苦しさと手掌のほてりを呈する経脈病証の所見で適切でないのはどれか。
- 頭痛
- 咽の渇き
- 腋の腫れ
- 前腕の痛み
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1.頭痛
問題101 八裏の脈はどれか。
- 伏脈
- 代脈
- 緊脈
- 短脈
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1.伏脈
問題102 右肩関節痛に対して左肩に刺鍼する刺法はどれか。
- 遠道刺
- 絡刺
- 毛刺
- 巨刺
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4.巨刺
問題103 難経六十九難に基づく腎虚証の治療穴の部位はどれか。
- 太谿の上方3寸でアキレス腱の前
- 神門の上方1寸5分で尺側手根屈筋腱の橈側
- 膝窩横紋の内端で半腱様筋腱と半膜様筋腱の間
- 太淵の上方1寸で橈骨動脈の拍動部
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4.太淵の上方1寸で橈骨動脈の拍動部
問題104 最も考えられる脈状はどれか。
- 濡脈
- 弦脈
- 濇脈
- 結脈
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2.弦脈
問題105 本病証に用いる鍼の補瀉法で適切なのはどれか。
- 細い鍼を用いる。
- 経穴をよく按じてから刺入する。
- 呼気に刺入し、吸気に抜鍼する。
- 抜鍼後、鍼孔を指で塞がない。
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4.抜鍼後、鍼孔を指で塞がない。
第18回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 五行色体の組合せで誤っているのはどれか。
- 辛 ─── 鼻
- 焦 ─── 咳
- 歌 ─── 宮
- 液 ─── 唾
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2.焦 ─── 咳
問題93 肺の生理作用で誤っているのはどれか。
- 気を主る。
- 宣発を主る。
- 納気を主る。
- 皮毛を主る。
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3.納気を主る。
問題94 外邪とその性質との組合せで誤っているのはどれか。
- 湿邪 ─── 脾胃を犯しやすい。
- 寒邪 ─── 内風を生じる。
- 暑邪 ─── 気と津液を消耗する。
- 風邪 ─── 衛気を犯し、変化しやすい。
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2.寒邪 ─── 内風を生じる。
問題95 次の文で示す患者の病証として適切なのはどれか。「38歳の男性。半年前の失職以来、不安と不眠がある。起立時のめまいと軽度の動悸とを訴えている。」
- 脾陽虚証
- 肝陰虚証
- 心血虚証
- 腎気虚証
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3.心血虚証
問題96 脾の病証でみられないのはどれか。
- 軟便
- 咽喉の閉塞感
- 崩漏
- 全身倦怠感
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2.咽喉の閉塞感
問題97 喉の腫れ、鼻出血および下の歯の痛みを呈する経脈病証はどれか。
- 大腸経
- 膀胱経
- 三焦経
- 胆経
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1.大腸経
問題98 腎経の経脈病証の所見として適切でないのはどれか。
- 立ちくらみ
- 足底のほてり
- 季肋部のつかえ
- 血痰
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3.季肋部のつかえ
問題99 「おくび」について正しい記述はどれか。
- 肺気が鼻に上衝して起こる。
- 胃気の上逆によって起こる。
- 労倦で起こる。
- 宿食で起こる。
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2.胃気の上逆によって起こる。
4.宿食で起こる。
問題100 痛みの性質と病証との組合せで誤っているのはどれか。
- 酸痛 ─── 虚証
- 重痛 ─── 湿証
- 刺痛 ─── 血
- 隠痛 ─── 気滞
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4.隠痛 ─── 気滞
問題101 季節と脈状との組合せで正しいのはどれか。
- 春 ─── 緩脈
- 夏 ─── 洪脈
- 秋 ─── 石脈
- 冬 ─── 毛脈
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2.夏 ─── 洪脈
問題102 目のかすみ、めまい、脇部の隠痛および手足のふるえを呈する病証で最も考えられる舌質はどれか。
- 淡白舌
- 淡紅舌
- 紅舌
- 紫舌
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1.淡白舌
問題103 十二刺に含まれないのはどれか。
- 浮刺
- 直鍼刺
- 賛刺
- 大瀉刺
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4.大瀉刺
問題104 瀉法はどれか。
- 艾炷に風を送って燃やす。
- 灰の上から施灸する。
- 前揉捏してから刺鍼する。
- 抜鍼後、鍼孔を閉じる。
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1.艾炷に風を送って燃やす。
問題105 補瀉迎随による経穴刺鍼で瀉法となるのはどれか。
- 尺沢へは手関節の方向に向けて刺す。
- 陽谿へは肘関節の方向に向けて刺す。
- 委中へは足関節の方向に向けて刺す。
- 陰谷へは足関節の方向に向けて刺す。
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4.陰谷へは足関節の方向に向けて刺す。
第19回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 「陰が不足すれば陽が優勢となり、陽が不足すれば陰が優勢となる」を表現するのはどれか。
- 陰陽互根
- 陰陽消長
- 陰陽転化
- 陰陽制約
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2.陰陽消長
問題93 次の組合わせのう各々が属する五行が相剋関係にあるのはどれか。
- 唾-涙
- 坐-臥
- 魄-魂
- 握-憂
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3.魄-魂
問題94 脾虚の症状はどれか。
- 陽萎
- 軟便下痢
- 咳嗽
- 目のかすみ
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2.軟便下痢
問題95 次の文で示す経脈病証はどれか。「顔面の麻痺、下腿前面外側と足背の痛み。」
- 大腸経
- 胃経
- 胆経
- 肝経
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2.胃経
問題96 次で示す経絡病証はどれか。「耳鳴りがして音が聞こえにくい。目尻から頬にかけて痛み、発汗を呈する。」
- 小腸経
- 胆経
- 三焦経
- 腎経
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3.三焦経
問題97 「55歳の女性。皮下出血しやすく、皮膚はかさつき、腹が脹る。月経時に血塊を伴う。」最も考えられる病証はどれか。
- 水滞
- 血虚
- 気逆
- 瘀血
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4.瘀血
問題98 「55歳の女性。皮下出血しやすく、皮膚はかさつき、腹が脹る。月経時に血塊を伴う。」この患者の舌証として正しいのはどれか。
- 紫舌
- 燥舌
- 胖舌
- 灰舌
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1.紫舌
問題99 津液の不足による症状はどれか。
- 小便自利
- 目眩
- 口渇
- 自汗
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3.口渇
問題100 六経病証の頭痛分類で正しい組合せはどれか。
- 頭頂部-厥陰経頭痛
- 前頭部-太陽経頭痛
- 後頭部-少陽経頭痛
- 側頭部-陽明経頭痛
