鍼灸師国家試験灸理論のポイント
鍼灸師国家試験灸理論編です。鍼灸師国家試験の最後の科目です。灸理論は例年類似の問題が多く出題されている傾向にあります。反射など生理学で学んだ知識の応用問題も出題されるので時間に余裕がある方は生理学の教科書と見比べて学習に当てるとより理解力も増すと思います。
目標正答率は95%です。ここで点数を稼げなければ落ちてしまう方も多いと思うので最後だからと言い気を抜かないようにしましょう。頑張ってください。
第1回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 誤っているのはどれか。
- 圧受容器反射による血圧の調整は内臓-体性反射である。
- 体性感覚神経を求心路として自律神経を遠心路とする反射を体性-内臓反射という。
- 食物が胃に入った時に起こる胃の反射性弛緩は内臓-内臓反射の一例である。
- 体温調節反射には体性-内臓反射の例がみられる。
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4. 体温調節反射には体性-内臓反射の例がみられる。
問題152 誤っているのはどれか。
- 温覚も冷覚も起こさない無感温度は普通 33℃前後である。
- 温受容器は自由神経終末である。
- 温覚を伝える神経線維はAβ線維である。
- 温覚は脊髄視床路を通る。
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2. 温受容器は自由神経終末である。
問題153 有痕灸の心血管系に及ぼす影響で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 皮膚血管は一過性に拡張したのち収縮する。
- 皮膚血管は一過性に収縮したのち拡張する。
- 心臓の収縮力は減退する。
- 血圧は最初から低下する。
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3. 心臓の収縮力は減退する。
4. 血圧は最初から低下する。
問題154 灸あたりの原因はどれか。
- 患者の不用意な体動
- 粗悪な艾の使用
- 経穴以外の場所への施灸
- 刺激量の過剰
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3. 経穴以外の場所への施灸
問題155 侵害刺激となる温度は約何度以上か。
- 40℃
- 45℃
- 55℃
- 60℃
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2. 45℃
問題156 灸施術の禁忌でないのはどれか。
- 血圧が異常に高い場合
- 高熱を呈している場合
- 急性腹症の場合
- 皮膚が過敏である場合
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1. 血圧が異常に高い場合
問題157 圧発汗反射では、側臥位のとき上になる半身の発汗はどうなるか。
- 減少する。
- 増加する。
- 変化しない。
- 一定しない。
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4. 一定しない。
問題158 良質艾の条件でないのはどれか。
- 淡黄白色で線維が細く柔かい。
- 加熱曲線は漸増漸減の緩やかなカーブを描く。
- 灰分の含有量が多い。
- よく乾燥していて途中で消えない。
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3. 灰分の含有量が多い。
問題159 灸施術の補法として誤っているのはどれか。
- 点火した艾は自然に消えるのを待つ。
- 良質艾を軟かく小さくひねって施灸する。
- 燃焼した灰を1回ずつ除去して施灸する。
- 艾炷の底面を小さくして施灸する。
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3. 燃焼した灰を1回ずつ除去して施灸する。
問題160 施灸の火傷による局所反応として誤っているのはどれか。
- 血管拡張性物質の遊離
- 血管透過性の亢進
- 内因性発痛物質の遊離
- 浸潤白血球の減少
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3. 内因性発痛物質の遊離
第2回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 良質艾の主成分はヨモギのどの部分か。
- 花
- 茎
- 葉脈
- 毛茸
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4. 毛茸
問題152 灸療法への関与が小さいと考えられる感覚受容器はどれか。
- 温覚受容器
- 圧受容器
- ポリモーダル受容器
- 痛覚受容器
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2. 圧受容器
問題153 皮膚の温覚について誤っている記述はどれか。
- 順応が起こりやすい。
- 環境の温度に影響される。
- 温点は痛点より多い。
- 求心性線維はC線維である。
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3. 温点は痛点より多い。
4. 求心性線維はC線維である。
問題154 内因性オピオイドに含まれないのはどれか。
- エンケファリン
- βエンドルフィン
- サブスタンスP
- ダイノルフィン
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3. サブスタンスP
問題155 ヘッド帯の出現に関係する反射はどれか。
- 内臓-運動反射
- 内臓-知覚反射
- 内臓-自律神経反射
- 内臓-内臓反射
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2. 内臓-知覚反射
問題156 温度受容器はどれか。
- 自由神経終末
- メルケル盤
- パチニ小体
- マイスナー小体
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1. 自由神経終末
問題157 次の文で示す状況は火傷の第何度か。「施灸時に紅斑と腫脹とがわずかに見られ、疼痛を訴えたが痕跡を残さず治癒した。」
- 第 4 度
- 第 3 度
- 第 2 度
- 第 1 度
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4. 第 1 度
問題158 イボに施灸し組織を破壊する灸法はどれか。
- 透熱灸
- 打膿灸
- 焦灼灸
- 棒灸
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3. 焦灼灸
問題159 弛緩性便秘に対する施灸の目的とする作用はどれか。
- 誘導作用
- 防衛作用
- 興奮作用
- 消炎作用
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3. 興奮作用
問題160 灸痕化膿の予防として適切でない記述はどれか。
- 正しく同一点に施灸する。
- なるべく壮数を多くする。
- 消毒は不必要である。
- 灸痕を掻破しないよう注意する。
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3. 消毒は不必要である。
第3回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 良質艾の要件でないのはどれか。
- 手触りがよい。
- 線維が細い。
- 点火しやすい。
- 灰分が多い。
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4. 灰分が多い。
問題152 艾を使用しない灸法はどれか。
- うるし灸
- にんにく灸
- 塩灸
- しょうが灸
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1. うるし灸
問題153 施灸の火傷により局所で産生される物質はどれか。
- エピネフリン
- ヒスタミン
- エンドルフィン
- サイロキシン
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2. ヒスタミン
問題154 温熱感覚を伝える求心性線維はどれか。
- Ia線維
- Ib線維
- Ⅱ群線維
- IV群線維
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4. IV群線維
問題155 関連痛に関与しないのはどれか。
- 内臓性求心路
- 体性求心路
- 脊髄前角細胞
- 脊髄後角細胞
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3. 脊髄前角細胞
問題156 透熱灸の局所に起こる反応として適切でないのはどれか。
- 発痛物質の産生
- 血管の拡張
- 血管透過性の亢進
- 白血球遊走因子の減少
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4. 白血球遊走因子の減少
問題157 透熱灸を避けるべき部位はどれか。
- 頭頂部
- 前頸部
- 下腹部
- 殿部
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2. 前頸部
問題158 灸あたりの症状として起こりにくいのはどれか。
- 倦怠感
- 食欲不振
- のぼせ
- 下痢
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4. 下痢
問題159 灸の補法はどれか。
- 一壮ごとに灰を除く。
- 艾炷を硬くする。
- 艾炷を小さくする。
- 速く燃焼させる。
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3. 艾炷を小さくする。
問題160 知熱灸はどれに含まれるか。
- 透熱灸
- 焦灼灸
- 隔物灸
- 温灸
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4. 温灸
第4回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 施灸後に水疱を残す程度の火傷はどれか。
- 第 1 度
- 第 2 度
- 第 3 度
- 第 4 度
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2. 第 2 度
問題152 灸療法に用いる線香の材料はどれか。
- クリ
- マツ
- ヒノキ
- タブ
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4. タブ
問題153 灸頭鍼について誤っている記述はどれか。
- 温熱刺激と機械刺激とが加わる。
- 温熱刺激は主として輻射による。
- 温熱刺激は主として鍼体を伝導する。
- 艾炷は指頭大のものを用いる。
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3. 温熱刺激は主として鍼体を伝導する。
問題154 艾の燃焼時の芳香物質はどれか。
- 葉緑素
- 毛茸
- アルコール
- チネオール
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4. チネオール
問題155 温灸に反応する受容器はどれか。
- 自由神経終末
- パチニ小体
- マイスナー小体
- ルフィニ終末
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1. 自由神経終末
問題156 施灸による火傷の反応として適切でないものはどれか。
- 血管拡張物質の遊離
- 内因性発痛物質
- 侵害受容器の興奮性の減弱
- 幼若白血球の増加
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3. 侵害受容器の興奮性の減弱
問題157 半米粒大の艾炷を用いる灸法はどれか。
- 打膿灸
- 透熱灸
- 隔物灸
- 温灸
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2. 透熱灸
問題158 学説と創始者との組合せで正しいのはどれか。
- サイバネティックスの学説 ― セリエ
- ホメオスターシスの学説 ― キャノン
- ストレス学説 ― ベルナール
- 過剰刺激症候群の学説 ― ウイナー
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2. ホメオスターシスの学説 ― キャノン
問題159 棒灸による温熱刺激の伝導速度はどれか。
