【柔道整復師国家試験】上腕骨外科頚骨折を徹底解説!

上腕骨外科頚骨折

上腕骨外科頚骨折は国家試験の必修問題、一般問題ともによく出題されます。今回の記事では管理人がよく国家試験や対策の際に出る部分をピックアップして記事にしました。必修問題に自信がない方はぜひ最後までご覧ください。

上腕骨外科頚骨折

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国家資格4種取得、最年少院長

【取得資格一覧】

元大手整骨院グループ20代院長を務める。

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目次

上腕骨骨折の種類とその特徴

上腕骨骨折は、上腕にある長い骨である「上腕骨」の損傷を指します。この骨折は外傷によるものが多く、骨折の部位や形態によって分類されます。本記事では、上腕骨骨折の種類や特徴、国家試験に出題されるポイントを徹底解説していきます。

上腕骨近位端骨折

  • 上腕骨外科頸骨折 外転型・内転型
  • 上腕骨近位骨端線離開

上腕骨近位端骨折 外転型骨折

主に高齢者に発生することが多い。高齢者3大骨折の1つ。

上腕骨近位端骨折 外転型のその他注意するべき症例

上腕骨頭骨折、上腕骨解剖頸骨折、上腕骨大結節骨折を合併したものがある。骨折線は外科頚骨折だけではなく骨頭や解剖頸に至る場合もあるため注意する。

上腕骨外科頸骨折 外転型の特徴

患者の姿勢患肢の動揺を防ぐ目的で上腕部を胸壁に密着させ、上肢全体の重さを軽減させるために患肢を健肢の手で保持している。

肩関節外転位で肘部または掌側部をついて転倒した際に発生する。また、直接肩部をついて転倒し三角筋部を強打して発生する場合もある。

肩関節内転位での受傷では内転型骨折を考慮する。

上腕骨外科頸骨折の損傷部に見られる典型的な所見の例

  • 上腕骨遠位部が回転し外科頸部に前内方凸の隆起が見られる
  • 上腕近位部の腫脹著明(肩関節血腫を伴う場合もある)経時的に上腕部内側から肘部、胸部にかけて広範囲に皮下出血斑が出現する。※テスト頻出
  • 肩関節の可動域が制限される
  • 骨折部の限局性圧痛が著名に見られる
  • 肘関節屈曲位で軸圧痛を認める

肩関節前方脱臼との鑑別もよくテストに出題せれるので合わせて確認してください

スクロールできます
項目外転型骨折肩関節前方脱臼
1. 三角筋部の変化三角筋部に骨折血腫による腫脹が著明で膨らむ三角筋部の膨隆が消失し、肩が平坦化する
2. 骨頭の位置骨頭の位置が肩峰下に触知される骨頭の位置異常が見られ、(肩峰下に虚空)が触知される
3. 関節運動(軽い動き)はある程度保たれる関節運動は弾発性固定があり、可動域が大きく制限される

上腕骨外科頸骨折の骨折の徒手整復方法

  • 患者を背臥位として腋窩に握り拳よりやや大きめな沈子を挿入します。第1助手が帯のようなもので上内方に牽引・固定させる。
  • 第2助手には肘関節90°屈曲位で上腕遠位部をを把持させ固定。術者は両手で遠位骨折端部を把持する
  • 第2助手が遠位方向へ牽引させながら徐々に上腕部を外転させ、短縮転移をとり両骨折端を解離させる
  • 第2助手に牽引を緩めずに遠位骨端内移転させ同時に術者は両手で遠位骨端部を外方へ引き出し内包転移を取る
  • 第2助手は牽引を持続し遠位骨片を前方挙上させると同時に術者は小指球で遠位骨折端部を前方から直圧し前方転移を整復する

上腕骨外科頚骨折の固定肢位

肩関節30°外転・30-40°水平屈曲位、肘関節90°屈曲位、前腕回内回外中間位

固定期間は4-5週、その後肘関節90°にして三角巾で吊り上げる。

まとめ

テストに出やすいのは、主に高齢者に発生することが多い。上腕骨外科頸骨折の損傷部に見られる典型的な所見の例。上腕骨外科頸骨折の骨折の徒手整復方法この3つは国家試験によく出されています。

上腕骨外転型骨折、外科頚骨折は必修範囲でもあるのでよく見返して学習に当ててください。

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