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1.頭頂部-厥陰経頭痛
問題101 所見と病証との組合せで正しいのはどれか。
- 口淡-脾気虚証
- 口苦-脾陽虚証
- 厭食-胃寒証
- 消穀善飢-脾気虚証
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1.口淡-脾気虚証
問題102 八綱病証で実証はどれか。
- 疼痛部を押すと痛みが増強する。
- 長期間微熱が続いている。
- 小便の回数が多い。
- 鈍痛が持続している。
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1.疼痛部を押すと痛みが増強する。
問題103 施灸で補法はどれか。
- 取穴数を多くする。
- 間を置かず施灸する。
- 艾烓を強く押しつけて置く。
- 艾烓の底面を小さくする。
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4.艾烓の底面を小さくする。
問題104 六部定位脈診で左手尺中の沈が虚している場合、難経六十九難に基づく配穴で適切な組合わせはどれか。
- 中衝-大敦
- 尺沢-陰谷
- 陰谷-曲泉
- 経渠-復溜
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4.経渠-復溜
問題105 迎随の補瀉で補法はどれか。
- 孔最に肘関節に向けて刺す。
- 地機に足関節に向けて刺す。
- 三陽絡に手関節に向けて刺す。
- 陰市に膝関節に向けて刺す。
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4.陰市に膝関節に向けて刺す。
第20回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
- 焦-臊
- 面-唇
- 憂-噦
- 汗-涕
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4.汗-涕
問題93 津液について正しい記述はどれか。
- 津液は腎と膀胱で生成される。
- 津液の代謝機構を三焦気化という。
- 津液は経脈を通じて全身に流れる。
- 津液が停滞する病理変化を津傷という。
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2.津液の代謝機構を三焦気化という。
問題94 所見と病証との組合せで正しいのはどれか。
- 隠痛-陰実証
- 潮熱-陽実証
- 盗汗-陰虚証
- 拒按-陽虚証
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3.盗汗-陰虚証
問題95 五志に含まれないのはどれか。
- 悲
- 恐
- 怒
- 喜
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1.悲
問題96 食滞について誤っている記述はどれか。
- 食を嫌う。
- 呑酸がある。
- 大便に酸臭がある。
- 消渇が起こる。
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4.消渇が起こる。
問題97 次の文で示す経脈病証に用いる経穴について適切なのはどれか。「舌の根元の痛み、腹部膨満感、下痢、全身倦怠感、下肢内側の痛み。」
- 太渓
- 衝陽
- 太白
- 侠渓
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3.太白
問題98 一定の時刻に発熱する特徴をもつのはどれか。
- 壮熱
- 潮熱
- 但熱不寒
- 往来寒熱
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2.潮熱
問題99 次の文で示す患者について、下記の問いに答えよ。「45歳の男性。首や肩のこりが強く、寝汗をよくかき熟睡できない。便が硬く排便しづらい。」この患者の舌の所見と脈状との組合せで正しいのはどれか。
- 気虚証
- 血虚証
- 陽虚証
- 陰虚証
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4.陰虚証
問題100 次の文で示す患者について、下記の問いに答えよ。「45歳の男性。首や肩のこりが強く、寝汗をよくかき熟睡できない。便が硬く排便しづらい。」この患者の舌の所見と脈状との組合せで正しいのはどれか。
- 胖舌-結脈
- 痩舌-滑脈
- 紅舌-細脈
- 淡舌-弦脈
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3.紅舌-細脈
問題101 季肋部で診る腹証はどれか。
- 心下痞鞭
- 胸脇苦満
- 裏急
- 小腹急結
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2.胸脇苦満
問題102 次の文で示す患者について、下記の問いに答えよ。「頭痛、首と肩がこる、手足の関節が痛む、厚着をしても寒い、微熱、薄白苔、緊脈。」最も考えられる病証はどれか。
- 表熱
- 裏熱
- 表寒
- 裏寒
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3.表寒
問題103 次の文で示す患者について、下記の問いに答えよ。「頭痛、首と肩がこる、手足の関節が痛む、厚着をしても寒い、微熱、薄白苔、緊脈。」この患者の症状として正しいのはどれか。
- 口渇
- 食欲不振
- 無汗
- 泄瀉
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3.無汗
問題104 九変に応ずる刺法で筋痺のときに圧痛点へ刺すのはどれか。
- 焠刺
- 絡刺
- 輸刺
- 経刺
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1.焠刺
問題105 難経六十九難の法則で脾虚証に補法を行う経穴はどれか。
- 至陰
- 大都
- 復溜
- 曲泉
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2.大都
第21回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 五行と五香との組合せで正しいのはどれか。
- 木-臊
- 火-香
- 土-腥
- 金-腐
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1.木-臊
問題93 血を脈外に漏らさないようにするのはどれか。
- 推動作用
- 温煦作用
- 気化作用
- 固摂作用
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4.固摂作用
問題94 生体の活力として働く気の類に含まれるのはどれか。
- 血
- 精
- 魂
- 体
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2.精
問題95 五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。
- 肝-皮毛
- 心-筋
- 脾-肌肉
- 肺-血脈
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3.脾-肌肉
問題96 脾の生理機能はどれか。
- 精を蔵す。
- 運化を主る。
- 目に開竅する。
- 液は汗である。
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2.運化を主る。
問題97 胆と表裏関係にある臓の生理作用はどれか。
- 血を蔵す。
- 気を主る。
- 腐熟を主る。
- 水を主る。
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1.血を蔵す。
問題98 外邪で遊走性の痛みを起こすのはどれか。
- 風邪
- 湿邪
- 火邪
- 燥邪
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1.風邪
問題99 胃気の上逆でみられるのはどれか。
- 喘
- 鼾
- 欠
- 吃逆
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4.吃逆
問題100 気が逆行して起こる病の総称はどれか。
- 積聚
- 痺
- 厥
- 疝
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3.厥
問題101 腎精の不足が最も疑われるのはどれか。
- 息切れ
- 不妊
- 目のかすみ
- 食欲不振
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2.不妊
問題102 肺の病証でみられるのはどれか。