- 1〜15m/sec
- 20〜40m/sec
- 50〜80m/sec
- 90〜100m/sec
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1. 1〜15m/sec
問題160 透熱灸の感覚を伝える神経線維はどれか。
- AβとB
- AγとC
- AδとC
- BとC
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3. AδとC
第5回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 誤っている記述はどれか。
- にんにく灸は隔物灸である。
- 知熱灸は無痕灸である。
- 透熱灸は有痕灸である。
- うるし灸は温灸である。
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4. うるし灸は温灸である。
問題152 艾について正しい記述はどれか。
- 腺毛は揮発性の精油を含む。
- チネオールは線維様物質である。
- 毛茸は良質艾には含まれない。
- 腺毛は葉の表にある。
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1. 腺毛は揮発性の精油を含む。
問題153 灸法と疾患との組み合わせで適切なのはどれか。
- 温灸 ― ひょう疽
- 透熱灸 ― 神経痛
- 焦灼灸 ― 面疔
- 打膿灸 ― うおのめ
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2. 透熱灸 ― 神経痛
問題154 棒灸について正しい記述はどれか。
- 化学的刺激として作用する。
- 火傷に伴う組織損傷が起こる。
- 受容器は自由神経終末である。
- 求心性神経はAα線維である。
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3. 受容器は自由神経終末である。
問題155 灸法で皮膚面温度が最も低いのはどれか。
- 焦灼灸
- 知熱灸
- 透熱灸
- 打膿灸
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2. 知熱灸
問題156 熱により組織の破壊が起こり始める皮膚温はどれか。
- 30℃
- 40℃
- 50℃
- 60℃
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3. 50℃
問題157 施灸により最初に起こる現象はどれか。
- 内因性発痛物質の産生
- 血液凝固時間の短縮
- 白血球の増加
- C線維の興奮
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4. C線維の興奮
問題158 施灸部の血管拡張に関与するのはどれか。
- 伸張反射
- 立毛反射
- 逃避反射
- 軸索反射
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4. 軸索反射
問題159 ヘッド帯の出現に関与する反射はどれか。
- 内臓-知覚反射
- 内臓-運動反射
- 内臓-栄養反射
- 内臓-自律神経反射
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1. 内臓-知覚反射
問題160 ストレスに対する生体反応の指標で適切な物質はどれか。
- 尿素
- クレアチニン
- コルチコイド
- ウロビリノゲン
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3. コルチコイド
第6回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 散艾について正しい記述はどれか。
- 切艾とも呼ばれる。
- 施灸時にひねって用いる。
- 和紙で包んだものを用いる。
- 良質なものは腺毛の割合が少ない。
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2.施灸時にひねって用いる。
問題152 隔物灸に通常用いる艾の特徴はどれか。
- 線維が細かい。
- 燃焼時の熱量が大きい。
- 湿気が多い。
- 手触りが良く柔らかい。
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2.燃焼時の熱量が大きい。
問題153灸 あたりが発生しやすい灸はどれか。
- 打膿灸
- みそ灸
- 知熱灸
- 紅灸
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1.打膿灸
問題154 施灸部の化膿予防の方法で誤っている記述はどれか。
- 同一点に施灸する
- 艾を硬くひねる
- 艾炷を大きくする
- 消毒を行う
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3.艾炷を大きくする
問題155 灸施術の補法で正しい記述はどれか。
- 艾を硬くひねる。
- 燃焼した灰を一回ずつ除去する。
- 艾炷(がいしゅ)の底面を広くする。
- 送風せず燃焼させる。
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4.送風せず燃焼させる。
問題156 灸の刺激量を考慮する要因でないのはどれか。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 喫煙
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4.喫煙
問題157 灸刺激による生体反応として正しい記述はどれか。
- 皮膚の血管が持続的に収縮する。
- 白血球数が減少する。
- 血圧が一過性に上昇する。
- γグロブリンが減少する。
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3.血圧が一過性に上昇する。
問題158 灸の熱刺激を伝える脊髄視床路が通る部位はどれか。
- 側索
- 後索
- 前角
- 側角
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1.側索
問題159 透熱灸刺激により誘発される反射はどれか。
- 伸張反射
- 体性内臓反射
- 頸動脈洞反射
- 肺迷走神経反射
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2.体性内臓反射
問題160 ストレス学説でいう交絡感作期に該当するのはどれか。
- ショック期
- 抗ショック期
- 抵抗期
- 疲憊期
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3.抵抗期
第7回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 次の文で示す灸法はどれか。「母指と示指で艾しゅを覆い、ゆっくり八分目で消火する。」
- 焦灼灸
- 打膿灸
- 知熱灸
- 透熱灸
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2.打膿灸
問題152 棒灸と灸頭鍼とに共通するのはどれか。
- 良質艾を用いる。
- 輻射熱を利用する。
- 第2度の熱傷が起こる。
- 機械的刺激が加わる。
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2.輻射熱を利用する。
問題153 灸法と避けるべき部位との組合せで正しいのはどれか。
- 焦灼灸 ─── 足部
- 打膿灸 ─── 肩甲間部
- 隔物灸 ─── 臍部
- 透熱灸 ─── 顔面部
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4.透熱灸 ─── 顔面部
問題154 艾の燃焼について正しい記述はどれか。
- 良質艾は燃焼時間が短い。
- 良質艾は燃焼温度が高い。
- 軟らかい艾柱は燃焼温度が高い。
- 送風すると燃焼時間は長くなる。
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1.良質艾は燃焼時間が短い。
問題155 焦灼灸の目的はどれか。
- 灸痕の化膿
- 血管収縮の持続
- 第1度の熱傷
- 組織の破壊
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4.組織の破壊
問題156 糖尿病態者に適した灸はどれか。
- 打膿灸
- 隔物灸
- 焦灼灸
- うるし灸
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2.隔物灸
問題157 灸あたりで起こる発熱に関与する脳の部位はどれか。
- 大脳皮質
- 大脳基底核
- 視床
- 視床下部
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4.視床下部
問題158 温度感覚について正しい記述はどれか。
- 受容器はルフィニ終末(小体)である。
- 順応しない。
- 伝導路は後索路である。
- 50℃では痛覚を伴う。
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4.50℃では痛覚を伴う。
問題159 施灸による軸索反射で正しい記述はどれか。
- 反射中枢は脊髄である。
- 近傍の血管は収縮する。
- シナプスを経由しない。
- B線維の興奮による。
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3.シナプスを経由しない。
問題160 レイリー現象で次に示す文に該当するのはどれか。「過剰刺激であればいかなる種類の刺激でも障害が起こる。」
- 非特異性
- 非恒常性
- 障害の拡散
- 血管運動性の障害
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1.非特異性
第8回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 艾の品質について正しい組合せはどれか。
- 線維は細かい ─── 粗悪
- 色調は灰白色 ─── 良質
- 熱感は温和 ─── 粗悪
- 灰は少ない ─── 良質
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4.灰は少ない ─── 良質
問題152 うおのめの治療に適した灸法はどれか。
- 焦灼灸
- 打膿灸
- 知熱灸
- 透熱灸
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1.焦灼灸
問題153 灸施術の刺激量について誤っている記述はどれか。
- 艾柱は大きいほど強刺激である。
- 壮数は多いほど強刺激である。
- ひねりは軟らかいほど強刺激である。
- 有痕灸は無痕灸より強刺激である。
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3.ひねりは軟らかいほど強刺激である。
問題154 患者への灸の刺激量を決める要因でないのはどれか。
- 施術部位
- 体格
- 飲酒の経験
- 灸治療の経験
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3.飲酒の経験
問題155 施灸直後から増加する血液成分はどれか。
- 白血球
- 赤血球
- コレステロール
- アルブミン
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1.白血球
問題156 灸刺激が下垂体一副腎皮質系に影響を及ほした場合に変化するのはどれか。
- インスリン
- アドレナリン
- カルシトニン
- ACTH
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4.ACTH
問題157 有痕灸の施灸局所で起こらない現象はどれか。
- タンパク質の変性
- ブラジキニンの産生
- 血管透過性の充進
- 内因性鎮痛物質の産生
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4.内因性鎮痛物質の産生
問題158 エアポケット現象と関連の深いのはどれか。
- 良導点
- 圧診点
- 撮診点
- 丘疹点
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2.圧診点
問題159 内因性オピオイドに属さないのはどれか。
- エンドルフィン
- ノルアドレナリン
- ダイノルフィン
- エンケファリン
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2.ノルアドレナリン