- 暑くなくても汗が出る。
- 臓腑が下垂する。
- 腹痛のない下痢が起こる。
- よくため息がでる。
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1.暑くなくても汗が出る。
問題103 陰虚による舌質の色はどれか。
- 淡白舌
- 淡紅舌
- 紅舌
- 紫舌
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3.紅舌
問題104 だるい痛みはどれか。
- 刺痛
- 隠痛
- 脹痛
- 酸痛
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4.酸痛
問題105 虚証でみられるのはどれか。
- 緊脈
- 滑脈
- 細脈
- 洪脈
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3.細脈
第22回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題92 血の説明で正しいのはどれか。
- 衛気と共に脈中を流れる。
- 生成に営気が関与する。
- 量は脾が調節する。
- 温煦作用により循環する。
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2.生成に営気が関与する。
問題93 臓腑とその作用との組合せで正しいのはどれか。
- 肝-納気を主る。
- 大腸-清濁を分別する。
- 脾-昇清を主る。
- 膀胱-糟粕を伝化する。
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3.脾-昇清を主る。
問題94 中焦の生理機能と関係の深いのはどれか。
- 脾
- 肺
- 腎
- 肝
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1.脾
問題95 奇恒の腑はどれか。
- 胃
- 肝
- 脾
- 胆
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4.胆
問題96 外邪の特徴で正しいのはどれか。
- 暑邪は肺を傷る。
- 湿邪は身体下部を侵す。
- 燥邪は体表を侵す。
- 風邪は津液を消耗する。
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2.湿邪は身体下部を侵す。
問題97 運行が失調すると鼓脹を認めるのはどれか。
- 営気
- 衛気
- 血
- 津液
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4.津液
問題98 肝陽の上亢によるのはどれか。
- 胖大舌
- 吃逆
- 顔面紅潮
- 小腹急結
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3.顔面紅潮
問題99 心気虚、心陽虚に共通する症状はどれか。
- 無汗
- 心悸
- 回転性めまい
- 四肢の冷え
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2.心悸
問題100 統血作用の失調でみられるのはどれか。
- 秘結
- 崩漏
- 陽萎
- 帯下
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2.崩漏
問題101 痺証で重だるい痛みはどれか。
- 行痺
- 痛痺
- 着痺
- 熱痺
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3.着痺
問題102 次の文で示す経脈病証はどれか。「首が腫れ、後ろを振り返ることができない。難聴があり、上肢後面内側が痛む。」
- 手の太陽小腸経
- 手の陽明大腸経
- 手の太陰肺経
- 手の少陰心経
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1.手の太陽小腸経
問題103 心・心包の病証で多くみられるのはどれか。
- 裏急
- 胸脇苦満
- 心下痞鞭
- 小腹急結
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3.心下痞鞭
問題104 難経六十九難の治療法則で肝虚証の治療穴はどれか。
- 曲泉
- 大敦
- 太衝
- 中封
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1.曲泉
問題105 迎随の補瀉で補法はどれか。
- 太淵穴では肘関節に向けて刺す。
- 外関穴では手関節に向けて刺す。
- 足臨泣では足関節に向けて刺す。
- 三陰交穴では膝関節に向けて刺す。
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4.三陰交穴では膝関節に向けて刺す。
第23回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題89 生体リズムに関する陰陽学説で最も適切なのはどれか。
- 陰陽消長
- 陰陽対立
- 陰陽制約
- 陰陽互根
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1.陰陽消長
問題90 後天の精から得られた水穀の悍気はどれか。
- 胃気
- 営気
- 衛気
- 宗気
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3.衛気
問題91 臓腑の働きと五華の組合せで正しいのはどれか。
- 精を蔵する-爪
- 神を蔵する-毛
- 血を蔵する-面色
- 営を蔵する-唇
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4.営を蔵する-唇
問題92 元気の説明で正しいのはどれか。
- 血とともに脈中を行く。
- 清気とも言う。
- 夜間に人体の陰の部を二十五周する。
- 先天の精が変化生成したものである。
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4.先天の精が変化生成したものである。
問題93 経脈で表裏関係にある組合せはどれか
- 太陰経-陽明経
- 厥陰経-太陽経
- 少陰経-陽明経
- 少陽経-少陰経
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1.太陰経-陽明経
問題94 外邪で収斂作用をもち、皮毛を収縮させるのはどれか。
- 風邪
- 湿邪
- 寒邪
- 暑邪
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3.寒邪
問題95 嘈雑がみられる病証はどれか。
- 胃の虚熱
- 食滞
- 胃の実熱
- 脾胃の湿熱
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1.胃の虚熱
3.胃の実熱
問題96 六経弁証の少陽病証でみられるのはどれか。
- 悪風
- 口苦
- 下痢
- 高熱
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2.口苦
問題97 上肢がひきつり、手掌のほてりがある。胸苦しく、精神的に不安定である。経脈病証はどれか。
- 肺経
- 心経
- 心包経
- 三焦経
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3.心包経
問題98 16歳の男子。試験前になると食欲不振、腹部膨満感が起こる。腹鳴や腹痛を伴う下痢を頻発する。患者の病証で適切なのはどれか。
- 脾胃の湿熱
- 肝腎の陰虚
- 脾腎の陽虚
- 肝脾の不調
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4.肝脾の不調
問題99 「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」最も適切な病証はどれか。
- 気滞
- 陽虚
- 陰虚
- 湿熱
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4.湿熱
問題100 「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。
- 濇脈
- 滑脈
- 結脈
- 細脈
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2.滑脈
問題101 「顔色が黒ずむ、呼吸が苦しく咳がでる、立ちくらみ、食欲がない、寝ることを好んで起きたがらない。」難経六十九難の治療法則を考慮して施術を行う場合、最も適切な経穴はどれか。
- 太渓
- 大都
- 曲泉
- 経渠
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4.経渠
第24回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題89 陰陽学説で同じ属性の組合せはどれか。
- 内部-上部
- 奇数-老年
- 左側-衛気
- 静止-急性
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3.左側-衛気
問題90 五行色体の組合せで正しいのはどれか。
- 唾-呻
- 香-鼻
- 辛-思
- 爪-神
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1.唾-呻
問題91 肺に作用して発声・呼吸を推動するのはどれか。
- 営気
- 衛気
- 宗気
- 元気
解答はこちらをタップ
3.宗気
問題92 五神の志を蔵すのはどれか。
- 脾
- 肺
- 腎
- 肝
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3.腎
問題93 外邪とその特徴の組合せで正しいのはどれか。
- 火邪-動血
- 風邪-収斂
- 湿邪-遊走性
- 寒邪-粘滞性
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1.火邪-動血
問題94 次の文で示す症状の病因はどれか。「2日前から喉が痛む。鼻がつまり、頭が痛く、顔がむくむ。」
- 風邪
- 湿邪
- 暑邪
- 燥邪
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1.風邪
問題95 腎陽虚証の症状はどれか。
- 煩熱
- 浮腫
- 不眠
- 口渇
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2.浮腫
問題96 病証と症状の組合せで正しいのはどれか。
- 肝血虚-目の充血
- 脾気虚-内臓下垂
- 心陽虚-盗汗
- 肺陰虚-壮熱
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2.脾気虚-内臓下垂
問題97 次の文で示す経脈の病証はどれか。「48歳の女性。発汗、喉の腫れがあり、耳が聞こえにくく、耳鳴りが続く。」
- 足の陽明経
- 手の太陽経
- 足の少陰経
- 手の少陽経
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4.手の少陽経
問題98 陰虚にみられる舌苔はどれか。
- 厚苔
- 潤苔
- 膩苔
- 少苔
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4.少苔
問題99 次の文で示す患者の腹診所見はどれか。「75歳の女性。半年前から膝に力が入らない。姿勢は前かがみで、1回の尿量が少なく、足がむくむ。」
- 胸脇苦満
- 虚里の動
- 少(小)腹急結
- 小腹不仁
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4.小腹不仁
問題100 次の文で示す症状に対し、難経六十九難に基づく適切な治療穴はどれか。「食欲がなく、腹部膨満感、下痢があり、手足に無力感がある。」
- 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部。
- 手掌、第5中手指節関節の近位端と同じ高さ、第4・第5中手骨間
- 前腕、橈骨下端の撓側で外側に最も突出した部位と橈骨動脈の間、手関節掌側横紋の上方1寸
- 足内側、第1中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
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2.手掌、第5中手指節関節の近位端と同じ高さ、第4・第5中手骨間
問題101 次の文で示す症状に用いる刺法はどれか。「足から膝にかけて冷えがあり、水様便が出る。」
- 短刺
- 偶刺
- 陰刺
- 報刺
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3.陰刺
第25回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題89 相剋関係にある経脈の絡穴の組合せはどれか。
- 外関-通里
- 蠡溝-大鍾
- 公孫-偏歴
- 飛揚-内関
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4.飛揚-内関
問題90.五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
- 筋-唾
- 血脈-涎
- 肌肉-涕
- 皮毛-汗
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4.皮毛-汗
問題91 三焦を通って全身に分布する気はどれか。
- 原気
- 宗気
- 営気
- 衛気
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1.原気
問題92 水の上源といわれる臓腑はどれか。
- 脾
- 肺
- 腎
- 膀胱
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2.肺
問題93 心下付近に結ぶ経筋はどれか。
- 足の三陰
- 足の三陽
- 手の三陰
- 手の三陽
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3.手の三陰
問題94 「55歳の女性。梅雨の頃より頭や体が思く、四肢がだるくなり、関節が腫れ、下痢をするようになった。」患者の症状を引き起こす六淫はどれか。
- 風邪
- 暑邪
- 湿邪
- 寒邪
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3.湿邪
問題95 五労と傷られる臓が現す症状の組合せで正しいのはどれか。
- 久視-語
- 久臥-欠
- 久坐-呑
- 久立-咳
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3.久坐-呑
問題96 経脈病証で前胸部、心下部、腋下部の圧迫感、下腿内側の腫れや痛みがみられるのはどれか。
- 陽明胃経病証
- 太陰脾経病証
- 少陽胆経病証
- 厥陰肝経病証
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2.太陰脾経病証
問題97 脈診で左手関上「浮」に配当される臓腑の募穴はどれか。
- 日月
- 関元
- 章門
- 石門
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1.日月
問題98 「43歳の男性。主訴は頭痛。めまい、目赤、胸脇苦満を伴う。最近、仕事上のストレスを抱えている。」患者の病証でみられ舌象はどれか。
- 紫舌
- 紅舌
- 青舌
- 淡白舌
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2.紅舌
問題99 難経六十九難により腎虚の補法を行う選穴部位はどれか。
- 上腕二頭筋腱外方の陥凹部、肘窩横紋上
- 手関節前面横紋上で、橈骨動脈拍動部
- 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
- 太渓の上方2寸で、アキレス腱と長指屈筋との間
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4.太渓の上方2寸で、アキレス腱と長指屈筋との間
問題100 「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が憎悪し、下腹部痛も出現する。月経血にに血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」本患者の痛みの特徴はどれか。
- 夜間に痛みが増悪する。
- だるい感じの痛みが現れる。
- 冷やすと疼痛が軽減する。
- 痛む部位が移動する。
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1.夜間に痛みが増悪する。
問題101 「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が憎悪し、下腹部痛も出現する。月経血にに血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。
- 浮いていて細軟の脈
- ざらざらとして渋滞したような脈
- 弾力に富み、琴の弦を按じるような脈
- 絹糸のように細くて力があり、按じて左右に移る脈
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2.ざらざらとして渋滞したような脈