問題160 生体のフィードバック機構を説明した学説はどれか。
- サイバネティックス
- 汎適応症候群
- 条件反射
- 過剰刺激症候群
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1.サイバネティックス
第9回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 灸法でともに灸痕を残さないのはどれか。
- 温灸と焦灼灸
- 灸頭鍼と弘法の灸
- 生姜灸と棒灸
- 知熱灸と透熱灸
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3.生姜灸と棒灸
問題152 打膿灸について誤っているのはどれか。
- 灸あたりを起こしやすい。
- 指頭大の艾しゅを用いる。
- 高齢の虚弱者に適する。
- 背腰部に施灸する。
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3.高齢の虚弱者に適する。
問題153 艾の燃焼時間が長くなるのはどれか。
- 送風する。
- 硬くひねる。
- 艾しゅを小さくする。
- 良質の艾を使用する。
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2.硬くひねる。
問題154 温熱刺激を与えない灸法はどれか。
- ビワの葉灸
- 紅灸
- 生姜灸
- ニンニク灸
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2.紅灸
問題155 有痕灸施灸時の注意事項で適切でないのはどれか。
- 正しく同一点に施灸する。
- 施灸部を消毒する。
- 拍動部には強刺激を与える。
- 刺激過多を防ぐ。
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3.拍動部には強刺激を与える。
問題156 灸施術の防衛作用に関係するとされているのはどれか。
- 網内系
- 脳幹網様体賦活系
- 大脳辺緑系
- 下行性抑制系
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1.網内系
問題157 灸刺激の作用で正しいのはどれか。
- 白血球数の増加
- 赤血球数の減少
- 血液凝固時間の延長
- 血小板数の減少
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1.白血球数の増加
問題158 透熱灸による熱痛覚を伝える神経線維はどれか。
- Aα線維
- Aβ線維
- B線維
- C線維
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4.C線維
問題159 内因性オピオイドとナロキソンとが結合する受容体はどれか。
- ヒスタミン受容体
- モルヒネ受容体
- ドーパミン受容体
- セロトニン受容体
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2.モルヒネ受容体
問題160 施灸局所で産生されないのはどれか。
- キニン類
- ヒスタミン
- プロスタグランジン
- 糖質コルチコイド
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4.糖質コルチコイド
第10回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 毛茸について正しい記述はどれか。
- 緑色の毛である。
- 良質艾は毛茸が少ない。
- 艾の夾雑物の一つである。
- ヨモギの葉の裏面に密生する。
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4.ヨモギの葉の裏面に密生する。
問題152 小切艾の大きさに相当するのはどれか。
- 糸状大
- 米粒大
- えんどう大
- 母指頭大
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2.米粒大
問題153 隔物灸はどれか。
- 油灸
- 塩灸
- うるし灸
- 紅灸
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2.塩灸
問題154 温熱刺激を受ける体表面積が最も狭い灸法はどれか。
- 棒灸
- 透熱灸
- 塩灸
- 打膿灸
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2.透熱灸
問題155 次のうち使用する艾の質が他と異なるのはどれか。
- 打膿灸
- 透熱灸
- 焦灼灸
- 隔物灸
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2.透熱灸
4.隔物灸
問題156 灸施術で瀉法になるのはどれか。
- 風を送って燃焼させる。
- 灰の上に施灸する。
- 軟らかくひねる。
- 壮数を少なくする。
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1.風を送って燃焼させる。
問題157 米粒大の艾柱の連続施灸で最初に出現する局所の変化はどれか。
- 発赤
- 水疱
- 痂皮
- 潰瘍
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1.発赤
問題158 打膿灸による炎症の発生に関与しないのはどれか。
- ブラジキニン
- ヒスタミン
- プロスタグランジン
- β−リポトロピン
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4.β−リポトロピン
問題159 施灸による体性−内臓反射の遠心路を構成する神経線維で正しいのはどれか。
- C線維
- Aδ線維
- Aβ線維
- Aα線維
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1.C線維
問題160 過剰刺激を受けてレイリー現象を起こす神経系はどれか。
- 運動神経
- 感覚神経
- 交感神経
- 副交感神経
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3.交感神経
第11回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 隔物灸に比較的粗悪な艾を用いる理由として正しいのはどれか。
- ひねりやすい。
- 手触りが良い。
- 芳香がある。
- 燃焼温度が高い。
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4.燃焼温度が高い。
問題152 転調作用を目的に灸治療を行う疾患はどれか。
- 肋間神経痛
- 気管支喘息
- ベル麻痺
- 肩関節周囲炎
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2.気管支喘息
問題153 施灸部位の化膿予防を患者に指導する必要がある施灸法はどれか。
- 透熱灸
- 知熱灸
- 打膿灸
- ニンニク灸
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1.透熱灸
問題154 灸あたりの一般的症状でないのはどれか。
- 頭重
- 胸痛
- 全身倦怠感
- 発熱
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2.胸痛
問題155 虚弱者に対する灸施術で適切でないのはどれか。
- 小さい艾柱を使う。
- 壮数を少なくする。
- ひねりを硬くする。
- 無痕灸を使う。
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3.ひねりを硬くする。
問題156 灸施術における患者の皮膚消毒で適切でないのはどれか。
- ラビング法で擦り込む。
- 遠心性に渦巻き状に拭く。
- 消毒用エタノールを用いる。
- 施術前後に行う。
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1.ラビング法で擦り込む。
問題157 施灸局所の血行促進に関与するのはどれか。
- γ-アミノ酪酸
- サブスタンスP
- アンジオテンシンII
- ノルアドレナリン
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2.サブスタンスP
問題158 施灸による体性-自律神経反射で交感神経活動の亢進反応でないのはどれか。
- 皮脂の分泌亢進
- 皮膚血管の収縮
- 立毛筋の収縮
- 心拍数の減少
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4.心拍数の減少
問題159 熱刺激による副腎のカテコールアミン分泌に関与するのはどれか。
- 骨盤神経
- 交感神経
- ACTH
- 糖質コルチコイド
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2.交感神経
問題160 ストレス学説に関する記述で誤っているのはどれか。
- ACTHの分泌が増加する。
- 汎適応症候群の学説である。
- 胃潰瘍の治癒を促進する。
- 胸腺やリンパ器官は萎縮する。
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3.胃潰瘍の治癒を促進する。
第12回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 輻射熱で温熱刺激を与えるのはどれか。
- 透熱灸
- 棒灸
- 打膿灸
- 紅灸
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2.棒灸
問題152 焦灼灸について正しいのはどれか。
- 裏内庭の施灸に用いる。
- 第2度熱傷である。
- 単純性疣贅に用いる。
- 輻射熱を応用する。
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3.単純性疣贅に用いる。
問題153 小切艾を用いる灸法はどれか。
- 打膿灸
- 透熱灸
- 生姜灸
- 塩灸
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2.透熱灸
問題154 ビワの葉灸について正しいのはどれか。
- ビワの葉の繊維成分を艾様にして使用する。
- ビワの葉を温めて皮膚に当てる。
- ビワの葉のエキスを塗る。
- ビワの葉を皮膚に置き、その上に棒灸を押しつける。
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4.ビワの葉を皮膚に置き、その上に棒灸を押しつける。
問題155 膝蓋跳動がみられる変形性膝関節症に対する灸施術の目的はどれか。
- 転調作用
- 誘導作用
- 防衛作用
- 興奮作用
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2.誘導作用
問題156 灸痕部が治りにくく化膿に注意するのはどれか。
- 痛風
- 高脂血症
- 糖尿病
- 肥満
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3.糖尿病
問題157 施灸部位の細胞破壊に伴ってアラキドン酸から産生されるのはどれか。
- プロスタグランジン
- ヒスタミン
- セロトニン
- ブラジキニン
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2.ヒスタミン
問題158 透熱灸で施灸局所辺縁にみられないのはどれか。
- リンパ管の閉塞
- 血管透過性の亢進
- 疼痛
- 皮膚の紅斑
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1.リンパ管の閉塞
問題159 体幹部への灸刺激による交感神経α受容体を介する反応はどれか。
- 気管支平滑筋の弛緩
- 皮膚血管の拡張
- 胃の蠕動運動抑制
- 心拍数の増加
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3.胃の蠕動運動抑制
問題160 健康増進を目的とした灸施術の反応で適切でないのはどれか。
- 交感神経-副腎髄質系の反応
- 下垂体-副腎皮質系の反応
- 免疫系の賦活
- レイリー現象
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4.レイリー現象
第13回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 良質艾の条件で適切でないのはどれか。
- ヨモギの香りが強い。
- 淡黄白色を呈する。
- 灰分が少ない。
- 線維が細い。