第26回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題89 五行色体で相生関係にある組合せはどれか。
- 鈎-毛
- 蔵-生
- 志-神
- 語-呑
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2.蔵-生
問題90 「胸中の灼熱様の痛み、激しい口渇、空腹だが飲食ができない、四肢厥冷、嘔吐、下痢。」傷寒論の六経病証はどれか。
- 陽明病
- 太陽病
- 少陰病
- 厥陰病
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4.厥陰病
問題91 「心煩、心下痛、舌の強ばり、舌痛、鼠径部や膝の腫痛や冷え。」経脈病証はどれか。
- 手の少陰経
- 足の太陰経
- 手の陽明経
- 足の太陽経
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2.足の太陰経
問題92 下肢と体幹の両側の陰陽を調節し、下肢の陰経と陽経の協調に関与するのはどれか。
- 陽蹻脈
- 陽維脈
- 帯脈
- 督脈
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1.陽蹻脈
問題93 すべての絡脈に瘀血があるときに用いるのはどれか。
- 鳩尾
- 長強
- 大包
- 蠡溝
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3.大包
問題94 体重節痛を起こした場合、治療部位として適切なのはどれか。
- 前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方
- 第4・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部
- 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
- 第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
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4.第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
問題95 「40歳の女性。昨日、外出後、頭痛、鼻づまり、咽喉部の痒み、眼瞼および顔面の浮腫が発生した。顔面麻痺様の症状もある。」患者の症状を引き起こす六淫で最も適切なのはどれか。
- 寒邪
- 風邪
- 湿邪
- 暑邪
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2.風邪
問題96 「最近、息切れと無力感があり動くと汗が出る。顔色は蒼白く、不眠、舌質は淡嫩。脈は細弱。」患者の病証はどれか。
- 気虚血瘀
- 気血両虚
- 気滞血瘀
- 気不摂血
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2.気血両虚
問題97 病証と病因の組合せで正しいのはどれか。
- 肝胆湿熱-肝血虚が胆火に波及したもの
- 心火亢盛-心陰が亢進したもの
- 脾胃湿熱-湿が脾胃に長く影響し化熱したもの
- 腎陰虚-腎気虚が進行し気の温煦作用が低下したもの
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3.脾胃湿熱-湿が脾胃に長く影響し化熱したもの
問題98 足の太陽膀胱経の病証はどれか。
- 前胸部・腹部・鼠径部の痛み、顔面の麻痺
- 前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常
- 側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色のくすみ
- 腰部・大腿・下腿内側の痛み、顔色の黒ずみ
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2.前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常
問題99 「52歳の男性。主訴は腰痛。不眠や手足のほてりを伴う。仕事の疲れがたまると眩暈や盗汗が起こる。」患者の病証でみられる脈診所見はどれか。
- 滑脈
- 弦脈
- 細脈
- 緊脈
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3.細脈
問題100 六部定位に配当される脈診部位と絡穴部位の組合せで正しいのはどれか。
- 右寸口-尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋の上方1寸
- 左関上-長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上方1寸5分
- 右関上-前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸
- 左尺中-長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方2寸
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3.右関上-前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸
問題101 肘関節に向けて刺入すると補法になる経穴の部位はどれか。
- 尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸
- 長掌筋腱と撓側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方5寸
- 肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方2寸
- 肘後外側、上腕骨外側上顆の上縁、外側顆上稜の前縁
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1.尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸
第27回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題89 気について正しいのはどれか。
- 宗気は臍下丹田に集まる。
- 原気は津液を血に変化させる。
- 衛気は臓腑を温める。
- 営気は呼吸を推動する。
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3.衛気は臓腑を温める。
問題90 五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
- 酸-鹹
- 面色-毛
- 汗-涎
- 久坐-久臥
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2.面色-毛
問題91 「関節がだるく痛み,頭が重くなる。」の症状を引き起こす病邪の特徴はどれか。
- 粘滞性
- 昇散性
- 開泄性
- 収引性
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1.粘滞性
問題92 臓腑と生理作用の組合せで正しいのはどれか。
- 小腸-受納
- 胃-降濁
- 大腸-化物
- 胆-腐熟
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2.胃-降濁
問題93 胆経の病でみられるのはどれか。
- 嘆息
- 喘息
- 噴嚏
- 吃逆
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1.嘆息
問題94 気血を化生する臓はどれか。
- 肝
- 心
- 脾
- 腎
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3.脾
問題95 「45歳の女性。主訴は膝痛。10日前に転倒して膝を打撲した。現在も膝内側が腫れて痛み、夜間も痛む。」患者の病証で最もみられる脈状はどれか。
- 滑脈
- 洪脈
- 濡脈
- 濇脈
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4.濇脈
問題96 経脈病証で「顔がすすけて黒く、腰が痛く、陰嚢が腫れて痛み、小便が出ない。」のはどれか。
- 足の厥陰経脈病証
- 足の少陰経脈病証
- 足の少陽経脈病証
- 足の太陽経脈病証
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1.足の厥陰経脈病証
問題97 舌診で気陰両虚の所見はどれか。
- 舌体が腫れて大きい。
- 舌苔が剥落している。
- 舌の色が青紫色である。
- 舌下静脈の怒張がある。
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2.舌苔が剥落している。
問題98 六部定位脈診で左手尺中の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴の部位はどれか。
- 足の第1指、末節骨外側、爪甲角の近位外方1分
- 足内側、第1中足指節関節内側の近位陥凹部、赤白肉際
- 膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上
- 下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸
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4.下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸
問題99 大腸の病変に用いる下合穴はどれか。
- 陽陵泉
- 足三里
- 上巨虚
- 委陽
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3.上巨虚
問題100 心火亢盛証でみられないのはどれか。
- 口渇
- 不眠
- 舌尖紅
- 結脈
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4.結脈
問題101 「27歳の女性。月経過多に悩む。食欲不振で大便溏薄、臍部に力がなく、四肢が冷える。面色萎黄。」患者の治療方針で最も適切なのはどれか。
- 胃熱を除く。
- 腎精を補う。
- 痰湿を除く。
- 脾気を補う。
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4.脾気を補う。
第28回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題89 「34歳の男性。1週間前に上司から販売業績が悪いことを責められた。やる気がでない。声に力がなく、食欲もない。」患者の病因で最も適切なのはどれか。
- 飲食不節
- 労倦
- 湿邪
- 怒
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2.労倦
問題90 五行色体における五脈と五病の組合せで正しいのはどれか。
- 弦-呑
- 代-咳
- 毛-語
- 石-欠
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4.石-欠
問題91 脈中を行き、血をめぐらすのはどれか。
- 原気
- 宗気
- 営気
- 衛気
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3.営気
問題92 六腑に属する奇恒の腑が、剋する腑の生理作用はどれか。
- 貯尿を主る。
- 受納を主る。
- 決断を主る。
- 昇清を主る。
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2.受納を主る。
問題93 五臓と生理作用の組合せで正しいのはどれか。
- 肝一封蔵
- 心一蔵血
- 腎一治節
- 脾一昇清
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4.脾一昇清
問題94 急にめまい、けいれんを起こすのはどれか。
- 内風
- 内寒
- 内湿
- 内燥
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1.内風
問題95 五労で正しいのはどれか。
- 久しく視ると血を傷る。
- 久しく歩くと肉を傷る。
- 久しく坐ると気を傷る。
- 久しく立つと筋を傷る。
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1.久しく視ると血を傷る。
問題96 「36歳の男性。主訴は咳嗽。水様の鼻汁を伴い、息切れ、倦怠感も訴える。脈は弱。」最もみられる汗の状態はどれか。
- 自汗
- 盗汗
- 大汗
- 絶汗
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1.自汗
問題97 経脈病証で「顔がくすみ、皮膚がかさかさして艶がない。口が苦く、よくため息をつく。痛みで寝返りが打てない。」のはどれか。
- 手の太陰経病証
- 手の太陽経病証
- 足の少陽経病証
- 足の厥陰経病証
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3.足の少陽経病証
問題98 虚証で最もみられるのはどれか。
- 脱肛
- 拒按
- 滑脈
- 口苦
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1.脱肛
問題99 「54歳の女性。主訴は肩こり。2週間前に感冒にかかり咳が強く出た。現在も透明な鼻汁が出て痰が多い。」患者の病証で最もみられる舌所見はどれか。
- 膩苔
- 燥苔
- 黄苔
- 剥落苔
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1.膩苔
問題100 難経六十九難の治療法則で原穴を選穴するのはどれか。
- 肝虚証
- 脾虚証
- 肺虚証
- 腎虚証
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3.肺虚証
問題101 痺証と十二刺の組合せで正しいのはどれか。
- 筋痺一恢刺
- 心痺一陰刺
- 寒痺一輸刺
- 骨痺一直鍼刺
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1.筋痺一恢刺
第29回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題91 陰陽の属性が同じ組合せはどれか。
- 温-西
- 遅-凸
- 魄-腹
- 左-偶数
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3.魄-腹
問題92 陽中の陰の臓が剋する臓の生理作用はどれか。
- 疏泄を主る。
- 血を主る。
- 運化を主る。
- 水を主る。
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1.疏泄を主る。
問題93 陰虚にみられる舌苔はどれか。
- 厚苔
- 潤苔
- 膩苔
- 少苔
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4.少苔
問題94 胸中に集まる気について正しいのはどれか。
- 発育を促す。
- 発声に関わる。
- 発汗を調整する。
- 栄養分をもつ。
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2.発声に関わる。
問題95 津液の停滞による症状はどれか。
- 盗汗
- 口渇
- しびれ
- 下痢
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4.下痢
問題96 決断を主る臓腑と表裏関係にある臓腑の生理作用はどれか。
- 気を主る。
- 血流量を調節する。
- 全身の陽気を主る。
- 水分代謝を調節する。
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2.血流量を調節する。
問題97 五臓とそれが蔵すものの組合せで正しいのはどれか。
- 肝-精
- 心-血
- 脾-営
- 腎-魂
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3.脾-営
問題98 三陰三陽病と症状の組合せで正しいのはどれか。
- 少陰病-臥床を好む
- 太陰病-便秘
- 少陽病-項のこわばり
- 陽明病-めまい
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1.少陰病-臥床を好む
問題99 次の文で示す症状を引き起こす六淫の性質に含まれるのはどれか。「梅雨の時期から体が重く下肢がむくみ、下痢をするようになった。」
- 遊走性
- 昇散性
- 粘滞性
- 収引性
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3.粘滞性
問題100 五労で正しいのはどれか。
- 久しく臥すは脾を傷る。
- 久しく視るは心を傷る。
- 久しく行くは腎を傷る。
- 久しく坐すは肺を傷る。
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2.久しく視るは心を傷る。
問題101 病証において虚実挟雑証でないのはどれか。
- 風熱犯肺
- 心腎不交
- 脾虚湿盛
- 肝陽上亢