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1.ヨモギの香りが強い。
問題152 艾を直接皮膚上に置き、燃焼させる無痕灸はどれか。
- 温筒灸
- 焦灼灸
- 知熱灸
- 紅灸
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3.知熱灸
問題153 熱刺激に伴い経皮的に薬理効果が期待できる灸術はどれか。
- ニンニク灸
- 棒灸
- ウルシ灸
- 塩灸
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1.ニンニク灸
問題154 米粒大の透熱灸が適切なのはどれか。
- ベル麻痺の患部
- 皮膚の炎症部
- 便秘を訴える妊婦の腹部
- 坐骨神経痛の圧痛部
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4.坐骨神経痛の圧痛部
問題155 施灸による水疱はどれか。
- 変質性炎
- 滲出性炎
- 増殖性炎
- 特異性炎
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2.滲出性炎
問題156 施灸部の化膿を防止する方法で誤っているのはどれか。
- 同一点に施灸する。
- 艾を小さくする。
- 水疱を破る。
- 施灸後に消毒を行う。
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3.水疱を破る。
問題157 施灸による紅斑形成に最も関連の強い神経線経はどれか。
- Aβ
- A∂
- B
- C
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4.C
問題158 痛みの悪循環を改善する施灸の目的として適切でないのはどれか。
- 組織血流量の増加
- 軸索反射の出現
- 発痛物質の排除
- 交感神経の興奮
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4.交感神経の興奮
問題159 透熱灸によって誘発される反射はどれか。
- 体性自律反射
- 圧反射
- 伸張反射
- へ−リング・ブロイエル反射
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1.体性自律反射
問題160 内外各種の刺激に対して交感神経がすばやく反応するという説はどれか。
- ストレス学説
- 過剰刺激症候群の学説
- サイバネティックスの学説
- ホメオスタシスの学説
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2.過剰刺激症候群の学説
第14回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 透熱灸について誤っている記述はどれか。
- 夾雑物が少ないモグサを用いる。
- 円錐形の艾炷を作る。
- モグサを直接皮膚上で燃焼させる。
- 患者が熱さを感じたところで取り去る。
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4.患者が熱さを感じたところで取り去る。
問題152 間接灸用のモグサの品質として適切なのはどれか。
- 繊維が細かい。
- 燃焼時の温度が高い。
- 淡黄白色である。
- 燃焼時の煙の量が少ない。
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2.燃焼時の温度が高い。
問題153 温熱作用と共にモグサの燃焼で生じるタール成分(脂)の作用がみられる灸法はどれか。
- 墨灸
- ショウガ灸
- 焦灼灸
- 知熱灸
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3.焦灼灸
問題154 灸術の種類で正しい組合せはどれか。
- 棒灸 ─── 温灸
- ウルシ灸 ─── 隔物灸
- 八分灸 ─── 透熱灸
- 糸状灸 ─── 知熱灸
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1.棒灸 ─── 温灸
問題155 灸治療の有害事象と応急処置との組合せで適切なのはどれか。
- 発熱 ─── 腹部への多壮灸
- 灸痕化膿 ─── 逆性石けんによる洗浄
- 全身倦怠感 ─── 安静臥床
- のぼせ ─── 頸部の保温
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3.全身倦怠感 ─── 安静臥床
問題156 灸刺激の伝導路に関与しないのはどれか。
- 視床
- 脳幹網様体
- 後索核
- C線維
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3.後索核
問題157 温覚に関する記述で正しいのはどれか。
- 温受容器は50℃付近で最も強く反応する。
- 温受容器の形態は自由神経終末である。
- ㈼群線維によって伝導される。
- 温受容器は順応しない。
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2.温受容器の形態は自由神経終末である。
問題158 透熱灸による局所炎症の発現に関与しないのはどれか。
- ブラジキニン
- プロスタグランジン
- ヒスタミン
- クレアチンリン酸
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4.クレアチンリン酸
問題159 透熱灸による血液凝固・線維素溶解系の亢進に関与しないのはどれか。
- プラスミン
- サブスタンスP
- プロトロンビン
- カルシウム
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2.サブスタンスP
問題160 灸治療による微小炎症で免疫系を活性化するための抗原提示をするのはどれか.
- 樹状細胞
- サブレッサーT細胞
- B細胞
- ヘルパーT細胞
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1.樹状細胞
第15回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 線香の主原料で正しいのはどれか。
- マキの葉
- クスの根
- マツの実
- タブの樹皮
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4.タブの樹皮
問題152 組織損傷を伴う灸法はどれか。
- ニンニク灸
- 透熱灸
- 温筒灸
- 知熱灸
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2.透熱灸
問題153 灸法と刺激特性との組合せで誤っているのはどれか。
- 味噌灸 ─── 湿熱
- 棒灸 ─── 乾熱
- 紅灸 ─── 乾熱
- 生姜灸 ─── 湿熱
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3.紅灸 ─── 乾熱
問題154 灸あたりで最もみられる症状はどれか。
- 難聴
- 便秘
- 全身倦怠感
- 胸痛
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3.全身倦怠感
問題155 透熱灸でマスト細胞から放出される物質による現象はどれか。
- 血管収縮
- 血管透過性の亢進
- ポリモーダル受容器の抑制
- 心拍数減少
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2.血管透過性の亢進
問題156 熱痛覚を引き起こす閾値はどれか。
- 40 ℃
- 45 ℃
- 50 ℃
- 55 ℃
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2.45 ℃
問題157 灸刺激情報の伝達に関与しないのはどれか。
- C線維
- 脊髄後角
- 延髄オリーブ核
- 脳幹網様体
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3.延髄オリーブ核
問題158 透熱灸によって一番早く起こる現象はどれか。
- フレアー現象
- 脊髄後角細胞の興奮
- 交感神経活動の亢進
- 侵害受容器の興奮
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4.侵害受容器の興奮
問題159 胃の六ツ灸によって胃部不快感が改善する理由として適切なのはどれか。
- 内臓交感神経遠心性活動の亢進
- 上頸神経節活動の亢進
- 骨盤神経活動の亢進
- 内臓求心性神経活動の亢進
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1.内臓交感神経遠心性活動の亢進
問題160 施灸後にサイトカインを産生しないのどれか.
- 赤血球
- リンパ球
- 好中球
- マクロファージ
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1.赤血球
第16回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 艾の精製に用いる用具と用途との組合せで誤っているのはどれか。
- 裁断機───乾燥したヨモギの葉を刻む。
- 石臼───葉脈を除去する。
- 長唐箕(けんどん)───夾雑物をふるい落とす。
- 唐箕───毛茸の表面付着物を除去する。
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2.石臼───葉脈を除去する。
問題152 灸痕を残さない灸法の組合せはどれか。
- 押灸───透熱灸
- 塩灸───焦灼灸
- 紅灸───打膿灸
- ショウガ灸───知熱灸
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4.ショウガ灸───知熱灸
問題153 小児の灸治療で適切でないのはどれか。
- ちりげの灸
- 知熱灸
- 弘法の灸
- 艾条灸(棒灸)
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3.弘法の灸
問題154 きゅう師による生活習慣病に対する指導で適切でないのはどれか。
- 服薬
- 禁煙
- 食事
- 運動
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1.服薬
問題155 灸を行う部位として最も適切なのはどれか。
- 顔面部
- 臍部
- 爪甲根部
- 皮膚病の患部
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3.爪甲根部
問題156 灸あたりが起こりやすいのはどれか。
- 知熱灸
- 紅灸
- ショウガ灸
- 打膿灸
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4.打膿灸
問題157 熱痛刺激情報を二次ニューロンへ伝達するのはどれか。2つ選べ。
- グルタミン酸
- サブスタンスP
- アセチルコリン
- セロトニン
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1.グルタミン酸
2.サブスタンスP
問題158 打膿灸の施灸局所で起こらない現象はどれか。
- カプサイシンの産生
- サイトカインの産生
- 好中球の浸潤
- 蛋白質の変性
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1.カプサイシンの産生
問題159 温熱刺激の受容にかかわるのはどれか。
- メルケル盤
- 自由神経終末
- ルフィニ終末
- パチニ小体
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2.自由神経終末
問題160 ストレス蛋白質について正しいのはどれか。
- 温熱刺激で産生される。
- 神経伝達物質の一種である。
- オピオイド受容体と結合する。
- サブスタンスPの産生にかかわる。
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1.温熱刺激で産生される。
第17回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 艾の原料であるヨモギの採取時期として最も適切なのはどれか。
- 2月
- 5月
- 9月
- 11月
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2.5月
問題152 艾に関して正しい記述はどれか。
- ヨモギの葉の表面には毛茸が多い。
- 良質艾は毛茸を含まない。
- チネオール(シネオール)は線維様物質である。
- 腺毛は揮発性の精油を含む。