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1.風熱犯肺
問題102 次の文で示す経脈の病証はどれか。「48歳の女性。発汗、目尻から頬の痛みがあり、耳鳴りが続き耳が聞こえにくい。」
- 足の陽明経
- 手の太陽経
- 足の少陰経
- 手の少陽経
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4.手の少陽経
問題103 次の文で示す患者の病証で最もみられる症状はどれか。「42歳の女性。主訴は月経周期の乱れ。子どもの面倒をみながらの在宅勤務でイライラすることが多い。」
- 太息
- 呵欠
- 短気
- 噴嚔
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1.太息
問題104 経脈病証で咽喉の症状がみられないのはどれか。
- 手の陽明経脈
- 手の太陽経脈
- 足の陽明経脈
- 足の太陽経脈
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4.足の太陽経脈
問題105 六部定位脈診で右手関上の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴はどれか。
- 中渚
- 商丘
- 労宮
- 曲泉
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3.労宮
問題106 腰殿部外側と大腿外側の脹痛に対して、侠渓を取穴した治療の法則はどれか。
- 局所取穴
- 循経取穴
- 分刺による取穴
- 難経六十九難の取穴
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2.循経取穴
第30回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題91 陰陽の関係で「寒い日には活動して冷えすぎないようにする」のはどれか。
- 陰陽互根
- 陰陽消長
- 陰陽制約
- 陰陽転化
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3.陰陽制約
問題92 血瘀の症状はどれか。
- 筋けいれん
- 顔面蒼白
- 視力減退
- 色素沈着
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4.色素沈着
問題93 気血を化生する臓が剋する臓について正しいのはどれか。
- 血を主る。
- 魂を蔵する。
- 発汗を調節する。
- 耳に開竅する。
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4.耳に開竅する。
問題94 全身の陽気を主る臓腑と表裏関係にある臓腑の生理作用はどれか。
- 受盛
- 治節
- 降濁
- 納気
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1.受盛
問題95 外邪とその特徴の組合せで正しいのはどれか。
- 風邪-動血
- 暑邪-昇散
- 湿邪-凝滞
- 寒邪-重濁
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2.暑邪-昇散
問題96 気機を上昇させる特性をもつ五志に損傷されやすい臓の症状はどれか。
- 目のかすみ
- 不整脈
- 皮膚の乾燥
- 歯のぐらつき
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1.目のかすみ
問題97 陽経の気血を調節するのはどれか。
- 督脈
- 任脈
- 衝脈
- 帯脈
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1.督脈
問題98 次の文で示す患者の病因で最も適切なのはどれか。「28歳の女性。年末年始に接客が多忙だった。その後、徐々に気力がなくなり、疲れやすく、接客がつらい。」
- 思
- 寒邪
- 労倦
- 飲食不節
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3.労倦
問題99 次の文で示す患者の病証の病理で正しいのはどれか。「82歳の男性。半年前に誤嚥性肺炎で1か月間入院した。退院後から腰の痛み、耳鳴り、手足のほてりが出現し寝汗をかくようになった。」
- 疏泄の失調
- 運化の失調
- 肝火の上炎
- 腎陰の不足
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4.腎陰の不足
問題100 経脈病証で「前頸部が腫れ、口がゆがみ口すぼめができず、うつ傾向にある」のはどれか。
- 手の太陰経病証
- 手の少陰経病証
- 足の陽明経病証
- 足の少陽経病証
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3.足の陽明経病証
問題101 経脈病証で難聴が起こるのはどれか。
- 足の少陰経
- 手の太陽経
- 足の厥陰経
- 手の陽明経
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2.手の太陽経
問題102 次の文で示す患者の病証で最もみられる脈状はどれか。「43歳の男性。主訴は便秘。1週間前に風邪を引き、その後、口渇が強くなり発汗も多くなった。午後3時から5時くらいまで体温が高くなる。」
- 濡脈
- 弦脈
- 洪脈
- 緩脈
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3.洪脈
問題103 次の文で示す病証の治療原則で最も適切なのはどれか。「慢性の眩暈と頭痛、目の充血、のぼせ、腰がだるく力が入らない。脈は弦細数を認める。」
- 瀉実
- 急則治標
- 補虚瀉実
- 因地制宜
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3.補虚瀉実
問題104 次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。「46歳の男性。主訴は肩こり。1年以上テレワークで外出機会が減少し、ストレスを感じている。胸肋部痛と喉のつかえ感を伴う。」
- 陰虚
- 気滞
- 湿熱
- 血虚
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2.気滞
問題105 奇経八脈で血海と呼ばれるのはどれか。
- 任脈
- 衝脈
- 陰維脈
- 陰蹻脈
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2.衝脈
問題106 十二刺の偶刺に基づいた治療穴の組合せで正しいのはどれか。
- 太淵-列欠
- 太淵-肺兪
- 中府-列欠
- 中府-肺兪
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4.中府-肺兪
第31回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題91 五行色体における五臓と五労の組合せで誤っているのはどれか。
- 肝-久視
- 脾-久坐
- 肺-久臥
- 腎-久立
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1.肝-久視
問題92 成長や生殖活動を行うもととなる基本的な物質の生理作用で最も適切なのはどれか。
- 神を維持する。
- 血脈を満たす。
- 呼吸を推動する。
- 体温を一定に保つ。
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1.神を維持する。
問題93 三焦を通って臓腑の気になるのはどれか。
- 宗気
- 衛気
- 営気
- 原気
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4.原気
問題94 条達作用をもつ臓腑と相生関係にある臓腑の作用はどれか。
- 気血の源
- 水穀の海
- 水の上源
- 陰陽の根本
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4.陰陽の根本
問題95 肺が外邪の侵襲を防ぎ、臓腑を保護することを示すのはどれか。
- 嬌臓
- 華蓋
- 粛降
- 宣発
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2.華蓋
問題96 降濁作用の補助を受けている作用はどれか。
- 伝化
- 疏泄
- 粛降
- 化物
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1.伝化
問題97 経脈病証で、喉に症状があり、外側前腕皮神経の支配領域に痛みがあるのはどれか。
- 手の少陰経
- 手の少陽経
- 手の陽明経
- 手の太陽経
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3.手の陽明経
問題98 六淫で生風を特徴とするのはどれか。
- 風邪
- 暑邪
- 燥邪
- 火邪
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4.火邪
問題99 内因において、気を緩ませる感情が過度に生じることでみられる症状はどれか。
- 失禁
- 動悸
- 食欲不振
- 声のかすれ
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2.動悸
問題100 湯液療法(和漢薬)について正しいのはどれか。
- 鉱物を用いる。
- 副作用がない。
- 証をたてる必要はない。
- 多くは単味で用いる。
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1.鉱物を用いる。
問題101 五心煩熱や盗汗がみられるのはどれか。
- 肝脾不和
- 心肝火旺
- 心脾両虚
- 心腎不交
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4.心腎不交
問題102 次の文で示す症例の経脈病証はどれか。「65 歳の男性。 2週間前から腰痛で、前かがみや仰向けができない。最近は下腹部が痛み、季肋部が腫れ、喉が渇き、下痢をする。」
- 足の太陰経
- 足の厥陰経
- 足の陽明経
- 足の少陽経
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2.足の厥陰経
問題103 汗と脈状の組合せで正しいのはどれか。
- 無汗-濇脈
- 戦汗-結脈
- 大汗-滑脈
- 手足心汗-細脈
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4.手足心汗-細脈
問題104 次の文で示す症例の腹診所見はどれか。「44歳の女性。主訴は頭痛。半年前に転職し、上司との人間関係がうまくいかず気が滅入る。頭部に刺すような痛みがあり、顔のシミが目立つようになってきた。」
- 腹裏拘急
- 心下痞硬
- 小腹不仁
- 少腹急結
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4.少腹急結
問題105 六部定位脈診で左手関上の沈の部が実している場合、難経六十九難に基づく治療穴はどれか。
- 少府
- 経渠
- 陰谷
- 陽輔
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1.少府
問題106 次の文で示す病証の病理で正しいのはどれか。「48 歳の男性。 3 か月前に新型コロナウイルス感染症で 30 日間入院した。退院後も乾いた咳嗽が続き、粘稠性で黄色の痰が少量出る。また手足がほてり、頰が紅い。」
- 肺気の不足
- 風寒の侵襲
- 陰液の損傷
- 痰湿の停留
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3.陰液の損傷
第32回鍼灸師国家試験 東洋医学概論
問題 91 未病の概念について適切なのはどれか。
- 人体と自然は相応している。
- 心と体は一体である。
- 人体は有機体として機能する。
- 健康と疾病は連続している。
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4. 健康と疾病は連続している。
問題 92 狭義の神の働きでないのはどれか。
- 思惟活動の維持
- 精神活動の制御
- 生命活動の維持
- 外界刺激に対する情動反応
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3.生命活動の維持
問題 93 本虚標実証に含まれるのはどれか。
- 肝鬱気滞
- 肝陽上亢
- 肝火犯肺
- 心肝火旺
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2. 肝陽上亢
問題 94 衝脈・任脈・督脈のすべてと密接な関係にある奇恒の腑の機能はどれか。
- 月経を主る。
- 肢体を支える。
- 情報を伝達する。
- 生命活動を主宰する。
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1. 月経を主る。
問題 95 経絡の概要について正しいのはどれか。
- 経脈の循行は上焦から起こる。
- 経別は別行する正経である。
- 奇経は表裏関係をもつ。
- 絡脈が集まったものを浮絡という。
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2. 経別は別行する正経である。
問題 96 顔の望診で色を判断できない場合に用いる皮膚の部位はどれか。
- 腹部
- 前腕前面部
- 背部
- 下腿後面部
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2. 前腕前面部
問題 97 陰器(生殖器)に集まる経筋はどれか。
- 手の三陰経筋
- 手の三陽経筋
- 足の三陰経筋
- 足の三陽経筋
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3. 足の三陰経筋
問題 98 長夏の病邪で生じやすい症状はどれか。
- けいれん
- 大量の汗
- 激しい口渇
- 下肢の浮腫
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4. 下肢の浮腫
問題 99 三毒説と関係するのはどれか。
- 疫癘
- 心労
- 打撲
- 運動不足
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3. 打撲
問題 100 五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
- 噫羽
- 収肌肉
- 麦羊
- 石色
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1. 噫羽
問題 101 次の文で示す経脈病証はどれか。「55歳の女性。3週間前に肩の上部から上肢後面が痛み始めた。1週間前から耳の後ろと目尻が痛む。汗をかきやすい。」
- 手の太陰経
- 手の少陰経
- 手の太陽経
- 手の少陽経
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4. 手の少陽経
問題 102 次の文で示す三陰三陽病証はどれか。「全身の冷え、悪寒、下痢、嗜眠を呈し、抵抗力が弱く、身体が衰弱している状態。」
- 少陽病
- 太陰病
- 少陰病
- 厥陰病
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3. 少陰病
問題 103 次の文で示す病証でみられる便秘はどれか。「34歳の女性。半年前に仕事を辞め、新しい仕事を探しつつ、夜中はテレビゲームで遊んでいることが多い。噯気が頻繁に起こり、腹部の膨満感を伴う。」
- 熱秘
- 気秘
- 虚秘
- 冷秘
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2. 気秘
問題 104 次の文で示す病証で最も適切なのはどれか。「32歳の男性。5日前に雨天の中、長時間の歩行をした。その翌日に微熱と発汗がみられた。現在は、倦怠感と食欲不振、水様便がみられる。」
- 表虚証
- 裏虚証
- 表実証
- 裏実証
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2. 裏虚証
問題 105 次の文で示す病証に対する鍼の補瀉手技で適切なのはどれか。「21歳の男性。昨日、薄着で外出したところ、今朝から悪寒と頭痛を自覚した。咳、痰はみられない。脈は浮緊を認める。」
- 刺入後、押手を揺るがせる。
- 刺入後、細かく鍼を回転させる。
- 呼気時に刺入し、吸気時に抜鍼する。
- 浅く刺入し、後に深くする。
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1. 刺入後、押手を揺るがせる。
問題 106 治法八法で停滞した病理産物を散らすのに最も適切なのはどれか。
- 汗法
- 清法
- 吐法
- 消法
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4. 消法
まとめ
皆さん正答率90%以上取れましたでしょうか。取れなかった方は教科書や参考書を同時に開き問題を解きながら暗記をできるようにしましょう。
類似問題などは落とすことはないようにしましょう。この科目は鍼灸国家試験の理解度に関わるのでしっかり学習しましょう。
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