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4.腺毛は揮発性の精油を含む。
問題153 灸術の種類で誤っている組合せはどれか。
- 透熱灸 ─── 糸状灸
- 隔物灸 ─── 温筒灸
- 知熱灸 ─── 八分灸
- 艾を使用しない灸法 ─── 紅灸
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2.隔物灸 ─── 温筒灸
問題154 皮膚に損傷を与えないのはどれか。
- 透熱灸
- ニンニク灸
- 打膿灸
- 焦灼灸
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2.ニンニク灸
問題155 灸による瀉法はどれか。
- 燃焼後の灰を除去して施灸する。
- 艾炷の底面を小さくして施灸する。
- 良質の艾を柔らかくひねって施灸する。
- 自然消火を待つ。
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1.燃焼後の灰を除去して施灸する。
問題156 施灸部の消毒方法で適切でないのはどれか。
- 施灸前後に行う。
- ラビング法で擦り込む。
- 遠心性に渦巻き状に拭く。
- 消毒用エタノールを用いる。
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2.ラビング法で擦り込む。
問題157 施灸によるフレアー現象に関与しないのはどれか。
- CGRP
- Ⅳ群線維
- ポリモーダル受容器
- 広作動域ニューロン
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4.広作動域ニューロン
問題158 透熱灸による生体反応でないのはどれか。
- C線維の興奮
- 血管透過性の亢進
- クラウゼ小体の興奮
- マスト細胞の活性化
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3.クラウゼ小体の興奮
問題159 ホメオスタシスについて適切な記述はどれか。
- 交感神経は関与しない。
- レイリーが提唱した。
- ネガティブフィードバックにより調節される。
- 緊急反応時にはアドレナリン分泌が抑制される。
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3.ネガティブフィードバックにより調節される。
問題160 圧自律神経反射に関与しないのはどれか。
- 汗腺
- 交感神経
- 感覚神経
- 運動神経
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4.運動神経
第18回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 良質艾の精製過程で最終段階に使用する道具はどれか。
- 唐箕
- 篩
- 石臼
- 裁断機
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1.唐箕
問題152 良質艾の成分について正しい記述はどれか。
- 揮発成分が多い。
- 繊維成分が多い。
- 灰分が多い。
- 水分が多い。
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1.揮発成分が多い。
問題153 隔物灸でないのはどれか。
- 味噌灸
- ニラ灸
- 塩灸
- 紅灸
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4.紅灸
問題154 多壮灸を原則とするのはどれか。
- 焦灼灸
- 打膿灸
- 知熱灸
- ビワの葉灸
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1.焦灼灸
問題155 小児に対する灸施術で適切でないのはどれか。
- 棒灸を用いる。
- 艾を硬くひねる。
- 小さな艾炷を用いる。
- 壮数を少なくする。
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2.艾を硬くひねる。
問題156 患者の状態と灸法との組合せで適切でないのはどれか。
- 糖尿病性ニューロパチー ──── 棒灸
- 免疫抑制剤の服用 ─────── 透熱灸
- 副腎皮質ステロイドの使用 ─── 知熱灸
- 疣贅 ───────────── 焦灼灸
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3.副腎皮質ステロイドの使用 ─── 知熱灸
問題157 透熱灸による熱痛覚を伝える伝導路はどれか。
- 腹側脊髄視床路
- 後索路
- 内側毛帯路
- 外側脊髄視床路
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2.後索路
問題158 灸刺激による末梢血管収縮の機序に関与するのはどれか。
- 一酸化窒素
- サブスタンスP
- ノルアドレナリン
- 外側脊髄視床路
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4.外側脊髄視床路
問題159 透熱灸による生体反応で誤っているのはどれか。
- マスト細胞の活性化
- マクロファージ貪食能の低下
- 血液凝固時間の短縮
- 血管透過性の亢進
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4.血管透過性の亢進
問題160 サイバネティックスの学説で提唱されたのはどれか。
- 内因性鎮痛機構
- レニン・アジオテシン系
- フィードバック機構
- 交感神経─副腎皮質系
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4.交感神経─副腎皮質系
第19回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 艾について正しい記述はどれか。
- ヨモギは9-11月頃に採集する。
- 毛茸は葉の表の面に多い。
- 粗悪な艾は繊維が細かい。
- 切艾は直接灸に用いる。
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4.切艾は直接灸に用いる。
問題152 無痕灸はどれか。
- 焦灼灸
- 透熱灸
- 知熱灸
- 打膿灸
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3.知熱灸
問題153 知熱灸を行う上で熱刺激の調節に最も注意を必要とするのはどれか。
- 糖尿病
- 肩こり
- 過敏性腸症候群
- ウイルス性肝炎
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1.糖尿病
問題154 灸あたりの症状はどれか。
- 疼痛
- 麻痺
- 化膿
- 倦怠
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4.倦怠
問題155 透熱灸による熱痛覚を伝導する求心性神経はどれか。
- Ⅰa群線維
- Ⅰb群線維
- Ⅱ群線維
- Ⅳ群線維
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4.Ⅳ群線維
問題156 透熱灸刺激の脊髄内伝達に関与する物質はどれか。
- エンドルフィン
- サブスタンスP
- ノルアドレナン
- アセチルコリン
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2.サブスタンスP
問題157 透熱灸後のフレアー現象の機序となる反射はどれか。
- 伸張反射
- 軸索反射
- 逃避反射
- 立毛反射
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2.軸索反射
問題158 灸施術による局所炎症反応に関与するのはどれか。
- プロスタグランジン
- サイロキシン
- トリプシン
- ダイノルフィン
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1.プロスタグランジン
問題159 灸施術の防御作用に関係するのはどれか。
- 細網内皮系
- 脳幹網様体賦活系
- 大脳辺縁系
- 下行性抑制系
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1.細網内皮系
問題160 関連学説について正しい組み合わせはどれか。
- レイリー現象-障害部位は限局性
- 緊急反応-アドレナリン分泌
- サイバネティックス-内部環境の恒常性
- ストレス学説-副腎皮質の萎縮
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2.緊急反応-アドレナリン分泌
第20回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 艾燃焼時の特有の芳香はどれによるか。
- 葉緑素
- 毛茸
- 夾雑物
- 腺毛
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4.腺毛
問題152 灸術の種類で正しい組合せはどれか。
- 棒灸-温灸
- 紅灸-隔物灸
- 八分灸-透熱灸
- 糸状灸-知熱灸
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1.棒灸-温灸
問題153 透熱灸を避けるべき部位はどれか。
- 頭頂部
- 顔面部
- 下腹部
- 殿部
解答はこちらをタップ
2.顔面部
問題154 有痕灸を行う場合、最も注意しなければならない疾患はどれか。
- 骨粗鬆症
- 更年期障害
- 糖尿病
- 過敏性腸症候群
解答はこちらをタップ
3.糖尿病
問題155 灸痕化膿の予防法で正しいのはどれか。
- 灸痕部の痂皮を掻破しない。
- 艾烓の底面積を大きくする。
- 壮数を重ねる場合、施灸部を少しずつずらす。
- 施灸後、施術部をラビング法で消毒する。
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1.灸痕部の痂皮を掻破しない。
問題156 灸刺激の伝導路に関与するのはどれか。
- 後索核
- 延髄網様体
- 内側毛帯
- 腹側脊髄視床路
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2.延髄網様体
問題157 透熱灸刺激によって生じる局所炎症反応の際に起こるのはどれか。
- ヒスタミンの分解
- 痛覚過敏
- 虚血
- 血管透過性の低下
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2.痛覚過敏
問題158 施灸直後の反応でみられないのはどれか。
- ヒスタミン放出
- 白血球増多
- 赤血球増多
- CGRP放出
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3.赤血球増多
問題159 内因性オピオイドの特徴について正しい記述はどれか。
- 血液脳関門を通過することができる。
- βエンドルフィンは脊髄後角に多く含まれる。
- ナロキソンにより作用が増強する。
- 体内では短時間で分解される。
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4.体内では短時間で分解される。
問題160 セリエのストレス学説に関する事項はどれか。
- 条件反射
- 警告反応期
- 反応の非恒常性
- 発汗の減少
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2.警告反応期
第21回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 毛茸について正しい記述はどれか。
- 黄色の毛である。
- ヨモギの葉の表に密生する。
- T字型をしている。
- 揮発性の精油が含まれている。
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3.T字型をしている。
問題152 良質艾の条件で正しい記述はどれか。
- 繊維が細かく軟らかい。
- 主な構成物は葉脈である。
- 灰分の含有量が多い。
- 黒褐色である。
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1.繊維が細かく軟らかい。
問題153 次の文で示す状況はどの熱傷深達度に該当するか。「施灸後に局所の発赤とわずかな痛みがある。」
- Ⅰ度熱傷
- 浅達性Ⅱ度熱傷
- 深達性Ⅱ度熱傷
- Ⅲ度熱傷
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1.Ⅰ度熱傷
問題154 良質艾で同じ大きさの艾烓3壮を施灸する場合、刺激を弱くできるのはどれか。
- 湿った艾を使用する。
- 灰を一々除去して行う。
- 艾烓を軟らかくひねる。
- 燃焼時に風を送る。
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3.艾烓を軟らかくひねる。
問題155 灸あたりで見られる症状はどれか。
- ふるえ
- 疲労感
- 湿疹
- しびれ
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2.疲労感
問題156 温灸刺激について正しい記述はどれか。
- 受容器はマイスナー小体である。
- 順応しにくい。
- Aβ線維により伝達される。
- フレアーを生じる。
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4.フレアーを生じる。
問題157 知熱灸の熱刺激の伝達に関係するのはどれか。
- 錐体路
- 外側脊髄視床路
- 腹側脊髄視床路
- 後索路
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2.外側脊髄視床路
問題158 血管の透過性亢進作用をもつ物質はどれか。
- セロトニン
- 血管作動性腸ペプチド
- カルシトニン遺伝子関連ぺプチド
- サブスタンスP
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1.セロトニン
3.カルシトニン遺伝子関連ぺプチド
4.サブスタンスP
問題159 施灸時に血圧上昇をきたす反射の遠心路はどれか。
- 感覚神経
- 運動神経
- 交感神経
- 副交感神経
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3.交感神経
問題160 出力の一部を入力部に戻すことで自動制御を行うという学説はどれか。
- サイバネティックス
- ストレス学説
- ホメオスタシス
- レイリー現象
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1.サイバネティックス
第22回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 艾の精製過程で細かな不純物を除去する道具はどれか。
- 裁断機
- 石臼
- けんどん(長唐箕)
- 唐箕
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4.唐箕
問題152 粗悪文の特徴で正しいのはどれか。
- 繊維が細かい。
- 乾燥している。
- 燃焼時の最高温度が低い。
- 燃焼時間が長い。
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4.燃焼時間が長い。
問題153 施灸部の組織を破壊する目的で行う灸法はどれか。
- 知熱灸
- 透熱灸
- 焦灼灸
- 押灸
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3.焦灼灸
問題154 艾を使用する灸法はどれか。
- 漆灸
- 塩灸
- 水灸
- 紅灸
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2.塩灸
3.水灸
問題155 WHOのガイドラインにおいて有痕灸を避ける部位にある経穴はどれか。
- 承泣
- 兪府
- 長強
- 労宮
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1.承泣
問題156 半米粒大の施灸で灸痕の化膿を防止する方法として正しいのはどれか。
- 痂皮を掻破する。
- 水疱を掻破する。
- 硬い艾烓を使用する。
- 同一点に施灸する。
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4.同一点に施灸する。
問題157 施灸に際して行う患者の皮膚消毒で正しいのはどれか。
- ラビング法で行う。
- 施灸前後に行う。
- 薬剤は次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
- 施灸部位を往復しながら清拭する。
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2.施灸前後に行う。
問題158 灸による温熱刺激の受容・伝導について正しいのはどれか。
- 熱刺激で開くイオンチャンネルが関与する。
- Ⅱ群線維により伝導される。
- 腹側脊髄視床路を上行する。
- 温度感覚は順応が起こりにくい。
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1.熱刺激で開くイオンチャンネルが関与する。
問題159 三里穴に施灸して胃の機能が改善したとき、関与したと考えられる反射はどれか。
- 軸索反射
- 深部反射
- 内臓-体性反射
- 体性-自律神経反射
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4.体性-自律神経反射
問題160 無痕灸による局所炎症反応でみられるのはどれか。
- 血管透過性低下
- 血流量増加
- 組織の変性
- 白血球数増加
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2.血流量増加
第23回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 良質艾の特徴で正しいのはどれか。
- 芳香が少ない。
- 淡黄白色である。
- 燃焼時の最高温度が高い。
- 繊維が粗い。
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2.淡黄白色である。
問題152 中指頭大の艾炷をすえた後に吸い出し膏を貼る灸法はどれか。
- 打膿灸
- 焦灼灸
- 透熱灸
- 薬灸
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1.打膿灸
問題153 湿性温灸はどれか。
- 知熱灸
- 棒灸
- ショウガ灸
- 温筒灸
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3.ショウガ灸
問題154 有痕灸を避けるべき経穴はどれか。
- 陰都
- 迎香
- 侠渓
- 前頂
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2.迎香
問題155 施灸部の化膿を防止する対策として最も適切なのはどれか。
- 壮数を重ねる際にずらして施灸する。
- 艾炷の底面積を広くする。
- 施灸部に生じた水庖の排液を行う。
- 施灸部の消毒を行う。
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4.施灸部の消毒を行う。
問題156 施灸により蛋白質の変性が起き始める温度はどれか。
- 45℃
- 60℃
- 75℃
- 100℃
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1.45℃
問題157 施灸により局所の鎮痛に作用するのはどれか。
- 交感神経活動の亢進
- ストレス蛋白質の産生
- 皮膚血流の増加
- 筋収縮
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3.皮膚血流の増加
問題158 「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」目的とした治療的作用はどれか。
- 防衛作用
- 矯正作用
- 鎮静作用
- 誘導作用
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4.誘導作用
問題159 「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」施灸部に生じた膨隆に関与するのはどれか。
- エンケファリン
- 伸展受容器
- サブスタンスP
- 高閾値機械受容器
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3.サブスタンスP
問題160 透熱灸により好中球の遊走性を最も高めるのはどれか。
- ロイコトリエンB4
- ブラジキニン
- プロスタグランジンE2
- ヒスタミン
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1.ロイコトリエンB4
第24回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 ヨモギの組成のうち精油を多く含むのはどれか。
- 葉柄
- 毛茸
- 葉脈
- 腺毛
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4.腺毛
問題152 押灸に用いる艾で正しいのはどれか。
- 火力が強い。
- 手触りがよい。
- 淡黄白色である。
- 繊維が細かい。
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1.火力が強い。
問題153 通常用いる透熱灸で正しいのはどれか。
- 大豆大の艾烓を用いる。
- 施灸でできた痂皮は取り除く。
- 精製度の高い艾を用いる。
- 艾炷底面の燃焼最高温度は約150℃である。
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3.精製度の高い艾を用いる。
問題154.八分灸が属する灸法はどれか。
- 焦灼灸
- 知熱灸
- 塩灸
- 温筒灸
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2.知熱灸
問題155 WHOの「鍼の基礎教育と安全性に関するガイドライン(1999年)」において灸治療の禁忌はどれか。
- 低血圧
- 高熱
- 便秘
- 月経痛
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2.高熱
問題156 免疫機能低下の患者に適した灸はどれか。
- 紅灸
- 打膿灸
- 焦灼灸
- 隔物灸
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4.隔物灸
問題157 灸刺激の伝導に関与するのはどれか。
- Ⅱ群線維
- 脊髄後角
- 後索核
- 赤核
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2.脊髄後角
問題158 ラットの背部への施灸において同一脊髄レベルでの神経損傷により軸索反射が消失するのはどれか。
- 脊髄神経を脊髄神経節の末梢側で切断
- 脊髄神経前根を切断
- 交感神経を灰白交通枝で切断
- 脊髄後角を破壊
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1.脊髄神経を脊髄神経節の末梢側で切断
問題159 ブラジキニン発痛作用を増強させるのはどれか。
- CgRP
- エンケファリン
- サブスタンスP
- プロスタグランジン
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4.プロスタグランジン
問題160 虚弱体質を改善する灸の作用はどれか。
- 防衛作用
- 免疫作用
- 調整作用
- 転調作用
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4.転調作用
第25回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 透熱灸に用いる艾で最も適切なのはどれか。
- 黒褐色である。
- 繊維が粗い。
- 葉柄が多い。
- 灰分が少ない。
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4.灰分が少ない。
問題152 艾炷の燃焼について正しいのはどれか。
- 良質艾では燃焼時間が長くなる。
- 粗悪艾では最高温度が低くなる。
- 硬くひねると温度の上昇がゆっくりになる。
- 軟らかくひねると熱感が強くなる。
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3.硬くひねると温度の上昇がゆっくりになる。
問題153 糖尿病患者で避けるべきなのはどれか。
- ニンニク灸
- 糸状灸
- 押灸
- 八分灸
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2.糸状灸
問題154 灸あたりについて誤っているのはどれか。
- 瞑眩ともいう。
- 初めて灸療法を受けた場合に起こりやすい。
- 施術後の不潔操作で起こりやすい。
- 食欲不振は症状の一つである。
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3.施術後の不潔操作で起こりやすい。
問題155 有痕灸施術部位の皮膚消毒について最も適切なのはどれか。
- 施灸前後に行う。
- ラビング法を用いる。
- 施灸部位を往復するように拭く。
- 次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
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1.施灸前後に行う。
問題156 温度刺激に関して正しいのはどれか。
- 20〜40℃の間では皮膚温が高いほど閾値が高くなる。
- 感覚の順応は起きにくい。
- 熱刺激を受容するⅢ群線維がある。
- 皮膚温が45℃未満の熱刺激では神経性炎症は起こらない。
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3.熱刺激を受容するⅢ群線維がある。
問題157 過敏性腸症候群における下痢に対して、脊髄性の自律神経反射を考慮して灸治療を行う場合、最も効果が期待できるのはどれか。
- 合谷
- 帰来
- 足三里
- 内庭
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2.帰来
問題158 施灸局所の血流増加に関与するのはどれか。
- 軸索反射
- 広汎性侵害抑制調節
- 交感神経-アドレナリン系
- 圧受容器反射
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1.軸索反射
問題159 透熱灸の施灸局所に起こる反応で正しいのはどれか。
- 痛覚過敏はセロトニンにより起こる。
- 痒みはノルアドレナリンの作用による。
- フレアは脊髄反射により起こる。
- 局所膨隆は血漿漏出により起こる。
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1.痛覚過敏はセロトニンにより起こる。
4.局所膨隆は血漿漏出により起こる。
問題160 「生体の内部環境は適当な制御機構が働いて、ほぼ一定に維持されている」と定義されるのはどれか。
- ホメオスタシス
- 圧自律神経反射
- 汎適応症候群
- サイバネティックス
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1.ホメオスタシス
第26回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 強刺激を与える目的で行う灸法で正しいのはどれか。
- 夾雑物が多い艾を用いる。
- 軟らかくひねる。
- 壮数を少なくする。
- 小さな艾烓を用いる。
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1.夾雑物が多い艾を用いる。
問題152 月経異常に対する灸療法で最も適応となるのはどれか。
- 40歳頃から月経量が多く、月経痛とともに月経血中に血塊が混ざる。
- 13歳で初経を迎え、2年後から月経痛に悩んでいる。
- 28歳で月経痛が発症し、月経ごとに数日間強い下腹部痛を伴う。
- 頻発月経で3周期以上無排卵月経が続いている。
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2.13歳で初経を迎え、2年後から月経痛に悩んでいる。
問題153 温筒灸を行った際に、第Ⅱ度熱傷予防のため、艾烓を取り除く目安はどれか。
- フレアが出始めた時点
- 温かさを感じ始めた時点
- ヒリヒリとした熱さを感じ始めた時点
- 我慢することができなくなった時点
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3.ヒリヒリとした熱さを感じ始めた時点
問題154 WHOの「鍼の基礎教育と安全性に関するガイドライン(1999年)」で有痕灸を避けることとしている部位にある経穴はどれか。
- 巨髎
- 淵腋
- 環跳
- 丘墟
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1.巨髎
問題155 知熱灸を行う際に最も注意を要するのはどれか。
- 認知症
- 関節リウマチ
- 骨粗鬆症
- 過敏性腸症候群
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1.認知症
問題156 第12胸神経から第2腰神経の皮膚分節領域に関連痛が現れる臓器はどれか。
- 心臓
- 肝臓
- 胆嚢
- 腎臓
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4.腎臓
問題157 温度覚について正しいのはどれか。
- 温受容器の形態は特定の受容器構造をもつ。
- 熱刺激による興奮はⅡ群線維によって伝達される。
- 2次求心性ニューロンの細胞体は延髄の後索核にある。
- 右下肢の熱刺激の興奮は左の大脳皮質の体性感覚野に伝わる。
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4.右下肢の熱刺激の興奮は左の大脳皮質の体性感覚野に伝わる。
問題158 透熱灸によるヒスタミンの分泌に直接関与するのはどれか。
- 好中球
- 形質細胞
- 肥満細胞
- マクロファージ
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3.肥満細胞
問題159 施灸によりアラキドン酸から産生される物質が引き起こす作用はどれか。
- 血管を収縮する。
- 心拍数を減少する。
- 血栓の発生を防止する。
- 発痛物質の作用を増強する。
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1.血管を収縮する。
3.血栓の発生を防止する。
4.発痛物質の作用を増強する。
問題160 透熱灸刺激では起こらない鎮痛機序はどれか。
- 下行性痛覚抑制系
- 広汎性侵害抑制調節
- ゲートコントロール説に基づく鎮痛系
- 血流改善による発痛物質の洗い流しに基づく鎮痛
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3.ゲートコントロール説に基づく鎮痛系
第27回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 灸法で施灸部の組織を破壊しないのはどれか。
- 打膿灸
- 焦灼灸
- 透熱灸
- 押灸
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4.押灸
問題152 艾の燃焼に関して正しいのはどれか。
- 軟らかくひねると燃焼時間が長い。
- 良質艾は燃焼温度が低い。
- 乾いた艾は燃焼時間が長い。
- 硬くひねると燃焼温度は低い。
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2.良質艾は燃焼温度が低い。
問題153 艾を使用しないのはどれか。
- 漆灸
- 塩灸
- 味噌灸
- ニンニク灸
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1.漆灸
問題154 灸あたりの症状はどれか。
- めまい
- チアノーゼ
- 胸痛
- しびれ
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1.めまい
問題155 関連痛に直接関与しないのはどれか。
- 侵害受容器
- 広作動域ニューロン
- IB群求心性線維
- 外側脊髄視床路
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3.IB群求心性線維
問題156 ポリモーダル受容器が受容した熱痛を主に伝導するのはどれか。
- Aα線維
- Aβ線維
- Aγ線維
- C線維
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4.C線維
問題157 透熱灸施灸により生成されるアラキドン酸代謝産物はどれか。
- プロスタグランジン
- サブスタンスP
- CGRP
- ヒスタミン
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1.プロスタグランジン
問題158 透熱灸による局所炎症反応で正しいのはどれか。
- 皮膚血流量減少
- 血管透過性抑制
- 血小板凝集能亢進
- マスト細胞活性抑制
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3.血小板凝集能亢進
問題159 手足の冷えを改善する灸の治療的作用はどれか。
- 鎮静作用
- 防衛作用
- 誘導作用
- 矯正作用
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3.誘導作用
問題160 足三里へ多壮灸をした後、患者がすぐに全身倦怠感を訴えた。この原因を説明するのに適切なのはどれか。
- サイバネティックス
- ストレス学説
- レイリー現象
- 圧自律神経反射
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3.レイリー現象
第28回鍼灸師国家試験 灸理論
問題151 良質艾の精製工程で最も時間をかけて不純物を取り除くのはどれか。
- 裁断機
- 石臼
- けんどん(長唐箕)
- 唐箕
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4.唐箕
問題152 透熱灸を避けるべき経穴はどれか。
- 神堂
- 顴髎
- 風市
- 臑会
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2.顴髎
問題153 灸あたりについて誤っているのはどれか。
- 瞑眩の一種である。
- 水庖の破壊により起こる。
- めまいは症状の一つである。
- 灸療法を再開したときは総刺激量を少なくする。
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2.水庖の破壊により起こる。
問題154 糖尿病患者に対する灸施術で灸痕化膿リスクが最も低いのはどれか。
- 艾条灸
- 焦灼灸
- 透熱灸
- 打膿灸
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1.艾条灸
問題155 灸による温熱刺激の受容・伝導について誤っているのはどれか。
- 熱刺激で開くイオンチャネルが存在する。
- Ⅳ群線維によって伝導される。
- 脊髄後角の侵害受容ニューロンへ伝達する。
- 熱痛情報は脊髄後側索を上行する。
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4.熱痛情報は脊髄後側索を上行する。
問題156 デルマトームを考慮した体制ー自律神経反射を利用して下痢の灸治療を行う場合、最も効果が期待できるのはどれか。
- 梁門
- 帰来
- 脾兪
- 足三里
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2.帰来
3.脾兪
問題157 透熱灸の施灸局所で発痛を増強するのはどれか。
- ヒスタミン
- ブラジキニン
- CGRP
- プロスタグランジン
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1.ヒスタミン
4.プロスタグランジン
問題158 施灸局所の肥満細胞から放出される血管透過性亢進物質はどれか。
- IGE
- 補体
- ヒスタミン
- ブラジキニン
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3.ヒスタミン
問題159 広汎性侵害抑制性調節(DNIC)が最も関与するのはどれか。
- 合谷に透熱灸を行い歯痛が緩和した。
- 足三里に七分灸を行い胃痛が緩和した。
- 大腸兪にショウガ灸を行い腰痛が改善した。
- 梁丘に温筒灸を行い膝痛が改善した。
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1.合谷に透熱灸を行い歯痛が緩和した。
問題160 施灸後早期に貧食能の活性が亢進すると考えられるのはどれか。
- T細胞
- 好中球
- 線維芽細胞
- マクロファージ
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2.好中球
第29回鍼灸師国家試験 灸理論
問題171 艾について誤っているのはどれか。
- ヨモギの葉の裏面には毛茸が多い。
- 毛茸は良質艾に含まれる。
- 柄細胞は揮発性の精油を含む。
- シネオールは線維様物質である。
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4.シネオールは線維様物質である。
問題172 母指と示指で艾炷を覆い、ゆっくり八分目で消火する
- 透熱灸
- 焦灼灸
- 打膿灸
- 知熱灸
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4.知熱灸
問題173 透熱施部の消毒方法で最も適切なのはどれか。
- ラビング法を用いる。
- 施前後に行う。
- 次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
- 施部位を往復するように拭く。
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2.施前後に行う。
問題174 透熱灸を行う場合、最も注意しなければならない疾患はどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- 過敏性腸症候群
- 月経困難症
- 変形性腰椎症
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1.全身性エリテマトーデス
問題175 灸あたりの一般的症状でないのはどれか。
- 悪寒
- 発熱
- 胸痛
- 頭重
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3.胸痛
問題176 透熱灸による熱刺激の伝導路はどれか。
- 外側皮質脊髄路
- 外側脊髄視床路
- 腹側脊髄視床路
- 後索路
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2.外側脊髄視床路
問題177 有痕灸を避けるべき部位はどれか。
- 頭頂部
- 爪根部
- 頬部
- 胸骨部
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3.頬部
問題178 施灸局所のフレア現象について正しいのはどれか。
- 広作動域ニューロンが関与する。
- 単シナプス反射によって生じる。
- CGRPの遊離によって生じる。
- 内因性オピオイドが関与する。
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3.CGRPの遊離によって生じる。
問題179 透熱灸によって血圧上昇をきたす反射の遠心路を構成する神経線維はどれか。
- AA線維
- AB線維
- AD線維
- C線維
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4.C線維
問題180 1回の透熱灸による生体反応で正しいのはどれか。
- 血管透過性の抑制
- 補体の活性化
- 肥満細胞の脱顆粒抑制
- 血液凝固時間の延長
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2.補体の活性化
第30回鍼灸師国家試験 灸理論
問題171 艾の製造工程で使用する用具と用途の組合せで正しいのはどれか。
- 裁断機夾雑物をふるい落とす。
- 石臼葉脈を除去する。
- けんどん(長唐箕)乾燥したヨモギを粉砕する。
- 唐箕毛茸の表面付着物を除去する。
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4.唐箕毛茸の表面付着物を除去する。
問題172 無痕灸で主に輻射熱を用いるのはどれか。
- 漆灸
- 塩灸
- 艾条灸
- 味噌灸
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3.艾条灸
問題173 施灸後に紅斑と痛みが出現した。該当する熱傷はどれか。
- Ⅰ度
- 浅達性Ⅱ度
- 深達性Ⅱ度
- Ⅲ度
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1.Ⅰ度
問題174 灸痕の化膿を防止する方法で誤っているのはどれか。
- 艾炷を小さくする。
- 同一点に施灸する。
- 水疱を掻破する。
- 痂皮を保護する。
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3.水疱を掻破する。
問題175 副腎皮質ホルモン剤を長期服用している患者への施灸方法で最も適しているのはどれか。
- 棒灸
- 焦灼灸
- 透熱灸
- 糸状灸
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1.棒灸
問題176 施灸方法で最も適してい時の熱刺激を伝える一次求心性神経線維はどれか。
- Ⅰa群線維
- Ⅰb群線維
- Ⅱ群線維
- Ⅳ群線維
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4.Ⅳ群線維
問題177 熱刺激の伝導で一次求心性神経線維のシナプスがあるのはどれか。
- 胸髄核
- 薄束核
- 楔状束核
- 脊髄後角
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4.脊髄後角
問題178 施灸時の組織傷害によって放出されるアラキドン酸代謝産物はどれか。
- ロイコトリエン
- セロトニン
- CGRP
- ヒスタミン
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1.ロイコトリエン
問題179 透熱灸による局所炎症反応で最も早期の反応はどれか。
- 好中球の活性化
- 血管透過性の亢進
- リンパ球の浸潤
- マクロファージの活性化
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2.血管透過性の亢進
問題180 熱刺激時のアドレナリン増加を説明する根拠として適切なのはどれか。
- 圧自律神経反射
- 広汎性侵害抑制調節
- 交感神経‒副腎髄質系
- 視床下部‒下垂体‒副腎皮質系
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3.交感神経‒副腎髄質系
第31回鍼灸師国家試験 灸理論
問題171 艾の製造工程で艾葉から毛茸を剝離するのに用いるのはどれか。
- 裁断機
- 石臼
- けんどん
- 唐箕
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2.石臼
問題172 施灸に用いる線香について誤っているのはどれか。
- 原料にはタブ粉を用いる。
- 生産量が最も多いのは兵庫県である。
- 湿気を含むと折れにくい。
- 途中で消えないものが望ましい。
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3.湿気を含むと折れにくい。
問題173 知熱灸について誤っているのはどれか。
- 無痕灸の一つである。
- 患者が熱さを感じたら取り除く。
- 虚弱者にも適応となる。
- 施灸部にⅡ度熱傷が生じる。
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4.施灸部にⅡ度熱傷が生じる。
問題174 灸あたりの予防として最も適切なのはどれか。
- 艾炷のひねりを硬くする。
- 艾炷の底面を広くする。
- 刺激量の少ない灸法を選択する。
- 施灸後の皮膚消毒を念入りに行う。
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3.刺激量の少ない灸法を選択する。
問題175 痛みを伴う熱刺激を伝導するのはどれか。
- Aα線維
- Aβ線維
- Aγ線維
- Aδ線維
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4.Aδ線維
問題176 灸による温熱刺激の受容・伝導について正しいのはどれか。
- カプサイシン受容体(TRPV1 受容体)が応答する。
- Ⅱ群線維によって伝導される。
- 温度感覚は順応が起こりにくい。
- 熱痛情報は脊髄後索を上行する。
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1.カプサイシン受容体(TRPV1 受容体)が応答する。
問題177 血管に対し収縮性に作用する物質はどれか。
- NO
- CGRP
- アデノシン
- ノルアドレナリン
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4.ノルアドレナリン
問題178 施灸刺激の早期より肥満細胞から放出されるのはどれか。
- IgE
- 補体
- ヒスタミン
- アドレナリン
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3.ヒスタミン
問題179 灸療法の治療的作用において、細網内皮系の機能亢進に関与するのはどれか。
- 調整作用
- 鎮痛作用
- 転調作用
- 防衛作用
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4.防衛作用
問題180 灸施術による局所炎症反応に最も関与するのはどれか。
- ルフィニ終末興奮
- Ⅰb 線維興奮
- インターロイキン 6 産生
- カプサイシン産生
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3.インターロイキン 6 産生
第32回鍼灸師国家試験 灸理論
問題 171 透熱灸に用いる艾の品質で最も適切なのはどれか。
- 湿気を帯びている。
- 夾雑物が多い。
- 淡黄白色である。
- 灰分が多い。
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3. 淡黄白色である。
問題 172 焦灼灸について正しいのはどれか。
- 一局所に多壮施灸する。
- 患者が気持ち良いところで消火する。
- 免疫機能低下者に適した灸法である。
- 輻射熱による温熱刺激を与えることを目的とする。
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1. 一局所に多壮施灸する。
問題 173 輻射熱を用いるのはどれか。
- 押灸
- 箱灸
- 塩灸
- 紅灸
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2. 箱灸
問題 174 小児に対して最も適した灸法はどれか。
- 透熱灸
- 焦灼灸
- 打膿灸
- 艾条灸
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4. 艾条灸
問題 175 温熱刺激情報を二次ニューロンへ伝達するのはどれか。
- グルタミン酸
- ノルアドレナリン
- アセチルコリン
- ドパミン
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1. グルタミン酸
問題 176 透熱灸刺激の伝導に関係するのはどれか。
- 脊髄前角
- 薄束
- 脳幹網様体
- 内側毛帯
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3. 脳幹網様体
問題 177 施灸による交感神経活動の亢進反応はどれか。
- 血圧上昇
- 皮膚血管拡張
- 瞳孔括約筋収縮
- 気管支平滑筋収縮
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1. 血圧上昇
問題 178 施灸により胃運動亢進をきたす反射の遠心路を構成するのはどれか。
- Aa線維とAc線維
- Ab線維とB線維
- Ad線維とC線維
- B線維とC線維
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4. B線維とC線維
問題 179 透熱灸による急性炎症反応で最も遅く出現するのはどれか。
- ブラジキニンの放出
- セロトニンの放出
- 補体の滲出
- 膠原線維の産生
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4. 膠原線維の産生
問題 180 温熱ストレスにより抗炎症性に働くのはどれか。
- コルチゾール
- プロスタグランジン
- インターロイキン6(IL-6)
- ヒスタミン
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1. コルチゾール
まとめ
皆さん正答率95%以上取れましたでしょうか。取れなかった方は復習し最後の科目得点取れるように勉強しましょう。
灸理論は10問です。この科目で合否が分かれる方が多数人なると思います。最後自信を持って国家試験終われるように何度も過去問を周回し類似問題は確実に取れるようにしてください。皆さん頑張りましょう。
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